JPS6035127Y2 - 車輛用灯具における反射鏡の支持構造 - Google Patents

車輛用灯具における反射鏡の支持構造

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Publication number
JPS6035127Y2
JPS6035127Y2 JP17939480U JP17939480U JPS6035127Y2 JP S6035127 Y2 JPS6035127 Y2 JP S6035127Y2 JP 17939480 U JP17939480 U JP 17939480U JP 17939480 U JP17939480 U JP 17939480U JP S6035127 Y2 JPS6035127 Y2 JP S6035127Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
support member
nut
reflector
support structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP17939480U
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English (en)
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JPS57101403U (ja
Inventor
秀彦 長澤
秋雄 望月
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輛用灯具における反射鏡の支持構造に関する
詳しくは、支持部材に反射鏡を傾動調整可能に支持する
構造において耐振性を向上させた新規な車輌用灯具にお
ける反射鏡の支持構造を提供しようとするものである。
支持部材に複数本の調整ねじを回転可能に支持し、この
調整ねじを介して支持部材に反射鏡を支持せしめる構造
のものにあっては、調整ねじのみによって反射鏡を支え
るため、耐振性が良くないという欠点がある。
そこで、耐振性を増すために、調整ねじ、支持部材の調
整ねじを支持している部分などの支持部品や支持部分を
頑強なものにすることも考えられるが、これら部品や部
分の仕様に頑強さを要求されることになりコスト高とな
ることを免れない。
又、支持部材の方に反射鏡を案内する手段を設けること
も考えられるが、構造が複雑になるわりには特定の−の
方向の振動に対してしか効果がないという欠点がある。
そこで、本考案は、構造が簡単であり、コストもさ程上
昇しないわりには耐振効果の大きい新規な車輛用灯具に
おける反射鏡の支持構造を提供しようとするもので、支
持部材に反射鏡を傾動調整可能に支持する構造において
、支持部材に前後方向に延びる少なくとも3本の調整ね
じを回転可能に支持し、反射鏡に前記調整ねじに対応し
てナツトを取着し、該ナツトに調整ねじを螺合すること
によって反射鏡を支持部材に支持せしめ、支持部材には
反射鏡の前記ナツトを取着した部分に対向するように略
前後方向に延びる壁面が形成されており、前記ナツトは
外方へ突出した弾接片を有していて、該弾性片が前記支
持部材の壁面に弾接されていることを特徴とする。
以下に、本考案に係る車輛用灯具における反射鏡の支持
構造の詳細について添付図面に従って説明する。
1は支持部材であり、合成樹脂で形成されている。
この支持部材1は、車体に固定されるか、あるいは又、
車体ないしは車体に固定された別の部材に対して傾動可
能に支持されることもある。
2は支持部材1に傾動可能に支持される反射鏡であり、
金属板をプレス加工して形成される。
反射鏡2には3箇所において開口縁から外方へかつ後方
へ向って突出された取付片3が形成されており、該取付
片3に合成樹脂例えばナイロン樹脂から成るナツト4が
固定されている。
ナツト4は、第3図で良く解るように、角ブロック状の
主部5と2つの弾接片6,6とが一体に形威されて成る
主部5にはこれを貫通して捩じ込み孔7が形成されてい
る。
弾接片6,6は主部5の一端部から側方へ張り出すよう
に設けられており、その先端部が反主部側へ突出するよ
うに湾曲されている。
主部5の弾接片6,6が形威された部分から稍孔7形戊
部に近寄った位置で環状の溝8が形成されている。
そして、ナツト4は主部5に形威された環状の溝8を反
射鏡2の取付片3に形威された取付孔9に嵌め合わせる
ことによって、該取付片3に固定される。
そして、このとき、ナツト4は、主部5が取付片3の内
側に、弾接片6,6が取付片3の外側にあるように取り
付けられる。
支持部材1には前方へ開口した凹部10が形威されてお
り、この凹部10内に反射鏡2、特にその開口縁部が受
は入れられる。
11は支持部材1の後壁12を貫通して、かつ、支持部
材1に対して回転可能に支持された調整ねじである。
そして、この調整ねじ11は反射鏡2のナツト4に対応
して設けられ(図示実施例では3本)、それぞれナツト
4の捩じ込み孔7に螺合している。
13は調整ねじ11に外嵌された状態でナツト4と支持
部材1の内面との間で圧縮されているコイルスプリング
である。
しかして、反射鏡2は3本の調整ねじ11を介して支持
部材1に支持される。
そして、調整ねじ11をナツト4に捩じ込むと、反射鏡
12の当該ナツト4が取り付けられた部分は後方へ移動
し、逆に捩じ戻すと、当該部分は前方へ移動零する。
このようにして、3本の調整ねじ11を適宜に操作する
ことによって、反射鏡2は適宜の方向へ傾動される。
即ち、第1図において、A点における調整ねじ11を操
作すると、反射鏡2はB点と0点とを結ぶ線を軸として
傾動し、B点における調整ねじ11を操作すると、−A
点と0点とを結ぶ線を軸として傾動し、又、0点におけ
る調整ねじ11を操作すると、A点とB点とを結ぶ線を
軸として傾動されることになる。
支持部材1の凹部10の側方を限定する壁の一部14は
反射鏡2に取着されたナツト4に対向した壁面を構成し
ており、該壁面14にナツト4の弾接片6,6、特にそ
の湾曲部6,6が弾接するようになっている。
又、図示実施例においては、弾接片6,6と壁面14と
の弾圧力の作用方向は正面図でみて反射鏡2の中心に向
うようにされている。
尚、図示していないが、灯具とする場合には、反射鏡2
に適当な光源用電球を取着腰かつ、反射鏡2の前面に適
当なレンズを配置するものである。
以上に記載したように、本考案車輛用灯具における反射
鏡の支持構造においては、反射鏡を支持部材に支持せし
めるために必要なものであるナツトに弾接片を形威し、
これを支持部材の壁面に弾接させるようにしたので、あ
らゆる方向への振動に対して充分に耐えることができる
と共に、特別に余分な部品を必要とせず、構造も簡単で
あり、従って安価であるという、利点を有する。
又、上記実施例に示すように、弾接片6,6と壁面14
との弾圧力の作用方向を正面図でみて反射鏡2の中心に
向うようにしておけば、その耐振性能はより一層確実な
ものとなる。
尚、上記実施例においてナツトは3箇所に設けられたが
、例えば、第1図で見て左側方の下方部にナツトのみを
設けても良い。
そのようにすると反射鏡は4点で中心へ向って弾圧され
、その耐振性は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案車輛用灯具における反射鏡の支持構造の実
施の一例を示すもので、第1図は正面図、第2図は第1
図の■−■線に沿う断面図、第3図はナツトの拡大斜視
図である。 符号の説明、1・・・・・・支持部材、2・・・・・・
反射鏡、4・・・・・・ナツト、6・・・・・・弾接片
、11・・・・・・調整ねじ、14・・・・・・壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部材に反射鏡を傾動調整可能に支持する構造におい
    て、支持部材に前後方向に延びる少なくとも3本の調整
    ねじを回転可能に支持し、反射鏡に前記調整ねじに対応
    してナツトを取着し、該ナツトに調整ねじを螺合するこ
    とによって反射鏡を支持部材に支持せしめ、支持部材に
    は反射鏡の前記ナツトを取着した部分に対向するように
    略前後方向に延びる壁面が形成されており、前記ナツト
    は外方へ突出した弾接片を有していて、該弾性片が前記
    支持部材の壁面に弾接されていることを特徴とする車輛
    用灯具における反射鏡の支持構造。
JP17939480U 1980-12-13 1980-12-13 車輛用灯具における反射鏡の支持構造 Expired JPS6035127Y2 (ja)

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JP17939480U JPS6035127Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13 車輛用灯具における反射鏡の支持構造

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JPS57101403U JPS57101403U (ja) 1982-06-22
JPS6035127Y2 true JPS6035127Y2 (ja) 1985-10-19

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