JPS5832746Y2 - 安全キヤビネツト - Google Patents

安全キヤビネツト

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Publication number
JPS5832746Y2
JPS5832746Y2 JP1286980U JP1286980U JPS5832746Y2 JP S5832746 Y2 JPS5832746 Y2 JP S5832746Y2 JP 1286980 U JP1286980 U JP 1286980U JP 1286980 U JP1286980 U JP 1286980U JP S5832746 Y2 JPS5832746 Y2 JP S5832746Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main filter
working chamber
blower
safety cabinet
filter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1286980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56114831U (ja
Inventor
昭一 吉田
克人 八木
Original Assignee
株式会社日立製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP1286980U priority Critical patent/JPS5832746Y2/ja
Publication of JPS56114831U publication Critical patent/JPS56114831U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5832746Y2 publication Critical patent/JPS5832746Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、病原菌および遺伝子工学における未知の遺伝
子などを取扱う生物学的安全キャビネット、或は有害物
質などを取扱う理化学的安全キャビネットに関するもの
である。
この種の安全キャビネットは、清浄作業台または無菌作
業台と似ているが、性能的には全く異なるものであって
、我国内では未だ製品化されておらず、文部省告示第4
2号に定めるクラスII安全キャビネットにおいて簡単
な性能が定められているにすぎない。
従来の輸入品である安全キャビネットは、第1図及び第
2図に示すように、前面にシャッター3を設けた作業室
2の上部に、主フィルタ4および整流用の多孔板5を取
付け、前記作業室2の下方には送風機7を設置し、その
吸気側7aを作業面8の前後に形成した気流吸込口9及
び10を介して作業室2に接続し、その排気側7bを通
気ダクト11により前記主フィルタ4及び該主フィルタ
と間隔をおいて外方に向けて配設した排気フィルタ6に
接続している。
また、本体ケース1には、作業室2より上部に主フィル
タ4の保守や交換をする為に保守カバー12を取付け、
また第2図に示すように、その両側に内部点検用の保守
カバー13を取付けて、夫夫の保守カバー12および1
3が通気ダクト11の一部を形成している。
なお、14は送風機の吸気側7aに取付けた送風機用保
守カバー、15は排気フィルタ6のカバーである。
この機能を述べると、送風機7によって吹出された空気
は、通気ダクト11を経て主フィルタ4及び排気フィル
タ6を通過することにより、浄化されて作業室2へ送り
込まれると共に、一部が外部に排出される。
そして、作業室2への清浄空気が、多孔板5を通ること
によって整流され、作業室中の汚染物を含んで気流吸込
口9および10から送風機7に吸込まれる。
そのとき、作業用開口部16から排気フィルタ6の外部
へ排出した風量だけ吸気して、作業室2中の汚染物が外
部に漏れるのを防止する。
このように、従来の安全キャビネットは、保守管理や部
品交換を行なう為に保守カバー12.13.14が必要
であるが、それらは本体ケース1の漏れ検査に合格する
為にかなり小さいピッチでネジ止めされている。
因みに、漏れ検査の方法は、排気フィルタ6の排気口お
よび作業用開口部16をカバーなどにより密閉し、本体
ケース1内にフレオンガスを封入して加圧することによ
り漏れ度合を検出する。
しかし乍ら、送風機用保守カバー14は吸気側であるた
め問題ないが、主フィルタの保守カバー12および内部
点検用の保守カバー13は通気ダクト11の一部をなし
ているので、工場出荷時に検査に合格しても、輸送中に
取付ネジが緩んだ場合、またはユーザーが点検などを行
なうために保守カバー12.13を開けた場合には、汚
染物を含んだ空気が外部に漏れる問題がある。
しかもユーザーでは汚染物が漏れているか否かを判別で
きない。
本考案の目的は、前記従来の問題点に鑑み、汚染物が外
部に漏れることを確実に防止し、以て安全性及び信頼性
の向上を計ることができる安全キャビネットを提供せん
とするものである。
以下、本考案の実施の一例を第3図及び第4図について
説明する。
従来例と同一部分には同一符号を付し、それらの説明を
省略する。
本考案において従来と異なる点は、多孔板5及びシャッ
ター3を従来と同じ高さ位置のま・で作業室2の周壁を
上方に延長形威し、その作業室2の内部に多孔板5及び
主フィルタ4を取付けるようにすると共に、従来の保守
カバー12を廃止して盲蓋12′とする。
また、本体ケース1の両側部の通気ダクト11と送風機
7の吸気側7aとを仕切る仕切板17を、内部点検用の
保守カバー13より上方に取付けて吸気側7aと通気ダ
クト11とを仕切ることにより、保守カバー13の位置
する部分を送風機の吸気側7aに接続する。
本考案の安全キャビネットは、上記の如く、作業室2内
に主フィルタ4を配設したので、従来の如き主フィルタ
の保守カバーがなくても、シャッター3を開けて多孔板
5を取外すことにより主フィルタ4の交換や点検を行な
うことができる。
また、内部点検用の保守カバー13を送風機の吸気側7
aに接続したので、送風機7からの直接排気が保守カバ
ー13の部分から外部に漏れるのを防ぐことができる。
従って、保守カバー13が不完全な取付状態であっても
、汚染物が本体ケース1の外部に漏れるのを確実に防止
することができる。
なお図示実施例では、主フィルタ4の周囲に空気の渦流
、所謂デッドスペースを生ずるおそれがあるが、多孔板
5の孔径の寸法変更をすることにより気流分布を良好な
らしめることができる。
以上述べたように、本考案によれば、汚染物が外部に漏
れることを確実に防止できるので、安全性及び信頼性の
向上を計ることができ、ユーザーにとって扱い易い安全
キャビネットを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の安全キャビネットの一例を示す断面側面
図、第2図は同じく一半を断面とした正面図、第3図は
本考案の安全キャビネットを示す断面側面図、第4図は
同じく一半を断面とした正面図で゛ある。 1・・・・・・本体ケース、2・・・・・・作業室、3
・・・・・・シャッター、4・・・・・・主フィルタ、
5・・・・・・多孔板、6・・・・・・排気フィルタ、
7・・・・・・送風機、7a・・・・・・吸気側、7b
・・・・・・排気側、11・・・・・・通気ダク) 、
12’・・・・・内部点検用保守カバー、14・・・・
・・送風機用保守カバー、15・・・・・・排気フィル
タカバー、17・・・・・・仕切板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シャッタを前面に備えた作業室と、該作業室の上部に配
    設した主フィルタ及び整流用多孔板と、前記主フィルタ
    の近傍に主フィルタの上流側に連通して配設した排気フ
    ィルタと、前記作業室の下方に配設され、かつその吸気
    側を作業室の底部に接続すると共に、排気側を前記主フ
    ィルタ及び排気フィルタの吸込側に至るダクトに接続し
    た送風機と、前記作業室の背面及び両側面をとり囲んで
    前記吸排気路を構成する本体ケースと、該本体ケースの
    側面に取付けた内部点検用の保守カバーとを有する安全
    キャビネットにおいて、主フィルタ及び整流用多孔板を
    作業室内部に装着し、かつ前記内部点検用保守カバーよ
    り上方に前記ダクトと送風機の吸気側とを仕切る仕切板
    を取付けて内部点検用保守カバーを送風機の吸気側に接
    続したことを特徴とする安全キャビネット。
JP1286980U 1980-02-06 1980-02-06 安全キヤビネツト Expired JPS5832746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1286980U JPS5832746Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 安全キヤビネツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP1286980U JPS5832746Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 安全キヤビネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56114831U JPS56114831U (ja) 1981-09-03
JPS5832746Y2 true JPS5832746Y2 (ja) 1983-07-21

Family

ID=29609424

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JP1286980U Expired JPS5832746Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 安全キヤビネツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554052B2 (ja) * 1986-04-07 1996-11-13 株式会社日立製作所 清浄作業台
JP2008296069A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Kondo Kogyo Kk 薄板状物製造装置における、微粒子、または微粒子並びに有害ガスの除去を目的とする空気清浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56114831U (ja) 1981-09-03

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