JPH08140362A - デッドタイム補償回路 - Google Patents

デッドタイム補償回路

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JPH08140362A
JPH08140362A JP6276193A JP27619394A JPH08140362A JP H08140362 A JPH08140362 A JP H08140362A JP 6276193 A JP6276193 A JP 6276193A JP 27619394 A JP27619394 A JP 27619394A JP H08140362 A JPH08140362 A JP H08140362A
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康弘 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷に供給される主回路の出力電圧の状態を
検出する電圧検出回路の故障を検出するとともに、この
故障が検出された場合にはデッドタイム補償出力信号か
らPWM指令へ出力信号を切替えて送出することができ
るようにしたデッドタイム補償回路を提供することを目
的とする。 【構成】 PWM指令U* とデッドタイム補償出力信号
U′との排他的論理和をとることによりPWM指令U*
とデッドタイム補償出力信号U′とが異なっている期間
だけカウンタA12により所定のカウント動作を行な
い、このカウンタA12のオーバフロー信号の発生によ
り電圧検出回路の故障を検出してSRラッチ回路A13
をセットするとともに切替スイッチA14を切替えてデ
ッドタイム補償出力信号U′からPWM指令U* に切替
えてこのPWM指令U* を出力信号とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデッドタイム補償回路に
関し、特にPWMインバータ、コンバータ等の電力変換
装置、可変速駆動装置に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】例えばPWMインバータによる誘導電動
機の速度制御を行なうシステムは、インバータを構成す
る主回路素子のアーム短絡防止期間(デッドタイム)に
起因するスイッチング遅れ時間が発生し、PWM指令と
インバータの出力電圧との間に電圧誤差が生じるため、
この電圧誤差を補償する回路、すなわちデッドタイム補
償回路を有している。
【0003】この種のデッドタイム補償回路の一例は特
開平2−307369号に開示してある。この場合のP
WMインバータ装置を図3に、そのデッドタイム補償回
路部分を図4にそれぞれ示す。
【0004】図3に示すように、PWMパターン発生回
路1はPWM指令U* を送出する。デッドタイム補償回
路2はPWM指令U* と電圧検出回路3とが送出する出
力電圧検出信号Udet とに基づきPWM指令U* とイン
バータの出力電圧Uとの間の電圧誤差を補償するデッド
タイム補償出力信号U′を送出する。デッドタイム発生
回路4はデッドタイム補償出力信号U′に基づきインバ
ータの主回路5を制御する。電圧検出回路3は、例えば
誘導電動機である負荷に供給する主回路5の出力電圧U
の状態を検出するもので、この出力電圧をH(High)状
態若しくはL(Low )状態に対応させて2値で検出し、
その結果を出力電圧検出信号Udet として送出する。
【0005】図4に示すように、論理回路A1はアンド
回路6とインバータ7とで構成したものであり、PWM
指令U* が“H”で、且つ出力電圧検出信号Udet
“L”の期間を検出し、カウンタA3のイネーブル端子
にてカウントアップ/停止の制御を行なうものである。
論理回路A2はアンド回路8とインバータ9とで構成し
たものであり、PWM指令U* が“L”で且つ出力電圧
検出信号Udet が“H”の期間を検出し、カウンタA4
のイネーブル端子にてカウントアップ/停止の制御を行
なうものである。
【0006】カウンタA3は、論理回路A1のイネーブ
ル出力によりカウントアップするカウンタで、オーバフ
ロー時にキャリー信号を送出した後、零に戻る機能を有
する。カウンタA4は、論理回路A2のイネーブル出力
によりカウントアップするカウンタで、オーバフロー時
にキャリー信号を送出した後零に戻る機能を有する。こ
れらのカウンタA3,A4において、零からオーバフロ
ー迄の時間は、デッドタイム補償設定遅延時間Tdly
相当する。
