JP6435245B2 - 試験装置 - Google Patents
試験装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6435245B2 JP6435245B2 JP2015171408A JP2015171408A JP6435245B2 JP 6435245 B2 JP6435245 B2 JP 6435245B2 JP 2015171408 A JP2015171408 A JP 2015171408A JP 2015171408 A JP2015171408 A JP 2015171408A JP 6435245 B2 JP6435245 B2 JP 6435245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- hole
- heat insulating
- block body
- test chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
引っ張り試験機は、一対の掴み具(保持部材)と、一方の掴み具を相対的に移動させる移動装置と、掴み具の移動量を検知する伸び量計と、引っ張り荷重を検知する荷重計を有するものである。引っ張り試験は、所定形状に成形された試料(被試験物)の両端を、前記した一対の掴み具で掴み、移動装置で一方の掴み具を他方から離れる方向に移動させる。そしてその間の試料の伸びを伸び量計で測定し、試料に掛かっている引っ張り荷重を荷重計で測定し、試料の応力・歪み線図等を作成するときの資料とする。
複合型の引っ張り試験装置で使用される引っ張り装置は、移動装置にロッドが設けられている。そしてロッドの先端に掴み具が取り付けられている。
複合型の引っ張り試験装置では、一対の掴み具はいずれも恒温装置の試験室内にあり、試験室内で試料が掴まれる。
そしてロッドを移動して試験室内で試料を引っ張り、その間の試料の伸びと試料に掛けられた荷重を測定する。
また掴み具は金属の塊であると言え、熱容量が大きい。そのため恒温装置の空調装置は大容量のものを使用しなければならない場合がある。
即ち掴み具は、4Kgから20Kg程度の重量があり、一般的に、被試験物に比べて熱容量が極めて大きい。従来技術においては、掴み具を所望の温度等にする必要から、空調装置は大容量のものを使用しなければならない場合があった。
そのため被試験物の大きさが小さくても、大型で強力な掴み具を使用しなければならない場合がある。
そのため複合試験装置に使用される恒温装置は、外形が大型のものが多く、製造コストが高く、且つ消費電力も多い。
恒温装置は、従来技術と同様に、断熱壁で囲まれた断熱領域と、断熱領域の一部または全部であって所定の環境を形成することができる試験室と、断熱領域の内外を連通する貫通孔を有している。
外力付与装置は、例えば掴み具の様な被試験物と接する保持部材と、保持部材を動作させる駆動部を有している。
本発明の試験装置では、外力付与装置の保持部材及び駆動部が断熱領域の外にあり、被試験物の一部又は被試験物に接続された繋ぎ部材が恒温装置の貫通孔を貫通して駆動部と保持部材につながっている。
本発明の試験装置では、外形の大きい保持部材が断熱領域の外にあるため、断熱領域の容積は小さくて足る。
また熱容量の大きな保持部材を加熱したり冷却したりする必要が無いので、空調装置の容量も小さくて足り、消費電力も少ない。
また本発明の試験装置では、恒温装置の貫通孔に挿通されるのは被試験物又は被試験物に接続された繋ぎ部材である。従来技術においては、貫通孔に挿通されるのは掴み具等のロッドであったから、本発明の試験装置において貫通孔に挿通される物の断面積は従来に比べて小さい。そのため本発明によると、恒温装置の貫通孔は従来技術に比べて小さく、シールが容易である。従って本発明によると、断熱領域内の空気が貫通孔から漏れ出たり、外気が断熱領域内に侵入することを阻止しやすい。
主試験室と副試験室は連通しており、主試験室と同様に副試験室を所望の環境とすることができる。
本発明の試験装置では、副試験室を使用して引っ張り試験等を行う。
本発明の試験装置は、引っ張り試験等だけではなく、主試験室を使用して通常の環境試験を行うこともできる。即ち本発明の試験装置で採用する恒温装置は、引っ張り試験等を実施することを目的として設置された副試験室の他に、より容積の大きな主試験室を有している。
本発明の試験装置では、保持部材を副試験室内にいれる必要はない。さらに引っ張り試験等を行う場合の試験片(被試験物)は、一般に小さいものであるから、副試験室の容積を小さくすることができる。即ち容積の小さい副試験室中に試験片を入れることができ、小さな副試験室で引っ張り試験等を行うことができる。
本発明で採用する恒温装置は、主試験室を開閉可能な大扉を有しており、大扉を開閉して主試験室に被試験物を出し入れすることができる。副試験室を使用する場合には、小扉を開閉して副試験室から被試験物を出し入れする。
本発明の試験装置では、遮蔽部材によって主試験室と副試験室の間を一時的に遮蔽することができる。本発明では、副試験室から被試験物を出し入れする場合に、遮蔽部材によって主試験室と副試験室の間を一時的に遮蔽することができる。そのため副試験室から被試験物を出し入れする際に、空調部側に外気が回り込みにくく、蒸発器に結露や霜付きが発生しにくい。
