JPH08140395A - 電動駆動装置 - Google Patents

電動駆動装置

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JPH08140395A
JPH08140395A JP6303003A JP30300394A JPH08140395A JP H08140395 A JPH08140395 A JP H08140395A JP 6303003 A JP6303003 A JP 6303003A JP 30300394 A JP30300394 A JP 30300394A JP H08140395 A JPH08140395 A JP H08140395A
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JP
Japan
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phase
motor
rotation
time
detecting
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JP6303003A
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English (en)
Inventor
Nobuo Matsukawa
信雄 松川
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温時のフィルム切れを避け、省スペース、
省コスト、電池消耗の低減、および衝撃による誤動作防
止を図る。 【構成】 基準軸に対する巻き上げ制限の解除を検知し
て、フィルム巻き上げモータを起動させる。巻き上げ完
了の直前に巻き上げ制限の復帰動作が行われ、それを検
知してモータの駆動をパルス駆動に切り換えて減速させ
る。続いて逆転防止の作動で巻き上げ完了を検知して、
モータを停止させる。また、シャッタ等の機構をチャー
ジするモータの動力で巻き上げ制限を解除する方式で、
機構チャージモータの作動終了後にフィルム巻き上げモ
ータを作動させる場合は、巻き上げ制限解除の検知でフ
ィルム巻き上げモータを起動させた直後に、逆転防止解
除の検知で停止させる。その後、機構チャージモータの
作動完了時に再度起動させ、残りのフィルム巻き上げを
実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのフィルム巻き
上げやシャッタチャージ等の駆動装置に最適な電動駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムを電動で巻き上げるカメラで、
スプロケットに巻き上げ制限手段と、巻き上げ完了位相
検出手段及びその作動に連動する検出手段を設け、1コ
マの巻き上げが完了した時にスプロケットを機械的に係
止してフィルム移動を停止させ、同時にモータにブレー
キを掛ける装置が公知となっている(特公昭60−79
338号公報)。
【0003】一方で、スプロケットの位相検出手段は設
けるが、機械的な巻き上げ制限手段は設けずに、位相検
出信号でモータを速度制御する電動巻き上げ装置も知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の巻き上げ装置で
はスプロケットに機械的に係止を掛けるので、フィルム
の停止位置精度を容易に確保できる利点があるが、反面
制限装置の部品を要するためにスペースを要し、またコ
スト的に不利である。係止装置だけでなく、巻き戻しを
行うときに係止を解除する為の機構も要するので、その
分部品数やスペースの負担は大きい。またフィルムをス
プロケットの歯で機械的に係止して巻き上げて停止させ
るので、高速巻き上げを行う際や低温下ではパーフォレ
ーションが切れるという問題もある。
【0005】後者の巻き上げ装置では、係止用の機械部
品が不要なので、スペースも比較的少なくて済むという
利点があるが、反面高速巻き上げを行おうとすると、フ
ィルム停止位置精度を確保するのが容易ではない。また
電カを消費せず作動音も事実上無いという利点を持つ手
動巻き戻し手段を設けると、誤って巻き戻し操作部材を
動かした時に係止の掛けられていないフィルムはいくら
でも動いてしまうので不適切である。これを防ごうとす
ると新たな装置が必要となる。
【0006】シャッタ等の機構のチャージとフィルム巻
き上げをそれぞれ別個のモータで行う装置で、更にフィ
ルム巻き上げに関する機械的制限を備えるものでは、機
構チャージ用モータの動力でフィルム巻き上げ制限を解
除する方式がある。この場合、フィルム巻き上げモータ
の制御は、巻き上げ制限の解除で起動させ、巻き上げ完
了検出で停止させる。この方式では機構チャージモータ
が起動すると、フィルム巻き上げ制限が解除されて両モ
−夕が同時に駆動されることになるから、電池に対する
負荷を減らす為にモータを1個ずつ駆動することが困難
である。
【0007】それとは別にソレノイド等の電磁力でフィ
ルム巻き上げ制限を解険する方式があるが、1コマ撮影
ごとにソレノイドに通電することが必要であり、電池の
