JP3252106B2 - 荷物運搬車両 - Google Patents

荷物運搬車両

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JP3252106B2
JP3252106B2 JP25796897A JP25796897A JP3252106B2 JP 3252106 B2 JP3252106 B2 JP 3252106B2 JP 25796897 A JP25796897 A JP 25796897A JP 25796897 A JP25796897 A JP 25796897A JP 3252106 B2 JP3252106 B2 JP 3252106B2
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忠男 篠原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積載する荷物の種
類に対応させて、荷台を種々の形態に変更して使用する
ことのできるトラックやトレーラー等の荷物運搬車両に
関する。
【0002】
【従来の技術】トラックやトレーラー等の荷物運搬車両
には種々のタイプがあり、例えば平ボディータイプ、平
ボディーに側壁を取り付けたアオリタイプ、側部、後部
及び天井部を覆ったコンテナタイプ等があるが、これら
のタイプは1種類に固定されており、あるタイプの車両
を他のタイプの車両に変更して使用することはできな
い。
【0003】このため、積載する荷物の種類に適するタ
イプの車両を選択して使用しており、例えば形鋼、丸棒
等長尺物の鋼製品や木材等のように1個単位の大きさが
大きく、形状が確定している荷物は平ボディータイプを
使用し、スクラップや粉末状のものなど形状が不定形の
ものは上方からの出入れが可能でかつ荷物が脱落しない
ようなタイプとしてアオリタイプを使用し、また、比較
的小さな箱状のものを多数積載するには、フォークを使
用して側方からの出入れも可能なようにコンテナタイプ
のものを使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は使
用する車両のタイプが荷物の種類にあわせて決定されて
いるため、例えばA地点とB地点との間で種々の形態の
荷物の運搬が行われる場合で、形状が確定している大き
な荷物をA地点からB地点へ運搬する場合は平ボディー
タイプの車両を、また、形状が不安定な荷物をB地点か
らA地点へ運搬する場合はアオリタイプ又はコンテナタ
イプの車両をそれぞれ別個に使用することとなる。この
ため各種の車両を常時用意しておく必要があり、さら
に、それぞれの車両は帰路は空車両となるため、車両の
使用効率、輸送効率がよくなく、車両の運転手にとって
帰路は無駄な走行となる。
【0005】その一例としては、長尺物の鋼製品を荷台
に何個か並べて平ボディータイプの車両で搬送した場
合、これを降ろした後は大型の荷物がないと荷台は空の
ままで戻ってくることが多い。そして、このような輸送
効率の悪さは荷物のあるときにはできる限り多量の荷物
を積載するという、道路交通法違反の過積載を招いた
り、規定の労働時間を超えて運送作業するというような
事態を招くとともに、道路の混雑を悪化させる原因にも
なっている。
【0006】本発明者は、先にこのような不都合を解消
し、積載する荷物の種類に対応して平ボディータイプに
もアオリタイプにも、また、コンテナタイプにも現場で
自在に形態を変更でき、荷物の種類に対応させて各種の
車両を予め用意しておく必要がなく、また、空走行を極
力減らすことができて車両の使用効率、輸送効率を上げ
ることができ、さらに荷物の積み下ろしの作業性を向上
できる荷物運搬車両を発明し、特許出願をした。(特願
平8−102458号、特願平9−52587号、特願
平9−52588号)本発明は先の発明をさらに改良し
たものであり、荷物収納室の組立てや折畳みが容易で簡
単に形態を変更することができるとともに、雨じまいの
良好な荷物運搬車両を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような実情
に鑑みてなされたもので、車両の荷台や台車等の荷物積
載台(以下、まとめて「荷台」という)上に、荷物収納
室の両側面と天井面を一体に構成する板状の蛇腹を収納
したトップユニットと、荷物積載台上を移動可能な移動
ユニットを装着したことを特徴とするものである。本発
明で板状の蛇腹とは、布地、合成樹脂シート、布地や合
成樹脂シートと金属等他の材料との複合材料等、各種の
材料によって構成された、蛇腹状に折り畳み伸展するこ
とのできる伸縮性部材の折り目間に板状補強材を設けた
ものを意味する。ここで板状補強材とは、アルミ板、ス
チール板、木製板、必要により繊維材料等により強化し
