JPH08133271A - ハンガー付き包装箱及びその組立原紙 - Google Patents
ハンガー付き包装箱及びその組立原紙Info
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- JPH08133271A JPH08133271A JP27372294A JP27372294A JPH08133271A JP H08133271 A JPH08133271 A JP H08133271A JP 27372294 A JP27372294 A JP 27372294A JP 27372294 A JP27372294 A JP 27372294A JP H08133271 A JPH08133271 A JP H08133271A
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- hanger
- forming
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/4208—Means facilitating suspending, lifting, handling, or the like of containers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 表面に透明プラスチックフィルムを積層した
厚紙から成る基紙をもって形成された方体状箱体であっ
て、前板(1)に厚紙部分のみを打ち抜いた内部透視可
能の窓孔(2)を設けるとともに、基板末端片2枚重合
し、貼合せて形成した天板(3)のほぼ中央部の表側基
紙にハンガー形成のための切込線2本(4,4′)と吊
り下げ孔形成用輪郭部(5)を設け、かつこの切込線
(4,4′)と天板(3)の外縁で囲まれた部分を、吊
り下げ孔に相当する部分(5)を除いて剥離可能に仮接
着したことを特徴とするハンガー付き包装箱及びそれを
作成するための組立原紙及びその製造方法である。 【効果】 収容部本体をそこなうことなく、しかも必要
時に、簡単にかつ高い強度のハンガーを形成しうる包装
箱で、このものは、あらかじめ剥離剤を印刷した厚紙か
ら組立原紙を打ち抜くことにより容易に製造することが
できる。
厚紙から成る基紙をもって形成された方体状箱体であっ
て、前板(1)に厚紙部分のみを打ち抜いた内部透視可
能の窓孔(2)を設けるとともに、基板末端片2枚重合
し、貼合せて形成した天板(3)のほぼ中央部の表側基
紙にハンガー形成のための切込線2本(4,4′)と吊
り下げ孔形成用輪郭部(5)を設け、かつこの切込線
(4,4′)と天板(3)の外縁で囲まれた部分を、吊
り下げ孔に相当する部分(5)を除いて剥離可能に仮接
着したことを特徴とするハンガー付き包装箱及びそれを
作成するための組立原紙及びその製造方法である。 【効果】 収容部本体をそこなうことなく、しかも必要
時に、簡単にかつ高い強度のハンガーを形成しうる包装
箱で、このものは、あらかじめ剥離剤を印刷した厚紙か
ら組立原紙を打ち抜くことにより容易に製造することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に収容した商品が
透視しうる状態で、吊り下げ展示するための包装箱及び
その組立原紙に関するものである。
透視しうる状態で、吊り下げ展示するための包装箱及び
その組立原紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化粧品や事務用品を店内に陳列する場
合、内部に収容した商品がすぐ認識しうるように、前板
に窓孔を設けた包装箱が用いられている。このような包
装箱は通常、壁面に取り付けた掛け具に適宜吊り下げて
陳列されている。
合、内部に収容した商品がすぐ認識しうるように、前板
に窓孔を設けた包装箱が用いられている。このような包
装箱は通常、壁面に取り付けた掛け具に適宜吊り下げて
陳列されている。
【0003】従来、この吊り下げ手段としては、包装箱
本体、例えば図3に示すように後板の一部をミシン目で
ハンガー形成用に構成しておき、必要に応じ、一辺を残
して切り離してハンガーを形成し、これを掛け具に吊り
下げることによって行われていた。
本体、例えば図3に示すように後板の一部をミシン目で
ハンガー形成用に構成しておき、必要に応じ、一辺を残
して切り離してハンガーを形成し、これを掛け具に吊り
下げることによって行われていた。
【0004】しかしながら、この方法では、包装箱本体
の一部が欠損するため、収容されている商品の損傷や汚
染をもたらす上に、支持部の強度が不十分で、切れ落ち
るおそれがあるという欠点を伴う。
の一部が欠損するため、収容されている商品の損傷や汚
染をもたらす上に、支持部の強度が不十分で、切れ落ち
るおそれがあるという欠点を伴う。
【0005】また、このような欠点を防ぐため、ハンガ
ー形成部を二重構造とすることも行われているが、それ
には加工が複雑となり、作業性の低下やコスト高を招く
ことになる。
ー形成部を二重構造とすることも行われているが、それ
には加工が複雑となり、作業性の低下やコスト高を招く
ことになる。
【0006】さらに、図4に示すように、天板3のほぼ
中央部の表側基紙にハンガー形成のための切込線2本
4,4′を設け、その切込線の数個所に連結点a,a′
を残しておくとともに、このハンガー形成部全体を未接
着状態とし、必要時に上記連結点を切断してハンガーを
形成させるようにした包装箱も提案されている。
中央部の表側基紙にハンガー形成のための切込線2本
4,4′を設け、その切込線の数個所に連結点a,a′
を残しておくとともに、このハンガー形成部全体を未接
着状態とし、必要時に上記連結点を切断してハンガーを
形成させるようにした包装箱も提案されている。
【0007】しかしながら、このような包装箱は前記連
結点を設けるための加工が複雑になる上に、組立作業中
に連結点の切断を生じやすく、ロスが多くなるのを免れ
ないという欠点がある。
結点を設けるための加工が複雑になる上に、組立作業中
に連結点の切断を生じやすく、ロスが多くなるのを免れ
ないという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、収容部本体
をそこなうことなく、必要時に、十分強い支持力をもつ
ハンガーを簡単に形成しうる透視窓付きの包装箱を提供
することを目的としてなされたものである。
をそこなうことなく、必要時に、十分強い支持力をもつ
ハンガーを簡単に形成しうる透視窓付きの包装箱を提供
することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ハンガー付
き包装箱について種々研究を重ねた結果、天板を二重構
造とし、その表側部片にハンガー形成用の切込線を設
け、剥離可能に仮接着させることにより、収容部本体を
そこなうことなく、必要時に簡単にしかも十分な強度を
もつハンガーを形成しうることを見出し、この知見に基
づいて本発明をなすに至った。
き包装箱について種々研究を重ねた結果、天板を二重構
造とし、その表側部片にハンガー形成用の切込線を設
け、剥離可能に仮接着させることにより、収容部本体を
そこなうことなく、必要時に簡単にしかも十分な強度を
もつハンガーを形成しうることを見出し、この知見に基
づいて本発明をなすに至った。
【0010】
【実施例】次に本発明を添付図面に従って説明する。図
1は本発明包装箱の斜視図であって、本発明は、表面に
透明プラスチックフィルムを積層した厚紙から成る基紙
をもって形成された方体状箱体であって、前板(1)に
厚紙部分のみを打ち抜いて内部透視可能の窓孔2を設け
るとともに、基板末端片2枚重合し、貼合せて形成した
天板3のほぼ中央部の表側基紙にハンガー形成のための
切込線2本4,4′と吊り下げ孔形成用輪郭部5を設
け、かつこの切込線4,4′と天板3の外縁で囲まれた
部分を、吊り下げ孔に相当する部分5を除いて剥離可能
に仮接着した構造を有している。なお、7は後板、8は
底板の縁部であり、9は側板である。
1は本発明包装箱の斜視図であって、本発明は、表面に
透明プラスチックフィルムを積層した厚紙から成る基紙
をもって形成された方体状箱体であって、前板(1)に
厚紙部分のみを打ち抜いて内部透視可能の窓孔2を設け
るとともに、基板末端片2枚重合し、貼合せて形成した
天板3のほぼ中央部の表側基紙にハンガー形成のための
切込線2本4,4′と吊り下げ孔形成用輪郭部5を設
け、かつこの切込線4,4′と天板3の外縁で囲まれた
部分を、吊り下げ孔に相当する部分5を除いて剥離可能
に仮接着した構造を有している。なお、7は後板、8は
底板の縁部であり、9は側板である。
【0011】本発明において用いる厚紙は、アート紙、
クラフト紙、上質厚紙など、従来包装箱の材料として用
いられているものの中から任意に選ぶことができる。こ
のものは所望の色調に着色されたものでもよく、また、
文字、図柄などが印刷されていてもよい。この厚紙の厚
さとしては、通常0.03〜0.5mmの範囲が選ばれ
る。
クラフト紙、上質厚紙など、従来包装箱の材料として用
いられているものの中から任意に選ぶことができる。こ
のものは所望の色調に着色されたものでもよく、また、
文字、図柄などが印刷されていてもよい。この厚紙の厚
さとしては、通常0.03〜0.5mmの範囲が選ばれ
る。
【0012】次に、この厚紙表面に積層される透明プラ
スチックフィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン‐プロピレン共重合体、エチレン‐酢酸ビニル
共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニルなど慣用のプラスチックのフィルムを用いることが
できるが、特にポリエチレンテレフタレートのようなポ
リエステルのフィルムが好適である。このフィルムは透
明であって内部が透視できるものであるかぎり、着色さ
れていてもよい。このフィルムの厚さは通常10〜50
0μmの範囲で選ばれる。
スチックフィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン‐プロピレン共重合体、エチレン‐酢酸ビニル
共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニルなど慣用のプラスチックのフィルムを用いることが
できるが、特にポリエチレンテレフタレートのようなポ
リエステルのフィルムが好適である。このフィルムは透
明であって内部が透視できるものであるかぎり、着色さ
れていてもよい。このフィルムの厚さは通常10〜50
0μmの範囲で選ばれる。
【0013】本発明の包装箱の全体形状としては、平箱
状、直方体状、立方体状などその中に収容される商品の
形状に応じて適宜選択することができる。本発明の包装
箱の前板1には、内部が透視しうるように透明の窓孔2
が設けられているが、この窓孔2は、厚紙の厚紙部分の
みをあらかじめ打ち抜き、その後で透明プラスチックを
積層することによって形成されている。図1では、方形
状の窓孔を示したが、この窓孔の形状としては円形状、
長円状、三角形状、五角形状、六角形状、ひょうたん形
状その他任意の形状とすることができる。
状、直方体状、立方体状などその中に収容される商品の
形状に応じて適宜選択することができる。本発明の包装
箱の前板1には、内部が透視しうるように透明の窓孔2
が設けられているが、この窓孔2は、厚紙の厚紙部分の
みをあらかじめ打ち抜き、その後で透明プラスチックを
積層することによって形成されている。図1では、方形
状の窓孔を示したが、この窓孔の形状としては円形状、
長円状、三角形状、五角形状、六角形状、ひょうたん形
状その他任意の形状とすることができる。
【0014】本発明の包装箱においては、天板3を基紙
2枚を重ね合わせて形成し、ほぼ中央部に表側基紙の縁
辺から、前板1の境界折り目に至る2本の切込線4,
4′で囲まれたハンガー形成部を構成させることが必要
である。このハンガー形成部は、通常、前板1との境界
を長辺、天板縁辺を短辺とした台形状とするが、所望な
らば長方形状、正方形状、円弧状など任意の形状にする
こともできる。このハンガー形成部には、その中心付近
に吊り下げ孔形成用輪郭部5が画成されている。
2枚を重ね合わせて形成し、ほぼ中央部に表側基紙の縁
辺から、前板1の境界折り目に至る2本の切込線4,
4′で囲まれたハンガー形成部を構成させることが必要
である。このハンガー形成部は、通常、前板1との境界
を長辺、天板縁辺を短辺とした台形状とするが、所望な
らば長方形状、正方形状、円弧状など任意の形状にする
こともできる。このハンガー形成部には、その中心付近
に吊り下げ孔形成用輪郭部5が画成されている。
【0015】本発明の包装箱においては、前記したハン
ガー形成部が、天板3の裏側基紙と、吊り下げ孔形成用
輪郭部5以外の部分で仮接着されていることが必要であ
る。ここで仮接着とは、ハンガー形成が必要とされたと
き、このハンガー形成部の縁辺から引き起こすことによ
って、吊り下げ孔形成用輪郭部5のみを残して、容易に
剥離されるように接着されている状態をいう。
ガー形成部が、天板3の裏側基紙と、吊り下げ孔形成用
輪郭部5以外の部分で仮接着されていることが必要であ
る。ここで仮接着とは、ハンガー形成が必要とされたと
き、このハンガー形成部の縁辺から引き起こすことによ
って、吊り下げ孔形成用輪郭部5のみを残して、容易に
剥離されるように接着されている状態をいう。
【0016】このような仮接着は、裏側基紙のハンガー
形成部に対応する位置に、吊り下げ孔形成用輪郭部5を
除いて剥離層を設け常法に従って接着加工することによ
って行うことができる。この剥離層は、例えばシリコー
ン樹脂、ワックス類などを塗布することによって設けら
れる。
形成部に対応する位置に、吊り下げ孔形成用輪郭部5を
除いて剥離層を設け常法に従って接着加工することによ
って行うことができる。この剥離層は、例えばシリコー
ン樹脂、ワックス類などを塗布することによって設けら
れる。
【0017】本発明の包装箱においては、ハンガー形成
部を引き起す際、作業しやすいように表側基板の外縁に
沿った部分を接着せずに、やや空隙を設けたり、ハンガ
ー形成部を画成する2本の切込線4,4′と外縁と接触
する個所に切欠部6,6′を設けることにより、保持容
易に構成するのが好ましい。このような包装箱は、例え
ば特定の形状をもつ組立原紙を用いて製作することがで
きる。
部を引き起す際、作業しやすいように表側基板の外縁に
沿った部分を接着せずに、やや空隙を設けたり、ハンガ
ー形成部を画成する2本の切込線4,4′と外縁と接触
する個所に切欠部6,6′を設けることにより、保持容
易に構成するのが好ましい。このような包装箱は、例え
ば特定の形状をもつ組立原紙を用いて製作することがで
きる。
【0018】図2は、この原紙の展開図であって、これ
は表面に透明プラスチックフィルムを積層した厚紙を材
料とし、天板形成部13、前板形成部11、底板形成部
18及び後板形成部17を直列に連結するとともに、前
記後板形成部17の左右両側辺にそれぞれ側板形成部1
9,19′を連結し、かつ天板形成部13の左右両側
辺、底板形成部18の左右両側辺、各側板形成部19,
19′の側辺及び後板形成部17の下辺のそれぞれに、
外方に張り出して折込部20,20′,21,21′,
22,22′,23を設けた形状の原紙であって、前板
形成部11に厚紙部分のみを打ち抜いて窓孔12を形成
し、天板形成部13のほぼ中央部に前板辺から外縁にわ
たってハンガー形成のための2本の切込線14,14′
と吊り下げ孔形成用輪郭部15を設け、かつ後板形成部
17の下辺に設けた天板接着用折込部23の天板のハン
ガー形成部分に対応する表面に吊り下げ孔形成用輪郭部
15′を除いて剥離層24を設けることによって構成さ
れている。前記の各形成部及び折込部は折線によって区
画されている。
は表面に透明プラスチックフィルムを積層した厚紙を材
料とし、天板形成部13、前板形成部11、底板形成部
18及び後板形成部17を直列に連結するとともに、前
記後板形成部17の左右両側辺にそれぞれ側板形成部1
9,19′を連結し、かつ天板形成部13の左右両側
辺、底板形成部18の左右両側辺、各側板形成部19,
19′の側辺及び後板形成部17の下辺のそれぞれに、
外方に張り出して折込部20,20′,21,21′,
22,22′,23を設けた形状の原紙であって、前板
形成部11に厚紙部分のみを打ち抜いて窓孔12を形成
し、天板形成部13のほぼ中央部に前板辺から外縁にわ
たってハンガー形成のための2本の切込線14,14′
と吊り下げ孔形成用輪郭部15を設け、かつ後板形成部
17の下辺に設けた天板接着用折込部23の天板のハン
ガー形成部分に対応する表面に吊り下げ孔形成用輪郭部
15′を除いて剥離層24を設けることによって構成さ
れている。前記の各形成部及び折込部は折線によって区
画されている。
【0019】この原紙においては、前記天板形成部13
の切込線14,14′と外縁との接触部にそれぞれ切欠
部16,16′を設けたり、ハンガー形成部分の外縁を
その他の部分の外縁よりも突出させることにより引き起
す際の保持を容易にするのが好ましい。この組立原紙
は、各折線より外側に折り曲げ、折込部に接着剤を塗布
し、所要の個所と接着させることによって包装箱とする
ことができる。なお、各側板に連結する折込部19,1
9′は接着せずに単に折って差し込むことにより商品の
取り出し口とすることもできる。
の切込線14,14′と外縁との接触部にそれぞれ切欠
部16,16′を設けたり、ハンガー形成部分の外縁を
その他の部分の外縁よりも突出させることにより引き起
す際の保持を容易にするのが好ましい。この組立原紙
は、各折線より外側に折り曲げ、折込部に接着剤を塗布
し、所要の個所と接着させることによって包装箱とする
ことができる。なお、各側板に連結する折込部19,1
9′は接着せずに単に折って差し込むことにより商品の
取り出し口とすることもできる。
【0020】このような組立原紙は、次のようにして作
成するのが好ましい。すなわち、表面に透明プラスチッ
クフィルムを積層した厚紙を打ち抜いて、直列に連結さ
れた天板形成部13、前板形成部11、底板形成部18
及び後板形成部17と、前記後板形成部17の左右両側
辺に連結された側板形成部19,19′と、前記天板形
成部13の両側辺、底板形成部18の左右両側辺、各側
板形成部19,19′の側辺及び後板形成部17の下辺
のそれぞれに外方に張り出して設けた折込部20,2
0′,21,21′,22,22′,23が、それぞれ
折線によって区画され、天板形成部13のほぼ中央部に
前板辺から外縁にわたってハンガー形成のための2本の
切込線14,14′と吊り下げ孔形成用輪郭部15の切
込線を有する組立原紙を作成する際に、あらかじめ前板
形成部11の一部の厚紙部分を除いて窓孔12を形成す
るとともに、後板形成部17の下辺に設けられる天板接
着用折込部23の天板のハンガー形成部分に対応する表
面の吊り下げ孔形成用輪郭部15′以外の部分に剥離剤
層24をオフセット印刷などにより形成させておく。
成するのが好ましい。すなわち、表面に透明プラスチッ
クフィルムを積層した厚紙を打ち抜いて、直列に連結さ
れた天板形成部13、前板形成部11、底板形成部18
及び後板形成部17と、前記後板形成部17の左右両側
辺に連結された側板形成部19,19′と、前記天板形
成部13の両側辺、底板形成部18の左右両側辺、各側
板形成部19,19′の側辺及び後板形成部17の下辺
のそれぞれに外方に張り出して設けた折込部20,2
0′,21,21′,22,22′,23が、それぞれ
折線によって区画され、天板形成部13のほぼ中央部に
前板辺から外縁にわたってハンガー形成のための2本の
切込線14,14′と吊り下げ孔形成用輪郭部15の切
込線を有する組立原紙を作成する際に、あらかじめ前板
形成部11の一部の厚紙部分を除いて窓孔12を形成す
るとともに、後板形成部17の下辺に設けられる天板接
着用折込部23の天板のハンガー形成部分に対応する表
面の吊り下げ孔形成用輪郭部15′以外の部分に剥離剤
層24をオフセット印刷などにより形成させておく。
【0021】この剥離剤としては、接着剤によりいった
ん接着しても、必要時に容易に再剥離できるものが用い
られる。このようなものとしては、例えばシリコーン系
ニス剤(東洋インキ製造株式会社製、商品名EDO−V
C OPニス)などが好適である。
ん接着しても、必要時に容易に再剥離できるものが用い
られる。このようなものとしては、例えばシリコーン系
ニス剤(東洋インキ製造株式会社製、商品名EDO−V
C OPニス)などが好適である。
【0022】
【発明の効果】本発明の包装箱は、収容部本体をそこな
うことなく、しかも必要時に、簡単にかつ高い強度のハ
ンガーを形成しうるので、化粧品、事務用品、玩具類の
商品陳列用として好適である。
うことなく、しかも必要時に、簡単にかつ高い強度のハ
ンガーを形成しうるので、化粧品、事務用品、玩具類の
商品陳列用として好適である。
【図1】 本発明包装箱の斜視図
【図2】 本発明組立原紙の展開図
【図3】 従来のハンガー付包装箱の1例の斜視図
【図4】 従来のハンガー付包装箱の別例の斜視図
1 前板 2 窓孔 3 天板 4,4′ 切込線 5 吊り下げ孔形成用輪郭部 6,6′ 切欠部 7 後板 8 底板 9 側板 11 前板形成部 13 天板形成部 17 後板形成部 18 底板形成部 19,19′ 側板形成部
Claims (7)
- 【請求項1】 表面に透明プラスチックフィルムを積層
した厚紙から成る基紙をもって形成された方体状箱体で
あって、前板(1)に厚紙部分のみを打ち抜いた内部透
視可能の窓孔(2)を設けるとともに、基板末端片2枚
重合し、貼合せて形成した天板(3)のほぼ中央部の表
側基紙にハンガー形成のための切込線2本(4,4′)
と吊り下げ孔形成用輪郭部(5)を設け、かつこの切込
線(4,4′)と天板(3)の外縁で囲まれた部分を、
吊り下げ孔に相当する部分(5)を除いて剥離可能に仮
接着したことを特徴とするハンガー付き包装箱。 - 【請求項2】 天板(3)の表側基板末端片の後板
(6)に接する外縁に沿って非接着部分を有する請求項
1記載のハンガー付き包装箱。 - 【請求項3】 天板(3)の表側基紙の切込線(4,
4′)と外縁と接触する個所に切欠部(6,6′)を設
けた請求項1又は2記載のハンガー付き包装箱。 - 【請求項4】 表面に透明プラスチックフィルムを積層
した厚紙から成る、天板形成部(13)、前板形成部
(11)、底板形成部(18)及び後板形成部(17)
を直列に連結するとともに、前記後板形成部(17)の
左右両側辺にそれぞれ側板形成部(19,19′)を連
結し、かつ天板形成部(13)の左右両側辺、底板形成
部(18)の左右両側辺、各側板形成部(19,1
9′)の側辺及び後板形成部(17)の下辺のそれぞれ
に、外方に張り出して折込部(20,20′,21,2
1′,22,22′,23)を設けた形状の原紙であっ
て、前板形成部(11)に厚紙部分のみを打ち抜いた窓
孔(12)を形成し、天板形成部(13)のほぼ中央部
に前板辺から外縁にわたってハンガー形成のための2本
の切込線(14,14′)と吊り下げ孔形成用輪郭部
(15)を設け、かつ後板形成部(17)の下辺に設け
た天板接着用折込部(23)の天板のハンガー形成部分
に対応する表面に吊り下げ孔形成用輪郭部(15′)を
除いて剥離層(24)を設けたことを特徴とする包装箱
用組立原紙。 - 【請求項5】 天板形成部(13)の切込線(14,1
4′)と外縁との接触部にそれぞれ切欠部(16,1
6′)を設けた請求項4記載の包装箱用組立原紙。 - 【請求項6】 天板形成部(13)のハンガー形成部分
の外縁がその他の部分の外縁よりも突出している請求項
4又は5記載の包装箱用組立原紙。 - 【請求項7】 表面に透明プラスチックフィルムを積層
した厚紙を打ち抜いて、直列に連結された天板形成部
(13)、前板形成部(11)、底板形成部(18)及
び後板形成部(17)と、前記後板形成部(17)の左
右両側辺に連結された側板形成部(19,19′)と、
前記天板形成部(13)の両側辺、底板形成部(18)
の左右両側辺、各側板形成部(19,19′)の側辺及
び後板形成部(17)の下辺のそれぞれに外方に張り出
して設けた折込部(20,20′,21,21′,2
2,22′,23)が、それぞれ折線によって区画さ
れ、天板形成部(13)のほぼ中央部に前板辺から外縁
にわたってハンガー形成のための2本の切込線(14,
14′)と吊り下げ孔形成用輪郭部(15)の切込線を
有する組立原紙を作成する際に、あらかじめ前板形成部
(11)の一部の厚紙部分を除いて窓孔(12)を形成
するとともに、後板形成部(17)の下辺に設けられる
天板接着用折込部(23)の天板ハンガー形成部分に対
応する表面の吊り下げ孔形成用輪郭部(15′)以外の
部分に剥離剤層(24)を印刷しておくことを特徴とす
る包装箱用組立原紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27372294A JPH08133271A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ハンガー付き包装箱及びその組立原紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27372294A JPH08133271A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ハンガー付き包装箱及びその組立原紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08133271A true JPH08133271A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17531657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27372294A Pending JPH08133271A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | ハンガー付き包装箱及びその組立原紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08133271A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3041848U (ja) * | 1997-03-18 | 1997-10-03 | 大日本印刷株式会社 | 吊下片付き紙箱 |
WO2004007304A1 (de) * | 2002-07-17 | 2004-01-22 | Schering Aktiengesllschaft | Faltschachtel mit abklappbarer aufhängelasche |
US7316343B2 (en) | 2002-07-17 | 2008-01-08 | Schering Ag | Folding box with fold-down attachment flap |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP27372294A patent/JPH08133271A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3041848U (ja) * | 1997-03-18 | 1997-10-03 | 大日本印刷株式会社 | 吊下片付き紙箱 |
WO2004007304A1 (de) * | 2002-07-17 | 2004-01-22 | Schering Aktiengesllschaft | Faltschachtel mit abklappbarer aufhängelasche |
US7316343B2 (en) | 2002-07-17 | 2008-01-08 | Schering Ag | Folding box with fold-down attachment flap |
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