JPH08135245A - 筒体の構築方法 - Google Patents

筒体の構築方法

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JPH08135245A
JPH08135245A JP30300994A JP30300994A JPH08135245A JP H08135245 A JPH08135245 A JP H08135245A JP 30300994 A JP30300994 A JP 30300994A JP 30300994 A JP30300994 A JP 30300994A JP H08135245 A JPH08135245 A JP H08135245A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現場打設コンクリートにより筒体を構築する際
の配筋作業を適正に分散させる。 【構成】それぞれが他の型枠装置13の外型枠15と内
型枠16に対して選択的に上昇移動自在な外型枠15と
内型枠16により、筒体3を周方向に沿って複数個に分
割した高さH1をなすコンクリート打設空間14を形成
する。ここにコンクリート40を打設して筒体ブロック
31を形成し、筒体3の一部をなす形で構築する。筒体
3を周方向に沿って複数個に分割設定した工区GPの各
々で、該筒体ブロック31を複数上方に積み上げいき、
所定レベルにおける筒体3を時間差をもって構築された
筒体ブロック31からなるように構築し、全周分の配筋
作業が一時に集中するのを避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭貯蔵サイロ等の大
型サイロの筒体部分を構築する際に適用するに好適な、
筒体の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石炭サイロのような大型のサイロ
の筒体をコンクリートで構築する際には、スライディン
グフォームによる型枠を用いて、該型枠をコンクリート
から脱型することなく、油圧ジャッキとヨークにより継
続的或いは断続的に上方にスライドさせながら、コンク
リートを打設する形で構築する方法が行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした方法
では、コンクリートの強度発現に対応した標準的な速度
で或いは時間ピッチで型枠をスライドさせるために、配
筋作業が一時に集中する。従って、コンクリートの硬化
待ち時間に配筋作業に関する労務の集中が発生し、作業
工程が非常にきつくなる。また、スライディング中の型
枠がある躯体天端付近の狭い作業空間で、膨大な配筋と
PC鋼線配線作業を行うために、作業性も悪い。さら
に、コンクリート躯体天端周辺の足場上は、配筋の為の
鉄筋やPC鋼線等の資材置場として占有されて、他の作
業に必要な作業ヤードが十分にとれなくなってしまう。
そこで本発明は、上記事情に鑑み、配筋作業に関する作
業工程の適正化を図ることが出来、能率的な配筋作業が
可能で、資材置場が少スペースですむ、筒体の構築方法
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち請求
項1記載の発明は、現場打設コンクリート(40)から
なる筒体(3)を構築する際に、前記筒体(3)を周方
向に沿って複数個に分割した所定の高さ(H1)をなす
コンクリート打設空間(14)を形成し得る形で、移動
自在な分割型枠(15、16)を、前記筒体(3)を構
築すべき場所に沿って複数設置し、前記複数の分割型枠
(15、16)のそれぞれが形成するコンクリート打設
空間(14)にコンクリート(40)を現場打設して、
前記筒体(3)の一部をなす形の部分筒体(31)を複
数形成し、所定レベルにおける前記筒体(3)を時間差
をもって構築された前記部分筒体(31)から構築する
ようにして、構成される。また、本発明のうち請求項2
記載の発明は、請求項1記載の筒体の構築方法におい
て、前記複数の分割型枠(15、16)は、それぞれが
他の分割型枠(15、16)に対して選択的に上昇移動
自在な形で設け、該分割型枠(15、16)の上昇によ
って、前記部分筒体(31)を上方に積み上げていく形
で形成するようにして、構成される。なお、( )内の
