JPH081419B2 - 環境試験装置の構造 - Google Patents

環境試験装置の構造

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JPH081419B2
JPH081419B2 JP3354983A JP35498391A JPH081419B2 JP H081419 B2 JPH081419 B2 JP H081419B2 JP 3354983 A JP3354983 A JP 3354983A JP 35498391 A JP35498391 A JP 35498391A JP H081419 B2 JPH081419 B2 JP H081419B2
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JP
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casing
opening
constant temperature
test
partition plate
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仁 戸田
正彦 中村
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体等の電気、電子
部品を様々な温度環境の下で通電試験を行うためのライ
ン型等の環境試験装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の環境試験装置としては、断熱材によ
り試験槽を形成し、該試験槽を形成する側壁に設けた吸
気口及び排気口を介して該試験槽に隣接した恒温空気供
給室から恒温空気を供給するように構成されたものが知
られている。かかる装置では、一般に中央に吸気口が設
けられここから試験槽内の空気を吸引して恒温空気供給
室に導き、冷凍機で冷却したり加熱機で加熱した空気を
排気口から試験槽に送風するようにしている。かかる装
置は、被試験品に対して側面側から恒温空気が吹き出さ
れるタイプのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来の装置の場合は、被試験品に対して横方向から送風さ
れるために被試験品を複数列に並べることができず縦一
列に整列せざるを得なかった。また恒温空気供給室が試
験槽の側壁に隣接して設けられており、送風機等が側壁
側に設置されている関係から、蒸発器や送風機が故障し
た時のメインテナンス作業や、内部清掃する際に行い難
いといった不都合がある。そこで本発明はかかる従来技
術の欠点に鑑みなされたもので、メインテナンス作業が
容易であると共に、被試験品を複数列に並べることので
きる環境試験装置の構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、断熱
材からなる上方に開口部を有するケーシング及びケーシ
ングの一端に蝶着された前記開口部を開閉する断熱材か
らなる外蓋により覆われた試験槽と、該試験槽内を恒温
空気供給室と試験室とに区画する下方に開口を有する仕
切板と、該仕切板の上部と連続するようにケーシング側
壁又は仕切板に蝶着された内蓋とからなり、前記恒温空
気供給室に冷凍サイクルの蒸発器及び加熱手段が設置さ
れ、前記内蓋に設けた開口に送風用ファンが装着された
環境試験装置の構造により本目的を達成する。
【0005】
【作用】本発明にかかる環境試験装置では、仕切板の下
方に設けた開口から試験室内の空気が吸引され、恒温空
気供給室内に設置された冷凍サイクルの蒸発器及び加熱
機により所定の温度に調整された空気が、内蓋に装着さ
れた送風機により下方の被試験品に向けて吹き付けれら
れる。また、環境試験装置のメインテナンス若しくは清
掃の際には、まずケーシングに蝶着された外蓋を開放
し、しかる後にケーシング又は仕切り板に蝶着された内
蓋を開放すると、試験室及び恒温空気供給室全体が上方
から望める状態となり、該外蓋、内蓋を開放した状態に
て送風機等のメインテナンス作業及び試験室内の清掃を
行うことができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に示された実施例に従っ
て詳細に説明する。図において1は、上方が開放された
断熱材からなるケーシングであり、該ケーシング1の開
口部には断熱材からなる外蓋2が蝶着されており、該ケ
ーシング1及び外蓋2で覆われた内部を環境試験槽とし
ている。尚、3はケーシング1の側壁に設けた扉窓であ
る。
【0007】環境試験槽内は、下方に吸気用の開口4a
を有する仕切板4と、該仕切板4に蝶着され他端がケー
シングの内側壁に突設された部材5により係止される内
蓋6とにより試験室7と恒温空気供給室8とに区画され
ている。本実施例では、仕切板4・ケーシング内壁間に
冷凍サイクルの蒸発器9とヒータ等の加熱機10が設置
され、内蓋6にあけた開口部には、送風用のファン12
が装着されている。試験室7内には、図1に示すように
平行な2本の案内レール13、14が施設されており、
該案内レール13、14上を被試験品18が載置された
パレット16が移動するようになっている。
【0008】以上のべた構成において、内蓋6及び外蓋
2とは同方向に開放されるために、作業者はその上方か
らメインテナンスまたは清掃ができる状態となる。また
試験装置を作動した際には、恒温空気が被試験品の上方
から吹き付けるかたちとなるために被試験品の全体に渡
って恒温空気と接触することになる。
【0009】尚、本実施例では、内蓋6を部材5により
係止するだけの構成としたが、これに限定されるもので
はなく、部材5にパッキン等を敷きさらに内蓋6を係止
した後にハンドル等で内蓋6を挾持するように構成する
と良い。また外蓋2とケーシング1とを直接当接させる
ように構成したが、好ましくはパッキンを介して行うの
が良い。また本実施例では内蓋を仕切板に蝶着するよう
に構成したがこれに限定されるものではなく、仕切板に
係止部材を設け側壁に蝶着するように構成しても良いこ
とはいうまでもない。
【0010】
【効果】本発明にかかる環境試験装置の構造は、本発明
は、吸気口(開口)と排気口(ファンの開口)とをそれ
ぞれ別の位置に形成していることから、従来の排気口、
吸気口を同じ面に形成したものに比較して試験装置にお
ける槽の長さを短くすることができる。さらに外蓋をケ
ーシングに蝶着し開放できるように構成したので外蓋を
開放するだけで送風機のメインテナンス作業ができ、さ
らにケーシング又は仕切り板に蝶着された内蓋も開放で
きるように構成したので試験室内部の清掃等も簡単に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる装置の側面縦断面図である。
【図2】 図1の内部機構を省略したA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 外蓋 3 扉窓 4 仕切板 5 部材 6 内蓋 7 試験室 8 恒温空気供給室 9 蒸発器 10 加熱機 12 送風用のファン 13、14 案内レール 16 パレット 18 被試験品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材からなる上方に開口部を有する
    ーシング1及びケーシング1の一端に蝶着された前記開
    口部を開閉する断熱材からなる外蓋2により覆われた試
    験槽と、該試験槽内を恒温空気供給室8と試験室7とに
    区画する下方に開口を有する仕切板4と、該仕切板4の
    上部と連続するようにケーシング側壁又は仕切板4に蝶
    着された内蓋6とからなり、前記恒温空気供給室8に冷
    凍サイクルの蒸発器及び加熱手段が設置され、前記内蓋
    6に設けた開口に送風用ファン12が装着されたことを
    特徴とする環境試験装置の構造。
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JP2007198966A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Orion Mach Co Ltd プレート温調型の環境試験装置

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JP6435245B2 (ja) * 2015-08-31 2018-12-05 エスペック株式会社 試験装置
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