JP3045972B2 - 荷物運搬車両 - Google Patents
荷物運搬車両Info
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- JP3045972B2 JP3045972B2 JP9052588A JP5258897A JP3045972B2 JP 3045972 B2 JP3045972 B2 JP 3045972B2 JP 9052588 A JP9052588 A JP 9052588A JP 5258897 A JP5258897 A JP 5258897A JP 3045972 B2 JP3045972 B2 JP 3045972B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積載する荷物の種
類に対応させて、荷台を種々の形態に変更して使用する
ことのできるトラックやトレーラー等の荷物運搬車両に
関する。
類に対応させて、荷台を種々の形態に変更して使用する
ことのできるトラックやトレーラー等の荷物運搬車両に
関する。
【0002】
【従来の技術】トラックやトレーラー等の荷物運搬車両
には種々のタイプがあり、例えば平ボディータイプ、平
ボディーに側壁を取り付けたアオリタイプ、側部、後部
及び天井部を覆ったコンテナタイプ等があるが、これら
のタイプは1種類に固定されており、あるタイプの車両
を他のタイプの車両に変更して使用することはできな
い。
には種々のタイプがあり、例えば平ボディータイプ、平
ボディーに側壁を取り付けたアオリタイプ、側部、後部
及び天井部を覆ったコンテナタイプ等があるが、これら
のタイプは1種類に固定されており、あるタイプの車両
を他のタイプの車両に変更して使用することはできな
い。
【0003】このため、積載する荷物の種類に適するタ
イプの車両を選択して使用しており、例えば形鋼、丸棒
等長尺物の鋼製品や木材等のように1個単位の大きさが
大きく、形状が確定している荷物は平ボディータイプを
使用し、スクラップや粉末状のものなど形状が不定形の
ものは上方からの出入れが可能でかつ荷物が脱落しない
ようなタイプとしてアオリタイプを使用し、また、比較
的小さな箱状のものを多数積載するには、フォークを使
用して側方からの出入れも可能なようにコンテナタイプ
のものを使用している。
イプの車両を選択して使用しており、例えば形鋼、丸棒
等長尺物の鋼製品や木材等のように1個単位の大きさが
大きく、形状が確定している荷物は平ボディータイプを
使用し、スクラップや粉末状のものなど形状が不定形の
ものは上方からの出入れが可能でかつ荷物が脱落しない
ようなタイプとしてアオリタイプを使用し、また、比較
的小さな箱状のものを多数積載するには、フォークを使
用して側方からの出入れも可能なようにコンテナタイプ
のものを使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は使
用する車両のタイプが荷物の種類にあわせて決定されて
いるため、例えばA地点とB地点との間で種々の形態の
荷物の運搬が行われる場合で、形状が確定している大き
な荷物をA地点からB地点へ運搬する場合は平ボディー
タイプの車両を、また、形状が不安定な荷物をB地点か
らA地点へ運搬する場合はアオリタイプ又はコンテナタ
イプの車両をそれぞれ別個に使用することとなる。この
ため各種の車両を常時用意しておく必要があり、さら
に、それぞれの車両は帰路は空車両となるため、車両の
使用効率、輸送効率がよくなく、車両の運転手にとって
帰路は無駄な走行となる。
用する車両のタイプが荷物の種類にあわせて決定されて
いるため、例えばA地点とB地点との間で種々の形態の
荷物の運搬が行われる場合で、形状が確定している大き
な荷物をA地点からB地点へ運搬する場合は平ボディー
タイプの車両を、また、形状が不安定な荷物をB地点か
らA地点へ運搬する場合はアオリタイプ又はコンテナタ
イプの車両をそれぞれ別個に使用することとなる。この
ため各種の車両を常時用意しておく必要があり、さら
に、それぞれの車両は帰路は空車両となるため、車両の
使用効率、輸送効率がよくなく、車両の運転手にとって
帰路は無駄な走行となる。
【0005】その一例としては、長尺物の鋼製品を荷台
に何個か並べて平ボディータイプの車両で搬送した場
合、これを降ろした後は大型の荷物がないと荷台は空の
ままで戻ってくることが多い。そして、このような輸送
効率の悪さは荷物のあるときにはできる限り多量の荷物
を積載するという、道路交通法違反の過積載を招いた
り、規定の労働時間を超えて運送作業するというような
事態を招くとともに、道路の混雑を悪化させる原因にも
なっている。
に何個か並べて平ボディータイプの車両で搬送した場
合、これを降ろした後は大型の荷物がないと荷台は空の
ままで戻ってくることが多い。そして、このような輸送
効率の悪さは荷物のあるときにはできる限り多量の荷物
を積載するという、道路交通法違反の過積載を招いた
り、規定の労働時間を超えて運送作業するというような
事態を招くとともに、道路の混雑を悪化させる原因にも
なっている。
【0006】本発明者は、先にこのような不都合を解消
し、積載する荷物の種類に対応して平ボディータイプに
もアオリタイプにも、また、コンテナタイプにも現場で
自在に形態を変更でき、荷物の種類に対応させて各種の
車両を予め用意しておく必要がなく、また、空走行を極
力減らすことができて車両の使用効率、輸送効率を上げ
ることができ、さらに荷物の積み下ろしの作業性を向上
できる荷物運搬車両を発明し、特許出願をした。(特願
平8−102458号)本発明は先の発明をさらに改良
したものであり、単に平ボディータイプ、アオリタイ
プ、コンテナタイプとして使用できるだけではなく、コ
ンテナタイプ及びアオリタイプの複合タイプとしても使
用可能な荷物運搬車両を提供することを目的とするもの
である。
し、積載する荷物の種類に対応して平ボディータイプに
もアオリタイプにも、また、コンテナタイプにも現場で
自在に形態を変更でき、荷物の種類に対応させて各種の
車両を予め用意しておく必要がなく、また、空走行を極
力減らすことができて車両の使用効率、輸送効率を上げ
ることができ、さらに荷物の積み下ろしの作業性を向上
できる荷物運搬車両を発明し、特許出願をした。(特願
平8−102458号)本発明は先の発明をさらに改良
したものであり、単に平ボディータイプ、アオリタイ
プ、コンテナタイプとして使用できるだけではなく、コ
ンテナタイプ及びアオリタイプの複合タイプとしても使
用可能な荷物運搬車両を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような実情
に鑑みてなされたもので、車両の荷台や台車等の荷物積
載台(以下、まとめて「荷台」という)上に、移動可能
で着脱自在な荷物収納室ユニットを装着し、さらに荷物
収納室ユニットの内側にアオリを装着して、荷物収納室
を二重構造としたことを特徴とするものである。
に鑑みてなされたもので、車両の荷台や台車等の荷物積
載台(以下、まとめて「荷台」という)上に、移動可能
で着脱自在な荷物収納室ユニットを装着し、さらに荷物
収納室ユニットの内側にアオリを装着して、荷物収納室
を二重構造としたことを特徴とするものである。
【0008】本発明ではこのような構成を取ることによ
って、荷物運搬車両を種々の形態に変更して使用可能と
したものである。例えば、荷物収納室及び内側のアオリ
を折畳み荷台の前部に寄せるかもしくはこれらを荷台か
ら完全に取りはずすことによって、本発明の荷物運搬車
両を平ボディータイプの車両として使用することができ
る。また、内側のアオリのみを組立てた場合には、本発
明の荷物運搬車両はアオリタイプの車両となり、一方、
外側の荷物収納室のみを組立てた場合には、コンテナタ
イプの車両となる。さらに、内側のアオリと外側の荷物
収納室の両方を組立てた場合には、本発明の荷物運搬車
両をアオリタイプとコンテナタイプの複合タイプの車両
として使用することができる。
って、荷物運搬車両を種々の形態に変更して使用可能と
したものである。例えば、荷物収納室及び内側のアオリ
を折畳み荷台の前部に寄せるかもしくはこれらを荷台か
ら完全に取りはずすことによって、本発明の荷物運搬車
両を平ボディータイプの車両として使用することができ
る。また、内側のアオリのみを組立てた場合には、本発
明の荷物運搬車両はアオリタイプの車両となり、一方、
外側の荷物収納室のみを組立てた場合には、コンテナタ
イプの車両となる。さらに、内側のアオリと外側の荷物
収納室の両方を組立てた場合には、本発明の荷物運搬車
両をアオリタイプとコンテナタイプの複合タイプの車両
として使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明では、荷物収納室ユニット
を、運転席側に取り付けられるトップユニット、荷台の
後部に配置されるエンドユニット、及びトップユニット
とエンドユニットの間に配置される任意数(0を含む)
の中間ユニットの組合せにより構成する。各ユニットは
荷台の両側部に配置される二本の支柱と該支柱を連結す
る梁から構成される。このユニットは二本の支柱の上端
部を一本の梁で連結して門型としてもよく、また支柱を
上下二本の梁で連結して口字形としてもよい。通常は支
柱下部には、ガイド部材と係合する車輪、ベアリング、
歯車等が設けられる。
て詳細に説明する。本発明では、荷物収納室ユニット
を、運転席側に取り付けられるトップユニット、荷台の
後部に配置されるエンドユニット、及びトップユニット
とエンドユニットの間に配置される任意数(0を含む)
の中間ユニットの組合せにより構成する。各ユニットは
荷台の両側部に配置される二本の支柱と該支柱を連結す
る梁から構成される。このユニットは二本の支柱の上端
部を一本の梁で連結して門型としてもよく、また支柱を
上下二本の梁で連結して口字形としてもよい。通常は支
柱下部には、ガイド部材と係合する車輪、ベアリング、
歯車等が設けられる。
【0010】荷台の前方(運転席側)に設置されるトッ
プユニットは荷台前方に固定したものとしてもよく、ま
た移動可能として移動ユニットとともに荷台から完全に
取りはずすことができるようにしてもよい。荷物収納室
は、その壁面をユニットの支柱及び/又は梁に回動自在
に装着した板状体により構成することができる。また、
荷物収納室の壁面をユニットに収納したシャッターで構
成してもよく、あるいは壁面を板状体とシャッターの組
合せによって構成することも可能である。例えば、荷物
収納室の側壁面を板状体で構成し、天井面をシャッター
で構成するか、逆に側壁面をシャッターで構成し、天井
面を板状体で構成する等適宜選択することができる。本
発明でシャッターとは、軽金属、強化プラスチック、布
地等で構成された巻き取り伸展可能な部材を意味する。
プユニットは荷台前方に固定したものとしてもよく、ま
た移動可能として移動ユニットとともに荷台から完全に
取りはずすことができるようにしてもよい。荷物収納室
は、その壁面をユニットの支柱及び/又は梁に回動自在
に装着した板状体により構成することができる。また、
荷物収納室の壁面をユニットに収納したシャッターで構
成してもよく、あるいは壁面を板状体とシャッターの組
合せによって構成することも可能である。例えば、荷物
収納室の側壁面を板状体で構成し、天井面をシャッター
で構成するか、逆に側壁面をシャッターで構成し、天井
面を板状体で構成する等適宜選択することができる。本
発明でシャッターとは、軽金属、強化プラスチック、布
地等で構成された巻き取り伸展可能な部材を意味する。
【0011】荷物収納室の壁面を板状体で構成するに
は、板状体をユニットの支柱及び/又は梁に回動自在に
装着する。例えば、荷物収納室の側壁を板状体で構成す
るには、板状体の一側端をユニットの支柱に回動自在に
取り付け、該板状体の他側端を隣接するユニットの支柱
に係止可能とし、中間ユニットの支柱を介して側壁を順
次連結して荷物収納室の側壁面を形成する。また、荷物
室の天井面を板状体で構成するには、ユニットの支柱の
上端部を連結する梁に板状体を回動自在に取り付ける
か、又は隣接するユニット間に天井面を構成する板状体
を取り外し可能に係合させればよい。支柱間に取り付け
る側壁は、一枚の板状体で形成してもよいが、図24の
ように複数の板状体を蝶番等で折畳み自在に連結して形
成することもできる。これらの板状体は、その一部を開
閉自在の扉や窓とすることもできる。
は、板状体をユニットの支柱及び/又は梁に回動自在に
装着する。例えば、荷物収納室の側壁を板状体で構成す
るには、板状体の一側端をユニットの支柱に回動自在に
取り付け、該板状体の他側端を隣接するユニットの支柱
に係止可能とし、中間ユニットの支柱を介して側壁を順
次連結して荷物収納室の側壁面を形成する。また、荷物
室の天井面を板状体で構成するには、ユニットの支柱の
上端部を連結する梁に板状体を回動自在に取り付ける
か、又は隣接するユニット間に天井面を構成する板状体
を取り外し可能に係合させればよい。支柱間に取り付け
る側壁は、一枚の板状体で形成してもよいが、図24の
ように複数の板状体を蝶番等で折畳み自在に連結して形
成することもできる。これらの板状体は、その一部を開
閉自在の扉や窓とすることもできる。
【0012】荷物収納室の壁面をシャッターで構成する
には、例えばトップユニットにシャッターを収納し、他
のユニットをシャッターのガイド及び保持部材として使
用する。例えば、荷物収納室の全壁面をシャッターで構
成するには、トップユニットの上部と両側部にシャッタ
ーを収納したシャッターケースを設け、隣接するユニッ
ト間を連結部材で連結し、この連結部材及び中間ユニッ
ト、エンドユニットをシャッターのガイド及び保持部材
として使用すればよい。エンドユニットには荷物室の後
壁または扉を形成する板状体を設けるが、シャッターを
延長させて後壁とすることもできる。隣接するユニット
間を連結する連結部材は図17にみられるように折畳み
自在としてもよく、また棒状体の一端をユニット支柱に
回動自在に取り付け、他端を隣接するユニットの支柱に
係止具で係止するようにしてもよい。
には、例えばトップユニットにシャッターを収納し、他
のユニットをシャッターのガイド及び保持部材として使
用する。例えば、荷物収納室の全壁面をシャッターで構
成するには、トップユニットの上部と両側部にシャッタ
ーを収納したシャッターケースを設け、隣接するユニッ
ト間を連結部材で連結し、この連結部材及び中間ユニッ
ト、エンドユニットをシャッターのガイド及び保持部材
として使用すればよい。エンドユニットには荷物室の後
壁または扉を形成する板状体を設けるが、シャッターを
延長させて後壁とすることもできる。隣接するユニット
間を連結する連結部材は図17にみられるように折畳み
自在としてもよく、また棒状体の一端をユニット支柱に
回動自在に取り付け、他端を隣接するユニットの支柱に
係止具で係止するようにしてもよい。
【0013】荷物収納室の壁面の一部、例えば天井部の
みをシャッターで構成するには、トップユニットの上部
にシャッターケースを設け、荷物収納室の側壁を構成す
る板状体の一側端をトップユニット及び中間ユニットの
支柱に回動自在に取り付け、該側壁の他側端を隣接する
支柱に係止可能とし、中間ユニットの支柱を介して側壁
を順次連結して荷物収納室の側壁面を形成する。各側壁
の上端部及び移動ユニット上部には、必要に応じてシャ
ッターのガイド部を設ける。また、荷物収納室の天井部
を板状体で、側壁面をシャッターで形成するようにして
もよい。
みをシャッターで構成するには、トップユニットの上部
にシャッターケースを設け、荷物収納室の側壁を構成す
る板状体の一側端をトップユニット及び中間ユニットの
支柱に回動自在に取り付け、該側壁の他側端を隣接する
支柱に係止可能とし、中間ユニットの支柱を介して側壁
を順次連結して荷物収納室の側壁面を形成する。各側壁
の上端部及び移動ユニット上部には、必要に応じてシャ
ッターのガイド部を設ける。また、荷物収納室の天井部
を板状体で、側壁面をシャッターで形成するようにして
もよい。
【0014】設置する中間ユニットの数や、隣接するユ
ニットを連結する連結部材もしくは側壁を構成する板状
体の寸法は車両の大きさにあわせて適宜設定することが
でき、小型トラックのように車両の荷台が小さい場合に
は、中間ユニットを省略してトップユニットとエンドユ
ニットにより荷物収納室を構成してもよい。また、図2
3〜25のようにトップユニットだけではなく各中間ユ
ニットにもシャッターを収納するシャッターケースを設
置する構成とすることもできる。
ニットを連結する連結部材もしくは側壁を構成する板状
体の寸法は車両の大きさにあわせて適宜設定することが
でき、小型トラックのように車両の荷台が小さい場合に
は、中間ユニットを省略してトップユニットとエンドユ
ニットにより荷物収納室を構成してもよい。また、図2
3〜25のようにトップユニットだけではなく各中間ユ
ニットにもシャッターを収納するシャッターケースを設
置する構成とすることもできる。
【0015】本発明では、上記した荷物収納室の内側に
アオリを装着し、荷物収納室を二重構造とする。このア
オリは従来の荷台に固定されたものでもよく、また、前
後水平方向に折畳み自在なアオリユニットを荷台上に移
動可能に装着し、アオリを構成してもよい。移動可能な
アオリユニットを使用して荷物収納室を二重構造とした
場合には、外側の荷物収納室及び内側のアオリユニット
を共に折畳み荷台の前部に寄せることによって、荷物運
搬車両を平ボディータイプの車両として使用することが
できる。また、内側のアオリユニットを折畳み荷台の前
部に寄せた状態で外側の荷物収納室を形成した場合には
コンテナタイプの車両として使用することができ、逆に
外側の荷物収納室を構成するユニットを折畳み荷台の前
部に寄せた状態で内側のアオリユニットを形成した場合
には、アオリタイプの車両として使用することができ
る。さらに、外側の荷物収納室と内側のアオリをともに
形成した場合には、コンテナタイプとアオリタイプの複
合車両として使用することが可能となり、例えば、野
菜、日用品、スクラップや粉末状の荷物で荷台側壁部に
ある程度の強度を必要とし、かつ雨にぬれては困るもの
等を運搬するのに好都合となる。
アオリを装着し、荷物収納室を二重構造とする。このア
オリは従来の荷台に固定されたものでもよく、また、前
後水平方向に折畳み自在なアオリユニットを荷台上に移
動可能に装着し、アオリを構成してもよい。移動可能な
アオリユニットを使用して荷物収納室を二重構造とした
場合には、外側の荷物収納室及び内側のアオリユニット
を共に折畳み荷台の前部に寄せることによって、荷物運
搬車両を平ボディータイプの車両として使用することが
できる。また、内側のアオリユニットを折畳み荷台の前
部に寄せた状態で外側の荷物収納室を形成した場合には
コンテナタイプの車両として使用することができ、逆に
外側の荷物収納室を構成するユニットを折畳み荷台の前
部に寄せた状態で内側のアオリユニットを形成した場合
には、アオリタイプの車両として使用することができ
る。さらに、外側の荷物収納室と内側のアオリをともに
形成した場合には、コンテナタイプとアオリタイプの複
合車両として使用することが可能となり、例えば、野
菜、日用品、スクラップや粉末状の荷物で荷台側壁部に
ある程度の強度を必要とし、かつ雨にぬれては困るもの
等を運搬するのに好都合となる。
【0016】本発明で、荷物運搬車両の荷台上に荷物収
納室ユニットを移動自在に装着するには、荷台上にガイ
ド部材を設けこのガイド部材とユニットを係合させる。
ガイド部材としては、レール、ラック、溝等が用いら
れ、これらは通常は荷台の両端部に設置されるが、荷台
の中央部に設置してもよい。ユニットには、これらのガ
イド部材と係合する車輪、ベアリング等の転動体や歯車
等が設けられる。荷物収納室の内側にアオリユニットを
移動可能に装着するには、荷物収納室ユニットを移動可
能に係合するガイド部材の内側に別のガイド部材を設け
てアオリユニットをこれに移動可能に係合すればよい。
このようなガイド部材としては、例えば図22及び図3
2に示すような二重レールを使用することができる。ア
オリユニットはトップユニット、任意数(0を含む)の
中間ユニット及びエンドユニットにより構成するが、各
ユニットには荷台の両側部に配置される二本の支柱と該
支柱を下部で連結する梁を設けて、必要な強度を持たせ
ることが好ましい。
納室ユニットを移動自在に装着するには、荷台上にガイ
ド部材を設けこのガイド部材とユニットを係合させる。
ガイド部材としては、レール、ラック、溝等が用いら
れ、これらは通常は荷台の両端部に設置されるが、荷台
の中央部に設置してもよい。ユニットには、これらのガ
イド部材と係合する車輪、ベアリング等の転動体や歯車
等が設けられる。荷物収納室の内側にアオリユニットを
移動可能に装着するには、荷物収納室ユニットを移動可
能に係合するガイド部材の内側に別のガイド部材を設け
てアオリユニットをこれに移動可能に係合すればよい。
このようなガイド部材としては、例えば図22及び図3
2に示すような二重レールを使用することができる。ア
オリユニットはトップユニット、任意数(0を含む)の
中間ユニット及びエンドユニットにより構成するが、各
ユニットには荷台の両側部に配置される二本の支柱と該
支柱を下部で連結する梁を設けて、必要な強度を持たせ
ることが好ましい。
【0017】アオリのトップユニット及び各中間ユニッ
トの支柱には、アオリ側壁部材の一側端を回動自在に取
り付け、該側壁部材の他側端を隣接するユニットの支柱
に係止して、ユニットの支柱を介して側壁部材を順次連
結してアオリを形成する。また、エンドユニットには後
壁部材をユニット下部で荷台の水平方向に回動自在に取
り付ける。中間ユニットの数や隣接するユニットを連結
する側壁部材の寸法は、車両の大きさに合わせて適宜設
定することができる。
トの支柱には、アオリ側壁部材の一側端を回動自在に取
り付け、該側壁部材の他側端を隣接するユニットの支柱
に係止して、ユニットの支柱を介して側壁部材を順次連
結してアオリを形成する。また、エンドユニットには後
壁部材をユニット下部で荷台の水平方向に回動自在に取
り付ける。中間ユニットの数や隣接するユニットを連結
する側壁部材の寸法は、車両の大きさに合わせて適宜設
定することができる。
【0018】つぎに、本発明の具体例について図面に基
づいてさらに詳細に説明するが、これらの具体例は本発
明を限定するものではない。図1〜11は本発明をトラ
ックに適用した1例を示す図であり、この例ではトラッ
クの荷物収納室の全壁面は板状体により構成されてい
る。図1はトラックの荷物収納室ユニット及び内部アオ
リユニットを折畳み荷台の前部に寄せた状態を示す斜視
図、図2は荷物収納室ユニットを完成させた状態を示す
側面図、図3は荷物収納室の側壁の状態を示す斜視図、
図4は荷物収納室の天井部の状態を示す斜視図である。
また、図5〜7は荷物収納室ユニットと内側アオリユニ
ットの展開状況を示す断面模式図で、図5は荷物収納室
ユニット及び内部アオリユニットを折畳んだ状態を示す
図、図6は荷物収納室ユニットを展開する状態を示す
図、図7は荷物収納室ユニットを展開した後に内側アオ
リユニットを展開する状態を示す図である。そして、図
8、9は荷物収納室の側壁とユニット支柱との係合状態
を示す図で、図8は側壁を閉じた状態を示す平面図、図
9は側壁を回動した状態を示す平面図であり、図10及
び図11は荷物収納室の内側に装着するアオリ中間ユニ
ットを展開した状態を示す斜視図である。
づいてさらに詳細に説明するが、これらの具体例は本発
明を限定するものではない。図1〜11は本発明をトラ
ックに適用した1例を示す図であり、この例ではトラッ
クの荷物収納室の全壁面は板状体により構成されてい
る。図1はトラックの荷物収納室ユニット及び内部アオ
リユニットを折畳み荷台の前部に寄せた状態を示す斜視
図、図2は荷物収納室ユニットを完成させた状態を示す
側面図、図3は荷物収納室の側壁の状態を示す斜視図、
図4は荷物収納室の天井部の状態を示す斜視図である。
また、図5〜7は荷物収納室ユニットと内側アオリユニ
ットの展開状況を示す断面模式図で、図5は荷物収納室
ユニット及び内部アオリユニットを折畳んだ状態を示す
図、図6は荷物収納室ユニットを展開する状態を示す
図、図7は荷物収納室ユニットを展開した後に内側アオ
リユニットを展開する状態を示す図である。そして、図
8、9は荷物収納室の側壁とユニット支柱との係合状態
を示す図で、図8は側壁を閉じた状態を示す平面図、図
9は側壁を回動した状態を示す平面図であり、図10及
び図11は荷物収納室の内側に装着するアオリ中間ユニ
ットを展開した状態を示す斜視図である。
【0019】これらの図において符号1はトラック、符
号2は荷台、符号3は荷物収納室のトップユニット、符
号4は同じく中間ユニット、符号5は同じくエンドユニ
ットを表す。荷物収納室10を構成する各ユニットは、
荷台の両側部に配置される二本の支柱6の上部を梁26
により門型に連結して強度を持たせている。この荷物収
納室10は全壁面を板状体で構成するものであり、支柱
6に側壁材9を、梁26に天井部材27をそれぞれ回動
自在に装着した1個のトップユニット、トップユニット
と同様の構成を有する3個の中間ユニット、及び支柱6
に両開きの扉22を回動自在に装着した1個のエンドユ
ニットを組合わせたものである。これらのユニットの支
柱6の下部には車輪(図示せず)を設けて、トラックの
荷台2の両側部に設けたガイド部材となるレール33に
係合させて、移動可能に装着してある。
号2は荷台、符号3は荷物収納室のトップユニット、符
号4は同じく中間ユニット、符号5は同じくエンドユニ
ットを表す。荷物収納室10を構成する各ユニットは、
荷台の両側部に配置される二本の支柱6の上部を梁26
により門型に連結して強度を持たせている。この荷物収
納室10は全壁面を板状体で構成するものであり、支柱
6に側壁材9を、梁26に天井部材27をそれぞれ回動
自在に装着した1個のトップユニット、トップユニット
と同様の構成を有する3個の中間ユニット、及び支柱6
に両開きの扉22を回動自在に装着した1個のエンドユ
ニットを組合わせたものである。これらのユニットの支
柱6の下部には車輪(図示せず)を設けて、トラックの
荷台2の両側部に設けたガイド部材となるレール33に
係合させて、移動可能に装着してある。
【0020】トップユニット3及び中間ユニット4の支
柱6に回動自在に装着した側壁材9の端部には、図8、
9にみられるように突出部28を設けて隣接する支柱6
に密着するようにして雨じまいとし、この突出部28の
箇所で側壁材9を隣接する支柱6に留め金具(図示せ
ず)により固定する。天井部材27は図4にみられるよ
うにユニットの梁26に蝶番等で回動自在に装着する
が、この天井部材27を完全に取り外し可能なものとす
ることもできる。ユニットを構成する支柱、梁、側壁
材、天井部材等の材質に特に制限はないが、通常は支
柱、梁には鉄鋼等の強度を有する金属を使用し、側壁材
9や天井部材27はアルミニウム等の軽金属や強化プラ
スチック等を使用する。中間ユニット4の数は、荷台の
サイズに合わせて適宜増減することができる。
柱6に回動自在に装着した側壁材9の端部には、図8、
9にみられるように突出部28を設けて隣接する支柱6
に密着するようにして雨じまいとし、この突出部28の
箇所で側壁材9を隣接する支柱6に留め金具(図示せ
ず)により固定する。天井部材27は図4にみられるよ
うにユニットの梁26に蝶番等で回動自在に装着する
が、この天井部材27を完全に取り外し可能なものとす
ることもできる。ユニットを構成する支柱、梁、側壁
材、天井部材等の材質に特に制限はないが、通常は支
柱、梁には鉄鋼等の強度を有する金属を使用し、側壁材
9や天井部材27はアルミニウム等の軽金属や強化プラ
スチック等を使用する。中間ユニット4の数は、荷台の
サイズに合わせて適宜増減することができる。
【0021】荷物収納室10の内側には、さらに荷台上
を移動可能としたアオリユニットを装着し、荷物収納室
10が二重構造となるように構成する。このような二重
構造とするには、例えばトラック1の荷台2の両側端部
にレール等のガイド部材を二重に設け、外側ガイドに荷
物収納室10を構成するトップユニット3、中間ユニッ
ト4及びエンドユニット5を車輪、コロ、歯車等により
移動可能に係合し、内側ガイドにアオリユニットを同様
に移動可能に係合する。アオリユニットは、荷物収納室
ユニットと同様にトップユニット23、中間ユニット2
4及びエンドユニット25により構成する。トップユニ
ット23及び中間ユニット24は荷台の両側部に配置さ
れる二本の支柱34の下部を梁35で連結し、支柱には
上記荷物収納室の中間ユニット4と同様にしてアオリの
側壁を構成する板状体32の一側端を回動自在に取り付
け(図10)、他側端を隣接するユニットに係止可能に
構成する。その際、アオリの側壁はある程度の強度を必
要とするものであり、この板状体32は一枚のもので構
成することが好ましい。また、支柱34の下部に蝶番1
4等を設けることにより、図11にみられるように内側
のアオリユニットを組立てた後にアオリ側壁を荷台外側
へ回動自在とすることができ、荷物の出し入れが容易に
なる。エンドユニット25は中間ユニット24と同様に
二本の支柱の下部を梁で連結し、アオリの後壁を構成す
る板状体を荷台と水平方向に回動自在となるように装着
するとともに、板状体の両側端部を係止具により支柱に
係止する。後壁を構成する板状体の中央部は、必要に応
じて補強材により補強する。
を移動可能としたアオリユニットを装着し、荷物収納室
10が二重構造となるように構成する。このような二重
構造とするには、例えばトラック1の荷台2の両側端部
にレール等のガイド部材を二重に設け、外側ガイドに荷
物収納室10を構成するトップユニット3、中間ユニッ
ト4及びエンドユニット5を車輪、コロ、歯車等により
移動可能に係合し、内側ガイドにアオリユニットを同様
に移動可能に係合する。アオリユニットは、荷物収納室
ユニットと同様にトップユニット23、中間ユニット2
4及びエンドユニット25により構成する。トップユニ
ット23及び中間ユニット24は荷台の両側部に配置さ
れる二本の支柱34の下部を梁35で連結し、支柱には
上記荷物収納室の中間ユニット4と同様にしてアオリの
側壁を構成する板状体32の一側端を回動自在に取り付
け(図10)、他側端を隣接するユニットに係止可能に
構成する。その際、アオリの側壁はある程度の強度を必
要とするものであり、この板状体32は一枚のもので構
成することが好ましい。また、支柱34の下部に蝶番1
4等を設けることにより、図11にみられるように内側
のアオリユニットを組立てた後にアオリ側壁を荷台外側
へ回動自在とすることができ、荷物の出し入れが容易に
なる。エンドユニット25は中間ユニット24と同様に
二本の支柱の下部を梁で連結し、アオリの後壁を構成す
る板状体を荷台と水平方向に回動自在となるように装着
するとともに、板状体の両側端部を係止具により支柱に
係止する。後壁を構成する板状体の中央部は、必要に応
じて補強材により補強する。
【0022】このトラックは、図1、図5のように外側
の荷物収納室を構成する移動ユニット及び内側のアオリ
ユニットをともに折畳み荷台の前部に寄せた状態では平
ボディータイプの車両となり、内側のアオリユニットの
みを組立てた状態ではアオリタイプの車両となり、また
外側の荷物収納室のみを組立てた場合にはコンテナタイ
プの車両となる。そして、外側の荷物収納室と内側のア
オリユニットの双方を組立てた場合には、コンテナタイ
プとアオリタイプの複合車両として使用することがで
き、例えば野菜、日用品、スクラップや粉末状の荷物で
荷台側壁部にある程度の強度を必要とし、しかも雨にぬ
れては困るもの等の運搬に好都合となる。
の荷物収納室を構成する移動ユニット及び内側のアオリ
ユニットをともに折畳み荷台の前部に寄せた状態では平
ボディータイプの車両となり、内側のアオリユニットの
みを組立てた状態ではアオリタイプの車両となり、また
外側の荷物収納室のみを組立てた場合にはコンテナタイ
プの車両となる。そして、外側の荷物収納室と内側のア
オリユニットの双方を組立てた場合には、コンテナタイ
プとアオリタイプの複合車両として使用することがで
き、例えば野菜、日用品、スクラップや粉末状の荷物で
荷台側壁部にある程度の強度を必要とし、しかも雨にぬ
れては困るもの等の運搬に好都合となる。
【0023】図12〜22は本発明をトラックに適用し
た他の例を示す図であり、図12は荷物収納室ユニット
を折畳み荷台の前部に寄せた状態を示す斜視図、図13
はアオリユニットを組み立てた後に荷物収納室ユニット
を荷台の途中まで引出した状態を示す斜視図、図14は
荷物収納室を完成させた状態を示す斜視図である。ま
た、図15は該トラックのトップユニット部を上面から
見た部分拡大図、図16はトップユニット部を側面から
みた部分拡大図である。図17〜20は該トラックの隣
接するユニットの連結状態を示す図であり、図17はユ
ニットを途中まで引出した状態を示す斜視図、図18は
隣接するユニットを折畳んだ状態を示す側面図、図19
はユニットを途中まで引出した状態を示す側面図、図2
0はユニットを完全に引出した状態を示す側面図であ
る。そして、図21は荷物収納室ユニット及びアオリユ
ニットと荷台の係合状態を側面から見た部分拡大図、図
22は同じく係合状態を示す断面図である。
た他の例を示す図であり、図12は荷物収納室ユニット
を折畳み荷台の前部に寄せた状態を示す斜視図、図13
はアオリユニットを組み立てた後に荷物収納室ユニット
を荷台の途中まで引出した状態を示す斜視図、図14は
荷物収納室を完成させた状態を示す斜視図である。ま
た、図15は該トラックのトップユニット部を上面から
見た部分拡大図、図16はトップユニット部を側面から
みた部分拡大図である。図17〜20は該トラックの隣
接するユニットの連結状態を示す図であり、図17はユ
ニットを途中まで引出した状態を示す斜視図、図18は
隣接するユニットを折畳んだ状態を示す側面図、図19
はユニットを途中まで引出した状態を示す側面図、図2
0はユニットを完全に引出した状態を示す側面図であ
る。そして、図21は荷物収納室ユニット及びアオリユ
ニットと荷台の係合状態を側面から見た部分拡大図、図
22は同じく係合状態を示す断面図である。
【0024】これらの図において符号1はトラック、符
号2は荷台、符号3は荷物収納室のトップユニット、符
号4は同じく中間ユニット、符号5は同じくエンドユニ
ットを表す。このトラックの荷物収納室10は全壁面を
シャッター7により構成するものであり、図15、図1
6にみられるように、トップユニット3の上部及び両側
部には、それぞれ荷物収納室10の天井面及び両側壁面
を形成するシャッター7がモーター8によってロール1
1に巻取り可能に収納される。この例では、隣接するユ
ニットは折畳み自在のフレーム29により連結されてお
り(図17〜20参照)、このフレーム29にはシャッ
ターのガイドとなる溝(図示せず)がそれぞれ設けられ
ている。フレーム29は図17のように側面及び上面の
双方に設けることができ、また側面または上面のいずれ
かのみに設けてもよい。
号2は荷台、符号3は荷物収納室のトップユニット、符
号4は同じく中間ユニット、符号5は同じくエンドユニ
ットを表す。このトラックの荷物収納室10は全壁面を
シャッター7により構成するものであり、図15、図1
6にみられるように、トップユニット3の上部及び両側
部には、それぞれ荷物収納室10の天井面及び両側壁面
を形成するシャッター7がモーター8によってロール1
1に巻取り可能に収納される。この例では、隣接するユ
ニットは折畳み自在のフレーム29により連結されてお
り(図17〜20参照)、このフレーム29にはシャッ
ターのガイドとなる溝(図示せず)がそれぞれ設けられ
ている。フレーム29は図17のように側面及び上面の
双方に設けることができ、また側面または上面のいずれ
かのみに設けてもよい。
【0025】この例では、二本の支柱を上部で梁により
門型に連結した2個の中間ユニット4とエンドユニット
5を、折畳み自在のフレーム29によりトップユニット
に連結してコンテナユニットを形成し、各ユニットの支
柱下部に車輪37を設けて、トラックの荷台の両側端に
設けたレール33と係合させて移動可能に装着してあ
る。(図21,22参照)ユニットを構成する支柱、
梁、連結フレーム、シャッター等の材質に特に制限はな
いが、通常は支柱、梁には鉄鋼等の強度を有する金属を
使用し、連結フレーム29やシャッター7はアルミニウ
ム等の軽金属や強化プラスチック等を使用する。中間ユ
ニット4の数は、荷台のサイズに合わせて適宜増減する
ことができる。この例では、エンドユニット5に両開き
の扉22を装着し、扉により後壁面を形成しているが、
天井面を構成するシャッター7を伸長させて後壁面を形
成する等、別の構成とすることが可能であることは言う
までもない。
門型に連結した2個の中間ユニット4とエンドユニット
5を、折畳み自在のフレーム29によりトップユニット
に連結してコンテナユニットを形成し、各ユニットの支
柱下部に車輪37を設けて、トラックの荷台の両側端に
設けたレール33と係合させて移動可能に装着してあ
る。(図21,22参照)ユニットを構成する支柱、
梁、連結フレーム、シャッター等の材質に特に制限はな
いが、通常は支柱、梁には鉄鋼等の強度を有する金属を
使用し、連結フレーム29やシャッター7はアルミニウ
ム等の軽金属や強化プラスチック等を使用する。中間ユ
ニット4の数は、荷台のサイズに合わせて適宜増減する
ことができる。この例では、エンドユニット5に両開き
の扉22を装着し、扉により後壁面を形成しているが、
天井面を構成するシャッター7を伸長させて後壁面を形
成する等、別の構成とすることが可能であることは言う
までもない。
【0026】このトラックの荷台2とコンテナユニット
の中間ユニット4及びアオリの中間ユニット24ならび
にシャッター7の係合状態を図21、図22に基づいて
説明する。荷台2の両側端には二重構造のレール33が
設けられ、このレール33は上部でアオリの中間ユニッ
ト24、下部でコンテナの中間ユニット4と係合してい
る。アオリの中間ユニット24は二本の支柱34とこれ
らを下部で連結する梁35により荷台2に装着され、支
柱34の下部には車輪36が取り付けられレール33の
上部と係合している。コンテナユニットの中間ユニット
4の支柱下端部には車輪37が係止部材38、39によ
り取付けられ、レール33の下部と係合している。そし
て、係止部材39にはシャッター7を誘導するシャッタ
ーレール40が設けられている。アオリの中間ユニット
24及びコンテナの中間ユニット4はそれぞれ荷台2の
両側端に設けられた二本の支柱を荷台2を横断する梁に
より連結したものであり、荷台2をはさむ構成となって
いるために、これらのユニットをレールにそって移動さ
せてもユニットが荷台2からはずれることはない。アオ
リやコンテナの他のユニットについても、これらの中間
ユニットと同様にしてレール33に係合される。アオリ
ユニットの基本的な構成は、図1〜11のトラックと同
様である。レール33は荷台2の後端部で荷台2の後端
から突出する延長部を設けることによって、各中間ユニ
ットやエンドユニットを組立てる際に必要となる部材間
の遊びを持たせることができるものとすることが好まし
い。
の中間ユニット4及びアオリの中間ユニット24ならび
にシャッター7の係合状態を図21、図22に基づいて
説明する。荷台2の両側端には二重構造のレール33が
設けられ、このレール33は上部でアオリの中間ユニッ
ト24、下部でコンテナの中間ユニット4と係合してい
る。アオリの中間ユニット24は二本の支柱34とこれ
らを下部で連結する梁35により荷台2に装着され、支
柱34の下部には車輪36が取り付けられレール33の
上部と係合している。コンテナユニットの中間ユニット
4の支柱下端部には車輪37が係止部材38、39によ
り取付けられ、レール33の下部と係合している。そし
て、係止部材39にはシャッター7を誘導するシャッタ
ーレール40が設けられている。アオリの中間ユニット
24及びコンテナの中間ユニット4はそれぞれ荷台2の
両側端に設けられた二本の支柱を荷台2を横断する梁に
より連結したものであり、荷台2をはさむ構成となって
いるために、これらのユニットをレールにそって移動さ
せてもユニットが荷台2からはずれることはない。アオ
リやコンテナの他のユニットについても、これらの中間
ユニットと同様にしてレール33に係合される。アオリ
ユニットの基本的な構成は、図1〜11のトラックと同
様である。レール33は荷台2の後端部で荷台2の後端
から突出する延長部を設けることによって、各中間ユニ
ットやエンドユニットを組立てる際に必要となる部材間
の遊びを持たせることができるものとすることが好まし
い。
【0027】このトラックは、図12にみられるように
トップユニット3、中間ユニット4及びエンドユニット
5、ならびに荷物収納室の内部に装着したアオリユニッ
トを折畳み荷台の前部に寄せた状態では平ボディータイ
プの車両となり、図14のように、中間ユニット4及び
エンドユニット5を所定位置まで移動させ、シャッター
を伸展させて荷物収納室10を形成した場合には、コン
テナタイプの車両として使用することが可能となる。そ
して、外側の荷物収納室10と内側のアオリユニットの
双方を組立てた場合には、コンテナタイプとアオリタイ
プの複合車両として使用することができる。各ユニット
の移動は手で行うことができ、また必要に応じてモータ
ーなどにより駆動させる構成とすることもできる。
トップユニット3、中間ユニット4及びエンドユニット
5、ならびに荷物収納室の内部に装着したアオリユニッ
トを折畳み荷台の前部に寄せた状態では平ボディータイ
プの車両となり、図14のように、中間ユニット4及び
エンドユニット5を所定位置まで移動させ、シャッター
を伸展させて荷物収納室10を形成した場合には、コン
テナタイプの車両として使用することが可能となる。そ
して、外側の荷物収納室10と内側のアオリユニットの
双方を組立てた場合には、コンテナタイプとアオリタイ
プの複合車両として使用することができる。各ユニット
の移動は手で行うことができ、また必要に応じてモータ
ーなどにより駆動させる構成とすることもできる。
【0028】図23〜32は本発明をトラックに適用し
た他の例を示す図であり、図23は荷物収納室及び荷物
収納室の内部に装着したアオリユニットをともに折畳み
荷台の前部に寄せた状態を示す斜視図、図24はアオリ
ユニットを組立てた後に荷物収納室を途中まで組立てた
状態を示す斜視図、図25は荷物収納室を完成させた状
態を示す斜視図である。また、図26は荷物収納室を形
成する中間ユニットを展開した状態の斜視図、図27は
同じく中間ユニットを上面から見た図、図28は同じ中
間ユニットを側面から見た図、図29は同じく中間ユニ
ットを正面から見た図、図30はシャッターの係合状態
を示す図29の部分拡大図である。そして、図31は荷
物収納室を構成する中間ユニット及びその内側に装着す
るアオリユニットと荷台の係合状態を側面から見た部分
拡大図、図32は同じく係合状態を示す断面図である。
た他の例を示す図であり、図23は荷物収納室及び荷物
収納室の内部に装着したアオリユニットをともに折畳み
荷台の前部に寄せた状態を示す斜視図、図24はアオリ
ユニットを組立てた後に荷物収納室を途中まで組立てた
状態を示す斜視図、図25は荷物収納室を完成させた状
態を示す斜視図である。また、図26は荷物収納室を形
成する中間ユニットを展開した状態の斜視図、図27は
同じく中間ユニットを上面から見た図、図28は同じ中
間ユニットを側面から見た図、図29は同じく中間ユニ
ットを正面から見た図、図30はシャッターの係合状態
を示す図29の部分拡大図である。そして、図31は荷
物収納室を構成する中間ユニット及びその内側に装着す
るアオリユニットと荷台の係合状態を側面から見た部分
拡大図、図32は同じく係合状態を示す断面図である。
【0029】これらの図において符号1はトラック、符
号2は荷台、符号3は荷物収納室のトップユニット、符
号4は同じく中間ユニット、符号5は同じくエンドユニ
ットを表す。この例では、トラックの荷物収納室10を
天井面をシャッター7、両側壁面を各ユニットの支柱に
回動自在に装着した板状体からなる側壁材12により構
成する。そしてトップユニット3及び各中間ユニット4
の上部には天井面を構成するシャッター7を収納するシ
ャッターケース16(図28参照)が設けられている。
また、荷物収納室の内側には、荷台上を移動可能にアオ
リトップユニット、アオリ中間ユニット24及びアオリ
エンドユニット25が装着されている。
号2は荷台、符号3は荷物収納室のトップユニット、符
号4は同じく中間ユニット、符号5は同じくエンドユニ
ットを表す。この例では、トラックの荷物収納室10を
天井面をシャッター7、両側壁面を各ユニットの支柱に
回動自在に装着した板状体からなる側壁材12により構
成する。そしてトップユニット3及び各中間ユニット4
の上部には天井面を構成するシャッター7を収納するシ
ャッターケース16(図28参照)が設けられている。
また、荷物収納室の内側には、荷台上を移動可能にアオ
リトップユニット、アオリ中間ユニット24及びアオリ
エンドユニット25が装着されている。
【0030】トップユニット3及び各中間ユニット4に
は、荷物収納室の側壁面となる板状の側壁材12が回動
自在にユニットの支柱13に装着されている。この例で
は図26〜28にみられるように、側壁材12は一側端
を中間ユニット4を構成する支柱13に回動自在に装着
され、他側端は隣接する中間ユニット4の支柱13に設
けた溝15に係合するものとして構成されている。側壁
材12は2枚の板状体を蝶番14で接続し折畳み可能と
してあるが、側壁材12を1枚の板状体で構成すること
もできる。板状体の巾は荷台のサイズに合わせて適宜設
定すればよいが、荷台の巾と略同寸法にすればユニット
を折畳んだときに支柱に容易に係合可能となるので好都
合である。トップユニット3及び各中間ユニット4の上
部には、シャッター7を収納するシャッターケース16
を設置し(図28参照)、シャッター7をモーターによ
りロールに巻取るようにする。また、側壁材12の上端
部には溝等のガイド部材17(図30参照)を設けてシ
ャッター7を誘導するようにする。また、シャッター7
の両側端部に側壁材の上端部をはさんで係合する溝等の
ガイド部材をもうけ、シャッター7を誘導してもよい。
エンドユニット5には荷物収納室10の後壁面を形成す
る両開きの扉22が支柱に回動可能に装着されている
が、この扉22を片開きとしてもよく、また後壁面を板
状体で構成しその一部に扉を設ける構成としてもよい。
荷物収納室の内部に装着するアオリユニットの構成は、
上記図1〜11のトラックと同様である。
は、荷物収納室の側壁面となる板状の側壁材12が回動
自在にユニットの支柱13に装着されている。この例で
は図26〜28にみられるように、側壁材12は一側端
を中間ユニット4を構成する支柱13に回動自在に装着
され、他側端は隣接する中間ユニット4の支柱13に設
けた溝15に係合するものとして構成されている。側壁
材12は2枚の板状体を蝶番14で接続し折畳み可能と
してあるが、側壁材12を1枚の板状体で構成すること
もできる。板状体の巾は荷台のサイズに合わせて適宜設
定すればよいが、荷台の巾と略同寸法にすればユニット
を折畳んだときに支柱に容易に係合可能となるので好都
合である。トップユニット3及び各中間ユニット4の上
部には、シャッター7を収納するシャッターケース16
を設置し(図28参照)、シャッター7をモーターによ
りロールに巻取るようにする。また、側壁材12の上端
部には溝等のガイド部材17(図30参照)を設けてシ
ャッター7を誘導するようにする。また、シャッター7
の両側端部に側壁材の上端部をはさんで係合する溝等の
ガイド部材をもうけ、シャッター7を誘導してもよい。
エンドユニット5には荷物収納室10の後壁面を形成す
る両開きの扉22が支柱に回動可能に装着されている
が、この扉22を片開きとしてもよく、また後壁面を板
状体で構成しその一部に扉を設ける構成としてもよい。
荷物収納室の内部に装着するアオリユニットの構成は、
上記図1〜11のトラックと同様である。
【0031】つぎに、このトラックの荷台2とコンテナ
ユニットの中間ユニット4及びアオリの中間ユニット2
4の係合状態を図31、図32に基づいて説明する。荷
台2の両側端には二重構造のレール33が設けられ、こ
のレール33は上部でアオリの中間ユニット24、下部
でコンテナの中間ユニット4と係合している。アオリの
中間ユニット24は二本の支柱34とこれらを下部で連
結する梁35により荷台2に装着され、支柱34の下部
には車輪36が取り付けられレール33の上部と係合し
ている。コンテナユニットの中間ユニット4の支柱下端
部には車輪37が取付けられ、レール33の下部と係合
している。アオリの中間ユニット24及びコンテナの中
間ユニット4はそれぞれ荷台2の両側端に設けられた二
本の支柱を荷台2を横断する梁により連結したものであ
り、荷台2をはさむ構成となっているために、これらの
ユニットをレールにそって移動させてもユニットが荷台
2からはずれることはない。アオリのエンドユニット及
びコンテナのエンドユニットについても、これらの中間
ユニットと同様にしてレール33に係合される。レール
33は荷台2の後端部で荷台2の後端から突出する延長
部を設けることによって、各中間ユニットやエンドユニ
ットを組立てる際に必要となる部材間の遊びを持たせる
ことができるものとすることが好ましい。
ユニットの中間ユニット4及びアオリの中間ユニット2
4の係合状態を図31、図32に基づいて説明する。荷
台2の両側端には二重構造のレール33が設けられ、こ
のレール33は上部でアオリの中間ユニット24、下部
でコンテナの中間ユニット4と係合している。アオリの
中間ユニット24は二本の支柱34とこれらを下部で連
結する梁35により荷台2に装着され、支柱34の下部
には車輪36が取り付けられレール33の上部と係合し
ている。コンテナユニットの中間ユニット4の支柱下端
部には車輪37が取付けられ、レール33の下部と係合
している。アオリの中間ユニット24及びコンテナの中
間ユニット4はそれぞれ荷台2の両側端に設けられた二
本の支柱を荷台2を横断する梁により連結したものであ
り、荷台2をはさむ構成となっているために、これらの
ユニットをレールにそって移動させてもユニットが荷台
2からはずれることはない。アオリのエンドユニット及
びコンテナのエンドユニットについても、これらの中間
ユニットと同様にしてレール33に係合される。レール
33は荷台2の後端部で荷台2の後端から突出する延長
部を設けることによって、各中間ユニットやエンドユニ
ットを組立てる際に必要となる部材間の遊びを持たせる
ことができるものとすることが好ましい。
【0032】このトラックは、図23のように外側の荷
物収納室を構成する移動ユニット及び内側のアオリユニ
ットをともに折畳み荷台の前部に寄せた状態では平ボデ
ィータイプの車両となり、内側のアオリユニットのみを
組立てた状態ではアオリタイプの車両となり、また外側
の荷物収納室のみを組立てた場合にはコンテナタイプの
車両となる。そして、外側の荷物収納室と内側のアオリ
ユニットの双方を組立てた場合には、コンテナタイプと
アオリタイプの複合車両として使用することができる。
上記各実施例においては、本発明をトラックに適用した
例について説明したが、本発明がトレーラー等他の荷物
運搬車両にも適用できるものであることは言うまでもな
い。
物収納室を構成する移動ユニット及び内側のアオリユニ
ットをともに折畳み荷台の前部に寄せた状態では平ボデ
ィータイプの車両となり、内側のアオリユニットのみを
組立てた状態ではアオリタイプの車両となり、また外側
の荷物収納室のみを組立てた場合にはコンテナタイプの
車両となる。そして、外側の荷物収納室と内側のアオリ
ユニットの双方を組立てた場合には、コンテナタイプと
アオリタイプの複合車両として使用することができる。
上記各実施例においては、本発明をトラックに適用した
例について説明したが、本発明がトレーラー等他の荷物
運搬車両にも適用できるものであることは言うまでもな
い。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の荷物運搬車両
は、1つの車両で積載する荷物の種類に対応して平ボデ
ィータイプ、アオリタイプ、コンテナタイプあるいはア
オリタイプとコンテナタイプの複合タイプに形態を変更
できるものである。したがって、荷物の種類に対応させ
て予め各種の車両を用意しておく必要がなく、また空走
行を減らすことができて車両の使用効率、輸送効率を上
げることができるものであり、道路の混雑を防止し、環
境中への排ガスの減少にも寄与するもので、実用的価値
が極めて高いものである。特に複合タイプの車両として
使用した場合には、例えば野菜、日用品、スクラップや
粉末状の荷物で荷台側壁部にある程度の強度を必要と
し、しかも雨に濡れては困るもの等の運搬に好都合とな
り、また、後部だけではなく、側部や上部からも自由に
荷物の積み下しをすることができるので輸送の作業性を
も向上させるものである。
は、1つの車両で積載する荷物の種類に対応して平ボデ
ィータイプ、アオリタイプ、コンテナタイプあるいはア
オリタイプとコンテナタイプの複合タイプに形態を変更
できるものである。したがって、荷物の種類に対応させ
て予め各種の車両を用意しておく必要がなく、また空走
行を減らすことができて車両の使用効率、輸送効率を上
げることができるものであり、道路の混雑を防止し、環
境中への排ガスの減少にも寄与するもので、実用的価値
が極めて高いものである。特に複合タイプの車両として
使用した場合には、例えば野菜、日用品、スクラップや
粉末状の荷物で荷台側壁部にある程度の強度を必要と
し、しかも雨に濡れては困るもの等の運搬に好都合とな
り、また、後部だけではなく、側部や上部からも自由に
荷物の積み下しをすることができるので輸送の作業性を
も向上させるものである。
【図1】本発明をトラックに適用した1例を示すもの
で、荷物収納室ユニットを折畳んだ状態を示す斜視図で
ある。
で、荷物収納室ユニットを折畳んだ状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のトラックの荷物収納室を完成させた状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図3】図1のトラックの荷物収納室の側壁の状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図1のトラックの荷物収納室の天井部の状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】図1のトラックの荷物収納室ユニット及び内部
アオリユニットを折畳んだ状態を示す模式断面図であ
る。
アオリユニットを折畳んだ状態を示す模式断面図であ
る。
【図6】図1のトラックの荷物収納室ユニットを展開す
る状態を示す模式断面図である。
る状態を示す模式断面図である。
【図7】図1のトラックの荷物収納室ユニットを展開し
た後に内側アオリユニットを展開する状態を示す模式断
面図である。
た後に内側アオリユニットを展開する状態を示す模式断
面図である。
【図8】図1のトラックの荷物収納室の側壁とユニット
支柱との係合状態を示すもので、側壁を閉じた状態を示
す平面図である。
支柱との係合状態を示すもので、側壁を閉じた状態を示
す平面図である。
【図9】図1のトラックの荷物収納室の側壁とユニット
支柱との係合状態を示すもので、側壁を回動した状態を
示す平面図である。
支柱との係合状態を示すもので、側壁を回動した状態を
示す平面図である。
【図10】図1のトラックの荷物収納室の内側に装着す
るアオリ中間ユニットを展開した状態を示す斜視図であ
る。
るアオリ中間ユニットを展開した状態を示す斜視図であ
る。
【図11】図1のトラックの荷物収納室の内側に装着す
るアオリ中間ユニットを展開した状態を示す斜視図であ
る。
るアオリ中間ユニットを展開した状態を示す斜視図であ
る。
【図12】本発明をトラックに適用した他の例を示すも
ので、荷物収納室ユニットを折畳み荷台の前部に寄せた
状態を示す斜視図である。
ので、荷物収納室ユニットを折畳み荷台の前部に寄せた
状態を示す斜視図である。
【図13】図12のトラックのアオリユニットを組み立
てた後に、荷物収納室ユニットを荷台の途中まで引出し
た状態を示す斜視図である。
てた後に、荷物収納室ユニットを荷台の途中まで引出し
た状態を示す斜視図である。
【図14】図12のトラックの荷物収納室ユニットを所
定位置まで移動させシャッターを伸展させて荷物収納室
を完成させた状態を示す斜視図である。
定位置まで移動させシャッターを伸展させて荷物収納室
を完成させた状態を示す斜視図である。
【図15】図12のトラックのトップユニット部を上面
から見た部分拡大図である。
から見た部分拡大図である。
【図16】図12のトラックのトップユニット部を側面
からみた部分拡大図である。
からみた部分拡大図である。
【図17】図12のトラックの隣接するユニットの連結
状態を示すもので、ユニットを途中まで引出した状態を
示す斜視図である。
状態を示すもので、ユニットを途中まで引出した状態を
示す斜視図である。
【図18】図12のトラックの隣接するユニットの連結
状態を示すもので、隣接するユニットを折畳んだ状態を
示す側面図である。
状態を示すもので、隣接するユニットを折畳んだ状態を
示す側面図である。
【図19】図12のトラックの隣接するユニットの連結
状態を示すもので、ユニットを途中まで引出した状態を
示す側面図である。
状態を示すもので、ユニットを途中まで引出した状態を
示す側面図である。
【図20】図12のトラックの隣接するユニットの連結
状態を示すもので、ユニットを完全に引出した状態を示
す側面図である。
状態を示すもので、ユニットを完全に引出した状態を示
す側面図である。
【図21】図12のトラックの荷物収納室ユニット及び
アオリユニットと荷台の係合状態を側面から見た部分拡
大図である。
アオリユニットと荷台の係合状態を側面から見た部分拡
大図である。
【図22】図12のトラックの荷物収納室ユニット及び
アオリユニットと荷台の係合状態を示す断面図である。
アオリユニットと荷台の係合状態を示す断面図である。
【図23】本発明をトラックに適用した他の例を示すも
ので、荷物収納室及び荷物収納室の内部に装着したアオ
リユニットをともに折畳み、荷台の前部に寄せた状態を
示す斜視図である。
ので、荷物収納室及び荷物収納室の内部に装着したアオ
リユニットをともに折畳み、荷台の前部に寄せた状態を
示す斜視図である。
【図24】図23のトラックのアオリユニットを組立て
た後に荷物収納室を途中まで組立てた状態を示す斜視図
である。
た後に荷物収納室を途中まで組立てた状態を示す斜視図
である。
【図25】図23のトラックの荷物収納室を完成させた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図26】図23のトラックの荷物収納室を形成する中
間ユニットを展開した状態の斜視図である。
間ユニットを展開した状態の斜視図である。
【図27】図23のトラックの荷物収納室を形成する中
間ユニットを上面から見た図である。
間ユニットを上面から見た図である。
【図28】図23のトラックの荷物収納室を形成する中
間ユニットを側面から見た図である。
間ユニットを側面から見た図である。
【図29】図23のトラックの荷物収納室を形成する中
間ユニットを正面から見た図である。
間ユニットを正面から見た図である。
【図30】図29のa部の部分拡大図である。
【図31】図23のトラックの荷物収納室を構成する中
間ユニット及びアオリユニットと荷台の係合状態を側面
から見た部分拡大図である。
間ユニット及びアオリユニットと荷台の係合状態を側面
から見た部分拡大図である。
【図32】図23のトラックの荷物収納室を構成する中
間ユニット及びアオリユニットと荷台の係合状態を示す
断面図である。
間ユニット及びアオリユニットと荷台の係合状態を示す
断面図である。
1 トラック 2 荷台 3 トップユニット 4 中間ユニット 5 エンドユニット 6、13 支柱 7 シャッター 8 モーター 9、12 側壁材 10 荷物収納室 11 ロール 14 蝶番 15、17 溝 16 シャッターケース 22 扉 23 アオリトップユニット 24 アオリ中間ユニット 25 アオリエンドユニット 26 梁 27 天井部材 28 突出部 29 フレーム 33 レール 34 アオリ中間ユニット支柱 35 アオリ中間ユニット梁 36、37 車輪 38、39 係止部材 40 シャッターレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 33/04 B62D 33/04 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/42 B60P 1/00 B62D 33/04
Claims (14)
- 【請求項1】 車両の荷台や台車等の荷物積載台上に、
移動可能で着脱自在な荷物収納室ユニットを装着し、さ
らに荷物収納室の内側にアオリを装着して、荷物収納室
を二重構造とした荷物運搬車両において、荷物収納室ユ
ニットを、運転席側に取り付けられるトップユニット、
後部に配置されるエンドユニット、及びトップユニット
とエンドユニットの間に配設される任意数の中間ユニッ
トの組合せで構成したことを特徴とする荷物運搬車両。 - 【請求項2】 各ユニットが荷物積載台の両側部に配置
される二本の支柱と該支柱を連結する梁を有することを
特徴とする請求項1に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項3】 荷物収納室の壁面をユニットの支柱及び
/又は梁に回動自在に装着した板状体により構成したこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項4】 荷物収納室の壁面をシャッターにより構
成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の荷物運
搬車両。 - 【請求項5】 荷物収納室の壁面を構成するシャッター
をトップユニットに収納したことを特徴とする請求項4
に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項6】 中間ユニットにも荷物収納室の壁面を構
成するシャッターを収納したことを特徴とする請求項4
又は5に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項7】 隣接するユニットの支柱を折畳み自在の
連結部材で連結したことを特徴とする請求項4〜6のい
ずれか1項に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項8】 荷物収納室の壁面をシャッターと各ユニ
ットの支柱及び/又は梁に回動自在に装着した板状体に
より構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか
1項に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項9】 アオリを荷物積載台上で前後水平方向に
移動可能であり、回動自在なアオリユニットにより構成
したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
載の荷物運搬車両。 - 【請求項10】 アオリユニットが三方向に回動自在な
ものであることを特徴とする請求項9に記載の荷物運搬
車両。 - 【請求項11】 アオリユニットをトップユニット、任
意数の中間ユニット及びエンドユニットにより構成した
ものであることを特徴とする請求項9又は10に記載の
荷物運搬車両。 - 【請求項12】 各中間ユニットが荷物積載台の両側部
に配置される二本の支柱と該支柱を連結する梁及び該支
柱に一側端を回動自在に取付け他側端を隣接するユニッ
トの支柱に係止可能とした側壁を有し、ユニットの支柱
を介して側壁を順次連結してアオリを形成することを特
徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の荷物運
搬車両。 - 【請求項13】 荷物積載台の側端部にガイド部材を設
け、ユニットが該ガイド部材と係合して移動するように
構成したことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1
項に記載の荷物運搬車両。 - 【請求項14】 荷物積載台の側端部に二重のレール部
材を設け内側レールにアオリユニットを移動可能に係合
し、外側レールに荷物収納室ユニットを移動可能に係合
したことを特徴とする請求項13に記載の荷物運搬車
両。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052588A JP3045972B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 荷物運搬車両 |
US08/981,522 US6196786B1 (en) | 1996-04-24 | 1997-04-18 | Cargo transportation vehicle |
EP97917427A EP0835783A1 (en) | 1996-04-24 | 1997-04-18 | Cargo transportation vehicle |
PCT/JP1997/001339 WO1997039914A1 (fr) | 1996-04-24 | 1997-04-18 | Vehicule de transport de fret |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052588A JP3045972B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 荷物運搬車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230775A JPH10230775A (ja) | 1998-09-02 |
JP3045972B2 true JP3045972B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=12918963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9052588A Expired - Fee Related JP3045972B2 (ja) | 1996-04-24 | 1997-02-21 | 荷物運搬車両 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3045972B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101523936B1 (ko) | 2014-01-02 | 2015-05-29 | 윤형선 | 전동장치가 구비된 전동캐리어 |
KR200488480Y1 (ko) * | 2017-01-25 | 2019-02-08 | 첸-추안 유 | 트렁크 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6011282U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | 日本トレ−ルモ−ビル株式会社 | 多用途アオリ付き車両 |
JPH0613919U (ja) * | 1992-02-24 | 1994-02-22 | 株式会社ダイクレ | 貨物自動車用の幌装置 |
JP2991565B2 (ja) * | 1992-03-23 | 1999-12-20 | 寿麿 中谷 | 車輛の荷台全開装置 |
JP2595433B2 (ja) * | 1992-11-09 | 1997-04-02 | 東京車輛株式会社 | 自動車のバン装置 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP9052588A patent/JP3045972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101523936B1 (ko) | 2014-01-02 | 2015-05-29 | 윤형선 | 전동장치가 구비된 전동캐리어 |
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JPH10230775A (ja) | 1998-09-02 |
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