JPH06142529A - 局所排気装置付実験台 - Google Patents
局所排気装置付実験台Info
- Publication number
- JPH06142529A JPH06142529A JP4073516A JP7351692A JPH06142529A JP H06142529 A JPH06142529 A JP H06142529A JP 4073516 A JP4073516 A JP 4073516A JP 7351692 A JP7351692 A JP 7351692A JP H06142529 A JPH06142529 A JP H06142529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- recessed part
- top plate
- experimental
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ventilation (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気より重いガスを排気するのに好適であ
り、天板上での実験器具を安定して取扱うことができ、
かつ掃除が容易な局所排気装置付実験台の提供。 【構成】 天板の一部に凹部を設け、該凹部の垂直壁の
一部または全部に排気口を設けたことを特徴とする局所
排気装置付実験台。
り、天板上での実験器具を安定して取扱うことができ、
かつ掃除が容易な局所排気装置付実験台の提供。 【構成】 天板の一部に凹部を設け、該凹部の垂直壁の
一部または全部に排気口を設けたことを特徴とする局所
排気装置付実験台。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は局所排気装置付実験台に関する。
【0002】
【従来技術】有機溶剤から発生するガスは人体に悪影響
を与えるため、人間が吸入する以前に実験室外へ排出す
ることが必要である。実験室全体の換気を行うことは人
間が空気中に拡散したガスを吸入する可能性があるた
め、ガスが発生する個所のみを排気する方法が主流とな
っている。また、実験室全体の換気は冷暖房量がかさむ
ため好ましい方法ではない。そこで、実験台の上部に排
気用フードを取付けたもの(実開昭63−40745
号、同59−61836号)、実験台上を任意に動くこ
とのできる可撓性排気ホースを設けたもの(実開昭60
−179338号)、実験台の天板表面にそって流れる
空気流を形成するもの(実開昭61−44229号)、
実験台の正面部に本立て状の排気口を設けたもの等が提
案されている。しかしながら、ほとんどすべての有機溶
剤は発生したガスが空気より重く、床面をはう性質があ
るので前記の各種実験台のいずれの方式のものを用いて
も余り有効ではない。このような場合に有効な実験台と
して実開昭58−116038号や実開平3−4332
8号では実験台の天板の全部又は一部に小孔を多数設け
ることを提案している。ところが、このような実験台
は、天板に多数の小孔が存在するため、天板上で実験器
具等を取扱うのに不安定であり、天板上にこぼした実験
用液体や粉末が小孔に流れ込んだり、孔を塞いだりして
掃除などの面での不都合が多い。
を与えるため、人間が吸入する以前に実験室外へ排出す
ることが必要である。実験室全体の換気を行うことは人
間が空気中に拡散したガスを吸入する可能性があるた
め、ガスが発生する個所のみを排気する方法が主流とな
っている。また、実験室全体の換気は冷暖房量がかさむ
ため好ましい方法ではない。そこで、実験台の上部に排
気用フードを取付けたもの(実開昭63−40745
号、同59−61836号)、実験台上を任意に動くこ
とのできる可撓性排気ホースを設けたもの(実開昭60
−179338号)、実験台の天板表面にそって流れる
空気流を形成するもの(実開昭61−44229号)、
実験台の正面部に本立て状の排気口を設けたもの等が提
案されている。しかしながら、ほとんどすべての有機溶
剤は発生したガスが空気より重く、床面をはう性質があ
るので前記の各種実験台のいずれの方式のものを用いて
も余り有効ではない。このような場合に有効な実験台と
して実開昭58−116038号や実開平3−4332
8号では実験台の天板の全部又は一部に小孔を多数設け
ることを提案している。ところが、このような実験台
は、天板に多数の小孔が存在するため、天板上で実験器
具等を取扱うのに不安定であり、天板上にこぼした実験
用液体や粉末が小孔に流れ込んだり、孔を塞いだりして
掃除などの面での不都合が多い。
【0003】
【目的】本発明の目的は、空気より重いガスを排気する
のに好適であり、天板上での実験器具を安定して取扱う
ことができ、かつ掃除が容易な局所排気装置付実験台を
提供する点にある。
のに好適であり、天板上での実験器具を安定して取扱う
ことができ、かつ掃除が容易な局所排気装置付実験台を
提供する点にある。
【0004】
【構成】本発明は、天板の一部に凹部を設け、該凹部の
垂直壁の一部または全部に排気口を設けたことを特徴と
する局所排気装置付実験台に関する。
垂直壁の一部または全部に排気口を設けたことを特徴と
する局所排気装置付実験台に関する。
【0005】本発明を図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の実験台の1例を示す斜視図であり、図2
は、その正面図、図3は、そのA−A線断面図、図4
は、そのB−B線断面図である。実験を天板1上で、あ
るいは凹所5で行うと、実験に用いた有機溶剤などから
発生した空気より重いガスは、凹部5の垂直壁に設けら
れた排気口2,2,2より吸引され、排気通路6を経
て、排気ダクト3より排気される。排気通路6は、たと
えば図3の7で示すような排気用壁を用いて形成するこ
とができる。排気口はオープンでもよいが、金網のよう
なもので仕切ることもできるし、図3の2’で示すよう
に方向を調節できる可変式あるいは固定式のフィンを設
けることもできる。図面では排気口2を3方の垂直壁に
それぞれ設けたがその数は任意である。凹部5は通常一
辺40〜60cmの正方形状または長方形状の切欠部と
することが好ましい。また、排気を必要としないとき
は、凹部5を天板1と同一平面にできるよう載置式、は
めこみ式、スライド式などの形で、蓋をすることができ
る構造とすることが好ましい。排気ダクトからの排気は
上部への排気方式か下部への排気方式かのいずれを取る
ことも自由である。
は、本発明の実験台の1例を示す斜視図であり、図2
は、その正面図、図3は、そのA−A線断面図、図4
は、そのB−B線断面図である。実験を天板1上で、あ
るいは凹所5で行うと、実験に用いた有機溶剤などから
発生した空気より重いガスは、凹部5の垂直壁に設けら
れた排気口2,2,2より吸引され、排気通路6を経
て、排気ダクト3より排気される。排気通路6は、たと
えば図3の7で示すような排気用壁を用いて形成するこ
とができる。排気口はオープンでもよいが、金網のよう
なもので仕切ることもできるし、図3の2’で示すよう
に方向を調節できる可変式あるいは固定式のフィンを設
けることもできる。図面では排気口2を3方の垂直壁に
それぞれ設けたがその数は任意である。凹部5は通常一
辺40〜60cmの正方形状または長方形状の切欠部と
することが好ましい。また、排気を必要としないとき
は、凹部5を天板1と同一平面にできるよう載置式、は
めこみ式、スライド式などの形で、蓋をすることができ
る構造とすることが好ましい。排気ダクトからの排気は
上部への排気方式か下部への排気方式かのいずれを取る
ことも自由である。
【0006】
【効果】局所排気のため、有害ガスが拡散しない前に排
気してしまうので、有害ガスが混入した空気を人間が吸
入する可能性が大きく減少し、溶剤中毒になる危険性が
減少する。また、取扱い個所の側近からのみ排出するた
め、排気のエネルギーが少なく、二次的に冷暖房効率も
上昇する。
気してしまうので、有害ガスが混入した空気を人間が吸
入する可能性が大きく減少し、溶剤中毒になる危険性が
減少する。また、取扱い個所の側近からのみ排出するた
め、排気のエネルギーが少なく、二次的に冷暖房効率も
上昇する。
【図1】本発明の具体例である実験台の斜視図である。
【図2】図1の実験台の正面図である。
【図3】図1の実験台のA−A線断面図である。
【図4】図1の実験台のB−B線断面図である。
1 実験台の天板 2 排気口 2’ 排気口のフィン 3 排気ダクト 4 台 5 凹所 6 排気通路 7 排気通路用壁
Claims (1)
- 【請求項1】 天板の一部に凹部を設け、該凹部の垂直
壁の一部または全部に排気口を設けたことを特徴とする
局所排気装置付実験台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073516A JPH06142529A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 局所排気装置付実験台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073516A JPH06142529A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 局所排気装置付実験台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142529A true JPH06142529A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13520492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4073516A Pending JPH06142529A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 局所排気装置付実験台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06142529A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100956016B1 (ko) * | 2009-09-02 | 2010-05-06 | 주식회사씨애치씨랩 | 배기장치가 구비된 간이 실험대 |
CN103657767A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-03-26 | 吴江市亿丰净化科技有限公司 | 一种实验室用实验桌 |
CN107362846A (zh) * | 2017-09-04 | 2017-11-21 | 平顶山学院 | 一种化学实验室教师演示台 |
CN108212252A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-29 | 南京方易日辰电子科技有限公司 | 一种化学用实验桌 |
CN114931992A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-08-23 | 安徽信息工程学院 | 一种学校实验室通风实验台 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4073516A patent/JPH06142529A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100956016B1 (ko) * | 2009-09-02 | 2010-05-06 | 주식회사씨애치씨랩 | 배기장치가 구비된 간이 실험대 |
CN103657767A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-03-26 | 吴江市亿丰净化科技有限公司 | 一种实验室用实验桌 |
CN107362846A (zh) * | 2017-09-04 | 2017-11-21 | 平顶山学院 | 一种化学实验室教师演示台 |
CN108212252A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-29 | 南京方易日辰电子科技有限公司 | 一种化学用实验桌 |
CN114931992A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-08-23 | 安徽信息工程学院 | 一种学校实验室通风实验台 |
CN114931992B (zh) * | 2022-03-24 | 2024-01-26 | 安徽信息工程学院 | 一种学校实验室通风实验台 |
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