JP4209531B2 - 昇降床付き貨物自動車 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、昇降床を昇降自在に設け貨物の載置床を二段に構成した貨物自動車に関し、特に、液体あるいは粉粒体等を充填したフレキシブルコンテナ等の袋状容器による輸送に好適な昇降床付き貨物自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
液状体や粉粒体の輸送では、ドラム缶、トートビン、タンクローリー等の輸送容器により大容量の輸送が行われている。この方式では、復路で空容器のまま輸送することとなり、帰り荷を積載することができないので、このような場合には袋状のフレキシブルコンテナ(以下、「フレコン」という)を使用するのが良い。この種のコンテナは、平ボデーの床上に載置するか荷室内に吊り架けて輸送し、荷卸し後は空になったフレコンを折り畳んで格納することにより、復路においても空いた床面に別の貨物を積載することができ、輸送効率を改善することができる。フレコンは、樹脂製・ゴム製等の材質からなり、輸送する充填物質の化学的又は物理的特性に対して耐久性を有する。また、フレコンには、バルブを備えた充填兼排出口や空気抜き口等が設けられ、車両に装備された液送設備の配管に接続可能になっている。
【0003】
図9は、従来から使用されている液体輸送用コンテナの一例として、液状体を充満したフレコンfの積載された平ボデートラックaを示す。平ボデートラックaは、車両後方に荷台が架装され、通常、床部dの前端に鳥居c、左右側端及び後端に煽eが立設されている。床部d上に載置された2袋のフレコンfは、その外周に複数のラッシングベルトgが前後左右方向に間隔を空けて巻き掛けられ、該ラッシングベルトgの端部の掛止具hが、床部dの前後左右端に埋設された係止具iに係止されて固定されている。
【0004】
図10(a)は、空のフレコンfを拡げて見た平面図、(b)は側面図、(c)は液状体を内部に充満させたフレコンを前から見た正面図である。フレコンの外周面には、ラッシングベルト用のベルト通しjが前後左右方向に間隔を空けて、複数列に付設されている。フレコン側部には、バルブとカプラー等を備えた充填兼排出口kが設けられ、内部への液状体の充填と排出ができる。
通常、車両の床下には液送設備としてポンプユニット22(図2)が架装されており、内容積の大きなフレコンは、充填したまま積み卸しすると鋭利な突起物等により損傷を受ける虞があるので、載置したまま、ポンプユニット22に配管されたパイプ端子をフレコンの充填兼排出口kのカプラーに接続して、自動的に積み卸しを行う。このように、フレコンを使用した輸送方式では、往路に液状体を積載し、復路には空になったフレコンを折り畳んで格納し、空いたスペースに雑貨等の帰り荷を積載して輸送することができる。
【0005】
ところで、フレコンを使用する場合、輸送先で荷卸した後、帰り荷を積載するためには空となったフレコンを折り畳んで格納しなければならず、この作業が大変な重労働となっていた。更に、最近、保安基準が改正され、積載量は5トンの増量が許容されているが、このフレコン輸送方式では、5トンという増量分を往路において積載することができないという問題があった
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、輸送効率の改善を図るべく上記問題を解決するために案出されたものである。すなわち、本発明の目的は、保安基準改正による増量分をフレコンと雑貨とを混載することで有効に活用すること、復路においても増量分に見合う帰り荷を積載可能とすること、従来重労働となっていた空フレコンの折り畳み・格納作業を解消すること、フレコンに充填した液状体が不慮の事故のため漏出しても車両外への飛散を防止可能なこと、更に、簡素な構造で荷役作業の効率化及び車両の軽量化等を図るとともにフレコンと雑貨とを合理的に混載して輸送することを実現できる昇降床付き貨物自動車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の貨物自動車は、貨物を積載する荷台床部の四隅に立設した中空な支柱内にそれぞれ昇降手段を設け、前記床部の上方において貨物を上下二段に積載可能とする昇降床を前記昇降手段により昇降自在に懸架するとともに、前記床部の両側端及び後端に沿って嵩上部を設け、該嵩上部に前記昇降床を所定位置まで降下させて載置することができる段差を形成したことを特徴とする。
本発明の実施形態では、前記昇降手段は油圧シリンダでありシリンダの基端を前記支柱内の下端部に軸着するとともに、該シリンダの先端から延出するロッドの先端に滑車を設け前記支柱の下端部に一端が止着されたワイヤを該滑車に巻回して、該ワイヤの他端を前記昇降床の四隅に設けた突出片に連結し、前記ロッドの伸縮動作に応じて昇降床が昇降するように構成される。
また、前記左右側端及び後端の嵩上部と鳥居の下端部とによって前記床部の上面を囲繞して凹所を形成するとともに、該凹所の内面に保護シートを張設して角槽を水密に形成するとよい
更に、床部側端前後に立設された前記支柱間に煽を2段に連設するとともに、下段の煽の長手方向に所定の間隔を空けて支持脚の固定部を取り付け、該固定部に蝶着された回動片を直角に開成し該回動片の上端面に上段の煽を回動して倒置することにより、上段の煽を作業用足場とすることができる
【0008】
【実施例】
図1は、本発明の実施例の昇降床付き貨物自動車の一部を切欠いて示した外観斜視図である。この実施例は、通称「平ボデー」と称する貨物自動車の荷台の床部1の上方に貨物を積載する昇降床3を配設している。荷台は、床部1を構成するクロスメンバ31(図3)を車両のシャーシ9(図2)上に締結して架装されている。床部1の前端にはフロントレール、左右側端にサイドレール6、後端にはリアレールを配し、左右のサイドレール6間に平行に間隔を開けて複数のクロスメンバ31を列設した梯子状枠体を形成するとともに、四隅に支柱2を立設し、左右側端の前後の支柱2、2間には、サイドレール6上に沿って嵩上部7を延設し、後端の左右の支柱2、2間にもリアレール上に沿って嵩上部7を延設するとともに、前端の左右の支柱2、2間には、図5に示すように鳥居8を立設してフロントレール上に前壁を形成する。
また、図2(c)及び図6に示すように、後端の支柱2、2間には、嵩上部7上に後煽11、12を二段に連設して後部ゲートを形成すると共に、左右側端の支柱2、2間にも側煽4、5を二段に連設して、折畳み自在な側部ゲートを形成する。これら後部ゲートと側部ゲートのいずれも、嵩上部7、7の上側縁部にヒンジ23を介して回動自在に取り付けられる。なお、支柱2と各煽との間には、煽を垂直状態に保持するためにロック装置(不図示)を備えた中柱21、21を介設している
【0009】
図2(a)は図1の貨物自動車の側面図、(b)は上面図、(c)は右側上段の煽5を開いた後面図である図2(a)及び(c)に示すように、荷台側部の下段の煽4には、所定の間隔を開けて4つの支持脚24が取り付けられている。支持脚24は、煽への取付手段を有する固定片と、該固定片に対し水平方向に90度開成可能に枢着された直角三角形の回動片とからなり、支持脚24を90度開成した状態で停止させ、上方から上段の煽5を開成すると、煽5を水平位置で支持脚24上に保持することができる。このようにすると、作業者が昇降床3上で積荷の積み卸しをする場合、上段の煽5を作業用足場として作業することができる。
【0010】
図1で昇降床3を切欠いて示すと共に図7に示すように、四隅に立設された支柱2の内部には、それぞれ油圧シリンダ13が、シリンダ70の基端を床部1のフレームに軸着し、ロッド71の先端に滑車72を設けてロッド71の伸縮動作に応じて滑車72が昇降すると、滑車72に巻き架けたワイヤ(あるいはチェーン)73を介して、昇降床3が昇降操作できるようになっている。図7では、昇降床3は前壁と各ゲートに囲まれて、上昇位置に停止している。なお、油圧シリンダ13は、荷台下部の油圧パワーユニット(不図示)により操作する。
