JPH0813925A - 水密材 - Google Patents

水密材

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JPH0813925A
JPH0813925A JP14743194A JP14743194A JPH0813925A JP H0813925 A JPH0813925 A JP H0813925A JP 14743194 A JP14743194 A JP 14743194A JP 14743194 A JP14743194 A JP 14743194A JP H0813925 A JPH0813925 A JP H0813925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watertight material
sash frame
watertight
longitudinal direction
wall panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP14743194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kiura
佳彦 木浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密着性ゴム15が壁パネルに密着し、サッシ
枠と壁パネル間の水密性が向上する。一側に形成した張
出部14をサッシ枠にて保持し、水密材10の保持強度
が向上する。 【構成】 背面に長手方向に渡って複数本の突条部1
1,12,13を形成してなる帯状の部材であって、隣
合う突条部11,12どうしの間の溝部17内に密着性
ゴム15を長手方向に渡って設け、かつサッシに取付け
るために一側の長手方向に渡って側方に張出して張出部
14を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出入口や窓等の開口
部に設置したサッシ枠に挿入する水密材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6に示すように、開口部2
0を有した壁パネル21の開口内周面に沿ってサッシ枠
22を設置している。図6のVII−VII断面図を図
7に示す。図7において、23は壁パネル21の外装材
であり、24はサッシ枠22のホルダ部25に挿入した
水密材である。水密材24は帯状に形成され、外装材2
3とサッシ枠22との間において、サッシ枠22の長手
方向に沿って設けられている。なお、水密材24は、ね
じ28にてサッシ枠22とともに壁パネル21に固定さ
れる。
【0003】このように、サッシ枠22に挿入した水密
材24により、外装材23とサッシ枠22との間の水密
性能を確保する乾式方法をとっており、水密材24は外
装材23の表面デザインの複雑な凹凸に追従可能な形状
からなり、安定した水密性能を持つ水密材24の開発が
要求されている。そこで、従来の水密材24は、図8に
示すような断面形状に形成されている。すなわち、外装
材23との接触面に複数の突条26を一体形成し、外装
材23の表面デザインの複雑な凹凸に追従できるように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、水密材24の外装材23との接触面
に、単に複数の突条26を形成したに過ぎず、外装材2
3の表面デザインの複雑な凹凸に密着し難く、水密材2
4と外装材23との間に隙間が発生し、サッシ枠22と
壁パネル20間の水密性が劣るという問題があった。
【0005】また、サッシ枠22の取付けに際しては、
水密材24をサッシ枠22のホルダ部25に長手方向に
渡って挿入しておいて、水密材24の突条26を外装材
23に押し付けて壁パネル21に固定している。サッシ
枠22を壁パネル21に取付ける作業に際し、水密材2
4をサッシ枠22に挿入した状態では、水密材24の突
条26側部分がホルダ部25から張り出す。水密材24
の重心は、当該張出し部分に位置し、しかも水密材24
は帯状の部材であるため、サッシ枠22の取付け作業時
の振動によって水密材24がホルダ部25から外れ易
く、サッシ枠22の取付け作業を煩雑なものにしてい
た。
【0006】この発明の目的は、サッシ枠と壁パネル間
の水密性が向上し、かつサッシ枠の取付け作業性も向上
する水密材を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の水密材は、背
面に長手方向に渡って複数本の突条部を形成してなる帯
状の部材であって、隣合う突条部どうしの間の溝部内に
密着性ゴムを長手方向に渡って設けたものである。請求
項2は、請求項1の水密材において、サッシに取付ける
ために一側の長手方向に渡って側方に張出した張出部を
形成したものである。
【0008】
【作用】請求項1の構成によれば、隣合う突条部どうし
の間の溝部内に密着性ゴムを設けたので、水密材をサッ
シ枠に挿入して背面を壁パネルに密接した際、密着性ゴ
ムが壁パネルに密着する。請求項2の構成によれば、一
側にサッシに取付ける張出部を形成したことで、水密材
をサッシ枠に挿入した際、張出部がサッシ枠にて保持さ
れる。
【0009】
【実施例】
第1の実施例 この発明の第1の実施例を図1および図2に基づいて説
明する。図1は水密材10の断面図を示しており、図2
は水密材10の設置状態の断面図を示している。なお、
図6および図7と同一部分は同一符号を付してその説明
を省略する。
【0010】水密材10は、EPDM等の材質にて形成
した帯状の部材であり、背面(壁パネル21の外装材2
3との接触面)に長手方向に渡って突条部11,12,
13が形成されている。中央の突条部11は高く、両側
の突条部12,13は低く形成されている。また、水密
材10の前面側の一側には、側方に張出してサッシに取
付けるための張出部14が長手方向に延びて一体形成さ
れている。さらに、突条部11と突条部12の間の溝部
17内には、密着性ゴム15が長手方向に延びて設けら
れている。密着性ゴム15は、ブチルゴム等の密着性の
あるゴムにて形成されている。なお、16は前面から背
面に渡って形成したねじ貫通部位である。
【0011】図2において、18は壁パネル21の開口
部20に沿って設けたサッシ枠であり、サッシ枠18の
水密材10を挿入するホルダ部19は、壁パネル21の
開口内周面29に沿う位置まで達する大きさ(幅寸法
W)に形成されている。そして、突条部11〜13を形
成した背面側を外装材23に面して、水密材10をホル
ダ部19に挿入し、水密材10の背面側を外装材23に
押し付けて圧縮させサッシ枠18を位置決めし、ねじ2
8をサッシ枠18のねじ挿通孔(図示せず)に挿通し、
水密材10のねじ貫通部位16に貫通して壁パネル21
に締結する。
【0012】このように構成された水密材10による
と、突条部11と突条部12の間の溝部17内に密着性
ゴム15を設けたので、密着性ゴム15が外装材23の
表面に密着し、水密材10と外装材23との密着性が向
上し、サッシ枠18と壁パネル21間の水密性が向上す
る。また、水密材10をサッシ枠18のホルダ部19に
挿入した際、張出部14がホルダ部19の保持片27に
て保持され、当該保持幅が大きく、水密材10の保持が
強固になる。したがって、サッシ枠18の取付け作業時
に、水密材10がホルダ部19から外れるようなことが
なく、作業性が向上する。
【0013】さらに、サッシ枠18のホルダ部19が、
壁パネル21の開口内周面29に沿う位置まで達する大
きさに形成されている。すなわち、ホルダ部19の幅寸
法Wは、従来例(図7参照)におけるホルダ部25の幅
寸方wよりも大きい。よって、ホルダ部19に挿入でき
る水密材10の幅寸法も大きくなり、水密材10と外装
材23との密着面積も大きくなる。この結果、サッシ枠
18と壁パネル21間の水密性がより一層向上する。
【0014】なお、密着性ゴム15は、突条部11と突
条部13の間の溝部内に設けたものであってもよい。 第2の実施例 この発明の第2の実施例を図3に基づいて説明する。図
3は、EPDM等の材質にて形成した帯状の水密材30
の断面図を示している。水密材30の背面の両側縁に
は、長手方向に渡って突条部31,32が一体形成され
ている。突条部31は高く、突条部32は低く形成され
ており、両突条部31,32間の溝部32の底は平坦面
34になっている。溝部33内には、ブチルゴム等から
なる密着性ゴム35が長手方向に延びて設けられてい
る。また、水密材30の前面側の一側には、側方に張出
して張出部36が長手方向に延びて一体形成されてい
る。さらに、37は背面の平坦面34から前面に渡って
形成したねじ貫通部位である。なお、水密材30の設置
状態は、図2に示した例と同様である。
【0015】このように構成された水密材30において
も、第1の実施例と同様の効果が得られる。さらに、突
条部31,32を互いの間に間隔を置いて配置し、かつ
互いの間を平坦面34に仕上げたので、突条部31と突
条部32の間の溝部33内に径の大きな密着性ゴム35
を設けることができ、壁パネル21との密着性が向上
し、水密性がより一層向上する。しかも、ねじ貫通部位
37を平坦面34に一致させたことで、水密材30にね
じ28を貫通した際に、ねじ28によって突条部31,
32が破損するの未然に防ぐことができる。
【0016】第3の実施例 この発明の第3の実施例を図4に基づいて説明する。図
4は、EPDM等の材質にて形成した帯状の水密材40
の断面図を示している。水密材40は、第1の実施例の
水密材10と同形状に形成されており、同一部分に同一
符号を付す。42は突条部11と突条部12の間の溝部
17内に設けた密着性ゴムであり、43は突条部11と
突条部13の間の溝部41内に設けた密着性ゴムであ
る。密着性ゴム42,43は、それぞれブチルゴム等か
らなり、長手方向に延びて溝部17,41内に設けられ
ている。なお、水密材40の設置状態は、図2に示した
例と同様である。
【0017】このように構成された水密材40において
も、第1の実施例と同様の効果が得られる。さらに、突
条部11と突条部12との間の溝部17内ならびに突条
部11と突条部13との間の溝部41内に、それぞれ密
着性ゴム42,43を設けたので、外装材23との密着
性がより一層強くなり、水密性が一層向上する。 第4の実施例 この発明の第4の実施例を図5に基づいて説明する。
【0018】図5は、EPDM等の材質にて形成した帯
状の水密材50の断面図を示している。水密材50の背
面には、長手方向に渡って突条部51,52,53が形
成されている。中央の突条部51は高く、両側の突条部
52,53は低く形成されており、突条部51と突条部
52の間の溝部55の底は平坦面56になっている。溝
部55内には、ブチルゴム等からなる密着性ゴム58が
長手方向に延びて設けられている。また、水密材50の
前面側の一側には、側方に張出した張出部54が長手方
向に延びて一体形成されている。さらに、57は背面の
平坦面56から前面に渡って形成したねじ貫通部位であ
る。なお、水密材50の設置状態は、図2に示した例と
同様である。
【0019】このように構成された水密材50において
も、第2の実施例と同様の効果が得られる。なお、水密
材10,30,40,50の各張出部14,36,54
は、水密材10,30,40,50の両側に形成しても
よい。さらに、突条部を4本以上形成し、すなわち溝部
を3本以上形成して密着性ゴムの本数を3本以上として
もよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、隣合う突条部
どうしの間の溝部内に密着性ゴムを設けたので、水密材
をサッシ枠に挿入して背面を壁パネルに密接した際、密
着性ゴムが壁パネルに密着し、サッシ枠と壁パネル間の
水密性が向上するという効果が得られる。
【0021】請求項2の構成によれば、一側にサッシに
取付ける張出部を形成したことで、水密材をサッシ枠に
挿入した際、張出部がサッシ枠にて保持され、水密材を
強固に保持することができ、サッシ枠の取付け作業時に
水密材がサッシ枠から外れるのを未然に防ぎ、作業性が
向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の水密材の断面図であ
る。
【図2】この発明の第1の実施例の水密材の設置状態の
断面図である。
【図3】この発明の第2の実施例の水密材の断面図であ
る。
【図4】この発明の第3の実施例の水密材の断面図であ
る。
【図5】この発明の第4の実施例の水密材の断面図であ
る。
【図6】開口付き壁パネルの正面図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】従来例の水密材の断面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 水密材 11,12,13,31,32,51,52,53 突
条部 14,36,54 張出部 15,35,42,43,58 密着性ゴム 17,33,41,55 溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に長手方向に渡って複数本の突条部
    を形成してなる帯状の部材であって、隣合う突条部どう
    しの間の溝部内に密着性ゴムを長手方向に渡って設けた
    ことを特徴とする水密材。
  2. 【請求項2】 サッシに取付けるために一側の長手方向
    に渡って側方に張出した張出部を形成したことを特徴と
    する請求項1記載の水密材。
JP14743194A 1994-06-29 1994-06-29 水密材 Pending JPH0813925A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534751B2 (ja) * 1973-03-03 1978-02-20
JP3099715B2 (ja) * 1996-02-02 2000-10-16 ダイキン工業株式会社 エアフィルタ取り付け構造

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970603