副試験室から被試験物を出し入れすると、副試験室内の環境は外気の侵入によって乱れるが、主試験室側の環境は維持される。ここで主試験室は副試験室よりも容積が大きいから、副試験室の扉等を閉じて副試験室を密閉状態に復帰させた後、遮蔽部材を外し、副試験室を主試験室と連通させると、副試験室内の環境は短時間で目標の環境に復帰する。
ここで乾燥気体とは、外気又は試験室内の空気よりも低露点の気体である。
乾燥気体供給源から貫通孔に乾燥気体を供給する場合は、試験物や繋ぎ部材等と貫通孔の内壁との間の隙間が低露点の気体で満たされ、断熱領域と外部とが低露点の気体で遮蔽される。
また貫通孔は、断熱領域の内外を連通するものであるから、貫通孔は恒温装置の外側に開く外部側開口と、断熱領域側に開く断熱領域側開口がある。
貫通孔の内周側から貫通孔内に供給された気体は、貫通孔と被試験物等との間の隙間を流れ、一部が外部側開口から大気開放される。そのため貫通孔の外部側開口の近傍は、低露点の気体雰囲気となる。従って、貫通孔の外部側開口の近傍には、結氷や結露が生じにくい。
また貫通孔を負圧傾向に維持すると、試験室内の空気が外に漏れにくく、結露等を生じさせにくい。
本発明の試験装置では、貫通孔と、当該貫通孔に挿通される部材との隙間が小さいので試験室内の空気が外部に漏れにくい。また外気が試験室側に侵入しにくい。
本発明の恒温装置は試験室が突出した位置にあるから、試験室の下部に保持部材を配置する空間を確保しやすい。
本実施形態の試験装置10は、複合試験装置であり、より詳細には複合型の引っ張り試験装置である。
試験装置10は、恒温装置(環境試験装置)1と、外力付与装置200によって構成されている。また試験装置10は、補助器材として外力付与装置載置台300と、恒温槽用架台301及び光学式伸び検知装置220を有している。
即ち恒温装置1は、本体部11と、本体部11の前扉(以下 大扉12)に取り付けられた断熱箱13によって構成され、断熱箱13の内部が図9、図10の様に副試験室15として機能する。
即ち恒温装置1の本体部11内には断熱壁28で覆われた主試験室16があり、断熱箱13内には断熱壁32で覆われた副試験室15がある。両者は連通しており、一体として断熱領域7を形成している。
断熱箱13は本体部11に比べて大きさが小さく、断熱箱13は本体部11から水平方向に突出した突出部となっている。
恒温装置1の本体部11の基本構成は、公知の環境試験装置と大差ない。
恒温装置1の本体部11は、図9、図10に示すように断熱壁28によって覆われた断熱槽17を有している。そして当該断熱槽17の一部に試験室(主試験室)16が形成されている。恒温装置1の本体部11は単独で環境試験装置として使用することもでき、その際には主試験室16は、被試験物(図示せず)を設置する空間となる。
本体部11には、主試験室16と環状に連通する空調通風路25があり、当該空調通風路25に前記した空調機器18と送風機20が内蔵されている。
即ち本実施形態では、空調部48は空気吹き出し部26と空気導入部27で主試験室16側と連通しており、空調部48は主試験室16側に空気の出入り口がある。
また空調通風路25の空気吹き出し部26の近傍に、図示しない温度センサーと湿度センサーが設けられている。
恒温装置1を使用する際には、送風機20を運転して空調通風路25内を通風状態とし、温度センサー及び湿度センサーの検出値が、設定環境の温度及び湿度に近づく様に空調機器18を制御する。
大扉12は図示しないヒンジを介して主試験室16側に取り付けられており、揺動可能である。
本実施形態で採用する本体部11では、空調通風路25の空気吹き出し部26と大扉12の開口30の間にダクト55が設けられている。ダクト55は、容易に取り外すことができることが望ましい。
断熱箱13は、本体部11と一体となるものであり、両者の間は気密性が確保されている。
その一方、本実施形態で採用する断熱箱13は、本体部11に対してわずかに相対移動可能であり、姿勢変更が可能である。
本実施形態では、図5の様に、本体部11の断熱箱取り付け部分に、補強材71と、クッション材72が設けられている。
補強材71とクッション材72はいずれも枠状である。
クッション材72は、数ミリから数センチメートルの厚さがあり、相当の圧縮しろがある。
補強材71には図示しないネジ孔があり、クッション材72には当該ネジ孔に連通する孔58が複数個(図では4個)設けられている。
また図8(b)(c)の様に断熱箱13を左右に首振りさせることができる。さらにブラケット66に設けられた貫通孔67と、ネジ68との間にわずかに隙間があるから、図6(b)(c)の様に、断熱箱13を旋回方向にわずかに姿勢変更することもできる。
本体側筐体部33は、天面壁35a、底面壁36a、左右側面壁37a,38aを有しており、前面側及び背面側が開口している。
本体側筐体部33の一方の側面壁37aにはスリット50がある。スリット50は断熱箱13の内外を連通している。スリット50は、上下方向にのびるものであり、図2の様に板(遮蔽部材)51を挿入することができる。スリット50には図示しないシールが設けられており、スリット50は気密性を保っている。
