JP3045421U - 牽引式コンテナ車 - Google Patents

牽引式コンテナ車

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JP3045421U
JP3045421U JP1997006849U JP684997U JP3045421U JP 3045421 U JP3045421 U JP 3045421U JP 1997006849 U JP1997006849 U JP 1997006849U JP 684997 U JP684997 U JP 684997U JP 3045421 U JP3045421 U JP 3045421U
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container
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conveyor belt
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信行 惣田
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信行 惣田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉状物や粒状物等の非定型物の大量輸送を安
全を行なうことが可能で、かつ積載物の荷下ろし作業を
能率よく行なうことができる。 【解決手段】 牽引車により牽引する台車2にはコンテ
ナ7が搭載してある。コンテナ7を構成するコンテナ本
体8は、両側壁部11の下側が内向きく字状に屈曲する
ことにより略凵状の狭隘部14になっており、後側には
扉16によって開閉可能な荷下ろし口15が設けてあ
る。コンテナ7に搭載した荷下ろし用コンベア装置18
のコンベアベルト21は上面に長手方向に離間して複数
の係止部21B、21Bが突設してある。コンベアベル
ト21は狭隘部14に配設してあり、狭隘部14には積
載物によってコンベアベルト21が過大に撓まないよう
にコンベアベルト21が摺動可能な荷重受け板23が配
設してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、砂利、砂、穀物等の粉状物又は粒状物といった非定型物の大量運搬 に用いて好適な牽引式コンテナ車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、砂利、土砂、穀類等の定形性のない運搬物の輸送には所謂ダンプカーが 用いられている。これは昇降動可能な荷台に運搬物を積載することにより、荷台 を上昇させるだけで運搬物を速やかに降ろすことができるので作業性に優れてい ることによる。また、大量輸送が可能な手段として牽引式コンテナ車がある。こ れは牽引車により牽引する台車に搭載した箱型のコンテナ内に運搬物を収容して 輸送するもので、コンテナ自体を他の車両に移し替えることにより異なる輸送手 段を利用できるという利便性がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の牽引式コンテナ車にあっては、コンテナ内の運搬物が粉状物 や粒状物のような非定型物の場合、この荷下ろし作業が容易でないという欠点が ある。そこで、運搬物の大量輸送が可能で積載物の荷下ろし作業を能率的に行な うことができるためには、積載量の多い牽引式車両で、かつ荷台のダンピングが 可能な車両が望ましいのである。しかし、荷下ろしのためにダンピングが可能な コンテナは安全性の観点から法規によって規制されているのが現状である。この ため、輸送コストの軽減を図るために違法を承知でダンプカーに過積載が行なわ れているのも現状である。
【0004】 本考案は上述した従来技術の諸欠点に鑑みなされたもので、粉状物や粒状物等 の非定型物の大量輸送を安全に行なうことが可能で、かつ積載物の荷下ろし作業 も効率よく行なうことができる牽引式コンテナ車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために構成された本考案の手段は、牽引車に牽引され る台車と、該台車に搭載されるコンテナとからなる牽引式コンテナ車において、 前記コンテナを構成するコンテナ本体には後面壁に荷下ろし口と該荷下ろし口を 開閉自在に施蓋する扉を設け、かつ、該コンテナ本体内底部には前記荷下ろし口 に向けて積載物を送るための荷下ろし用コンベア装置を設置したものからなる。
