JPH08133454A - 物品供給装置 - Google Patents

物品供給装置

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JPH08133454A
JPH08133454A JP30295594A JP30295594A JPH08133454A JP H08133454 A JPH08133454 A JP H08133454A JP 30295594 A JP30295594 A JP 30295594A JP 30295594 A JP30295594 A JP 30295594A JP H08133454 A JPH08133454 A JP H08133454A
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JP
Japan
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conveyor
article
persimmons
aligning
feeding
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Application number
JP30295594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ishii
徹 石井
Takamichi Shimomura
孝道 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Ishii Corp
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Ishii Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd, Ishii Corp filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP30295594A priority Critical patent/JPH08133454A/ja
Publication of JPH08133454A publication Critical patent/JPH08133454A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】選別用コンベアの各物品載置部に対して物品の
載置姿勢を変位させずに移載することのできる物品供給
装置を提供する。 【構成】荷受けされる多数個の各柿を蔕部が下向きとな
る姿勢に表裏反転して整列用コンベア上に順次載置し、
整列用コンベア上に載置された各柿を傾斜側に幅寄せす
ると共に、同側に軸架したスクリューコンベアの送り溝
に各柿の側部周面を係合して適宜前後間隔に離間し、同
側に整列された各柿の上部周面を押え用コンベアで押下
した状態のまま搬送するので、各選別用コンベアの各載
置カップに対して蔕部が下向きとなる姿勢に各柿を保持
した状態のまま1個ずつ適確に移載することができ、各
柿の選別作業が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、柿、トマ
ト、ミカン等の物品を等階級別に選別する作業に用いら
れる物品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような楕円形状を有する
多数個の各柿を等階級別に選別する場合、例えば、生産
者側から持ち込まれる多数個の各柿を荷受け用コンベア
に載置し、同荷受け用コンベアにより搬送される各柿を
蔕部が下向きとなる姿勢に表裏反転して整列用コンベア
の各鼓形ローラ間に1個ずつ載置する。同時に、整列用
コンベアの各鼓形ローラと、選別用コンベアの各載置カ
ップとを送り方向に対して同期回転させ、整列用コンベ
アの各鼓形ローラ間に載置された各柿を選別用コンベア
の各載置カップに対して1個ずつ移載すると共に、同各
載置カップに載置された各柿の形状及び色相を撮像用カ
メラにより撮像して、その撮像した画像データに基づい
て各柿を等階級別に選別する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した各柿
を重量選別するときには、各柿の載置姿勢を規制する必
要がないが、従来方法のように撮像用カメラで撮像した
画像データに基づいて各柿を等階級別に選別する場合、
載置カップに載置された柿の蔕部が上を向いていると、
蔕部の形状及び色相により等階級が誤判定されてしまう
ため、柿本来の等階級を正確に判定することが難しく、
蔕部が下向きとなる姿勢に各柿を載置しなければならな
い。
【0004】また、整列用コンベアの各鼓形ローラ間に
載置された各柿を選別用コンベアの各載置カップに移載
するとき、各コンベア間の落差が大きく、各柿が上下及
び左右に変位するため、選別用コンベアの各載置カップ
に対して各柿を撮像に適した載置姿勢のまま移載するこ
とが困難である。且つ、各鼓形ローラとの回転接触によ
り各柿の表面に傷が付くことがあり、商品価値が損なわ
れるという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、整列用コンベ
アの傾斜側に幅寄せした各物品を離間用コンベアにより
適宜間隔に離間し、同各物品の上部周面を押え用コンベ
アで押下した状態のまま搬送することにより、物品の載
置姿勢を変位させることなく、選別用コンベアの各物品
載置部に対して各物品を適宜姿勢に整列して移載するこ
とができる物品供給装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記整列用コンベアの搬送面を送り方向に対して一側縁
部が低く、他側縁部が高くなる角度に斜設すると共に、
上記整列用コンベアの傾斜側搬送面に近接して、該整列
用コンベアの傾斜側に整列された各物品を上記選別用コ
ンベアの各物品載置部と対応する間隔に離間して搬送す
る物品離間コンベアを架設した物品供給装置であること
を特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記物品離間コンベアを、上記整列用
コンベアの傾斜側搬送面に近接してスクリューコンベア
を送り方向に軸架し、上記スクリューコンベアの外周面
に物品の側部周面と係合する送り溝を螺旋方向に刻設す
ると共に、該送り溝の送り間隔を上記選別用コンベアの
各物品載置部と対応する間隔に設定して構成した物品供
給装置であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記物品離間コンベアを、上記整列用
コンベアの傾斜側搬送面に近接して凹凸型コンベアを送
り方向に架設し、上記凹凸型コンベアの搬送面全長に物
品の側部周面に係止される多数の各整列突起を形成する
と共に、該各整列突起の送り間隔を上記選別用コンベア
の各物品載置部と対応する間隔に設定して構成した物品
供給装置であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は請求項3記載の構成と併せて、上記整列用コンベア
の送り速度を上記物品離間コンベアの送り速度よりも低
速に設定した物品供給装置であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1,2
又は請求項3記載の構成と併せて、上記整列用コンベア
の傾斜側に整列される物品及び上記選別用コンベアの各
物品載置部に移載される物品と対向する上方位置に、該
物品の上部周面を押下して搬送する押え用コンベアを送
り方向に架設した物品供給装置であることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の物品供給装置は、整列用コンベ
ア上に載置された各物品を傾斜側に幅寄せすると共に、
同側に幅寄せされる各物品を物品離間コンベアにより選
別用コンベアの各物品載置部と対応する送り間隔に離間
して搬送することで、各物品の載置姿勢を変位させるこ
となく、選別用コンベアの各物品載置部に対して多数の
各物品を適宜姿勢に整列した状態のまま移載する。
【0012】請求項2記載の物品供給装置は、上記請求
項1記載の作用と併せて、整列用コンベアの傾斜側に幅
寄せされる各物品をスクリューコンベアの送り溝に1個
ずつ係合させ、選別用コンベアの各物品載置部と対応す
る送り間隔に各物品を離間して搬送することで、選別用
コンベアの各物品載置部に対して多数の各物品を適宜姿
勢に整列した状態のまま移載する。
【0013】請求項3記載の物品供給装置は、上記請求
項1記載の作用と併せて、整列用コンベアの傾斜側に幅
寄せされる各物品を凹凸型コンベアの各整列突起間に1
個ずつ係止させ、選別用コンベアの各物品載置部と対応
する送り間隔に各物品を離間して搬送することで、選別
用コンベアの各物品載置部に対して多数の各物品を適宜
姿勢に整列した状態のまま移載する。
【0014】請求項4記載の物品供給装置は、上記請求
項1,2又は請求項3記載の作用と併せて、物品離間コ
ンベアよりも整列用コンベアの送り速度を遅くすること
で、物品離間コンベアと整列用コンベアとの速度差によ
り、整列用コンベアの傾斜側に整列された各物品が物品
離間コンベアにより適宜間隔に離間され、選別用コンベ
アの各物品載置部に対して各物品を適確に移載する。
【0015】請求項5記載の物品供給装置は、上記請求
項1,2又は請求項3記載の作用と併せて、整列用コン
ベアの傾斜側に整列された各物品の上部周面に押え用コ
ンベアを面接触させ、各物品の上部周面を押え用コンベ
アで押下した状態のまま選別用コンベアの各物品載置部
に順次移載することで、選別用コンベアの各物品載置部
に移載するときに各物品が変位するのを防止でき、選別
用コンベアの各物品載置部に対して各物品を適宜姿勢に
整列した状態のまま順次移載する。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、整列用コンベア上に
載置された各物品を傾斜側に幅寄せしながら、同側に架
設した物品離間コンベアにより各物品を適宜間隔に離間
して搬送することで、各物品の載置姿勢を変位させるこ
となく、選別用コンベアの各物品載置部に対して多数の
各物品を適宜姿勢に整列した状態のまま適確に移載する
ことができる。
【0017】しかも、整列用コンベアの傾斜側に整列さ
れた各物品の上部周面を押え用コンベアで押下した状態
のまま搬送することで、移載時に於いて各物品が上下及
び左右に変位するのを防止でき、移載時の落差を小さく
して、物品の商品価値が損なわれるのを防止する。且
つ、各物品を適宜姿勢に整列した状態のまま搬送できる
ので、例えば、蔕部が下向きとなる姿勢に各柿を載置し
て搬送することで、撮像用カメラで撮像した画像データ
に基づいて各柿の等階級を正確に判定でき、選別作業が
容易に行える。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は物品の一例として多数個の各柿を選別用
コンベアの各載置カップに対して1個ずつ移載する作業
に用いられる物品供給装置を示し、図1及び図2に於い
て、この物品供給装置1は、生産者側から持ち込まれる
各運搬用コンテナK…を上下反転して、同各運搬用コン
テナK…に投入された多数個の各柿C…を荷受け用コン
ベア2に順次載置する。荷受け用コンベア2により搬送
される各柿C…を各反転用コンベア3…に順次移載し
て、人為的作業又は機械的作業により柿Cを蔕部Caが
下向きとなる姿勢に表裏反転する。各反転用コンベア3
…により搬送される各柿C…を振分け用コンベア4に順
次移載して各加速用コンベア5…と対応する位置に振分
け、各加速用コンベア5…に振分けられる各柿C…を加
速搬送して適宜前後間隔に分離する。各加速用コンベア
5…により搬送される各柿C…を各整列用コンベア6…
上に順次移載して一側部に幅寄せすると共に、各整列用
コンベア6…の側部に軸架した各スクリューコンベア7
…に各柿C…の側部周面を係合し、上部に架設した各押
え用コンベア8…を各柿C…の上部周面に面接触させて
搬送し、各選別用コンベア9…の各載置カップ10…に
対して蔕部Caが下向きとなる姿勢に各柿C…を保持し
た状態のまま順次移載して、後段側の選別工程(図示省
略)に搬送する。
【0019】上述の各反転用コンベア3…は、荷受け用
コンベア2の送り側終端部に近接して軸架したドラムロ
ール11と、振分け用コンベア4の送り側始端部に近接
して軸架したドラムロール12との間に送りベルト13
を張架している。つまり、始端側下部に配設した減速機
付き駆動モータ14の駆動力により、各スプロケット1
5,16及び駆動チェーン17を介して送りベルト13
を送り方向に回転させ、同送りベルト13上に載置され
た各柿C…を送り方向に搬送すると共に、反転用コンベ
ア3の側部位置に待機する作業者の手で蔕部Caが上を
向いた柿Cのみを手で保持し、蔕部Caが下向きとなる
姿勢に柿Cを表裏反転して載置する。或いは、既に出願
済みの振動発生装置や回転ブラシ等の反転手段により柿
