JPH0813422B2 - フープの接続方法 - Google Patents

フープの接続方法

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JPH0813422B2
JPH0813422B2 JP2181780A JP18178090A JPH0813422B2 JP H0813422 B2 JPH0813422 B2 JP H0813422B2 JP 2181780 A JP2181780 A JP 2181780A JP 18178090 A JP18178090 A JP 18178090A JP H0813422 B2 JPH0813422 B2 JP H0813422B2
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hoop
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JP2181780A
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Inventor
良治 伊沢
Original Assignee
株式会社セイワ製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リールに巻かれているフープの接続方法に
関し、一層詳細には、第1のフープの最後部とそれに接
続される第2のフープの最前部を抵抗溶接機を用いて好
適に接続することを可能とするフープの接続方法に関す
る。
[従来の技術] 従来は、以下に列挙する方法でリールに巻かれている
フープを接続している。
ハトメを使用する。
ホッチキスを使用する。
スポット溶接。
TiG溶接。
スプライス金具による接続。
前記の方法、では、第1のフープの最後部と第2
のフープの最前部を重ねてハトメもしくはホッチキスで
係着するが、接続部分の厚さは他の部分の2倍になる。
方法では、第1のフープの最後部と第2のフープの
最前部を重ねて、スポット溶接を行うので、接続部分の
厚さは他の部分の約2倍となる。
方法では、第1のフープの最後部と第2のフープの
最前部を重ねて、不活性ガス(アルゴンガス)雰囲気で
非消耗性のタングステン電極とフープの重なり部分との
間にアークを発生させ、そのアーク内に溶接棒を挿入し
て重なり部分を融接する。その結果、フープの重なり部
分よりも広い範囲が加熱され、フープの接続個所周辺の
モールド等を損傷することがある。また、溶接部分の厚
さはフープの他の部分の約2倍になる。
方法では、第1のスープの最後部と第2のフープの
最前部の間をスプライス金具によって継ぐことによって
接続する。この方法では、フープのパターン毎に専用の
スプライス金具を用意する必要があるので、スポット溶
接よりも時間と費用がかかる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来の技術において、スプライ
ス金具を用いる方法以外では、接続個所の厚さがスープ
の重なり合っていない部位のの2倍になるため、プレス
装置に組み込まれている幅狭なダイ間をフープが進入す
ることが困難である。また、接続処理を行ったフープは
通常の部位から接続部位にかけてその厚さが不均一とな
るので、めっき処理を施す場合、重なり部分の前後でめ
っきの厚さが一定しないという問題がある。
TiG溶接法を用いる場合には、さらに、加熱範囲が広
いので、重ね合わせ部分以上にの熱の影響が及んで、フ
ープの接続個所周辺のモールド等を損傷するおそれがあ
る。
また、スプライス金具を使用して接続する場合には、
スプライス金具が複雑な形状をしているので加工単価が
高く、また、フープのパターン毎に専用のスプライス金
具を準備する必要があるため、金具の在庫の種類も多く
なる。従って、材料費が他の方法より高く、さらに複雑
な形状のスプライス金具をそれぞれのフープに係着しな
くてはならないため作業時間が長くなる、という問題が
ある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、接続
個所の厚さが他の接続していない個所と変わりなく、従
って、プレス装置に対して阻害要因をなくしてフープを
円滑に供給でき、接続作業が簡単で、安価なフープの接
続方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明は、第1のフー
プの幅方向の両側部から軸線に向かって窪む第1の凹部
が接続部分に隣接してそれぞれ画成された前記第1のフ
ープの最後部と、第2のフープの幅方向の両側部から軸
線に向かって窪む第2の凹部が接続部分に隣接してそれ
ぞれ画成された前記第2のフープの最前部とを重ねる第
1の工程と、 溶接機の対向配置された一組の電極によって前記第1
のフープと第2のフープと重なり部分を圧接する第2の
工程と、 前記第1のフープと第2のフープとの圧接部分を抵抗
溶接する第3の工程と、を有することを特徴とする。
[作用] 上記の本発明に係るフープの接続方法によれば、第1
のフープの最後部に幅方向の両側部から軸線に向かって
窪む第1の凹部が接続部分に隣接してそれぞれ画成され
るように前記第1のフープの最後部を切断し、同様に、
第2のフープの最前部に幅方向の両側部から軸線に向か
って窪む第2の凹部が接続部分に隣接してそれぞれ画成
されるように前記第2のフープの最前部を切断した後、
前記第1のフープの最後部と第2のフープの最前部のそ
れぞれの接続部分を重ね合わせ、対向配置された抵抗溶
接機の電極で前記重なり部分を圧接する。
前記第1のフープと第2のフープとの重なり部分が圧
接される際、前記重なり部分の幅方向に隣接して第1と
第2の凹部が画成されているため、該重なり部分が圧接
されることにより生じる伸張された部分が幅方向の両側
部の縁部から外方に向かって突出することが阻止され
る。すなわち、第1の凹部と第2の凹部の範囲内に前記
伸張された部分が止まることになる。
このように圧接された第1のフープと第2のフープと
の重なり部分を抵抗溶接すると前記重なり部分が圧潰さ
れ、その厚さを前記フープの他の部分と略同一に形成す
ることができる。
[実施例] 本発明に係るフープの接続方法について、それを実施
する装置との関係において好適な実施例をあげ、添付図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図および第2図において、参照符号10は第1のフ
ープを示す。第1のフープ10の後部と、図示しないリー
ルに巻かれた第2のフープ12の前部とをそれぞれ切断面
14a、14bでパンチを用いて一工程で切断する。図3に示
されるように、切断後において、第1のフープ10の後部
には、略長方形状に形成された重なり部分16a(破線参
照)に隣接して幅方向の両側部から軸線に向かって所定
長だけ窪んだ第1の凹部17aが画成され、一方、第2の
フープ12の前部には、略長方形状に形成された重なり部
分16h(破線参照)に隣接し幅方向の両側部から軸線に
向かって所定長だけ窪んだ第2の凹部17bが画成され
る。切断面14a,14bは、あらかじめ設けられているパイ
ロット孔13a,13b,13c,13dを基準として、第1および第
2のフープ10、12を重ねた際に、フープのパターンの周
期性が乱れないように位置設定されている。
そこで、重なり部分16a、16bを重ね、図示しない電源
に接続される平衡度の良い抵抗溶接機の電極18a、18b
で、前記重なり部分16a,16bを挟み加圧通電する。第1
のフープ10と第2のフープ12との重なり部分16a、16bが
前記電極18a、18bによって圧接される際、前記重なり部
分16a、16bの幅方向に隣接して第1と第2の凹部17a、1
7bが画成されているため、該重なり部分16a、16bが圧接
されて伸張された部分が幅方向の両側部の縁部から外方
に向かって突出することがない。この結果、前記フープ
10、12の重なり部分16a、16bは電極によって圧潰され、
他の重なっていない部分と実質的に同一の厚さとなる。
なお、実験によれば以下に示す例が好適であった。す
なわち、フープ10、12の材質を黄銅としてその幅を7m
m、厚さを0.5mmとし、重ね代は2mmとする。対向配置さ
れた電極18a、18bは150kgで重なり部分16a、16bに圧接
され、9.5kAを9サイクルだけ通電する。以上のような
条件で、上記のプロジェクション溶接を実施すると、溶
接部の厚さは0.5乃至0.6mmとなった。溶接部の周辺の樹
脂モールドへの熱の影響はないことが確認された。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係るフープの接続方法におい
ては接続個所の厚さがフープの厚さとほぼ同じとなり、
プレス装置に円滑に供給することができる。また、接続
個所の付近でめっきの厚さが不均一になることもなく、
加熱範囲が重なり部分に限られるので周囲の被覆材に熱
による損傷が生ずるおそれもない。さらに、溶接によっ
てフープを接続するので安価であり、簡単な作業のため
作業時間が短い、という効果がある。
さらにまた、第1のフープと第2のフープとの重なり
部分が圧接される際、前記重なり部分の幅方向に隣接し
て第1と第2の凹部が画成されているため、該重なり部
分が圧接されて伸張された部分が幅方向の両側部の縁部
から外方に向かって突出することが阻止されるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はフープの接続部分の斜視図、 第2図は本発明に係るフープの接続方法を実施する際の
抵抗溶接機の電極とフープの重なり部分との関係を示す
部分縦断面図、 第3図は第1のフープと第2のフープとの重なり状態を
示す斜視図である。 10……第1のフープ 12……第2のフープ 14a、14b……切断面 16a、16b……重なり部分 17a、17b……凹部 18a、18b……電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のフープの幅方向の両側部から軸線に
    向かって窪む第1の凹部が接続部分に隣接してそれぞれ
    画成された前記第1のフープの最後部と、第2のフープ
    の幅方向の両側部から軸線に向かって窪む第2の凹部が
    接続部分に隣接してそれぞれ画成された前記第2のフー
    プの最前部とを重ねる第1の工程と、 溶接機の対向配置された一組の電極によって前記第1の
    フープと第2のフープとの重なり部分を圧接する第2の
    工程と、 前記第1のフープと第2のフープとの圧接部分を抵抗溶
    接する第3の工程と、を有することを特徴とするフープ
    の接続方法。
JP2181780A 1990-07-10 1990-07-10 フープの接続方法 Expired - Lifetime JPH0813422B2 (ja)

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