小扉31の、一方の側面壁37bにも図1の様に小窓41がある。小窓41にも透明なガラスがはめ込まれている。
小扉31を閉じることによって本体側筐体部33の前面が閉塞される。小扉31が閉じられた状態においては、小扉31の天面壁35bの端面は、本体側筐体部33の天面壁35aの端面と当接し、両者で副試験室15の天面壁35が形成される。同様に、小扉31の底面壁36bと本体側筐体部33の底面壁36aが合致して副試験室15の底面壁36が構成され、小扉31の左右側面壁37b,38bが本体側筐体部33の左右側面壁37a,38aと合致して副試験室15の左右側面壁37,38が構成される。
断熱箱13の本体側筐体部33は、前記した様に背面側が開口しており、断熱箱13内に形成される副試験室15は、本体部11の主試験室16と連通している。
即ち本実施形態の恒温装置1では、断熱箱13の天面壁35部分と底面壁36部分に貫通孔105が設けられている。
本実施形態では、天面壁35と底面壁36に、直方体の空洞部45,46が設けられ、当該空洞部45,46にブロック体100が内蔵されており、ブロック体100に貫通孔105が設けられている。後記する様に空洞部45,46の内壁はブロック体100と接し、気密性が確保されている。そのためブロック体100に設けられた貫通孔105が、実質的に断熱箱13を貫通する開口であり、断熱領域7内と恒温装置1外とを連通するものである。
本体側筐体部33の天面壁35aの端部には図3、図17の様に切り欠き部52がある。同様に小扉31の天面壁35bの端部にも切り欠き部53が設けられている。
切り欠き部52,53は、いずれも断熱壁32を欠落させたものであり、その形状は長方形である。切り欠き部52,53の断熱箱13の内外面(上下面)には、覆い板56が設けられている。
従って、切り欠き部52,53には、上下に覆い板56がある。
小扉31側の切り欠き部53についても同様であり、切り欠き部53は、天面壁35bの端部側(本体側筺体部33側)から奥側(前面側)に向かう洞穴状である。
本体側筐体部33の断熱壁32内には配管47が埋設されており、本体側筐体部33の切り欠き部52と外部が当該配管47で繋がっている。また配管47は外部に設置された負圧発生装置112及び窒素ボンベ113に接続されている。負圧発生装置112は、送風機であり、送風機の吸い込み側が配管47に接続されている。
負圧発生装置112及び窒素ボンベ113と、切り欠き部52との間には切り替え弁(電磁三方弁)115が設けられており、負圧発生装置112と窒素ボンベ113とを切り換えることができる。
本実施形態では、乾燥気体供給源(窒素ボンベ113)と負圧発生装置112を配管47に接続し、両者を切り換えることができる構成を採用しているが、いずれか一方だけであってもよい。また乾燥気体供給源(窒素ボンベ113等)及び負圧発生装置112は必須ではない。
本体側筐体部33の天面壁35aの切り欠き部52と、小扉31の天面壁35bの切り欠き部53は、小扉31を閉じた際に合致し、両者を合わせて直方体の空洞部45を形成する。また覆い板56a,56bの端辺の半円状の切り欠き57と、覆い板56c,56dの端辺の半円状の切り欠き57同士も合致して円形を呈する。
ブロック体100は、分割形状であり、二つのブロック片111によって構成されている。
二つのブロック片111を合わせたブロック体100の形状は、図16の様に概ね直方体形状である。
詳細に説明すると、ブロック体100は直方体を基本とし、対向する一対の面(本実施形態では上下面101a,101b)の各辺部にリブ102が設けられた形状である。
ブロック体100の上下面101a,101bは略正方形であり、前記したリブ102は、正方形の上下面101a,101bの4辺に設けられている。
従って、ブロック体100の側面には、上下面101a,101bのリブ102によって囲まれた凹部103がある。
なおブロック体100は前記した様に二つのブロック片111によって構成されているから、各ブロック片111には合わせ面に凹部があり、凹部が合致して四方が囲まれ、貫通孔105となる。
上下に貫通する貫通孔105は、図16(b)の様に開口部分が他の部位に比べてやや狭くなっている。
側面を貫通する貫通孔106は、前記した上下に貫通する貫通孔105と直交するものである。即ち側面を貫通する貫通孔106は、ブロック体100の内部で上下に貫通する貫通孔105と連通している。
そのため上下に貫通する貫通孔105は、側面を貫通する貫通孔106を介してブロック体100の側面の凹部103と連通する。なお側面を貫通する貫通孔106は、貫通孔105と直交していなくてもよい。
そして図3に示すように、小扉31と本体側筐体部33にそれぞれブロック片111が一つずつ収納されている。
前記した様にリブ102の断面形状は、三角形であるから、リブ102の先端が空洞部45の内側の側壁110に押しつけられ、ブロック体100の側面の凹部103(空隙108)は、空洞部45の側壁110で封鎖されて遮蔽された空間となっている。
従って、理論的には、断熱箱13の内外を連通するのは、ブロック体100を上下に貫通する貫通孔105だけである。