【0006】 そして、前記荷下ろし用コンベア装置は、前記コンテナ本体内の前、後側にそ れぞれ軸設した従動ローラおよび駆動ローラと、該従動ローラおよび駆動ローラ 間に位置して前記コンテナ本体に設けた荷重受け板と、ベルト本体の上面に長手 方向に所定の間隔で係止部を突設した構成からなり、該荷重受け板上を摺動する ように前記従動ローラおよび駆動ローラ間に巻装したコンベアベルトと、該コン ベアベルトを前記荷下ろし口方向に回転すべく前記コンテナ本体に設置され、前 記駆動ローラを駆動する動力源とから構成することができる。
【0007】 また、前記コンテナ本体は両側壁部の下側を略く字状に屈曲することにより底 部側を狭隘部とし、前記荷下ろし用コンベア装置のコンベアベルトを該狭隘部に 位置させた構成にするとよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳述する。図において、1は牽引車 で、該牽引車1は後方に牽引部が設けられたシャシー1Aと、該シャシー1Aに 軸支された前輪1Bおよび後輪1Cと、前記シャシー1Aに搭載され、内部に運 転室が設けられたボデー1Dと、該ボデー1D内に位置して前記シャシー1Aに 搭載され、前記前輪1Bを駆動するエンジンとから大略構成してある。
【0009】 2は前記牽引車1により牽引される台車を示し、該台車2は台車フレーム3と 、該台車フレーム3の前側に設けられ、牽引車1のシャシー1Aと連結される連 結ピン4と、台車フレーム3の前、後両側に設けたコンテナ支持環5、5、・・ と、台車フレーム3の後側に軸設した後輪6、6、・・・とから構成してある。
【0010】 7は前記台車2上に移載可能に搭載されたコンテナを示す。8は該コンテナ7 を構成するコンテナ本体で、該コンテナ本体8は台車2上に載置される基台9と 、該基台9の幅方向両側の前、後に立設され、下端側が前記コンテナ支持環5に 上方から挿脱自在な4本の連結支柱10、10、・・と、前記基台9上に立設さ れ、高さ方向途中部分から下方が内向きのく字状に屈曲した傾斜面11Aと下側 側面11Bとを有する一対の側壁部11、11と、該一対の側壁部11、11の 前端に連設された前壁部12と、一対の側壁部11、11の後端上側に架設され た後壁部13とによって、上面が開放した無蓋のコンテナ本体8に構成してあり 、コンテナ本体8内の下側は断面略凵状の狭隘部14が前後方向に形成されてい る。また、コンテナ本体8の後方には基台9と、一対の側壁部11、11と、後 壁部13とによって荷下ろし口15が形成されている。16は該荷下ろし口15 を開閉自在に施蓋する跳ね上げ型の扉で、該扉16は後壁部13との間に連結し たガススプリング17によって開閉動作が制御されている。なお、図示しないロ ック装置によって扉はロックできるようにしてある。
【0011】 18は前記コンテナ本体8に設置した荷下ろし用コンベア装置を示す。19は 該荷下ろし用コンベア装置18を構成し、前記狭隘部14内に位置してコンテナ 本体8の前側に配設した従動ローラで、該従動ローラ19は軸方向両端が一対の 側壁部11、11に図示しない軸受を介して支持されている。20は狭隘部14 内に位置してコンテナ本体8の後側に配設した駆動ローラで、該駆動ローラ20 は軸方向両端が一対の側壁部11、11に図示しない軸受を介して支持されてい る。21は前記従動ローラ19と駆動ローラ20との間に巻装されることにより 、狭隘部14を閉塞するように設けられたコンベアベルトを示し、該コンベアベ ルト21はベルト本体21Aと、該ベルト本体21Aの上面に長手方向に所定間 隔離間して突設された角棒状の複数の係止部21B、21B、・・・とから構成 してある。そして、積載物がコンベアベルト21の下側に入り込まないように、 前壁部12からコンベアベルト21の前側に向けて傾斜した状態で閉塞板22が 突設してある。
【0012】 23は従動ローラ19と駆動ローラ20との間に位置して前記コンベアベルト 21の内側に配設された荷重受け板を示す。該荷重受け板23はコンベアベルト 21が摺動可能なように、例えば上面が平滑なステンレス鋼板によって形成して あり、かつ、積載物が基台9上に堆積しないように荷重受け板23の幅方向両側 縁はコンテナ本体8の各下側面11Bに密着させてある。そして、荷重受け板2 3の下面側は側壁部11、11間に長手方向に離間して架設した受け材24、2 4、・・・によって支承してある。なお、荷重受け板23はコンベアベルト21 に積載物に過大な荷重が掛からないように、コンベアベルト21の送り方向イ上 側寄りに位置させてある。
【0013】 25は前記コンベアベルト21を矢示イ方向に回転駆動する駆動源としての油 圧モータで、該油圧モータ25はコンテナ本体8の外側に位置して基台9上に搭 載してあり、牽引車1のエンジンにより駆動する油圧ポンプにより駆動するよう にしてある。そして、油圧モータ25の出力軸には減速機26が連結してあり、 スプロケット27、28、該スプロケット27、28間に巻装したチェーン29 を介して駆動ローラ20に駆動力を伝達するようになっている。
