JPH0815825B2 - 製本機能付画像形成装置 - Google Patents

製本機能付画像形成装置

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JPH0815825B2
JPH0815825B2 JP2327273A JP32727390A JPH0815825B2 JP H0815825 B2 JPH0815825 B2 JP H0815825B2 JP 2327273 A JP2327273 A JP 2327273A JP 32727390 A JP32727390 A JP 32727390A JP H0815825 B2 JPH0815825 B2 JP H0815825B2
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弘 楠本
喜文 石井
成之 宮本
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、特に、製本手段を備えた製
本機能付画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
実開昭61−41261号には、定着装置の加熱ローラに隣
接して設けられた製本装置を有する複写機が示されてい
る。この複写機では、定着装置の熱を利用して製本を行
う。
また、実開昭61−121456号には、複写機本体に隣接し
て設けられたソータに製本装置が組み込まれた複写機が
示されている。この複写機では、本体から排出されるコ
ピー用紙を製本装置で受け、製本を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の画像形成装置の製本手段では、熱可塑性樹
脂を用いて多数枚の用紙を固着することにより製本を行
う。そこでは、熱可塑性樹脂を溶融させるための熱源と
して定着装置や製本装置専用の熱源を用いているが、そ
れらの熱源によって溶融した熱可塑性樹脂による製本工
程は、用紙の枚数が多ければ(すなわち製本対象が厚け
れば)長時間を要する。すなわち、製本対象の厚みに応
じて製本に要する時間が変わる。
それにも係わらず、前記従来の構成では、製本対象の
厚みによる製本時間の影響が全く考慮されておらず、製
本対象の厚みに応じた適切な製本が行えない。
本発明の目的は、製本対象の厚みが変わったとして
も、簡単な構成で良好な製本動作が行えるようにするこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明に係る製本機能付画像形成装置は、複写枚
数を指定するためのテンキーと、前記テンキーによって
指定された枚数分の複写を行う画像形成手段と、前記画
像形成手段に隣接して設けられ電気発熱体及び接着剤を
有する製本対象に対して電力を供給する製本手段と、動
作モードを画像形成モード又は製本モードに切り換える
モード切換手段と、動作モードが製本モードに設定され
ているときに前記複写枚数を製本対象の枚数と認識させ
るための枚数設定手段と、前記枚数設定手段で認識され
た枚数データに基づいて前記製本手段の動作時間を設定
する時間設定手段とを備えている。
第2の発明に係る製本機能付画像形成装置は、複写枚
数を指定するためのテンキーと、前記テンキーによって
指定された枚数分の複写を行う画像形成手段と、前記画
像形成手段に隣接して設けられ電気発熱体及び接着剤を
有する製本対象に対して電力を供給する製本手段と、動
作モードを画像形成モード又は製本モードに切り換える
モード切換手段と、動作モードが製本モードに設定され
ているときに前記テンキーによって入力された枚数デー
タを製本対象の枚数と認識する枚数認識手段と、前記枚
数認識手段で認識された枚数データに基づいて前記製本
手段の動作時間を設定する時間設定手段とを備えてい
る。
〔作用〕
第1の発明に係る製本機能付画像形成装置では、テン
キーによって複写枚数が設定され、この枚数分の複写が
画像形成手段によって行われる。
製本手段によって製本を行う場合は、前記複写動作時
に設定された複写枚数がそのまま製本対象の枚数として
認識される。そして、この製本対象の枚数に基づいて製
本動作の動作時間が設定される。
ここでは、特に製本対象の枚数を入力することなく製
本対象の厚みに応じた動作時間が設定されるので、容易
に良好な製本が行える。
第2の発明に係る製本機能付画像形成装置では、前記
同様に画像形成手段によって複数の用紙に対して複写が
行われる。
製本を行う場合は、テンキーを利用して入力された枚
数データに応じて動作時間が設定される。
ここでは、テンキーは画像形成装置には必ず設けられ
るものであり、このテンキーを利用して製本対象の枚数
を指定するので、特別なセンサ等なしに確実に製本対象
の枚数を認識させることができ、製本対象の厚みに応じ
て良好な製本が行える。
〔実施例〕
第2図乃び第3図は、本発明の一実施例としての複写
機を示している。
図において、複写機本体1の上面には、原稿台2が固
定されており、原稿台2上には原稿押え3が開閉自在に
配置されている。複写機本体1の図右側には、給紙トレ
イ4及び給紙カセット5が着脱自在に装着されている。
複写機本体1の図左側には、複写済の用紙が排出される
排紙トレイ6が装着されている。
複写機本体1内において、その上部には、原稿読み取
りのための露光装置7が設けられている。この露光装置
7は、光源,ミラー等から構成されている。また、複写
機本体1の中央部には、画像形成部8が設けられてい
る。画像形成部8の中央部には、静電潜像が形成される
感光体ドラム9が配置されている。感光体ドラム9の周
囲には、主帯電器10、現像装置11、転写用帯電器12、分
離用帯電器13、クリーニング装置14等が配置されてい
る。給紙トレイ4及び給紙カセット5と画像形成部8と
の間には、複数の搬送ローラを含む給紙搬送路15が設け
られている。また、画像形成部8と排紙トレイ6との間
には、排紙搬送装置16及び定着装置17が配置されてい
る。
複写機本体1内において、画像形成部8の右方には、
製本装置30が設けられている。第1図に示すように、製
本装置30は、ケース状の装填部31を有している。装填部
31は、複写機本体1の側壁1aに開口し、側壁1aから斜め
下方に延びている。装填部31の開口部には、蓋32が設け
られている。蓋32は、上端のヒンジ部33によって開閉自
在となっている。装填部31の下端面には、後述するバイ
ンダーに対し電力を供給するための電極34が設けられて
いる。
さらに、この製本装置30は、第6図に示す制御回路35
を有している。第6図において、1対の電極34の一方に
は、+24Vの電源が接続されている。+24Vの電源と電極
34との間には、コンデンサ40を介して発振回路41が接続
されており、また蓄電用のコンデンサ42が接続されてい
る。他方の電極34には、パワートランジスタ43のコレク
タが接続されている。パワートランジスタ43のエミッタ
は、抵抗44を介して接地されている。また、パワートラ
ンジスタ43のベースには、コンパレータ45の出力端子が
接続されている。コンパレータ45の+端子には、リモー
ト端子46が接続されている。コンパレータ45の−端子に
は、抵抗47を介して、パワートランジスタ43のエミッタ
が接続されている。
パワートランジスタ43と電極34との間から分岐して、
異常検出回路47とスタート検出回路48とが設けられてい
る。異常検出回路47は、1対のコンパレータ49,50を有
しており、パワートランジスタ43のコレクタ電圧が所定
の定常範囲にある場合にのみ、NG端子51からハイレベル
の出力を出す。一方、スタート検出回路48は1つのコン
パレータ52を含んでおり、パワートランジスタ43のコレ
クタ電圧の上昇を検出したとき、スタート端子53にハイ
レベルの出力を行う。
第2図に示されるように、複写機本体11の上面手前側
部分には、操作パネル20が配置されている。操作パネル
20には、動作状態(複写枚数が動作時間等)を表示する
ためのLCD21が設けられている。さらに、操作パネル20
には、複写動作の開始を指令するためのプリントキー2
2、複写枚数を指定するためのテンキー23、製本動作時
に複写枚数を製本枚数として指定するための枚数指定キ
ー27を有している。また、操作パネル20には、製本装置
30の加熱動作状態を表示するための加熱表示ランプ24、
その冷却状態を表示するための冷却表示ランプ25が設け
られている。
また、操作パネル20には、複写濃度設定部26が設けら
れている。第4図に示すように、複写濃度設定部26は、
縁部分に数字が付された窓26aと、窓26a内をスライド可
能なつまみ26bと、窓26aの一端に配置された挟持板26c
とを備えている。つまみ26bと挟持板26cとは、互いに対
向する面が平行となっている。つまみ26bには、第5図
に示すように可変抵抗28の可動端子28aが固定されてい
る。
さらに、この複写機は、第5図に示すような制御部60
を有している。制御部60は、CPU61,ROM62,RAM63等から
なるマイクロコンピュータを含んでいる。ROM62には、
製本対象の厚み(または用紙の枚数)と製本装置30にお
ける加熱時間及び冷却時間との関係を示すテーブルTTが
含まれている。このテーブルTTのデータは、あらかじめ
実験的に得られたものである。これは、製本対象が厚け
れば製本に長時間を要するので加熱時間を長くかつ冷却
時間を長く、製本対象が薄ければ加熱時間を短くかつ冷
却時間を短くするためのものである。制御部60のI/Oポ
ート64には、画像形成部8,LCD21,テンキー23,加熱表示
ランプ24,冷却表示ランプ25,枚数設定キー27及びその他
の入出力部が接続されている。また、I/Oポート64に
は、製本装置30の制御回路35のリモート端子46,NG端子5
1及びスタート端子52が接続されており、またA/D変換器
29を介して可変抵抗28の可動端子28aが接続されてい
る。なお、可変抵抗28の一端には+V電源が接続され、
他端は接地されている。
この実施例における製本動作の際には、第7図に示す
バインダー70が使用される。バインダー70は、背表紙71
の内面側に電気発熱体72及びそれを覆う接着剤73を有し
ている。接着剤73は、たとえば熱可塑性樹脂からなる。
また、電気発熱体72の両端には、1対の電極74が設けら
れている。電極74は、背表紙71の外側面(図の下面)に
露出している。
次に、上述の実施例の動作を第7A図及び第7B図の制御
フローチャートにしたがって説明する。
プログラムがスタートすると、ステップS1において定
着装置17を所定の温度に設定する等の初期設定がなされ
る。初期設定が済めば、ステップS2において、プリント
キー22を通じ複写動作開始指令がなされたか否かを判断
する。判断がNoであればステップS3に移行し、スタート
端子53からの信号に基づいて、製本モードに入るべきか
否かを判断する。製本モードに入らない場合には、ステ
ップS4に移行する。ステップS4では、テンキー23を通じ
て枚数設定の指定がなされたか否かを判断する。判断が
Noであれば、ステップS28においてその他の処理を行っ
た後、再びステップS2に戻る。
ここで、複写枚数を設定するため、テンキー23が押さ
れたとすると、プログラムはステップS4からステップS5
に移行し、入力された数値を複写枚数として記憶する。
ステップS6では、その複写枚数をLCD21に表示する。ス
テップS6での処理が終わればプログラムはメインルーチ
ンに戻る。
次に、プリントキー22が押されたとすると、プログラ
ムはステップS2からステップS7に移行する。ステップS7
では、LCD21に表示されている枚数から1を引き、その
値をLCD21に表示する。ステップS8では、通常のコピー
動作を開始する。ここでは、原稿台2上の原稿が露光装
置7によって走査され、得られた画像情報が、給紙トレ
イ4または給紙カセット5から搬送されてきた用紙に画
像形成部8において転写される。この場合の画像濃度
は、複写濃度設定部26で設定された設定濃度に基づいて
決定される。
画像が転写された用紙は、定着装置17において定着処
理された後、排紙トレイ6上に排出される。一連のコピ
ー動作が終われば、ステップS9において、表示枚数が0
になったか否かを判断する。0でなければ、設定された
枚数分の複写を未だ行っていないので、再びステップS7
及びステップS8の処理を行う。ステップS9において判断
がYesとなれば、プログラムはメインルーチンに戻る。
得られたコピーについて製本を行う場合には、第8図
及び第9図に示すように、用紙75をバインダー70内に収
容し、その一端を背表紙71上の接着剤73に接触させる。
そして、バインダ70を第9図のように折り畳み、第10図
のように蓋32を押し開きながら装填部31内に収納する。
バインダー70が第11図,第12図に示すように装填部31の
底に到達すると、バインダー70の電極74及び電気発熱体
72を介して、1対の電極34間が電気的に導通状態とな
る。
1対の電極34間が導通状態となれば、製本装置30の制
御回路35(第6図)において、スタート検出回路48のコ
ンパレータ52の+端子の電位が上がり、スタート端子53
からハイレベルの信号が出力される。これにより、制御
部60(第5図)では、製本モードへ移行するため、第7A
図のステップS3からステップS10の製本モードサブルー
チンにプログラムを移行させる。
第7B図に示す製本モードサブルーチンでは、ステップ
S11において、設定複写枚数を製本枚数として指定する
か否かを判断する。この場合の指定は、枚数指定キー27
(第2図)が操作されることによって行われる。枚数指
定キー27が押されていなければ、ステップS12に移行す
る。ステップS12では、製本枚数を新たに入力するか否
かが判断される。新たな枚数が入力されたか否かは、テ
ンキー23(第2図)が押されたか否かによって判断され
る。テンキー23が押されていない場合には、ステップS1
3に移行する。ステップS13では、実際のバインダー70の
厚みを製本動作時間の基準にするか否かが判断される。
この場合には、複写濃度設定部26のつまみ26bが操作さ
れて、可変抵抗28の抵抗値が変化したか否かによって判
断される。すなわち、ここでは、複写濃度設定部26が厚
み測定手段を兼ねる。複写濃度設定部26が操作されてい
なければ、プログラムは再びステップS11に戻る。すな
わち、ステップS11〜S13のいずれかにおいて判断がYes
となるのを待つ。
複写枚数を製本枚数として指定する場合には、枚数指
定キー27が押される。これによって、プログラムはステ
ップS11からステップS14に移行する。ステップS14で
は、記憶されていた複写枚数が製本枚数として記憶され
る。ステップS14での処理が終わればステップS15に移行
する。
新たに製本枚数を入力する場合には、テンキー23を用
いてその枚数が入力される。この場合にはプログラムは
ステップS12からステップS16に移行する。ステップS16
では、テンキー23を通じて入力された値を製本枚数とし
て記憶する。ステップS16での処理が終わればステップS
15に移行する。
実際の製本対象の厚みを測定する場合には、第4図に
示すように、用紙75が収容されかつ折り畳まれたバイン
ダー70が、複写濃度設定部26のつまみ26bと挟持板26cと
によって挟まれる。この場合には、操作者が指でつまみ
26bを移動させる。この結果、第5図に示す可変抵抗28
の可動端子28aが、バインダー70の厚みに応じた位置に
移動する。すなわち、バインダー70の厚みに対応する電
圧値が、A/D変換器29を介して制御部60に入力される。
ステップS17では、入力された電圧値に基づいてその製
本枚数(厚み)を計算する。ステップS17での処理が終
わればステップS15に移行する。
ステップS15では、記憶されている製本枚数(厚み)
に基づき、ROM62のテーブルTTを参照して、製本対象の
厚みに適応する加熱時間及び冷却時間を読み取る。次
に、ステップS18においてタイマーをスタートさせる。
ステップS19では、LCD21に、製本動作終了までに要する
時間の表示(カウントダウン式表示)を始める。この残
り時間の表示は、テーブルTTから読み込まれた加熱時間
と冷却時間との合計時間から減算される。これにより、
操作者は、製本が完了するまでどの程度の時間を要する
かを容易に認識できる。
ステップS20では、加熱表示ランプ24を点灯させる。
これにより、操作者は、製本装置が加熱動作状態に入っ
たことを認識できる。ステップS21では、リモート端子4
6にハイレベルの信号を出力する。これにより、製本装
置30のパワートランジスタ43がONし、1対の電極34間に
電流が流れる。これによって、バインダー70の電気発熱
体72が発熱し、接着剤73が溶融を開始する。この結果、
接着剤73が用紙75の一側端部をバインダー70に接着す
る。
電気発熱体72への供給電力は、コンパレータ45に対す
るフィードバック回路(抵抗47の部分)によって調整さ
れる。一方、電気発熱体72の抵抗値異常や、バインダー
70と電極34との間の接触不良等の異常が生じた場合に
は、異常検出回路47がその異常を検出する。すなわち、
1対のコンパレータ49,50で規定される正常電位領域か
らパワートランジスタ43のコレクタ電圧が外れると、NG
端子51からの出力がローレベルとなる。このNG端子51か
らの出力の変化は、第7B図のステップS22において検出
される。異常が検出されると、プログラムはステップS2
2からステップS23に移行し、エラー処理を実行した後第
7A図のメインルーチンに戻る。なお、エラー処理とは、
電極34への電源供給の停止と、LCD21へのエラー表示と
を含んでいる。
第7B図のステップS21において加熱を開始した後、異
常検出回路47で異常が検出されなければ、ステップS22
からステップS24に移行する。ステップS24では、ステッ
プS16においてスタートしたタイマーによる計時に基づ
く時刻を参照して、ステップS15で決定された所定の加
熱時間が経過したか否かを判断する。時間が経過するま
では、ステップS22に戻る。所定の加熱時間が経過すれ
ば、ステップS24からステップS25に移行し、冷却処理を
行う。冷却処理には、電極34への電力供給の停止と、加
熱表示ランプ24の消灯と、冷却表示ランプ25の点灯とが
含まれる。これにより、操作者は、製本装置30が冷却状
態に入ったことを容易に認識できる。
ステップS26では、ステップS15で決定された所定の冷
却時間が経過するのを待つ。所定の冷却時間が経過すれ
ば、ステップS27に移行し、製本開始からの時刻の表示
をLCD21から消去し、また冷却表示ランプ25を消灯す
る。なお、LCD21の表示は枚数表示に戻る。ステプS27で
の処理が終わればプログラムは第7A図のメインルーチン
に戻る。
ここでは、ステップS24における加熱の完了及びステ
ップS26における冷却の完了が、複写対象の厚みに応じ
てステップS15で決定された適切な加熱時間及び冷却時
間に基づいて判断されるので、製本対象の厚みが変化し
たとしても、常に正確な製本動作が行える。
〔他の実施例〕
(a)操作パネル20に製本モードキーを設け、製本モー
ドキーを介する指令に基づいて製本装置30の製本モード
を開始する構成としてもよい。この場合には、第6図の
スタート検出回路48が省略できる。
(b)製本動作時の時刻表示は、加熱時間完了までの表
示と冷却時間完了までの表示とを分けて行ってもよい。
また製本時間の表示は、LCD21での表示に限られること
はなく、たとえば倍率表示部や露光表示部での表示でも
よい。また、たとえば複数個のLEDの点灯個数を徐々に
変化させることにより、残り時間の表示を行ってもよ
い。
(c)製本対象の厚みと加熱及び冷却時間との関係をテ
ーブルTTとして記憶しておく構成に代えて、製本対象の
厚みと加熱及び冷却時間との関係を近似式で表し、その
近似式に則って加熱時間及び冷却時間を演算する構成と
してもよい。
(d)ソータを有する複写機に本発明を適用する場合に
は、ソータにおいてソートに使用されたビン数分だけ第
7B図の製本動作が繰り返される構成としてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明では、製本対象の枚数に応じて製
本動作の時間を設定するので、製本対象の厚みに応じて
常に良好な製本が行える。また、製本対象の枚数は、複
写枚数を利用して認識させたり、あるいはテンキーを利
用して認識させるので、そのための構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面部分図、第2図はそ
の全体斜視図、第3図はその縦断面概略図、第4図はそ
の操作パネルの斜視部分図、第5図はその制御部の概略
ブロック図、第6図はその製本装置の回路図、第7図及
び第7B図は制御フローチャート、第8図及び第9図はバ
インダーの斜視図、第10図,第11図及び第12図は製本装
置の使用状態を示す縦断部分図である。 1…複写機本体、8…画像形成部、26…複写濃度設定
部、27…枚数指定キー、28…可変抵抗、30…製本装置、
TT…テーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写枚数を指定するためのテンキーと、 前記テンキーによって指定された枚数分の複写を行う画
    像形成手段と、 前記画像形成手段に隣接して設けられ、電気発熱体及び
    接着剤を有する製本対象に対して電力を供給する製本手
    段と、 動作モードを画像形成モード又は製本モードに切り換え
    るモード切換手段と、 動作モードが製本モードに設定されているときに前記複
    写枚数を製本対象の枚数と認識させるための枚数設定手
    段と、 前記枚数設定手段で認識された枚数データに基づいて前
    記製本手段の動作時間を設定する時間設定手段と、 を備えた製本機能付画像形成装置。
  2. 【請求項2】複写枚数を指定するためのテンキーと、 前記テンキーによって指定された枚数分の複写を行う画
    像形成手段と、 前記画像形成手段に隣接して設けられ、電気発熱体及び
    接着剤を有する製本対象に対して電力を供給する製本手
    段と、 動作モードを画像形成モード又は製本モードに切り換え
    るモード切換手段と、 動作モードが製本モードに設定されているときに前記テ
    ンキーによって入力された枚数データを製本対象の枚数
    と認識する枚数認識手段と、 前記枚数認識手段で認識された枚数データに基づいて前
    記製本手段の動作時間を設定する時間設定手段と、 を備えた製本機能付画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記時間設定手段により設定された動作時
    間を表示する表示手段をさらに備えた請求項1又は2に
    記載の製本機能付画像形成装置。
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