JPH0813586B2 - 製本機能付画像形成装置 - Google Patents
製本機能付画像形成装置Info
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- JPH0813586B2 JPH0813586B2 JP2301272A JP30127290A JPH0813586B2 JP H0813586 B2 JPH0813586 B2 JP H0813586B2 JP 2301272 A JP2301272 A JP 2301272A JP 30127290 A JP30127290 A JP 30127290A JP H0813586 B2 JPH0813586 B2 JP H0813586B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、特に、製本手段を備えた製
本機能付画像形成装置に関する。
本機能付画像形成装置に関する。
実開昭61-41261号には、定着装置の加熱ローラに隣接
して設けられた製本装置を有する複写機が示されてい
る。この複写機では、定着装置の熱を利用して製本を行
う。
して設けられた製本装置を有する複写機が示されてい
る。この複写機では、定着装置の熱を利用して製本を行
う。
また、実開昭61-121456号には、複写機本体に隣接し
て設けられたソーターに製本装置が組み込まれた複写機
が示されている。この複写機では、本体から排出される
コピー用紙を製本装置で受け、製本を行う。
て設けられたソーターに製本装置が組み込まれた複写機
が示されている。この複写機では、本体から排出される
コピー用紙を製本装置で受け、製本を行う。
定着装置の熱を利用する前記従来の構成では、加熱動
作が不安定かつ不十分であり、良好な製本を行えない。
作が不安定かつ不十分であり、良好な製本を行えない。
ソーターに製本装置が組み込まれた前記従来の構成で
は、専用のヒータを有しているため、上述の課題は解決
できる。また、その構成では、複写処理の済んだ用紙を
自動的に製本装置で受け製本動作に移行する。ところ
が、複写装置で得られた複写済みの用紙を製本するので
はなく、別の用紙を製本装置で製本する場合等には、複
写装置とは独立して製本装置を動作させることになる。
この独立した作業において、同時に複写装置と製本装置
とが稼動すると、過大な電力を消費する結果となる。
は、専用のヒータを有しているため、上述の課題は解決
できる。また、その構成では、複写処理の済んだ用紙を
自動的に製本装置で受け製本動作に移行する。ところ
が、複写装置で得られた複写済みの用紙を製本するので
はなく、別の用紙を製本装置で製本する場合等には、複
写装置とは独立して製本装置を動作させることになる。
この独立した作業において、同時に複写装置と製本装置
とが稼動すると、過大な電力を消費する結果となる。
本発明の目的は、画像形成動作と製本動作とを独立し
て行う場合において、過大な電力を一度に消費すること
がない製本機能付画像形成装置を提供することにある。
て行う場合において、過大な電力を一度に消費すること
がない製本機能付画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る製本機能付画像形成装置は、画像形成手
段と、製本手段と、第1指令手段と、第2指令手段と、
制御手段と、表示手段とを備えている。画像形成手段は
用紙に対し画像を形成する。製本手段は画像形成手段に
隣接して設けられ、電気発熱体及び接着剤を有する製本
対象に対して電力を供給する。第1指令手段は画像形成
手段の作動を指令する。第2指令手段は製本手段の作動
を指令する。制御手段は第1及び第2指令手段のうちい
ずれか一方の指令に基づく前記画像形成手段または製本
手段の実行中には、他方の指令を禁止する。表示手段は
製本手段の実行中に製本作業中であることを表示する。
段と、製本手段と、第1指令手段と、第2指令手段と、
制御手段と、表示手段とを備えている。画像形成手段は
用紙に対し画像を形成する。製本手段は画像形成手段に
隣接して設けられ、電気発熱体及び接着剤を有する製本
対象に対して電力を供給する。第1指令手段は画像形成
手段の作動を指令する。第2指令手段は製本手段の作動
を指令する。制御手段は第1及び第2指令手段のうちい
ずれか一方の指令に基づく前記画像形成手段または製本
手段の実行中には、他方の指令を禁止する。表示手段は
製本手段の実行中に製本作業中であることを表示する。
本発明に係る画像形成装置では、画像形成手段が用紙
に対し画像を形成する。また、製本手段は電気発熱体及
び接着剤を有する製本対象に対して電力を供給すること
により製本動作を行う。画像形成手段による画像形成動
作は、第1指令手段からの指令に基づいて実行される。
また、製本手段の製本動作は、第2指令手段からの指令
に基づいて実行される。
に対し画像を形成する。また、製本手段は電気発熱体及
び接着剤を有する製本対象に対して電力を供給すること
により製本動作を行う。画像形成手段による画像形成動
作は、第1指令手段からの指令に基づいて実行される。
また、製本手段の製本動作は、第2指令手段からの指令
に基づいて実行される。
画像形成動作及び製本動作において、制御手段は、第
1及び第2指令手段のうちいずれか一方の指令に基づく
画像形成手段または製本手段の実行中には、他方の指令
を実行しないように制御を行う。これにより、画像形成
動作または製本動作のいずれかが実行されている間は、
他方の動作は実行されないので、一度に両動作が実行さ
れることによって生じる過大な電力消費は防止される。
また、製本手段の実行中に製本作業中であることを表示
手段により表示するため、これを操作者が容易に認識す
ることが可能である。
1及び第2指令手段のうちいずれか一方の指令に基づく
画像形成手段または製本手段の実行中には、他方の指令
を実行しないように制御を行う。これにより、画像形成
動作または製本動作のいずれかが実行されている間は、
他方の動作は実行されないので、一度に両動作が実行さ
れることによって生じる過大な電力消費は防止される。
また、製本手段の実行中に製本作業中であることを表示
手段により表示するため、これを操作者が容易に認識す
ることが可能である。
第2図及び第3図は、本発明の一実施例としての複写
機を示している。
機を示している。
図において、複写機本体1の上面には原稿台2が固定
されており、原稿台2上には原稿押え3が開閉自在に配
置されている。複写機本体1の図右側には、給紙トレイ
4及び給紙カセット5が着脱自在に装着されている。複
写機本体1の図左側には、複写済みの用紙が排出される
排紙トレイ6が装着されている。
されており、原稿台2上には原稿押え3が開閉自在に配
置されている。複写機本体1の図右側には、給紙トレイ
4及び給紙カセット5が着脱自在に装着されている。複
写機本体1の図左側には、複写済みの用紙が排出される
排紙トレイ6が装着されている。
複写機本体1内において、その上部には、原稿読み取
りのための露光装置7が設けられている。この露光装置
7は、光源,ミラー等から構成されている。また、複写
機本体1の中央部には、画像形成部8が設けられてい
る。画像形成部8の中央には、静電潜像が形成される感
光体ドラム9が配置されている。感光体ドラム9の周囲
には、主帯電器10、現像装置11、転写用帯電器12、分離
用帯電器13、クリーニング装置14等が配置されている。
給紙トレイ4及び給紙カセット5と画像形成部8との間
には、複数の搬送ローラを含む給紙搬送路15が設けられ
ている。また、画像形成部8と排紙トレイ6との間に
は、排紙搬送装置16及び定着装置17が配置されている。
りのための露光装置7が設けられている。この露光装置
7は、光源,ミラー等から構成されている。また、複写
機本体1の中央部には、画像形成部8が設けられてい
る。画像形成部8の中央には、静電潜像が形成される感
光体ドラム9が配置されている。感光体ドラム9の周囲
には、主帯電器10、現像装置11、転写用帯電器12、分離
用帯電器13、クリーニング装置14等が配置されている。
給紙トレイ4及び給紙カセット5と画像形成部8との間
には、複数の搬送ローラを含む給紙搬送路15が設けられ
ている。また、画像形成部8と排紙トレイ6との間に
は、排紙搬送装置16及び定着装置17が配置されている。
複写機本体1内において画像形成部8の右方には、製
本装置30が設けられている。第1図に示すように、製本
装置30は、ケース状の装填部31を有している。装填部31
は、複写機本体1の側壁1aに開口し、側壁1aから斜め下
方に延びている。装填部31の開口部には、蓋32が設けら
れている。蓋32は、上端のヒンジ部33によって開閉自在
となっている。装填部31の下端面には、後述するバイン
ダーに対し電力を供給するための電極34が設けられてい
る。
本装置30が設けられている。第1図に示すように、製本
装置30は、ケース状の装填部31を有している。装填部31
は、複写機本体1の側壁1aに開口し、側壁1aから斜め下
方に延びている。装填部31の開口部には、蓋32が設けら
れている。蓋32は、上端のヒンジ部33によって開閉自在
となっている。装填部31の下端面には、後述するバイン
ダーに対し電力を供給するための電極34が設けられてい
る。
さらに、この製本装置30は、第5図に示す制御回路35
を有している。第5図において、1対の電極34の一方に
は、+24Vの電源が接続されている。+24Vの電源と電極
34との間には、コンデンサ40を介して発振回路41が接続
されており、また蓄電用のコンデンサ42が接続されてい
る。他方の電極34には、パワートランジスタ43のコレク
タが接続されている。
を有している。第5図において、1対の電極34の一方に
は、+24Vの電源が接続されている。+24Vの電源と電極
34との間には、コンデンサ40を介して発振回路41が接続
されており、また蓄電用のコンデンサ42が接続されてい
る。他方の電極34には、パワートランジスタ43のコレク
タが接続されている。
パワートランジスタ43のコレクタは、抵抗44を介して
接地されている。また、パワートランジスタ43のベース
には、コンパレータ45の出力端子が接続されている。コ
ンパレータ45の+端子には、リモート端子46が接続され
ている。コンパレータ45の−端子には、抵抗47を介し
て、パワートランジスタ43のエミッタが接続されてい
る。パワートランジスタ43と電極34との間から分岐し
て、異常検出回路47とスタート検出回路48とが設けられ
ている。異常検出回路47は、1対のコンパレータ49,50
を有しており、パワートランジスタ43のコレクタ電圧が
所定の正常範囲にある場合にのみNG端子51からハイレベ
ルの出力を出すようになっている。一方、スタート検出
回路48は1つのコンパレータ52を含んでおり、パワート
ランジスタ43のコレクタ電圧の上昇を検出したとき、ス
タート端子53にハイレベルの出力を行うようになってい
る。
接地されている。また、パワートランジスタ43のベース
には、コンパレータ45の出力端子が接続されている。コ
ンパレータ45の+端子には、リモート端子46が接続され
ている。コンパレータ45の−端子には、抵抗47を介し
て、パワートランジスタ43のエミッタが接続されてい
る。パワートランジスタ43と電極34との間から分岐し
て、異常検出回路47とスタート検出回路48とが設けられ
ている。異常検出回路47は、1対のコンパレータ49,50
を有しており、パワートランジスタ43のコレクタ電圧が
所定の正常範囲にある場合にのみNG端子51からハイレベ
ルの出力を出すようになっている。一方、スタート検出
回路48は1つのコンパレータ52を含んでおり、パワート
ランジスタ43のコレクタ電圧の上昇を検出したとき、ス
タート端子53にハイレベルの出力を行うようになってい
る。
第2図に示されるように、複写機本体11の上面手前側
部分には、操作パネル20が配置されている。操作パネル
20には、動作状態(複写枚数や動作時間等)を表示する
ためのLCD21が設けられている。さらに、操作パネル20
には、複写動作の開始を指令するためのプリントキー2
2、複写枚数を指定するためのテンキー23、製本装置30
の加熱動作状態を表示するための加熱表示ランプ24、そ
の冷却状態を表示するための冷却表示ランプ25等が設け
られている。
部分には、操作パネル20が配置されている。操作パネル
20には、動作状態(複写枚数や動作時間等)を表示する
ためのLCD21が設けられている。さらに、操作パネル20
には、複写動作の開始を指令するためのプリントキー2
2、複写枚数を指定するためのテンキー23、製本装置30
の加熱動作状態を表示するための加熱表示ランプ24、そ
の冷却状態を表示するための冷却表示ランプ25等が設け
られている。
さらに、この複写機は、第4図に示すような制御部60
を有している。制御部60は、CPU,ROM,RAM等からなるマ
イクロコンピュータを含んでいる。制御部60のI/Oポー
ト61には、画像形成部8,LCD21,加熱表示ランプ24,冷却
表示ランプ25及びその他の入出力部が接続されている。
さらに、この実施例では、I/Oポート61には、製本装置3
0の制御回路35のリモート端子46,NG端子51及びスタート
端子52が接続されている。
を有している。制御部60は、CPU,ROM,RAM等からなるマ
イクロコンピュータを含んでいる。制御部60のI/Oポー
ト61には、画像形成部8,LCD21,加熱表示ランプ24,冷却
表示ランプ25及びその他の入出力部が接続されている。
さらに、この実施例では、I/Oポート61には、製本装置3
0の制御回路35のリモート端子46,NG端子51及びスタート
端子52が接続されている。
この実施例における製本動作の際には第7図に示すバ
インダー70が使用される。バインダー70は、背表紙71の
内面側に電気発熱体72及びそれを覆う接着剤73を有して
いる。接着剤73は、たとえば熱可塑性樹脂からなる。ま
た、電気発熱体72の両端には、1対の電極74が設けられ
ている。電極74は、背表紙71の外側面(図の下面)に露