【0007】SRラッチ回路A5は、カウンタA3のキ
ャリー信号をセットパルスとするとともにカウンタA4
のキャリー信号をリセットパルスとしてデッドタイム補
償のためのデッドタイム補償出力信号U′を生成する。
【0008】図5は図4に示すデッドタイム補償回路2
における各部の波形を示す波形図である。当該デッドタ
イム補償回路2の機能は、PWM指令U* から出力電圧
Uの検出までの遅れ時間をデッドタイム補償設定遅延時
間Tdly で示される設定値と等しくなるように制御する
事である。もし、PWM波形の立ち上がりも立ち下がり
も常に一定時間だけ遅れる場合には、出力電圧UのH/
Lの比はPWM指令U * のH/Lの比と同一比率とな
る。つまり、PWM指令U* の波形と出力電圧Uの波形
は等しくなり、指令どうりの電圧出力が可能となる。
【0009】図4に示すデッドタイム補償回路2による
補償動作を図5を参照しつつ詳説する。
【0010】ここで、カウンタA3,A4は、デッドタ
イム補償設定遅延時間Tdly 周期でカウントアップする
繰り返しカウンタであるものとする。
【0011】(a) まず時刻P1 でPWM指令U*
“L→H”に変化した場合を考える。出力電圧検出信号
det はまだ“L”のままなので、論理回路A1により
カウンタA3がイネーブルとなる。カウンタA3は現在
の値からカウントアップを開始しカウントオーバフロー
して零に戻る時刻P2 でキャリー信号(セットパルス)
を出力する。この時刻P2 に、SRラッチ回路A5で波
形整形して、デッドタイム補償出力信号U′がL→Hに
変化する。
【0012】(b) デッドタイム補償出力信号U′の
変化の時刻P2 に対してデッドタイム発生回路4や主回
路5のスイッチングなどの遅れ時間後の時刻P3 で出力
電圧検出信号Udet がL→Hに変化する。これにより、
カウンタA3はカウントを停止する。
【0013】ここで、カウンタA3は時刻P2 のときに
零であり時刻P3 までカウントアップしたのであるか
ら、時刻P3 のカウント値はちょうど時刻P2 →時刻P
3 間の時間を計測したことに相当する。
【0014】(c) 次に、時刻P1 ′に再度PWM指
令U* が“L→H”に変化した場合を考える。時刻P3
→時刻P1 ′までの期間はカウンタA3は停止したまま
であり、時刻P3 の値が保持されている。
【0015】ここで、前回の時刻P2 →時刻P3 間の遅
れ時間が時刻P2 ′→時刻P3 ′間も同一であると仮定
する。
【0016】目的は時刻P1 ′から時刻P3 ′までの遅
れ時間をTdly 一定に制御するのであるからデッドタイ
ム補償回路の部分で発生させる遅延時間(P1 ′→
2 ′)の値は、 T = (Tdly −T(P1 −P2 )) の時間に設定すればよい。この遅れ時間はちょうど、カ
ウンタA3の時刻P3 の値からオーバフローまでのカウ
ント時間に相当する。そこで、カウンタA3のオーバフ
ローの時刻P2 ′でデッドタイム補償出力信号U′をL
→Hに変化すればよいことになる。
【0017】以上をまとめると、時刻P2 →時刻P3
スイッチング遅れ時間を計測し、次回のPWM指令の際
に時刻P1 ′→時刻P2 ′だけ遅れを追加補償すること
により、時刻P1 ′から時刻P3 ′までの遅れ時間をT
dly 一定に制御できる。
【0018】ここまでは、PWMパターンのL→Hの変
化する場合のみ述べたが、逆のH→Lの場合について
も、論理回路A2及びカウンタA4とSRラッチ回路A
5のリセット動作により同様に時刻Q1 から時刻Q3
期間が一定になるように補償が行われる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きデッドタイ
ム補償回路2は、PWMインバータの出力電圧精度を大
幅に改善し得るという効果を奏するが、電圧検出回路3
の信頼性に基因して次の様な問題がある。
【0020】すなわち、出力電圧Uを制御回路のロジッ
ク電圧レベルに変換、絶縁するには通常フォトカプラな
どの光半導体が使用されるが、この光半導体は、TTL
やCMOSと呼ばれるロジック回路に比べ故障率が高い
という問題がある。
【0021】この故障が発生した場合のデッドタイム補
償回路2の挙動を図6に基づき説明する。同図におい
て、時刻X1 で電圧検出回路3が故障し、出力電圧検出
信号U det が“H”に固定された場合を考える。本来は
時刻Q3 で出力電圧検出信号U det が変化しカウンタA
4は停止するはずであるが、故障によりUdet =“H”
のままであるためにカウントを続けてしまう。この動作