ブロック体100の向きは、図3の様に小扉31を開いた際にブロック体100の合わせ面が全面的に露出する方向である。
なお後記する様に、ブロック片111同士の間に被試験物210又は繋ぎ部材211を挟んだ状態にした後で、ブロック体100を空洞部45,46に装着してもよい。即ちブロック体100が断熱箱13の空洞部45,46に残らない構造であってもよい。
またブロック体100の中心軸と、断熱箱13の空洞部45,46の中心軸とは略一致しブロック体100の上下に貫通する貫通孔105は、覆い板56a,56b,56c,56dの円形の開口内に開口している。
外力付与装置200は、引っ張り試験機である。外力付与装置200は、図1に示すように基台部201と、門型フレーム202を有している。
門型フレーム202には、図示しないガイドレールがあり、門型フレーム202のガイドレールに昇降桟(駆動部)203が係合している。
そして昇降桟203の下部に上ロッド205が設けられており、当該上ロッド205の先端に上側掴み具(保持部材)206が設けられている。即ち駆動部たる昇降桟203に、上ロッド205を介して保持部材たる上側掴み具206が取り付けられている。
外力付与装置200には、公知の引っ張り試験機と同様に、上側掴み具206を上方に移動させる移動装置と、掴み具の移動量を検知する伸び量計と、引っ張り荷重を検知する荷重計を有している(いずれも図示せず)。ただし本実施形態では、外力付与装置200に付属する伸び量計は使用せず、別途用意の光学式伸び検知装置220を使用することが望ましい。もちろん外力付与装置200に付属する伸び量計を使用してもよく、他の方法によって伸びを測定してもよい。
延長部材217は、被試験物210の保持部216が合致する凹部(図示せず)が端部に形成された鋼帯である。
圧接片218は、延長部材217の端部にネジ止めされる板体である。
被試験物210は、保持部216が延長部材217の凹部(図示せず)に装着され、さらに圧接片218が延長部材217にネジ止めされ、圧接片218と延長部材217との間に被試験物210の端部が挟まれる。その結果、被試験物210と繋ぎ部材211が一体化され、二つの繋ぎ部材211の間に被試験物210の被試験領域215が露出する。
前記した様に、ブロック体100の貫通孔105は、開口部分が他の部位に比べてやや狭くなっている。図18(a)は、貫通孔105の最も面積が狭い部分と繋ぎ部材211の関係を表した平面断面図であり、(b)は正面断面図である。
貫通孔105の最も面積が狭い部分の内壁と、繋ぎ部材211の間の隙間は、平均で0.5mmから3mmであり、より望ましくは平均で1mmから2mmである。
また貫通孔105の最も面積が狭い部分の内壁と、繋ぎ部材211の間の隙間の面積は、挿通される物(本実施形態では繋ぎ部材211)の断面積の3倍以下であることが望ましい。より望ましくは、2倍以下である。さらに望ましくは1倍以下である。
テレスコピックガイド306は、各伸縮棹311の固定側部材が台座部305の上面に固定されている。そして伸縮棹311の全長を伸ばすと、可動側部が台座部305から片持ち状に張り出す。
本実施形態の試験装置10は、前記した様に恒温装置1と、外力付与装置200によって構成されている。
外力付与装置200は、図1の様に、外力付与装置載置台300の載置板302上に載置されている。
恒温装置1は、突出部たる断熱箱13が外力付与装置200の門型フレーム202に囲まれた空間に入る様に設置されている。
より詳細には、図1の様に、外力付与装置200の背面側に恒温槽用架台301が配置されており、恒温槽用架台301のテレスコピックガイド306の可動側部によって恒温装置1が恒温槽用架台301の台座部305から張出した状態で支持されている(張出すことは必須ではない)。そして恒温装置1は、恒温槽用架台301のテレスコピックガイド306で片持ち状に支持され、恒温装置1の突出部たる断熱箱13が外力付与装置200の門型フレーム202内に差し入れられている。
特に本実施形態では、試験を行う副試験室15(断熱箱13)が本体部11から水平方向に突出していて本体部11から中空に張り出しているから、断熱箱13は外力付与装置200の基台部201とは接せず、断熱箱13と外力付与装置200には広い空間222が確保される。
即ち本実施形態では、上側掴み具206は、断熱箱13(断熱領域7)の外にあり、副試験室15には入っていない。
また外力付与装置200の下ロッド207側も同様であり、外力付与装置200の下ロッド207及び下側掴み具(保持部材)208は、断熱箱13の下にある。本実施形態では、下側掴み具208は、断熱箱13の外にあり、副試験室15には入っていない。
前記した様に、本実施形態で採用する恒温装置1は、引っ張り試験を実施する副試験室15(断熱箱13)が本体部11から水平方向に突出していて本体部11から中空に張り出しているから、断熱箱13と外力付与装置200の基台部201の間には広い空間222があり、当該空間222に外力付与装置200の下側掴み具208が配置されている。
芯合わせ作業では、先に台座部305の高さ調整手段310を調節して恒温装置1が水平姿勢となる様に調整する。
