JPS587900B2 - 室内換気装置 - Google Patents

室内換気装置

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Publication number
JPS587900B2
JPS587900B2 JP11710477A JP11710477A JPS587900B2 JP S587900 B2 JPS587900 B2 JP S587900B2 JP 11710477 A JP11710477 A JP 11710477A JP 11710477 A JP11710477 A JP 11710477A JP S587900 B2 JPS587900 B2 JP S587900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
opening
compartment
plate
downstream
Prior art date
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Expired
Application number
JP11710477A
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English (en)
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JPS5450140A (en
Inventor
井上弘法
橋本希俊
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5450140A publication Critical patent/JPS5450140A/ja
Publication of JPS587900B2 publication Critical patent/JPS587900B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、相対する一対の仕切板で区画された室内の換
気を行なうための装置に関し、特に複数の区画室が連な
って形成されたタンク構造体内の工事現場における換気
に用いて好適の装置に関する。
従来のこの種の換気手段としては、第1,2図に示すよ
うなものがあり、タンク構造体において仕切板a,bで
仕切られた区画室C内で作業員が溶接トーチdを用いな
がら作業を行なう場合、仕切板bの工事孔eに、排気フ
ァンf付き導管gの吸込口hを取付けたのち、排気ファ
ンfを作動させると、溶接作業中に発生する溶接ヒュー
ムやガス等iが吸込口h、導管gおよび排気ファンfを
経て外部へ排出されるようになっている。
そして、溶接ヒューム等iが外部へ排出される際に、仕
切板aの工事孔jから新鮮な空気がこの区画室C内へ流
入するようになっていて、これにより区画室C内の換気
が行なわれる。
なおこのタンク構造体には、工事孔付き仕切板が多数設
けられており、これにより複数の区画室が連なって形成
され、またこれらの区画室相互間の空気の流通は、各工
事孔を介して行なわれる。
ところで、このような従来の室内換気装置では、次のよ
うな問題点がある。
(1)導管gの吸込口hの口径は、通常工事孔eの径よ
りも小さいので、その吸引力が小さく、したがって換気
能力も小さい。
(2)仕切板aの工事孔jを通って流入する新鮮な空気
は、吸込口hへ向かって直行するため、溶接ヒュームや
ガス等iは、区画室C内の角部や天井板付近に滞留して
排出されにくい。
(3)区画室Cの容積が小さく、溶接作業員の頭部の位
置が空気の流域にある場合、作業員は常に新鮮な空気の
雰囲気中にあって汚染空気からは免れるが、一般に流速
の大きい空気流にさらされていると、かえって不快感を
覚え、頭痛や疲労の原因となる。
本発明は、上述の諸問題を解決しようとするもので、区
画室内での作業中に生じた排気ガスを効率より排除する
と共に、新鮮な空気をこの区画室内へ満遍なく流通でき
るようにした室内換気装置を提供することを目的とする
このため本発明の室内換気装置は、相対する一対の仕切
板で区画された室内の換気を行なうべく、両仕切板の一
方に設けられた空気上流側開口の室内側に第1空気そら
せ板をそなえると共に、両仕切板の他方に設けられた空
気下流側開口の室内側に第2空気そらせ板をそなえ、且
つ上記空気下流側開口またはこれよりも下流側の他の開
口に接続されて同開口を通じ空気を吸引しうる導管をそ
なえ、上記第1空気そらせ板には上記空気上流側開口よ
りも径の小さい貫通孔が形成され、上記第2空気そらせ
板には複数の小径貫通孔が形成されたことを特徴として
いる。
以下、図面により本発明の一実施例としてのタンク構造
体における区画室内換気装置について説明すると、第3
図はその縦断面図、第4図はその一つの区画室における
側板を除去した状態を拡大して示す斜視図であり、鋼製
タンク構造体には、複数の区画室i,1’,i“,・・
・・・・が連なって形成されている。
そして、溶接作業の行なわれる区画室1は、相対する一
対の鋼製仕切板2,3で区画形成されており、一方の仕
切板2には、工事孔としての空気上流側開口2aが設け