【0011】
以上の構成により、昇降床3を油圧シリンダ13で上昇させて上昇位置に保持するとともに、積荷たる液状体をフレコンfの内部に充満した状態で、床部1の前後に2袋(各5トン)積載し、それぞれ複数のラッシングベルトgにより床部1に緊締する。更に、昇降床3上には、5トンの増量分に対し自重の3トンを差し引いた凡そ2トンの雑貨(不図示)を積載して、輸送先の往路に向うことができる。
なお、本実施例では、昇降床3を直接、油圧シリンダ13により吊り掛けているが、支柱2の内部から内方に出没自在に支持腕を設け、該支持腕を介して昇降床3を上昇位置に保持することができる。また、昇降手段としては、油圧シリンダの代わりに、電動モータ等の駆動装置を使用することもできる。
【0012】
次に、図3に基づいて床部の構造を説明する。床フレームは、上記したように、左右に一対の断面コ字型のサイドレール6、6を凹所を対向させて配設し、該凹所の間に多数の断面I型クロスメンバ31を所定の間隔を空けて前後方向に平行に挿入し、アングル部材を介してボルト等によりサイドレール6に両端部を固着してなる梯子状枠体であり、該枠体の多数のクロスメンバ31は、車両シャーシ9上に締結(不図示)されている。床フレームは、クロスメンバ31の上部フランジ35の上面を薄いシート状のサブフロア36で覆って、下方からの雨水の侵入を防止するとともに、サブフロア36上に木材等の床板37を敷設し、床部1の側端のサイドレール6の上部フランジ61上に沿って嵩上部7を立設する。
【0013】
嵩上部7は、幅狭の中空部32に段差34を形成するように幅広の中空部33を挿入して一体とした長尺の筒状部材からなる。上記のように、前端にはフロントレール(不図示)上に鳥居を立設するとともに、左右側端には嵩上部7を立設し、後端にもリアレール(不図示)上に嵩上部7を立設することにより、床部1に浅い凹所を形成する。更に、図3に示すように、床板37の上面を保護シート38で被覆するとともに、側部嵩上部7の内面、鳥居8の下端内面及び後部嵩上部7の内面を保護シート38の周縁部で覆う。
なお、保護シート38は、液状体に対して耐食性のあるSUS等の材質を使用し、図5及び図6に示すように、隅部を覆う場合も、溶接等により一枚物として水密に張設することにより、雨水の侵入を阻止できる。この結果、床部1には気密性の優れた角槽が形成されるので、万一、積荷のフレコンfが損傷を受け、あるいは荷役操作を誤って配管途中で床上に液状を漏出させることがあっても液を角槽内に留め置くことができ、外部に飛散する虞はない。なお、角槽は液状体の2袋分の容量を収納できれば、それ以上の深さを形成する必要はない。
【0014】
図4に示す昇降床3の構造について、図3及び図2(b)を参照しながら説明する。
昇降床3は、左右側部に断面H型縦梁材40を平行に配し、両縦梁材間に複数の横梁材41を図3の如く結合して梯子状フレームを形成し、横梁材41の上面に床材46を並べてネジ釘等により敷設する。更に、側部を構成する縦梁材40、40の前端と後端部には、図のように上部フランジ42と下部フランジ43の外角部に矩形の切欠部44を設けている。昇降床3は、図2(b)に実線で、図5及び図6に破線で示すように、支柱2の内角部にこれらの切欠部44を嵌め合わせ、昇降床3の周端面と鳥居8やゲート間の隙間を最小限に狭めることにより、昇降床3の振れを規制している。更に、四隅の切欠部44には、それぞれ吊下片45を溶接して外方に突設する。後述のように、該吊下片の先端は、支柱2の開口50(図5)内に挿入し、油圧シリンダ13側のワイヤ73等の一端に連結されている。
【0015】
