JPH0622230Y2 - 環境試験装置 - Google Patents

環境試験装置

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JPH0622230Y2
JPH0622230Y2 JP1987014357U JP1435787U JPH0622230Y2 JP H0622230 Y2 JPH0622230 Y2 JP H0622230Y2 JP 1987014357 U JP1987014357 U JP 1987014357U JP 1435787 U JP1435787 U JP 1435787U JP H0622230 Y2 JPH0622230 Y2 JP H0622230Y2
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JP
Japan
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air
duct
opening
door body
test chamber
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Application number
JP1987014357U
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English (en)
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JPS63122275U (ja
Inventor
喜代治 松本
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Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、半導体製品や精密材料等を様々な温度・湿度
環境において通電試験を行なうための環境試験装置に関
し、恒温恒湿空気を均一に被試験物に吹き出すように改
良したものである。
従来技術 従来の環境試験装置としては、第5図に示すように断熱
材からなるからなり正面部に開口を有するケーシング1
と、該開口を開閉する断熱材からなるドア体2とからな
る試験室3内に通電試験のための接続ソケット4を取り
付け、取り外しが容易なようにドアに対して水平に配置
したものにおいて、前記試験室3を構成するケーシング
1側と空気流入ダクト5及び空気吸込ダクト6を介して
恒温恒湿空気供給装置7と接続し、試験室3内に恒温・
恒湿空気を供給して所定の温度環境のもとで通電試験を
行なうように構成されたものが知られている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来の環境試験装置では試験室の
側面方向から恒温恒湿空気を供給するように構成してい
るが、ダクトとの接続口付近とそうでない部分及び試験
室の上部と下部とでは温度や風量に大きな差があるため
に複数の被試験物を同一条件のもとで試験できないとい
った不都合があった。このため試験精度が悪くなってい
た。
そこで本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑み被試験物
を同一の温度環境等で通電試験のできる装置を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち本考案は、正面に開口を有する断熱材からなる
ケーシングと前記開口を開閉する断熱材からなるドア体
とからなる試験室と、前記試験室に対して空気流入ダク
トから恒温恒湿空気を供給し、試験室から空気吸込ダク
トを介して空気を吸引する恒温恒湿空気供給手段と、前
記ドア体に縦方向に装着した分岐ダクトとからなり、前
記分岐ダクトの正面に空気吹き出し用の開口を設け、分
岐ダクトの上面に空気流入ダクトと接続される接続口を
設け、前記分岐ダクトの接続口がドア体を閉めた際に空
気流入ダクトと接続されるように環境試験装置により本
目的を達成する。
さらに被試験物への恒温恒湿空気の供給を均一なものと
するために各開口に整流板を設けた。
作用 恒温恒湿空気供給装置から空気流入ダクトからドア体に
装着された分岐ダクトに入る。ドア体の分岐ダクトにそ
れぞれ試験室の背面部に対して縦方向に複数の開口が設
けられているので、それら開口より試験室に向けて空気
は吹き出される。従ってこれら開口付近に被試験物を装
着するソケットを設置すれば、温度,湿度,風量が略同
一の条件のもとで通電試験を行なうことができる。
さらにダクトに整流板を設けたものではダクトの開口よ
り略同一の流量で恒温恒湿空気を吹き出すことができ
る。
実施例 以下に本考案を図面に示された一実施例に従って詳細に
説明する。
図において20は、環境試験装置本体であり、試験室22
は、断熱材からなるケーシング24とそのケーシング24の
開口を開閉するドア体26で覆われている。このドア体26
はケーシング24の側面部に枢着されており、試験室22側
には縦に複数の開口28を有する分岐ダクト30,32が装着
されている。これらダクト30,32の上面には空気流入ダ
クト34から空気の供給を受けるための接続口36が設けら
れている。空気流入ダクト34は、一端が恒温恒湿空気供
給装置38の排出口と接続されており、該ダクト34は試験
室を構成するケーシング24の天井部を貫通させた供給ダ
クト40と接合されている。供給ダクト40の下端にはシー