られると共に、他方の仕切板3には、工事孔としての空
気下流側聞口3aが設けられている。
なお隣接する他の区画室1′,1“,・・・・・・も、
区画室1と同様に工事孔としての開口を有する仕切板で
区画形成されている。
区画室1における空気上流側開口2aの室内側には、樹
脂系材料で作られた第1空気そらせ板4が配設され、そ
の周縁部を複数のスペーサ5を介し仕切板2から間隔を
あけるようにして、マグネット5aの吸着力により開口
周縁部に着脱自在に取付けられている。
そしてこの第1空気そらせ板4の中央部には、空気上流
側開口2aよりも径の小さい貫通孔4aが形成されてい
る。
なお第1空気そらせ板4の外周の径は、空気上流側開口
2aの径よりも大きくなるように形成されている。
したがって、空気上流側開口2aを通じて区画室1内へ
流入した空気流の一部は、貫通孔4aを通って進入し、
その残部は第1空気そらせ板4によりその方向を変えら
れて、空気上流側開口2aの周縁部と第1空気そらせ板
4の周縁部との隙間を通り進入するようになっている。
また空気下流側開口3aの室内側には、複数の小径貫通
孔6aをそなえた樹脂系材料製第2空気そらせ板6が配
設され、その周縁部を複数のスペーサ7を介し仕切板3
から間隔をあけるようにして、マグネット7aの吸着力
により、開口周縁部に着脱自在に取付けられている。
なお第2空気そらせ板6の外周の径は、空気下流側開口
3aの径よりも大きくなるように形成されている。
したがって、区画室1内の流通空気および溶接作業中に
溶接トーチ8から発生する溶接ヒュームやガス等9は、
その一部が複数の小径貫通孔6aがら空気下流側開口3
aを通じ排出されると共に、その残部は空気下流側開口
3aの周縁部と第2空気そらせ板6の周縁部との隙間か
ら開口3aを通じ排出されるようになっている。
ところで、第3図に示すように、空気下流側聞口3aよ
りも下流側の他の開口10a1すなわち区画室1よりも
下流側に形成された他の区画室1″における鋼製仕切板
10の開口10aには、この開口10aよりも径の大き
いラッパ状フード体11aが、複数のマグネット12に
より着脱自在に接続されており、このフード体11aに
は、蛇腹状の導管11が接続されている。
そしてこの導管11には、排気ファン13が接続されて
おり、これにより溶接ヒューム等が、空気下流側開口3
a,区画室1“およびその開口10aを通じ、導管11
内へ吸引され、排気ファン13を径て外部へ排出される
なお導管11のフード体1’laを仕切板3における空
気下流側開口3aに接続してもよく、この場合は一層強
力な吸引力が得られる。
第1および第2空気そらせ板4,6は、各開口2a ,
3aからそれぞれ所要の間隔をあけて配設されればよく
、したがってこれらを、開口周縁部に取付ける代わりに
、区画室1の天井板や床板にそれぞれ支持腕および支持
脚を介し適宜の取付具で固定するようにしてもよい。
また第1および第2空気そらせ板4,6として、筒状、
半球状または台形状のものを、各開口2a,3aに覆う
ようにして取付けてもよく、この場合は、前述の隙間に
あたる部分に適宜の空気流通開口を形成すると共に、貫
通孔4aまたは小径貫通孔6aにあたるものを各形状を
有する空気そらせ板に形成する。
なお各空気そらせ板4,6を樹脂系材料で作る代わりに
、線材と布材とを用いて折畳み可能に製作してもよい。
本発明の室内換気装置は、上述のごとく構成されている
ので、作業員が区画室1内で例えばトーチ8を用いて溶
接作業を行なう場合、まず空気上流側開口2aの室内側
に第1空気そらせ板4を取付けると共に、空気下流側開
口3aの室内側に第2空気そらせ板6を取付け、また開
口10aには導管11のフード体11aを取付ける。
そして排気ファン13を作動させると、第3,4図に矢
印で示すような空気流が生じる。
この空気流は、区画室1について着目してみると、貫通
孔4aを有する第1そらせ板4と多数の小径貫通孔6a
を有する第2そらせ板6との作用により、第4図に矢印
で示すように満遍なく、この区画室1内に流通して空気
下流側開口3aから排出され、これに伴って、溶接作業
中に生じた溶接ヒュームやガス9等も効率よく空気下流
側開口3aを通じて排出されるのである。
このようにして空気下流側開口3aから流出した溶接ヒ
ューム等は、第3図に示すごとく、区画室1“を経て、
導管11および排気ファン13を通じ外部へ排出される
以上詳述したように、本発明の室内換気装置によれば、
区画室を形成する仕切板の空気上流側開口における室内
側に設けられた第1空気そらせ板に、上記空気上流側開
口よりも径の小さい貫通孔が形成され、相対する仕切板
の空気下流側開口における室内側に設けられた第2空気
そらせ板には複数の小径貫通孔が形成されているので、
この区画室内へ空気流を満遍なく流通させることができ
、これにより空気下流側開口を通じて溶接ヒューム等を
効率よく排除できる利点があり、また区画室内の空気流
の流速を平均化することができるため、作業環境を快適
に保ちうる利点がある。
さらに本発明の室内換気装置によれは、前記の空気下流
側開口またはこれよりも下流側の他の開口に接続されて
同開口を通じ空気を吸引しうる導管が設けられるので、
吸引力を著しく大きくすることができ、したがって換気
能力を大幅に向上させうる利点があり、外部に最も近い
開口に上記導管を接続しても、その換気能力を十分に維
持できるため、第1,2図に示すような従来の室内換気
手段における長い導管の代わりに短い導管を用いること
が可能となって、これにより導管の取扱いが容易になり
、設備コストの軽減をはかれる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来の室内換気装置を示すもので、第1図
はその縦断面図、第2図はその1つの区画室における側
板を除去した状態を拡大して示す斜視図であり、第3,
4図は本発明の一実施例としての室内換気装置を示すも
ので、第3図はその縦断面図、第4図はその一つの区画
室における側板を除去した状態を拡大して示す斜視図で
ある。 1’,’1′, 1“・・・・・・区画室、2・・・・
・・仕切板、2a・・・・・・空気上流側開口、3・・
・・・・仕切板、3a・・・・・・空気下流側開口、4
・・・・・・第1空気そらせ板、4a・・・・・・貫通
孔、5・・・・・・スペーサ、5a・・・・・・マグネ
ット、6・・・・・・第2空気そらせ板、6a・・・・
・・小径貫通孔、7・・・・・・スペーサ、7a・・・
・・・マグネット、8・・・・・・溶接トーチ、9・・
・・・・溶接ヒューム若しくはガス等、10・・・・・
・仕切板、10a・・・・・・仕切板10の開口、11
・・・・・・導管、11a・・・・−・フード体、12
・・・・・・マグネット、13・・・・・・排気ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 相対する一対の仕切板で区画された室内の換気を行
    なうべく、両仕切板の一方に設けられた空気上流側開口
    の室内側に第1空気そらせ板をそなえると共に、両仕切
    板の他方に設けられた空気下流側開口の室内側に第2空
    気そらせ板をそなえ、且つ上記空気下流側開口またはこ
    れよりも下流側の他の開口に接続された同開口を通じ空
    気を吸引しうる導管をそなえ、上記第1空気そらせ板に
    は上記空気上流側開口よりも径の小さい貫通孔が形成さ
    れ、上記第2空気そらせ板には複数の小径貫通孔が形成
    されたことを特徴とする室内換気装l
JP11710477A 1977-09-29 1977-09-29 室内換気装置 Expired JPS587900B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11710477A JPS587900B2 (ja) 1977-09-29 1977-09-29 室内換気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11710477A JPS587900B2 (ja) 1977-09-29 1977-09-29 室内換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5450140A JPS5450140A (en) 1979-04-19
JPS587900B2 true JPS587900B2 (ja) 1983-02-12

Family

ID=14703491

Family Applications (1)

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JP11710477A Expired JPS587900B2 (ja) 1977-09-29 1977-09-29 室内換気装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6296032A (ja) * 1985-10-22 1987-05-02 ハウス食品工業株式会社 電子レンジ用プレミツクス及びプレミツクス入り容器
JPH0217422B2 (ja) * 1986-09-24 1990-04-20 Toyo Seikan Kaisha Ltd
JPH02183731A (ja) * 1989-01-10 1990-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 調理器
JPH0333591B2 (ja) * 1985-07-24 1991-05-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd
JPH0436935B2 (ja) * 1986-08-29 1992-06-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd
JPH09107866A (ja) * 1996-10-24 1997-04-28 Hirano Shiki:Kk パン焼き皿及びその製造方法

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JPS5450140A (en) 1979-04-19

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