消耗を早める。またソレノイドの鉄芯は重いため、カメ
ラに衝撃が加わった時に動いてしまい、制限を外してし
まう事故もおきる。この場合には、未露光フィルムを1
コマ巻き取らなければならず、フィルムが無駄になる。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、低温時のフィルム切れを避け、衝撃による誤動
作防止、省スペース、省コスト、および電池消耗の低減
を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1発明は、モータと、モータを制御する制御装置
と、モータの回転に連動する基準軸部材と、基準軸部材
の位相を検出して、基準軸部材の回転開始状態に対応す
る第1位相と、回転完了に近い手前の第3位相を検出す
る第1検出部材と、基準軸部材の位相を検出して、第1
位相より回転した第2位相と、回転完了状態に対応する
第4位相を検出する第2検出部材とを具備し、制御装置
は、第1位相検出時から第3位相検出迄は、モータを第
1速度で駆動し、第3位相検出時から第4位相検出時ま
では、モータを第1速度より低速の第2速度で駆動する
ように構成されている。
【0010】第2発明は、第1モータと、第2モータ
と、第1モータおよび第2モータを制御する制御装置
と、第1モータおよび第2モータを、ほぼ同時に駆動す
る第1モードと、第2モータを第1モータの起動から十
分遅らせて起動する第2モードとを選択するモード設定
手段と、第2モータの回転に連動する基準軸部材と、基
準軸部材の回転を阻止する第1位置と、基準軸部材の回
転を阻止しない第2位置の間を移動する制限部材と、基
準軸部材の位相を検出して、回転開始状態に対応する第
1位相と、回転完了に近い手前の第3位相を検出する第
l検出部材と、基準軸部材の位相を検出して、第1位相
より回転した第2位相と、回転完了状態に対応する第4
位相を検出する第2検出部材とを具備し、制限部材は、
第1位相と第3位相の間は第l位置にあり、制御装置
は、モード設定手段が第lモードに設定されている時
は、第1位相から第4位相迄、第1モータを連続的に駆
動し、モード設定手段が第2モードに設定されている時
は、第1位相から第2位相迄、第1モータを駆動した後
に停止させ、休止時間を設けた後に再起動して第4位相
迄駆動するように構成されている。
【0011】
【作用】上記構成の電動駆動装置においては、基準軸に
対する巻き上げ制限の解除を検知して、フィルム巻き上
げモータを起動させる。巻き上げ完了の直前に巻き上げ
制限の復帰動作が行われ、それを検知してモータの駆動
をパルス駆動に切り換えて減速させる。続いて逆転防止
の作動で巻き上げ完了を検知して、モータを停止させ
る。
【0012】また、シャッタ等の機構をチャージするモ
ータの動力で巻き上げ制限を解除する方式で、機構チャ
ージモータの作動終了後にフィルム巻き上げモータを作
動させる場合は、巻き上げ制限解除の検知でフィルム巻
き上げモータを起動させた直後に、逆転防止解除の検知
で停止させる。その後、機構チャージモータの作動完了
時に再度起動させ、残りのフィルム巻き上げを実行させ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は、本発明による電動駆動装置の一実
施例を示す斜視図であり、シャッタ等の機構チャージ部
とフィルム巻き上げ部を示す。
【0015】図1において、シャッタ1は電磁制御の公
知構造のものであり、チャージレバー1aを備える。ミ
ラー駆動・絞り制御装置2(以下ミラー系2と略す)
は、絞りの電磁制御装置を含む公知構造のものであり、
チャージレバー2aを備える。第1モータ3の動力は、
減速装置4でカム軸5に伝えられる。カム軸5にはギア
6、シャッタチャージカム7、ミラー系カム8、および
カム軸位相検知盤9が固着されている。カム軸位相検知
盤9は、円周の一部に切り欠き9aが設けられている。
シャッタ1のチャージはカム軸5の1回転で行われる。
ミラー系2のチャージはカム軸5の初期の回転で行われ
る。
【0016】シャッタチャージレバー10は軸受け10
aで回転自在に軸支され、ローラ11が固着されてい
る。付勢部材12により時計方向の付勢を受けている。
連結レバー13は、端部13aおよび13bにおいてチ
ャージレバー1aおよびシャッタチャージレバー10に
それぞれ連結されている。ミラー系チャージレバー14
は軸受け部14aで回転自在に軸支され、下端部14b
にローラ15が固着されている。また付勢部材16によ
り時計方向に付勢を受けている。腕14dはチャージレ
バー2aと係合している。腕14cは先端にローラ17
が固着され、レバー32と係合している。
【0017】検知レバー18は軸受け部18aで回転自
在に軸支され、付勢部材19により反時計方向に付勢さ
れ、先端部18bはカム軸位相検知盤9に当接してい
る。スイッチ20は検知レバー18の回転に連動して切
り換えられる。係止レバー21は軸受け部21aで回転
自在に軸支され、付勢部材22により反時計方向の付勢
を受けている。左端部21bは、ギア6に固着されたピ
ン23と係合可能である。右端部21cは軸24に当接