た合成樹脂板等の剛性材料からなる板状体及び枠体等の
一定の面積を区画する補強材料を意味する。補強材料と
しては、特に強度を必要とする場合には一定の厚さと強
度のあるものを使用することが好ましい。すなわち、本
発明ではこのような構成をとることによって、車両の荷
物収納室を簡単に組立て折畳み自在とすることができる
ものであり、荷物収納室を必要としない場合には、移動
ユニットを折畳み荷台の前部に寄せることによって、荷
物運搬車両を平ボディータイプの車両として使用するこ
とができる。一方、移動ユニットを荷台後方に移動させ
て、板状の蛇腹により荷物収納室を形成することによっ
て、荷物運搬車両をコンテナタイプの車両として使用す
ることができる。また、トップユニット及び移動ユニッ
トを荷台から取りはずして平ボディータイプの車両とし
て使用することもできる。また、本発明では、上記板状
の蛇腹を使用することによって、蛇腹の折り目部にメリ
ハリをつけて折り巾を狭くし、蛇腹をきめ細かく折り畳
むことができるものであり、蛇腹の折り畳み時に荷物収
納室内部の空間が狭くなるのを防止することができる。
【0008】また、本発明の別の形態としては、荷物収
納室の内側にアオリを装着し、荷物収納室を二重構造と
することによって、荷物運搬車両を平ボディータイプ、
コンテナタイプ、アオリタイプならびにコンテナタイプ
とアオリタイプの複合タイプの車両として使用可能とす
ることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明で、荷物運搬車両の荷台上に
移動ユニットを移動自在に装着するには、荷台上にガイ
ド部材を設けこのガイド部材と移動ユニットを係合させ
る。ガイド部材としては、レール、ラック、溝等が用い
られ、これらは通常は荷台の両端部に設置されるが、荷
台の中央部に設置してもよい。移動ユニットには、これ
らのガイド部材と係合する車輪、ベアリング等の転動体
や歯車等が設けられる。移動ユニットは任意数(0を含
む)の中間ユニットとエンドユニットからなり、各ユニ
ットは荷台の両側部に配置される二本の支柱と該支柱を
連結する梁から構成される。このユニットは二本の支柱
の上端部を一本の梁で連結して門型としてもよく、また
支柱を上下二本の梁で連結して口字形としてもよい。通
常は支柱下部には、ガイド部材と係合する車輪、ベアリ
ング、歯車等が設けられる。
【0010】荷台の前方(運転席側)には荷物収納室の
両側面と天井面を一体に構成する板状の蛇腹を収納した
トップユニットが設置されるが、このトップユニットは
荷台前方に固定したものとしてもよく、また移動可能と
して移動ユニットとともに荷台から完全に取りはずすこ
とができるようにしてもよい。これらのユニットの移動
は手動により行うことができ、またモーター等の動力源
により自動的に移動させる構成とすることもできる。荷
物収納室は、その上面(天井部)及び両側面を板状の蛇
腹で一体に構成するものである。荷物収納室の上面及び
両側面を板状の蛇腹で一体に構成することにより、荷物
収納室の組立や折り畳みをきわめて簡単に行うことがで
きる。また、先に提案した荷物運搬車両では、降雨時に
車両を運行した場合には、荷物収納室の上面と側面の接
続部で水滴を巻き込むために雨じまいが困難であった
が、荷物収納室の上面及び両側面を一体に構成すること
によって、完全に雨じまいをすることが可能となった。
【0011】板状の蛇腹は、トップユニットだけではな
く、図2のように、中間ユニットにも収納する構成とす
ることもできる。エンドユニットには荷物室の後壁また
は扉を形成する板状体を設けるが、板状の蛇腹と同様の
材料で後壁を形成することもできる。トップユニット又
は中間ユニットに収納した板状の蛇腹の端部には、隣接
するユニットに係合する係合手段を設けることができ
る。係合手段としては、通常の締具等による係合手段の
他にマグネット等を使用して係合するものが挙げられ
る。
【0012】隣接するユニットの支柱は、連結部材によ
り連結することによって補強し、必要な強度を持たせる
ことができる。隣接するユニット間を連結する連結部材
としは、図24にみられるように棒状体の一端をユニッ
ト支柱に回動自在に取り付け、他端を隣接するユニット
の支柱に係止具で係止するようにすることができ、ま
た、連結部材を折畳み自在に構成してもよい。各ユニッ
ト間の結合は締具により密閉して雨水の侵入を防止する
が、さらに浸透してくる雨水については、ユニットフレ
ームの内側に縦及び横方向に連通する雨樋を設けること
によって、降雨時の雨じまいを改善することができる。
設置する中間ユニットの数や、隣接するユニットを連結
する連結部材もしくは側壁の寸法は車両の大きさにあわ
せて適宜設定することができ、小型トラックのように車