自体は、デッドタイム補償出力信号U′の波形が正常時
と同一であるため、まだ致命的な欠点とはならない。
【0022】致命的な問題は次の時刻P1 ′以降に発生
する。
【0023】時刻P1 ′でのカウンタA3が動作するは
ずであったのが、故障によりカウンタA3は動作できな
い。このため、いつまでたってもSRラッチ回路A5の
セット信号が発生されず、デッドタイム補償出力信号
U′は“L”のままに固定されてしまう。つまり、PW
M出力が停止することになり、モータの運転中等の場合
には過電流等の異常現象が発生し、システム全体が停止
してしまう。
【0024】一方、出力電圧Uの検出自体はデッドタイ
ム補償にのみ使用されているだけである。これが故障し
てもPWM出力機能自体が正常な場合には、電圧検出回
路3が故障しただけでシステム停止する事は避け、連続
して運転を継続できればシステムの信頼性が向上する。
【0025】そこで、電圧検出回路3の故障を判定する
とともに、デッドタイム補償機能を削除してPWM出力
を継続すれば、システムの停止は避けることができる。
【0026】このためには、デッドタイム補償運転中に
電圧検出回路3の故障が検出可能な回路が必要となって
くる。
【0027】本発明は、上記従来技術に鑑み、負荷に供
給される主回路の出力電圧の状態を検出する電圧検出回
路の故障を検出するとともに、この故障が検出された場
合にはデッドタイム補償出力信号からPWM指令へ出力
信号を切替えて送出することができるようにしたデッド
タイム補償回路を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明の構成は、PWM指令と負荷に供給される主回路
の出力電圧の2値状態を検出する電圧検出回路の出力信
号である出力電圧検出信号とにより、出力電圧のON/
OFF比がPWM指令と一致するように、PWM指令か
らの遅延時間を制御するように構成したデッドタイム補
償回路において、PWM指令の変化時に零にリセット
し、PWM指令と当該デッドタイム補償回路の出力信号
であるデッドタイム補償出力信号とが異なっている期間
が所定時間以上となったことをもって電圧検出回路の故
障を検出するように構成したことを特徴とする。
【0029】第2の発明の構成は、PWM指令と負荷に
供給される主回路の出力電圧の2値状態を検出する電圧
検出回路の出力信号である出力電圧検出信号とにより、
出力電圧のON/OFF比がPWM指令と一致するよう
に、PWM指令からの遅延時間を制御するように構成し
たデッドタイム補償回路において、PWM指令の変化時
に零にリセットし、PWM指令と当該デッドタイム補償
回路の出力信号であるデッドタイム補償出力信号とが異
なっている期間だけ所定のカウント動作を行なうカウン
タと、カウンタのオーバフロー信号によりセットし、外
部信号またはソフトウェア制御によりリセットするラッ
チ回路とを有することを特徴とする。
【0030】第3の発明の構成は、PWM指令と負荷に
供給される主回路の出力電圧の2値状態を検出する電圧
検出回路の出力信号である出力電圧検出信号とにより、
出力電圧のON/OFF比がPWM指令と一致するよう
に、PWM指令からの遅延時間を制御するように構成し
たデッドタイム補償回路において、PWM指令の変化時
に零にリセットし、PWM指令と当該デッドタイム補償
回路の出力信号であるデッドタイム補償出力信号とが異
なっている期間が所定時間以上となったことをもって電
圧検出回路の故障を検出するように構成するとともに、
故障が検出された場合にはデッドタイム補償出力信号か
らPWM指令に切り替えるように構成したことを特徴と
する。
【0031】第4の発明の構成は、PWM指令と負荷に
供給される主回路の出力電圧の2値状態を検出する電圧
検出回路の出力信号である出力電圧検出信号とにより、
出力電圧のON/OFF比がPWM指令と一致するよう
に、PWM指令からの遅延時間を制御するように構成し
たデッドタイム補償回路において、PWM指令の変化時
に零にリセットし、PWM指令と当該デッドタイム補償
回路の出力信号であるデッドタイム補償出力信号とが異
なっている期間だけ所定のカウント動作を行なうカウン
タと、カウンタのオーバフロー信号によりセットし、外
部信号またはソフトウエア制御によりリセットするラッ
チ回路と、カウンタのオーバフローが検出されたときに
は出力信号をデッドタイム補償出力からPWM指令に切
り替えるスイッチ手段とを有することを特徴とする。
【0032】