番号等は、図面における対応する要素を示す、便宜的な
ものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束
されるものではない。以下の作用の欄についても同様で
ある。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明のうち請求項1記
載の発明は、所定レベルにおいて周方向に並ぶ複数の部
分筒体(31)を、異なる時間に構築するように作用す
る。また、本発明のうち請求項2記載の発明は、ある部
分筒体(31)を構築するのに用いた分割型枠(15、
16)を該構築された部分筒体(31)の上方に上昇移
動させ、該部分筒体(31)の上方に打ち継ぐべき新た
な部分筒体(31)を構築するのに用いるように作用す
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明により構築された筒体によるサ
イロの一例を示す断側面図、図2は図1に示すサイロに
おける筒体部分の平面断面図、図3は図2に示す筒体に
おける打ち継ぎ部に用いられる妻止め部分の一例を示す
斜視図、図4は図2に示す筒体の構築途中の様子を示す
図、図5乃至図10は図2に示す筒体の構築手順を示す
一連の図、図11は図2に示す筒体における各工区毎の
作業手順を表に示した工程図、図12は筒体の打ち継ぎ
部に用いられる妻止めの別の例を示す平面図、図13は
筒体の打ち継ぎ部に用いられる妻止めのさらに別の例を
示す平面図である。
【0007】サイロ1は、図1に示すように、コンクリ
ート製の底盤躯体2を有しており、底盤躯体2は地面G
Lから所定深さに掘り下げ形成された地盤39の窪み中
に円盤状に設けられている。底盤躯体2上には、鉄骨や
鉄筋等により補強された現場打設のコンクリート40か
らなる筒体3が、円筒状に立設されており、筒体3の外
側面の6か所には、ピラスター部3bが、上下方向に連
続的に突出する形で形成されている。筒体3の内部には
石炭や石灰石等の粉粒体を貯留するための貯留空間30
が、円柱状に形成されており、また、筒体3の上側に
は、鉄骨等をトラスに組んで仕上げ葺をしてなる屋根5
が、コンベアピット5aのみを開口させて貯留空間30
を閉塞した形で設けられている。また、貯留空間30の
上端部近傍にはスタッカー5b及び受入コンベア5c
が、屋根5の鉄骨材に支持された形で設けられており、
貯留空間30の下端部近傍には、コンクリート製のホッ
パ躯体6が、前記底盤躯体2及び筒体3に接続された形
で設けられている。なお、ホッパ躯体6には、何条かの
ホッパ口60が、図1紙面と交差方向に伸延する形で設
けられている。
【0008】ところで、筒体3は、図2又は図4に示す
ように、該筒体3を矢印C、D方向に示す周方向に沿っ
て複数個のピースに分割しその各々が高さH1をなす形
の、コンクリート40からなる筒体ブロック31を複数
接続して構成されており、複数の筒体ブロック31は、
図2に示すように、周方向に沿って6ヶ並んで円をなす
形で筒体リング3Rを形成し、該6ヶの筒体ブロック3
1により構成される筒体リング3Rが図4に示すように
上下方向に複数連続的に積み上げられた形で、各筒体ブ
ロック31が筒体3の一部をなす部分筒体になってい
る。また、筒体3には、所定量の鉄筋32が、該筒体3
の周方向(矢印C、D方向)に配筋された横筋と上下方
向に配筋された縦筋として、所定配筋量埋設定着されて
おり、さらに、筒体3には、複数のPC鋼線32が、矢
印C、D方向に示す周方向に並ぶ6ヶの筒体ブロック3
1を緊結する形になるよう、上下方向に所定ピッチで設
けられている。また、図2矢印C、D方向に示す周方向
に隣接する筒体ブロック31、31相互間には、図2に
示すように、打ち継ぎ部3aがそれぞれ設けられてお
り、各打ち継ぎ部3aには垂直打ち継ぎ部材である妻止
め9が、図2紙面と交差方向(上下方向)に伸延する形
で、該周方向に隣接する筒体ブロック31、31のコン
クリートを互いに対して接続するようそれぞれ設けられ
ている。
【0009】各妻止め9は、図3に示すように、上下方
向に所定長さをなす形で形成されたプレキャストコンク
リート製の版体10を有しており、図3に示す実施例の
版体10は、以下に述べる横筋挿通部10aを境にして
分割自在な2ヶの分割版体10p、10pを、矢印A、