その後、断熱箱13を取り付けているネジ68を調節して、クッション材72の圧縮量に部分的に変化を付け、断熱箱13の姿勢を調節して、上ロッド205と下ロッド207を結ぶ線に、断熱箱13の上下の貫通孔105の中心を合わせる。
より正確には、恒温装置1の断熱箱13の天面壁35と底面壁36に内蔵されたブロック体100の上下に貫通する貫通孔105に、上下の延長部材217の一部が挿通され、中央の被試験領域215が副試験室15の中に設置されている。
本実施形態の試験装置10を使用して引っ張り試験を行う場合は、所定の作業場で被試験物210に繋ぎ部材211を接続する。
そして被試験物210を副試験室15の内に設置する。
具体的には、まず最初に恒温装置1の小扉31を開く。
前記した様に、恒温装置1の副試験室15の天面壁35と底面壁36には、小扉31と本体側筐体部33の合致部に形成された洞穴状の空洞部45,46があり、空洞部45,46にブロック体100が内蔵されている。小扉31を開くと、図3の様にブロック体100が分割され、小扉31に一方のブロック片111が残り、本体側筐体部33側にブロック片111の他方が残る。
ブロック片111の合わせ面には、前記した様に貫通孔105の半面たる凹部があり、小扉31を開くと、本体側筐体部33側に残ったブロック片111の凹部が露出する。
この状態で断熱箱13の小扉31を閉じる。その結果、断熱箱13の本体側筐体部33と小扉31によって副試験室15が閉塞状態となる。
即ち断熱領域7の一部たる副試験室15に被試験物210の被試験領域215が設置され、副試験室15の外に配置された上下の掴み具206,208と被試験物210とが貫通孔105に挿通された上下の繋ぎ部材211を介して繋がった状態となる。
即ち恒温装置1からブロック体100を取り外し、外部の所定の作業場所でブロック体100を二つのブロック片111に分割し、両者の間に被試験物210又は繋ぎ部材211を挟んで二つのブロック片111を合わせる。この作業によって、ブロック体100の貫通孔105に被試験物210又は繋ぎ部材211が挿通されることとなる。
そして恒温装置1の小扉31を開き、空洞部45,46の本体側筐体部33側又は小扉31側にブロック体100を装着し小扉31を閉じる。そして被試験物210又は繋ぎ部材211を外部に配置された掴み具206,208で挟む。
そして外力付与装置200を起動し、上ロッド205を一定の速度で上昇させて被試験物210に引っ張り荷重を掛け、被試験物210の被試験領域215を破断する。そしてその間の試料の伸びと荷重の関係を記録する。
即ち被試験物210に引っ張り荷重を掛け、その間の外形変形状態を光学式伸び検知装置220で撮影する。そして被試験物210の伸びと、被試験物210に付加された荷重とを関連付けて記録する。
断熱箱13の側面から被試験物210を照らして撮影すると、副試験室15の小扉31のガラス42の反射による影響を受けにくく、鮮明な映像を得ることができる。
ここで本実施形態の試験装置10では、空調通風路25の空気吹き出し部26にダクト55の一端が開口している。そしてダクト55の他端は、副試験室15に開口し、被試験物210の被試験領域215に向いている。
そのため空気吹き出し部26から吹き出された送風は、直接的に副試験室15に吹き込まれ、被試験物210の被試験領域215に直接的に当てられる。
被試験物210の設置領域を通過した送風は、ダクト55の外を回り込んで、主試験室16側に戻り、空気導入部27から空調通風路25内に再導入される。
被試験物210が配置された領域は高圧雰囲気となるが、下流側にある貫通孔105の周囲は、被試験物210の周囲に比べると低圧傾向となる。
そのため副試験室15内における貫通孔105の周辺は、低圧傾向であり、貫通孔105から外に向かって空気が漏れにくく、且つ空気の流れによって、貫通孔105周辺からの外乱から被試験領域215が守られるので温度精度が良い。
そのため空洞部45,46の内側の側壁110と、ブロック体100の側面の凹部103との間の空隙108を負圧傾向とでき、空洞部45,46と覆い板56a,56b,56c,56dとの隙間から副試験室15内の空気が漏れることが阻止される。
従って、本実施形態においては、空洞部45,46と覆い板56a,56b,56c,56dとの隙間や、貫通孔105から副試験室15内の空気が漏れる懸念は低い。
また副試験室15内の空気が仮に高温高湿であったとしても内部の高温高湿の空気が漏れて結露する懸念は低い。
板51は、図10の様に副試験室15と主試験室16の間に入り、副試験室15側と主試験室16側との通気を遮断する。即ち板51は、主試験室16と副試験室15の間を一時的に遮蔽する遮蔽部材として機能する。
空調通風路25から排出された空気は、板51と衝突して空調通風路25に戻る。即ち空気は主試験室16と空調通風路25の間だけで循環し、副試験室15には至らない。
その後に、前述の手順で新たな被試験物210を副試験室15内に入れ、試験を繰り返す。
図19は、空洞部45,46に窒素ガスを導入した場合の気体の流れを図示している。窒素ガスは、空洞部45,46の内側の側壁110と、ブロック体100の側面の凹部103との間の空隙108に入り、ブロック体100と空洞部45,46の内側の側壁110との間に窒素ガスによる遮断層を作り、覆い板56a,56b,56c,56dとの隙間から副試験室15内の空気が漏れることを阻止する。
また窒素ガスは、ブロック体100の貫通孔106を流れて上下に連通する貫通孔105に入り、繋ぎ部材211の全周を取り巻いて流れる。
そのため貫通孔105から副試験室15に入った窒素ガスは、その全てが空気と共に空気導入部27に向かって流れ、被試験物210には当たらないから試験に影響を与えない。
そのため仮に試験室15内の空気が極低温であったとしても、副試験室15の空気が直接外気と接触することはなく、外気を冷却することは少ない。そのため外気中の水蒸気を凝縮することは少なく、結露や結氷が発生しにくい。また貫通孔105の外部側開口の周囲には、少量ずつ窒素ガスがオーバーフローするので、外部側開口は、低露点ガス雰囲気となり、結露や結氷が発生しにくい。
しかし図20、図21に示すブロック体130の様に、空洞部45,46に比べて小さなものとし、ブロック体130が空洞部45,46内で移動できる様にしてもよい。
そのため図19の様に、外部からブロック体130の貫通孔105に繋ぎ部材211を挿入すると、空洞部45,46内でブロック体130が移動する。
その状態で、繋ぎ部材211を外力付与装置200の掴み具206,208に接続すると、ブロック体130が、空洞部45,46内で移動して自動的に芯合わせが行われる。
図25に示すブロック体140の形状等は、前記したブロック体100と同一であるから、同一の部位に同一の番号を付して重複した説明を省略する。
図25に示すブロック体140は、一つの側面に切れ目107が設けられている。切れ目107は、上下に貫通する貫通孔105と平行に設けられており、両端はブロック体140の上下面101a,101bに至っている。
切れ目107の深さは、上下に貫通する貫通孔105にまで至っている。
ブロック体140の向きは、図24の様に小扉31を開いた際に切れ目107が外部に露出する方向である。
またブロック体140に被試験物210又は繋ぎ部材211を設置した後に、本体側筐体部33又は小扉31にブロック体140を設置しても良い。
他の構成としては、図22の様に、副試験室15側と主試験室16の境界部分に開閉扉80を設け、ワイヤーやリンク機構等で小扉31と開閉扉80を連動させ、小扉31が開くと開閉扉80が閉じる様な構成としてもよい。なおこの構成を採用する場合には、ダクト55は省略することが望ましい。
以上説明した実施形態では、被試験物210に繋ぎ部材211を設け、繋ぎ部材211で被試験物210を実質的に延長して断熱領域7の外に出した。
しかしながら、被試験物の形状によっては被試験物の一部を貫通孔105に挿通し、被試験物の一部を断熱領域7の外に出して掴み具206,208で保持してもよい。
例えばゴムのダンベル形試験片では、中央に断面積が小さく成形された被試験領域215があり、両端に面積の大きい保持部216があるが、保持部216を長く成形し、保持部216を直接貫通孔105に挿通し、保持部216の一部を断熱領域7の外に出して掴み具206,208で保持してもよい。
要するに、被試験物の被試験領域215が断熱領域7に有れば足りる。
この構成によると、副試験室15の上下や左右に空間ができ、他の物を配置しやすい。特に、下側掴み具208を配置するスペースを確保することができ、推奨される構成である。
また上記した実施形態では、主試験室16を使用して通常の環境試験を行うこともでき、汎用性に富む。即ち本体部11には大扉12があり、大扉12を開くことによって主試験室16を開くことができる。そして主試験室16に被試験物をおいて環境試験を実施することができる。なおこの際には、主試験室16のダクト55を外すと共に大扉12の開口30を板等で塞いでおくことが推奨される。
また上記した実施形態は、通常の小型の環境試験装置を改造して作ることができ、部品の汎用性が高い。また量産性に富む。
図23に示す試験装置400では、恒温装置223は、恒温装置本体225と空調機部226が分離されており、それぞれ独立した装置となっている。
そして恒温装置本体225が試験室となっている。
恒温装置本体225と空調機部226とは、2本のダクト227,228によって接続され、恒温装置本体225と空調機部226で空気が循環する。
7 断熱領域
10 試験装置
11 本体部
12 大扉
13 断熱箱
15 副試験室
16 主試験室
18 空調機器
28 断熱壁
31 小扉
32 断熱壁
33 本体側筐体部
45,46 空洞部
48 空調部
51 板(遮蔽部材)
52,53 切り欠き部
55 ダクト
56 覆い板
100,130,140 ブロック体
102 リブ
103 凹部
105 貫通孔
107 切れ目
200 外力付与装置
203 昇降桟(駆動部)
206,208 掴み具(保持部材)
210 被試験物
211 繋ぎ部材
215 被試験領域
220 光学式伸び検知装置
Claims (3)
- 恒温装置と、被試験物に外力を与える外力付与装置を有し、
前記恒温装置は、断熱壁で囲まれた断熱領域と、前記断熱領域の一部または全部であって所定の環境を形成することができる試験室を有し、