ルゴム等からなるスカート部材42が取り付けられてお
り、該スカート部材42はドア体26を開閉する際にダクト
30,32の接続口36が設けられた天井部付近を摺動するよ
うになっている。そしてドア体26でケーシング24の開口
を閉めたときにダクト30,32の接続口36に供給ダクト40
が接続されるようになっている。ダクト30,32内部は、
第1図に示すように各開口28から均等に空気が吹き出さ
れるように開口付近に整流板44が装着されている。試験
室22内を二室に区画する仕切り板の表側には、ダクト3
0,32の開口に対向して被試験物を装着するソケット46が
配置されており、該ソケット46は試験機54と導通してい
る。このソケット46が装着された仕切り板の裏面には空
気を吸引するための吸込口48が設けられており、該吸込
口48に接続された空気吸込ダクト50を介して恒温恒湿空
気供給装置38に試験室22内の空気は戻る。尚52は被試験
物を装着するソケット46を支持する仕切り板の一端に設
けた開口であり、該開口52から吹き出された空気をソケ
ット46が装着された仕切り板の背面側に導く為のもので
ある。
以上のべた構成において本考案にかかる装置では、恒温
恒湿空気供給装置38から各ダクトを介してドア体のダク
ト30,32に恒温恒湿空気が供給される。供給された空気
は、ダクトに縦に開口28があけられ、かつ整流板44を各
開口28に設置しているので、ソケット46に装着される被
試験物に温度,湿度,流量が均一な空気が吹き出され、
精度の高い試験を行なうことができる。被試験物に当接
した空気はソケット46の横に設けた開口52を介して仕切
り板の背面側にまわり、背面側に設けた吸込口48を介し
て恒温恒湿空気供給装置38に戻り、そこで再び恒温恒湿
の空気に調整されて試験室に対して吹き出されるという
ように循環する。
尚、本実施例では、各ダクトを介して試験室と恒温恒湿
空気供給装置とを接続するように構成したがこれに限定
されるものではなく、試験室内を仕切板等で仕切り、恒
温恒湿空気供給装置を試験室内に収納するように構成し
てもよい。
効果 以上のべたように本考案にかかる装置では、ソケットに
装着される被試験物への恒温恒湿空気の供給を流量,温
度,湿度とも略均一となるように構成したので高精度の
通電試験を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本考案にかかる装置の一実施例
を示すもので、第1図は装置の縦断面図,第2図は一部
を透視した平面図,第3図は背面部より透視した斜視
図,第4図はダクトとドア体との取り付けを示す斜視
図,第5図は従来技術を示す装置の平面断面図である。 1,24……ケーシング、2,26……ドア体 3,22……試験室、4,46……ソケット 5,34……空気流入ダクト、6,50……空気吸込ダクト 7,38……恒温恒湿空気供給装置 20……環境試験装置、28……開口 30,32……ダクト、40……供給ダクト 42……スカート部材、44……整流板 48……吸込口、36……接続口 52……開口、54……試験機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面に開口を有する断熱材からなるケーシ
    ングと前記開口を開閉する断熱材からなるドア体とから
    なる試験室と、前記試験室に対して空気流入ダクトから
    恒温恒湿空気を供給し、試験室から空気吸込ダクトを介
    して空気を吸引する恒温恒湿空気供給手段と、前記ドア
    体に縦方向に装着した分岐ダクトとからなり、前記分岐
    ダクトの正面に空気吹き出し用の開口を設け、分岐ダク
    トの上面に空気流入ダクトと接続される接続口を設け、
    前記分岐ダクトの接続口がドア体を閉めた際に空気流入
    ダクトと接続されるように構成されていることを特徴と
    する環境試験装置。
  2. 【請求項2】ドア体に設けた分岐ダクトに流入空気を開
    口部へ導く整流板を設置したことを特徴とする環境試験
    装置。
JP1987014357U 1987-02-03 1987-02-03 環境試験装置 Expired - Lifetime JPH0622230Y2 (ja)

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JPS63122275U JPS63122275U (ja) 1988-08-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5244458B2 (ja) * 2008-05-23 2013-07-24 エスペック株式会社 空調装置

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JPS6023674U (ja) * 1983-07-25 1985-02-18 株式会社日立製作所 吸収式冷凍機
JPH0622230U (ja) * 1992-06-10 1994-03-22 共和工業株式会社 パレットの滑り止め機構

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JPS5960492U (ja) * 1982-10-15 1984-04-20 ヤマト科学株式会社 無塵乾燥器

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