JPH0813178B2 - パルスを変調させる回転式燃料ポンプ - Google Patents

パルスを変調させる回転式燃料ポンプ

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JPH0813178B2
JPH0813178B2 JP3091966A JP9196691A JPH0813178B2 JP H0813178 B2 JPH0813178 B2 JP H0813178B2 JP 3091966 A JP3091966 A JP 3091966A JP 9196691 A JP9196691 A JP 9196691A JP H0813178 B2 JPH0813178 B2 JP H0813178B2
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • F04C15/0042Systems for the equilibration of forces acting on the machines or pump
    • F04C15/0049Equalization of pressure pulses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ポンプ及び電機駆
動装置と共に、車や車の燃料タンク内に設けられる電動
式燃料ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】電動装置により駆動する回転燃料ポンプ
は、ここ数年間、自動車のオリジナル装置として或いは
自動車のオリジナル燃料供給装置の補足装置として使用
されてきている。ポンプと動力装置は例えばCharles H.
Tuckeyによる1982年8月30日付米国特許第4,401,
416 号に記載のように、共通のハウジング内に位置する
ことが多い。
【0003】ポンプは車の燃料タンク内に取付けられる
ことが多いので、ノイズの要因は極めて重要である。荷
重を受けるポンプは通常ノイズが多いので搭乗者にはハ
ミングノイズとしてうるさく聞こえることになる。ポン
ピングサイクルにおいては、単位量(pumping cell)が
吐出されると同時に別の単位量が流体から取り込まれ
る。言い換えれば、吸入及び排出による圧力波は同調さ
れ、通常は、各単位量によって吐出される流体の量は別
の単位量に取り込まれる量と同じである。
【0004】複数の羽根の1つがポンピングサイクルを
通過する度に、僅かな圧力パルスを起すことは、容積式
ポンプ本来の特徴である。例えばローラベーン式回転ポ
ンプはシステム圧にて作動する時に人に聞える程のハミ
ングノイズを生じる。このノイズは出力圧が増加する程
に増加する傾向にある。所望の作動圧において、ポンプ
からの流れをなめらかでパルスのないものにするため
に、圧力パルスを減少させるか又は除去することは、容
積式ポンプの利用者及び製造者の念願であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入口
圧が負の谷間になる時と排出圧のピークになる時とを合
わせることによって相殺し、ポンプ内への流れ及びポン
プからの流れの双方を平滑なものにすると同時にポンプ
ノイズを減少させることである。これはポンプ組立体内
の入口帯域と吐出帯域との間に弾性部材を設けることを
意味する。こうすることにより、圧力ピークが吐出帯域
に生じる毎に、弾性部材が圧力によってしなるか又は入
口帯域の方へ移動して、入口側に同時に生じる負圧を相
殺できる。
【0006】ポンプの出口と同じく入口でも、作動圧の
全領域について圧力波又はパルスを予め設定しておく必
要がある。このとき、ポンプの入口側と排出側との間の
圧力差の大きさを知ってそれに対処しなければならな
い。つまり、通常は入口帯域の平均圧力は大気に近く、
出口帯域の平均圧力はポンプに必要な作動圧に応じて、
例えば4.22kg/cm2(60psi)からそれ以上という具合に大
気圧よりはるかに高くなっている。
【0007】燃料ポンプに設けられた中空のパルス吸収
室はYoshifumi による1980年1月1日付米国特許第
4,181,473 号、及びTuckeyによる1985年6月4日付
米国特許第4,521,164 号に記載されている。本発明によ
れば、可撓プラスチック材製の中空のパルス変調装置は
ブロー成形法により形成され、中空室の内圧は大気圧以
上であり、成形過程中に室内に導入されたものである。
【0008】本発明の他の特徴及び利点は本発明の実施
例を示す添附の図面を参照して当業者に明らかとなるよ
うに以下に詳述する。図1において長手方向断面図にて
示す燃料ポンプは、円筒形の内部ケース22によって分
離された入口ハウジング10と出口ハウジング20とを
有する。外部ケース24のOリングを備えた末端部2
6,28は、組立体を一体結合するように湾曲してい
る。電機子マグネット30,32は、整流子42を有す
る回転電機子40の周囲に従来通りに配置される。出口
ハウジング20内のブラシ44,46は、適当な電気コ
ネクター48,50を有し、整流子42の面に弾性押圧
される。
【0009】電機子40の取付軸60は、入口ハウジン
グ10の壁64内に形成されたボス62に軸支される。
壁内の入口65を介して燃料は内側歯車回転子66を包
含するポンプの入口側に入るが、この場合前記回転子は
軸60に押圧されて永久固定され、外側歯車回転子68
内に位置決めされる。ポンプの出口69を設けるが、ポ
ンプの出口燃料は、電機子とシールとの間に設けられた
アイレット72によって回転子に押圧されて外側歯車6
8と共に自由に回転する可撓シール70をも自由に通過
する。
【0010】本発明者による1986年6月24日付の
米国特許第4,596,519 号に詳述してあるように、回転子
66,68の歯車はヘリカルギヤの噛み合わせとし、ポ
ンプ出口の脈動を減少させて穏やかなものにするのが望
ましい。電機子40の他端における取付軸80は、出口
ハウジング20の中央挿入部84内の押圧ブシュ82に
軸支される。ブシュ82は軸80に取付けられ、空所8
5内の挿入部にて軸方向に可動である。ブシュ82は軸
80と共に回転する。従来通り出口ニップル連結部87
を設ける。フィルタスクリーン88は入口ハウジング1
0の基本開口部90を被うように設けられる。
【0011】入口10は、電機子マグネット30,32
に対向する内側延長フランジ94を有する。フランジ9
4の内縁とマグネット30,32との間には、図示の如
く、開口中央部を有する円環体として形成された円錐形
状の中空パルス減衰装置100が保持される。円環体を
形成する材料はアセテル(ACETELtm) のように炭化水素
に耐性のある可撓プラスチックである。該部材は、その
内圧が大気圧を上回るように、例えば1.12kg/cm2(16ps
i) 乃至2.81kg/cm2(40psi) になるようにブロー成形法
によって密閉した室として成形される。これは取付ける
ポンプ容量に関連して調整可能である。
【0012】部分円錐体としてのパルス減衰装置100
の形状は部材の寿命に関係があるので重要である。停止
状態において、該形状が二つの平行面相互間にある場
合、内圧により壁は僅かにふくらむが、より高い圧力を
受けると直径方向に変形する。装置の形状により該変化
は抵抗を受ける。しかし、円錐形状の場合、僅かな角度
変化があるが、半径方向における変化に対する抵抗がほ
とんどないので材料上に応力が生じることはない。従っ
て装置の寿命は長くなる。
【0013】上記圧力室は、薄肉の管の一端を閉鎖し、
該閉鎖端における圧力を増加させるように閉鎖端の方へ
ローラ相互間に挟んで管の一部を圧搾することによって
形成可能である。次に該管をローラ後方にて密閉して加
圧セグメントを作る。該セグメントはポンプ室内に長い
ままで、又は円環状にして挿入することができる。パル
ス減衰装置の該内圧は、ばね付勢の必要をなくし、外圧
の上昇に伴う抵抗増加が計算可能となる。かくて、パル
スを軽減するためにヘリカルギヤを使用し、パルス室の
内圧と協働することにより高速運転されるポンプの振動
とノイズが実際には検出不能な程までに減少可能とな
る。
【0014】本発明の別の特徴は電機子にかかる軸方向
力の均衡にある。ブラシ44,46は通常のバッキング
ばねにより整流子42に抗して左方へ移動する。電機子
室内の圧力並びに入口室90内の負圧によりポンプの回
転子に力が働き左方へ移動する。壁64に抗する内外回
転子の界面摩擦により、ポンプには実際のポンプ荷重以
外の荷重が加わる。これは電機子の右端における可動ブ
ッシング82上の圧力により中和される。同様に、電機
子マグネットは僅かに右へ移動し、右側に平衡力が生じ
る。かくて、左側への通常作動力、すなわちブラシ力及
び左方への圧力は電機子上の磁力により釣り合い、電機
子は右へ移動する傾向にある。これによりポンプ回転子
の摩擦荷重が減少する。従って電機子の電流抗力が減少
し、ポンプの効率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パルス制動装置を備える電気燃料ポンプの断面
図である。
【図2】吹込成形品として形成したパルス減衰装置の斜
視図である。
【符号の説明】
10 入口ハウジング 20 出口ハウジング 22 ケーシング 24 カバー 30,32 電機子磁石 40 回転電機子 42 整流子 44,46 ブラシ 48,50 コネクター 60,80 軸 62 ボス 66,68 回転子 82 ブラッシング 88 スクリーン 94 フランジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料入口と燃料出口を有するハウジング
    と、前記ハウジングに収容されると共に回転子を有し、
    該回転子は前記入口及び前記出口と連通すると共に、全
    体として対向した第1と第2の面を有し、前記第1の面
    が全体として前記回転子の回転軸の横方向に延長し、前
    記ハウジングと摩擦係合して作動時入口と出口の間の前
    記回転子の両端間の燃料差圧が前記回転子の前記一面を
    前記ハウジングと摩擦係合するよう付勢する容積式ポン
    プと、固定子及び電機子と共に前記ハウジング内に設け
    られ、前記電機子が回転するように軸支され、前記回転
    子が前記電機子と同時に回転し、軸方向に移動するよう
    に該電機子に固定される直流電動モータとから成り、前
    記固定子が前記回転子に対し軸方向に片寄り、作動時前
    記電機子を前記回転子の前記第1の面から遠ざかるよう
    に磁力により軸方向に移動させて前記回転子の両端間の
    前記燃料差圧により前記回転子に作用する力に対抗さ
    せ、少なくともこれを部分的に中和することを特徴とす
    る電機燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記固定子が、前記電機子を円周状に囲
    むよう配列された永久磁石で構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の電機燃料ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記容積式ポンプが、前記回転子を構成
    すると共に、前記電機子と同時に回転し、軸方向に移動
    するように該電機子に固定された外側歯車と内側歯車と
    で構成されることを特徴とする請求項1記載の電機燃料
    ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記電機子の他端に隣接して設けられ、
    前記電機子と同時に軸方向に移動するように該電機子に
    固定された軸受けをさらに含み、前記軸受けは前記ハウ
    ジング内の空所に軸方向に摺動可能に収容されると共
    に、全体として対向した面を有し、前記電機子に隣接の
    面が前記ハウジング内の、前記ポンプから排出された燃
    料と連通し、他方の面が前記空所を介して大気と連通
    し、作動時前記ハウジング内の、前記軸受けに作用する
    燃料圧が前記回転子の両端間の前記差圧により生じる力
    に対抗し、これを部分的に中和する力を発生させること
    を特徴とする請求項3記載の電機燃料ポンプ。
JP3091966A 1990-06-06 1991-04-23 パルスを変調させる回転式燃料ポンプ Expired - Fee Related JPH0813178B2 (ja)

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US07/533899 1990-06-06
US07/572669 1990-08-27
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