前記外力付与装置は、他部材を着脱可能に保持する保持部材と、当該保持部材を動作させる駆動部を有し、
前記被試験物又は前記被試験物に接続された繋ぎ部材を前記保持部材で保持し、前記被試験物の少なくとも一部を前記試験室内に配置した状態で前記駆動部を動作させ、前記被試験物に外力を与える試験装置において、
前記保持部材の少なくとも一つと前記駆動部が前記断熱領域の外にあり、
前記恒温装置は前記断熱領域内と前記恒温装置外とを連通する貫通孔を有し、
前記被試験物の一部または前記繋ぎ部材が前記貫通孔に挿通されて前記被試験物と前記保持部材が繋がるものであり、
前記断熱壁にブロック体が内蔵され、当該ブロック体に前記貫通孔が設けられており、
前記ブロック体は上下面に設けられたリブと、当該リブに囲まれた当該ブロック体の外周面に設けられた凹部と、当該凹部に設けられ前記貫通孔に連通する第2の貫通孔を有することを特徴とする試験装置。 - 恒温装置と、被試験物に外力を与える外力付与装置を有し、
前記恒温装置は、断熱壁で囲まれた断熱領域と、前記断熱領域の一部または全部であって所定の環境を形成することができる試験室を有し、
前記外力付与装置は、他部材を着脱可能に保持する保持部材と、当該保持部材を動作させる駆動部を有し、
前記被試験物又は前記被試験物に接続された繋ぎ部材を前記保持部材で保持し、前記被試験物の少なくとも一部を前記試験室内に配置した状態で前記駆動部を動作させ、前記被試験物に外力を与える試験装置において、
前記保持部材の少なくとも一つと前記駆動部が前記断熱領域の外にあり、
前記恒温装置は前記断熱領域内と前記恒温装置外とを連通する貫通孔を有し、
前記被試験物の一部または前記繋ぎ部材が前記貫通孔に挿通されて前記被試験物と前記保持部材が繋がるものであり、
前記断熱壁にブロック体が内蔵され、当該ブロック体に前記貫通孔が設けられており、
前記ブロック体は前記断熱壁内で自動調芯可能な程度に移動または姿勢変更可能であることを特徴とする試験装置。 - 乾燥気体供給源または負圧発生源のうちの少なくとも1つを有し、前記断熱領域内と前記恒温装置外とを連通する前記貫通孔が前記乾燥気体供給源または前記負圧発生源に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015171408A JP6435245B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015171408A JP6435245B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017049070A JP2017049070A (ja) | 2017-03-09 |
JP6435245B2 true JP6435245B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=58278738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015171408A Active JP6435245B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6435245B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107367429B (zh) * | 2016-05-11 | 2019-06-18 | 株式会社岛津制作所 | 材料试验用恒温槽以及材料试验机 |
JP6861572B2 (ja) * | 2017-04-27 | 2021-04-21 | エスペック株式会社 | 環境試験装置及び環境試験方法 |
KR101904000B1 (ko) | 2017-08-31 | 2018-10-04 | 경기대학교 산학협력단 | 강재 열물성 가열로 장치 |
CN107861543A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-03-30 | 浙江工业大学 | 一种微型拉伸试验机用温控箱 |
JP7044915B2 (ja) * | 2021-02-09 | 2022-03-30 | エスペック株式会社 | 環境試験装置及び環境試験方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015652U (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-02 | 三菱重工業株式会社 | クリ−プ試験装置 |
JPH0749801Y2 (ja) * | 1991-11-18 | 1995-11-13 | 株式会社テセック | 電子部品の供給装置 |
JPH081419B2 (ja) * | 1991-12-20 | 1996-01-10 | オリオン機械株式会社 | 環境試験装置の構造 |
US5302023A (en) * | 1992-04-30 | 1994-04-12 | Mts Systems Corporation | Localized convection environmental chamber |
JPH06117826A (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 変位量測定装置 |
JPH06229905A (ja) * | 1993-02-04 | 1994-08-19 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 促進耐候性試験装置 |
JP2000314692A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Shimadzu Corp | 恒温槽 |
JP2005156300A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Shimadzu Corp | 材料試験機 |
JP4176708B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2008-11-05 | エスペック株式会社 | 材料試験装置 |
JP2007309772A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Espec Corp | 恒温恒湿槽の内槽 |
JP6173792B2 (ja) * | 2013-06-27 | 2017-08-02 | 株式会社ミツトヨ | 恒温槽、線膨張係数測定装置、及び恒温槽の制御方法 |
-
2015
- 2015-08-31 JP JP2015171408A patent/JP6435245B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017049070A (ja) | 2017-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6435245B2 (ja) | 試験装置 | |
JP6435246B2 (ja) | 環境試験装置、副試験室ユニット及び複合試験装置 | |
AU2018309540B2 (en) | Vacuum adiabatic body and refrigerator | |
JP6297003B2 (ja) | 試験装置及び恒温装置 | |
WO2017023077A1 (en) | Vacuum adiabatic body, fabrication method for the vacuum adiabatic body, porous substance package, and refrigerator | |
WO2013115592A1 (en) | Thermal insulation performance measurement apparatus and measurement method using the same | |
AU2018215766B2 (en) | Refrigerator for vehicle and vehicle | |
JP6683164B2 (ja) | 材料試験用恒温槽および材料試験機 | |
EP3332196A1 (en) | Vacuum adiabatic body and refrigerator | |
EP3669112A1 (en) | Vacuum adiabatic body and refrigerator | |
JP2006078397A (ja) | 低高温強度試験機 | |
EP3662191A1 (en) | Vacuum adiabatic body and refrigerator | |
US20150355057A1 (en) | Airflow diverter for reduced specimen temperature gradient | |
JP3216188U (ja) | 加熱炉付材料試験機 | |
KR101151900B1 (ko) | 환경 시험용 챔버 | |
CN209910988U (zh) | Ecr离子源金属炉测试装置 | |
JP2017049072A (ja) | 環境試験装置及び試験装置 | |
CN214583968U (zh) | 一种功率型led光源器件积分球光学测试装置 | |
JP7132870B2 (ja) | 環境試験装置及び試験装置 | |
CN215179523U (zh) | 抽屉及具有其的老化测试装置 | |
JPH05113382A (ja) | 複合環境試験装置 | |
CN213779745U (zh) | 一种使用方便的建筑材料检测装置 | |
KR102001947B1 (ko) | 극한 환경조건이 적용가능한 다부품 내구성 테스트 시스템 | |
CN217304674U (zh) | 一种隧道内机电设备的气动荷载抗疲劳性能试验检验装置 | |
JP2017049071A (ja) | 環境試験装置及び試験装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6435245 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |