JPH08136898A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH08136898A
JPH08136898A JP27134594A JP27134594A JPH08136898A JP H08136898 A JPH08136898 A JP H08136898A JP 27134594 A JP27134594 A JP 27134594A JP 27134594 A JP27134594 A JP 27134594A JP H08136898 A JPH08136898 A JP H08136898A
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JP
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liquid crystal
voltage
signal
row
electrodes
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Application number
JP27134594A
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English (en)
Inventor
Takayuki Fujikawa
卓之 藤川
Hirotaka Suzuki
浩高 鈴木
Norio Yamamoto
典生 山本
Nobuaki Koshobu
信明 小勝負
Original Assignee
Nippondenso Co Ltd
日本電装株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippondenso Co Ltd, 日本電装株式会社 filed Critical Nippondenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スメクチック液晶を用いた液晶表示装置にお
いて、配向改善の機能を装置に備える。 【構成】 コントロール回路22からの信号に基づき、
行電極駆動回路23から走査信号を液晶パネル1の行電
極(Y1〜Yn)に印加し、列電極駆動回路24からデ
ータ信号を液晶パネル1の列電極(X1〜Xm)に印加
して、液晶パネル1の画像表示を行う。ここで、液晶の
配向改善のためのエージングを行う際には、スイッチ回
路26を操作して、走査信号およびデータ信号をエージ
ング用の電圧信号に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶によりn×m個の
表示画素を形成してマトリクス表示を行う液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】反強誘電性液晶で生じる電場誘起相転移
を利用した液晶表示装置は、特開平2ー153322号
公報に詳しく記載されている。また、反強誘電性液晶の
特性を有効に利用したマトリクス駆動の方法が特開平5
ー119746号公報に記載されている。この駆動法に
よれば反強誘電性液晶の特性を十分に活かした高コント
ラスト表示を得ることができる。
【0003】ここで、このような高コントラスト特性を
得るためには、配向特性を良好にする必要がある。反強
誘電性液晶は、ネマチック液晶と異なり、液晶分子がス
メクチック層と呼ばれる層構造を形成している。この層
構造形成に起因するフォーカルコニックスと呼ばれる欠
陥やラビング強度の不均一等により、初期状態(反強誘
電相への除冷直後)は配向が乱れている。また、熱的、
機械的衝撃が配向不良の原因となる場合もある。この状
態で液晶表示装置を駆動させると暗表示の際の光の抜け
が大きいために、コントラスト低下を引き起こすことに
なる。
【0004】この問題を解決するものとして、反強誘電
相で電圧を印加して配向を改善する方法が特開平4ー5
1022号公報に述べられている。これによると、液晶
パネルに電圧を印加してブックシェルフ構造(スメクチ
ック層が液晶パネルの基板に垂直に形成された構造)と
ブックシェルフ構造以外の層構造の二つの状態を交互に
実現し、スメクチック層に対してせん断応力を働かせる
ことにより、液晶内に存在する歪みを解消させ、液晶の
配向力に従い液晶分子を配向させることができると述べ
られている。また、二つの層構造を効果的にスイッチン
グさせるために印加する電圧は、ブックシェルフ構造を
実現するに必要な十分に高い電圧とブックシェルフ以外