している。軸24は軸方向に移動可能であり、付勢部材
25により左上方向の付勢を受けている。軸24の一端
である押し操作部24aの央部には、溝部24bが設け
られている。他端部24cはレバー27に当接可能であ
る。
【0018】スイッチ26は軸24の移動に連動して切
り替わる。レバー27は軸受け部27aで回転自在に軸
支され、端部27cはレバー30の下端部30bと係合
可能である。フィルム在否検知ピン28は軸方向に移動
可能であり、不図示のフィルムが挿填されている時はフ
ィルムにより右下方向に押されるものである。スイッチ
29はフィルム在否検知ピン28の移動に連動して切り
替わる。レバー30は軸受け部30aで回転自在に軸支
され、付勢部材31により反時計方向の付勢を受けてい
る。肩部30cはレバー57と係合可能である。レバー
32は軸受け部32aで回転自在に軸支され、付勢部材
33により反時計方向の付勢を受けている。下端部32
bはローラ17と係合可能であり、上端部32cはレバ
ー48と係合可能である。
【0019】第2モータ34の動力は減速装置35およ
びクラッチギア36を介してスプール34aに伝えられ
る。図1の状態では、減速装置35とスプール34aは
連結されている。クラッチレバー37は軸受け部37a
で回転自在に軸支され、付勢部材38により反時計方向
の付勢を受けている。ここにはオーバーストローク吸収
用のばね39が組み込まれており、バネ39はレバー3
1の上端部31dと係合している。クラッチレバー37
の左端部37bはクラッチギア36と係合している。
【0020】6歯のスプロケット40の上端部40aに
はギア41が固着されている。基準軸42の下端部42
aにはギア43が、上端部42bには制限盤44が、中
間部42cには完了検出盤45が固着されている。制限
盤44と完了検出盤45の詳細については後述する。制
限レバー46は軸受け部46aで回転自在に軸支され、
付勢部材47により時計方向の付勢を受けている。鍵部
46bは制限盤44と係合可能である。他端部46cに
はピン47aが植設されており、ここにレバー48が軸
受け部48aで回転自在に軸支されている。レバー48
は付勢部材49により時計方向の付勢を受けており、左
端部48bはレバー32と係合可能である。
【0021】スイッチ50はレバー46の移動に連動し
て切り替わる。レバー51は軸受け部51aで回転自在
に軸支され、一端部51bはソレノイド52と係合可能
であり、他端部51cにはピン53が植設されている。
ピン53はレバー48と係合可能である。レバー54は
軸受け部54aで回転自在に軸支され、付勢部材55に
より時計方向の付勢を受けている。鍵部54bは完了検
出盤45と係合可能であり、端部54cはレバー57の
端部57cと係合可能である。スイッチ56はレバー5
4の移動に連動して切り替わる。
【0022】次に、制限盤44と完了検出盤45を図3
を用いて説明する。図3では、同軸に位置する制限盤4
4と完了検出盤45を分かりやすくするために、制限盤
44と完了検出盤45を横に並べて描いてある。
【0023】制限盤44の外周は、鍵部44a、斜面部
44b、最大半径部の円周部44c、およびカム部44
dから成る。スイッチ50は、図3の状態ではオフであ
り、鍵部46bが斜面部44bに乗り上げるとオンに切
り替わる。完了検出盤45の外周は、切り欠き部45a
および円周部45bから成る。スイッチ56は、図3の
状態ではオフであり、鍵部54bが円周部45bに乗り
上げるとオンに切り替わる。
【0024】図1に戻って説明を続けると、レバー57
は軸受け部57aで回転自在に軸支され、一端部57b
はレバー31と係合可能であり、他端部57cにはピン
58が植設されている。ピン58は、レバー54の端部
54cと係合可能である。多重露出釦59は、押し操作
される部材である。スイッチ60は、多重露出釦59の
押し操作に連動して切り替わる。プレビュー釦80は、
押し操作される部材である。スイッチ81は、プレビュ
ー釦80の押し操作に連動して切り替わる。
【0025】図2は、図1に示されない部分を補足して
説明する斜視図であり、巻戻し機構部を示す。
【0026】図2において、第3モータ61の動力は減
速装置62、伝達軸63、およびクラッチギア64を介
してギア65に伝えられる。図2の状態では減速装置6
2とギア65は連結されていない。ギア65の穴部65
aには巻戻し軸66が嵌合し、キー部65bはキー溝部
66aと係合している。巻戻し軸66の下端部66bは
フォーク状になっており、不図示のフィルムパトローネ
と係合可能である。上端部66cには手動巻戻し用の巻
戻し操作部材67が固着されている。操作レバー軸68
は回転自在に軸支され、一端部68aには操作レバー6
9が、他端部68bにはレバー70が固着されている。
レバー70にはトグルばね71が掛けられており、図示
位置と、時計方向に所定角回転した位置に保持される。
【0027】レバー72はガイド穴部72aがピン73
にガイドされ、他端部73bはレバー74の一端部74
bに回転自在に軸支されている。溝部72cはレバー7
0の腕部70aと係合している。レバー74は軸受け部
74aで回転自在に軸支され、一端部74bはレバー7