Cを表裏反転するもよい。
【0020】前述の振分け用コンベア4は、反転用コン
ベア3の送り側終端部に近接して軸架したドラムロール
18と、加速用コンベア5の送り側始端部に近接して軸
架したドラムロール19との間に送りベルト20を張架
し、同送りベルト20の搬送面上に後述する各加速用コ
ンベア5…の搬送ラインに沿って多数枚の各ガイド板2
1…を千鳥状に配設している。つまり、始端側下部に配
設した減速機付き駆動モータ22の駆動力により、各ス
プロケット23,24及び駆動チェーン25を介して送
りベルト20を送り方向に回転させ、同送りベルト13
上に載置された各柿C…を送り方向に搬送すると共に、
同送りベルト13上に配設した各ガイド板20…により
各柿C…を送りガイドして、後述する各加速用コンベア
5…と対応する位置に整列させる。
【0021】前述の各加速用コンベア5…は、振分け用
コンベア4の送り側終端部に近接して軸架したドラムロ
ール26と、整列用コンベア6の送り側始端部に近接し
て軸架したドラムロール27との間に送りベルト28を
張架し、同送りベルト28の両側縁部に沿って各ガイド
板29…を送り方向に架設している。つまり、始端側下
部に配設した減速機付き駆動モータ30の駆動力によ
り、各スプロケット31,32及び駆動チェーン33を
介して、振分け用コンベア4の送り速度よりも送りベル
ト28を送り方向に速く回転させ、振分け用コンベア4
から各加速用コンベア5…に各柿C…を乗り移らせると
き加速して、各柿C…を送り方向に対して適宜前後間隔
に離間して搬送する。
【0022】前述の整列用コンベア6は、図3及び図4
にも示すように、加速用コンベア5の送り側終端部に近
接して軸架したドラムロール34と、選別用コンベア9
の送り側始端部に近接して軸架したドラムロール35と
の間に送りベルト36を張架し、同各ドラムロール3
4,35の間に軸架した各ガイドロール37…を適宜角
度に斜設して、送りベルト36の搬送面を送り方向に対
して左側縁部が低く、右側縁部が高くなる角度に傾斜す
ると共に、同送りベルト36の両側縁部に沿って各ガイ
ド板38…を送り方向に架設している。
【0023】且つ、整列用コンベア6の送り側終端部に
軸架したドラムロール35と、選別用コンベア9の送り
側始端部に軸架したスプロケット39との間に、各スプ
ロケット40,41を介して連動用チェーン42を張架
し、選別用コンベア9の始端側下部に配設した減速機付
き駆動モータ43の駆動力により、各スプロケット4
4,45及び駆動チェーン46を介して、選別用コンベ
ア9と同期して整列用コンベア6を送り方向に連動回転
させ、同整列用コンベア6により搬送される各柿C…を
選別用コンベア9の各載置カップ10…に対して順次移
載する。
【0024】前述のスクリューコンベア7は、整列用コ
ンベア6の傾斜側に架設したガイド板38の中間部分に
切欠き部38aを形成し、同切欠き部38aと対応する
整列用コンベア6の傾斜側縁部に近接して、例えば、フ
ッ素樹脂、シリコン樹脂、ポリカーボネード等で形成又
は被覆したスクリュー本体47を送り方向に平行して軸
架し、同スクリュー本体47の外周面に沿って送り溝4
7aを螺旋方向に刻設すると共に、同送り溝47aの溝
幅を整列用コンベア6の傾斜側に整列される柿Cの側部
周面と係合する大きさに形成し、同送り溝47aの送り
ピッチを後述する選別用コンベア9の各載置カップ10
…と対応する送り間隔に設定している。つまり、基端側
下部に配設した変速機構48により、選別用コンベア9
から整列用コンベア6に伝達された回転力を変速して、
上述した整列用コンベア6の送り速度よりもスクリュー
コンベア7を送り方向に速く回転させ、同整列用コンベ
ア6上に載置された各柿C…を傾斜側に幅寄せしながら
搬送すると共に、同側に軸架したスクリューコンベア7
の送り溝47aに各柿C…の側部周面を1個ずつ係合し
て、後述する選別用コンベア9の各載置カップ10…と
対応する送り間隔に各柿C…を規制して搬送する。
【0025】前述の押え用コンベア8は、上述したスク
リューコンベア7の送り側始端部と対応する上方位置に
ドラムロール49を軸架し、選別用コンベア9の送り側
始端部と対応する上方位置にドラムロール50を軸架す
ると共に、同各ドラムロール49,50の間に、例え
ば、柔らかい合成ゴムや布生地等で形成した押えベルト
51をループ状の架設して、上述した整列用コンベア6
の搬送面及び選別用コンベア9の各載置カップ10…と
接触する状態に押えベルト51の押え面側を適宜長さ垂
下している。つまり、始端側側部に配設した減速機付き
駆動モータ52の駆動力により、上述したスクリューコ
ンベア7と同期して押え用コンベア8を送り方向に回転
すると共に、整列用コンベア6の傾斜側に整列される各
柿C…の上部周面に押え用コンベア8を面接触させた状
態のまま回転し、後段側に配設した選別用コンベア9の
各載置カップ10…に対して各柿C…を表裏反転した姿
勢のまま順次移載する。
【0026】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、物品供給装置1による柿Cの整列動作及び供
給動作を説明する。先ず、図1及び図2に示すように、
生産者側から持ち込まれる各運搬用コンテナK…を上下
反転して、同各運搬用コンテナK…に投入された多数個
の各柿C…を荷受け用コンベア2に順次載置する。荷受
け用コンベア2により搬送される各柿C…を3本の各反
転用コンベア3…に移載すると共に、同各反転用コンベ
ア3…上に載置された柿Cを蔕部Caが下向きとなる姿
勢に作業者の手で表裏反転する。或いは、振動発生装置
や回転ブラシ等の機械的作業により柿Cを表裏反転す
る。
【0027】次に、各反転用コンベア3…により搬送さ
れる各柿C…を表裏反転した状態のまま振分け用コンベ
ア4に順次移載し、同振分け用コンベア4上に移載され
た各柿C…を各加速用コンベア5…と対応する位置に整
列させると共に、振分け用コンベア4から各加速用コン
ベア5…に各柿C…を乗り移らせるときに加速して、各
柿C…を適宜前後間隔に離間して搬送する。
【0028】次に、各加速用コンベア5…により搬送さ
れる各柿C…を適宜前後間隔に離間した状態のまま各整
列用コンベア6…上に順次移載し、図3及び図4に示す
ように、各整列用コンベア6…上に載置された各柿C…
を傾斜側に幅寄せしながら搬送すると共に、同側に軸架
したスクリューコンベア7の送り溝47aに各柿C…の
側部周面を1個ずつ係合して、後述する選別用コンベア
9の各載置カップ10…と対応する送り間隔に各柿C…
を規制して搬送する。
【0029】同時に、各整列用コンベア6…の傾斜側に
整列される各柿C…の上部周面に押え用コンベア8を面
接触させて、同各柿C…の上部周面を押え用コンベア8
で押下した状態のまま選別用コンベア9の各載置カップ
10…に順次移載することで、選別用コンベア9の各載
置カップ10…に移載するときに各柿C…が上下及び左
右に変位するのを防止でき、選別用コンベア9の各載置
カップ10…に対して蔕部Caが下向きとなる姿勢に各
柿C…を保持した状態のまま1個ずつ適確に移載するこ
とができる。
【0030】以上のように、整列用コンベア6上に載置
された多数個の各柿C…を傾斜側に幅寄せしながら、同
側に軸架したスクリューコンベア7により各柿C…を適
宜前後間隔に離間して搬送するので、各柿C…の載置姿
勢を変位させることなく、選別用コンベア9の各載置カ
ップ10…に対して各柿C…を適宜姿勢に整列した状態
のまま適確に移載することができる。
【0031】しかも、整列用コンベア6の傾斜側に整列
された各柿C…の上部周面を押え用コンベア8で押下し
た状態のまま搬送するので、移載時に於いて各柿C…が
上下及び左右に変位するのを防止でき、移載時の落差を
小さくして、各柿C…の商品化値が損なわれるのを防止
する。且つ、蔕部Caが下向きとなる姿勢に各柿C…を
表裏反転して搬送することで、例えば、撮像用カメラで
撮像した画像データに基づいて各柿C…の等階級を正確
に判定でき、選別作業が容易に行える。
【0032】図5は波形コンベア53により各柿C…を
等間隔に離間して搬送する他の実施例を示し、整列用コ
ンベア6の傾斜側縁部に近接して軸支した各プーリ5
4,54間に送りベルト55を送り方向に平行して張架
し、同送りベルト55の搬送面全長に上述した選別用コ
ンベア9の各載置カップ10…と対応する送り間隔に隔
てて多数の各整列突起55a…を形成している。つま
り、上述した整列用コンベア6の送り速度よりも波形コ
ンベア53を送り方向に速く回転させ、同整列用コンベ
ア6上に載置された各柿C…を傾斜側に幅寄せすると共
に、同側に張架した波形コンベア53の各整列突起55
a…間に各柿C…の側部周面を1個ずつ係合して、選別
用コンベア9の各載置カップ10…と対応する送り間隔
に各柿C…を規制して搬送することで、上述の実施例と
同様に、選別用コンベア9の各載置カップ10…に対し
て蔕部Caが下向きとなる姿勢に各柿C…を保持した状
態のまま1個ずつ適確に移載することができる。なお、
波形コンベア53を構成する送りベルト55の搬送面全
長に上述した選別用コンベア9の各載置カップ10…と
対応する間隔に隔てて多数の各整列ローラ(図示省略)
を軸支するもよい。
【0033】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の柿Cに対応し、
以下同様に、選別用コンベアの各物品載置部は、選別用
コンベア9の各載置カップ10…に対応し、物品離間コ
ンベアは、スクリューコンベア7及び波形コンベア53
に対応し、凹凸型コンベアは、波形コンベア53に対応
するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0034】上述の実施例では、物品供給装置1により
多数個の各柿C…を選別用コンベア9に各載置カップ1
0…に移載するが、例えば、トマト、ミカン等の蔕付き
物品を移載する作業にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品供給装置による供給動作を示す斜視図。
【図2】物品供給装置による供給動作を示す側面図。
【図3】整列用コンベア及びスクリューコンベアによる
整列動作を示す斜視図。
【図4】整列用コンベア及びスクリューコンベアによる
整列動作を示す断面図。
【図5】他の実施例の波形コンベアによる整列動作を示
す斜視図。
【符号の説明】
C…柿 Ca…蔕部 1…物品供給装置 2…荷受け用コンベア 3…反転用コンベア 4…振分け用コンベア 5…加速用コンベア 6…整列用コンベア 7…スクリューコンベア 8…押え用コンベア 9…選別用コンベア 10…載置カップ 47…スクリュー本体 47a…送り溝 53…波形コンベア 55…送りベルト 55a…整列突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷受けされる多数個の各物品を整列用コン
    ベア上に順次載置して搬送し、該整列用コンベアにより
    搬送される各物品を適宜間隔に整列して選別用コンベア
    の各物品載置部に順次移載する物品供給装置であって、
    上記整列用コンベアの搬送面を送り方向に対して一側縁
    部が低く、他側縁部が高くなる角度に斜設すると共に、
    上記整列用コンベアの傾斜側搬送面に近接して、該整列
    用コンベアの傾斜側に整列された各物品を上記選別用コ
    ンベアの各物品載置部と対応する間隔に離間して搬送す
    る物品離間コンベアを架設した物品供給装置。
  2. 【請求項2】上記物品離間コンベアを、上記整列用コン
    ベアの傾斜側搬送面に近接してスクリューコンベアを送
    り方向に軸架し、上記スクリューコンベアの外周面に物
    品の側部周面と係合する送り溝を螺旋方向に刻設すると
    共に、該送り溝の送り間隔を上記選別用コンベアの各物
    品載置部と対応する間隔に設定して構成した請求項1記
    載の物品供給装置。
  3. 【請求項3】上記物品離間コンベアを、上記整列用コン
    ベアの傾斜側搬送面に近接して凹凸型コンベアを送り方
    向に架設し、上記凹凸型コンベアの搬送面全長に物品の
    側部周面に係止される多数の各整列突起を形成すると共
    に、該各整列突起の送り間隔を上記選別用コンベアの各
    物品載置部と対応する間隔に設定して構成した請求項1
    記載の物品供給装置。
  4. 【請求項4】上記整列用コンベアの送り速度を上記物品
    離間コンベアの送り速度よりも低速に設定した請求項
    1,2又は請求項3記載の物品供給装置。
  5. 【請求項5】上記整列用コンベアの傾斜側に整列される
    物品及び上記選別用コンベアの各物品載置部に移載され
    る物品と対向する上方位置に、該物品の上部周面を押下
    して搬送する押え用コンベアを送り方向に架設した請求
    項1,2又は請求項3記載の物品供給装置。
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