の層構造を実現することのできる十分に低い電圧とを交
互に印加できるものであればよいとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た反強誘電相で電圧を印加して配向を改善する方法を、
特開平5ー119746号公報に記載されているような
液晶表示装置に適用する場合、以下に示されるような問
題がある。すなわち、映像表示を行う場合、図3に示す
ような、交流的な双極性パルスと直流信号を組み合わせ
た交流電圧を液晶パネルに印加してマトリクス駆動を行
うようにしているが、この交流電圧では、配向改善効果
が小さいということである。
【0006】これを、矩形波印加時と比較して、配向コ
ントラストの経時変化として図13に示した。なお、こ
の図における駆動波形は、特開平5ー119746号公
報に記載されているような液晶表示装置を表示駆動する
電圧(図3参照)を印加した場合を示し、矩形波はプ
ラスマイナス40V、30Hzの電圧波形を印加した場
合、矩形波はプラスマイナス30V、30Hzの電圧
波形を印加した場合を示す。
【0007】ここで、液晶パネルに電圧を印加しない状
態でクロスニコル下の透過光強度が最小になるように液
晶パネルを回転させ、この時の透過光強度をTminと
し、この状態から液晶パネルを45°回転させた時の透
過光強度Tmaxとして、Tmax/Tminを配向コ
ントラストとした(図14)。配向コントラストの値が
大きいほど配向状態は良好である。
【0008】図13から分かるように、矩形波印加時に
は配向コントラストが大幅に向上し配向が改善されるの
に対し、図3の交流電圧を印加した場合は配向コントラ
ストがほとんど変化しない。これは、液晶に印加される
実効電圧が不十分なために、配向を改善するほど層スイ
ッチングが有効に起こらないためと考えられる。つま
り、図3の交流電圧は、配向を改善する方法としては代
用できないことになる。
【0009】本発明は上記問題に鑑みたもので、配向改
善を効果的に実現できる機能を有する液晶表示装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、n条の行電極
(Y1〜Yn)とm条の列電極(X1〜Xm)とを互い
に格子状に対向させるように並設した両電極基板(1
1、12)間に、スメクチック相を有する液晶(20)
が封入されており、前記n条の行電極(Y1〜Yn)と
m条の列電極(X1〜Xm)により行列配置された複数
の画素を有する液晶パネル(1)と、前記n条の行電極
(Y1〜Yn)に走査信号を付与する行駆動手段(2
3)と、前記m条の列電極(X1〜Xm)にデータ信号
を付与する列駆動手段(24)と、前記行駆動手段(2
3)および列駆動手段(24)を制御して前記複数の画
素により画像表示を行わせる制御手段(22)とを備え
た液晶表示装置において、前記走査信号を、前記画像表
示に用いる電圧レベルよりも高い電圧レベルのエージン
グ用電圧信号に切り換える切換手段(26、100、1
02)を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明においては、n条の
行電極(Y1〜Yn)とm条の列電極(X1〜Xm)と
を互いに格子状に対向させるように並設した両電極基板
(11、12)間に、スメクチック相を有する液晶(2
0)が封入されており、前記n条の行電極(Y1〜Y
n)とm条の列電極(X1〜Xm)により行列配置され
た複数の画素を有する液晶パネル(1)と、前記n条の
行電極(Y1〜Yn)に走査信号を付与する行駆動手段
(23)と、前記m条の列電極(X1〜Xm)にデータ
信号を付与する列駆動手段(24)と、前記行駆動手段
(23)および列駆動手段(24)を制御して前記複数
の画素により画像表示を行わせる制御手段(22)と、
前記走査信号および前記データ信号を作成するための複
数の電圧レベルの電圧信号を出力する電源手段(25)
とを備えた液晶表示装置において、エージング処理を行
うタイミング信号を出力するタイミング手段(26a)
を備え、前記電源手段(25)は、前記タイミング信号
の出力に応答して前記走査信号を作成するための電圧レ
ベルをそれよりも高いエージング用の電圧レベルに切り
換える電圧切換手段(100、102)を有することを
特徴としている。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記電圧切換手段は、前記データ信
号を作成するための電圧レベルをもエージング用の電圧
レベルに切り換えることを特徴としている。請求項4に
記載の発明では、請求項2又は3に記載の発明におい
て、前記走査信号は、前記液晶の表示状態を選択する選
択電圧(±Va)と表示状態を保持する保持電圧(±V
o)とにより構成されるものであって、前記選択電圧
(±Va)および保持電圧(±Vo)の両方を前記エー
ジング用の電圧レベル(±Vamax)に固定させる電
圧レベル固定手段(26b)を有することを特徴として
いる。
【0013】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0014】
【発明の作用効果】請求項1〜4に記載の発明によれ
ば、行駆動手段からの走査信号および列駆動手段からの
データ信号が、それぞれ液晶パネルに付与されて画像表
示が行われる。ここで、エージングを行う際には、走査
信号が、画像表示に用いられる電圧レベルより高い電圧
レベルのエージング用電圧信号に切り換えられる。
【0015】従って、走査信号をエージング電圧信号に
切り換えることにより、スメクチック相を有する液晶の
配向を改善することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は、本発明に係る液晶表示装置の一具体例を
示す図である。本実施例の液晶表示装置は、反強誘電性
液晶が封入された液晶パネル1と、外部から入力された
映像信号(RGB信号)に基づき液晶パネル1の列電極
X1、X2、… Xmおよび行電極Y1、Y2、…Yn
に印加することにより液晶パネル1を駆動し、液晶パネ
ル1に映像信号に応じた画像を表示させる制御装置2か
ら構成されている。。
【0017】ここで、液晶パネル1は、図2に示す如
く、2枚の電極基板11、12間に反強誘電性液晶20
を封入したものであり、以下のように作成される。すな
わち、まず電極基板11は、透明なガラス基板13の液
晶が配される側の面に沿ってカラーフィルタ15の形成
された層を挟んで1TO(Indium Tin Oxide)あるいは酸
化スズからなる透明電極16が、m条の列電極X1〜X
mとして、カラーフィルタ15の形状に合わせて形成さ
れた構造となっている。また、電極基板12は透明なガ
ラス基板14に透明電極17がn条の行電極Y1〜Yn
として形成された構造となっている。両電極基板11、
12の透明電極16、17は互いに直行するように配置
されている。なお、これら各行電極Y1〜Ynおよび列
電極X1〜Xmにより、当該液晶パネル1には、図1に
示す如く、m×n個の表示画素G1、G2、…G(m−
n)が形成される。
【0018】各透明電極の液晶が配される側の面には、
高分子膜18、19が付設されている。高分子膜の表面
の少なくとも一方には液晶分子を配向させるためのラビ
ング処理を行っている。なお、高分子膜の代わり酸化珪
素の斜方蒸着膜などの無機物の薄膜を付設してもよい。
また、液晶が配される隙間は、図示しない多数のスペー
サによって例えば2μmに均一に保たれている。
【0019】反強誘電性液晶20は、例えば、特開平5
ー119746号公報に記載されているような、4ー
(1ートリフルオロメチルヘプトキシカルボニルフェニ
ル)ー4’ーオクチルオキシカルボニルフェニルー4ー
カルボキシレートといったものを用いることができる。
この種の反強誘電性液晶としては、種々のものが提案さ
れており、それらの反強誘電性液晶を複数混合した混合
液晶、あるいは少なくとも1種の反強誘電性液晶を含む
混合液晶を用いるようにしてもよい。
【0020】ガラス基板13、14の液晶に接しない側
には偏光板21、22が、互いに吸収軸が直交するよう
に、そして液晶が反強誘電状態にある時、消光するよう
に配されている。次に、液晶パネル1を駆動する装置に
ついて説明する。上記液晶パネル1を線順次走査方式に
基づき駆動するための制御装置2は、図1に示す如く、
外部から入力された映像信号を画像データとして取り込
み蓄積するフレームメモリ21と、フレームメモリ21
から画像データを読み出し、クロック信号等の各種制御
信号を生成して出力する制御手段としてのコントロール
回路22と、コントロール回路22からの制御信号を受
けて、上記各表示画素GをONまたはOFF状態に選択
するための選択電圧(Vaまたは−Va)およびその選
択されたONまたはOFF状態を保持するための保持電
圧(Voまたは−Vo)を走査信号として上記各行電極
Y1〜Ynに印加する行駆動手段としての行駆動回路2
3と、同じくコントロール回路22からの制御信号を受
けて各表示画素をONまたはOFF状態に制御するため
の制御電圧(Vbまたは−Vb)をデータ信号として上
記各列電極X1〜Xmに印加する列駆動手段としての列
駆動回路24と、上記の各制御電圧を生成して出力する
電源回路25と、映像信号に応じた画像を表示させる
か、エージング処理を行うかを切り換えるスイッチ回路
26とから構成されている。また液晶パネル1には、そ
の温度を検出する温度センサ27が設けられており、そ
の検出温度に応じた温度信号THを出力する。
【0021】また、行駆動回路23は、シフトレジスタ
31と、データラッチ回路32と、駆動回路33とから
構成され、列駆動回路24は、シフトレジスタ41と、
データラッチ回路42と、駆動回路43とから構成され
ている。ここで、行電極駆動回路23および列駆動回路
24における駆動波形を図3に示す。本駆動波形は、正
極性電圧範囲のヒステリシスを利用して駆動する第1フ
ィールドおよび負極性電圧範囲のヒステリシスを利用し
て駆動する第2フィールドで構成され、それぞれ行電極
Y1〜Ynおよび列電極X1〜Xmへ印加される8つの
基本信号からなる。なお、図3(a)は行電極Y1〜Y
nに印加される制御信号群、図3(b)は列電極X1〜
Xmに印加される制御信号群である。これらは、上記制
御装置2から適宜出力される。
【0022】次に、上記行電極Y1〜Ynに走査信号を
出力する行駆動回路23について説明する。まず、図4
に示す如く、行駆動回路23のシフトレジスタ31に
は、コントロール回路22から、Va、Vo、−Va、
−Voの4つの走査信号レベルに対応した2ビットのデ
ータ(以下、走査信号データという)D1、D2と、こ
のデータに同期したクロック信号CL1とが入力され、
シフトレジスタ31は、図5(c)に示す如く、このク
ロック信号CL1により走査信号データD1、D2を順
次取り組む。
【0023】ここで、走査信号データD1はVaとVo
の選択のために用いられるもので、D1がハイレベルの
時にVaを選択し、ローレベルの時にVoが選択され
る。また、走査信号データD2は、その選択された電圧
の±を決定するために用いられる。また、図4に示す如
く、データラッチ回路32には、コントロール回路22
から、図5(c)に示すクロック信号CL1のn個分を
一周期とするクロック信号CL2が入力され、データラ
ッチ回路32は、このクロック信号CL2により、シフ
トレジスタ31に全ての行電極Y1〜Ynの走査信号デ
ータD1、D2が取り込まれる度に、そのデータをラッ
チする。
【0024】一方、駆動回路33は、図4に示す如く、
各行電極Y1〜Ynに対応して設けられた、n個のアナ
ログスイッチ33a1、33a2、…33anと、n個
のレベルシフタ33b1,33b2,…33bnとから
構成されている。また、各アナログスイッチ33a1、
33a2、…33anには、電源回路25から各行電極
Y1〜Ynに印加するための4種の走査信号、すなわち
Va、Vo、−Va、−Voが供給されており、各アナ
ログスイッチ33a1〜33anには、これら4種の走
査信号の内の一つを選択的に行電極Y1〜Ynに印加で
きるように、4つのスイッチ素子が設けられている。そ
して、各レベルシフタ33b1〜33bnは、データラ
ッチ回路32に蓄積された各行電極Y1〜Yn毎の走査
信号データをレベルシフトして、対応するアナログスイ
ッチ33a1〜33anに駆動信号を出力することによ
り、アナログスイッチ33a1〜33anが行電極Y1
〜Ynに印加する走査信号を、走査信号データに対応さ
せる。
【0025】このように行駆動回路23は、コントロー
ル回路22から出力される各行電極Y1〜Ynに対する
走査信号データD1、D2をクロック信号CL1により
順次取り込み、全行電極Y1〜Ynに対する走査信号デ
ータD1、D2を取り込む度(すなわち、クロック信号
CL2の一周期毎)に、各行電極Y1〜Ynへの印加電
圧をその走査信号データに対応して変更する。
【0026】一方、コントロール回路22は、図5
(c)に示す如く、走査信号データD1、D2を、クロ
ック信号CL2の一周期内に、第1行目の行電極Y1か
ら最終の行電極Ynまで順に出力するが、クロック信号
CL2の一周期当たりに出力される走査信号データD
1、D2の内、表示変更の対象となる特定の行電極(以
下、選択電極という)以外の走査信号データD1、D2
には、反強誘電性液晶のヒステリシス特性の中間電圧と
なる第3電圧(Vo又は−Vo)を設定し、選択電極の
走査信号データD1、D2に対してのみ、表示画素のO
N・OFF状態を切り替え可能な第1および第2電圧V
a又は−Vaを設定する。
【0027】また、コントロール回路22は、図5
(b)に示す如く、選択電極をクロック信号CL2の2
周期毎に第1行目の行電極Y1から順に変更してゆき、
図5(a)に示す如く、選択電極に対する走査信号デー
タD1、D2として、クロック信号CL2の第1周期目
および第2周期目でそれぞれ第1および第2電圧−Va
又はVaを、それぞれ設定する。また、コントロール回
路22は、選択電極に第2電圧を印加した後、次のクロ
ック信号CL2により選択電極が他の行電極に変更され
て再び当該電極に印加する第3電圧の極性を、第2電圧
の極性と同じ極性に設定する。つまり図5(a)に示す
如く、選択電極の第2電圧が正の電圧Vaであれば、そ
の後当該電極には正の第3電圧Voが印加され、選択電
極の第2電圧が負の電圧−Vaであれば、その後当該電
極には負の第3電圧−Voが印加される。
【0028】次に、列駆動回路24の構成および作動に
ついて説明する。この列駆動回路24の詳細構成を図6
に示す。列駆動回路24のシフトレジスタ41には、コ
ントロール回路22から、上述の選択電極と各列電極X
1〜Xmとの交点に形成されるm個の表示画素をON状
態にするかOFF状態にするかを表すON・OFFデー
タDGが各列電極毎に順次入力されると共に、その入力
タイミングと同期してクロック信号CL3が入力され
る。図7(b)に示す如く、このON・OFFデータお
よびクロック信号CL3は、上記クロック信号CL2の
一周期の(1/m)の周期で入力され、シフトレジスタ
41は、クロック信号CL3により、クロック信号CL
2の一周期当たりに全列電極X1〜XmのON・OFF
データDGを取り込む。
【0029】また、データラッチ回路42には、コント
ロール回路22からクロック信号CL2が入力されると
ともに、選択電極への印加電圧の極性を表すフィールド
信号F1が入力される。そして、データラッチ回路42
はクロック信号CL2により、シフトレジスタ41から
全ての列電極X1〜XmのON・OFFデータDGを取
り込むとともに、フィールド信号F1に基づき各列電極
X1〜XmのON・OFFデータDGを選択電極への印
加電圧の極性に対応した制御電圧データに変換して記憶
する。
【0030】ここで、コントロール回路22は、選択電
極を変更する度、すなわちクロック信号CL2の2周期
毎に、各列電極へのON・OFFデータDGを、フレー
ムメモリ21から読み込んだ画像データに基づき変更す
るようにされており、図7(a)に示す如く、このON
・OFFデータDGが表示画素のON指令を表している
場合、データラッチ回路42は、フィールド信号F1が
ON、すなわち選択電極への印加電圧の極性が正であれ
ば、クロック信号CL2の第1周期目の制御電圧データ
をVb、第2周期目の制御データを−Vbに設定し、逆
にフィールド信号F1がOFF、すなわち選択電極への
印加電圧の極性が負であれば、クロック信号CL2の第
1周期目の制御電圧データを−Vb、第2周期目の制御
電圧データをVbに設定する。
【0031】このようにして、液晶パネル1の行電極Y
1〜Ynおよび列電極X1〜Xmへの電圧印加状態によ
り、映像信号に応じた画像表示がなされる。なお、以上
の画像表示については、特開平5ー119746号公報
に示すものと同様である。ここで、本実施例において
は、上記した映像信号に応じた画像表示と、後述するエ
ージング処理を行う状態とを切り換えるスイッチ回路2
6を備えている。
【0032】図8に、そのスイッチ回路26の構成を示
す。スイッチ回路26は連動する2つのスイッチ26
a、26bを備えている。これらのスイッチ26a、2
6bが図に示す状態にあるときは、画像表示を行う場合
であり、コントロール回路22からの走査信号データD
1はスイッチ26bを介してそのまま行駆動回路23に
出力される。また、温度センサ27からの温度信号TH
がスイッチ26aを介しTH1として電源回路25に出
力される。
【0033】一方、エージングを行うために、スイッチ
26a、26bが図の右側に切り換えられると、行駆動
回路23への走査信号データD1がVDD(ハイレベ
ル)になるとともに、このVDDがTH1として電源回
路25に出力される。このように走査信号データD11
がVDDに固定されると、行駆動回路23においてVa
のみが選択されることになる。また、後述する電源回路
25の作動により、電源回路25から出力されるVaが
Vamaxとなるため、走査信号レベルは、走査信号デ
ータD2による±の符号選択に従い、図11(a)に示
すようになる。すなわち、スイッチ26bは、走査信号
をVamaxに固定させる電圧固定手段として機能す
る。
【0034】また、このエージング時において、電源回
路25からの制御電圧データVbが後述する作動により
0Vに設定されているため、列電極X1〜Xmに印加さ
れる電圧は図12(a)に示すように0V固定となる。
従って、図11(a)に示す走査信号レベル±Vama
xおよび図12(a)に示す0VのVbによるエージン
グ電圧が液晶パネル1の各画素に印加され、反強誘電液
晶の配向が改善される。
【0035】次に、上記電源回路25の構成について説
明する。この電源回路25は、画像表示時には、上記し
たVa、Vo、−Va、−Voの4つの走査信号レベル
および制御電圧データVb、−Vbを温度センサ27に
て検出した温度に応じた値に設定するとともに、エージ
ング時にはVa、−Va、Vb、−Vbをエージング用
の電圧に切り換えるように構成されたものである。
【0036】この電源回路25の構成を図9に示す。ス
イッチ回路26からの信号TH1がA/Dコンバータ6
1によりディジタル信号に変換され、この変換信号がマ
イクロコンピュータ62に入力される。マイクロコンピ
ュータ62は図10に示す演算処理を実行する。まず、
ステップ100にてスイッチ回路26からの信号TH1
がエージング時の電圧VDDであるか否かが判定され
る。THIが温度センサ27からの信号を示すものであ
り、ステップ100の判定がNOになると、ステップ1
01に進み、Va、Vo、Vbをその時の検出温度TH
に応じた値に設定する。ROM63には、温度に対する
Va、Vo、Vbの値が予め設定記憶されており、これ
を用いてVa、Vo、Vbが設定され、出力される。こ
れらの値は、検出温度THが低いほど大きな値になるよ
うに設定されており、これにより液晶の応答速度に対す
る温度補償がなされる。
【0037】そして、出力されたVa、Vo、VbはD
/Aコンバータ64にてアナログ信号に変換され、非反
転増幅器65、反転増幅器66によりVa、Vo、−V
a、−Vo、Vb、−Vbとして出力される。また、エ
ージング時で、スイッチ回路26からの信号TH1がV
DDであると、ステップ100の判定がYESになり、
ステップ102に進んで、VaをVamaxに設定する
とともに、Vbを0に設定する。このVamaxは、エ
ージング用に設定された電圧レベルであり、ステップ1
01にて設定されるVaの最高値よりも高い電圧レベル
のものである。
【0038】このことにより、電源回路25からVam
axに設定されたVaおよび0に設定されたVbがそれ
ぞれ出力される。従って、エージング時には、スイッチ
回路26の作動およびそれによる電源回路25の作動に
より、図11(a)に示す走査信号レベル±Vamax
および図12(a)に示す0VのVbによるエージング
電圧が液晶パネル1の各画素に印加され、反強誘電液晶
の配向が改善される。
【0039】この配向改善において、配向コントラスト
はエージング時の印加電圧が大きいほど向上する。走査
ドライバの耐圧が±30Vの場合、Vamax=30V
とすると、配向コントラストは図13の矩形波のよう
に変化する。エージング処理の際の周波数には特に限定
はないが、回路構成を簡単にするため映像を表示する周
波数と同一(テレビ画像の場合には30Hz)とするこ
とが望ましい。エージング処理時間は図13から5分以
上とするのが望ましいが、それ以下でも効果がある。エ
ージング処理を実行するタイミングは配向不良が生じた
際に最も効果がある。従って、例えば、目視にてコント
ラストなどの表示性能が悪化した際に手動にてスイッチ
回路26のスイッチ26a、26bを切り換えたり、液
晶パネル2に設けられた温度センサ27により相転移
(反強誘電相から他の相への転移)状態になったことを
検出した時にエージング処理を行うようにしてもよい。
また、本装置の電源スイッチを入れた際にエージング処
理を実行し、その後映像を表示すれば良好な表示特性が
常に得られる。いずれにしても映像を表示しない時であ
れば、上記したエージング処理を行うことができる。
【0040】なお、エージング時において制御電圧デー
タVbを0Vに設定するものを示したが、その値は他の
値であってもよく、また温度THに応じた可変値として
もよい。なお、制御電圧データVbを0V以外の値で、
走査信号レベルと逆相の交流波形とすれば、液晶に印加
される電圧をより大きくすることができ、よりエージン
グ効果を高めることができる。
【0041】さらに、液晶としては反強誘電性液晶以外
に、強誘電性液晶等のスメクチック相を有する他の液晶
としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すマトリクス型液晶表示
装置の全体構成図である。
【図2】本発明に使用される液晶セルの拡大概略断面図
である。
【図3】液晶パネルの駆動信号波形の例を示す図であ
る。
【図4】図1に示す行電極駆動回路の具体的構成を示す
構成図である。
【図5】図5に示す行電極駆動回路における各信号のタ
イミングチャートである。
【図6】図1に示す列電極駆動回路の具体的構成を示す
構成図である。
【図7】図6に示す列電極駆動回路における各信号のタ
イミングチャートである。
【図8】図1に示すスイッチ回路の機能的構成を示す構
成図である。
【図9】図1に示す電源回路の具体的構成を示す構成図
である。
【図10】図9中のマイクロコンピュータの演算処理を
示すフローチャートである。
【図11】エージング処理時の、行電極駆動回路におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図12】エージング処理時の、列電極駆動回路におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図13】配向コントラストの経時変化を示す特性図で
ある。
【図14】配向コントラストの定義を行うための説明図
である。
【符号の説明】
1……液晶パネル、2……制御装置、21……フレーム
メモリ、22……コントロール回路、23……行電極駆
動回路、24……列電極駆動回路、25……電源回路、
26スイッチ回路、27……温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小勝負 信明 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n条の行電極とm条の列電極とを互いに
    格子状に対向させるように並設した両電極基板間に、ス
    メクチック相を有する液晶が封入されており、前記n条
    の行電極とm条の列電極により行列配置された複数の画
    素を有する液晶パネルと、 前記n条の行電極に走査信号を付与する行駆動手段と、 前記m条の列電極にデータ信号を付与する列駆動手段
    と、 前記行駆動手段および列駆動手段を制御して前記複数の
    画素により画像表示を行わせる制御手段とを備えた液晶
    表示装置において、 前記走査信号を、前記画像表示に用いる電圧レベルより
    も高い電圧レベルのエージング用電圧信号に切り換える
    切換手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 n条の行電極とm条の列電極とを互いに
    格子状に対向させるように並設した両電極基板間に、ス
    メクチック相を有する液晶が封入されており、前記n条
    の行電極とm条の列電極により行列配置された複数の画
    素を有する液晶パネルと、 前記n条の行電極に走査信号を付与する行駆動手段と、 前記m条の列電極にデータ信号を付与する列駆動手段
    と、 前記行駆動手段および列駆動手段を制御して前記複数の
    画素により画像表示を行わせる制御手段と、 前記走査信号および前記データ信号を作成するための複
    数の電圧レベルの電圧信号を出力する電源手段とを備え
    た液晶表示装置において、 エージング処理を行うタイミング信号を出力するタイミ
    ング手段を備え、 前記電源手段は、前記タイミング信号の出力に応答して
    前記走査信号を作成するための電圧レベルをそれよりも
    高いエージング用の電圧レベルに切り換える電圧切換手
    段を有することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧切換手段は、前記データ信号を
    作成するための電圧レベルをもエージング用の電圧レベ
    ルに切り換えることを特徴とする請求項2に記載の液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記走査信号は、前記液晶の表示状態を
    選択する選択電圧と表示状態を保持する保持電圧とによ
    り構成されるものであって、前記選択電圧および保持電
    圧の両方を前記エージング用の電圧レベルに固定させる
    電圧レベル固定手段を有することを特徴とする請求項2
    又は3に記載の液晶表示装置。
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