JPS6331915Y2 - - Google Patents

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JPS6331915Y2
JPS6331915Y2 JP14019384U JP14019384U JPS6331915Y2 JP S6331915 Y2 JPS6331915 Y2 JP S6331915Y2 JP 14019384 U JP14019384 U JP 14019384U JP 14019384 U JP14019384 U JP 14019384U JP S6331915 Y2 JPS6331915 Y2 JP S6331915Y2
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JP
Japan
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support rod
receiving plate
cutter
ultrasonic
holder
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JP14019384U
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JPS6154494U (ja
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、超音波カツタに係り、特に大きなガ
ラス板等を被加工物の下に置かなくても、布等の
薄物の被加工物を容易に裁断できるようにした超
音波カツタに関する。
従来技術 超音波カツタは、超音波発生器により発生す振
動エネルギを超音波振動子に伝え、これを40kHz
程度の周波数で振動させ、その振幅を共振体及び
ホーンを介して増幅し、該ホーンの先端に取り付
けられる刃物を所定の振幅で振動させ、その振動
エネルギによつて被加工物を切断する工具である
が、従来の超音波カツタでは、布等の薄物の裁断
を行う場合には相当大きなガラス板等を該薄物の
下に置いて、超音波カツタの刃物をガラスに対し
て移動させて裁断する以外に方法がなかつた。こ
のため、布等の裁断には大きなガラス板等をその
都度用意しなければならず、作業の準備や後片づ
けに時間がかかるばかりでなく、作業用スペース
も多く必要とされ、また持ち運びにも危険が伴う
等の欠点があつた。また裁断しながら移動する刃
物に対してガラスが静止しているため、刃物が布
に引掛かかり易く作業がしづらいという欠点があ
つた。
目 的 本考案は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、超音波カツタの刃物受板が刃物と一体的に動
くようにすることによつて、従来のような大きな
ガラス板等を被加工物の下に置く必要性をなく
し、単なる木製の作業台等の上で容易に超音波カ
ツタによる裁断ができるようにすることであり、
またこれによつて省スペース化と作業能率の向上
を図ることである。また他の目的は、刃物と刃物
受板とが一体的に動くようにすることによつて、
裁断作業中に刃物が布等の被加工物に引掛かるの
を防止し、裁断線に沿つ刃物を軽く動かすだけで
極めて順調に裁断ができるようにすることであ
る。
構 成 要するに本考案は、超音波振動を行う刃物に対
して押圧され該刃物との間に被加工物を挾圧保持
するようにした刃物受板と、該刃物受板を保持す
る保持具と、該保持具に一端が固着された支持杆
と、該支持杆を回転方向に拘束し摺動自在に保持
する本体への取付具と、前記支持杆及び前記保持
具を介して前記刃物受板を前記刃物に押圧付勢す
る弾発機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。本考案に係る超音波カツタ1は、刃物受板2
と、保持具3と、支持杆4と、本体への取付具5
と、弾発機構6とを備えており、刃物受板2は、
超音波振動を行う刃物8に対して押圧され該刃物
との間に布等の薄物の被加工物9を挾圧保持する
ようになつていて、例えば縦横10mm位の広さで厚
さ3mm程度のガラス板で形成される。保持具3
は、第3図に示すように、本体10と、固定部材
11と、止めねじ12と、押さえ具13と、止め
ねじ14とからなる。本体10には、刃物受板2
を収容するための溝10aと、段部10bと、3
個のねじ穴10c,10dとが形成されている。
固定具11には、ひさし状の刃物受板押さえ部1
1aと、被加工物9の引掛かりを防止するための
テーパ部11bと、バカ穴11cと、該バカ穴と
同心の座ぐり部11dと、ねじ穴11eとが形成
されている。止めねじ12は固定具11を本体1
0に締め付け固定するためのものである。押さえ
具13は、刃物受板2を押さえるためのものであ
つて、本体10の溝10aに摺動自在に収容され
るようになつており、ひさし状の刃物受板押さえ
部13aと、テーパ部13bと、長穴13cと、
該長穴と同心の座ぐり部13dとが形成され、止
めねじ14によつて本体10のねじ穴10dに固
定されるようになつている。
支持杆4は、くの字形に折曲されており、その
一端4aにはナツト15が螺合し固定具11のね
じ穴11eに螺着されることにより該固定具に固
着されている。そして取付具5を貫通し、他の一
端4bにはねじ部4cが形成され、また中央部に
はカツト面4dが形成され、該カツト面によつて
回転方向に拘束されるようになつている。
超音波カツタ1の本体1aへの取付具5は、支
持杆4を回転方向に拘束し摺動自在に保持してお
り、リング状に形成され、本体1aに嵌入するた
めの穴5aと、一対のねじ穴(図示せず)と、支
持杆摺動部5bとが形成されている。そして支持
杆摺動部5bには、支持杆4の回転止め部材16
が固着されており、該回転止め部材の一端16a
が支持杆4のカツト面4dに当接することによつ
て該支持部材を回転方向に拘束するようになつて
いる。また該取付具5は、一対の止めねじ18に
より本体1aに着脱自在に取り付けられるように
なつている。
弾発機構6は、支持杆4及び保持具3を介して
刃物受板2を刃物8に押圧付勢するためのもので
あつて、微調整ナツト17と、該微調整ナツトと
取付具5との間に配設された弾性体の一例たる圧
縮ばね19とからなり、該圧縮ばねは微調整ナツ
ト17を介して支持杆4を常時上向きに付勢して
いる。
なお刃物8は、ホーン20に着脱自在に取り付
けられており、必要に応じて他のものと自由に交
換できるようになつている。
保持具3の組立てに当つては、まず第3図に示
すように刃物受板2を本体10の溝10a内に収
容し、次いで止めねじ12によつて固定具11を
本体10に固定する。これによつて刃物受板押さ
え部11aが段部10b及び刃物受板2に係合す
る。次に押さえ具13を本体10の溝10aに嵌
入させ、止めねじ14を長穴13cを通してねじ
穴10dに螺着するのであるが、この場合押さえ
具13は長穴13cの長さの範囲で溝10a方向
に移動できるので、その刃物受板押さえ部13a
が刃物受板2に十分係合するようにして止めねじ
14を完全に締め付ける。これによつて刃物受板
2の浮上りが防止される。
作 用 本考案は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。布等の薄物の被加工
物9に裁断線9aを描き、これに沿つて該被加工
物を裁断するには、まず圧縮ばね19に抗して保
持具3を支持杆4と共に若干下降させて刃物受板
2と刃物8との間に被加工物9を挾み込み、超音
波発生器(図示せず)をONにする。刃物受板2
は圧縮ばね19によつて被加工物9を刃物8に押
圧するので、刃物が超音波振動を行うと被加工物
9は切断される。従つて超音波カツタ1の本体1
aを第4図に示すように把持して刃物8を裁断線
9aに沿つて動かして行けば、刃物受板2は刃物
8に常時追随するので、刃物8がどこに移動して
もその場所で被加工物9が切断され、裁断が順調
に行われる。このように、本考案に係る超音波カ
ツタ1によれば、布等の薄物の裁断が非常に簡単
に行われ、はさみ等によるよりもはるかに速くか
つ容易な作業となる。特に被加工物9が化繊の場
合には切断時の超音波振動による温度上昇により
切口が若干溶けるためほつれがなく、裁断後の始
末がし易い。
使用によつて刃物受板2が摩耗した場合には、
止めねじ14をゆるめて新しいものと簡単に交換
することができる。また弾発機構6による押圧力
は、微調整ナツト17を適宜回転させることによ
り調節することができ、常時最適な押圧力で裁断
作業を行うことができる。
また刃物受板2が不要なときは、止めねじ18
をゆるめれば取付具5が本体1aから外れ、超音
波カツタとしての通常の使用が可能となる。
効 果 本考案は、上記のように構成され、作用するも
のであるから、超音波カツタの刃物受板が刃物と
一体的に動くようにしたので、従来のような大き
なガラス板等を被加工物の下に置く必要性をなく
すことができ、単なる木製の作業台等の上で容易
に超音波カツタによる裁断ができることとなり、
省スペース化と作業能率の向上を図ることができ
る効果がある。また刃物と刃物受板とが一体的に
動くようにしたことで、裁断作業中に刃物が布等
の被加工物に引掛かることがなく、裁断線に沿つ
て刃物を軽く動かすだけで極めて順調に裁断がで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波カツタの側面図、第2図は第1
図の−矢視平面図、第3図は刃物受板と保持
具の分解斜視図、第4図は超音波カツタの使用状
態を示す斜視図である。 1は超音波カツタ、2は刃物受板、3は保持
具、4は支持杆、4aは一端、5は本体への取付
具、6は弾発機構、8は刃物、9は被加工物、1
7は微調整ナツト、19は弾性体の一例たる圧縮
ばねである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 超音波振動を行う刃物に対して押圧され該刃
    物との間に被加工物を挾圧保持するようにした
    刃物受板と、該刃物受板を保持する保持具と、
    該保持具に一端が固着された支持杆と、該支持
    杆を回転方向に拘束し摺動自在に保持する本体
    への取付具と、前記支持杆及び前記保持具を介
    して前記刃物受板を前記刃物に押圧付勢する弾
    発機構とを備えたことを特徴とする超音波カツ
    タ。 2 前記刃物受板は、ガラスであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の超
    音波カツタ。 3 前記弾発機構は、前記支持杆に螺合する微調
    整ナツトと該微調整ナツトと前記取付具との間
    に配設された弾性体とからなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の超音
    波カツタ。
JP14019384U 1984-09-15 1984-09-15 Expired JPS6331915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14019384U JPS6331915Y2 (ja) 1984-09-15 1984-09-15

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JP14019384U JPS6331915Y2 (ja) 1984-09-15 1984-09-15

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Publication Number Publication Date
JPS6154494U JPS6154494U (ja) 1986-04-12
JPS6331915Y2 true JPS6331915Y2 (ja) 1988-08-25

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JP14019384U Expired JPS6331915Y2 (ja) 1984-09-15 1984-09-15

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JPS6154494U (ja) 1986-04-12

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