JPS63196448A - ソ−タ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電子写真複写機等での処理シートをソートした
りグルーピングしたりするのに利用されるベルト搬送式
のソーターに関するものである。

（従来の技術） ベル）ＩＩ送弐のソーターで用いられる無端搬送ベルト
は、そのシートを送出す搬出端の上下移動によって搬送
するシートを複数のシート受部に分配するようになって
いる。搬送ベルトは搬送面を形成する部分で緊張するよ
うに搬出端を支持するローラを駆動ローラとして用い、
この駆動ローラを上下動することで搬出端の移動を行う
ようになっている。

この駆動ローラを駆動および移動させるのに、本発明者
等は第１１図に示すような構造を考えた。これにつき説
明すると、シートを搬送する上下の無端搬送ベル）Ａ、
Ｂの各搬出端Ａａ、　Ｂａを支持する駆動ローラＣ，Ｄ
が昇降台已に支持されている、再駆動ローラＣ，Ｄはギ
ヤによって連動させておいて一方の駆動ローラＣに受動
ブーＩＪ　Ｆを連結し、この受動プーリＦを昇降台Ｅの
移動方向に張設したタイミングベルトＧに噛合せている
。

これによって搬送ベルトＡ、Ｂの各搬出端Ａａ、Ｂａは
昇降台Ｅの上下移動に伴う駆動ローラＣ１Ｄの移動によ
り上下に移動され、昇降台Ｅの移動方向に配列される複
数のシート収納部へ窪送シートを分配することができる
。

また昇降台Ｅ上の受動プーリＦは昇降台Ｅがどの位置に
移動してもタイミングベルトＧと常時噛合っているので
、タイミングベルトＧが駆動されるとそれに従転し、駆
動ローラＣ，Ｄを矢印方向に回転させる。これによって
搬送ベルトＡ、Ｂは駆動され、θ大端Ａｂ、　Ｂｂ間か
ら受入れたシートを搬送し、搬出端Ａｂ、　Ｂｂ間から
送出す。

（発明が解決しようとする問題点） しかし前記のような構造では、受動プーリＦはタイミン
グベルトＧが停止している状態で昇降台Ｅが移動すると
きにも回転されるので、その回転分がタイミングベルト
Ｇの駆動による回転に影響する。このため昇降台Ｅが停
止しているとき、上動しているとき、下動しているとき
の各場合によって駆動ローラＣ，Ｄの回転速度ｌ　　　
　　　　　が変化し、搬送ベル）Ａ、Ｂの搬送速度にバ
ラツキが生じ、シートの送出しや移動台Ｅの移動、搬送
ベルトの駆動、停止と云った動作タイミングをとり難い
しジャム等の原因になりやすい（問題点を解決するため
の手段） 本発明は前記のような問題点を解決するため、シートを
搬送する無端の離退ヘルドの搬出端を支持する駆動ロー
ラが保持された昇降台に、駆動ローラを従動側とする動
力伝達手段を設け、この動力伝達手段の駆動側動力伝達
部材を昇降台の移動方向と平行に設けた駆動軸に同体回
転および軸線方向移動が可能なように嵌合せたことを特
徴とするものである。

（作用） 無端の搬送ベルトの搬出端は昇降台の駆動ローラを伴う
昇降によって上下動され、その上下動された各高さ位置
でシートを送出すことができる。これによってソート、
ノンソート、グルーピング等を行うことができる。

昇降台の昇降には前記動力伝達手段も同動するがその駆
動側動力伝達部材は駆動軸に対し軸線方向に移動してど
この位置でも駆動軸と同体回転して駆動されることがで
き、駆動軸から与えられた回転を従動側動力伝達部材を
介しそれとの昇降による相対移動なしに駆動ローラに伝
達し、無端搬送ベルトを駆動ローラの上下移動の影響な
く駆動することができる。

（実施例） 第１図から第９図に示す本発明の第１の実施例について
説明する。本実施例は第４図に示すように複写機１に連
結して用いるソーター２の場合を示している。複写機１
は複写処理後の複写紙３を排紙ローラ対４を経て外部に
排出するようになっている。