ところで、図5及び図6に示すように、油圧シリンダ13は、車両床部の四隅に立設された中空な支柱2の内部にそれぞれ1台ずつ、全部で4台収納されている。図5において、床部1前端の支柱2を内側から示すように、支柱2の内側面には前壁を構成する鳥居8を固着し、後端面には煽4、5を垂直に保持する中柱21を固着している。支柱2の内側面には、縦長の開口50が下方を拡幅して穿設されている。下方は、内部の油圧シリンダ13を保全するために拡幅している。
図7に示すように、油圧シリンダ13は、支柱2の下部に設けたブラケットにシリンダ70の基端が軸着され、伸縮ロッド71の先端に滑車72が固定されている。更に、支柱2の下端部に一方の端部を止着したワイヤ73が滑車72に巻き掛けられワイヤ73の他端部は、昇降床3の隅部に設けた吊下片45に連結されている。滑車72の両側面には、支柱2の内径よりわずかに幅の狭い方形のスライダ75がそれぞれ固定され、支柱2内における滑車72の昇降動作の振れを防止している。なお、昇降床(一点鎖線で示す)には切欠部44が設けられているので、上記のように、支柱2の内角部51に対し干渉することはなく、かつ、昇降床3と前壁やゲートとの隙間を狭く形成しているので、走行中に大きく振動することはない。なお、図中、隅部に水密に張設された保護シート38を点線で示す。
【0016】
更に、図7(a)乃至(c)に示すように、ロッド72が伸長すると、ワイヤ73を介して昇降床3が上昇位置まで上昇して停止する。昇降床3は、上昇位置に停止した状態で保持され、雑貨等の貨物が積載可能となる。ところで、昇降床3は、吊下片を介して四隅で吊り下げられ、あるいは保持されることとなるので、載置された雑貨等の貨物が中央部に集中して大きな曲げモーメントを受ける。本実施例においては、昇降床3を軽量かつ簡潔に構成しており、改正された保安基準の増量分の5トンに対し自重の3トンを差し引いた2トン程度の雑貨等を混載することができる。また、混載貨物の荷役作業の際には、常時、昇降床3の下の荷台床部に2袋のフレコンを載置した状態で、液状体の充填・排出を同時に行うことができる。
【0017】
輸送先で液状体を貯槽へ排出すれば、フレコンfは、図10(b)の如く扁平になるので、油圧シリンダ13のロッド71を収縮して昇降床3を下降させる。図3に示すように降下すると、昇降床3の下部フランジ43の下面が床部嵩上部7の平坦な段差34に当接する。この降下位置では、昇降床3の積荷の荷重は段差34全体に及ぶので、局部的な集中荷重を回避することができ、昇降床3に12トン相当の貨物を載置することができる。なお、段差34は、空フレコンの充填兼排出口等の配管類に抵触しない高さをとって設けられる。また、段差34のような支持機能を発揮するものとして、例えば、嵩上部の内面に長尺の横桟を設けるとか、短尺の嵩上部を断続的に多数立設し、それぞれに支持腕を取り付けることも効果的である。
以上のように構成された実施例によれば、往路では床部に液状体を充満した2袋のフレコン10トンと、自重およそ3トンの昇降床3に2トンの貨物の計15トンの積載量を可能とするとともに、復路では降下位置において昇降床3におよそ12トンの貨物を積載することができる。
【0018】
【発明の効果】
図8に示すように、積載量15トンの貨物自動車の場合、従来は10トンの液状体を充填したフレコンの他には、雑貨を混載することができなかった。すなわち従来の積載量に対し、本発明に係る昇降床付き貨物自動車においては、簡略な構造による軽量な昇降床を車両の床部上方に架装したので、往路において保安基準の改正に見合った増量分の混載形式での積載が可能となり、往路ではフレコンの他におよそ2トンの雑貨を混載することができる。ただし、復路での積載量は昇降床の自重に相当する3トン程度減少することとなるが、従来輸送先で行わなければならなかった空フレコンの折畳み作業が省略され、空にしたままの状態で帰り荷を積載することができる。昇降床は、軽量化を図って簡略な構造としたが、嵩上部に段差を設けることで、復路でも帰り荷を積載することができる。
また、床部は四周の嵩上部に保護シートを張設して水密な角槽を形成することにより、万一、フレコンが破損して液状物が漏出したとしても、外部に飛散するのを防止できる
煽は折り畳み可能な二段式に連設して、上段の煽を作業用足場とするように構成すれば、昇降床を上昇位置に係止して荷役作業を行う際にも作業し易い等の格別な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す昇降床付き貨物自動車の外観斜視図。
【図2】(a)は図1の側面図、(b)は平面図、(c)は上段の煽を開成した状態の背面図。
【図3】 図1のA−A線に沿った昇降床の縦断面図
【図4】 昇降床の一部切欠き斜視図。
【図5】 床部前端の支柱を内側から見た斜視図。
【図6】 床部後端の支柱を内側から見た斜視図。
【図7】(a)は支柱の長手方向縦断面図、(b)は支柱の幅方向縦断面図、(c)は支柱の内部を上から見た横断面図。
【図8】 本発明の効果を示す説明図。
【図9】 従来の輸送態様を示す貨物自動車の外観斜視図。
【図10】(a)は空フレコンの平面図、(b)は同側面図、(c)は充填状態を示すフレコンの正面図。
【符号の説明】
1…床部、2…支柱、3…昇降床、4…下段の煽、5…上段の煽、6…サイドレール、7…嵩上部、8…鳥居、9…車両シャーシ、11…下段の煽、12…上段の煽、13…油圧シリンダ、21…中柱、22…ポンプユニット、23…ヒンジ、24…支持脚、31…クロスメンバ、32…幅狭中空部、33…幅広中空部、34…段差、35…上部フランジ、36…サブフロア、37…床板、38…保護シート、40…縦梁材、41…横梁材、42…上部フランジ、43…下部フランジ、44…切欠部、45…吊下片、46…床材、50…開口、51…内角部、70…シリンダ、71…ロッド、72…滑車、73…ワイヤ、74…スライダ、
a…平ボデートラック、b…運転室、c…鳥居、d…床部、e…煽、f…フレキシブルコンテナ、g…ラッシングベルト、h…掛止具、i…係止具、j…ベルト通し、k…充填兼排出口、l…空気抜口。

Claims (4)

  1. 貨物を積載する荷台床部(1)の四隅に立設した中空な支柱(2)内にそれぞれ昇降手段を設け、前記床部(1)の上方において貨物を上下二段に積載可能とする昇降床(3)を前記昇降手段により昇降自在に懸架するとともに、前記床部(1)の両側端及び後端に沿って嵩上部(7)を設け、該嵩上部(7)に前記昇降床(3)を所定位置まで降下させて載置することができる段差(34)を形成したことを特徴とする昇降床付き貨物自動車。
  2. 前記昇降手段は油圧シリンダ(13)でありシリンダ(70)の基端を前記支柱(2)内の下端部に軸着するとともに、該シリンダ(70)の先端から延出するロッド(71)の先端に滑車(72)を設け前記支柱(2)の下端部に一端が止着されたワイヤ(73)を該滑車(72)に巻回して、該ワイヤ(73)の他端を前記昇降床(3)の四隅に設けた突出片に連結し、前記ロッド(71)の伸縮動作に応じて前記昇降床(3)が昇降することを特徴とする請求項1記載の昇降床付き貨物自動車。
  3. 前記左右側端及び後端の嵩上部(7)と鳥居(8)の下端部とによって前記床部(1)の上面を囲繞して凹所を形成するとともに、該凹所内面に保護シート(38)を張設して角槽を水密に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の昇降床付き貨物自動車。
  4. 前記床部(1)の側端前後に立設された前記支柱(2)間に煽(4,5)を2段に連設するとともに、下段の煽(4)の長手方向に所定の間隔を空けて支持脚(24)の固定部を取り付け、該固定部に蝶着された回動片を直角に開成し該回動片の上端面に上段の煽(5)を回動して倒置することにより、該上段の煽(5)を作業用足場とすることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の昇降床付き貨物自動車。
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