JPH0245802Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245802Y2 JPH0245802Y2 JP14457485U JP14457485U JPH0245802Y2 JP H0245802 Y2 JPH0245802 Y2 JP H0245802Y2 JP 14457485 U JP14457485 U JP 14457485U JP 14457485 U JP14457485 U JP 14457485U JP H0245802 Y2 JPH0245802 Y2 JP H0245802Y2
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- JP
- Japan
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- dust
- chamber
- meter
- calibration
- dust meter
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- Expired
Links
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Landscapes
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、空気中の粉塵濃度測定に使用され
る光散乱式粉塵計を較正する場合に、較正用粉塵
濃度を長時間安定して保持する較正用粉塵チヤン
バーに関するものである。
る光散乱式粉塵計を較正する場合に、較正用粉塵
濃度を長時間安定して保持する較正用粉塵チヤン
バーに関するものである。
(従来の技術)
従来、光散乱式粉塵計の較正は、蒸気凝縮法を
原理とするステアリン酸粒子発生装置から発生す
る一定濃度のステアリン酸粒子を、較正しようと
する粉塵計(以下被験粉塵計という)と基準とす
る粉塵計(以下基準粉塵計という)とにそれぞれ
導入し、感度を比較し、被験粉塵計の感度を基準
粉塵計の感度に合わせる方法が実施されている。
原理とするステアリン酸粒子発生装置から発生す
る一定濃度のステアリン酸粒子を、較正しようと
する粉塵計(以下被験粉塵計という)と基準とす
る粉塵計(以下基準粉塵計という)とにそれぞれ
導入し、感度を比較し、被験粉塵計の感度を基準
粉塵計の感度に合わせる方法が実施されている。
また粉塵計較正の簡便な方法として、内容積5
m3以上のチヤンバーを用い、その中で溶接フユー
ムや線香の煙などの微粒径安定粉塵を発生させ、
そのチヤンバー内部に被験粉塵計と基準粉塵計を
併置して感度較正を行なう方法もある。
m3以上のチヤンバーを用い、その中で溶接フユー
ムや線香の煙などの微粒径安定粉塵を発生させ、
そのチヤンバー内部に被験粉塵計と基準粉塵計を
併置して感度較正を行なう方法もある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら第1の方法は、粒子発生装置が非
常に高価でかつ取扱いが複雑であり、また第2の
方法は、粉塵チヤンバーが非常に大きく、広い設
置スペースを必要とし、粉塵材料を沢山消費す
る、などの問題点がある。
常に高価でかつ取扱いが複雑であり、また第2の
方法は、粉塵チヤンバーが非常に大きく、広い設
置スペースを必要とし、粉塵材料を沢山消費す
る、などの問題点がある。
この考案は、少量の粉塵を使用して較正に必要
な粉塵濃度を長時間安定して保持することができ
る小型、簡便、安価な較正用粉塵チヤンバーの提
供を目的する。
な粉塵濃度を長時間安定して保持することができ
る小型、簡便、安価な較正用粉塵チヤンバーの提
供を目的する。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、上記問題点を解決するための手段
として、光散乱式粉塵計の検出原理、機器構成か
ら、粉塵計に導入された粉塵は、消費されずに検
出部を通過してそのまま排気孔より排出される点
に着眼してなされたものである。すなわち、凹字
状の縦断面形を有し中央部に粉塵供給部を設けた
チヤンバーと、前記中央部に設けられた攪拌フア
ンと、前記チヤンバーの両側部の対面する壁部に
設けられて基準粉塵計と被験粉塵計の各吸気孔と
各排気孔とにそれぞれ接続する接続口とからなる
ことを特徴とする較正用粉塵チヤンバーである。
として、光散乱式粉塵計の検出原理、機器構成か
ら、粉塵計に導入された粉塵は、消費されずに検
出部を通過してそのまま排気孔より排出される点
に着眼してなされたものである。すなわち、凹字
状の縦断面形を有し中央部に粉塵供給部を設けた
チヤンバーと、前記中央部に設けられた攪拌フア
ンと、前記チヤンバーの両側部の対面する壁部に
設けられて基準粉塵計と被験粉塵計の各吸気孔と
各排気孔とにそれぞれ接続する接続口とからなる
ことを特徴とする較正用粉塵チヤンバーである。
(作用)
粉塵計の較正をするときは、較正用粉塵チヤン
バーの両側部の対面する壁部に設けた接続口に、
基準粉塵計と被験粉塵計の各吸気孔と各排気孔と
をそれぞれ接続する。中央部の粉塵供給部から較
正用粉塵を入れ、攪拌フアンでチヤンバー内の粉
塵濃度を均一にした後、循環する較正用粉塵によ
つて粉塵計の較正を実施する。
バーの両側部の対面する壁部に設けた接続口に、
基準粉塵計と被験粉塵計の各吸気孔と各排気孔と
をそれぞれ接続する。中央部の粉塵供給部から較
正用粉塵を入れ、攪拌フアンでチヤンバー内の粉
塵濃度を均一にした後、循環する較正用粉塵によ
つて粉塵計の較正を実施する。
(実施例)
以下実施例を示す図面に基づいて、この考案を
説明する。第1図および第2図は、内容積約250
の較正用粉塵チヤンバーを示す。チヤンバー1
は、左右に配置したほぼ同一形状の直方体ボツク
スからなる側部2,3を、高さ約半分のボツクス
からなる中央部4で接続し、境界壁を除去して連
通した構成である。側部2,3の前面には、内部
が観察できる透明な密閉扉2a,3aを設け、清
掃等のメンテナンスや粉塵材の設置の際に利用で
きるようにしてある。中央部下部前面には粉塵材
供給用として同じく透明な密閉扉4aが設けられ
ている。中央部4の内部には攪拌フアン5が設置
され、中央部上部前面に攪拌フアン5の回転速度
制御用電圧調整器6、タイマー7、電源スイツチ
8が取り付けられている。チヤンバー側部2,3
の対面する壁部には、接続口9,10,11,1
2が設けられ、接続パイプ13を介して、基準粉
塵計21および被験粉塵計22の各吸気孔23,
24と各排気孔25,26とにそれぞれ接続され
る。接続口9,10,11,12は、被験粉塵計
の異なる型式に対応できるように数種類の位置お
よび形状を用意することも可能であり、使用しな
い接続口は盲蓋をしておく。
説明する。第1図および第2図は、内容積約250
の較正用粉塵チヤンバーを示す。チヤンバー1
は、左右に配置したほぼ同一形状の直方体ボツク
スからなる側部2,3を、高さ約半分のボツクス
からなる中央部4で接続し、境界壁を除去して連
通した構成である。側部2,3の前面には、内部
が観察できる透明な密閉扉2a,3aを設け、清
掃等のメンテナンスや粉塵材の設置の際に利用で
きるようにしてある。中央部下部前面には粉塵材
供給用として同じく透明な密閉扉4aが設けられ
ている。中央部4の内部には攪拌フアン5が設置
され、中央部上部前面に攪拌フアン5の回転速度
制御用電圧調整器6、タイマー7、電源スイツチ
8が取り付けられている。チヤンバー側部2,3
の対面する壁部には、接続口9,10,11,1
2が設けられ、接続パイプ13を介して、基準粉
塵計21および被験粉塵計22の各吸気孔23,
24と各排気孔25,26とにそれぞれ接続され
る。接続口9,10,11,12は、被験粉塵計
の異なる型式に対応できるように数種類の位置お
よび形状を用意することも可能であり、使用しな
い接続口は盲蓋をしておく。
上記のように構成された較正用粉塵チヤンバー
を使用して被験粉塵計22の較正をするときは、
基準粉塵計21および被験粉塵計22をチヤンバ
ー中央部4の上に載置する。各粉塵計21,22
の吸気孔23,24、排気孔25,26とチヤン
バー1の接続口9,10,11,12を接続する
と、粉塵計を介してチヤンバー1の側部2、中央
部4、側部3は循環系を構成する。粉塵材供給扉
3aから線香の煙、溶接フユーム等の粉塵材料を
チヤンバー1内に供給する。チヤンバー1内の粉
塵濃度を均一にするため、攪拌フアン5を一定時
間、一定速度で回転させる。攪拌フアン5の制御
は電源スイツチ8、タイマー7および電圧調整器
6により外部から行なうことができる。このよう
にして均一状態で循環する較正用粉塵によつて、
被験粉塵計22と基準粉塵計21の感度を比較
し、被験粉塵計22の較正を行なうことができ
る。また粉塵チヤンバー1の奥行および接続口
9,10,11,12の位置や個数を変えること
によつて被験粉塵計の型式、同時較正台数の変化
に対応することができる。
を使用して被験粉塵計22の較正をするときは、
基準粉塵計21および被験粉塵計22をチヤンバ
ー中央部4の上に載置する。各粉塵計21,22
の吸気孔23,24、排気孔25,26とチヤン
バー1の接続口9,10,11,12を接続する
と、粉塵計を介してチヤンバー1の側部2、中央
部4、側部3は循環系を構成する。粉塵材供給扉
3aから線香の煙、溶接フユーム等の粉塵材料を
チヤンバー1内に供給する。チヤンバー1内の粉
塵濃度を均一にするため、攪拌フアン5を一定時
間、一定速度で回転させる。攪拌フアン5の制御
は電源スイツチ8、タイマー7および電圧調整器
6により外部から行なうことができる。このよう
にして均一状態で循環する較正用粉塵によつて、