両の荷台が小さい場合には、中間ユニットを省略してト
ップユニットとエンドユニットにより荷物収納室を構成
してもよい。
【0013】本発明の板状の蛇腹を構成する材料に特に
制限はなく、蛇腹状に折り畳み伸展することのできる材
料であれば、いずれも使用することができる。幌を構成
するために通常用いられる材料としては、例えば布地、
合成樹脂シート、布地や合成樹脂シートと金属等他の材
料との複合材料、例えば積層シート等が挙げられる。好
ましい材料の例としては、板状の蛇腹を布地又はナイロ
ン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル等
の合成樹脂シート又はゴムシートを接着、縫製等により
貼り合わせて構成し、その折り目部に板状補強材を配置
したものが挙げられる。折り目部に設けられる板状補強
材としては、アルミ板、スチール板、木製板、必要によ
り繊維材料等により強化した合成樹脂板等の剛性材料か
らなる板状体及び枠体等の一定の面積を区画する補強材
料が用いられる。補強材料としては、特に強度を必要と
する場合には一定の厚さと強度のあるものを使用するこ
とが好ましい。
【0014】折り目部に板状補強材を設けることによっ
て、板状の蛇腹を伸展させて荷物収納室を組み立てたと
きに、壁面に強度を持たせることができる。また、蛇腹
を折り畳む際に板状補強材の存在によりメリハリをつけ
ることができるので、幌の折り巾を狭くし、緊密に折り
畳むことが可能となる。折り目部には、バネ、ピン、蝶
番等の剛性材料を配置し、折り目の方向性にメリハリを
つける構成としてもよい。このような構成をとることに
よって、本発明の板状の蛇腹は、その折り畳み巾を3〜
5cm程度ときわめて狭くすることが可能となり、荷物
運搬車両の荷台に板状の蛇腹ユニットを搭載した際に、
荷物を積載することのできるスペースの減少を最小限に
抑えることができる。
【0015】本発明の荷物運搬車両の板状の蛇腹は、荷
物収納室の横巾方向(以下、単に「巾方向」という)
も伸縮可能なものとすることができる。板状の蛇腹を折
り畳む際には、通常は幌の折り目が荷物収納室の内側方
向に形成されるように折り畳まれ、したがって幌を折り
畳んだ状態では、荷物収納室の巾方向のスペースは狭く
なる。板状の蛇腹を荷物収納室の巾方向にも伸縮可能な
ものとした場合には、幌を折り畳む際に折り目が両側面
及び/又は天井面で外側に拡がる方向に形成されるよう
に折り畳むことが可能となり、幌を折り畳んだ状態でも
荷物収納室の巾方向のスペースは変わらない。本発明の
荷物運搬車両では、荷物の積み下ろしの際に板状の蛇腹
を折り畳み荷台の前部に寄せることによって、クレーン
等を使用して荷物をきわめて簡単に積み下ろすことがで
きるものである。一般に、荷物運搬車両では荷物の積み
下ろしを容易にするために、コンテナ、パレット等の規
格化された容器を使用することが多く、荷台の巾方向の
寸法はコンテナ、パレット等の寸法に合わせて決められ
ている。したがって、荷物運搬車両の荷台に板状の蛇腹
を搭載した際に、幌を折り畳んだときにも荷物収納室の
巾方向のスペースが変わらなければ、荷台の寸法を変え
る必要がないので従来の荷物運搬車両の規格や製造ライ
ンをそのまま使用することが可能となり、実用的効果は
きわめて大きい。
【0016】板状の蛇腹を荷物収納室の巾方向にも伸縮
可能なものとするには、例えば、(1)幌の荷物収納室
の上面を構成する部分に、エラストマー等の伸縮性材料
を使用する、(2)幌の荷物収納室の上面を構成する部
分に、荷物収納室の巾方向にも折り畳み可能となる二重
蛇腹を形成する、(3)板状の蛇腹が荷物収納室の上面
を構成する部分と側面を構成する部分の接続部に伸縮性
部材を使用する等の方法があり、適宜選択することがで
きる。
【0017】本発明のさらに別の形態としては、上記し
た荷物収納室の内側にアオリを装着し、荷物収納室を二
重構造とすることもできる。このアオリは従来の荷台に
固定されたものでもよく、また、前後水平方向に折畳み
自在なアオリユニットを荷台上に移動可能に装着し、ア
オリを構成してもよい。移動可能なアオリユニットを使
用して荷物収納室を二重構造とした場合には、外側の荷
物収納室及び内側のアオリユニットを共に折畳み荷台の
前部に寄せることによって、荷物運搬車両を平ボディー
タイプの車両として使用することができる。また、内側
のアオリユニットを折畳み荷台の前部に寄せた状態で外
側の荷物収納室を形成した場合には、コンテナタイプの
車両として使用することができ、逆に外側の荷物収納室
を構成するユニットを折畳み荷台の前部に寄せた状態で
内側のアオリユニットを形成した場合には、アオリタイ
プの車両として使用することができる。さらに、外側の
荷物収納室と内側のアオリをともに形成した場合には、