【0014】 本実施の形態は上述の構成からなり、コンテナ7内には上方から積載物を投入 して運搬するが、荷下ろし作業は荷下ろし用コンベア装置18により行なう。コ ンベア装置18のコンベアベルト21には上面に複数の係止部21B、21Bが 突設してあるから、油圧モータ25によりコンベアベルト21を荷下ろし口15 に向かって矢示イ方向に回転することにより、コンベアベルト21上の積載物は 各係止部21Bにより強制的に送ることができる。また、コンベアベルト21は 積載物の荷重により下方に撓むが、ベルト本体21Aの下側に荷重受け板23を 介装することによりベルト本体21Aが摺動するように構成してあるので、コン ベアベルト21は積載物の荷重を受けつつ円滑に回転することができる。
【0015】 また、コンテナ本体8は両側壁部11の下側を内向きのく字状に屈曲した傾斜 面11Aと下側側面11Bを有する形状にすることにより底部側を狭隘部14と し、荷下ろし用コンベア装置18のコンベアベルト21を該狭隘部14に位置さ せた構成にしてある。従って、コンテナ7内の積載物は下側から搬出するが、上 方の積載物は傾斜面11Aに案内されてコンベアベルト21上に順次供給される ので、積載物の搬出を円滑に行なうことができる。
【0016】 なお、本実施の形態ではコンテナ7はコンテナ本体8の上面が開放した無蓋の コンテナとして説明したが、開閉可能な上扉を有する有蓋のコンテナに構成して もよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。 (1)運搬物の運搬に積載量の大きいコンテナを用い、しかも当該コンテナに荷 下ろし用コンベア装置を組込んだ構成にしたから、粉状物や粒状物等の非定型物 からなる積載物の大量輸送が可能であるし、荷下ろし作業を迅速に行なうことが 可能であり、輸送コストの大幅な低減と作業性の向上を図ることができる。 (2)荷下ろし用コンベア装置は、コンベアベルトに加わる積載物の荷重を受承 する荷重受け板を設けたから、コンベアベルトは円滑に回転することができ、積 載物を搬出することができる。 (3)コンテナ本体は狭隘部の上側側面は傾斜面にしてあり、コンベア装置のコ ンベアベルトは狭隘部に位置させてあるから、コンベアベルト上に積載物を順次 供給することができ、円滑な荷下ろし作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る牽引式コンテナ車の
側面図である。
【図2】牽引式コンテナ車の部分拡大平面図である。
【図3】牽引式コンテナ車の部分拡大断面図である。
【図4】牽引式コンテナ車の背面図である。
【図5】図1中のV−V矢示方向拡大断面図である。
【符号の説明】
1 牽引車 2 台車 7 コンテナ 8 コンテナ本体 15 荷下ろし口 16 扉 18 荷下ろし用コンベア装置 19 従動ローラ 20 駆動ローラ 21 コンベアベルト 21A ベルト本体 21B 係止部 23 荷重受け板 25 油圧モータ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引車に牽引される台車と、該台車に搭
    載されるコンテナとからなる牽引式コンテナ車におい
    て、前記コンテナを構成するコンテナ本体には後面壁に
    荷下ろし口と該荷下ろし口を開閉自在に施蓋する扉を設
    け、かつ、該コンテナ本体内底部には前記荷下ろし口に
    向けて積載物を送るための荷下ろし用コンベア装置を設
    置したことを特徴とする牽引式コンテナ車。
  2. 【請求項2】 前記荷下ろし用コンベア装置は、前記コ
    ンテナ本体内の前、後側にそれぞれ軸設した従動ローラ
    および駆動ローラと、該従動ローラおよび駆動ローラ間
    に位置して前記コンテナ本体に設けた荷重受け板と、ベ
    ルト本体の上面に長手方向に所定の間隔で係止部を突設
    した構成からなり、該荷重受け板上を摺動するように前
    記従動ローラおよび駆動ローラ間に巻装したコンベアベ
    ルトと、該コンベアベルトを前記荷下ろし口方向に回転
    すべく前記コンテナ本体に設置され、前記駆動ローラを
    駆動する動力源とから構成してなる請求項1記載の牽引
    式コンテナ車。
  3. 【請求項3】 前記コンテナ本体は両側壁部の下側を略
    く字状に屈曲することにより底部側を狭隘部とし、前記
    荷下ろし用コンベア装置のコンベアベルトを該狭隘部に
    位置させた構成にしたことを特徴とする請求項2記載の
    牽引式コンテナ車。
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