JPH0813354B2 - 廃水処理施設 - Google Patents
廃水処理施設Info
- Publication number
- JPH0813354B2 JPH0813354B2 JP63318170A JP31817088A JPH0813354B2 JP H0813354 B2 JPH0813354 B2 JP H0813354B2 JP 63318170 A JP63318170 A JP 63318170A JP 31817088 A JP31817088 A JP 31817088A JP H0813354 B2 JPH0813354 B2 JP H0813354B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane module
- air
- wastewater treatment
- tank
- treatment facility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は廃水処理施設に関するものである。
従来の技術 従来、廃水を処理する施設としては、第２図に示すよ
うなものがある。すなわち、廃水処理施設は、微生物処
理装置21と、第１沈澱池22と、急速攪拌部23および緩速
攪拌部24を有する攪拌槽25と、第２沈澱池26とから構成
されている。この構成において、微生物処理装置21に入
った廃水は微生物処理が成された後、第１沈澱池22で沈
澱されたその上澄み液が攪拌槽25に入る。この攪拌槽22
の急速攪拌部23では凝集剤が添加されて凝集が行なわれ
た後、緩速攪拌部24ではフロックの成長が行なわれる。
この後、第２沈澱池26に送られ、そして上澄液が取出さ
れる。なお、第１沈澱池22の底部からは活性汚泥27が曝
気槽21に返される。
うなものがある。すなわち、廃水処理施設は、微生物処
理装置21と、第１沈澱池22と、急速攪拌部23および緩速
攪拌部24を有する攪拌槽25と、第２沈澱池26とから構成
されている。この構成において、微生物処理装置21に入
った廃水は微生物処理が成された後、第１沈澱池22で沈
澱されたその上澄み液が攪拌槽25に入る。この攪拌槽22
の急速攪拌部23では凝集剤が添加されて凝集が行なわれ
た後、緩速攪拌部24ではフロックの成長が行なわれる。
この後、第２沈澱池26に送られ、そして上澄液が取出さ
れる。なお、第１沈澱池22の底部からは活性汚泥27が曝
気槽21に返される。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成によると、微生物処理装置21および攪
拌槽25とは別個にそれぞれ沈澱池22,26を必要とし、ま
た攪拌槽25では急速用および緩速用の２種類の攪拌部す
なわち攪拌機を必要とする。さらに微生物処理装置21お
よび攪拌槽25の後に各々沈澱池を設けるにもかかわらず
この沈澱池では水中の懸濁物質を100％近くまで分離す
ることは困難である等の課題があった。
拌槽25とは別個にそれぞれ沈澱池22,26を必要とし、ま
た攪拌槽25では急速用および緩速用の２種類の攪拌部す
なわち攪拌機を必要とする。さらに微生物処理装置21お
よび攪拌槽25の後に各々沈澱池を設けるにもかかわらず
この沈澱池では水中の懸濁物質を100％近くまで分離す
ることは困難である等の課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し得る廃水処理施設
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の廃水処理施設は、
微生物処理装置と凝集分離装置とを有する廃水処理施設
であって、上記微生物処理装置および凝集分離装置のそ
れぞれ装置本体と、この装置本体内に配置されたろ過用
膜モジュールと、この膜モジュールの下方に配置された
散気管とから構成し、かつ上記各膜モジュールからろ過
液取出し用のポンプおよび各散気管に空気供給用の送風
機を設けたものである。
微生物処理装置と凝集分離装置とを有する廃水処理施設
であって、上記微生物処理装置および凝集分離装置のそ
れぞれ装置本体と、この装置本体内に配置されたろ過用
膜モジュールと、この膜モジュールの下方に配置された
散気管とから構成し、かつ上記各膜モジュールからろ過
液取出し用のポンプおよび各散気管に空気供給用の送風
機を設けたものである。
作用 上記構成によると、微生物処理装置内では微生物分解
と微生物および懸濁物質の分離が同時に行なわれ、また
凝集分離装置では懸濁物質の凝集と分離が同時に行なわ
れる。
と微生物および懸濁物質の分離が同時に行なわれ、また
凝集分離装置では懸濁物質の凝集と分離が同時に行なわ
れる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図に基づき説明する。
第１図において、１は微生物処理装置で、装置本体２
と、装置本体２内の上部に配置された外圧型第１膜モジ
ュール３と、この第１膜モジュール３の下方に配置され
た第１散気管４とから構成されている。５は凝集分離装
置で、微生物処理装置１と同様に、装置本体６と、装置
本体６内の上部に配置された外圧型第２膜モジュール７
と、この第２膜モジュール７の下方に配置された第２散
気管８とから構成されている。また、９は途中にポンプ
10を有して第１膜モジュール３からのろ過液を凝集分離
装置５の本体６内に供給する供給管、11は同じく途中に
ポンプ12を有して第２膜モジュール７からのろ過液を取
出すための取出し管、13および14は各散気管4,8に空気
を供給するための送風機である。
と、装置本体２内の上部に配置された外圧型第１膜モジ
ュール３と、この第１膜モジュール３の下方に配置され
た第１散気管４とから構成されている。５は凝集分離装
置で、微生物処理装置１と同様に、装置本体６と、装置
本体６内の上部に配置された外圧型第２膜モジュール７
と、この第２膜モジュール７の下方に配置された第２散
気管８とから構成されている。また、９は途中にポンプ
10を有して第１膜モジュール３からのろ過液を凝集分離
装置５の本体６内に供給する供給管、11は同じく途中に
ポンプ12を有して第２膜モジュール７からのろ過液を取
出すための取出し管、13および14は各散気管4,8に空気
を供給するための送風機である。
上記構成において、微生物処理装置１内に投入された
廃水（原水）Ａは、第１散気管４からの供給空気（酸
素）により微生物処理された後、第１膜モジュール３で
ろ過されてポンプ10を介して凝集分離装置５に送られ
る。一方、微生物処理装置１内で第１膜モジュール３を
通過しなかった微生物および懸濁物質の一部（増加分）
は装置本体２の底部から取出される。そして、凝集分離
装置５の装置本体６内に供給されたろ過水は、凝集剤Ｂ
を添加されかつ第２散気管８からの空気により、攪拌混
合された後、第２膜モジュール７よりろ過液として取出
される。ここで生じた懸濁物質の余剰分は装置本体６の
底部から引出される。
廃水（原水）Ａは、第１散気管４からの供給空気（酸
素）により微生物処理された後、第１膜モジュール３で
ろ過されてポンプ10を介して凝集分離装置５に送られ
る。一方、微生物処理装置１内で第１膜モジュール３を
通過しなかった微生物および懸濁物質の一部（増加分）
は装置本体２の底部から取出される。そして、凝集分離
装置５の装置本体６内に供給されたろ過水は、凝集剤Ｂ
を添加されかつ第２散気管８からの空気により、攪拌混
合された後、第２膜モジュール７よりろ過液として取出
される。ここで生じた懸濁物質の余剰分は装置本体６の
底部から引出される。
発明の効果 上記本発明の構成によると、微生物処理装置および凝
集分離装置のそれぞれの装置本体内に、膜モジュール
と、散気管とを配置したので、微生物処理装置の曝気槽
だけで微生物処理および微生物の分離、また凝集分離装
置だけで凝集作用と分離作用ができ、従来のように各槽
の他に各沈澱池を設ける必要がなく、さらに水中の懸濁
物質の凝集とフロック形成のための急速攪拌機と緩速撹
拌機の２つの機器を必要とせず、全体として非常にコン
パクトかつコストダウンを図ることができる。しかも、
凝集分離装置においては、供給された凝集剤はほとんど
槽本体内に残留するため、ランニングコストの節約を図
ることが出来る。
集分離装置のそれぞれの装置本体内に、膜モジュール
と、散気管とを配置したので、微生物処理装置の曝気槽
だけで微生物処理および微生物の分離、また凝集分離装
置だけで凝集作用と分離作用ができ、従来のように各槽
の他に各沈澱池を設ける必要がなく、さらに水中の懸濁
物質の凝集とフロック形成のための急速攪拌機と緩速撹
拌機の２つの機器を必要とせず、全体として非常にコン
パクトかつコストダウンを図ることができる。しかも、
凝集分離装置においては、供給された凝集剤はほとんど
槽本体内に残留するため、ランニングコストの節約を図
ることが出来る。
第１図は本発明の一実施例における廃水処理設備の概略
構成図、第２図は従来例における廃水処理施設の概略構
成図である。 １……微生物処理装置、２……槽本体、３……第１膜モ
ジュール、４……第１散気管、５……凝集分離装置、６
……装置本体、７……第２膜モジュール、８……第２散
気管。
構成図、第２図は従来例における廃水処理施設の概略構
成図である。 １……微生物処理装置、２……槽本体、３……第１膜モ
ジュール、４……第１散気管、５……凝集分離装置、６
……装置本体、７……第２膜モジュール、８……第２散
気管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 恭典 大阪府大阪市浪速区敷津東１丁目２番47号 久保田鉄工株式会社内 (72)発明者 徳島 幹治 大阪府大阪市浪速区敷津東１丁目２番47号 久保田鉄工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−274799（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−129094（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−120694（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−221493（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】微生物処理装置と化学薬品による凝集分離
装置とを有する廃水処理施設であって、上記微生物処理
装置および凝集分離装置をそれぞれの槽本体と、この槽
本体内に配置されたろ過用膜モジュールと、この膜モジ
ュールの下方に配置された散気管とから構成し、かつ上
記各膜モジュールからろ過取出し用のポンプおよび各散
気管に空気供給用の送風機を設けたことを特徴とする廃
水処理施設。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63318170A JPH0813354B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 廃水処理施設 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63318170A JPH0813354B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 廃水処理施設 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02164491A JPH02164491A (ja) | 1990-06-25 |
| JPH0813354B2 true JPH0813354B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=18096255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63318170A Expired - Lifetime JPH0813354B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 廃水処理施設 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2525701B2 (ja) * | 1991-12-04 | 1996-08-21 | 株式会社荏原製作所 | 膜濾過装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61120694A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-07 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 有機性廃水の処理方法 |
| JPS61129094A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-17 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 膜処理装置 |
| JPS61274799A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-04 | Agency Of Ind Science & Technol | 廃水の処理装置 |
| JPH0683835B2 (ja) * | 1986-03-25 | 1994-10-26 | オルガノ株式会社 | メンブレンバイオリアクタ−の処理方法 |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP63318170A patent/JPH0813354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02164491A (ja) | 1990-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |