JP2016169082A - 縦横自在に格納ケージを移動させる自在出納システム - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物を格納した格納ケージを縦、横の二次元の任意格子状区画に縦横自在に格納し、目的の区画に格納、出荷する。宅配車にこれを搭載し、宅配箇所に到着した際に出荷口に配達すべき荷物が移送されているようにする。【解決手段】移送軌道を縦、横にそれぞれ複数配列する。これにより形成される多数個の二次元格子区画に格納ケージを少なくとも一個分の空きスペースを有して配置する。この格納ケージに具備する結合子と前記移送軌道を結合して順逆自在に移送し、結合を解消して停止させ、固定子で移送軌道支持枠に固定し位置保持する。【選択図】図1

Description

本発明はパレットや格納ケージ(以下格納ケージと称する)を縦横に自在に移動させて任意区画に格納し、出荷口に出納する格納ケージ出納システムである。
配達量の増加や人員不足で宅配業務が立ち行かなくなる可能性が浮上しているが、宅配車宅配先に到着した時に、配達すべき荷物が取り出し口に用意されていて、運転者が直ちに配達出来る様になっていれば、配達効率が向上し、上記したような可能性は解消される。
上記した様に、「配達すべき荷物が取り出し口に用意されていて、運転者が直ちに配達出来る」事を実現するためには、ランダムに積み込んだ荷物を配達順に従って順次出荷口に移送する必要があるが、その様なシステムは実現されていない。
これを実現する可能性のあるシステムとして、例えば特許文献1があるが、これは三次元構造であり、機構的に複雑であるので、製造するのに困難があった。また、格納ケージのサイズが同一でなければならない欠点があった。
特許第5658111
本発明は、順不同に荷物を格納した格納ケージを自在に移動させて、配達順序に従って出庫口に移動して出納する事を可能にし、且つサイズの異なる荷物にも対応可能な出納システムを実現しようとするものである。
そしてこれを複数個並列配置して三次元に拡張して、特許文献1の機能と同等の機能を有し、宅配業務等に於いて「配達すべき荷物が取り出し口に用意されていて、運転者が直ちに配達出来る」事を実現可能にするものであり、且つ、サイズの異なる荷物に対応できないと云う欠点を解消する目的で成された。
横方向の移送軌道を上下に複数段施設し、格納ケージの幅分を隔てて、縦方向の移送軌道を左右に複数列施設する。そして双方の移送軌道が交差して構成される多数個の格子空間を納格区画として、少なくとも一区画を空きスペースを設けて格納ケージを配置し、この格納ケージに具備する結合子と移送軌道を噛合させて、この移送軌道の運動により任意の区画に格納ケージを縦横に移送する。
移送軌道は螺旋軌条やチェーンやリニアモーター等であり、例えば螺旋軌条であれば結合子はこれに噛合する一部螺旋状であり、チェーンであれば噛合歯であり、リニアモーターであればこれに磁気誘導される磁石である。
格納ケージを順送りする際には移送軌道を順方向に運動させ、逆送りする際には移送軌道を逆方向に運動させる。停止の際は、当該位置を保持するため、移送軌道と結合子の結合を非結合にすると同時に、固定子を、移送軌道を回転支承する軌道枠に押しつけて格納ケージを固定保持する。
移送軌道を順方向用と逆方向用の二本の移送軌道にして、結合子をこの両者に相互排他的に結合させて順送り、逆送りを行ってもよい。その際には複数の格納ケージを個々に順逆
両方向に移送する事が可能になる
格納ケージは空きスペースをを埋める様に順送りして移動させるのであるが、この空きスペースが一個だけでは移動に時間がかかり過ぎ、多すぎては格納数が少なくなるので、格納区画の総数を勘案して、適正な数の空きスペースを設けることにより、効率的な移送出納を行う事が出来る。
本発明の動作を身近な事例を挙げて説明すると、5×3の格子状マス目に1箇所の空きスペースを設けて1から15の番号を記載した駒を縦横に適宜移動して昇順又は降順に並べ換える15パズルと呼称されるゲーム盤と同様なもので、このコマに相当する格納ケージを、マス目に相当する格納区画に自在に移動格納、出納するのである。
これを複数個並列に配置すると立体的な自在格納、出納システムが形成されるのである。そして、側面や天井面に出納口を多数個設置すれば宅配に利用出来る様になるのである。
宅配業務に於いて、宅配車が配達先に向かって走行している間に上記動作を行い、出荷口に配送すべき荷物を用意しておけば、運転者が宅配先に到着した時点で直ちにこの出荷口から荷物を取り出し届ける事が可能になる。この際、図1に示す様に本発明をサイズ別に複数配置すればサイズが異なる荷物に対応可能となる。
図2に示すようなコインロッカーに利用すれば、人間の手の届かない高いところに商品や荷物を格納し、出納口は人間の手の届く範囲にする事が出来るので、高い場所がデッドスペースとして利用出来なかった駅等に効率的な設置が可能になる。
また、次世代の配送システムとして注目されているドローンを使った宅配業務に於いて、図3に示す様に配送車の天井部に出荷口を設け、ドローンはこの出荷口に離着陸して荷物の自動供給を受けて配送する事が可能になる。
その他、テライト倉庫や、パソコン等で制御する部品棚等、多岐に亘る利用範囲が考えられる。
格納ケージのサイズが異なる本発明を複数個宅配車に搭載した図 コインロッカーに利用した図 天井部に出庫口を有しドローン配送用にした図 本発明の斜視図 視線Aから見た側面図
以下図4、図5を使い、縦方向3個、横方向3個=9個の格納区画に8個の格納ケージを有し、移送軌道が螺旋軌条であり、これに噛合する螺旋を有する結合子を格納ケージの辺縁部に具備した実施例について説明する。
図4に示す様に、各面に荷物入出口を有する格納ケージ100を横方向に移送するための横移送軌道は上、中、下の三段に施設されている。各横移送軌道には螺旋が切ってあり、それぞれの移送軌道枠に回転自在に支承され、モーターMで回転付与されていて、これで横移送軌道を順逆回転させ、この回転力で格納ケージ100を左右に移送する。
これと同様な構造の中横移送軌道221が中段に、下横移送軌道231が下段に施設されている。
格納ケージ100を縦方向に移送するための縦移送軌道は左、中、右の三列に施設されている。左縦移送軌道311には螺旋が切ってあり、左縦移送軌道枠310に回転自在に支承され、モーターMで回転付与されていて、これで縦移送軌道を順逆回転させ、この回転力で格納ケージ100を上下にに移送する。
上記と同様な構造の中縦移送軌道320が前記左縦移送軌道310の右側に、右縦移送軌道330が前記中縦移送軌道320の右側に施設されている。
上記した三段の横移送軌道と三列の縦移送軌道は図5に示す様に、格納ケージ100の幅分を隔てて施設され、これにより格納ケージ9個分の格子状格納空間が形成される。
この格子状格納空間を格納区画として、格納ケージ100を配置するのであるが、この格納ケージ100が移送されるためには、最小限一箇所の空きスペースが必要で、この空きスペースを埋める用に順送りして任意箇所に任意格納ケージ100を移送するのである。
各格納ケージ100には横結合子120と縦固定子130を具備し、それぞれ横噛合子121、横固定子125、縦噛合子131と縦固定子135を伸縮自在に有する。
図4に於いて、上段中列に空きスペースPがあるが、上段左列に位置する格納ケージ100をPに移送する手順についての概要を説明すると、
1・ 停止、固定されている格納ケージ100の固定を解除するため、横固定子125 又は縦固定子135を収縮させる。
2・ これと同時に、横噛合子121を伸張して上横移送軌道211に噛合させて空き スペースPに向けて横移送する。
3・ 空きスペースPに到達すると、横噛合子121を収縮して上横移送軌道211との噛合を解消すると同時に、横固定子125又は縦固定子135を伸張して上横移送軌道枠壁面215に押しつけて当該位置を保持する。
上記したような手順で、空きスペースPに格納ケージ100を移送し、更にこれを他の区画に移送する際には、他の格納ケージ100適宜移送して新た空きスペースを作りながら目的の区画に移送する。この手順をコンピューター等で解析する事により移送手順の最速解が得られる。
結合子110は格納ケージの横縁部と縦縁部に取付られているので、停止時に於いて縦横の両移送軌道が格納ケージ100の上縦側、右横側に位置し、格納ケージ100の正面を隠す事がないので、正面荷物出納口151を設けて荷物を出し入れする事が出来るのである。
結合子110が格納ケージの横辺縁部と縦辺縁部に取付られてなければ、停止時に於いて正面荷物出納口151に縦移送軌条が正対して荷物の出し入れが出来なくなる。
100 格納ケージ
120 横結合子
121 横噛合子
123 三状態横噛合子
125 横固定子
130 縦結合子
131 縦噛合子
135 縦固定子
151 正面荷物出納口
152 上面荷物出納口
153 側面荷物出納口
210 上横移送軌道枠
211 上横移送軌道
215 上横移送軌道枠壁面
220 中横移送軌道枠
221 中横移送軌道
225 中横移送軌道枠壁面
230 下横移送軌道枠
231 下横移送軌道
235 下横移送軌道枠壁面
310 左縦移送軌道枠
311 左縦移送軌道
315 左縦移送軌道枠壁面
320 中縦移送軌道枠
321 中縦移送軌道
325 中縦移送軌道枠壁面
330 右縦移送軌道枠
331 右縦移送軌道
335 右縦移送軌道枠壁面
P 空きスペース
M モーター


Claims (4)

  1. 縦方向の移送軌道及びこれを回転自在に支承する縦軌道枠を横方向に複数列、横方向の移送軌道及びこれを回転自在に支承する横軌道枠を縦方向に複数段、それぞれ一定間隔で施設し、これにより形成される多数個の格子状収納区画の、少なくとも一区画に空き区画を設けて格納ケージ又はパレットを配置し、この格納ケージに具備する結合子を上下移動軌道又は左右移動用軌道に相互排他的に結合、非結合して、この空き区画にこの格納ケージ又はパレットをこの移送軌道に沿って上下左右に移送、停止させ、停止時には、この格納ケージに具備する固定子で軌道枠に固定する格子状区画自在出納棚。
  2. 縦方向の移送軌道及びこれを回転自在に支承する縦軌道枠を横方向に複数列、横方向の移送軌道及びこれを回転自在に支承する横軌道枠を縦方向に複数段、それぞれ一定間隔で施設し、これにより形成される多数個の格子状収納区画の、少なくとも一区画に空き区画を設けて格納ケージ又はパレットを配置し、この格納ケージに具備する結合子を上下移動軌道又は左右移動用軌道に相互排他的に結合、非結合して、この空き区画にこの格納ケージ又はパレットをこの移送軌道に沿って上下左右に移送、停止させ、停止時には、この格納ケージに具備する固定子で軌道枠に固定する格子状区画自在出納棚を搭載した配送車両。
  3. 結合子が格納ケージの辺縁部に位置する事を特徴とする請求項1及び請求項2記載の格子区画格納棚。
  4. 天井面に出荷口を有する事を特徴とする請求項1〜請求項3記載の格子区画格納棚。
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