JPH0899713A - 物品供給装置 - Google Patents

物品供給装置

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JPH0899713A
JPH0899713A JP26158294A JP26158294A JPH0899713A JP H0899713 A JPH0899713 A JP H0899713A JP 26158294 A JP26158294 A JP 26158294A JP 26158294 A JP26158294 A JP 26158294A JP H0899713 A JPH0899713 A JP H0899713A
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conveyor
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feed
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JP26158294A
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English (en)
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Toru Ishii
徹 石井
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Ishii Corp
Original Assignee
Ishii Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】楕円形状を有する物品及び球形状を有する物品
を最も安定する姿勢に整列した状態のまま供給すること
のできる物品供給装置を提供する。 【構成】荷受け用コンベアにより搬送される多数個の各
柿を整列用コンベアの各整列ベルト間に順次移載し、各
整列ベルト間に載置された各柿を振動により中央部搬送
面に幅寄せしながら搬送して一列に整列させる。各整列
ベルト間に載置された各柿を移載用コンベアの移載ベル
トに順次移載し、移載ベルトに載置された各柿を左右の
各送りガイドにより中央部搬送面に幅寄せしながら搬送
して、選別用コンベアの各谷間部に対して多数個の各柿
を順次移載するので、楕円形状を有する各柿を最も安定
する姿勢に整列した状態のまま供給することができ、各
柿の供給作業及び選別作業が安定して行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、柿、蜜柑、
キウイ等の楕円形状を有する物品、或いは、林檎、梨、
桃等の球形状を有する物品の供給作業に用いられる物品
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような楕円形状を有する
多数個の各柿を階級別に振分け供給する方法としては、
例えば、図10に示すように、生産者側から持ち込まれ
る多数個の各柿C…を上段側に配設した荷受け用コンベ
ア40に載置し、荷受け用コンベア40により搬送され
る多数個の各柿C…を適宜角度に傾斜したシュータ41
に一旦移載して、下段側に配設した選別用コンベア42
の各谷間部42a…に多数個の各柿C…を順次移載す
る。且つ、予め階級別に設定した仕分け位置に、選別用
コンベア42の各谷間部42a…に載置された各柿C…
を搬送し、各柿C…をL寸法の大小により階級別に振分
け供給する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
選別用コンベア42の各谷間部42a…に対して多数個
の各柿C…を移載する場合、上段側に配設した荷受け用
コンベア40と、下段側に配設した選別用コンベア42
との落差が大きく、荷受け用コンベア40により搬送さ
れる多数個の各柿C…を転動させて選別用コンベア42
の各谷間部42a…に移載するので、選別用コンベア4
2の各谷間部42a…に対して各柿C…を正確に移載す
ることが困難である。
【0004】且つ、楕円形状を有する各柿C…は転動方
向が不規則であるため、移載時に於いて、各柿C…が蛇
行しながら転動したり、各柿C…が互いに接触したりす
ることがあり、図11に示すように、選別用コンベア4
2の谷間部42aに対して柿Cが横向き姿勢に載置され
る状態が多数発生し、各柿C…の載置姿勢が乱雑となる
ため、各柿C…の載置姿勢を作業者の手で修正しなけれ
ばならず、各柿C…の供給作業に手間及び時間が掛か
る。
【0005】つまり、楕円形状を有する各柿C…を階級
別に振分け供給する場合、図9に示すように、選別用コ
ンベア42の各谷間部42a…に載置された各柿C…を
L寸法の大きさにより階級別に振分けるので、選別用コ
ンベアの谷間部42aに柿Cが横向き姿勢(図11参
照)に載置された場合、各柿C…がH寸法の大きさによ
り振分けられてしまい、各柿C…の載置姿勢が不安定で
あるため、階級別に振分けることができないという問題
点を有している。
【0006】この発明は上記問題に鑑み、楕円形状を有
する各物品を最も安定する姿勢に整列して供給すること
により、荷分け用コンベアの各物品載置部に対して各物
品を同一姿勢に整列した状態のまま供給することがで
き、各物品の供給作業及び選別作業が安定して行える物
品供給装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品供給
装置は、上記荷受け用コンベアの送り側終端部に近接し
て、該荷受け用コンベアに載置された各物品を送り方向
に対して整列搬送する整列用コンベアを配設し、上記整
列用コンベアの搬送面全長を、該整列用コンベアの中央
部搬送面に対して各物品を幅寄せする形状に形成すると
共に、上記整列用コンベアの送り側終端部に近接して、
該整列用コンベアの中央部搬送面に載置された各物品を
上記荷分け用コンベアの各物品載置部に対して整列供給
する供給用コンベアを配設した物品供給装置であること
を特徴とする。
【0008】請求項2記載の物品供給装置は、上記請求
項1記載の構成と併せて、上記整列用コンベアを、上記
荷受け用コンベアの送り側終端部に近接して2本の各整
列ベルトを送り方向に平行して架設し、上記各整列ベル
トを上記整列用コンベアの中央部搬送面に対して物品を
幅寄せする方向に斜設すると共に、上記各整列ベルトに
対して振動を付与するための振動誘起手段を設けて構成
した物品供給装置であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の物品供給装置は、上記請求
項1記載の構成と併せて、上記供給用コンベアの両側縁
部に、該供給用コンベア上に載置される物品の両側面と
対向して各送りガイドを送り方向に架設し、上記各送り
ガイドを送り方向に対して徐々に幅狭となる間隔に架設
すると共に、該各送りガイドの送り側終端部を上記供給
用コンベアの中央部搬送面に対して物品を幅寄せする間
隔に架設した物品供給装置であることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の物品供給装置は、例えば、楕円
形状の各物品を荷受け用コンベアに載置して、荷受け用
コンベアにより搬送される各物品を整列用コンベアに順
次移載する。整列用コンベアに載置された各物品を中央
部搬送面に幅寄せしながら一列に整列して供給用コンベ
アに順次移載し、供給用コンベアに載置された各物品を
荷分け用コンベアの各物品載置部に対して順次移載する
ことで、楕円形状を有する各物品を最も安定する姿勢に
整列した状態のまま供給することができ、各物品の供給
作業が安定して行える。
【0011】請求項2記載の物品供給装置は、上記請求
項1記載の作用と併せて、整列用コンベアを構成する各
整列ベルト間に楕円形状の各物品を順次移載すると共
に、振動誘起手段を駆動して各整列ベルトに振動を付与
すると共に、各整列ベルト間に載置された各物品を振動
により中央部搬送面に幅寄せしながら搬送して、荷分け
用コンベアの各物品載置部と対応する位置に整列させる
ことで、荷分け用コンベアの各物品載置部に対して多数
個の各物品を1個ずつ供給することができる。
【0012】請求項3記載の物品供給装置は、上記請求
項1記載の作用と併せて、多数個の各物品を整列用コン
ベアから供給用コンベアに順次移載するとき、左右の各
送りガイドにより各物品を幅寄せガイドして供給用コン
ベアの搬送面上に移載すると共に、供給用コンベアに載
置された各物品を左右の各送りガイドにより中央部搬送
面に幅寄せしながら搬送することで、荷分け用コンベア
の各物品載置部に対して多数個の各物品を一列に整列し
た状態のまま供給することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、楕円形状を有する各
物品を最も安定する姿勢に整列させた状態のまま供給す
るので、従来例のように各物品の載置姿勢が変位した
り、各物品の載置姿勢が乱雑となったりせず、荷分け用
コンベアの各物品載置部に対して各物品を同一姿勢に整
列した状態のまま適確に移載することができる。且つ、
各物品の載置姿勢が常時安定しているので、所定の選別
方法により各物品を階級別に振分け供給することがで
き、各物品の供給作業及び選別作業が安定して行えると
共に、林檎、梨、桃等の球形状を有する物品の供給作業
にも適用することができる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は楕円形状を有する物品の一例として多数
個の各柿を整列供給する作業に用いられる物品供給装置
を示し、図1及び図2に於いて、この物品供給装置1
は、例えば、生産者側から持ち込まれる多数個の各柿C
…を荷受け用コンベア2に載置し、同荷受け用コンベア
2により搬送される各柿C…をV字形に架設した各整列
用コンベア3…に順次移載して、後述する選別用コンベ
ア5の各谷間部5a…と対応する位置に整列させると共
に、同選別用コンベア5の各谷間部5a…に架設した各
移載用コンベア4…に各柿C…を順次移載する。各移載
用コンベア4…により搬送される各柿C…を選別用コン
ベア5の各谷間部5a…に順次移載して、階級別に設定
した各仕分け位置a,b,c,d,eに各柿C…を順次
搬送すると共に、各位置下部に配設した各仕分けコンベ
ア6…に、各階級(例えば、S、M、L、2L、3L)
と対応する大きさ(L寸法)の各柿C…のみを順次移載
し、各仕分けコンベア6…により搬送される各柿C…を
人為的作業又は機械的作業により順次箱詰めする。な
お、階級に該当しない規格外の各柿C…は、選別用コン
ベア5の終端側下部に配設した柿回収部7に投入する。
【0015】上述の各整列用コンベア3…は、図3、図
4にも示すように、後述する選別用コンベア5の各谷間
部5a…と対応させて設定した位置に2本の各整列ベル
ト8,8を送り方向に平行して張架し、荷受け用コンベ
ア2の送り側終端部に近接してV字形に軸支した各ドラ
ムローラ9,9と、後述する移載用コンベア4の送り側
始端部に近接してV字形に軸支した各ドラムローラ1
0,10との間に、2本の各整列ベルト8,8を送り方
向に平行して張架すると共に、各整列ベルト8,8を選
別用コンベア5の谷間部5aを中心としてV字形となる
ように斜設している。
【0016】つまり、始端側下部に配設した減速機付き
振動用モータ11の駆動力により振動を誘起して、各ス
プロケット12,13及び駆動チェーン14を介して各
整列ベルト8…を振動させながら送り方向に周回させ、
各整列ベルト8,8間に載置された各柿C…を振動によ
り傾斜方向に移動させながら搬送すると共に、隣り合う
左右の各柿C…を送り方向に前後動させて一列に整列さ
せ、選別用コンベア5の各谷間部5a…と対応する位置
に整列させる。
【0017】前述の各移載用コンベア4…は、図5にも
示すように、上述する整列用コンベア3の送り側終端部
に近接して軸支した各ドラムローラ15…と、後述する
選別用コンベア5の各谷間部5a…に軸支した各ドラム
ローラ16…との間に、選別用コンベア5の各谷間部5
a…よりも若干幅狭に形成した各移載ベルト17…を送
り方向に平行して張架している。且つ、各移載ベルト1
7…の送り側始端部に、同移載ベルト17…上に載置さ
れる柿Cの両側周面と対向して2枚の各送りガイド1
8,18を送り方向に向けて架設すると共に、各送りガ
イド18,18の送り側始端部を整列用コンベア3によ
り一列に整列された各柿C…の移載が許容される幅広間
隔に設定し、同各送りガイド18,18の送り側終端部
を選別用コンベア5の各谷間部5a…と対応する間隔に
設定して、同各送りガイド18,18を送り方向に対し
て徐々に幅狭となるように架設している。
【0018】つまり、始端側下部に配設した減速機付き
送り用モータ19の駆動力により、各スプロケット2
0,21及び駆動チェーン22を介して、後述する選別
用コンベア5の送り速度と同期して各移載ベルト17…
を送り方向に周回させる。同時に、各移載ベルト17…
上に載置された各柿C…を左右の各送りガイド18,1
8で中央部搬送面に幅寄せしながら搬送して、選別用コ
ンベア5の各谷間部5a…と対応する位置に整列させ
る。
【0019】前述の選別用コンベア5は、図6、図7、
図8にも示すように、断面台形に形成した4本の各生地
ガイド23…を送り方向に平行して架設し、同各生地ガ
イド23…の送り側始端部に近接して軸支した各プーリ
24…と、同各生地ガイド23…の送り側終端部に近接
して軸支した各プーリ25…との間に4本の各周回用ベ
ルト26…を張架している。且つ、各生地ガイド23…
の長手側上面部に、例えば、柔らかい布生地で形成した
ループ状の各布製ベルト27…を張架して、各周回用ベ
ルト26…の上面側全長と各布製ベルト27…の裏面側
全長とを固定すると共に、各生地ガイド23…の長手側
上端部に沿って架設した上段側の各ベルトガイド28…
上に各周回用ベルト26…を係合し、同各生地ガイド2
3…の下段側に架設した上下一対の各ベルトガイド2
9,30間に各周回用ベルト26…を係合し、各ベルト
ガイド30…の送り側始端部にU字形の各生地折返し棒
31…を連設している。
【0020】つまり、終端側上部に配設した減速機付き
周回用モータ32の駆動力により、各スプロケット3
3,34及び駆動チェーン35を介して各周回用ベルト
26…を送り方向に同期回転させ、同各周回用ベルト2
6…上に固定した各布製ベルト27…を送り方向に周回
する。同時に、送り側始端部に回帰する各布製ベルト2
7…の垂下側下縁部を各生地折返し棒31…で内側に折
返して、同各生地ガイド23…の谷間部分に対して各布
製ベルト27…の垂下側下縁部を順次挿入する。なお、
実施例では柔らかい布生地で形成した布製ベルト27を
用いているが、例えば、天然皮革、合成皮革、合成樹脂
等の軟質素材で形成したベルトを用いてもよい。
【0021】且つ、各仕分け位置a,b,c,d,eの
下方に、上述した選別用コンベア5の送り方向と直交し
て各仕分け用コンベア6…を左右互い違いに配設すると
共に、同選別用コンベア5と各仕分け用コンベア6…と
の上下間隔を、最大階級を有する柿Cの高さよりも若干
隔てられた間隔に設定している。
【0022】前述の各生地ガイド23は、各生地ガイド
23…の長手側対向面を下方に向けて徐々に狭くなる角
度に傾斜し、同各生地ガイド23…の長手側全長を送り
方向に対して徐々に幅狭となる断面形状に形成し、同各
生地ガイド23…の谷間部分を送り方向に対して徐々に
幅広となる間隔に形成すると共に、各仕分け位置a,
b,c,d,eと対応する各生地ガイド23…の谷間部
分を、予め階級別に設定した適宜サイズの各柿C…が落
下許容される間隔に形成している。且つ、中央部に架設
した各生地ガイド23…の長手側上面部に、同各生地ガ
イド23…の両側斜面が覆われる生地幅に形成した各布
製ベルト27…を張架し、両側部に架設した各生地ガイ
ド23…の長手側上面部に、同各生地ガイド23…の片
側斜面が覆われる生地幅に形成した各布製ベルト27…
を張架している。
【0023】且つ、各仕分け位置a,b,c,d,eの
前段側であって、各生地ガイド23…の谷間側下縁部に
2枚の各支持プレート20,20を送り方向に平行して
架設し、同各生地ガイド23…の谷間側下縁部よりも内
側に各支持プレート20,20の長手側縁部を若干突出
すると共に、同各支持プレート20,20の後端側を送
り方向に対して徐々に低くなる角度に傾斜し、同各支持
プレート20,20の後端側を各仕分け用コンベア6…
の搬送面に対して適宜間隔に近接している。
【0024】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、物品供給装置1による柿C…の供給動作及び
選別動作を説明する。先ず、図1及び図3に示すよう
に、生産者側から持ち込まれる多数個の各柿C…を荷受
け用コンベア2に載置して送り方向に搬送すると共に、
荷受け用コンベア2により搬送される各柿C…を各整列
用コンベア3…と対応する位置に振分けて、各整列用コ
ンベア3…を構成する各整列ベルト8,8間に各柿C…
を順次移載する。図4に示すように、各整列ベルト8,
8から付与される振動により各柿C…を中央部搬送面に
幅寄せしながら搬送し、隣り合う各柿C…を送り方向に
前後動させて一列に整列させ、各移載用コンベア4…を
構成する各移載ベルト17…上に各柿C…を順次移載す
る。
【0025】次に、各移載ベルト17…上に載置された
各柿C…を左右の各送りガイド18,18により中央部
搬送面に幅寄せしながら搬送し、選別用コンベア5を構
成する各布製ベルト27…の谷間部分と対応する位置に
各柿C…を整列して、各移載ベルト17…上に載置され
た各柿C…を各布製ベルト27…の谷間部分に載置す
る。つまり、図5に示すように、柿Cの蔕部Caを上向
けた姿勢又は下向けた姿勢のまま各布製ベルト27…の
谷間部分に載置する。
【0026】次に、階級別に設定した各仕分け位置a,
b,c,d,eに、各布製ベルト27…の谷間部分に載
置された各柿C…を搬送すると共に、各仕分け位置a,
b,c,d,eで各階級と対応する大きさ(L寸法)の
柿Cのみを垂直降下させて、各仕分け位置a,b,c,
d,eに配設した各仕分け用コンベア6…に順次移載す
る。つまり、図6、図7に示すように、各生地ガイド2
3…の谷間部分を送り方向に対して徐々に幅広となる間
隔に形成しているので、各仕分け位置a,b,c,d,
eに各階級と対応する大きさの各柿C…を移動させると
き、各位置に到達するまでに、各布製ベルト27…間に
載置された各柿C…が上向き姿勢又は下向き姿勢のまま
徐々に降下される。且つ、各仕分け位置a,b,c,
d,eに各階級と対応する大きさの各柿C…が到達する
まで、各生地ガイド23…の谷間側に架設した各支持プ
レート20,20の水平部分に沿って各柿C…が送り方
向に水平移動される。
【0027】次に、図8に示すように、各仕分け位置
a,b,c,d,eに、各階級と対応する大きさの各柿
C…を移動したとき、各生地ガイド23…の谷間部分が
柿CのL寸法よりも広いため、各布製ベルト27…間か
ら各階級と対応する大きさの柿Cのみが垂直降下され
る。同時に、各支持プレート20,20の傾斜部分に沿
って各階級と対応する大きさの柿Cを降下させ、各仕分
け位置a,b,c,d,eに配設した各仕分け用コンベ
ア6…に各柿C…を順次移載する。
【0028】次に、各仕分け用コンベア6…に振分けら
れた各柿C…を作業者の手で直接保持して適宜数箱詰め
したり、或いは、適宜数の各柿C…を吸着パッド(図示
省略)で吸着保持して機械的に箱詰めすることで、多数
個の各柿C…を階級別に選別する作業及び箱詰めする作
業が容易に行える。なお、階級(例えば、S、M、L、
2L、3L)に該当しない規格外の各柿C…は、選別用
コンベア5の送り側終端部に配設した柿回収部7に投入
して回収する。
【0029】以上のように、各整列用コンベア3…の各
整列ベルト8,8間に載置された楕円形状の各柿C…を
中央部搬送面に幅寄せしながら搬送して一列に整列さ
せ、各整列ベルト8,8間に載置された各柿C…を各移
載用コンベア4…の各移載ベルト17…に順次移載し
て、各移載ベルト17…上に載置された各柿C…を左右
の各送りガイド18,18により中央部搬送面に幅寄せ
しながら搬送して選別用コンベア5の各谷間部5a…に
順次移載するので、楕円形状の各柿C…を最も安定する
姿勢に整列させた状態のまま供給することができ、従来
例のように各柿C…の載置姿勢が変位したり、各柿C…
の載置姿勢が乱雑となったりせず、選別用コンベア5の
各谷間部5a…に対して各柿C…を同一姿勢に整列した
状態のまま適確に移載することができる。且つ、各柿C
…の載置姿勢が常時安定しているので、楕円形状の各柿
C…をL寸法の大きさにより階級別に振分け供給するこ
とができ、各柿C…の供給作業及び選別作業が安定して
行える。
【0030】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の柿Cに対応し、
以下同様に、荷分け用コンベアは、選別用コンベア5に
対応し、供給用コンベアは、移載用コンベア4に対応
し、荷分け用コンベアの各物品載置部は、選別用コンベ
ア5の各谷間部5a…に対応し、振動誘起手段は、振動
誘起機能付き送り用モータ11に対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0031】上述の実施例では、整列用コンベア3を構
成する2本の各整列ベルト8,8をV字形に斜設してい
るが、例えば、W字形、U字形、或いは、円弧形、半円
形等の凹状搬送面に形成した整列ベルト8を送り方向に
架設し、振動用モータ11の駆動力により整列ベルト8
を振動させながら送り方向に周回して、同整列ベルト8
に載置された各柿C…を振動により中央部搬送面に幅寄
せしながら搬送することで、実施例と同様に、多数個の
各柿C…を送り方向に対して一列に整列した状態のまま
供給することができる。
【0032】また、本発明の物品供給装置1は、楕円形
状を有する各柿C…の供給作業に用いられているが、例
えば、蜜柑、キウイ等の楕円形状を有する物品、或い
は、林檎、梨、桃等の球形状を有する物品の供給作業に
も適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品供給装置を構成する各コンベアの配置状態
を示す平面図。
【図2】物品供給装置を構成する各コンベアの配置状態
を示す側面図。
【図3】物品供給装置による柿の整列動作及び移載動作
を示す平面図。
【図4】整列用コンベアに載置された柿の整列動作を示
す正面図。
【図5】移載用コンベアに載置された柿の移載動作を示
す正面図。
【図6】選別用コンベアの谷間部分に載置された柿の載
置状態を示す縦断正面図。
【図7】選別用コンベアの谷間部分に載置された柿の選
別動作を示す縦断正面図。
【図8】選別用コンベアの谷間部分に載置された柿の仕
分け動作を示す側面図。
【図9】従来装置による柿の供給動作を示す平面図。
【図10】選別用コンベアの谷間部分に載置された柿の
保持状態を示す縦断正面図。
【図11】楕円形状を有する柿の測定方向を示す正面
図。
【符号の説明】
C…柿 Ca…蔕部 1…物品供給装置 2…荷受け用コンベア 3…整列用コンベア 4…移載用コンベア 5…選別用コンベア 5a…谷間部 6…仕分け用コンベア 8…整列ベルト 11…振動用モータ 17…移載ベルト 18…送りガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷受け用コンベアにより搬送される多数個
    の各物品を、荷分け用コンベアの各物品載置部に対して
    供給する物品供給装置であって、上記荷受け用コンベア
    の送り側終端部に近接して、該荷受け用コンベアに載置
    された各物品を送り方向に対して整列搬送する整列用コ
    ンベアを配設し、上記整列用コンベアの搬送面全長を、
    該整列用コンベアの中央部搬送面に対して各物品を幅寄
    せする形状に形成すると共に、上記整列用コンベアの送
    り側終端部に近接して、該整列用コンベアの中央部搬送
    面に載置された各物品を上記荷分け用コンベアの各物品
    載置部に対して整列供給する供給用コンベアを配設した
    物品供給装置。
  2. 【請求項2】上記整列用コンベアを、上記荷受け用コン
    ベアの送り側終端部に近接して2本の各整列ベルトを送
    り方向に平行して架設し、上記各整列ベルトを上記整列
    用コンベアの中央部搬送面に対して物品を幅寄せする方
    向に斜設すると共に、上記各整列ベルトに対して振動を
    付与するための振動誘起手段を設けて構成した請求項1
    記載の物品供給装置。
  3. 【請求項3】上記供給用コンベアの両側縁部に、該供給
    用コンベア上に載置される物品の両側面と対向して各送
    りガイドを送り方向に架設し、上記各送りガイドを送り
    方向に対して徐々に幅狭となる間隔に架設すると共に、
    該各送りガイドの送り側終端部を上記供給用コンベアの
    中央部搬送面に対して物品を幅寄せする間隔に架設した
    請求項1記載の物品供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008531347A (ja) * 2005-03-02 2008-08-14 シデル パルティシパシオン ばらで供給される管状のプレフォームを配向するための装置
JP2012111505A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Omori Mach Co Ltd 集積供給システム

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JP2008531347A (ja) * 2005-03-02 2008-08-14 シデル パルティシパシオン ばらで供給される管状のプレフォームを配向するための装置
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