JPH08136103A - 氷削機の切削刃取付装置 - Google Patents

氷削機の切削刃取付装置

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JPH08136103A
JPH08136103A JP30151394A JP30151394A JPH08136103A JP H08136103 A JPH08136103 A JP H08136103A JP 30151394 A JP30151394 A JP 30151394A JP 30151394 A JP30151394 A JP 30151394A JP H08136103 A JPH08136103 A JP H08136103A
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cutting
adjustment bolt
blade
ice
tool
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Akira Tsusaka
明 津坂
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CHUBU KOKI KK
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CHUBU KOKI
CHUBU KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、切削刃の刃先の突出量を調
節した場合に刃先が振れないように構成して、一様な粗
さの削り氷が安定して得られる装置を開発することにあ
る。 【構成】 削り氷を排出する透孔の後側外面に支持プレ
ートを取り付け、該支持プレートの透孔寄りに突出する
一対のアームに刃物取付具を揺動自由に支持し、支持プ
レートに螺合した調節ボルトに刃物取付具の透孔を通
し、かつ該調節ボルトに一端を当てて他端を刃物取付具
の内面に当てるようにコイルばねを装着し、調節ボルト
の回転作動によって前記切削刃の刃先の突出量を調節す
ることを特徴とする氷削機の切削刃取付装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブロック氷やキュー
ビック氷の氷削機の切削刃取付装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の氷削機の切削刃取付装置は、実公
平5−33894号、実公昭63−7518号公報など
で知られており、図4に示すように、氷が載って旋回す
る切削プレートaの半径方向に形成した削り氷排出用ス
リットbの後側外面に取り付けた支持プレートcに備え
た一対のアームdに、梃子状の刃物取付具eを揺動自由
に支持し、この刃物取付具eの前部に刃先gをスリット
bから突出する切削刃fを取り付け、支持プレートaか
ら突出させた調節ボルトhに刃物取付具eの透孔を通
し、かつその調節ボルトhに嵌めたコイルばねiを刃物
取付具eの内面に当て、調節ボルトhに螺合したつまみ
jを回転させることによって、コイルばねiを伸縮させ
て切削刃fの刃先gの突出量を調節する構成であった。
即ち、削り氷を細かくする時にはつまみを回してコイル
ばねを圧縮して刃先の突出量を小さくし、他方、削り氷
を粗くする時にはつまみを逆に回してコイルばねを伸張
させて刃先の突出量を大きくするのである。また、切削
プレートについて、ブロック氷に用いる切削プレート
は、平板形状であり、キュービック氷に用いるものが逆
円錐形状であるという形式の相違はあるものの、切削刃
取付装置に関しては、両者はほぼ同様な構成とされてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の切削刃取付装置においては、削り氷を粗くする時
に、コイルばねが伸張してばね弾力が弱くなるので、切
削される氷の切削抵抗や衝撃によって切削刃の刃先が振
れて削り出される氷が不揃いになることがあった。この
ことは、コイルばねの弾力を利用してその伸張度合いに
よって押圧力に変化が生ずるためである。そこで、コイ
ルばねの弾力を増すためにばねのコイル径を太くすると
ばねの占有スペースが大きくなってしまい、周辺部品の
設計変更を余儀なくされる等の不都合がある。
【0004】従って、本発明の目的は、切削刃の刃先の
突出量を調節した場合に刃先が振れないように構成し
て、一様な粗さの削り氷が安定して得られる装置を開発
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、切削プレートの裏面に、該切削プレート
に形成した透孔から刃先が突出するように切削刃を配置
した刃物取付具を備える氷削機の切削刃取付装置におい
て、削り氷を排出する前記透孔の後側外面に支持プレー
トを取り付け、該支持プレートの透孔寄りに突出する一
対のアームに前記刃物取付具を揺動自由に支持し、支持
プレートに螺合した調節ボルトに刃物取付具の透孔を通
し、かつ該調節ボルトに一端を当てて他端を刃物取付具
の内面に当てるようにコイルばねを装着し、調節ボルト
の回転作動によって前記切削刃の刃先の突出量を調節す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】かかる氷削機の切削刃取付装置によれば、ま
ず、削り氷を細かくする場合には、調節ボルトを回して
(左回転)刃物取付具を揺動させ、支持プレートに刃物
取付具を接近させることによって刃先の突出量は小さく
なる。削り氷を粗くする場合には、調節ボルトを前記と
反対に回して(右回転)刃物取付具を揺動させ、支持プ
レートから刃物取付具を離間させることにより刃先の突
出量は大きくなる。このように調節ボルトの回転操作に
よって、刃先の突出量が調節される。また、コイルばね
はほぼ密着するように装着されており、切削時に切削刃
の振れを抑制する場合を除き、調節ボルトを何れの方向
に回しても該調節ボルトに対するコイルばねの長さに変
化はない。
【0007】
【実施例】添付図面は本発明の実施例を示すもので、図
1は要部の縦断側面図、図2は正面図、図3は刃物取付
具の底面図、図4は従来の切削刃取付装置を示す縦断側
面図である。
【0008】図において、Cは氷削機(図示せず)の切
削刃取付装置であり、ブロック氷切削用としての平板形
の切削プレート1に、削り氷を排出する半径方向の透孔
2が設けられている。その切削プレート1がキュービッ
ク氷に用いられる逆円錐形状のものであっても、本発明
装置Cを同様に適用することができる。切削プレート1
の外面3には、前記透孔2の後側に位置する取付座4が
突設され、該取付座4に支持プレート10がビス11に
より取り付けられている。該支持プレート10には、透
孔2寄りに一対のアーム12、12を下方に突出して形
成する。13は板形の刃物取付具であって、その前端片
14に前記透孔2から刃先16を突出する切削刃15が
ビス17で取り付けられ、該前端片14の基部に軸穴1
9を設けたボス18が形成され、このボス18から後方
に延びる突片20が一体に形成されている。突片20に
は透孔21を設け、内側にコイルばね23を支承する座
22を窪ませて設ける。この刃物取付具13はアーム1
2、12にボス18を嵌めて軸24を通し、支持プレー
ト10に揺動自由に支持されている。
【0009】25は支持プレート10におねじ26を螺
合して取り付けた調節ボルトであつて、該調節ボルト2
5に刃物取付具13の透孔21が通されている。コイル
ばね23は、調節ボルト25の鍔27に座金28を介し
てその一端を当て、他端を刃物取付具13の座22に当
てて装着されている。また、該コイルばね23は、約5
0kgのばね力を発生するようにほぼ密着状態で装着さ
れており、切削時における切削刃の振れを抑制する機能
を持たせている。調節ボルト25の突片20から突出す
る部分には、座金29を通してつまみ30を止メねじ3
1で固定する。
【0010】しかして、このように構成された氷削機の
切削刃取付装置Cによれば、切削刃15の刃先16の突
出量は、以下に述べる調節ボルト25の回転操作によっ
て調節される。即ち、削り氷を細かくする場合には、調
節ボルト25を回して(左回転)刃物取付具13を揺動
させ、支持プレート10側にその刃物取付具13を接近
させることによって刃先16の突出量は小さくなる。削
り氷を粗くする場合には、調節ボルト25を前記と反対
に回して(右回転)刃物取付具13を揺動させ、支持プ
レート10から刃物取付具13を離間させることにより
刃先16の突出量は大きくなる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述した構成・作用になるもの
であり、コイルばねは、切削時に切削刃の振れを抑制す
る場合を除き、調節ボルトを何れの方向に回しても該調
節ボルトに対する長さに変化を生じないため、切削され
る氷の切削抵抗や衝撃によって刃先が振れなくなって、
常に一様な粗さの削り氷が安定して得られるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の縦断側面図
【図2】正面図
【図3】刃物取付具の底面図
【図4】従来の切削刃取付装置を示す縦断側面図
【符号の説明】
a→切削プレート b→削り氷排出用スリット c→支
持プレート d→アーム e→刃物取付具 f→切削刃 g→刃先
h→調整ボルト i→コイルばね j→つまみ 1→切削プレート 2→透孔 3→外面 4→取付座 10→支持プレート 11→ビス 12→アーム 13
→刃物取付具 14→前端片 15→切削刃 16→刃先 17→ビス
18→ボス 19→軸穴 20→突片 21→透孔 22→座 23
→コイルばね 24→軸 25→調整ボルト 26→おねじ 27→鍔
28、29→座金 30→つまみ 31→止メねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切削プレートの裏面に、該切削プレートに
    形成した透孔から刃先が突出するように切削刃を配置し
    た刃物取付具を備える氷削機の切削刃取付装置におい
    て、削り氷を排出する前記透孔の後側外面に支持プレー
    トを取り付け、該支持プレートの透孔寄りに突出する一
    対のアームに前記刃物取付具を揺動自由に支持し、支持
    プレートに螺合した調節ボルトに刃物取付具の透孔を通
    し、かつ該調節ボルトに一端を当てて他端を刃物取付具
    の内面に当てるようにコイルばねを装着し、調節ボルト
    の回転作動によって前記切削刃の刃先の突出量を調節す
    ることを特徴とする氷削機の切削刃取付装置。
JP6301513A 1994-11-09 1994-11-09 氷削機の切削刃取付装置 Expired - Fee Related JP2811157B2 (ja)

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