出している。
インダー70が使用される。バインダー70は、背表紙71の
内面側に電気発熱体72及びそれを覆う接着剤73を有して
いる。接着剤73は、たとえば熱可塑性樹脂からなる。ま
た、電気発熱体72の両端には、1対の電極74が設けられ
ている。電極74は、背表紙71の外側面(図の下面)に露
出している。
次に、上述の実施例の動作を、第6A図及び第6B図の制
御フローチャートに従って説明する。
御フローチャートに従って説明する。
プログラムがスタートすると、ステップS1において定
着装置17を所定温度に設定する等の初期設定がなされ
る。初期設定が済めば、ステップS2において、プリント
キー22を通じ複写動作開始指令がなされたか否かを判断
する。判断がNoであればステップS3に移行し、スタート
端子53からの信号に基づいて、製本モードに入るべきか
否かを判断する。製本モードに入らない場合には、ステ
ップS4に移行する。ステップS4では、テンキー23を通じ
て枚数設定の指令がなされたか否かを判断する。判断が
Noであれば、ステップS21においてその他の処理を行っ
た後、再びステップS2に戻る。
着装置17を所定温度に設定する等の初期設定がなされ
る。初期設定が済めば、ステップS2において、プリント
キー22を通じ複写動作開始指令がなされたか否かを判断
する。判断がNoであればステップS3に移行し、スタート
端子53からの信号に基づいて、製本モードに入るべきか
否かを判断する。製本モードに入らない場合には、ステ
ップS4に移行する。ステップS4では、テンキー23を通じ
て枚数設定の指令がなされたか否かを判断する。判断が
Noであれば、ステップS21においてその他の処理を行っ
た後、再びステップS2に戻る。
ここで、複写枚数を設定するため、テンキー23が押さ
れたとすると、プログラムはステップS4からステップS5
に移行し、入力された数値を複写枚数として記憶する。
ステップS6では、その複写枚数をLCD21に表示する。ス
テップS6での処理が終わればプログラムはメインルーチ
ンに戻る。
れたとすると、プログラムはステップS4からステップS5
に移行し、入力された数値を複写枚数として記憶する。
ステップS6では、その複写枚数をLCD21に表示する。ス
テップS6での処理が終わればプログラムはメインルーチ
ンに戻る。
次に、プリントキー22が押されたとすると、プログラ
ムはステップS2からステップS7に移行する。ステップS7
では、LCD21に表示されている枚数から1を引き、その
値をLCD21に表示する。ステップS8では、通常のコピー
動作を開始する。ここでは、原稿台2上の原稿が露光装
置7によって走査され、得られた画像情報が、給紙トレ
イ4または給紙カセット5から搬送されてきた用紙に画
像形成部8において転写される。画像が転写された用紙
は、定着装置17において定着処理された後、排紙トレイ
6上に排出される。一連のコピー動作が終われば、ステ
ップS9において、表示枚数が0になったか否かを判断す
る。0でなければ、設定された枚数分の複写を未だ行っ
ていないので、再びステップS7及びステップS8の処理を
行う。ステップS9において判断がYesとなれば、プログ
ラムはメインルーチンに戻る。
ムはステップS2からステップS7に移行する。ステップS7
では、LCD21に表示されている枚数から1を引き、その
値をLCD21に表示する。ステップS8では、通常のコピー
動作を開始する。ここでは、原稿台2上の原稿が露光装
置7によって走査され、得られた画像情報が、給紙トレ
イ4または給紙カセット5から搬送されてきた用紙に画
像形成部8において転写される。画像が転写された用紙
は、定着装置17において定着処理された後、排紙トレイ
6上に排出される。一連のコピー動作が終われば、ステ
ップS9において、表示枚数が0になったか否かを判断す
る。0でなければ、設定された枚数分の複写を未だ行っ
ていないので、再びステップS7及びステップS8の処理を
行う。ステップS9において判断がYesとなれば、プログ
ラムはメインルーチンに戻る。
得られたコピーについて製本を行う場合には、第7図
及び第8図に示すように、用紙75をバインダー70内に収
納し、その一端を背表紙71上の接着剤73に接触させる。
そして、バインダー70を第8図のように折り畳み、第9
図のように蓋32を押し開きながら装填部31内に収納す
る。バインダー70が、第10図,第11図に示すように装填
部31の底に到達すると、バインダー70の電極74及び電気
発熱体72を介して、1対の電極34間が電気的に導通状態
となる。
及び第8図に示すように、用紙75をバインダー70内に収
納し、その一端を背表紙71上の接着剤73に接触させる。
そして、バインダー70を第8図のように折り畳み、第9
図のように蓋32を押し開きながら装填部31内に収納す
る。バインダー70が、第10図,第11図に示すように装填
部31の底に到達すると、バインダー70の電極74及び電気
発熱体72を介して、1対の電極34間が電気的に導通状態
となる。
1対の電極34間が導通状態となれば、製本装置30の制
御回路35(第5図)において、スタート検出回路48のコ
ンパレータ52の+端子の電位が上がり、スタート端子53
からハイレベルの信号が出力される。これにより、制御
部60(第4図)では、製本モードへ移行するため、第6A
図のステップS3からステップS10の製本モードサブルー
チンにプログラムが移行する。
御回路35(第5図)において、スタート検出回路48のコ
ンパレータ52の+端子の電位が上がり、スタート端子53
からハイレベルの信号が出力される。これにより、制御
部60(第4図)では、製本モードへ移行するため、第6A
図のステップS3からステップS10の製本モードサブルー
チンにプログラムが移行する。
第6B図に示す製本モードサブルーチンでは、ステップ
S11においてタイマーをスタートさせる。ステップS12で
は、LCD21に、製本動作終了までに要する残り時間の表
示を始める。これにより、操作者は、製本が完了するま
でどの程度の時間を要するかを容易に認識できる。ステ
ップS13では、加熱表示ランプ24を点灯させる。これに
より、操作者は、製本装置が加熱動作状態に入ったこと
を認識できる。ステップS14では、リモート端子46にハ
イレベルの信号を出力する。これにより、製本装置30の
パワートランジスタ43がONし、1対の電極34間に電流が
流れる。これによって、バインダー70の電気発熱体72が
発熱し、接着剤73が溶融する。この結果、接着剤73が用
紙75の一側端部をバインダー70に接着する。
S11においてタイマーをスタートさせる。ステップS12で
は、LCD21に、製本動作終了までに要する残り時間の表
示を始める。これにより、操作者は、製本が完了するま
でどの程度の時間を要するかを容易に認識できる。ステ
ップS13では、加熱表示ランプ24を点灯させる。これに
より、操作者は、製本装置が加熱動作状態に入ったこと
を認識できる。ステップS14では、リモート端子46にハ
イレベルの信号を出力する。これにより、製本装置30の
パワートランジスタ43がONし、1対の電極34間に電流が
流れる。これによって、バインダー70の電気発熱体72が
発熱し、接着剤73が溶融する。この結果、接着剤73が用
紙75の一側端部をバインダー70に接着する。
電気発熱体72への供給電力は、コンパレータ45に対す
るフィードバック回路(抵抗47の部分)によって調整さ
れる。一方、電気発熱体72の抵抗値異常や、バインダー
70と電極34との間の接触不良等が異常が生じた場合に
は、異常検出回路47がその異常を検出する。すなわち、
1対のコンパレータ49,50で規定される正常電位領域か
らパワートランジスタ43のコレクタの電位が外れると、
NG端子51からの出力がローレベルとなる。このNG端子51
からの出力の変化は、第6B図のステップS15において検
出される。異常が検出されると、プログラムはステップ
S15からステップS16に移行し、エラー処理を行った後、
第6A図のメインルーチンに戻る。なお、エラー処理と
は、電極34への電源供給の停止と、LCD21でのエラー表
示とを含んでいる。
るフィードバック回路(抵抗47の部分)によって調整さ
れる。一方、電気発熱体72の抵抗値異常や、バインダー
70と電極34との間の接触不良等が異常が生じた場合に
は、異常検出回路47がその異常を検出する。すなわち、
1対のコンパレータ49,50で規定される正常電位領域か
らパワートランジスタ43のコレクタの電位が外れると、
NG端子51からの出力がローレベルとなる。このNG端子51
からの出力の変化は、第6B図のステップS15において検
出される。異常が検出されると、プログラムはステップ
S15からステップS16に移行し、エラー処理を行った後、
第6A図のメインルーチンに戻る。なお、エラー処理と
は、電極34への電源供給の停止と、LCD21でのエラー表
示とを含んでいる。
第6B図のステップS14において加熱を開始した後、異
常検出回路47で異常が検出されなければ、ステップS15
からステップS17に移行する。ステップS17では、ステッ
プS11においてスタートしたタイマーによる計時に基づ
く時刻を参照して、所定の加熱時間が経過したか否かを
判断する。時間が経過するまでは、ステップS15に戻
る。所定の加熱時間が完了すれば、ステップS17からス
テップS18に移行し、冷却処理を行う。冷却処理には、
電極34への電力供給の停止と、加熱表示ランプ24の消灯
と、冷却表示ランプ25の点灯とが含まれる。これによ
り、操作者は、製本装置30が冷却状態に入ったことを容
易に認識できる。
常検出回路47で異常が検出されなければ、ステップS15
からステップS17に移行する。ステップS17では、ステッ
プS11においてスタートしたタイマーによる計時に基づ
く時刻を参照して、所定の加熱時間が経過したか否かを
判断する。時間が経過するまでは、ステップS15に戻
る。所定の加熱時間が完了すれば、ステップS17からス
テップS18に移行し、冷却処理を行う。冷却処理には、
電極34への電力供給の停止と、加熱表示ランプ24の消灯
と、冷却表示ランプ25の点灯とが含まれる。これによ
り、操作者は、製本装置30が冷却状態に入ったことを容
易に認識できる。
ステップS19では、所定の冷却時間が経過するのを待
つ。所定の冷却時間が経過すれば、ステップS20に移行
し、製本開始からの時刻の表示をLCD21上から消去し、
また冷却表示ランプ25を消灯する。なお、LCD21の表示
は枚数表示に戻る。ステップS20での処理が終わればプ
ログラムは第6A図のメインルーチンに戻る。
つ。所定の冷却時間が経過すれば、ステップS20に移行
し、製本開始からの時刻の表示をLCD21上から消去し、
また冷却表示ランプ25を消灯する。なお、LCD21の表示
は枚数表示に戻る。ステップS20での処理が終わればプ
ログラムは第6A図のメインルーチンに戻る。
なお、バインダー70を装置外で放置することにより冷
却を行う場合には、第6B図のステップS18の冷却表示ラ
ンプ25の点灯後に、バインダー70を製本装置30から取り
出してもよい。この場合には、続いて別のバインダー70
につき製本動作を開始させることができ、多数のバイン
ダー70について連続的に製本を行う際の作業が迅速化で
きる。なお、この場合には、図示しないリセットボタン
を押し、プログラムを再スタートさせることにより、プ
ログラムを強制的に第6A図のメインルーチンに戻す。
却を行う場合には、第6B図のステップS18の冷却表示ラ
ンプ25の点灯後に、バインダー70を製本装置30から取り
出してもよい。この場合には、続いて別のバインダー70
につき製本動作を開始させることができ、多数のバイン
ダー70について連続的に製本を行う際の作業が迅速化で
きる。なお、この場合には、図示しないリセットボタン
を押し、プログラムを再スタートさせることにより、プ
ログラムを強制的に第6A図のメインルーチンに戻す。
このように、この実施例では、製本状態の認識が容易
に行えるので、正確かつ迅速に製本作業が行える。
に行えるので、正確かつ迅速に製本作業が行える。
(a) 操作パネル20に製本モードキーを設け、製本モ
ードキーを介する指令に基づいて製本装置30の製本動作
を開始する構成としてもよい。この場合には、第5図の
スタート検出回路48が省略できる。
ードキーを介する指令に基づいて製本装置30の製本動作
を開始する構成としてもよい。この場合には、第5図の
スタート検出回路48が省略できる。
(b) 製本動作時の時刻表示は、加熱時間完了までの
表示と冷却時間完了までの表示とを分けて表示してもよ
い。また、製本時間の表示は、LCD21での表示に限られ
ることはなく、たとえば複数個のLEDの点灯個数を徐々
に変化させることにより、残り時間の表示を行ってもよ
い。
表示と冷却時間完了までの表示とを分けて表示してもよ
い。また、製本時間の表示は、LCD21での表示に限られ
ることはなく、たとえば複数個のLEDの点灯個数を徐々
に変化させることにより、残り時間の表示を行ってもよ
い。
本発明に係る画像形成装置では、第1及び第2指令手
段のうちいずれか一方の指令に基づく画像形成手段また
は製本手段の実行中には、他方の指令を実行しないよう
に制御手段が制御する。したがって、本発明によれ、画
像形成手段及び製本手段を同時に使用することによる過
大な電力消費を防止できる。
段のうちいずれか一方の指令に基づく画像形成手段また
は製本手段の実行中には、他方の指令を実行しないよう
に制御手段が制御する。したがって、本発明によれ、画
像形成手段及び製本手段を同時に使用することによる過
大な電力消費を防止できる。
第1図は本発明の一実施例の縦断面部分図、第2図はそ
の全体斜視図、第3図はその縦断面概略図、第4図はそ
の制御部の概略ブロック図、第5図はその製本装置の回
路図、第6A図及び第6B図は制御フローチャート、第7図
及び第8図はバインダーの斜視図、第9図,第10図及び
第11図は製本装置の使用状態を示す縦断面部分図であ
る。 1……複写機本体、8……画像形成部、22……プリント
キー、30……製本装置、34……電極、60……制御部。
の全体斜視図、第3図はその縦断面概略図、第4図はそ
の制御部の概略ブロック図、第5図はその製本装置の回
路図、第6A図及び第6B図は制御フローチャート、第7図
及び第8図はバインダーの斜視図、第9図,第10図及び
第11図は製本装置の使用状態を示す縦断面部分図であ
る。 1……複写機本体、8……画像形成部、22……プリント
キー、30……製本装置、34……電極、60……制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】用紙に対し画像を形成する画像形成手段
と、 前記画像形成手段に隣接して設けられ、電気発熱体及び
接着剤を有する製本対象に対して電力を供給する製本手
段と、 前記画像形成手段の作動を指令する第1指令手段と、 前記製本手段の作動を指令する第2指令手段と、 前記第1及び第2指令手段のうちいずれか一方の指令に
基づく前記画像形成手段または製本手段の実行中には、
他方の指令を禁止する制御手段と、 前記製本手段の実行中に製本作業中であることを表示す
る表示手段と、 を備えた製本機能付画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301272A JPH0813586B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 製本機能付画像形成装置 |
EP95107088A EP0669557A3 (en) | 1990-10-25 | 1991-10-24 | Image forming apparatus with binding function. |
EP19910118169 EP0482644A3 (en) | 1990-10-25 | 1991-10-24 | Image forming apparatus equipped with a binding function |
KR1019910018776A KR920008554A (ko) | 1990-10-25 | 1991-10-25 | 제본기능 부착 화상 형성장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301272A JPH0813586B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 製本機能付画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04173298A JPH04173298A (ja) | 1992-06-19 |
JPH0813586B2 true JPH0813586B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17894825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301272A Expired - Lifetime JPH0813586B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-11-06 | 製本機能付画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813586B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57146373A (en) * | 1981-03-04 | 1982-09-09 | Nec Corp | Power supply system for automatic transaction machine |
US4523750A (en) * | 1984-08-30 | 1985-06-18 | Xerox Corporation | Copier/duplicator with finishing apparatus having low staple control features |
JP2590827B2 (ja) * | 1986-08-08 | 1997-03-12 | ミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP2301272A patent/JPH0813586B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04173298A (ja) | 1992-06-19 |
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