B方向に対をなすよう組み合わせた形で、該筒体3の矢
印A、B方向に示す厚さと略一致した厚さになるよう形
成されている。また、版体10の矢印C、D方向に背向
する2側面にはコンクリート被打設面10c、10cが
形成されており、さらに、版体10には、横筋挿通部1
0aが、該コンクリート被打設面10c、10cの一方
から他方に向けて水平方向に貫通する形、即ち前記筒体
3の周方向に沿って版体10を貫通する形で、複数形成
されている。横筋挿通部10aには、前記PC鋼線33
が挿通されたPCシース35や、横筋としての鉄筋32
が、貫通挿着されているが、版体10に設けられた横筋
挿通部10aのうち、該版体10の上下の端部に設けら
れた横筋挿通部10aは、それぞれが溝状をなし、上下
方向に隣接する版体10、10の対向する横筋挿通部1
0a、10aにより、1本の横筋を貫通させ得るように
形成されている。また、版体10には、型枠固定手段と
して複数のボルト孔10bが、該版体10の矢印A、B
方向両側端面に開口する形で穿設形成されており、ボル
ト孔10bは、筒体ブロック31を構築するための型枠
に該版体10を固定するため、ボルト11が嵌合される
ようになっている。
【0010】サイロ1は、以上のような構成を有してい
るので、該サイロ1を構築する際には、まず、地盤39
を安定化して後、底盤躯体2を現場打設コンクリートに
より所定形状に構築し、その後、該底盤躯体2上にホッ
パ躯体6を、複数のホッパ口60を形成する形で、所定
形状に構築する。そして、該ホッパ躯体6の構築と共
に、或いは、これが完了して後に、筒体3を構築してい
く。ところで、筒体3を構築する際には、まず、図2に
示すように、構築すべき筒体3を矢印C、D方向に示す
周方向に沿って6分割した形で、6ヶの工区GP、即ち
GP1〜GP6を設定する。そして、各工区GP毎に、
筒体ブロック31を打設構築し得る型枠装置13を1基
づつ設置し、これを各工区GP毎にジャンプアップさせ
ながら用いて、所定高さH1をなす形でコンクリート4
0を打設して、筒体ブロック31を構築し、該筒体ブロ
ック31を図2矢印C、D方向に示す筒体周方向と、上
下方向(図2紙面と交差方向)に接続していく形で、施
工構築する。なお、図4においては、図面の都合上、型
枠装置13の詳細を省略してあるが、型枠装置13は、
図5乃至図10に示すように、筒体ブロック31の形状
に対応して所定の高さH1をなすコンクリート打設空間
14を形成自在な分割型枠である外型枠15及び内型枠
16と、該外型枠15及び内型枠16を相互に近接遠退
駆動自在(即ちコンクリート打設空間14を形成自在で
且つ筒体ブロック31から脱型自在)で、且つ、該外型
枠15及び内型枠16をそれぞれ他の型枠装置13の外
型枠15及び内型枠16に対して選択的に上昇位置決め
するための脱型上昇装置17により構成されている。
【0011】ところで、1ヶの筒体ブロック31を構築
するには、作業工程を、図5乃至図10に示す6段階の
工程ST1〜ST6に分けて設定する。そして、先に述
べた6ヶの工区GPの各々では、図4に示すように、工
程ST1〜ST6のうちの互いに異なる作業工程のいず
れか1つを選択的に進行させる形で、別個に作業を行
い、各工区GP毎に筒体ブロック31を上に積み上げて
いく形で、筒体構築作業を進行させていく。なお、1ヶ
の筒体ブロック31を構築するための各工程STは、1
日で完了する作業量になっているので、該工程ST1〜
ST6を6日かかって行うと、1ヶの筒体ブロック31
が構築完了するようになっている。以下に工程ST1〜
ST6の作業内容を説明するが、これは、天端31aが
高さL0に位置しているときに、該高さL0上の高さL
1迄に、新たな筒体ブロック31を構築する手順を説明
するものである。
【0012】即ち、筒体ブロック31を構築するには、
まず、第1日目の作業として、図5に示すように、工程
ST1により、図5右上に示す縦筋ユニット320を組
み立てる。当該工程ST1では、水平打ち継ぎ部である
天端31aのレイタンス処理を行う一方で、鉄筋32を
縦筋として、PCシース管35と共に、ユニット籠状に
組む形で、縦筋ユニット320を組立てる。そして、縦
筋ユニット320を、天端31a上に建て込んで、鉛直
方向の鉄筋32を機械式のカプラ36で継手接合し、ま
た、PCシース管35を図5紙面と交差方向に隣接する
他のPCシース管35と接続する。さらに、前記ピラス
ター部3bの形状に対応したPC板を、後に筒体ブロッ
ク31と接続し得る形で(即ち型枠せりあげ後にコンク
リート打設空間14と接続し得る位置に)取り付ける。
【0013】次に、第2日目の作業として、図6に示す
ように、工程ST2により、図6右上に示す横筋ユニッ
ト321を組み立てる。当該工程ST2では、組み立て
た横筋ユニット321を、天端31a上の内側(図6右
側)寄りと、外側(図6左側)寄りの所定位置に取付
け、該建て込んだ横筋ユニット321の水平方向の鉄筋
32の継手部を、重ね継手溶接する。こうして、水平方
向の配筋即ち横筋として鉄筋32を建込みながら、前記
打ち継ぎ部3aとなる箇所には、妻止め9の版体10を
固定設置する。なお、この際、筒体3の構築作業は、各
筒体ブロック31毎に行われるため、既に隣接する筒体
ブロック31が先行して構築済となっている場合には、
該構築済みの筒体ブロック31との間の打ち継ぎ部3a
には既に妻止め9の版体10があるので、ここには該版
体10設置の必要はない。なお、妻止め9の版体10に
は、横筋挿通部10aが設けられているので、該横筋挿
通部10aにPCシース管35や鉄筋32を通せば、こ
れから形成するコンクリート打設空間14の内外に連通
させる形で、PC鋼線33や横筋を配置させることが出
来る。また、版体10の設置は、図3矢印A、B方向真
中の各鉄筋挿通部10aにそれぞれPCシース管35を
通しながら、分割版体10p、10pを図6左右方向に
合わせることによって図3矢印A、B方向に組み合わせ
る形で容易に行うことが出来る。
【0014】そこで、第3日目の作業として、工程ST
3により、図7に示すように、これから構築する筒体ブ
ロック31の下側の、先にコンクリート40が打設され
て天端31aが高さL0に位置している筒体ブロック3
1の脱型、ケレン、左官工を行う。なお、天端31aが
高さL0に位置している構築済みの筒体ブロック31
は、図11に示すように、コンクリート40の打設から
3日を経たものであり、従って、先に述べた工程ST
1、ST2が天端31a上での作業であることに対し
て、工程ST3は、天端31a下での作業となる。当該
工程ST3では、打設構築済みの筒体ブロック31を成
型した外型枠15と内型枠16を、脱型上昇装置17の
駆動によって、図7に示すようにそれぞれ外側と内側に
押し広げる形で、脱型する。そして、該脱型された外型
枠15、内型枠16のコンクリート被打設面を、それぞ
れケレン清掃し、ここに剥離剤を塗布する。また、脱型
された筒体ブロック31の図7左右面のコンクリート打
放し面31b、31bを左官補修する。さらに、型枠支
持金物、安全設備等を盛換える形で、型枠せりあげ準備
を行う。
【0015】次に、第4日目の作業として、工程ST4
により、図8に示すように、内型枠16のせりあげを行
う。即ち、先に天端31aを形成している筒体ブロック
31から図7に示すように脱型した内型枠16を、脱型
上昇装置17の駆動によって、新たに構築すべき筒体ブ
ロック31の高さH1(即ちL1−L0)分だけ上昇さ
せ、該上昇位置において、筒体3の内周面に沿った位置
に位置決めする形で、建て込む。そして、建込精度等の
チェック、調整、確認を行う。
【0016】次に、第5日目の作業として、工程ST5
により、図9に示すように、外型枠15のせりあげを、
先に述べた内型枠16のせりあげと同様にして行う。す
ると、これから構築すべき筒体ブロック31の打ち継ぎ
部3aとなる箇所には、既に先の工程ST2により妻止
め9の版体10が設置されているので、第4日目と第5
日目に行われた工程ST4、ST5による内型枠16と
外型枠15のせりあげによって、天端31a上の該内型
枠16と外型枠15間には、コンクリート打設空間14
が形成される。そして、該形成されたコンクリート打設
空間14には、先に述べた工程ST1、ST2により、
筒体ブロック31に必要な配筋、配線が既に施されてい
る。
【0017】そこで、図10に示すように、第6日目の
作業として、工程ST6により、天端31a上のコンク
リート打設空間14にコンクリート40を現場打設す
る。すると、今打設されたコンクリートによって、高さ
L0より高さH1だけ高い高さL1をなす位置に新たな
天端31a’が形成される形で、未だ未硬化な筒体ブロ
ック31が出来上がる。なお、本発明では、筒体3を筒
体ブロック31毎に構築していく形になり、また、図4
に示すように、工区GP毎に異なる工程STを行う形で
施工していく。このため、当該コンクリート40の打設
時に、最も先行している工区GPでは、隣接する筒体ブ
ロック31が未だ構築されていないが、いま構築すべき
筒体ブロック31とこれに隣接する未構築筒体ブロック
31の打ち継ぎ部3aには、プレキャストコンクリート
製の妻止め9の版体10を設置するので、該プレキャス
ト製の版体10が、コンクリート打設空間14に打設さ
れたコンクリート40と一体化する形で、最も先行する
筒体ブロック31が自立するように形成され得る。特
に、版体10は、プレキャストコンクリート製であるこ
とによって、コンクリート40の打設時の、図3矢印
C、D方向に沿った側圧Fを、十分なる面剛性をもって
支持することが出来る。このため、コンクリート40の
打設時に、妻止めが外れることを恐れることなく十分に
バイブレーターをかけて、コンクリート40を密実に締
め固めることが出来る。さらに、版体10は、筒体3の
一部として打ち継ぎ部3aに打ち捨ててしまうものであ
るため、妻止め撤去作業の手間がいらない。また、版体
10には、先に述べたように、横筋挿通部10aにPC
鋼線33のPCシース35や横筋用の鉄筋32を挿通さ
せることが出来るので、先行構築された筒体ブロック3
1の隣に、コンクリート打設空間14を形成して、ここ
にコンクリート40を打設するだけで、該構築済みの筒
体ブロック31に他の筒体ブロック31を接続一体化さ
せることが好適に出来る。
【0018】そこで、工程ST6によりコンクリート4
0を打設した工区GPでは、その翌日には、再び、工程
ST1に戻る形で、いま新たに形成された天端31a’
上において、前記工程ST1による縦筋ユニット320
の組立を行い、さらに翌日には、工程ST2により、横
筋ユニット321を組み立てる形で、該天端31a’上
の図10高さL2をなす位置までの、筒体ブロック31
を構築する作業を行う。そして、さらにその翌日に、工
程ST3を行う形で、上記のように高さL1位置の天端
31a’を形成するよう打設した、筒体ブロック31を
脱型し、さらに、1日1工程づつ進行させる形で、各工
区GP毎に筒体ブロック31を順次上に積み上げてい
く。
【0019】このようにして、各工区GPにおいて、型
枠装置13の外型枠15と内型枠16を他の型枠装置1
3の外型枠15と内型枠16に対して選択的に上昇させ
る形で、工程ST1〜ST6を繰返すことにより、各工
区GPに位置する筒体ブロック31を上方に積み上げて
いく形で、筒体3を上方に向けて構築伸延させていく。
即ち、6段階の工程STに対応させた形で、工区GPを
6ヶに分けておけば、図11に示すように、毎日、6ヶ
の工区GPの各々において、工程ST1〜ST6のうち
の互いに異なる作業工程のいずれか1つを選択的に行う
ことが出来る。そこで、1日の作業が終わったら、翌日
は、各工程STを行う工区GPを、図2矢印D方向に移
動させる形で、各工程STに必要とされる作業機材、資
材及び作業労力を図2矢印D方向側の隣の工区GPに移
動させ、ここで作業を行う。例えば、ある日に、工区G
P1で工程ST1を行ったなら、翌日は、工区GP2で
工程ST1を行い、さらに翌日は工区GP3でST1を
行うように、各工程STを行う場所をシフトさせてい
く。すると、筒体3は、図4に示すように、工区GP毎
に、進行度合いが異なる形で、各筒体ブロック31が構
築され、この結果、各筒体リング3Rのように所定レベ
ルにおける筒体3は、時間差をもって構築された6ヶの
筒体ブロック31により構築される。このため、筒体3
を施工する際に、配筋作業を全周分一度に集中して行わ
なくて良く、筒体ブロック31毎に配筋を分散させて行
っていくことが出来る。よって、配筋作業に関する作業
工程がクリティカルにならないですみ、能率的な配筋が
可能となる。また、筒体3の全周分の鉄筋32を全部一
度に施工箇所近傍に仮置きしておく必要がないので、配
筋用の鉄筋32を置く資材置場が少スペースですむ。従
って、構築中の筒体3の天端周辺の足場が狭くても、こ
こが大量の鉄筋32やPC鋼線33によって占有される
ことがないので、配筋以外の他の作業も円滑に進行させ
ることが出来る。
【0020】こうして、能率的に筒体3を構築したとこ
ろで、屋根5を架けて、サイロ1を構築完了する。する
と、サイロ1内の貯留空間30に粉粒体を貯留すると、
筒体3には、引張力が生じる。このとき、水平方向に隣
接する筒体ブロック31、31は、打ち継ぎ部材として
打ち込まれた妻止め9の版体10及び、該版体10を貫
通する形で配筋された水平鉄筋32やPC鋼線33によ
って、確実に接続一体化されているため、該隣接する筒
体ブロック31、31間では、水平方向の応力伝達も適
正に行われる。従って各筒体ブロック31は、筒体リン
グ3Rの一部として、該引張力を適正に支持することが
出来る。このように、筒体リング3Rは、その構築時に
は各工区GP毎に時間差をもって分散施工される形で、
一度にリング状に施工されるわけではないが、筒体3の
構築後には、リング状の躯体として、有効に応力を支持
することが出来る。
【0021】なお、上述した実施例においては、筒体ブ
ロック31の打設施工時に、水平方向に隣接する筒体ブ
ロック31、31相互間の打ち継ぎ部3aに設置するた
めの垂直打ち継ぎ部材として、横筋挿通部10aが単な
る孔や溝状に貫通形成された版体10が用いられた妻止
め9を述べたが、該打ち継ぎ部3aには、図12に示す
ように、背向する2側面にコンクリート被打設面20
c、20cが形成され、型枠固定手段としてボルト孔2
0bが複数設けられたコンクリート製の版体20の鉄筋
挿通部20aに予めPCシース管35が、該版体20を
水平方向に突き抜ける形で、図12紙面と交差方向に複
数並んで埋設された妻止め19が用いられていても構わ
ない。これにより、PC鋼線33を、周方向に並ぶ複数
の筒体ブロック31を緊結する形でアンボンド配線する
ことが一層簡単に可能となる。なお、筒体3に配線、配
筋されるPC鋼線33、横方向の鉄筋32の配設位置及
びその本数は任意であり、従って、妻止め9の版体1
0、20に設けられる鉄筋挿通部10aの配設状態も、
該筒体3の配線、配筋状態に対応させる形で、任意に形
成されて構わない。また、図3に示す実施例の妻止め9
は、版体10が真中の鉄筋挿通部10aを介して分割自
在な分割版体10p、10pにより構成されているが、
版体10は、上述した図12の場合のように、分割出来
ないものであっても差し支えない。さらに、版体は、図
3上端の1点鎖線で示したように、溝状をなす鉄筋挿通
部10aを境にして上下に分割できるような複数の分割
版体によって形成されていても良く、こうすれば、該溝
状の鉄筋挿通部10aに鉄筋32やPC鋼線33を挿通
させながら、分割版体を積み上げていく形で版体を設置
することが出来る。
【0022】さらに、打ち継ぎ部3aに設置するための
別の垂直打ち継ぎ部材としては、図13に示す妻止め2
1があり、妻止め21は、図13に示すように、背向す
る2側面にコンクリート被打設面22c、22cが形成
された版体22に予め鉄筋32が、該コンクリート被打
設面22cからそれぞれ水平方向に突出する形で埋設固
着されていても差し支えない。すると、版体22に固着
された鉄筋32は、該版体22の左右両側に形成される
コンクリート打設空間14、14にそれぞれ配置する形
になる。なお、筒体3の構築に際しては各工区GPで進
行中の工程STがずれているので、版体22等の版体の
左右のコンクリート打設空間14、14はその形成時期
がずれる形になる。しかし、版体22等の版体の左右
は、いずれか後には筒体ブロック31、31となって筒
体リング3Rの一部即ち筒体3の一部となる。従って、
上述のようにコンクリート被打設面22cから水平方向
に突出した鉄筋32に、図13一点鎖線で示すように、
筒体ブロック31に必要とされる横筋用の鉄筋32を溶
接接続すれば、垂直打ち継ぎ部材である妻止め21の版
体を貫通させる手間無く、簡単に、隣接する筒体ブロッ
ク31、31に跨る形で横筋を施すことが出来る。な
お、版体22に設けられる型枠固定手段は、先に述べた
版体10、20に設けられたボルト孔10b、20bと
同様のボルト孔22bであるが、型枠固定手段は必ずし
も上記の実施例で述べたボルト孔である必要はなく、そ
の構成並びに配設位置は任意である。従って、ピンやア
ンカー、フック等の金物を用いて版体を外型枠15、内
型枠16等の型枠に固定するようになっていても良く、
これ等金物は、垂直打ち継ぎ部材の版体に継続的に装着
されていても差し支えない。また、垂直打ち継ぎ部材で
ある妻止めには、図13に示すように、版体22のコン
クリート被打設面22c(図13左右の側面)に凹凸2
2aが、コンクリート40との付着製を高めることが出
来る形のコンクリート付着手段として、形成されていて
も構わない。すると、版体22の側方のコンクリート打
設空間14に打設されたコンクリートと版体22はさら
に確実に一体化し、該版体22とその左右の筒体ブロッ
ク31、31が一体となるため、応力伝達が確実にな
り、筒体リング3Rが一層的確にリング状の支持力を発
現し得る。なお、凹凸22aは、コンクリート被打設面
22cの凹凸形状そのものであっても良く、或いは、版
体22に埋設定着された、コンクリート以外の何等かの
突起部材であっても差し支えない。
【0023】なお、実施例においては、筒体3を構築す
る際に、該筒体3を6ヶの工区GPに分割し、各筒体ブ
ロック31を形成するために段階的に必要とされる6ヶ
の工程STのうち互いに異なる1ヶの工程STを、各工
区GP毎に別々に進行させる形で、それぞれの筒体ブロ
ック31を構築するようにした例を述べた。しかし、筒
体3を構築する際は、所定レベルにおける筒体3を時間
差をもって構築された筒体ブロック31から構築するよ
うにすれば良いので、工区GPの分け方並びに工程ST
の組み方は、実施例で述べたように6ヶの工区GP、工
程STに限定されるものではなく、2か所の工区におい
て同一の作業工程を行っても構わない。また、実施例に
おいては、コンクリート打設空間14を形成するための
分割型枠である外型枠15と内型枠16を、各工区GP
に1基づつ設置し、該外型枠15と内型枠16を上方に
移動させていくことによって各工区GPの型枠ブロック
31を上方に積み上げていくように構築した例を述べ
た。しかし、該分割型枠は、上方だけではなく、筒体3
の周方向に沿っても移動することが出来るようになって
いれば、工区GP毎に1基づつ設置されなくても構わな
い。即ち、異なる工区GPで分割型枠を転用することも
可能である。また、実施例においては、全ての筒体ブロ
ック31の高さH1は同じであるが、部分筒体である筒
体ブロック31の各高さH1は、必ずしも皆同じである
必要はなく、例えば構築レベルに応じて異なっていても
構わない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によれば、現場打設コンクリートからな
る筒体3を構築する際に、前記筒体3を周方向に沿って
複数個に分割した所定の高さH1をなすコンクリート打
設空間14を形成し得る形で、移動自在な外型枠15、
内型枠16等の分割型枠を、前記筒体3を構築すべき場
所に沿って複数設置し、前記複数の分割型枠のそれぞれ
が形成するコンクリート打設空間14にコンクリート4
0を現場打設して、前記筒体3の一部をなす形の筒体ブ
ロック31等の部分筒体を複数形成し、所定レベルにお
ける前記筒体3を時間差をもって構築された前記部分筒
体から構築するようにして、構成したので、所定レベル
において周方向に並ぶ複数の部分筒体のそれぞれを、異
なる時間に構築することが出来る。すると、筒体3を構
築するための配筋作業は、該筒体3の全周分を一度に行
う必要がなく、該筒体3を周方向に沿って複数個に分割
した形で形成される部分筒体を構築する分づつの単位に
分けて行うことが出来る。このため、配筋作業に関する
作業工程の適正化が図られる。即ち、ある部分筒体を構
築すべき場所で配筋作業を行っているときに、該配筋作
業中の部分筒体と同一レベルに配置している他の部分筒
体を構築すべき場所では配筋以外の作業を行う形で、所
定レベルに位置する複数の部分筒体の各々を時間差をも
って構築することが出来る。このため、配筋作業が一時
に集中しない。よって作業が適正に分散し、作業工程に
待ち時間が生じたり、クリティカルになったりする危険
性がなく、能率的な配筋作業が可能となる。また、部分
筒体の配筋作業に必要とされる鉄筋量は、筒体全周分を
全部一度に配筋する場合の鉄筋量の何分の1かですむの
で、該鉄筋等を仮置きするための資材置場も少スペース
ですむ。このため、足場上が鉄筋で占有されることがな
いので、該足場上には部分筒体の構築に必要な作業スペ
ースが十分に確保される。また、一時に大量の鉄筋を揚
重する必要がないので、重機の工程もクリティカルにな
らない。従って、大型サイロの筒体を現場打設コンクリ
ートで構築するような場合においても、筒体を能率的且
つ安全に構築進行させることが出来る。
【0025】また、本発明のうち請求項2記載の発明に
よれば、請求項1記載の筒体の構築方法において、前記
複数の分割型枠は、それぞれが他の分割型枠に対して選
択的に上昇移動自在な形で設け、該分割型枠の上昇によ
って、前記部分筒体を上方に積み上げていく形で形成す
るようにして、構成したので、ある部分筒体を構築する
のに用いた分割型枠を該構築された部分筒体の上方に上
昇移動させ、該部分筒体の上方に打ち継ぐべき新たな部
分筒体を構築するのに用いることが出来る。すると、筒
体3を請求項1で述べたように構築するときに、分割型
枠を段階的に上昇移動させながら、コンクリートを該分
割型枠により形成されるコンクリート打設空間14に順
に打ち上げていく形で、該筒体3を周方向に沿って複数
個に分割した何分の1かづつの単位毎に構築することが
出来る。この際、各分割型枠は、他の分割型枠がどこに
配置しているかに関係無く上昇移動させることが出来る
ので、筒体3は該何分の1かづつの単位毎に他の単位と
別々に上方に構築延長され得る。すると、該筒体3全体
を、周方向に沿って分割型枠に対応する形で複数の工区
に分割し、各工区毎に部分筒体を積み上げていく形での
分割施工が可能となる。また、分割型枠を上昇移動させ
る形で上方に転用していくので、工期も短かくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構築された筒体によるサイロの一
例を示す断側面図である。
【図2】図1に示すサイロにおける筒体部分の平面断面
図である。
【図3】図2に示す筒体における打ち継ぎ部に用いられ
る妻止め部分の一例を示す斜視図である。
【図4】図2に示す筒体の構築途中の様子を示す図であ
る。
【図5】図2に示す筒体の構築手順を示す一連の図のう
ちの1つである。
【図6】図2に示す筒体の構築手順を示す一連の図のう
ちの1つである。
【図7】図2に示す筒体の構築手順を示す一連の図のう
ちの1つである。
【図8】図2に示す筒体の構築手順を示す一連の図のう
ちの1つである。
【図9】図2に示す筒体の構築手順を示す一連の図のう
ちの1つである。
【図10】図2に示す筒体の構築手順を示す一連の図の
うちの1つである。
【図11】図2に示す筒体における各工区毎の作業手順
を表に示した工程図である。
【図12】筒体の打ち継ぎ部に用いられる妻止めの別の
例を示す平面図である。
【図13】筒体の打ち継ぎ部に用いられる妻止めのさら
に別の例を示す平面図である。
【符号の説明】
3……筒体 31……部分筒体(筒体ブロック) 14……コンクリート打設空間 15、16……分割型枠(外型枠、内型枠) 40……コンクリート
フロントページの続き (72)発明者 吉沢 聖一郎 大阪府大阪市中央区本町4丁目4番25号 本町三井ビル 三井建設株式会社大阪支店 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現場打設コンクリートからなる筒体を構築
    する際に、 前記筒体を周方向に沿って複数個に分割した所定の高さ
    をなすコンクリート打設空間を形成し得る形で、移動自
    在な分割型枠を、前記筒体を構築すべき場所に沿って複
    数設置し、 前記複数の分割型枠のそれぞれが形成するコンクリート
    打設空間にコンクリートを現場打設して、前記筒体の一
    部をなす形の部分筒体を複数形成し、 所定レベルにおける前記筒体を時間差をもって構築され
    た前記部分筒体から構築するようにして構成した、筒体
    の構築方法。
  2. 【請求項2】前記複数の分割型枠は、それぞれが他の分
    割型枠に対して選択的に上昇移動自在な形で設け、 該分割型枠の上昇によって、前記部分筒体を上方に積み
    上げていく形で形成するようにした、請求項1記載の筒
    体の構築方法。
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