【作用】上記構成の第1の発明によれば、PWM指令と
デッドタイム補償出力信号とが異なっている期間が所定
時間以上となったことをもって、また第2の発明によれ
ばカウンタのオーバフロー信号により、それぞれ電圧検
出回路の故障を検出することができる。電圧検出回路の
故障時にはデッドタイム補償出力信号が変化すべき時を
過ぎても変化しないからである。第3及び第4の発明に
よれば、電圧検出回路の故障が検出された場合には、デ
ッドタイム補償出力信号に代えてPWM指令を送出する
ので、システムの運転はそのまま継続し得る。
【0033】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0034】図1は本発明の実施例を示す回路図であ
る。本実施例は図4に示す回路に、エッジ信号発生回路
A10、排他的論理和回路A11、カウンタA12、S
Rラッチ回路A13及び切替スイッチA14を追加した
ものである。そこで、図4と同一部分には同一番号を付
し重複する説明は省略する。
【0035】図1に示すように、エッジ信号発生回路A
10は、PWM指令U* の立上りと立下りとをそれぞれ
検出して両エッジを表わすエッジ信号を発生するもので
ある。排他的論理和回路A11はPWM指令U* とデッ
ドタイム補償出力信号U′との排他的論理和をとる回路
である。したがって、この排他的論理和回路A11によ
りPWM指令U* とデッドタイム補償出力信号U′とが
異なっている期間だけ、その出力が“H”状態となる。
【0036】カウンタA12はエッジ信号発生回路A1
0のエッジ信号により零にクリアされるとともに、排他
的論理和回路A11の出力が“H”状態となっている間
イネーブルされ所定のカウント動作を行なう。このカウ
ント動作の結果、カウント値が所定値に達した時点でキ
ャリー信号を送出する。本実施例におけるカウンタA1
2は零からオーバフローまでに要する時間がデッドタイ
ム補償遅延時間Tdlyよりも長くなるように設定してあ
る。
【0037】SRラッチ回路A13はカウンタA12の
キャリー信号をセットパルスとしてセットされ、その出
力信号Qを“H”状態として故障の検出に伴なう切替ス
イッチA14の切替えを行なう。SRラッチ回路A13
のリセットは、一般に外部信号若しくはソフトウェアに
より制御するが、本実施例ではPWM指令U* のエッジ
部分でリセットするように構成してある。
【0038】切替スイッチA14は、通常は出力信号と
してSRラッチ回路A5のデッドタイム補償出力信号
U′を選択しているが、SRラッチ回路A13の出力信
号Qの立上りによりPWM指令U* を選択するように構
成してある。
【0039】かかる構成の本実施例において、故障が無
い場合には、カウンタA12はPWM指令U* の変化
後、約デッドタイム補償設定遅延時間Tdly 後には毎回
零にリセットされており、オーバフローは発生しない。
【0040】一方、図6の場合と同様に電圧検出回路3
が故障した場合には、時刻P1 ′からは故障によりカウ
ントアップが続き、時刻P2 ′でオーバフローが発生す
る。これにより、故障検出用のSRラッチ回路A13の
出力FAULTが“H”となり、故障を検出する。
【0041】この結果、切替スイッチA14が切替わり
PWM指令U* がバイパスして出力されるため、PWM
パターンは継続して出力され、致命的なシステムダウン
は避ける事ができる。
【0042】なお、PWM指令U* とデッドタイム補償
出力信号U′とが異なっている期間の検出のための構成
は、上記実施例の構成に限定するものではない。何らか
の手段により当該期間を計測し、この期間が所定時間以
上となったことを検出するように構成してあれば良い。
【0043】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、電圧検出回路の故障を検出する
ことができ、またこの故障の検出により出力信号をデッ
ドタイム補償出力信号からPWM指令に切替えることが
できるように構成したので、デッドタイム補償を行って
いる場合に、主回路の出力電圧の検出の故障が発生して
もPWM出力が停止する事が無く、システム停止を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデッドタイム補償回路を
示す回路図。
【図2】図1の各部の波形を示す波形図。
【図3】PWMインバータ装置を示すブロック線図。
【図4】従来技術に係るデッドタイム補償回路を示す回
路図。
【図5】図4の各部の波形を示す波形図(正常時)。
【図6】図4の各部の波形を示す波形図(電圧検出回路
の故障時)。
【符号の説明】
1 PWMパターン発生器 2 デッドタイム補償回路 3 電圧検出回路 5 主回路 A10 エッジ信号発生回路 A11 排他的論理和回路 A12 カウンタ A13 SRラッチ回路 A14 切替スイッチ U* PWM指令 Udet 出力電圧検出信号 U 出力電圧 U′ デッドタイム補償出力信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PWM指令と負荷に供給される主回路の
    出力電圧の2値状態を検出する電圧検出回路の出力信号
    である出力電圧検出信号とにより、出力電圧のON/O
    FF比がPWM指令と一致するように、PWM指令から
    の遅延時間を制御するように構成したデッドタイム補償
    回路において、 PWM指令の変化時に零にリセットし、PWM指令と当
    該デッドタイム補償回路の出力信号であるデッドタイム
    補償出力信号とが異なっている期間が所定時間以上とな
    ったことをもって電圧検出回路の故障を検出するように
    構成したことを特徴とするデッドタイム補償回路。
  2. 【請求項2】 PWM指令と負荷に供給される主回路の
    出力電圧の2値状態を検出する電圧検出回路の出力信号
    である出力電圧検出信号とにより、出力電圧のON/O
    FF比がPWM指令と一致するように、PWM指令から
    の遅延時間を制御するように構成したデッドタイム補償
    回路において、 PWM指令の変化時に零にリセットし、PWM指令と当
    該デッドタイム補償回路の出力信号であるデッドタイム
    補償出力信号とが異なっている期間だけ所定のカウント
    動作を行なうカウンタと、 カウンタのオーバフロー信号によりセットし、外部信号
    またはソフトウェア制御によりリセットするラッチ回路
    とを有することを特徴とするデッドタイム補償回路。
  3. 【請求項3】 PWM指令と負荷に供給される主回路の
    出力電圧の2値状態を検出する電圧検出回路の出力信号
    である出力電圧検出信号とにより、出力電圧のON/O
    FF比がPWM指令と一致するように、PWM指令から
    の遅延時間を制御するように構成したデッドタイム補償
    回路において、 PWM指令の変化時に零にリセットし、PWM指令と当
    該デッドタイム補償回路の出力信号であるデッドタイム
    補償出力信号とが異なっている期間が所定時間以上とな
    ったことをもって電圧検出回路の故障を検出するように
    構成するとともに、故障が検出された場合にはデッドタ
    イム補償出力信号からPWM指令に切り替えるように構
    成したことを特徴とするデッドタイム補償回路。
  4. 【請求項4】 PWM指令と負荷に供給される主回路の
    出力電圧の2値状態を検出する電圧検出回路の出力信号
    である出力電圧検出信号とにより、出力電圧のON/O
    FF比がPWM指令と一致するように、PWM指令から
    の遅延時間を制御するように構成したデッドタイム補償
    回路において、 PWM指令の変化時に零にリセットし、PWM指令と当
    該デッドタイム補償回路の出力信号であるデッドタイム
    補償出力信号とが異なっている期間だけ所定のカウント
    動作を行なうカウンタと、 カウンタのオーバフロー信号によりセットし、外部信号
    またはソフトウエア制御によりリセットするラッチ回路
    と、 カウンタのオーバフローが検出されたときには出力信号
    をデッドタイム補償出力からPWM指令に切り替えるス
    イッチ手段とを有することを特徴とするデッドタイム補
    償回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155257A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Denso Corp スイッチング素子の駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014155257A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Denso Corp スイッチング素子の駆動装置

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