JPH0813387B2 - パンチング板打抜き加工装置 - Google Patents
パンチング板打抜き加工装置Info
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- JPH0813387B2 JPH0813387B2 JP2302892A JP30289290A JPH0813387B2 JP H0813387 B2 JPH0813387 B2 JP H0813387B2 JP 2302892 A JP2302892 A JP 2302892A JP 30289290 A JP30289290 A JP 30289290A JP H0813387 B2 JPH0813387 B2 JP H0813387B2
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- JP
- Japan
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- punch
- punching
- plate
- machining
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44B—MACHINES, APPARATUS OR TOOLS FOR ARTISTIC WORK, e.g. FOR SCULPTURING, GUILLOCHING, CARVING, BRANDING, INLAYING
- B44B5/00—Machines or apparatus for embossing decorations or marks, e.g. embossing coins
- B44B5/0095—Machines or apparatus for embossing decorations or marks, e.g. embossing coins using computer control means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
- B21D28/26—Perforating, i.e. punching holes in sheets or flat parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44B—MACHINES, APPARATUS OR TOOLS FOR ARTISTIC WORK, e.g. FOR SCULPTURING, GUILLOCHING, CARVING, BRANDING, INLAYING
- B44B5/00—Machines or apparatus for embossing decorations or marks, e.g. embossing coins
- B44B5/02—Dies; Accessories
- B44B5/026—Dies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属板やプラスチック板等に絵柄模様や文
字等を打ち抜いてパンチング板を作製するためのパンチ
ング板打抜き加工装置に関する。
字等を打ち抜いてパンチング板を作製するためのパンチ
ング板打抜き加工装置に関する。
(従来の技術) 金属板やプラスチック板等に多数の孔を打抜き加工し
て作製したパンチング板は、建築材料や電気機器のケー
ス材料等に用いられる。
て作製したパンチング板は、建築材料や電気機器のケー
ス材料等に用いられる。
このパンチング板を作製する装置としては、例えば特
公昭56−1968号の公報に記載されているものなどが従来
より知られている。
公昭56−1968号の公報に記載されているものなどが従来
より知られている。
この公報に記載された打抜き加工装置は、パンチング
しようとする模様(パターン)に応じた多数の加圧ヘッ
ドが周面に突設された回転加圧ロールをプレスラムの下
部に回動可能に設置し、この回転加圧ロールをプレスラ
ムによって押し下げ、間欠的に送られてくる被加工板に
対して、加圧ヘッドによって予め選択された加圧ヘッド
に押圧されるパンチによる穿孔が行われてパンチング板
を作製している。そして、この回転加圧ロールは加圧ヘ
ッドを突出した円板を複数枚重ね合わせることにより構
成されている。
しようとする模様(パターン)に応じた多数の加圧ヘッ
ドが周面に突設された回転加圧ロールをプレスラムの下
部に回動可能に設置し、この回転加圧ロールをプレスラ
ムによって押し下げ、間欠的に送られてくる被加工板に
対して、加圧ヘッドによって予め選択された加圧ヘッド
に押圧されるパンチによる穿孔が行われてパンチング板
を作製している。そして、この回転加圧ロールは加圧ヘ
ッドを突出した円板を複数枚重ね合わせることにより構
成されている。
また、多少利用分野は異なるが例えば特開昭48−1041
76号公報に開示されている点集合パターン形成装置のよ
うに、ステンシルのパターンを孔の集合で形成し、多数
のパンチ用のピンの並んだ穿孔機で、制御装置により適
宜のパンチを選択して動作させることにより、パターン
を形成して行くものがある。
76号公報に開示されている点集合パターン形成装置のよ
うに、ステンシルのパターンを孔の集合で形成し、多数
のパンチ用のピンの並んだ穿孔機で、制御装置により適
宜のパンチを選択して動作させることにより、パターン
を形成して行くものがある。
(発明が解決しようとする課題) 然しながら、上述した前者の打抜き加工装置では、被
加工板に打ち抜く穿孔のパターンを変えるごとに、回転
加圧ロールを構成する円板を組み替えたり、新たに回転
加圧ロールを作り直さなければならないので、新規のパ
ンチング板の作製に手間と時間を要するという問題点が
あると共に、周面に加圧ヘッドを設けた回転加圧ロール
では、複雑な絵柄模様の穿孔が困難であった。
加工板に打ち抜く穿孔のパターンを変えるごとに、回転
加圧ロールを構成する円板を組み替えたり、新たに回転
加圧ロールを作り直さなければならないので、新規のパ
ンチング板の作製に手間と時間を要するという問題点が
あると共に、周面に加圧ヘッドを設けた回転加圧ロール
では、複雑な絵柄模様の穿孔が困難であった。
また、上述した後者のパターン形成装置の場合には、
段と行によるマトリックスに孔の集合で形成された文字
記号や図形によるステンシルのパターンを穿孔するもの
であり、このパターンは一点づつ孔の位置を指定して作
成しなければならないので、複雑な絵柄模様の穿孔パタ
ーンによる加工データを容易に作成するのが困難である
と共に、孔径や配列の指定も限定されるので任意な穿孔
パターンによる打ち抜き加工を行うことができなかっ
た。
段と行によるマトリックスに孔の集合で形成された文字
記号や図形によるステンシルのパターンを穿孔するもの
であり、このパターンは一点づつ孔の位置を指定して作
成しなければならないので、複雑な絵柄模様の穿孔パタ
ーンによる加工データを容易に作成するのが困難である
と共に、孔径や配列の指定も限定されるので任意な穿孔
パターンによる打ち抜き加工を行うことができなかっ
た。
そこで、本発明ではこれらの課題を解決し、任意な絵
柄模様の穿孔パターンによる加工データを容易に作成す
ることができると共に、この加工データに基づいて被加
工板に所望の穿孔パターンを自在且つ容易に打ち抜き加
工することができるパンチング板打抜き加工装置の提供
を目的とするものである。
柄模様の穿孔パターンによる加工データを容易に作成す
ることができると共に、この加工データに基づいて被加
工板に所望の穿孔パターンを自在且つ容易に打ち抜き加
工することができるパンチング板打抜き加工装置の提供
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明による第1のパンチング板
打抜き加工装置では、二値化された加工データを作成し
て記憶することが可能であると共に、この記憶された加
工データに基づいて加工制御信号を出力することが可能
な制御装置と、この制御装置の加工制御信号によって選
択的に駆動制御される複数のパンチを備えたパンチング
プレス装置で構成され、上記制御装置は、元図を読み取
ってイメージデータを作成することが可能な元図読取り
手段と、このイメージデータに基づいて加工パターンデ
ータを作成することが可能な加工パターン作成手段と、
予め各種の孔の形状に関する孔パターンデータを登録し
ておくことが可能な孔パターン記憶装置と、上記加工パ
ターンデータによってディスプレイ上に加工パターンを
表示させることが可能で、当該加工パターン上に上記孔
パターン記憶装置から呼び出した孔パターンデータを配
置して割り付けすることが可能であると共に、被加工板
の送りピッチやパンチの配列などの加工条件を設定して
加工データを編集することが可能な加工データ作成手段
と、この加工データを登録しておくことが可能な加工デ
ータ記憶手段と、この登録された加工データを呼び出し
て二値化された加工制御信号を上記パンチングプレス装
置に出力することが可能な出力制御手段とで構成した。
打抜き加工装置では、二値化された加工データを作成し
て記憶することが可能であると共に、この記憶された加
工データに基づいて加工制御信号を出力することが可能
な制御装置と、この制御装置の加工制御信号によって選
択的に駆動制御される複数のパンチを備えたパンチング
プレス装置で構成され、上記制御装置は、元図を読み取
ってイメージデータを作成することが可能な元図読取り
手段と、このイメージデータに基づいて加工パターンデ
ータを作成することが可能な加工パターン作成手段と、
予め各種の孔の形状に関する孔パターンデータを登録し
ておくことが可能な孔パターン記憶装置と、上記加工パ
ターンデータによってディスプレイ上に加工パターンを
表示させることが可能で、当該加工パターン上に上記孔
パターン記憶装置から呼び出した孔パターンデータを配
置して割り付けすることが可能であると共に、被加工板
の送りピッチやパンチの配列などの加工条件を設定して
加工データを編集することが可能な加工データ作成手段
と、この加工データを登録しておくことが可能な加工デ
ータ記憶手段と、この登録された加工データを呼び出し
て二値化された加工制御信号を上記パンチングプレス装
置に出力することが可能な出力制御手段とで構成した。
また本発明による第2のパンチング板打抜き加工装置
では、上記パンチングプレス装置は、被加工板を穿孔す
る複数の打抜きパンチが貫通状態で垂設保持されるパン
チホルダが下面側に装着され、上方からスライドの押圧
を受けて一体に降下動する上型と、この上型の下方に配
設されて上記パンチホルダから突設された打抜きパンチ
の先端側が出没可能に挿通されると共に、上記スライド
の押圧が解除された時に打抜きパンチとパンチホルダを
含む上型全体を原位置に復帰させるパンチ復帰手段が装
着されたストリッパープレートと、ベット上に載置され
て打ち抜き時に上記打抜きパンチの先端側が挿入される
下型と、この下型と上記ストリッパープレート間の通路
に挿通される被加工板を当該被加工板の打ち抜き動作と
同期させて間欠的に送る送り手段とを備え、上記打抜き
パンチは頭部の頂面がパンチホルダの上面と略同一面に
なる態様で当該パンチホルダ内へ上下動可能に装着さ
れ、このパンチホルダ上には打抜きパンチの頭部を上方
から押圧するヘッド面と当該押圧を解除する段部とを備
えた加圧ヘッドが多数装備され、これらの各加圧ヘッド
には当該各加圧ヘッドをヘッド面または段部のいずれか
一方に切換え駆動させる加圧ヘッド駆動手段がそれぞれ
設けられ、上記打抜きパンチは被加工板の送り方向と直
交して前後平行状に配列された前パンチ群および後パン
チ群の各パンチで構成され、この前パンチ群と後パンチ
群は被加工板の送りピッチより広い間隔で配置すると共
に、当該前パンチ群の各パンチに対して後パンチ群の各
パンチを送り方向と直交する方向へずせらた状態にして
配設させた。
では、上記パンチングプレス装置は、被加工板を穿孔す
る複数の打抜きパンチが貫通状態で垂設保持されるパン
チホルダが下面側に装着され、上方からスライドの押圧
を受けて一体に降下動する上型と、この上型の下方に配
設されて上記パンチホルダから突設された打抜きパンチ
の先端側が出没可能に挿通されると共に、上記スライド
の押圧が解除された時に打抜きパンチとパンチホルダを
含む上型全体を原位置に復帰させるパンチ復帰手段が装
着されたストリッパープレートと、ベット上に載置され
て打ち抜き時に上記打抜きパンチの先端側が挿入される
下型と、この下型と上記ストリッパープレート間の通路
に挿通される被加工板を当該被加工板の打ち抜き動作と
同期させて間欠的に送る送り手段とを備え、上記打抜き
パンチは頭部の頂面がパンチホルダの上面と略同一面に
なる態様で当該パンチホルダ内へ上下動可能に装着さ
れ、このパンチホルダ上には打抜きパンチの頭部を上方
から押圧するヘッド面と当該押圧を解除する段部とを備
えた加圧ヘッドが多数装備され、これらの各加圧ヘッド
には当該各加圧ヘッドをヘッド面または段部のいずれか
一方に切換え駆動させる加圧ヘッド駆動手段がそれぞれ
設けられ、上記打抜きパンチは被加工板の送り方向と直
交して前後平行状に配列された前パンチ群および後パン
チ群の各パンチで構成され、この前パンチ群と後パンチ
群は被加工板の送りピッチより広い間隔で配置すると共
に、当該前パンチ群の各パンチに対して後パンチ群の各
パンチを送り方向と直交する方向へずせらた状態にして
配設させた。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は、本発明の実施例によるパンチング板打抜き
加工装置のブロック図を示す。
加工装置のブロック図を示す。
穿孔パターンを作成する際の元図を読み取るための元
図読取り手段となるイメージスキャナ装置1がCPU(中
央処理装置)2に接続され、このイメージスキャナ装置
1から出力されるイメージデータ等を記憶するRAN(随
時書き込み読出しメモリ)3がCPU2に接続されている。
図読取り手段となるイメージスキャナ装置1がCPU(中
央処理装置)2に接続され、このイメージスキャナ装置
1から出力されるイメージデータ等を記憶するRAN(随
時書き込み読出しメモリ)3がCPU2に接続されている。
またCPU2に取り込んだイメージデータや加工データを
ブラウン管等の画面上に表示するためのモニター装置4
がCPU2に接続され、データやコマンド等の入力に用いら
れるキーボード5、モニター装置4の画面上でイメージ
データの編集や加工データの作成等を行う際に用いられ
る所謂マウスと称されるカーソル制御装置6がCPU2に接
続されている。
ブラウン管等の画面上に表示するためのモニター装置4
がCPU2に接続され、データやコマンド等の入力に用いら
れるキーボード5、モニター装置4の画面上でイメージ
データの編集や加工データの作成等を行う際に用いられ
る所謂マウスと称されるカーソル制御装置6がCPU2に接
続されている。
またイメージデータや加工データを保存しておくため
のフロッピディスク等の外部記憶装置7がCPU2に接続さ
れ、加工データのハードコピーの作成や加工データのリ
スト等の印字を行うプリンタ8がCPU2に接続されてい
る。
のフロッピディスク等の外部記憶装置7がCPU2に接続さ
れ、加工データのハードコピーの作成や加工データのリ
スト等の印字を行うプリンタ8がCPU2に接続されてい
る。
これらのCPU2、モニター装置4、キーボード5、カー
ソル制御装置6、外部記憶装置7等によってイメージデ
ータ編集手段および加工データ作成手段を構成する。
ソル制御装置6、外部記憶装置7等によってイメージデ
ータ編集手段および加工データ作成手段を構成する。
上記のCPU2には、パンチング装置に設けられている加
圧ヘッド駆動装置9に駆動制御信号を出力する加圧ヘッ
ド制御回路10が接続されている。またCPU2に接続される
送り装置制御回路11からは、被加工板Pを間欠的に送る
ための送り装置12に対して駆動制御信号が出力される。
圧ヘッド駆動装置9に駆動制御信号を出力する加圧ヘッ
ド制御回路10が接続されている。またCPU2に接続される
送り装置制御回路11からは、被加工板Pを間欠的に送る
ための送り装置12に対して駆動制御信号が出力される。
更にCPU2からは、プレスラム26を上方から加圧するた
めの加圧装置13に供給される加圧制御信号が出力され
る。尚、ROM(読出し専用メモリ)14にはCPU2の動作プ
ログラムが格納されている。
めの加圧装置13に供給される加圧制御信号が出力され
る。尚、ROM(読出し専用メモリ)14にはCPU2の動作プ
ログラムが格納されている。
次に、加工データに従って被加工板Pに穿孔パターン
を打ち抜いていくためのパンチング装置の構成を第2図
に基づいて説明する。
を打ち抜いていくためのパンチング装置の構成を第2図
に基づいて説明する。
下型側は下盤板16とスペーサ17およびダイ18によって
構成され、この下型側はヘッド15上に下盤板16とスペー
サ17を介してダイ18が固定されている。
構成され、この下型側はヘッド15上に下盤板16とスペー
サ17を介してダイ18が固定されている。
上型側はパンチホルダ22とシリンダホルダ24とスペー
サ25および上盤板26によって構成され、この上型側のパ
ンチホルダ22には後述するようにパンチが装置されると
共に、当該上型側は上盤板26が図示しないスライドによ
って上方からの押圧を受けて一体的に降下動される。
サ25および上盤板26によって構成され、この上型側のパ
ンチホルダ22には後述するようにパンチが装置されると
共に、当該上型側は上盤板26が図示しないスライドによ
って上方からの押圧を受けて一体的に降下動される。
この上型側のパンチホルダ22の上方にはシリンダホル
ダ24が下方にはストリッパープレート19が各々配設さ
れ、このストリッパープレート19はパンチホルダ22を遊
嵌状に貫通して上端部がシリンダホルダ24に螺着される
連結用ボルト23Aを介して上下動自在に繋着されてい
る。
ダ24が下方にはストリッパープレート19が各々配設さ
れ、このストリッパープレート19はパンチホルダ22を遊
嵌状に貫通して上端部がシリンダホルダ24に螺着される
連結用ボルト23Aを介して上下動自在に繋着されてい
る。
この連結用ボルト23Aの外周には、常時パンチホルダ2
2とストリッパープレート19の間を押し広げるように付
勢して両者間に所定の間隔Dが保持されるように作用す
るノックアウトスプリング23Bが巻装されている。
2とストリッパープレート19の間を押し広げるように付
勢して両者間に所定の間隔Dが保持されるように作用す
るノックアウトスプリング23Bが巻装されている。
尚、この連結用ボルト23Aとノックアウトスプリング2
3Bとは、上記上盤板26に対するスライドによる押圧が解
除されたときに、下降していた上型と当該上型側のパン
チホルダ22に装着されたパンチを原位置に復帰させるた
めの復帰手段23を構成するものである。
3Bとは、上記上盤板26に対するスライドによる押圧が解
除されたときに、下降していた上型と当該上型側のパン
チホルダ22に装着されたパンチを原位置に復帰させるた
めの復帰手段23を構成するものである。
上記下型側のダイ18とストリッパープレート19との間
には、金属板やプラスチック板等の下降対象となる被加
工板Pが送られる送り空間20が設けられている。
には、金属板やプラスチック板等の下降対象となる被加
工板Pが送られる送り空間20が設けられている。
またベッド15上から下盤板16、スペーサ17、ダイ18、
ストリッパープレート19とを貫通して突出するガイドピ
ン21には、上型側のパンチホルダ22が上下動自在に保持
されている。
ストリッパープレート19とを貫通して突出するガイドピ
ン21には、上型側のパンチホルダ22が上下動自在に保持
されている。
上記のシリンダホルダ24上には、スペーサ25を介して
上盤板26が取り付けられており、この上盤板26を介して
上型がプレススライドによって上方から加圧されると、
パンチホルダ22がノックアウトスプリング23Bに抗して
ストリッパープレート19の上面に押し付けられ、上型が
プレススライドによる上方からの加圧から解放される
と、パンチホルダ22はストリッパープレート19から離れ
て所定位置に上昇する。
上盤板26が取り付けられており、この上盤板26を介して
上型がプレススライドによって上方から加圧されると、
パンチホルダ22がノックアウトスプリング23Bに抗して
ストリッパープレート19の上面に押し付けられ、上型が
プレススライドによる上方からの加圧から解放される
と、パンチホルダ22はストリッパープレート19から離れ
て所定位置に上昇する。
パンチホルダ22およびストリッパープレート19には、
被加工板Pの送り方向uに沿って間隔的に配設された前
パンチ27と中パンチ28および後パンチ29がそれぞれ嵌入
されるパンチ孔30,31,32が上下方向へ貫通して穿設され
ている。これらの前パンチ27と中パンチ28および後パン
チ29は、第3図に示すように被加工板Pの送り方向uと
直交する方向に沿って所定間隔で多数が各々横列に配設
されると共に、各パンチは互い違いに配置されている。
被加工板Pの送り方向uに沿って間隔的に配設された前
パンチ27と中パンチ28および後パンチ29がそれぞれ嵌入
されるパンチ孔30,31,32が上下方向へ貫通して穿設され
ている。これらの前パンチ27と中パンチ28および後パン
チ29は、第3図に示すように被加工板Pの送り方向uと
直交する方向に沿って所定間隔で多数が各々横列に配設
されると共に、各パンチは互い違いに配置されている。
そして、被加工板Pの全面に均一に穿孔を行う中パン
チ28は小径のパンチ径を有し、前パンチ29および後パン
チ29は中パンチ28に比べ2倍程度の直径を有するパンチ
径となっている。
チ28は小径のパンチ径を有し、前パンチ29および後パン
チ29は中パンチ28に比べ2倍程度の直径を有するパンチ
径となっている。
これら各パンチ孔30,31,32の上端部には、パンチ27,2
8,29の頭部27a,28a,29aが嵌め込まれる広孔30a,31a,32a
が形成されており、広孔30a,31a,32aにパンチ頭部27a,2
8a,29aが嵌入されると、各頭部27a,28a,29aの頂面とパ
ンホルダ22の上面(ホルダ面22a)とが略同一面とな
る。
8,29の頭部27a,28a,29aが嵌め込まれる広孔30a,31a,32a
が形成されており、広孔30a,31a,32aにパンチ頭部27a,2
8a,29aが嵌入されると、各頭部27a,28a,29aの頂面とパ
ンホルダ22の上面(ホルダ面22a)とが略同一面とな
る。
また各パンチ孔30,31,32の直下のダイ18にもパンチ2
7,28,29の先端が挿入されると共にパンチ屑が落下する
通孔33,34,35が下型の各部材を貫いて穿設されている。
7,28,29の先端が挿入されると共にパンチ屑が落下する
通孔33,34,35が下型の各部材を貫いて穿設されている。
上記のシリンダホルダ24には、パンチホルダ22の上面
を進退可能に摺動させて前パンチ27および後パンチ29を
操作する複数の加圧ヘッド36,37をそれぞれ個々に駆動
する加圧ヘッド駆動装置9が取り付けられている。
を進退可能に摺動させて前パンチ27および後パンチ29を
操作する複数の加圧ヘッド36,37をそれぞれ個々に駆動
する加圧ヘッド駆動装置9が取り付けられている。
この加圧ヘッド駆動装置9は、例えば空気圧や油圧に
よる流体圧シリンダ又は電磁シリンダ等のシリンダ9A,9
Bからなり、これらシリンダ9A,9Bがシリンダホルダ24の
前後の端面にそれぞれ取り付けられている。
よる流体圧シリンダ又は電磁シリンダ等のシリンダ9A,9
Bからなり、これらシリンダ9A,9Bがシリンダホルダ24の
前後の端面にそれぞれ取り付けられている。
各シリンダ9A,9Bから延びるピストンロッド38,39の先
端部には、連結ロッド40,41を介して加圧ヘッド36,37が
それぞれ取り付けられており、シリンダ9A,9Bの伸縮駆
動によって加圧ヘッド36,37がシリンダホルダ24に設け
られた移動孔42,43内を前後方向にそれぞれ摺動される
ようにしている。
端部には、連結ロッド40,41を介して加圧ヘッド36,37が
それぞれ取り付けられており、シリンダ9A,9Bの伸縮駆
動によって加圧ヘッド36,37がシリンダホルダ24に設け
られた移動孔42,43内を前後方向にそれぞれ摺動される
ようにしている。
加圧べッド36,37は、基部側のヘッド面36a,37aがパン
チ頭部27a,29aの頂面にそれぞれ当接できるようにパン
チホルダ面22aに接しており、先端側の段部36b,37bの下
面とパンチホルダ面22aと間には間隙が形成され、パン
チ頭部27a,29aの頂面とそれぞれ当接しないようになっ
ている。
チ頭部27a,29aの頂面にそれぞれ当接できるようにパン
チホルダ面22aに接しており、先端側の段部36b,37bの下
面とパンチホルダ面22aと間には間隙が形成され、パン
チ頭部27a,29aの頂面とそれぞれ当接しないようになっ
ている。
この実施例のシリンダ9A,9Bでは、流路44A,45A側から
作動空気圧が加えられると、ピストンロッド38,39が伸
長して前進された加圧ヘッド36,37のヘッド面36a,37a
が、パンチ頭部27a,29a上にそれぞれ位置するようにな
り、上盤板26が加圧装置13によって上方から加圧される
ときに加圧ヘッド36,37によってパンチ27,29が押圧さ
れ、被加工板Pが穿孔される。
作動空気圧が加えられると、ピストンロッド38,39が伸
長して前進された加圧ヘッド36,37のヘッド面36a,37a
が、パンチ頭部27a,29a上にそれぞれ位置するようにな
り、上盤板26が加圧装置13によって上方から加圧される
ときに加圧ヘッド36,37によってパンチ27,29が押圧さ
れ、被加工板Pが穿孔される。
流路44B,45B側から作動空気圧がシリンダ9A,9Bに加え
られると、ピストンロッド38,39が縮短して後退された
加圧ヘッド36,37の段部36b,37bがパンチ頭部27a,29a上
に位置するようになり、上盤板26が加圧されてもパンチ
27,29は押圧されず、被加工板Pは穿孔されない。
られると、ピストンロッド38,39が縮短して後退された
加圧ヘッド36,37の段部36b,37bがパンチ頭部27a,29a上
に位置するようになり、上盤板26が加圧されてもパンチ
27,29は押圧されず、被加工板Pは穿孔されない。
中パンチ28のパンチ頭部28aは常時シリンダホルダ24
の下面に当接しており、上盤板26が加圧されるごとにパ
ンチ頭部28aが押圧されて中パンチ28が被加工板Pを穿
孔する。
の下面に当接しており、上盤板26が加圧されるごとにパ
ンチ頭部28aが押圧されて中パンチ28が被加工板Pを穿
孔する。
ダイ18上の送り空間20に配される被加工板Pは、プレ
スラム13の上下動に同期して送り装置12により1穿孔動
作毎に間欠的に送られる。
スラム13の上下動に同期して送り装置12により1穿孔動
作毎に間欠的に送られる。
第4図において、T1は被加工板Pのピッチ、T2は前後
パンチ間隔、T3はパンチピッチ、Nはパンチ数、Cは被
加工板Pを1穿孔動作毎に送るときの送りカウンタの計
数を各々示す。
パンチ間隔、T3はパンチピッチ、Nはパンチ数、Cは被
加工板Pを1穿孔動作毎に送るときの送りカウンタの計
数を各々示す。
次に、上記の構成によるパンチング板打抜き加工装置
の動作を第5図(a),(b)のフローチャートを参照
して説明する。
の動作を第5図(a),(b)のフローチャートを参照
して説明する。
まず第5図(a)のように、予め作図された任意なデ
ザインによる元図をイメージスキャナ装置1で読み取っ
て二値化されたイメージデータを作る(ステップS1)。
ザインによる元図をイメージスキャナ装置1で読み取っ
て二値化されたイメージデータを作る(ステップS1)。
このイメージデータは、CPU2に取り込まれてRAM3に格
納される(ステップS2)。
納される(ステップS2)。
またこのイメージデータは、外部記憶装置7のフロッ
ピディスクにも記憶され(ステップS3)、必要に応じて
呼び出して使用する。
ピディスクにも記憶され(ステップS3)、必要に応じて
呼び出して使用する。
RAM3内のイメージデータは、モニター装置4の画面上
に映し出され、この画面を見ながらキーボード5やカー
ソル制御装置(マウス)6を使って編集を行って加工パ
ターンの原図となるイメージデータを作成する。
に映し出され、この画面を見ながらキーボード5やカー
ソル制御装置(マウス)6を使って編集を行って加工パ
ターンの原図となるイメージデータを作成する。
このイメージデータの編集にあたっては、移動、複
写、回転、反転、拡大、縮小、削除の操作が行われる
(ステップS4)。
写、回転、反転、拡大、縮小、削除の操作が行われる
(ステップS4)。
続いて、編集後のイメージデータに対して孔パターン
を配置してゆき、穿孔パターンに対応する加工データの
作成が、孔追加、孔削除、場合によってはポジ・ネガ反
転操作によって行われる(ステップS5)。
を配置してゆき、穿孔パターンに対応する加工データの
作成が、孔追加、孔削除、場合によってはポジ・ネガ反
転操作によって行われる(ステップS5)。
なお、この加工データの作成にあたっては、前後のパ
ンチ間隔T2、パンチ数N、パンチピッチT3、被加工板P
の送りピッチT1、パンチ径等の加工条件が設定されると
共に、予め登録されている所望な孔パターンを適宜呼び
出して使用される。
ンチ間隔T2、パンチ数N、パンチピッチT3、被加工板P
の送りピッチT1、パンチ径等の加工条件が設定されると
共に、予め登録されている所望な孔パターンを適宜呼び
出して使用される。
第6図は加工データを作成する上での孔追加の操作を
説明する図であり、第7図は孔削除の操作を説明する図
で(a)は1孔削除の例を(b)は範囲削除の例を示す
ものである。
説明する図であり、第7図は孔削除の操作を説明する図
で(a)は1孔削除の例を(b)は範囲削除の例を示す
ものである。
第8図はポジ・ネガ反転操作の例であり、(a)はレ
イアウト画面4a上に置けるポジティブな穿孔パターンを
(b)はネガティブな穿孔パターンを示す。
イアウト画面4a上に置けるポジティブな穿孔パターンを
(b)はネガティブな穿孔パターンを示す。
第9図(a)乃至(d)は孔パターンの登録例であ
る。尚、各図におけるhは穿孔対応位置を示す。
る。尚、各図におけるhは穿孔対応位置を示す。
このようにして作成された加工データは、各々識別番
号を付して登録された後にフロッピディスクに保存し
(ステップS6)、必要に応じて呼び出して使用されると
共に、必要に応じてプリンタ8でハードコピーされる
(ステップS7)。
号を付して登録された後にフロッピディスクに保存し
(ステップS6)、必要に応じて呼び出して使用されると
共に、必要に応じてプリンタ8でハードコピーされる
(ステップS7)。
このようにして作成した加工データに基づいて、第5
図(b)のようにステップS8において被加工板Pを穿孔
し、パンチング板を作製する。
図(b)のようにステップS8において被加工板Pを穿孔
し、パンチング板を作製する。
まず、加工条件に適合するパンチを加圧装置に装着す
ると共に、送り空間20に被加工板Pが供給されるように
配置する(ステップS8a)。
ると共に、送り空間20に被加工板Pが供給されるように
配置する(ステップS8a)。
次に、フロッピディスクから登録されている所望の加
工データを呼び出し(ステップS8b)、キーボード5か
ら穿孔を開始するコマンドを入力する(ステップS8c)
と、CPU2はRAM3に取り込んだ二値化された加工データに
基づいて、加圧ヘッド制御回路10に加工制御信号を出力
する(ステップS8d)。
工データを呼び出し(ステップS8b)、キーボード5か
ら穿孔を開始するコマンドを入力する(ステップS8c)
と、CPU2はRAM3に取り込んだ二値化された加工データに
基づいて、加圧ヘッド制御回路10に加工制御信号を出力
する(ステップS8d)。
加圧ヘッド制御回路10は、入力される加工制御信号に
基づいて穿孔パターンに対応するパンチングを行うよう
に、加圧ヘッド駆動装置9の各シリンダ9A,9Bの制御弁
に駆動信号を出力する。これにより穿孔該当位置のシリ
ンダ9A,9Bが駆動されて加圧ヘッド36,37は前進又は後退
のいずれかの摺動をする(ステップS8e)。
基づいて穿孔パターンに対応するパンチングを行うよう
に、加圧ヘッド駆動装置9の各シリンダ9A,9Bの制御弁
に駆動信号を出力する。これにより穿孔該当位置のシリ
ンダ9A,9Bが駆動されて加圧ヘッド36,37は前進又は後退
のいずれかの摺動をする(ステップS8e)。
その後上盤板26が加圧されることで(ステップS8
f)、被加工板Pに対して前パンチ27または後パンチ29
による穿孔が行われる。
f)、被加工板Pに対して前パンチ27または後パンチ29
による穿孔が行われる。
このとき中パンチ28は上盤板26が加圧されるごとに被
加工板Pに穿孔を行う(ステップS8g)。
加工板Pに穿孔を行う(ステップS8g)。
1回の穿孔が完了されると、送り装置12によって被加
工板Pが1送りピッチT1分送られ(ステップS8h)、送
りカウンタが歩進された後に(ステップS8i)、上述し
た同様の動作で被加工板Pに穿孔が行われる。送りカウ
ンタの計数値が最終値となるまで(ステップS8j)、こ
の動作が繰り返される。
工板Pが1送りピッチT1分送られ(ステップS8h)、送
りカウンタが歩進された後に(ステップS8i)、上述し
た同様の動作で被加工板Pに穿孔が行われる。送りカウ
ンタの計数値が最終値となるまで(ステップS8j)、こ
の動作が繰り返される。
これにより被加工板Pに穿孔パターンに対応する孔H
が打ち抜かれてパンチング板が作製される。
が打ち抜かれてパンチング板が作製される。
尚、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、要旨の範囲内において各種の変形を採り得るもので
ある。
く、要旨の範囲内において各種の変形を採り得るもので
ある。
例えば、実施例では直進往復運動するシリンダを加圧
ヘッド駆動手段として前後にヘッド面と段部とが形成さ
れた加圧ヘッドを使用したが、この加圧ヘッド駆動手段
に揺動回転する揺動アクチュエータを用い、その先端に
は周面を凹凸にしてヘッド面と段部とが形成される加圧
ヘッドを使用するようにしても良い。
ヘッド駆動手段として前後にヘッド面と段部とが形成さ
れた加圧ヘッドを使用したが、この加圧ヘッド駆動手段
に揺動回転する揺動アクチュエータを用い、その先端に
は周面を凹凸にしてヘッド面と段部とが形成される加圧
ヘッドを使用するようにしても良い。
(発明の効果) 以上に説明して実施例でも明らかなように、本発明の
パンチング板打抜き加工装置によるれば次のような効果
を期待することができる。
パンチング板打抜き加工装置によるれば次のような効果
を期待することができる。
先ず本発明の請求項1では、元図から読み取ったイメ
ージデータに基づいて作製された加工パターンデータに
孔パターンデータを配置して割り付け、さらに被加工板
の送りピッチやパンチの配列などの加工条件を設定しな
がら加工データを作成するようにしている。
ージデータに基づいて作製された加工パターンデータに
孔パターンデータを配置して割り付け、さらに被加工板
の送りピッチやパンチの配列などの加工条件を設定しな
がら加工データを作成するようにしている。
この孔パターンデータは予め登録されている各種の孔
パターンデータの中から任意に選定されるので、孔径や
ピッチの設定も容易に行うことができると共に、複数の
孔で形成された孔パターンを一括して割り付けして割り
付けられた孔の削除や移動などによる編集作業をディス
プレイ上で行うことができるので、複雑な絵柄模様の穿
孔パターンでも容易に作成することができる。
パターンデータの中から任意に選定されるので、孔径や
ピッチの設定も容易に行うことができると共に、複数の
孔で形成された孔パターンを一括して割り付けして割り
付けられた孔の削除や移動などによる編集作業をディス
プレイ上で行うことができるので、複雑な絵柄模様の穿
孔パターンでも容易に作成することができる。
また、作成された加工データは保存しておいて必要な
らば再度の編集を加えて使用することができ、使用の際
には穿孔パターンに対応する二値化された加工データに
基づいて打抜きパンチを個々に制御して被加工板に対す
る穿孔が行われるので、従来の回転加圧ロールを用いる
場合に比べて新規の穿孔パターンによるものでも短時間
にパンチング板の作成が行えると共に、円形、曲線、字
模様、絵柄模様の打ち抜きを自在に行うことができる。
らば再度の編集を加えて使用することができ、使用の際
には穿孔パターンに対応する二値化された加工データに
基づいて打抜きパンチを個々に制御して被加工板に対す
る穿孔が行われるので、従来の回転加圧ロールを用いる
場合に比べて新規の穿孔パターンによるものでも短時間
にパンチング板の作成が行えると共に、円形、曲線、字
模様、絵柄模様の打ち抜きを自在に行うことができる。
さらに本発明の請求項2では、特にパンチングプレス
装置装置における打抜きパンチは被加工板の送り方向と
直交して前後平行状に配列された前パンチ群および後パ
ンチ群の各パンチで構成され、この前パンチ群と後パン
チ群は被加工板の送りピッチより広い間隔で配置すると
共に、当接前パンチ群の各パンチに対して後パンチ群の
各パンチを送り方向と直交する方向へずせらた状態にし
て配設した。
装置装置における打抜きパンチは被加工板の送り方向と
直交して前後平行状に配列された前パンチ群および後パ
ンチ群の各パンチで構成され、この前パンチ群と後パン
チ群は被加工板の送りピッチより広い間隔で配置すると
共に、当接前パンチ群の各パンチに対して後パンチ群の
各パンチを送り方向と直交する方向へずせらた状態にし
て配設した。
これにより、前パンチで打ち抜かれた孔と後パンチで
打ち抜かれた孔はジグザグ状に配列されるので、被加工
板に対して前パンチまたは後パンチの配列ピッチより狭
い間隔で穿孔することも可能になり、複雑な穿孔パター
ンでも解像度を良く表現することができる。
打ち抜かれた孔はジグザグ状に配列されるので、被加工
板に対して前パンチまたは後パンチの配列ピッチより狭
い間隔で穿孔することも可能になり、複雑な穿孔パター
ンでも解像度を良く表現することができる。
また前パンチと後パンチを同時に作動させて打ち抜く
と、同じ孔数が短時間で打ち抜きされるので被加工板の
送り速度を早くして作業能率を向上させることができる
と共に、被加工板に対して打ち抜き時に加わる加重が均
等化されて当該被加工板の変形が少なくなる。
と、同じ孔数が短時間で打ち抜きされるので被加工板の
送り速度を早くして作業能率を向上させることができる
と共に、被加工板に対して打ち抜き時に加わる加重が均
等化されて当該被加工板の変形が少なくなる。
第1図は本発明によるパンチング板打抜き加工装置の一
実施例を示すブロック図、第2図は第1図のパンチング
板打抜き加工装置のパンチング機構部を示す断面図、第
3図に打抜きパンチの配置を示す説明図、第4図は打抜
きパンチによる穿孔例を示す説明図、第5図(a),
(b)はこのパンチング板打抜き加工装置の動作を説明
するためのフローチャート、第6図は加工データを作成
する上での追加の操作を説明するための説明図、第7図
は加工データを作成する上での削除の操作を説明するた
めの説明図、第8図は加工データを作成する上でのポジ
・ネガ反転操作を説明するための図、第9図は登録され
ている孔パターンの例を示す図である。 〔符号の説明〕 1……イメージスキャナ装置、2……CPU 3……RAM、4……モニタ装置 5……キーボード、6……カーソル制御装置 7……外部記憶装置、8……プリンタ 9……加圧ヘッド駆動装置、9A,9B……シリンダ 10……加圧ヘッド制御回路、11……送り装置制御回路 12……送り装置、13……プレスラム加圧装置 14……ROM、15……ベッド 16……下盤板、17,25……スペーサ 18……ダイ、19……ストリッパープレート 20……送り空間、21……ガイドピン 22……パンチホルダ、23A……連結用ボルト 23B……ノックアウトスプリング、24……シリンダホル
ダ 26……上盤板、27……前パンチ 28……中パンチ、29……後パンチ 27a,28a,29a……パンチ頭部、30,31,32……パンチ孔 33,34,35……通孔、36,37……加圧ヘッド 36a,37a……ヘッド面、36b,37b……段部 38,39……ピストンロッド、40,41……連結ロッド 42,43……移動孔、44A,44B,45A,44B……流路
実施例を示すブロック図、第2図は第1図のパンチング
板打抜き加工装置のパンチング機構部を示す断面図、第
3図に打抜きパンチの配置を示す説明図、第4図は打抜
きパンチによる穿孔例を示す説明図、第5図(a),
(b)はこのパンチング板打抜き加工装置の動作を説明
するためのフローチャート、第6図は加工データを作成
する上での追加の操作を説明するための説明図、第7図
は加工データを作成する上での削除の操作を説明するた
めの説明図、第8図は加工データを作成する上でのポジ
・ネガ反転操作を説明するための図、第9図は登録され
ている孔パターンの例を示す図である。 〔符号の説明〕 1……イメージスキャナ装置、2……CPU 3……RAM、4……モニタ装置 5……キーボード、6……カーソル制御装置 7……外部記憶装置、8……プリンタ 9……加圧ヘッド駆動装置、9A,9B……シリンダ 10……加圧ヘッド制御回路、11……送り装置制御回路 12……送り装置、13……プレスラム加圧装置 14……ROM、15……ベッド 16……下盤板、17,25……スペーサ 18……ダイ、19……ストリッパープレート 20……送り空間、21……ガイドピン 22……パンチホルダ、23A……連結用ボルト 23B……ノックアウトスプリング、24……シリンダホル
ダ 26……上盤板、27……前パンチ 28……中パンチ、29……後パンチ 27a,28a,29a……パンチ頭部、30,31,32……パンチ孔 33,34,35……通孔、36,37……加圧ヘッド 36a,37a……ヘッド面、36b,37b……段部 38,39……ピストンロッド、40,41……連結ロッド 42,43……移動孔、44A,44B,45A,44B……流路
Claims (2)
- 【請求項1】二値化された加工データを作成して記憶す
ることが可能であると共に、この記憶された加工データ
に基づいて加工制御信号を出力することが可能な制御装
置と、この制御装置の加工制御信号によって選択的に駆
動制御される複数のパンチを備えたパンチングプレス装
置で構成され、上記制御装置は、元図を読み取ってイメ
ージデータを作成することが可能な元図読取り手段と、
このイメージデータに基づいて加工パターンデータを作
成することが可能な加工パターン作成手段と、予め各種
の孔の形状に関する孔パターンデータを登録しておくこ
とが可能な孔パターン記憶装置と、上記加工パターンデ
ータによってディスプレイ上に加工パターンを表示させ
ることが可能で、当該加工パターン上に上記孔パターン
記憶装置から呼び出した孔パターンデータを配置して割
り付けすることが可能であると共に、被加工板の送りピ
ッチやパンチの配列などの加工条件を設定して加工デー
タを編集することが可能な加工データ作成手段と、この
加工データを登録しておくことが可能な加工データ記憶
手段と、この登録された加工データを呼び出して二値化
された加工制御信号を上記パンチングプレス装置に出力
することが可能な出力制御手段とで構成したことを特徴
とするパンチング板打抜き加工装置。 - 【請求項2】上記パンチングプレス装置は、被加工板を
穿孔する複数の打抜きパンチが貫通状態で垂設保持され
るパンチホルダが下面側に装着され、上方からスライド
の押圧を受けて一体に降下動する上型と、この上型の下
方に配設されて上記パンチホルダから突設された打抜き
パンチの先端側が出没可能に挿通されると共に、上記ス
ライドの押圧が解除された時に打抜きパンチとパンチホ
ルダを含む上型全体を原位置に復帰させるパンチ復帰手
段が装着されたストリッパープレートと、ベット上に載
置されて打ち抜き時に上記打抜きパンチの先端側が挿入
される下型と、この下型と上記ストリッパープレート間
の通路に挿通される被加工板を当該被加工板の打ち抜き
動作と同期させて間欠的に送る送り手段とを備え、上記
打抜きパンチは頭部の頂面がパンチホルダの上面と略同
一面になる態様で当該パンチホルダ内へ上下動可能に装
着され、このパンチホルダ上には打抜きパンチの頭部を
上方から押圧するヘッド面と当該押圧を解除する段部と
を備えた加圧ヘッドが多数装備され、これらの各加圧ヘ
ッドには当該各加圧ヘッドをヘッド面または段部のいず
れか一方に切換え駆動させる加圧ヘッド駆動手段がそれ
ぞれ設けられ、上記打抜きパンチは被加工板の送り方向
と直交して前後平行状に配列された前パンチ群および後
パンチ群の各パンチで構成され、この前パンチ群と後パ
ンチ群は被加工板の送りピッチより広い間隔で配置する
と共に、当該前パンチ群の各パンチに対して後パンチ群
の各パンチを送り方向と直交する方向へずせらた状態に
して配設させた請求項1に記載したパンチング板打抜き
加工装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2302892A JPH0813387B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | パンチング板打抜き加工装置 |
US07/779,045 US5357446A (en) | 1990-11-08 | 1991-10-18 | Punching machining device for plates |
DE4135787A DE4135787A1 (de) | 1990-11-08 | 1991-10-30 | Stanzbearbeitungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2302892A JPH0813387B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | パンチング板打抜き加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178227A JPH04178227A (ja) | 1992-06-25 |
JPH0813387B2 true JPH0813387B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17914361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2302892A Expired - Lifetime JPH0813387B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | パンチング板打抜き加工装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5357446A (ja) |
JP (1) | JPH0813387B2 (ja) |
DE (1) | DE4135787A1 (ja) |
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DE202019001572U1 (de) | 2019-04-05 | 2019-06-03 | WISTA Werkzeugfertigungs-GmbH | Stanz-/Perforiermaschine und Bearbeitungsanlage mit einer derartigen Stanz-/Perforiermaschine |
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-
1990
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