コンテナタイプとアオリタイプの複合車両として使用す
ることが可能となり、例えば、野菜、日用品、スクラッ
プや粉末状の荷物で荷台側壁部にある程度の強度を必要
とし、かつ雨にぬれては困るもの等を運搬するのに好都
合となる。
【0018】荷物収納室の内側にアオリユニットを移動
可能に装着するには、荷物収納室の移動ユニットを移動
可能に係合するガイド部材の内側に別のガイド部材を設
けてアオリユニットをこれに移動可能に係合すればよ
い。このようなガイド部材としては、例えば図22、2
3に示すような二重レールを使用することができる。ア
オリユニットは任意数(0を含む)の中間ユニットとエ
ンドユニットにより構成するが、各ユニットには荷台の
両側部に配置される二本の支柱と該支柱を下部で連結す
る梁を設けて、必要な強度を持たせることが好ましい。
【0019】各中間ユニットの支柱には、アオリ側壁部
材の一側端を回動自在に取り付け、該側壁部材の他側端
を隣接するユニットの支柱に設けた溝に嵌合する等の手
段により係止して、ユニットの支柱を介して側壁部材を
順次連結してアオリを形成するようにすることができ
る。また、エンドユニットには後壁部材をユニット下部
で荷台の水平方向に回動自在に取り付けるようにするこ
とができる。中間ユニットの数や隣接するユニットを連
結する側壁部材の寸法は、車両の大きさに合わせて適宜
設定することができる。
【0020】つぎに、本発明の具体例について図面に基
づいてさらに詳細に説明するが、これらの具体例は本発
明を限定するものではない。図1〜8は本発明をトラッ
クに適用した1例を示す図であり、図1は荷物収納室を
構成する移動ユニットを折畳み荷台の前部に寄せた状態
を示す斜視図、図2は移動ユニットを引出し荷物収納室
を途中まで組立てた状態を示す斜視図、図3は板状の蛇
腹を伸展させて荷物収納室を完成させた状態を示す斜視
図である。また、図4は該トラックのトップユニットの
一部を上面から見た部分拡大図で蛇腹の収納状態を示す
ものであり、図5は中間ユニットの一部の斜視図であ
る。図6及び7は該トラックの隣接するユニットの連結
状態を示す図であり、図6は隣接するユニットを連結す
る直前の状態を示す模式断面図、図7は隣接するユニッ
トを連結した状態を示す模式断面図である。そして図8
は板状の蛇腹の部分拡大図であり、(A)、(B)はそ
れぞれ別のタイプの蛇腹である。
【0021】これらの図において符号1はトラック、符
号2は荷台、符号3はトップユニット、符号4は中間ユ
ニット、符号5はエンドユニットを表す。この例では、
板状の蛇腹6を収納したトップユニット3、二本の支柱
7を上部で梁8により門型に連結した2個の中間ユニッ
ト4とエンドユニット5により荷物収納室9を形成す
る。各中間ユニットにも板状の蛇腹6を収納し、エンド
ユニットには荷物収納室9の後壁面を構成する両開きの
扉10を設ける。各ユニットの支柱下部に車輪又はコロ
等の転動体(図示せず)を設けて、トラックの荷台の両
側端に設けたレール(図示せず)と係合させて移動可能
に装着してある。ユニットを構成する支柱、梁等の材質
に特に制限はないが、通常は支柱、梁には鉄鋼等の強度
を有する金属を使用する。中間ユニット4の数は、荷台
のサイズに合わせて適宜増減することができる。
【0022】中間ユニットの梁8には図5〜7にみられ
るように板状の蛇腹収納部11と横方向の雨樋12を設
ける。また、蛇腹端部には隣接するユニットの梁に係合
するユニットフレーム庇13と支柱に係合するゴム等の
材料からなるパッキン14を設け、フレーム結合締め具
15によりユニット間を密閉し雨水等の侵入を防止す
る。支柱には横方向の雨樋と連通する縦方向の雨樋16
を設けてユニットフレーム庇と梁の隙間から浸透する雨
水を排除する。板状の蛇腹6は、2枚のナイロンキャン
バスを貼り合わせ、折り目17間に厚さ0.5mm、巾
45mmのアルミ薄板18を補強材として配置すること
により、荷物収納室9の壁面に必要な強度を付与すると
ともに、板状の蛇腹6を約50mmの折り巾で折り畳む
ことを可能とする。この例では、エンドユニット5の全
面に両開きの扉10を装着し、扉により後壁面を形成し
ているが、扉を片開きとしたり後壁面を板状体で構成し
その一部に扉を設ける等別の構成とすることが可能であ
ることは言うまでもない。このトラックは、図1にみら
れるように中間ユニット4及びエンドユニット5を折畳
み荷台の前部に寄せた状態では平ボディータイプの車両
となり、図3のように、中間ユニット4及びエンドユニ
ット5を所定位置まで移動させ、板状の蛇腹6を伸展さ
せて荷物収納室9を形成した場合には、コンテナタイプ
の車両として使用することが可能となる。各ユニットの
移動は手で行うことができ、また必要に応じてモーター
などにより駆動させる構成とすることもできる。
【0023】図9〜図15は、本発明に使用する板状の
蛇腹の種々の例を示す模式図である。図9の蛇腹6は、
従来の蛇腹と同様に蛇腹6を折り畳む際に、折り目17
が内側方向に向かって折り畳まれるものである。この蛇
腹6は(A)から(D)のように順次折り畳まれるにし
たがって、折り目17は内側方向に形成される。したが
って、蛇腹6が折り畳まれるにつれて内部のスペースは
だんだん狭くなるが、本発明の蛇腹6では折り目17間
に板状補強材が配置されているので、折り巾を狭くして
スペースの減少を小さくすることができる。
【0024】図10は、本発明の板状の蛇腹の他の例を
示す図である。この蛇腹6では、荷物収納室の天井面を
形成する部分と側面を形成する部分の接続部に切れ目2
0を設け、この切れ目部20に伸縮性の材料を裏張りす
ることによって、蛇腹6が(A)から(D)のように順
次折り畳まれるにしたがって、折り目17は外側方向に
拡がるように形成される。この蛇腹6では、切れ目20
に隣接する天井面と側面の接続部の折り目17に囲まれ
た三角形状の部分にもアルミ薄板から成る板状補強材1
8が配置されており、蛇腹の折り畳み時に天井部と側部
の折り目17が外側方向に拡がるのを容易にする。
【0025】図11は、本発明の板状の蛇腹の他の例を
示す図である。この蛇腹6では、荷物収納室の天井面を
形成する部分にさらに横方向に伸縮する蛇腹21を設け
たものである。この蛇腹6を(A)から(D)のように
順次折り畳むと、側面の折り目17は内側方向に向かっ
て折り畳まれ、一方天井面の折り目17は外側方向に拡
がるように折り畳まれる。
【0026】図12は本発明の板状の蛇腹のさらに他の
例を示す図である。この蛇腹6は、図11の蛇腹の天井
面に形成する横方向に伸縮する蛇腹21に代えて、エラ
ストマー等の伸縮性部材22を配置したものである。こ
の蛇腹6を(A)から(D)のように順次折り畳むと、
側面の折り目17は内側方向に向かって折り畳まれ、一
方天井面の折り目17は外側方向に拡がるように折り畳
まれる。
【0027】図13は本発明の板状の蛇腹のさらに他の
例を示す図である。この蛇腹6は図12の蛇腹と同様に
天井面にエラストマー等の伸縮性部材22を配置したも
のであるが、部材22の伸縮性を大きくすることによっ
て、蛇腹を折り畳む際に側面及び天井面の折り目17が
ともに外側に拡がる方向に折り畳まれるようにしたもの
である。この例では、中間ユニット4にも蛇腹を収納す
る構成となっている。
【0028】図14は本発明の板状の蛇腹のさらに他の
例を示す図である。この蛇腹6は図10の蛇腹と同様
に、荷物収納室の天井面を形成する部分と側面を形成す
る部分の接続部に切れ目20を設け、この切れ目部20
に伸縮性の材料を裏張りしたものである。このような構
成をとることによって、蛇腹6を折り畳む際に、側面及
び天井面の折り目17がともに外側に拡がる方向に容易
に折り畳まれるようにしたものである。この例では、中
間ユニット4にも蛇腹を収納する構成となっている。
【0029】図15は本発明の板状の蛇腹のさらに他の
例を示す図である。この蛇腹6は図11の蛇腹と同様
に、天井面にさらに横方向に伸縮する蛇腹21を設けた
ものである。この例では、中間ユニット4にも蛇腹を収
納する構成となっている。
【0030】図16〜23は本発明をトラックに適用し
た他の例を示す図である。図16はこのトラックの荷物
収納室及び荷物収納室の内部に装着したアオリユニット
をともに折畳み荷台の前部に寄せた状態を示す斜視図、
図17はアオリユニットのみを組立てた状態を示す斜視
図、図18はアオリユニットを組立てた後に荷物収納室
を途中まで組立てた状態を示す斜視図、図19は荷物収
納室を完成させた状態を示す斜視図である。また、図2
0及び図21は荷物収納室の内側に装着するアオリ中間
ユニットを展開した状態を示す斜視図である。
【0031】これらの図において符号1はトラック、符
号2は荷台、符号3はトップユニット、符号4は中間ユ
ニット、符号5はエンドユニットを表す。この例では、
トラックの荷物収納室の内側には、荷台上を移動可能に
アオリ中間ユニット24及びアオリエンドユニット25
が装着され、荷物収納室は二重構造に構成されている。
外側の荷物収納室を構成するトップユニット、中間ユニ
ット及びエンドユニットの構成は、図1〜図8のトラッ
クと同様である。
【0032】この例では、荷物収納室9の内側にさらに
荷台上を移動可能としたアオリユニットを装着し、荷物
収納室が二重構造となるように構成している。このよう
な二重構造とするには、トラック1の荷台2の両側端部
にレール等のガイド部材を二重に設け、外側ガイドに荷
物収納室9を構成する中間ユニット4及びエンドユニッ
ト5を車輪、コロ、歯車等により移動可能に係合し、内
側ガイドにアオリユニットを同様に移動可能に係合す
る。アオリユニットは、荷物収納室9の移動ユニットと
同様に中間ユニット24及びエンドユニット25により
構成する。中間ユニット24は荷台の両側部に配置され
る二本の支柱34の下部を梁35で連結し、支柱にはア
オリの側壁を構成する板状体32の一側端を蝶番36等
で回動自在に取り付け(図20)、他側端を隣接するユ
ニットに設けた溝(図示せず)等の係止手段に係止する
ように構成する。その際、アオリの側壁はある程度の強
度を必要とするものであり、この板状体32は一枚のも
ので構成することが好ましい。また、支柱34の下部に
蝶番36等を設けることにより、図21にみられるよう
に内側のアオリユニットを組立てた後にアオリ側壁を荷
台外側へ回動自在とすることができ、荷物の出し入れが
容易になる。エンドユニット25は中間ユニット24と
同様に二本の支柱の下部を梁で連結し、アオリの後壁を
構成する板状体を荷台と水平方向に回動自在となるよう
に装着するとともに、板状体の両側端部を係止具により
支柱に係止する。後壁を構成する板状体の中央部は、必
要に応じて補強材により補強する。
【0033】このトラックは、図16のように外側の荷
物収納室を構成する移動ユニット及び内側のアオリユニ
ットをともに折畳み荷台の前部に寄せた状態では平ボデ
ィータイプの車両となり、図17のように内側のアオリ
ユニットのみを組立てた状態ではアオリタイプの車両と
なり、また外側の荷物収納室のみを組立てた場合にはコ
ンテナタイプの車両となる。そして、外側の荷物収納室
と内側のアオリユニットの双方を組立てた場合には、コ
ンテナタイプとアオリタイプの複合車両として使用する
ことができ、例えば野菜、日用品、スクラップや粉末状
の荷物で荷台側壁部にある程度の強度を必要とし、しか
も雨にぬれては困るもの等の運搬に好都合となる。
【0034】図22及び図23は、このトラックの荷台
2とコンテナユニットの中間ユニット4及びアオリの中
間ユニット24ならびに板状の蛇腹6の係合状態を示す
図である。荷台2の両側端には、図16にみられるよう
に二重構造のレール33が設けられ、このレール33は
上部でアオリの中間ユニット24、下部でコンテナの中
間ユニット4と係合している。アオリの中間ユニット2
4は二本の支柱34とこれらを下部で連結する梁35に
より荷台2に装着され、支柱34の下部には車輪36が
取り付けられレール33の上部と係合している。コンテ
ナユニットの中間ユニット4の支柱下端部には車輪37
が係止部材38、39により取付けられ、レール33の
下部と係合している。そして、係止部材39には板状の
蛇腹6を誘導する蛇腹レール40が設けられている。ア
オリの中間ユニット24及びコンテナの中間ユニット4
はそれぞれ荷台2の両側端に設けられた二本の支柱を荷
台2を横断する梁により連結したものであり、荷台2を
はさむ構成となっているために、これらのユニットをレ
ールにそって移動させてもユニットが荷台2からはずれ
ることはない。アオリのエンドユニット及びコンテナの
エンドユニットについても、これらの中間ユニットと同
様にしてレール33に係合される。レール33は荷台2
の後端部で荷台2の後端から突出する延長部を設けるこ
とによって、各中間ユニットやエンドユニットを組立て
る際に必要となる部材間の遊びを持たせることができる
ものとすることが好ましい。
【0035】図24は本発明のトラックのさらに他の例
を示す斜視図である。図24において符号1はトラッ
ク、符号3はトップユニット、符号4は中間ユニット、
符号5はエンドユニット、符号41は連結部材を示す。
このトラックは、隣接するユニットの支柱を回動可能な
連結部材41で連結して補強するようにした他は、図1
〜8のトラックと同様の構成を有する。
【0036】図25〜27は本発明をトラックに適用し
たさらに他の例を示す図であり、図25は荷物収納室を
ほぼ完成させた状態を示す斜視図、図26はこのトラッ
クで使用する板状の蛇腹の斜視図、そして図27は板状
の蛇腹を外側に折り返す状態を示す部分拡大模式図であ
る。これらの図において符号1はトラック、符号3はト
ップユニット、符号4は中間ユニット、符号5はエンド
ユニットを表す。
【0037】この例では、両側面で上下方向に折り返し
て高さを調節することのできる板状の蛇腹60を使用す
る。この蛇腹60は、図26、27にみられるように蛇
腹60を引き出した後に、両側面に設けた折り目61で
外側方向に折り返すことによって荷物収納室の高さを調
節することができるものである。このトラックの他の構
成は、図1〜8のトラックと同様である。
【0038】上記の各具体例では、本発明をトラックに
適用した例について説明したが、本発明がトレーラー等
他の荷物運搬車両にも適用できるものであることは、言
うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の荷物運搬車両
は、1つの車両で積載する荷物の種類に対応して平ボデ
ィータイプ、アオリタイプ、コンテナタイプあるいはア
オリタイプとコンテナタイプの複合タイプに形態を変更
できるものである。したがって、荷物の種類に対応させ
て予め各種の車両を用意しておく必要がなく、また空走
行を減らすことができて車両の使用効率、輸送効率を上
げることができるものであり、道路の混雑を防止し、環
境中への排ガスの減少にも寄与するものである。また、
板状の蛇腹により荷物収納室の両側面と天井面を一体に
構成することによって、荷物収納室の組立てや折畳みを
簡単に行うことができ、荷物収納室に必要な強度を持た
せるとともに、蛇腹の折り畳み時に荷物収納室内部の空
間が狭くなるのを防止することができ、しかも雨じまい
のきわめて良好な荷物運搬車両を提供するものであり、
きわめて実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をトラックに適用した1例を示すもの
で、荷物収納室の移動ユニットを折畳んだ状態を示す斜
視図である。
【図2】図1のトラックの荷物収納室を途中まで組立た
状態を示す斜視図である。
【図3】図1のトラックの荷物収納室を完成させた状態
を示す斜視図である。
【図4】図1のトラックのトップユニット部を上面から
見た部分拡大図である。
【図5】図1のトラックの中間ユニットの一部の斜視図
である。
【図6】図1のトラックの隣接するユニットの連結状態
を示すもので、隣接するユニットを連結する直前の状態
を示す模式断面図である。
【図7】図1のトラックの隣接するユニットを連結した
状態を示す模式断面図である。
【図8】図1のトラックの板状の蛇腹の部分拡大図であ
る。
【図9】本発明に使用する板状の蛇腹の1例を示す模式
図である。
【図10】本発明に使用する板状の蛇腹の他の例を示す
模式図である。
【図11】本発明に使用する板状の蛇腹の他の例を示す
模式図である。
【図12】本発明に使用する板状の蛇腹の他の例を示す
模式図である。
【図13】本発明に使用する板状の蛇腹の他の例を示す
模式図である。
【図14】本発明に使用する板状の蛇腹の他の例を示す
模式図である。
【図15】本発明に使用する板状の蛇腹の他の例を示す
模式図である。
【図16】本発明をトラックに適用した他の例を示すも
ので、荷物収納室及び荷物収納室の内部に装着したアオ
リユニットを折畳んだ状態を示す斜視図である。
【図17】図16のトラックのアオリユニットのみを組
み立てた状態を示す斜視図である。
【図18】図16のトラックのアオリユニットを組立て
た後に、荷物収納室を途中まで組立てた状態を示す斜視
図である。
【図19】図16のトラックの荷物収納室を完成させた
状態を示す斜視図である。
【図20】図16のトラックの荷物収納室の内側に装着
するアオリ中間ユニットを展開した状態を示す斜視図で
ある。
【図21】図16のトラックの荷物収納室の内側に装着
するアオリ中間ユニットを展開した状態を示す斜視図で
ある。
【図22】図16のトラックの荷物収納室を構成する移
動ユニット及びアオリユニットと荷台の係合状態を側面
から見た部分拡大図である。
【図23】図16のトラックの荷物収納室を構成する移
動ユニット及びアオリユニットと荷台の係合状態を示す
断面図である。
【図24】本発明をトラックに適用した他の例を示す斜
視図である。
【図25】本発明をトラックに適用した他の例を示すも
ので、荷物収納室をほぼ完成させた状態を示す斜視図で
ある。
【図26】図25のトラックで使用する板状の蛇腹の斜
視図である。
【図27】図26の蛇腹を折り返す状態を示す部分拡大
模式図である。
【符号の説明】
1 トラック 2 荷台 3 トップユニット 4 中間ユニット 5 エンドユニット 6、60 板状の蛇腹 7 中間ユニット支柱 8 中間ユニット梁 9 荷物収納室 10 荷物収納室の後壁扉 11 板状の蛇腹収納部 12 横雨樋 13 ユニットフレーム庇 14 パッキン 15 フレーム結合締具 16 縦雨樋 17 蛇腹の折り目 18 アルミ薄板補強材 20 切れ目 21 横方向蛇腹 22 伸縮部材 24 アオリ中間ユニット 25 アオリエンドユニット 33 レール 34 アオリ中間ユニット支柱 35 アオリ中間ユニット梁 36、37 車輪 38、39 係止部材 40 蛇腹レール 41 連結部材 61 折り返し用折り目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−127246(JP,A) 特開 平9−60349(JP,A) 特開 平7−62932(JP,A) 特開 平8−238939(JP,A) 特開 昭62−203818(JP,A) 実開 昭57−37014(JP,U) 実開 平4−35921(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/12

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の荷台や台車等の荷物積載台上にガ
    イド部材を設け、荷物収納室の両側面と天井面を一体に
    構成する板状の蛇腹を収納したトップユニット、任意数
    の中間ユニット及び荷物収納室の後壁面を構成する扉を
    収納したエンドユニットを、該ガイド部材と係合して移
    動するように構成した荷物運搬車両において、板状の蛇
    腹が折り目間に板状補強材を有するものであり、荷物収
    納室を組み立てたときに壁面に強度を持たせるとともに
    連続したくの字状にメリハリをつけて折り畳むことがで
    き、かつ横巾方向にも伸縮可能なものであることを特徴
    とする荷物運搬車両。
  2. 【請求項2】 中間ユニットにも荷物収納室の両側面と
    天井面を一体に構成する板状の蛇腹を収納したことを特
    徴とする請求項1に記載の荷物運搬車両。
  3. 【請求項3】 ユニットの蛇腹端部に、隣接するユニッ
    トに係合する係合手段を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の荷物運搬車両。
  4. 【請求項4】 隣接するユニットの支柱を連結部材で連
    結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の荷物運搬車両。
  5. 【請求項5】 各ユニットが荷物積載台の両側部に配置
    される二本の支柱と該支柱を連結する梁を有し、支柱の
    上端を連結する梁に横雨樋を、支柱にこの横雨樋と連通
    する縦雨樋を設けたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の荷物運搬車両。
  6. 【請求項6】 板状の蛇腹が荷物収納室の上面を構成す
    る部分に伸縮性部材を有することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の荷物運搬車両。
  7. 【請求項7】 板状の蛇腹が荷物収納室の上面を構成す
    る部分と側面を構成する部分の接続部に伸縮性部材を有
    することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の荷物運搬車両。
  8. 【請求項8】 板状の蛇腹を折り畳んだ際に、折り目が
    両側面で外側に拡がる方向に形成されるものであること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の荷物
    運搬車両。
  9. 【請求項9】 荷物収納室の内側に、さらにアオリを装
    着して荷物収納室を二重構造としたことを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の荷物運搬 車両。
  10. 【請求項10】 アオリを荷物積載台上で前後水平方向
    に移動可能であり、回動自在なアオリユニットにより構
    成したことを特徴とする請求項9に記載の荷物運搬車
    両。
  11. 【請求項11】 アオリユニットが三方向に回動自在な
    ものであることを特徴とする請求項9又は10に記載の
    荷物運搬車両。
  12. 【請求項12】 アオリユニットをトップユニット、任
    意数の中間ユニット及びエンドユニットにより構成した
    ものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか
    1項に記載の荷物運搬車両。
  13. 【請求項13】 各中間ユニットが荷物積載台の両側部
    に配置される二本の支柱と該支柱を連結する梁及び該支
    柱に一側端を回動自在に取付け他側端を隣接するユニッ
    トの支柱に係止可能とした側壁を有し、ユニットの支柱
    を介して側壁を順次連結してアオリを形成することを特
    徴とする請求項12に記載の荷物運搬車両。
  14. 【請求項14】 荷物積載台の側端部に二重のレール部
    材を設け内側レールにアオリユニットを移動可能に係合
    し、外側レールに荷物収納室ユニットを移動可能に係合
    したことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に
    記載の荷物運搬車両。
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