5の端部75bと係合している。レバー75は軸受け部
75aで回転自在に軸支され、一端部75cにはピン7
6が固着されている。また付勢部材77により反時計方
向に付勢を受けている。ピン76は、クラッチギア64
と係合している。スイッチ78は、レバー72の移動に
連動して切り換えられる。
【0028】セクタ91は、減速装置4に連動して回転
し、フォトインタラプタ92により第1パルスを発生さ
せる。セクタ93は減速装置35に連動して回転し、フ
ォトインタラプタ94により第2パルスを発生させる。
【0029】次に、動作について説明する。
【0030】図1は、シャッタ等の機構のチャージ及び
フィルム巻き上げが完了しており、従って撮影準備が終
了している状態を示している。本実施例では、機構チャ
ージとフィルム巻き上げを同時に行う第1のモードと、
機構チャージ完了後にフィルム巻き上げを行い2個のモ
ータの駆動が殆ど重ならない第2のモードを、不図示の
設定手段により選択設定できる。 (1)機構チャージとフィルム巻き上げを同時に行う巻
き上げ
【0031】図1、図3、図4、図5、図6、及び図1
1を用いて説明する。尚、図11では各スイッチのオフ
状態をH、オン状態をLと記している。
【0032】レリーズ操作を行うと(図11の時刻t
1)、不図示の電磁レリーズ手段によりミラーアップと
絞り駆動が開始され、またシャッタの先幕マグネットお
よび後幕マグネットへの通電が開始される。所定絞り値
迄絞られると、絞りマグネットが作動し(時刻t2)、
その後シャッタの作動が行われる。シャッタ走行が完了
すると(時刻t3)、シャッタ後幕スイッチがオンとな
り、この信号で第1モータ3がオンする。
【0033】第1モータ3が回転すると、減速装置4を
介してカム軸5が反時計方向に回転する。カム軸5が回
転すると、シャッタチャージレバー10が駆動され、シ
ャッタ1のチャージが開始される。またミラー系チャー
ジレバー14が駆動され、ミラー系2のチャージが開始
される。回転開始直後、検知レバー18はカム軸位相検
知盤9の切り欠き部9aから外に押し出され、スイッチ
20がオンとなる(時刻t5)。更にカム軸5が回転す
ると、シャッタ1のチャージの進行に伴い、不図示のシ
ャッタ後幕スイッチがHとなる(時刻t7)。1回転す
ると検知レバー18が再び位相検知盤9の切り欠き部9
aに落ち込み、スイッチ20がHとなる(時刻t9)。
これを検知して第1モータ3は短絡制動を掛けられ停止
する。
【0034】一方、ミラー系チャージレバー14が回転
すると、ローラ17が当接するレバー32を時計方向に
回転させる。レバー32は係合しているレバー48を右
方向に駆動し、これによりレバー46を反時計方向に回
転させる。これにより、図4に示すように、鍵部46b
と制限盤44の機械的係止が解除され、同時にスイッチ
50がオンとなる(時刻t4)。これを検知して第2モ
ータ34が起動する。この際の駆動は直流電圧を印加す
るもので、モータ34は全速駆動となる。モータ34が
回転すると、減速装置35およびクラッチギア36を介
してスプール34aが回転する。スプール34aが回転
すると、不図示のフィルムが巻取られ、そのフィルム移
送に従動してスプロケット40が反時計方向に回転す
る。更にギア43が従動し、基準軸42が時計方向に回
転する。基準軸42が回転すると、図5に示すように、
レバー54の鍵部54bが完了検出盤45の円周部45
bに乗り上げ、スイッチ56がオンする(時刻t6)。
【0035】図6は、フィルム1コマの巻き上げ完了の
直前に至った状態であり、鍵部46bがカム部44dに
沿って右方向に移動し、その途中スイッチ50がオフす
る(時刻t8)。これを検知して第2モータ34の駆動
はパルス駆動に切り換えられ、回転速度が低下する。従
ってフィルム移送速度も低下する。1コマの巻き上げが
完了すると図3の状態に戻り、鍵部54bが切り欠き部
45aに入り込み、スイッチ56がオフする(時刻t1
0)。これを検知して第2モータ34は短絡制動を掛け
られ停止する。同時に鍵部46bは鍵部44aに当接
し、制限盤44の回転に機械的制限を加える。従ってフ
ィルム移送は停止させられる。
【0036】以上でシャッタ、ミラー系のチャージ、及
びフィルム1コマの巻き上げが完了し、図1の撮影準備
状態に復帰する。 (2)機構チャージ完了後にフィルム巻き上げを行う巻
き上げ
【0037】図1、図3、図4、図5、図6、図7及び
図12を用いて説明する。尚、図12では各スイッチの
オフ状態をH、オン状態をLと記している。
【0038】レリーズ(時刻t1)から露光完了迄は、
(1)の第1モードと同様に行われるので説明を省略す
る。第1モータ3によるシャッタおよびミラー系のチャ
ージも(1)の第1モードと同様に行われるので説明を
省略する。
【0039】レバー14の反時計方向の回転にレバー3
2、レバー48、およびレバー46が連動し、鍵部46
bと制限盤44の機械的係止が解除される。これにより
スイッチ50がオンとなる(時刻t4)。これを検知し
て第2モータ34が起動する。スプール34aの回転に
より基準軸42が回転開始すると、直後に図7に示すよ
うにスイッチ56がオンする(時刻t6)。これを検知
