JPS6247072Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6247072Y2
JPS6247072Y2 JP1981031843U JP3184381U JPS6247072Y2 JP S6247072 Y2 JPS6247072 Y2 JP S6247072Y2 JP 1981031843 U JP1981031843 U JP 1981031843U JP 3184381 U JP3184381 U JP 3184381U JP S6247072 Y2 JPS6247072 Y2 JP S6247072Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
tank
duct
injection hole
uniform distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981031843U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57144048U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981031843U priority Critical patent/JPS6247072Y2/ja
Publication of JPS57144048U publication Critical patent/JPS57144048U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6247072Y2 publication Critical patent/JPS6247072Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は槽内に注入された測定ガスを均一濃度
で分布させるガス濃度均一分布槽に関する。
一般家庭用のガス漏れ警報器の動作試験を行な
う場合、測定ガス雰囲気中に、基準となるガス濃
度測定装置および複数個のガス漏れ警報器を置い
て行なわれるが、このときガス雰囲気のガス濃度
分布が均一であること、層流が発生しないこと等
が要求される。本考案は、かかる要求を満たす試
験槽として利用できるものであり、槽内へ向かつ
て測定ガスを略均一の濃度でシヤワー状に注入
し、更に槽内に注入された高濃度の測定ガスをす
ばやく撹拌することにより層流の発生を防止して
ガス濃度分布を均一化し、上記警報器試験動作を
簡便ならしめたものである。
以下一実施例を図に基いて詳述する。
第1図は試験槽1の外観を示し、2は半透明ア
クリル樹脂よりなる槽本体、3は蓋、4はガス注
入孔で、プロパンガス或は天然ガスが測定ガスと
して注入される。このガス注入孔4は、本体2側
壁の中央付近において本体上面に取りつけられて
いる。
第2図および第3図において5は、本体2内側
面から上面に沿つて設けられたダクトで、槽内上
面部分に多数の小孔7,7…を均一に分布してな
る送風部8と、槽内低部に同様に多数の小孔9,
9…を均一に分布してなる吸気部10が設けられ
ている。11は、このダクト5内に配置され槽内
に循環気流を生じさせるタンジエンシヤル・フア
ンで、中央より2手に分けられており、モータ1
2にて駆動される。4はタンジエンシヤル・フア
ン11中央付近に設けられた前記ガス注入孔、1
3はこの注入孔4直下に配置されたガス溜め部
で、ガス流に対しこれを遮断すべくガス流方向に
対し直角方向に遮蔽板14を有し、この遮蔽板1
4には、多数の小孔15,15…が形成されてい
る。したがつてガス注入孔4より送出されたガス
は、ガス溜め部13底部に沿つて気流方向と直角
方向に拡がり、小孔15,15…を通つてダクト
5全体に拡散されて送出される。16は送風部8
と、ガス溜め部13の間に介在された緩衝板で、
気流方向に対し所定角度、すなわちガス注入孔4
に近い部分は幅広に、また注入孔4から離れた部
分は幅が狭くなるように傾斜させている。さらに
この緩衝板16は、注入孔4に近い部分には径の
小さい小孔17,17…がまた、注入孔4から遠
ざかるにつれて径を大きくした小孔17′,1
7′…が形成されてその開孔比が異ならしめられ
ている。かかる構成にすれば注入孔4に近いほど
ガス濃度が大きくなるという傾向を阻止でき、か
つガス溜め部13を通過した空気と測定ガスの混
合ガスが、第2図中ダクト5内左上隅に滞留する
こともなく、全面ほぼ均一な流速で送風部8に達
し、多数の小孔7,7…からシヤワー状に槽内へ
吹き出される。18は送風部8と吸気部10の中
間付近に設けられた撹拌用フアンで、送風部8、
吸気部10間の気流経路からはずれた空間のガス
を撹拌するもので、これにより一層の濃度分布の
均一化および層流の発生阻止が達成される。上記
フアン18は吸入フアンにて構成され、周辺のガ
スを吸入して、壁面にあて、そのはねかえりでガ
スの撹拌が行なわれる。19は金網等よりなる保
持体で、動作試験されるガス漏れ警報器20が、
5ないし6個程度係止される。21はガス濃度測
定装置でHe−Neレーザ光を利用した炭化水素系
ガスの測定装置が使用でき、槽内のガス濃度を高
精度に測定するものである。
次に動作につき説明すると、プロパンガス、天
然ガス等炭化水奏系ガスをガス注入孔4より注入
すると、まずガス溜め部13にて気流に対し直角
方向に拡がり、小孔15,15…よりダクト5全
面にわたつて送出される。空気と測定ガスの混合
気体は、さらに緩衝板16にて流速が平均化さ
れ、送風部8の小孔7,7…から略均一の濃度で
シヤワー状に槽内へ吹き出される。ここから吹き
出された混合気体は、フアン18にてさらに撹拌
された後吸気部10よりダクト5内に入る。この
ようにして槽内気体は、ガス濃度が均一化されて
循環する。
以上のように、ガスを略均一の濃度でシヤワー
状に槽内へ注入し、更に注入されたガスを撹拌す
ることによつて層流の発生を防止することによ
り、槽内のガス濃度を高い精度で均一化すること
ができるから、基準となるガス濃度測定装置は槽
内偶部に置くことができ、またこれと離して測定
機器を置いても測定精度に変化はなく、一度に多
数の警報器等の動作試験が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案一実施例斜視図、第2図は、
第1図A−A′断面図、第3図は要部斜視図であ
る。 1……試験槽、2……本体、4……ガス注入
孔、5……ダクト、8……送風部、9……吸気
部、11……タンジエンシヤル・フアン、13…
…ガス溜め部、16……緩衝板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外気を遮断された状態で測定ガスが注入され、
    該ガスが槽内に均一に分布するよう構成されるガ
    ス濃度均一分布槽であつて、 槽内側面から上面に沿つて設けられたダクト
    と、 該ダクトの槽内上面部の略全面に均一分布で形
    成された送風用小孔群と、 上記ダクトの槽内低部に均一分布で形成された
    吸気用小孔群と、 上記ダクト内に設けられた気体循環用フアン
    と、 上記ダクトに測定ガスを注入するガス注入孔
    と、 該ガス注入孔に近接して設けられると共にガス
    の流れ方向に対し直角方向に多数の小孔が形成さ
    れたガス溜め部と、 ガス濃度を均一化すべく流速方向に対し所定角
    度傾斜した状態で上記送風用小孔群付近に設けら
    れた緩衝板と、 該緩衝板にその開孔比を上記ガス溜め部から離
    れるに従つて大きくして形成された多数の小孔
    と、 上記槽内適所に配置され槽内ガスを撹拌する他
    のフアンと、 を備えてなるガス濃度均一分布槽。
JP1981031843U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPS6247072Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981031843U JPS6247072Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981031843U JPS6247072Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57144048U JPS57144048U (ja) 1982-09-09
JPS6247072Y2 true JPS6247072Y2 (ja) 1987-12-24

Family

ID=29829254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981031843U Expired JPS6247072Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6247072Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616523Y2 (ja) * 1976-05-14 1981-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57144048U (ja) 1982-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6209219B1 (en) Measuring device with housing orientation indicator and position transferring focused light-beam source
DE60139166D1 (de) Medikamentenbehälter mit Gasflussein- und Auslass an derselben Seite
JPS6247072Y2 (ja)
US11680718B2 (en) Base and humidifier
KR102438304B1 (ko) 공기질 측정장치
US4214706A (en) Air distribution system
ES197591U (es) Quemador de gas.
FI870935A (fi) Anordning foer avluftning av ett slutet ledningssystem.
JP2006218380A (ja) 粉体飛散曝露装置
US3482506A (en) Air distribution apparatus
JPH0622230Y2 (ja) 環境試験装置
US3906846A (en) Dirt control shield for an air outlet
CN217238333U (zh) 试验装置
JP4828099B2 (ja) 物質拡散装置および空気調和機
CN216296360U (zh) 测试箱及测试装置
CN208866132U (zh) 一种具有补风的风幕式排风罩
JPS587226Y2 (ja) 冷暖房送気用接続箱
JPH06142529A (ja) 局所排気装置付実験台
KR102478007B1 (ko) 정확도와 내구성이 향상되도록 구성되는 공기질 측정장치
Brief et al. A Wind Tunnel for Providing Known Air Movement
TW201923327A (zh) 表面量測系統
JP5183713B2 (ja) イオン発生装置
JP3201905B2 (ja) 熱式火災感知器の試験方法及び試験装置
CN209332807U (zh) 一种低噪音香薰机
GB2286667A (en) Smoke detector