被験粉塵計22と基準粉塵計21の感度を比較
し、被験粉塵計22の較正を行なうことができ
る。また粉塵チヤンバー1の奥行および接続口
9,10,11,12の位置や個数を変えること
によつて被験粉塵計の型式、同時較正台数の変化
に対応することができる。
第3図は較正用粉塵チヤンバー内の粉塵濃度の
時間特性を示す。この考案による粉塵チヤンバー
の粉塵濃度aは、攪拌フアン5を停止した状態で
あり、攪拌フアン5を作動させたままの状態での
粉塵濃度bに比べ減衰が緩く、較正に必要な時間
(通常約5分間)内においては、ほぼ一定とみな
してさしつかえない。
時間特性を示す。この考案による粉塵チヤンバー
の粉塵濃度aは、攪拌フアン5を停止した状態で
あり、攪拌フアン5を作動させたままの状態での
粉塵濃度bに比べ減衰が緩く、較正に必要な時間
(通常約5分間)内においては、ほぼ一定とみな
してさしつかえない。
このような較正用粉塵チヤンバーを使用する
と、粉塵濃度の測定感度を向上させることがで
き、したがつて汚損または経年変化による粉塵計
の性能低下を補償することができる。
と、粉塵濃度の測定感度を向上させることがで
き、したがつて汚損または経年変化による粉塵計
の性能低下を補償することができる。
(考案の効果)
この考案は以上説明したように、基準粉塵計と
被験粉塵計を並列に設置し、これらを介して較正
用粉塵をチヤンバー内に循環させる構成としたこ
とによつて、小型、簡便、安価な粉塵チヤンバー
となり、これによつて少量の較正用粉塵を使用し
て粉塵計の較正に必要な粉塵濃度を長時間安定し
て保持することができる。
被験粉塵計を並列に設置し、これらを介して較正
用粉塵をチヤンバー内に循環させる構成としたこ
とによつて、小型、簡便、安価な粉塵チヤンバー
となり、これによつて少量の較正用粉塵を使用し
て粉塵計の較正に必要な粉塵濃度を長時間安定し
て保持することができる。
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
同じく平面図、第3図は粉塵チヤンバー内の粉塵
濃度特性図である。 1……チヤンバー、2,3……側部、4……中
央部、4a……粉塵供給部、5……攪拌フアン、
9〜12……接続口、21……基準粉塵計、22
……被験粉塵計、23,24……吸気孔、25,
26……排気孔。
同じく平面図、第3図は粉塵チヤンバー内の粉塵
濃度特性図である。 1……チヤンバー、2,3……側部、4……中
央部、4a……粉塵供給部、5……攪拌フアン、
9〜12……接続口、21……基準粉塵計、22
……被験粉塵計、23,24……吸気孔、25,
26……排気孔。
Claims (1)
- 凹字状の縦断面形を有し中央部に粉塵供給部を
設けたチヤンバーと、前記中央部に設けられた攪
拌フアンと、前記チヤンバーの両側部の対面する
壁部に設けられて基準粉塵計と被験粉塵計の各吸
気孔と各排気孔とにそれぞれ接続する接続口とか
らなることを特徴とする較正用粉塵チヤンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14457485U JPH0245802Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14457485U JPH0245802Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6251263U JPS6251263U (ja) | 1987-03-30 |
JPH0245802Y2 true JPH0245802Y2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=31055300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14457485U Expired JPH0245802Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245802Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5852834B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2016-02-03 | アズビル株式会社 | 微粒子検出装置の評価システム及び微粒子検出装置の評価方法 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP14457485U patent/JPH0245802Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6251263U (ja) | 1987-03-30 |
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