して第2モータ34は短絡制動を掛けられ停止する。つ
まりフィルム移送は開始直後に停止させられる。一方、
第1モータ3の駆動は続けられる。その駆動が完了する
と(時刻t9)、再度第2モータ34が起動し、フィル
ム巻き上げが再開される。
【0040】図6はフィルム1コマの巻き上げ完了の直
前に至った状態であり、鍵部46bがカム部44dに沿
って右方向に移動し、その途中スイッチ50がオフする
(時刻t8)。これを検知して第2モータ34の駆動は
パルス駆動に切り換えられ、回転速度が低下する。従っ
てフィルム移送速度も低下する。1コマの巻き上げが完
了すると図3の状態に戻り、鍵部54bが切り欠き部4
5aに入り込み、スイッチ56がオフする(時刻t1
0)。これを検知して第2モータ34は、短絡制動を掛
けられ停止する。同時に鍵部46bは鍵部44aに当接
し、制限盤44の回転に機械的制限を加える。従ってフ
ィルム移送は停止される。
【0041】以上でシャッタおよびミラー系のチャージ
の完了後のフィルム1コマの巻き上げが完了し、図1の
撮影準備状態に復帰する。
【0042】次に多重露出の動作を、図1、図8、図9
及び図13を用いて説明する。尚、図13では各スイッ
チのオフ状態をH、オン状態をLと記している。
【0043】多重撮影は、多重露出釦59を押し操作し
ながらレリーズ操作する。従ってスイッチ60はレリー
ズ前からオンしている。レリーズ(時刻t1)から露光
完了迄は(1)のモードと同様に行われるので説明を省
略する。
【0044】シャッタ走行が完了するとシャッタ後幕ス
イッチがオンとなり(時刻t3)、この信号で第1モー
タ3がオンする。同時にソレノイド52に通電される。
図8に示すように、これによりソレノイド52の鉄芯5
2aが左方向に突出してレバー51を反時計方向に回転
させる。それに連動してレバー48も反時計方向に回転
し、レバー32との係合が解除される。
【0045】その後第1モータ3によるシャッタおよび
ミラー系のチャージは(1)のモードと同様に行われる
ので説明を省略する。レバー14の反時計方向の回転に
レバー32が連動するが、図9に示すようにレバー48
は係合を解除されているのでレバー46は連動しない。
従って鍵部46bと制限盤44の機械的係止は解除され
ず、またスイッチ50はオンしないので第2モータ34
は起動されない。つまりフィルム巻き上げは行われな
い。尚、ソレノイド52への通電は通電開始から所定時
間経過後の時刻t11に終了する。このタイミングは、
レバー32の上端部32cが、レバー48の左端部48
bと係合し得ない位置に至るまで第1モータ3が回転す
る時間より長いものである。
【0046】以上でシャッタおよびミラー系のチャージ
だけが完了する。従って次にレリーズすると前回の撮影
コマに再度露出が行われる。
【0047】次に、巻戻し動作を、図1、図2、および
図10を用いて説明する。
【0048】巻戻し操作として、先ず軸24の押し操作
部24aを押し込む。これに連動してレバー27が時計
方向に回転し、更に連動してレバー30が時計方向に回
転する。またスイッチ26がオンする。図10に示すよ
うにレバー30の肩部30cはレバー57を反時計方向
に回転し、ピン58が係合するレバー54を反時計方向
に回転させる。これにより鍵部54bと完了検出盤45
の係合が解除される。鍵部54bは基準軸42の逆転防
止となっているから、この解除は逆転防止の解除という
ことであり、従ってスプロケット40がフィルム巻戻し
方向に回転可能になる。レバー46は制限盤44に係合
する付勢を受けているが、巻戻しの際の制限盤44の回
転方向(図10の矢印方向)と互いの形状関係により、
基準軸42の逆転を阻止しない。
【0049】レバー30の上端部31dは、ばね39を
介してクラッチレバー37を時計方向に回転させ、クラ
ッチギア36を軸方向に移動させて減速装置35とスプ
ール34aの連結を絶つ。軸24の押し操作部24aを
押し込むとレバー21の一端部が溝部24bに係合し、
軸24が押し込まれた位置に保持する。従って基準軸4
2の逆転防止解除と、減速装置35とスプール34aの
連動解除は維持される。またスイッチ26のオン状態も
維持される。
【0050】次に、図2に示す操作レバー69を時計方
向に回転操作する。レバー71が連動して時計方向に回
転するので、レバー72およびレバー75を介してクラ
ッチギア64を軸方向に移動させて減速装置62とギア
65が連結される。またレバー72の移動に連動してス
イッチ78がオンする。操作レバー69を時計方向に所
定角度回転操作すると、トグルばね71の付勢でその位
置を保持される。従って減速装置62とギア65の連結
と、スイッチ78のオン状態が維持される。
【0051】スイッチ26およびスイッチ78が共にオ
ンすると、第3モータ61が起動する。フォーク状の下
端部66bとパトローネの係合により、フィルムが巻戻
される。前述のようにスプロケット40は逆転防止が解
除されているので巻戻しを阻止せず、またスプール34
aは減速装置35との連結を絶たれ、負荷が殆ど無くな
っているので、第3モータ61への負荷も少ない。フィ
ルムのほとんどがパトローネに巻き込まれて先端部がフ
ィルム在否検知ピン28を通過すると、フィルム在否検
知ピン28の移動に連動してスイッチ29がオンし、第
3モータ61は短絡制動を掛けられ停止する。以上でフ
ィルム巻戻しが完了する。
【0052】次にレリーズ操作をすると、第1モータ3
が起動し、カム軸5が1回転してスイッチ20がオフす
るまで回転する。この回転の初期にピン23がレバー2
1を時計方向に回転させ、レバー21による軸24の係
止を解除するので、軸24は図1の状態に復帰する。従
ってレバー54による基準軸42への逆転防止が可能と
なり、また減速装置35とスプール34aが連結される
ので、次の巻き上げ動作が可能となる。
【0053】次に、撮影前にレンズの絞りを設定値迄絞
り込むプレビューの動作を図1および図14を用いて説
明する。
【0054】プレビュー釦80を押し操作すると、スイ
ッチ81がオンし(図14の時刻t21)、これを検知
して絞り制御装置(不図示)の絞り込み動作が開始され
る。所定値まで絞り込まれると絞りマグネットが作動
し、絞り込み動作が停止させられる。これでレンズの絞
りこみが完了する。
【0055】プレビュー釦80を押し操作を解除する
と、スイッチ81がオフし(時刻t22)、これを検知
して第1モータ3が起動し、同時にソレノイド52に通
電される。前述の多重露出設定の際の動作(図8および
図9)と同様に、レバー46による制限盤44の係止は
解除されないので、フィルム巻き上げは行われず、第1
モータ3によるシャッタ1およびミラー系2のチャージ
のみ行われる。カム軸5の回転途中にスイッチ20がオ
ンし(時刻t23)、1回転完了するとオフする(時刻
t25)。これを検知して第1モータ3は短絡制動を掛
けられ停止する。
【0056】シャッタ1は既にチャージが完了している
ので空チャージとなり、ミラー系のみが実質的にチャー
ジされる。従って絞り込み状態が解除され、絞りは開放
状態に戻る。尚、ソレノイド52への通電は、通電開始
から所定時間経過後の時刻t24に終了する。このタイ
ミングは、レバー32の上端部32cがレバー48の左
端部48bと係合し得ない位置に至るまで第1モータ3
が回転する時間より長いものである。以上でプレビュー
動作が完了する。
【0057】以上で説明した実施例によれば、フィルム
巻き上げ機構を機械的係止と、巻き上げ直前にパルス駆
動で減速するモータ速度制御を併用した構造としたの
で、高速巻き上げでもフィルム停止位置が機械的係止に
より正確であり、そのうえ機械的係止をかける前に減速
されているので低温時のフィルム切れが避けられる。
【0058】しかもパルス駆動は、最後の停止制御が機
械的係止で保証されているので減速制御だけで良く、位
置制御までは不要なので簡単なものでよい。つまり機機
的係止を備えずに位置制御まで行う場合に比べ、電源の
電圧変動、環境温度変動、およびフィルム引き出し力の
ばらつき等の影響が少ないので、信頼性のある制御が容
易にできる。
【0059】また、基準軸回転に対する逆転防止手段連
動スイッチの切り替わり位相を既述のように設定したの
で、フィルム巻き上げモータの駆動制御を変更する為の
基準軸位相検知手段を専用に設けずに済む。同様に基準
軸回転に対する巻き上げ回転制限手段連動スイッチの切
り替わり位相を既述のように設定したので、フィルム巻
き上げを後で行う為のフィルム巻き上げモータの一時停
止の為の基準軸位相検知手段を専用に設けずに済む。
【0060】また、巻き上げ制限を機構チャージモータ
の動力で直接解除するようにし、多重露光及びプレビュ
ー動作のときのみソレノイドを作動させるようにしたか
ら、通常はソレノイドへの通電が不要であり無駄な電池
消耗が避けられる。更にショツクが加わりソレノイドの
鉄芯が動いてしまっても巻き上げ制限が外れてしまうこ
とはないからフィルムを無駄にするおそれが無い。
【0061】巻上げ制限を係止する方向に付勢し、基準
軸逆転に対しては従動するようにしたので、巻き戻しの
際の解除は不要であり、連動部品が省けるばかりでなく
信頼性が増す。
【0062】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、第1
位相検出時から第3位相検出迄は、モータを第1速度で
駆動し、第3位相検出時から第4位相検出時までは、モ
ータを第1速度より低速の第2速度で駆動するようにし
たので、フィルムに大きな力が加わるのを避けて、低温
時のフィルム切れを防止することができる。
【0063】また、第2発明によれば、制限部材は、第
1位相と第2位相の間は第l位置にあり、制御装置は、
モード設定手段が第lモードに設定されている時は、第
1位相から第4位相迄、第1モータを連続的に駆動し、
モード設定手段が第2モードに設定されている時は、第
1位相から第2位相迄、第1モータを駆動した後に停止
させ、休止時間を設けた後に再起動して第4位相迄駆動
するようにしたので、確実な動作が得られ、衝撃による
誤動作を防止できると共に、省スペース、省コスト、お
よび電池消耗の低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図3】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図4】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図5】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図6】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図7】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図8】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図9】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す上
面図である。
【図10】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す
上面図である。
【図11】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す
タイミングチャートである。
【図12】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す
タイミングチャートである。
【図13】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す
タイミングチャートである。
【図14】本発明による電動駆動装置の一実施例を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 シャッタ 1a チャージレバー 2 ミラー系 2a チャージレバー 4 減速装置 5 カム軸 6 ギア 7 シャッタチャージカム 8 ミラー系カム 9 カム軸位相検知盤 9a 切り欠き部 10 シャッタチャージレバー 11 ローラ 12 付勢部材 13 連結レバー 13a 端部 14 ミラー系チャージレバー 14a 軸受け部 14b 下端部 14c 腕 14d 腕 15 ローラ 16 付勢部材 17 ローラ 18 検知レバー 18a 軸受け部 18b 先端部 19 付勢部材 20 スイッチ 21 係止レバー 21a 軸受け部 21b 左端部 21c 右端部 22 付勢部材 23 ピン 24 軸 24a 押し操作部 24b 溝部 24c 端部 25 付勢部材 26 スイッチ 27 レバー 27a 軸受け部 27c 端部 28 フィルム在否検知ピン 29 スイッチ 30 レバー 30a 軸受け部 30b 下端部 30c 肩部 31 レバー 31 付勢部材 31d 上端部 32 レバー 32a 軸受け部 32b 下端部 32c 上端部 33 付勢部材 34 モータ 34a スプール 35 減速装置 36 クラッチギア 37 クラッチレバー 37a 軸受け部 37b 左端部 38 付勢部材 39 バネ 40 スプロケット 40a 上端部 41 ギア 42 基準軸 42a 下端部 42b 上端部 42c 中間部 43 ギア 44 制限盤 44a 鍵部 44b 斜面部 44c 円周部 44d カム部 45 完了検出盤 45a 切り欠き部 45b 円周部 46 レバー 46 制限レバー 46a 軸受け部 46b 鍵部 46c 端部 47 付勢部材 47a ピン 48 レバー 48a 軸受け部 48b 左端部 49 付勢部材 50 スイッチ 51 レバー 51a 軸受け部 51b 端部 51c 端部 52 ソレノイド 52a 鉄芯 53 ピン 54 レバー 54a 部 54b 鍵部 54c 端部 55 付勢部材 56 スイッチ 57 レバー 57a 軸受け部 57b 端部 57c 端部 58 ピン 59 多重露出釦 60 スイッチ 62 減速装置 63 伝達軸 64 クラッチギア 65 ギア 65a 穴部 65b キー部 66 軸 66a キー溝部 66b 下端部 66c 上端部 67 操作部材 68 操作レバー軸 68a 端部 68b 端部 69 操作レバー 70 レバー 70a 腕部 71 レバー 72 レバー 72a ガイド穴部 72c 溝部 73 ピン 73b 端部 74 レバー 74a 軸受け部 74b 端部 75 レバー 75a 軸受け部 75b 端部 75c 端部 76 ピン 77 付勢部材 78 スイッチ 80 プレビュー釦 81 スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、 該モータを制御する制御装置と、 該モータの回転に連動する基準軸部材と、 該基準軸部材の位相を検出して、前記基準軸部材の回転
    開始状態に対応する第1位相と、回転完了に近い手前の
    第3位相を検出する第1検出部材と、 前記基準軸部材の位相を検出して、前記第1位相より回
    転した第2位相と、回転完了状態に対応する第4位相を
    検出する第2検出部材とを具備し、 前記制御装置は、前記第1位相検出時から前記第3位相
    検出迄は、前記モータを第1速度で駆動し、 前記第3位相検出時から前記第4位相検出時までは、前
    記モータを第1速度より低速の第2速度で駆動すること
    を特徴とする電動駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記基準軸部材に係合して、回転を阻止する第l位置
    と、回転を阻止しない第2位置の間を移動する制限部材
    と、 前記基準軸部材に係合して、逆方向の回転を阻止する第
    3位置と、阻止しない第4位置の間を移動する逆転防止
    部材を更に具備し、 前記第l検出部材は前記制限部材に連動し、 前記第2検出部材は前記逆転防止部材に連動することを
    特徴とする電動駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記第3位相検出時から前記第4位相検出時迄は、前記
    モータをパルス駆動することを特徴とする電動駆動装
    置。
  4. 【請求項4】第1モータと、 第2モータと、 前記第1モータおよび前記第2モータを制御する制御装
    置と、 前記第1モータおよび前記第2モータを、ほぼ同時に駆
    動する第1モードと、前記第2モータを前記第1モータ
    の起動から十分遅らせて起動する第2モードとを選択す
    るモード設定手段と、 前記第2モータの回転に連動する基準軸部材と、 前記基準軸部材の回転を阻止する第1位置と、前記基準
    軸部材の回転を阻止しない第2位置の間を移動する制限
    部材と、 前記基準軸部材の位相を検出して、回転開始状態に対応
    する第1位相と、回転完了に近い手前の第3位相を検出
    する第l検出部材と、 前記基準軸部材の位相を検出して、前記第1位相より回
    転した第2位相と、回転完了状態に対応する第4位相を
    検出する第2検出部材とを具備し、 前記制限部材は、前記第1位相と前記第3位相の間は第
    l位置にあり、 前記制御装置は、 前記モード設定手段が第lモードに設定されている時
    は、前記第1位相から前記第4位相迄、前記第1モータ
    を連続的に駆動し、 前記モード設定手段が第2モードに設定されている時
    は、前記第1位相から前記第2位相迄、前記第1モータ
    を駆動した後に停止させ、休止時間を設けた後に再起動
    して前記第4位相迄駆動することを特徴とする電動駆動
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 該基準軸部材に係合して、回転と逆方向回転を阻止する
    第1位置と、回転と逆方向回転を阻止しない第2位置の
    間を移動する送転防止部材を更に具備し、 前記第l検出部材は前記制限部材に連動し、 前記第2検出部材は前記逆転防止部材に連動すること特
    徴とする電動駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記モード設定手段が第1モードに設定されている時
    は、前記制御装置は、前記第l位相検出時から前記第3
    位相検出時迄は前記第2モータを第1速度で駆動し、 前記第3位相検出時から前記第4位相検出時迄は、前記
    第2モータを、第1速度より低速の第2速度で駆動する
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記第3位相検出時から前記第4位相検出時迄は、前記
    第2モータをパルス駆動することを特徴とする電動駆動
    装置。
  8. 【請求項8】請求項4において、 前記モード設定手段が第2モードに設定されている時
    は、前記制御装置は、前記第2位相検出時から前記第3
    位相検出時迄は前記第2モータを第1速度で駆動し、 前記第3位相検出時から前記第4位相検出時迄は、前記
    第2モータを、第1速度より低速の第2速度で駆動する
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記第3位相検出時から前記第4位相検出時迄は、前記
    第2モータをパルス駆動することを特徴とする電動駆動
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項3において、 前記モータは、フィルムを巻き上げるフィルム巻き上げ
    装置を駆動し、前記基準軸部材は前記フィルムのスプロ
    ケットに連動することを特徴とする電動駆動装置。
  11. 【請求項11】請求項4乃至請求項9において、 前記第2モータは、フィルムを巻き上げるフィルム巻き
    上げ装置を駆動し、前記基準軸部材は前記フィルムのス
    プロケットに連動することを特徴とする電動駆動装置。
JP6303003A 1994-11-11 1994-11-11 電動駆動装置 Pending JPH08140395A (ja)

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US08/552,780 US5773940A (en) 1994-11-11 1995-11-03 Power drive device

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