ソーター２は複写機１から排出される複写紙３を受入れ
て搬入する搬入ローラ対５ａが背面側に設けられ、また
ノンソート用のトレー６およびソート用の多数のビン７
が装着された正面側に前記搬入する複写紙３を前記トレ
ー６やビン７に送出す搬出ローラ対５ｂが設けられてい
る。

搬入ローラ対５ａと搬出ローラ対５ｂとの間には無端の
上下搬送ベルト８．９が設けられている。

上下搬送ベルト８．９は互いの間に複写紙３を挟んで搬
送するもので、従動ローラ１０．１１により支持された
搬入端８ａ、９ａ間で搬入ローラ対５ａから送付けられ
る複写紙３を受入れる搬入口１２を形成し、駆動ローラ
１３．１４により支持された搬出端８ｂ、９ｂ間で前記
搬送する複写紙３を搬出ローラ対５ｂへ送出す搬出口２
５を形成している。

駆動ローラ１３．１４および搬出ローラ対５ｂは、上下
搬送ベルト８．９が搬送する複写紙３をトレー５および
各ビン６の何れかに選択的に送出すために、第１図、第
２図、第４図に示すような左右の昇降台１５に左右端部
を保持されている。昇降台１５の昇降に伴う駆動ローラ
１３．１４の上下動によって、それらと従動ローラ１０
．１１との軸間距離が大きく変化し、無ｔｍ　Ｒ送ベル
ト８．９が緊張したり緩んだりする。これを吸収して搬
送ベルト８．９の全体が常に緊張しているように、各搬
送ベルト８．９にテンションローラ１６．１７を働かせ
である。

テンションローラ１６．１７は第３図、第４図に示すよ
うに、一端を軸１８．１９で枢支したレバー２０．２１
の自由端部で保持し、レバー２０．２１をばね２２で付
勢して各テンションローラ１６．１７が搬送ベルト８．
９を常時緊張させるように働（ようになっている。

昇降台１５は第１図に示すように昇降台１５の移動範囲
に沿って縦に長く張設した無端の駆動ワイヤ３１の一部
に止着され、駆動ワイヤ３１を減速機構３２を介し連結
したステッピングモータ３３によって所定量駆動するこ
とで適宜な位置に移動される。この位置制御で搬送ベル
ト８．９が搬送する複写紙３をトレー６や各ビン７の所
望のものに送出すことができる。

昇降台１５には駆動ローラ１３に連結したウオームホイ
ル３３と、このウオームホイル３３に噛合うウオーム３
４とからなる非可逆な動力伝達機構３５が設けられ、そ
の駆動側であるウオーム３４は昇降台１５の移動方向に
平行に設けた角軸よりなる駆動軸２６に角孔３４ａで嵌
合せ、駆動軸２６と同体回転および軸線方向移動が可能
なようにしである。駆動ローラ１３．１４はギヤ３６．
３７により連結して連動するようにしである。駆動軸２
６はモータ３７にギヤ３８．３９により連結されて回転
駆動を受けるようにしである。

モータ３３およびモータ３７は複写機１側と関連制御さ
れ、モータ３３はそのときの複写処理後における複写紙
３の取扱いモードに応じ、昇降台１５を上下移動させ、
搬送ベルト８．９の搬出端８ｂ、９ｂが形成している搬
出口２５および搬出ローラ対５ｂを第５図のノンソート
位置から第９図の最下段ビン６までの必要位置に第５図
から第９図のように移動させ、処理モードおよびその進
行に応じたノンソート用のトレー５か各ビン６のどれか
に複写紙３を送出せるようにする。

一方モータ３７は複写機１での複写紙３の排出動作タイ
ミングに合せて搬送ベルト８．９を駆動する。これと同
時に搬入ローラ対５ａおよび搬出ローラ対５ｂをも前記
モータ３７を兼用して、または図示しない別のモータで
駆動する。これによってソーター２に受入れた複写紙３
を前記昇降台１５の移動で選択されたトレー５か各ビン
６のどれかに複写紙３を排出する。

この場合における搬送ベルト８．９の駆動は、モータ３
７が作動されるとギヤ３８．３９を介し駆動軸２６を回
転駆動する。駆動軸２６には昇降台１５上の動力伝達機
構３５のウオーム３４が同体回転および軸線方向移動が
可能なように嵌合っているので、昇降台１５の上下動に
伴いどの位置にも移動され、またその移動された各位置
で駆動軸２６の回転を受けることができる。しかもその
回転は自身と共に昇降台１５の上下動に伴って移動する
ウオームホイル３３に伝達して駆動ローラ１３．１４を
駆動するから、動力伝達機構３５の駆動側と従動側に昇
降台１５の上下動に伴う相対移動は生じない。このため
、駆動ローラ１３．１４は昇降台１５の移動の影響なく
駆動軸２６の回転数と動力伝達機構３５の伝達比で決る
設定回転数通り常時安定して回転駆動される。

また搬送ヘルド８．９は昇降台１５の上下移動に伴う姿
勢変化で従動ローラ１０．１１と駆動ローラ１３．１４
との軸間距離が変化するが、そのときの搬送ヘルド８．
９の緊張や緩みはテンションローラ１６．１７の働きに
よって吸収され、搬送ベルト８．９を常時適正な緊張状
態に保つことができ、搬送ベルト８．９を幅狭にして多
数用いるようにしても蛇行が起らず有利である。

搬送ベルト８．９の前記姿勢変化とそれに伴うテンシぢ
ン調整動作の際等何らかの理由で、搬送ベルト８．９の
側から駆動ローラ１３．１４に回動を変えるような作用
をしたとしても、前記ウオームホイル３３とウオーム３
４による動力伝達機構３５は非可逆であるため、駆動ロ
ーラ１３．１４の駆動軸１６から与えられる通常回転が
変化されるようなことを阻止することができる。これに
よっても駆動ローラ１３．１４の安定回転は保証される
。

しかし多くの場合前記作用は無視できる程度であるので
、動力伝達機構３５は非可逆なもの以外のものも採用す
ることができ、その−例としてヘリカルギヤやベヘルギ
ャがある。

第１０図に示す本発明の第２の実施例パは、テンション
ローラ１６．１７の設は方を変えたもので、各テンショ
ンローラ１６．１７ヲソーター２に設けたガイド溝４１
．４２により案内し、かつ各テンションローラ１６．１
７をローラ４３．４４に巻取付勢を持って巻取られたワ
イヤ４５．４６に連結し、ワイヤ４５．４６に働（巻取
付勢力によって各テンションローラ１６．１７が各搬送
ベルト８．９を常時適度に緊張させるようにしである。

（発明の効果） 本発明によれば前記構成および作用を有するので、無端
の搬送ベルトをその搬出端の上下移動の影響なしに常時
設定速度で安定して駆動することができ、シートの搬送
タイミングにズレを生じたりそれによってシート受渡し
にジャム等のトラブルを生じたりするようなことを防止
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第９図は本発明の第１の実施例を示すもので
あり、第１図はソーターのシート搬送機構を示す側面図
、第２図は搬送ベルトの駆動ローラへの動力伝達機構を
示す斜視図、第３図は一方の搬送ベルトのテンション機
構を示す斜視図、第４図は複写機に連結した状態で示す
ソーターの全体構成を示す側面図、第５図から第９図は
ソーターのシート搬送機構の動作状態を示す側面図、第
１０図は本発明の第２の実施例を示す側面図、第１１図
はソーターにおけるシート搬送機構の考案例を示す側面
図である。 ３−・−・−・−・−・複写機（シート）８．９・・・
・・−搬送ベルト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シートを搬送する無端の搬送ベルトの搬出端を支
   持する駆動ローラが保持された昇降台に、駆動ローラを
   従動側とする動力伝達手段を設け、この動力伝達手段の
   駆動側動力伝達部材を昇降台の移動方向と平行に設けた
   駆動軸に同体回転および軸線方向移動が可能なように嵌
   合せたことを特徴とするソーター。