JPH08131295A - 立姿勢用シート - Google Patents

立姿勢用シート

Info

Publication number
JPH08131295A
JPH08131295A JP6302860A JP30286094A JPH08131295A JP H08131295 A JPH08131295 A JP H08131295A JP 6302860 A JP6302860 A JP 6302860A JP 30286094 A JP30286094 A JP 30286094A JP H08131295 A JPH08131295 A JP H08131295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
standing
frame
frame portion
standing posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6302860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3586300B2 (ja
Inventor
Takashi Numaguchi
敬史 沼口
Hideki Iwata
秀樹 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tenryu Industries Co Ltd
Original Assignee
Tenryu Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tenryu Industries Co Ltd filed Critical Tenryu Industries Co Ltd
Priority to JP30286094A priority Critical patent/JP3586300B2/ja
Publication of JPH08131295A publication Critical patent/JPH08131295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3586300B2 publication Critical patent/JP3586300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C9/00Stools for specified purposes
    • A47C9/02Office stools not provided for in main groups A47C1/00, A47C3/00 or A47C7/00; Workshop stools
    • A47C9/025Stools for standing or leaning against, e.g. in a semi-standing or half-seated position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/30Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
    • B60N2/3038Cushion movements
    • B60N2/304Cushion movements by rotation only
    • B60N2/3045Cushion movements by rotation only about transversal axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2002/247Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles to support passengers in a half-standing position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の乗物や施設において広く使用でき、略
立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできる立姿
勢用シートを提供する。 【構成】 回動して少なくとも二面の使用が可能な水平
配置の断面略長方形の略棒状の座部10と、前記座部1
0に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置す
る水平配置の断面略円形の略棒状の支持部20と、前記
座部10及び支持部20を支持するフレーム部30とを
備え、前記座部10及び支持部20を利用して略立姿勢
で着座できるとともに、凭れることもできるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立姿勢用シートに関す
るものであり、特に、バスや電車等の乗物、バスの停留
所、コーヒーショップ等のサービスカウンターなどの各
種の施設において広く使用でき、略立姿勢で着座できる
とともに、凭れ掛かることもできる立姿勢用シートに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、バスや電車等の乗物において
は、通常、四本脚のフレームに、所定の面積を有する板
状の座部が略水平状態に配設され、この座部に対して所
定の角度で背当部が配設された、所謂、椅子型の座席が
使用されている。この種の座席は、座部にしっかり腰掛
けるタイプの座席であり、バスや電車等の乗物に限ら
ず、バスの停留所、コーヒーショップ等のサービスカウ
ンター、映画館等の各種の施設においても広く使用され
ている。
【0003】また、従来より、例えば、映画館や劇場等
においては、跳上式の折畳可能な座部を有する座席も使
用されている。このような可動式の座部を有する座席と
して、実開平4−93649号公報に記載のボラードベ
ンチがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のしっかり腰掛けるタイプの椅子型の座席では、通
常、所定の座席間隔を設けて配設する必要があり、複数
個の座席を並べる場合に、座席個数を余り多くすること
ができなかった。このため、座席に座れる人の数が少な
く、他の人は立っていなければならないこともあった。
特に、多くの人が利用する乗物や施設の場合には、混雑
すると殆どの人が立たなければならず、この場合には、
座席や壁に凭れ掛っている人が多いのも事実であった。
【0005】そこで、本発明は、各種の乗物や施設にお
いて広く使用でき、略立姿勢で着座できるとともに、凭
れることもできる立姿勢用シートの提供を課題とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
立姿勢用シートは、水平配置の略棒状の座部と、前記座
部に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置す
る水平配置の略棒状の支持部と、前記座部及び支持部を
支持するフレーム部とを備え、前記座部及び支持部を利
用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもで
きるものである。
【0007】請求項2の発明にかかる立姿勢用シート
は、回動して少なくとも二面の使用が可能な座部と、前
記座部に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位
置する支持部と、前記座部及び支持部を支持するフレー
ム部とを備え、前記座部及び支持部を利用して略立姿勢
で着座できるとともに、凭れることもできるものであ
る。
【0008】請求項3の発明にかかる立姿勢用シート
は、水平配置の略棒状の座部と、前記座部に対して略平
行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平配置の略
棒状の支持部と、前記座部と支持部との間に掛け渡され
た所定の変形自由度を有する掛渡部と、前記座部及び支
持部を支持するフレーム部とを備え、前記座部、支持部
及び掛渡部を利用して略立姿勢で着座できるとともに、
凭れることもできるものである。
【0009】請求項4の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項2に記載の座部を手動で回動するものであ
る。
【0010】請求項5の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項2に記載の座部を所定の駆動機構を利用して
回動するものである。
【0011】請求項6の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかの座部の使用面が
所定形状に湾曲したものである。
【0012】請求項7の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部の座
部と支持部との間の一方を開口状態としたものである。
【0013】請求項8の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部が床
或いは壁に片持状態で支持されているものである。
【0014】請求項9の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部が床
面に対して所定の傾斜角度を有して配設されているもの
である。
【0015】請求項10の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部が所
定の軸を支点に転換可能なものである。
【0016】請求項11の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部が折
畳んで収納可能なものである。
【0017】請求項12の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部が高
さ調節可能なものである。
【0018】請求項13の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部の上
方部に手掛部を有するものである。
【0019】請求項14の発明にかかる立姿勢用シート
は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフレーム部の下
方部に足乗部を有するものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明の立姿勢用シートによれば、フ
レーム部に支持され水平配置の略棒状の座部、及び前記
フレーム部に支持され前記座部に対して略平行で所定寸
法だけ上方且つ後方に位置する水平配置の略棒状の支持
部を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れるこ
ともできることにより、簡易式のシートとして使用で
き、設置スペースが狭くても配設できる。
【0021】請求項2の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部に支持され回動して少なくとも二面の使
用が可能な座部、及び前記フレーム部に支持され前記座
部に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置す
る支持部を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭
れることもできることにより、簡易式のシートとして使
用でき、設置スペースが狭くても配設できるとともに、
使用に適した状態に座部を回動できる。
【0022】請求項3の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部に支持され水平配置の略棒状の座部、フ
レーム部に支持され前記座部に対して略平行で所定寸法
だけ上方且つ後方に位置する水平配置の略棒状の支持
部、及び前記座部と支持部との間に掛け渡された所定の
変形自由度を有する掛渡部を利用して略立姿勢で着座で
きるとともに、凭れることもできることにより、簡易式
のシートとして使用でき、設置スペースが狭くても配設
できる。
【0023】請求項4の発明の立姿勢用シートによれ
ば、座部を手動で回動することにより、座部を手動で使
用に適した状態にできる。
【0024】請求項5の発明の立姿勢用シートによれ
ば、座部を所定の駆動機構を利用して回動することによ
り、座部を自動で使用に適した状態にできる。
【0025】請求項6の発明の立姿勢用シートによれ
ば、座部の使用面が所定形状に湾曲していることによ
り、座部に利用者の体が沿い易い。
【0026】請求項7の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部の座部と支持部との間の一方を開口状態
としたことにより、開口状態のところに大腿部を挿入で
きる。
【0027】請求項8の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部が床或いは壁に片持状態で支持されてお
り、座部の下方の一方にしかフレーム部がなく、座部の
下方の空間を広く活用できる。
【0028】請求項9の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部が床面に対して所定の傾斜角度を有して
配設されており、この傾斜を利用して座部と支持部の寸
法差を設けることができる。
【0029】請求項10の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部が所定の軸を支点に転換可能なことによ
り、適宜転換して使用向きを換えることができる。
【0030】請求項11の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部が折畳んで収納可能なことにより、不使
用時に立姿勢用シートを片付けることができる。
【0031】請求項12の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部が高さ調節可能なことにより、利用者の
背丈等に適した状態で使用することができる。
【0032】請求項13の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部の上方部に手掛部を有することにより、
この立姿勢用シートの近傍の人は適宜手掛部に手を掛け
ることができる。
【0033】請求項14の発明の立姿勢用シートによれ
ば、フレーム部の下方部に足乗部を有することにより、
着座したときに足乗部に足を乗せることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。図1は本発明の第一実施例である立姿勢用シートを
示す斜視図、図2は本発明の第一実施例である立姿勢用
シートの使用状態を示す斜視図であり、バス等の車両内
に立姿勢用シートを配設したものである。
【0035】図1及び図2に示すように、この立姿勢用
シートは、バス等の側壁に近接して配設されており、水
平配置の断面略長方形の棒状の座部10と、この座部1
0に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置す
る水平配置の断面略円形の棒状の支持部20と、この座
部10及び支持部20を支持するフレーム部30とを備
えている。なお、座部10の形状は、断面略長方形のも
のに限定されるものではなく、例えば、断面楕円形や、
断面三角形等の多角形状であってもよく、また、板状で
あってもよい。支持部20の形状も、断面略円形のもの
に限定されるものではなく、断面楕円形や、断面三角形
等の多角形状であってもよい。特に、断面略長方形の棒
状の座部10及び支持部20を採用した場合には、周囲
の角部をR状に湾曲させることにより、人体を当接させ
た場合の違和感がない。
【0036】そして、座部10は図1の矢印に示すよう
に、転倒可能な構造になっており、支持部20の上方の
フレーム部30には手掛部材33が掛け渡されている。
フレーム部30は、座部10及び支持部20等を支持す
る連結部材31,32と、脚部材34とで構成されてお
り、脚部材34の下端は床取付部材35で床面に固着さ
れ、脚部材34の側部は壁取付部材36によってシート
取付レール等を介して側壁に固着されている。つまり、
このフレーム部30は床及び壁を利用して片持状態で支
持されており、しかも、床面に対して後方に所定の傾斜
角度を有して配設されている。
【0037】したがって、この立姿勢用シートの座部1
0を回転させて、座部10及び支持部20を利用して図
2に示すように略立姿勢で着座することができる。ま
た、この立姿勢用シートの近傍の人は、この立姿勢用シ
ートの手掛部材33に手を掛けた状態でバス等に乗車す
ることができる。更に、後述するように立姿勢用シート
に凭れることもできる。
【0038】次に、この立姿勢用シートの各構成部分に
ついて詳細に説明する。図3は本発明の第一実施例であ
る立姿勢用シートを示す正面図、図4は平面図、図5は
側面図である。図6の(a)は立姿勢用シートのフレー
ム部の脚部材に接続される連結部材を示す正面図、
(b)は側面図、図7の(a)は立姿勢用シートのフレ
ーム部の脚部材に接続されない連結部材を示す正面図、
(b)は側面図、図8の(a)は立姿勢用シートの座部
内部のクッションフレームの要部を示す平面図、(b)
は側面図、(c)は正面図である。
【0039】図3乃至図7に示すように、座部10の周
囲はクッション11によって覆われており、このクッシ
ョン11の内部にはクッションフレーム12が配設され
ている。座部10はクッションフレーム12の回転軸1
3を中心に回動し、回転軸13は両端がチューブ13a
で中央部がパイプ13bで構成されている。また、チュ
ーブ13aから所定の寸法だけ離れた位置にガイドピン
14がチューブ13aに対して平行状態に配設されてい
る。これらの回転軸13及びガイドピン14はチャンネ
ル15によって支持されており、クッションフレーム1
2の左右に位置するチャンネル15は回転軸13によっ
て連結されているとともに、端部は抑材16によって連
結されている。そして、このチャンネル15と抑材16
の間には木製あるいは合成樹脂製の横渡板17が介装さ
れている。
【0040】支持部20の周囲もクッション21によっ
て覆われており、このクッション21の内部にはパイプ
状のフレーム22が配設されている。座部10のクッシ
ョン11及び支持部20のクッション21の材質は、ウ
レタン、発泡ゴム等のクッション性のあるものが採用さ
れている。なお、ここでは支持部20は固定式となって
いる。
【0041】上記の座部10及び支持部20はフレーム
部30の2本の連結部材31,32によって支持されて
いる。つまり、各連結部材31,32の座部取付部31
a,32aに座部10の回転軸13の両端のチューブ1
3aが各々挿入され、各連結部材31,32のガイド溝
31b,32bに座部10のガイドピン14が各々挿入
されている。回転軸13の一方のチューブ13aにはス
プリング18が介装され、このスプリング18の一方の
端部は連結部材31の孔31cに挿入され、スプリング
18の他方の端部はクッションフレーム12のガイドピ
ン14に係止されている。座部10に何の力も作用して
いない場合には、座部10は上方に跳上がった状態(図
3及び図5の二点鎖線の状態)となっており、座部10
を手動で回転させることにより、スプリング18の付勢
力に抗して略水平状態(図3及び図5の実線の状態)に
なる。つまり、座部10は図3及び図5の実線の状態か
ら、図3及び図5の二点鎖線の状態にスプリング18の
付勢力を利用して自動復帰するようになっている。な
お、ここではスプリング18をフレーム部30の連結部
材31側のみに介装したが、他方の連結部材32側にも
介装できる。
【0042】また、連結部材01,32のガイド溝31
b,32b内の孔31d,32dを利用して、クッショ
ンフレーム12のガイドピン14が当接する当接部材
(図示せず)が配設されており、座部10の回動範囲が
規制されている。各連結部材31,32の支持部取付部
31e,32eには支持部20のフレーム22の端部が
各々挿入されており、手掛取付部31f,32fには手
掛部材33の両端が各々挿入されている。
【0043】連結部材31の接続部31gには、脚部材
34が固着されており、脚部材34の下端には床取付部
材35が、脚部材34の側部には壁取付部材36が各々
取付けられている。なお、ここでは連結部材31と脚部
材34とが別部材からなる分割式のフレーム部30につ
いて示したが、連結部材31と脚部材34とを一体成形
したものであってもよい。
【0044】上記のような構成の立姿勢用シートは、図
9及び図10のような状態で使用することができる。図
9は本発明の第一実施例である立姿勢用シートに略立姿
勢で凭れた状態を示す側面図、図10は本発明の第一実
施例である立姿勢用シートに略立姿勢で着座した状態を
示す側面図である。
【0045】例えば、座部10を跳上げた状態のままで
は、図9に示すように、座部10及び支持部20に臀部
を当接させ、座部10及び支持部20を利用して略立姿
勢で凭れることができる。この場合、フレーム部30の
手掛部材33に肘を掛けることもできる。また、座部1
0を回動した状態では、図10に示すように、座部10
に臀部を下ろし、支持部20に腰部或いは背中下部を当
接させ、座部10及び支持部20を利用して略立姿勢で
着座することができる。
【0046】このように、本実施例の立姿勢用シート
は、回動して少なくとも二面の使用が可能な水平配置の
断面略長方形の略棒状の座部10と、前記座部10に対
して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平
配置の断面略円形の略棒状の支持部20と、前記座部1
0及び支持部20を支持するフレーム部30とを備え、
前記座部10及び支持部20を利用して略立姿勢で着座
できるとともに、凭れることもできるものである。
【0047】したがって、簡易式のシートとして使用で
き、設置スペースが狭くても配設できるので、従来のよ
うな板状の座部を使用したしっかり腰掛けるタイプの椅
子型の座席に比べ、シートピッチを狭くすることがで
き、座席個数を増加させることができる。このため、多
くの人が利用する乗物や施設において広く使用すること
ができ、混雑する場合等に都合がよいので、バスや電車
等の乗物に限らず、バスの停留所、コーヒーショップ等
のサービスカウンター、映画館等の各種の施設において
も広く使用できる。
【0048】特に、本実施例においては、座部10がフ
レーム部30の連結部材31,32に回動自在に支持さ
れており、座部10が回動して二面の使用が可能である
ので、座部10を回動し、着座する場合と、凭れる場合
とで、座部10の使用面を変え、使用に適した状態にで
きるので、使い勝手がよい。しかも、座部10がスプリ
ング18の付勢力によって自動的に戻るので、不使用状
態では座部10が常に同一の状態になり、見栄えもよ
い。このスプリング18も必ずしも装着する必要性はな
く、スプリング18がない場合には、座部10は手動で
回動させたままの状態で保持される。こうした手動で回
動する構成を採用する場合には、バネ等の弾性力を利用
したストッパ機構を組込むことにより、所定の力が作用
しない限り、座部10が図3及び図5の実線の状態と、
図3及び図5の二点鎖線の状態とで各々保持されるよう
にするのが好ましい。なお、本実施例では、回転軸13
を中心に回動する座部10について述べたが、例えば、
蝶番等を使用して座部10が回動するように構成しても
よい。また、支持部20をフレーム部30の連結部材3
1,32に回動自在に支持してもよい。
【0049】なお、上記実施例では、座部10を手動で
回動する簡易式の回動機構について説明したが、所定の
駆動機構を利用して自動で回動するようにしても構わな
い。この駆動機構としては、例えば、モータによる電気
式のものや、油圧式のものを利用することができる。座
部10を所定の駆動機構を利用して自動で回動するよう
にすれば、手動で座部10を回動させる手間が省けると
ともに、高級感がある。なお、座部10を固定式にして
もよく、この場合は立姿勢用シートの構造を極めて簡素
化できるという利点がある。また、座部10の使用面で
あるクッション11の表面を人体の形状に沿うように凹
面状に湾曲させれば、座部10に利用者の体が沿い易
く、極めて快適な状態で着座したり、凭れたりできるの
で、使い心地がよい。更に、座部10を断面三角形等の
多角形状とし、回動可能な構成を採用すれば、直前に使
用され他人の体温で暖まった使用面を使用することな
く、座部10の他の使用面を使用することができる。
【0050】当然のことながら、支持部20も上記座部
10と同様にフレーム部30に回動可能な状態で取付け
たり、支持部20のクッション21の表面を人体の形状
に沿うように湾曲させてもよい。
【0051】フレーム部30も、本実施例では、2本の
連結部材31,32で座部10及び支持部20を支持す
るものについて説明したが、座部10と支持部20との
間の一方を開口状態としてもよい。例えば、立姿勢用シ
ートの座部10と支持部20との通路側を開口状態にす
れば、開口状態のところに大腿部を挿入できるので、斜
に着座することもできる。
【0052】また、本実施例では、フレーム部30が床
及び壁に片持状態で支持されており、座部10の壁側の
下方にしかフレーム部30がなく、座部10の下方の空
間を広く活用できるので、立っている人の足先や膝等が
フレーム部30に接触することがなく、荷物等を置くこ
ともできる。なお、本実施例では、フレーム部30が床
及び壁に片持状態で支持されているが、側壁のみを利用
してフレーム部30を片持状態で支持したり、或いは、
床面のみを利用してフレーム部30を片持状態で支持し
てもよい。壁取付部材36も、本実施例では、フレーム
部30の脚部材34に配設したが、この位置よりも更に
上方の連結部材31に壁取付部材36を配設してもよ
い。しかしながら、フレーム部30を床や壁に片持状態
で支持する場合には、力学的に安定する位置を選定する
のが好ましい。
【0053】しかも、フレーム部30が床面に対して後
方に所定の傾斜角度を有して配設されているので、フレ
ーム部30の一直線上に座部10と支持部20とが位置
していても、この傾斜を利用して座部10と支持部20
とに垂直方向及び水平方向に対して所定の寸法差を設け
ることができ、この傾斜に沿って凭れたり、傾斜を利用
して着座したりできる。しかし、あまりにも傾斜角度が
緩か過ぎたり、急過ぎると、凭れるのに不便であるの
で、通常、床面から60度乃至80度程度の傾斜角度を
採用するのが好ましい。
【0054】さらに、本実施例の立姿勢用シートでは、
フレーム部の上方部に手掛部材33が渡され、この手掛
部材33が手掛部として機能するので、この立姿勢用シ
ートの近傍の人は適宜手掛部材33に手を掛けることが
できる。したがって、この立姿勢用シートをバス等の乗
物に使用した場合には、立っている乗客の安全性も高ま
る。
【0055】続いて、この立姿勢用シートの第二実施例
について説明する。図11は本発明の第二実施例である
立姿勢用シートを示す正面図、図12は本発明の第二実
施例である立姿勢用シートを示す側面図である。
【0056】図11及び図12に示すように、この立姿
勢用シートは、水平配置の断面略円形の棒状の座部40
と、この座部40に対して略平行で所定寸法だけ上方且
つ後方に位置する水平配置の断面略円形状の棒状の支持
部50と、この座部40及び支持部50を支持するフレ
ーム部60とを備えている。フレーム部60は、座部4
0及び支持部50を支持する連結部材61と、2本の脚
部材62とで構成され、各脚部材62の下端には床取付
部材63が溶接等により固着されている。そして、床取
付部材63は補強部材等によって脚部材62に強固に固
着され、この床取付部材63で床面に固着されている。
なお、ここでは一体式のフレーム部60としたが、上記
第一実施例のように組立式としても構わない。座部40
の形状は、断面略円形状のものに限定されるものではな
く、例えば、断面楕円形や、断面三角形あるいは四角形
等の多角形状としてもよい。支持部50の形状も、断面
略円形のものに限定されるものではなく、断面楕円形
や、断面三角形等の多角形状であってもよい。
【0057】座部40の周囲はクッション41によって
覆われており、このクッション41の内部にはパイプ状
のフレーム42が配設されている。支持部50の周囲も
クッション51によって覆われており、このクッション
51の内部にはパイプ状のフレーム52が配設されてい
る。なお、座部40及び支持部50の各クッション4
1,51の材質は、ウレタン、発泡ゴム等のクッション
性のあるものが採用されている。
【0058】上記の座部40及び支持部50はフレーム
部60の略逆U字状の連結部材61によって支持されて
おり、フレーム部60の連結部材61の支持部50上方
には手掛部61aが形成されている。なお、この座部4
0及び支持部50は固定式である。
【0059】この立姿勢用シートも、上記実施例と略同
様に、座部40に臀部を下ろし、支持部50に腰部或い
は背中下部を当接させ、座部40及び支持部50を利用
して略立姿勢で着座できるとともに、座部40及び支持
部50に臀部を当接させ、凭れることもできる。また、
この立姿勢用シートの近傍の人は、フレーム部60の手
掛部61aに手を掛けた状態でバス等に乗車することが
できる。
【0060】このように、本実施例の立姿勢用シート
は、水平配置の断面略円形の略棒状の座部40と、前記
座部40に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に
位置する水平配置の断面略円形の略棒状の支持部50
と、前記座部40及び支持部50を支持するフレーム部
60とを備え、前記座部40及び支持部50を利用して
略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできるも
のである。
【0061】したがって、本実施例も上記第一実施例と
同様に、簡易式のシートとして使用でき、設置スペース
が狭くても配設できるので、従来のような板状の座部を
採用したしっかり腰掛けるタイプの椅子型の座席に比
べ、シートピッチを狭くすることができ、座席個数を増
加させることができる。このため、多くの人が利用する
乗物や施設において広く使用することができ、混雑する
場合等に都合がよいので、バスや電車等の乗物に限ら
ず、バスの停留所、コーヒーショップ等のサービスカウ
ンター、映画館等の各種の施設においても広く使用でき
る。
【0062】また、図11及び図12の二点鎖線に示す
ように、座部40と支持部50との間に掛渡部70を掛
け渡せば、座部40、支持部50及び掛渡部70を利用
して略立姿勢で安定した状態で着座できるとともに、凭
れることもできる。この掛渡部70は、例えば、布状あ
るいは網目状のもので、所定の変形自由度を有するもの
であり、材質は布に限らず、合成樹脂等を採用してもよ
く、通常、所定の垂みを有して掛け渡されている。な
お、掛渡部70に伸縮性の素材あるいき機構を採用すれ
ば、座部40と支持部50との間に直線状に掛け渡して
も構わない。要するに、掛渡部70は、臀部等の人体の
形状に沿い易いものが好ましい。
【0063】なお、本実施例では、座部40が固定式の
ものについて説明したが、上記第一実施例と同様に、座
部40をフレーム部60の連結部材61に回動自在に支
持してもよい。このように座部40を回動可能にすれ
ば、上記第一実施例のように、座部40が回動して二面
の使用が可能になるので、座部40を回動し、着座する
場合と、凭れる場合とで、座部40の使用面を変えるこ
とにより、使用に適した状態にすることができるので、
使い勝手がよい。この場合の座部40の回動機構も、手
動による簡易式の機構に限らず、所定の駆動機構を利用
して自動で回動するようにしても構わない。また、座部
40の使用面であるクッション41の表面を人体の形状
に沿うように凹面状に湾曲させれば、座部40に利用者
の体が沿い易いので、極めて快適な状態で着座したり、
凭れたりでき、使い心地がよい。更に、断面三角形等の
多角形状の座部40とし、回動可能な構成を採用すれ
ば、直前に使用され他人の体温で暖まった使用面を使用
することなく、座部40の他の使用面を使用することが
できる。同様に、支持部50をフレーム部60に回動自
在に支持してもよい。
【0064】フレーム部60も、本実施例では、1本の
略逆U字状の連結部材61で座部40及び支持部50を
支持するものについて説明したが、分割式の連結部材6
1で座部40及び支持部50を支持するようにしてもよ
く、座部40と支持部50との間の一方を開口状態とし
てもよい。また、本実施例では、フレーム部60が2本
の脚部材62で床に支持するものについて説明したが、
上記第一実施例と同様に、フレーム部60が床及び壁に
片持状態で支持されるようにしても構わない。更に、フ
レーム部60が床面に対して後方に所定の傾斜角度を有
して配設されるようにしてもよい。
【0065】ところで、上記各実施例の立姿勢用シート
では、フレーム部30,60が固定式のものについて説
明したが、フレーム部30,60を転換式にしてもよ
い。図13の(a)は本発明の他の実施例である転換式
の立姿勢用シートを示す説明図であり、(b)はシート
取付レールを示す正面図、(c)は案内溝を示す正面図
である。なお、図中、上記各実施例と同一符号は上記各
実施例と同一または相当する構成部分である。
【0066】図13の(a)に示すように、フレーム部
30を最下端である床取付部(A点)を支点に前後に転
換可能にしてもよく、或いは、B点を支点にフレーム部
30の途中で折れて前後に転換可能にしてもよい。更に
は、C点、D点を支点に前後に転換可能なようにしても
よい。この場合の転換方式は、図13の(b)に示すよ
うな側壁のシート取付レールに沿うように案内されて転
換するものでも、(c)に示すような案内溝に沿って転
換するものでもよく、或いは、フレーム部30自身に転
換軸を組込み、フレーム部30が独立して転換するもの
でもよい。このフレーム部30の転換機構は、手動式で
あっても、電動式であっても、或いは、油圧や空気圧等
の流体圧を利用したフリーロック式であってもよい。特
に、電動式の転換機方式を採用すれば、車内の各立姿勢
用シートの向きを一斉に転換することができる。
【0067】このように、フレーム部が所定の軸を支点
に転換可能な構造の立姿勢用シートにおいては、適宜転
換して使用向きを換えることができるので、例えば、電
車等の車両に配した場合には、進行方向に応じてフレー
ム部30を転換することにより、利用者は進行方向に向
って、着座したり、凭れたりすることができる。また、
知人と、前後で向き合って、着座したり、凭れたりする
こともできる。
【0068】また、上記各実施例では、立姿勢用シート
が常に使用可能な状態に配設されている場合について説
明したが、フレーム部を折畳んで収納可能なようにして
もよい。例えば、バス等の乗物の側壁面に折畳めるよう
にすれば、不使用時に立姿勢用シートを片付けることが
できるので、特に、混雑する場合には、立姿勢用シート
を片付けて通路幅等を拡大することにより、車内全体の
立席が拡大し、多数の乗客等が乗車することができる。
そして、折畳んだ状態の立姿勢用シートの座部に凭れる
こともできる。この折畳機構も、手動式、電動式、或い
は、油圧や空気圧等の流体圧を利用した方式等任意の方
式を採用することができる。
【0069】例えば、図14は本発明の他の実施例であ
る収納式の立姿勢用シートを示す側面図及び平面図であ
る。
【0070】この収納式の立姿勢用シートは、図14の
(a)に示すように、まず、立姿勢用シートの座部10
を上方に回動させ、傾斜状態のフレーム部30を、図1
4の(b)に示すように、フレーム部の下端を支点に床
面に対して垂直状態にし、この後、図14の(c)に示
すように、フレーム部30の側壁側を支点に立姿勢用シ
ートを回動させて、折畳むことにより収納するものであ
る。また、この収納部となる壁に所定の凹部を形成し、
立姿勢用シート全体が凹部に収納できるようにすれば、
収納状態において、壁面が面一となり、余分な突起物が
なくなるので、壁面側の通路を通る人の邪魔にならな
い。したがって、このような構造の立姿勢用シートを劇
場等の側面に配設すれば、立姿勢用シートの利用者のみ
ならず、観客の入替え時等にも極めて便利である。
【0071】さらに、フレーム部の高さ調節を可能にす
れば、利用者の背丈等に適した状態で使用することがで
きる。このため、背の高い人から低い人まで、立姿勢用
シートを適正な高さにして着座したり、凭れたりするこ
とができ、大人から子供まで幅広くの人が利用できる。
この高さ調節機構も、上記の転換機構や、折畳機構と同
様に、油圧式、空気圧式、電動式のフリーロックを用い
ることができ、機械的な機構としては、ギヤとラック、
スクリュー、スライド、スライドスクリュー、ヘリカル
ギヤとスクリュー等の方法がある。
【0072】更にまた、フレーム部30の下方部に足乗
部を設ければ、一段と利用者の背丈等に適した状態で使
用することができる。図15は本発明の他の実施例であ
る足乗付の立姿勢用シートを示す正面図である。なお、
図中、上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一ま
たは相当する構成部分である。
【0073】図15の(a)に示すように、フレーム部
30と一体のパイプ式で足乗部37を形成してもよく、
また、図15の(b)に示すように、フレーム部30の
脚部材34に折畳式の足乗部38を設けてもよい。折畳
式の足乗部38を採用すれば、必要に応じて足乗部38
を倒したり、折畳んだりすることができる。この場合、
折畳式の足乗部38にスプリング等を組込んで、スプリ
ングにより不使用時には自動的に足乗部38が折畳まれ
るようにすれば一段と使い勝手がよい。なお、図15で
は足乗部37,38を上記第一実施例の立姿勢用シート
に取付けた場合について述べたが、当然のことながら、
上記第二実施例の立姿勢用シートにも利用できるだけで
なく、他の立姿勢用シートにも利用できる。
【0074】この他にも、フレーム部30が前後に中折
れして傾斜角度が適宜変化するようにしたり、フレーム
部30全体の傾斜角度が変化するようにし、所謂、リク
ライニング機構を組込んでもよい。
【0075】図16は本発明の他の実施例である立姿勢
用シートの各応用例を示す正面図である。なお、図中、
上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一または相
当する構成部分である。
【0076】図16の(a)は、フレーム部30に補強
部材71を挿入したものであり、補強部材71を適宜挿
入することにより、フレーム部30の強度を向上させる
ことができる。また、補強部材71をフレーム部30に
一体に組込んでフレーム部30自体の形状を適宜変更さ
せてもよい。図16の(b)は、フレーム部30の脚部
材34の下端と床面との間に所定の隙間72を設けた立
姿勢用シートである。このような隙間72を設ければ、
箒等による床面の清掃が簡単にできる。図16の(c)
は、脚部材を使用することなく、連結部材31,32の
みでフレーム部30を構成したものであり、脚部材を使
用できない場合等には都合がよい。図16の(d)は、
二人掛け用の立姿勢用シートであり、上記説明では、主
に一人掛けの立姿勢用シートについて説明したが、図1
6の(d)に示すように二人掛け用にしたり、この他三
人以上の複数人が同時に掛けられるようにしてもよい。
また、二人掛け用の立姿勢用シートは、別個独自のフレ
ーム部で構成してもよく、一人掛け用のフレーム部を利
用して2個連設して構成しても構わない。
【0077】図17は本発明の他の実施例である立姿勢
用シートの他の各応用例を示す側面図である。なお、図
中、上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一また
は相当する構成部分である。
【0078】図17の(a)は、フレーム部30に固定
式の肘掛81を取付けたものであり、立姿勢用シートを
利用する乗客等が肘掛81に肘を掛けることができるだ
けでなく、この肘掛81によって乗客に作用する横方向
の荷重に対する飛出しを防止することができる。また、
この立姿勢用シートの近傍の人は適宜肘掛81に手を掛
けることができ、肘掛81が手掛部としての機能も果す
ので、この立姿勢用シートをバス等の乗物に使用した場
合には、立っている乗客の安全性も高まる。図17の
(b)は、フレーム部30に可動式の肘掛82を取付け
たものであり、必要に応じて肘掛82を使用することが
でき、この肘掛82によって乗客に作用する横方向の荷
重に対する飛出しを防止することができるとともに、こ
の肘掛82が立姿勢用シートから離れる場合に邪魔にな
らない。図17の(c)は、フレーム部30にスタンシ
ョンパイプ83を接続したものであり、このスタンショ
ンパイプ83の先端は天井等に固定されている。このよ
うなスタンションパイプ83を設ければ、乗客に作用す
る横方向の荷重による飛出しを防止できるとともに、こ
の立姿勢用シートをバス等の乗物に使用した場合に、ス
タンションパイプ83の付近に立っている乗客が直ちに
スタンションパイプ83を掴むことができるので、乗客
等の安全性が一段と高まる。しかも、フレーム部30の
端部がスタンションパイプ83によって天井から吊られ
た状態になっているので、単なる片持状態の立姿勢用シ
ートに比べて、力学的に安定感が増す。
【0079】また、上記各実施例では、1つの支持部2
0,50を有する立姿勢用シートについて説明したが、
複数本の支持部20,50を配設しても構わない。
【0080】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の立姿勢
用シートは、フレーム部に支持され水平配置の略棒状の
座部、及び前記フレーム部に支持され前記座部に対して
略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平配置
の略棒状の支持部を利用して略立姿勢で着座できるとと
もに、凭れることもできることにより、簡易式のシート
として使用でき、設置スペースが狭くても配設できるの
で、座席個数を増加させることができ、多くの人が利用
する乗物や施設において広く使用することができる。
【0081】請求項2の発明の立姿勢用シートは、フレ
ーム部に支持され回動して少なくとも二面の使用が可能
な座部、及び前記フレーム部に支持され前記座部に対し
て略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する支持部
を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れること
もできることにより、簡易式のシートとして使用でき、
設置スペースが狭くても配設できるので、座席個数を増
加させることができ、多くの人が利用する乗物や施設に
おいて広く使用することができる。しかも、使用に適し
た状態に座部を回動できるので、使い勝手がよい。
【0082】請求項3の発明の立姿勢用シートは、フレ
ーム部に支持され水平配置の略棒状の座部、フレーム部
に支持され前記座部に対して略平行で所定寸法だけ上方
且つ後方に位置する水平配置の略棒状の支持部、及び前
記座部と支持部との間に掛け渡された所定の変形自由度
を有する掛渡部を利用して略立姿勢で着座できるととも
に、凭れることもできることにより、簡易式のシートと
して使用でき、設置スペースが狭くても配設できるの
で、座席個数を増加させることができ、多くの人が利用
する乗物や施設において広く使用することができる。
【0083】請求項4の発明の立姿勢用シートは、座部
を手動で回動することにより、座部を手動で使用に適し
た状態にできるので、使い勝手がよい。
【0084】請求項5の発明の立姿勢用シートは、座部
を所定の駆動機構を利用して回動することにより、座部
を自動で使用に適した状態にできるので、手動で座部を
回動させる手間が省け、使い勝手がよく、高級感があ
る。
【0085】請求項6の発明の立姿勢用シートは、座部
の使用面が所定形状に湾曲していることにより、座部に
利用者の体が沿い易いので、極めて快適な状態で着座し
たり、凭れたりでき、使い心地がよい。
【0086】請求項7の発明の立姿勢用シートは、フレ
ーム部の座部と支持部との間の一方を開口状態としたこ
とにより、開口状態のところに大腿部を挿入できるの
で、斜に着座することもできる。
【0087】請求項8の発明の立姿勢用シートは、フレ
ーム部が床或いは壁に片持状態で支持されており、座部
の下方の一方にしかフレーム部がなく、座部の下方の空
間を広く活用できるので、立っている人の足先や膝等が
フレーム部に接触することもなく、荷物等を置くことも
できる。
【0088】請求項9の発明の立姿勢用シートは、フレ
ーム部が床面に対して所定の傾斜角度を有して配設され
ており、この傾斜を利用して座部と支持部の寸法差を設
けることができるので、この傾斜に沿って凭れたり、傾
斜を利用して着座したりできる。
【0089】請求項10の発明の立姿勢用シートは、フ
レーム部が所定の軸を支点に転換可能なことにより、適
宜転換して使用向きを換えることができるので、利用者
は進行方向に向って、着座したり、凭れたりすることが
できるとともに、知人と、前後で向き合って、着座した
り、凭れたりすることもできる。
【0090】請求項11の発明の立姿勢用シートは、フ
レーム部が折畳んで収納可能なことにより、不使用時に
立姿勢用シートを片付けることができるので、混雑する
場合等には立姿勢用シートを片付けて通路幅等を拡大す
ることができる。
【0091】請求項12の発明の立姿勢用シートは、フ
レーム部が高さ調節可能なことにより、利用者の背丈等
に適した状態で使用することができるので、大人から子
供まで幅広くの人が利用できる。
【0092】請求項13の発明の立姿勢用シートは、フ
レーム部の上方部に手掛部を有することにより、この立
姿勢用シートの近傍の人は適宜手掛部に手を掛けること
ができるので、この立姿勢用シートをバス等の乗物に使
用した場合には、立っている乗客の安全性も高まる。
【0093】請求項14の発明の立姿勢用シートは、フ
レーム部の下方部に足乗部を有することにより、着座し
たときに足乗部に足を乗せることができるので、一段と
利用者の背丈等に適した状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示
す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例である立姿勢用シートの使
用状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示
す正面図である。
【図4】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示
す平面図である。
【図5】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示
す側面図である。
【図6】立姿勢用シートのフレーム部の脚部材に接続さ
れる連結部材を示す正面図及び側面図である。
【図7】立姿勢用シートのフレーム部の脚部材に接続さ
れない連結部材を示す正面図及び側面図である。
【図8】立姿勢用シートの座部内部のクッションフレー
ムの要部を示す平面図、側面図及び正面図である。
【図9】本発明の第一実施例である立姿勢用シートに略
立姿勢で凭れた状態を示す側面図である。
【図10】本発明の第一実施例である立姿勢用シートに
略立姿勢で着座した状態を示す側面図である。
【図11】本発明の第二実施例である立姿勢用シートを
示す正面図である。
【図12】本発明の第二実施例である立姿勢用シートを
示す側面図である。
【図13】本発明の他の実施例である転換式の立姿勢用
シートを示す側面図、シート取付レール及び案内溝を示
す正面図である。
【図14】本発明の他の実施例である収納式の立姿勢用
シートを示す側面図及び平面図である。
【図15】本発明の他の実施例である足乗付の立姿勢用
シートを示す正面図である。
【図16】本発明の他の実施例である立姿勢用シートの
各応用例を示す正面図である。
【図17】本発明の他の実施例である立姿勢用シートの
他の各応用例を示す側面図である。
【符号の説明】
10,40 座部 11 クッション 12 クッションフレーム 13 回転軸 14 ガイドピン 18 スプリング 20,50 支持部 21 クッション 22 フレーム 30,60 フレーム部 31,32,61 連結部材 31b,32b ガイド溝 33 手掛部材 34,62 脚部材 35,63 床取付部材 36 壁取付部材 61a 手掛部 70 掛渡部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平配置の略棒状の座部と、前記座部に
    対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水
    平配置の略棒状の支持部と、前記座部及び支持部を支持
    するフレーム部とを備え、前記座部及び支持部を利用し
    て略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできる
    ことを特徴とする立姿勢用シート。
  2. 【請求項2】 回動して少なくとも二面の使用が可能な
    座部と、前記座部に対して略平行で所定寸法だけ上方且
    つ後方に位置する支持部と、前記座部及び支持部を支持
    するフレーム部とを備え、前記座部及び支持部を利用し
    て略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできる
    ことを特徴とする立姿勢用シート。
  3. 【請求項3】 水平配置の略棒状の座部と、前記座部に
    対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水
    平配置の略棒状の支持部と、前記座部と支持部との間に
    掛け渡された所定の変形自由度を有する掛渡部と、前記
    座部及び支持部を支持するフレーム部とを備え、前記座
    部、支持部及び掛渡部を利用して略立姿勢で着座できる
    とともに、凭れることもできることを特徴とする立姿勢
    用シート。
  4. 【請求項4】 前記座部は、手動で回動することを特徴
    とする請求項2に記載の立姿勢用シート。
  5. 【請求項5】 前記座部は、所定の駆動機構を利用して
    回動することを特徴とする請求項2に記載の立姿勢用シ
    ート。
  6. 【請求項6】 前記座部は、使用面が所定形状に湾曲し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の立姿勢用シート。
  7. 【請求項7】 前記フレーム部は、座部と支持部との間
    の一方を開口状態としたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の立姿勢用シート。
  8. 【請求項8】 前記フレーム部は、床或いは壁に片持状
    態で支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の立姿勢用シート。
  9. 【請求項9】 前記フレーム部は、床面に対して所定の
    傾斜角度を有して配設されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の立姿勢用シート。
  10. 【請求項10】 前記フレーム部は、所定の軸を支点に
    転換可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の立姿勢用シート。
  11. 【請求項11】 前記フレーム部は、折畳んで収納可能
    なことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の立姿勢用シート。
  12. 【請求項12】 前記フレーム部は、高さ調節可能なこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の立姿勢用シート。
  13. 【請求項13】 前記フレーム部は、上方部に手掛部を
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の立姿勢用シート。
  14. 【請求項14】 前記フレーム部は、下方部に足乗部を
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の立姿勢用シート。
JP30286094A 1994-11-12 1994-11-12 立姿勢用シート Expired - Fee Related JP3586300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30286094A JP3586300B2 (ja) 1994-11-12 1994-11-12 立姿勢用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30286094A JP3586300B2 (ja) 1994-11-12 1994-11-12 立姿勢用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08131295A true JPH08131295A (ja) 1996-05-28
JP3586300B2 JP3586300B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=17913972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30286094A Expired - Fee Related JP3586300B2 (ja) 1994-11-12 1994-11-12 立姿勢用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3586300B2 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013768A1 (fr) * 1999-08-25 2001-03-01 Hirosuke Takafuji Dispositif de support de la taille utilise en position debout
JP2001341699A (ja) * 2000-02-23 2001-12-11 Eads Airbus Gmbh 飛行機客室内の乗客輸送装置
KR20040032703A (ko) * 2002-10-10 2004-04-17 이명자 서있는 자리 위치 고정대(지하철내 버스 및 공공장소에손잡이(팔걸이) 대신에 서있는 자리 위치 고정대)
FR2873273A1 (fr) * 2004-07-21 2006-01-27 Semco Sarl Sarl Piece de mobilier urbain
JP2007230281A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Railway Technical Res Inst 鉄道車両用多目的収容装置
JP2008222130A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Railway Technical Res Inst 車両壁面支持装置
DE102007038829A1 (de) * 2007-08-16 2009-02-19 Stefan Zoell Vorrichtung zur Körperunterstützung und Verwendung der Vorrichtung in unterschiedlichen Tätigkeitsbereichen eines Benutzers
NL2003146C2 (nl) * 2009-07-07 2011-01-10 Bouwmeester Van Rens B V Zitsteuninrichting voor reizigers.
DE102010054942A1 (de) * 2010-12-17 2012-06-21 Airbus Operations Gmbh Raumoptimierter Flugbegleiter-Stehsitz für Luftfahrzeuge
JP2013106857A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Takano Co Ltd 立位体位保持器具
CN103661008A (zh) * 2013-11-21 2014-03-26 苏州先锋物流装备科技有限公司 一种应用在叉车上的切换式座驾
WO2016052094A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 三菱重工業株式会社 バックレスト、車両、及び案内軌道交通システム
US20160324325A1 (en) * 2015-05-08 2016-11-10 Derek Joyal Portable Buttock and Foot Support Device
JP2018012435A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 近畿車輌株式会社 鉄道車両用の乗客支持構造及び鉄道車両
JP2018075324A (ja) * 2016-11-12 2018-05-17 山崎産業株式会社 ベンチ
JP2019069309A (ja) * 2019-02-07 2019-05-09 愛知株式会社 椅子
JP2020074911A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 株式会社デンソー 制御装置
CN112220261A (zh) * 2020-03-09 2021-01-15 永艺家具股份有限公司 一种防止形成久坐问题的座椅
CN112498391A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
EP3792101A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
EP3792102A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
EP3792099A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
EP3792100A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
US11291307B2 (en) * 2018-04-20 2022-04-05 Ergotech Solutions, Inc. Body support
WO2023156097A1 (de) * 2022-02-15 2023-08-24 Siemens Mobility GmbH Sitzeinheit und fahrzeug mit sitzeinheit
CN112498391B (zh) * 2019-09-16 2024-06-25 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021206295A1 (de) 2021-06-18 2022-12-22 Volkswagen Aktiengesellschaft Stehsitz in einem Transportmittel

Cited By (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013768A1 (fr) * 1999-08-25 2001-03-01 Hirosuke Takafuji Dispositif de support de la taille utilise en position debout
JP4596661B2 (ja) * 2000-02-23 2010-12-08 エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー 飛行機客室構造
JP2001341699A (ja) * 2000-02-23 2001-12-11 Eads Airbus Gmbh 飛行機客室内の乗客輸送装置
KR20040032703A (ko) * 2002-10-10 2004-04-17 이명자 서있는 자리 위치 고정대(지하철내 버스 및 공공장소에손잡이(팔걸이) 대신에 서있는 자리 위치 고정대)
FR2873273A1 (fr) * 2004-07-21 2006-01-27 Semco Sarl Sarl Piece de mobilier urbain
JP2007230281A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Railway Technical Res Inst 鉄道車両用多目的収容装置
JP4628976B2 (ja) * 2006-02-28 2011-02-09 財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道車両用多目的収容装置
JP2008222130A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Railway Technical Res Inst 車両壁面支持装置
DE102007038829A1 (de) * 2007-08-16 2009-02-19 Stefan Zoell Vorrichtung zur Körperunterstützung und Verwendung der Vorrichtung in unterschiedlichen Tätigkeitsbereichen eines Benutzers
DE102007038829B4 (de) * 2007-08-16 2009-09-03 Stefan Zoell Vorrichtung zur Körperunterstützung und Verwendung der Vorrichtung in unterschiedlichen Tätigkeitsbereichen eines Benutzers
WO2009021611A1 (de) 2007-08-16 2009-02-19 Stefan Zoell Vorrichtung zur körperunterstützung und verwendung der vorrichtung in unterschiedlichen tätigkeitsbereichen eines benutzers
JP2010536402A (ja) * 2007-08-16 2010-12-02 ツォエル、シュテファン 体支持装置及び利用者の異なる操作領域内での前記装置の使用
NL2003146C2 (nl) * 2009-07-07 2011-01-10 Bouwmeester Van Rens B V Zitsteuninrichting voor reizigers.
US9540108B2 (en) 2010-12-17 2017-01-10 Airbus Operations Gmbh Space-optimized cabin attendant standing seat for aircraft
DE102010054942A1 (de) * 2010-12-17 2012-06-21 Airbus Operations Gmbh Raumoptimierter Flugbegleiter-Stehsitz für Luftfahrzeuge
JP2013106857A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Takano Co Ltd 立位体位保持器具
CN103661008A (zh) * 2013-11-21 2014-03-26 苏州先锋物流装备科技有限公司 一种应用在叉车上的切换式座驾
JP2016068737A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 三菱重工業株式会社 バックレスト、車両、及び案内軌道交通システム
WO2016052094A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 三菱重工業株式会社 バックレスト、車両、及び案内軌道交通システム
CN106794849A (zh) * 2014-09-30 2017-05-31 三菱重工业株式会社 靠背、车辆、以及导轨交通系统
EP3184396A4 (en) * 2014-09-30 2017-09-13 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Backrest, vehicle, and guide track transportation system
US20160324325A1 (en) * 2015-05-08 2016-11-10 Derek Joyal Portable Buttock and Foot Support Device
US9872570B2 (en) 2015-05-08 2018-01-23 Derek Joyal Portable buttock and foot support device
JP2018012435A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 近畿車輌株式会社 鉄道車両用の乗客支持構造及び鉄道車両
JP2018075324A (ja) * 2016-11-12 2018-05-17 山崎産業株式会社 ベンチ
US11291307B2 (en) * 2018-04-20 2022-04-05 Ergotech Solutions, Inc. Body support
JP2020074911A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 株式会社デンソー 制御装置
JP2019069309A (ja) * 2019-02-07 2019-05-09 愛知株式会社 椅子
EP3792100A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
US11285845B2 (en) 2019-09-16 2022-03-29 Grammer Ag Seat arrangement for a means of transport
CN112498393A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 格拉默公司 用于交通工具的座椅装置
CN112498392A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
EP3792101A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
EP3792102A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
EP3792099A1 (de) * 2019-09-16 2021-03-17 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
CN112498391A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
EP3848237A1 (de) * 2019-09-16 2021-07-14 Grammer Ag Sitzanordnung für ein transportmittel
CN112498394A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
CN112498391B (zh) * 2019-09-16 2024-06-25 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
US11407333B2 (en) 2019-09-16 2022-08-09 Grammer Ag Seat arrangement for a means of transport
US11458864B2 (en) 2019-09-16 2022-10-04 Grammer Ag Seat arrangement for a means of transport
CN112498394B (zh) * 2019-09-16 2024-05-24 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
CN112498393B (zh) * 2019-09-16 2024-05-24 格拉默公司 用于交通工具的座椅装置
US11772521B2 (en) 2019-09-16 2023-10-03 Grammer Ag Seat arrangement for a means of transport
CN112498392B (zh) * 2019-09-16 2024-05-07 格拉默公司 用于运输工具的座椅装置
CN112220261B (zh) * 2020-03-09 2023-07-25 永艺家具股份有限公司 一种防止形成久坐问题的座椅
CN112220261A (zh) * 2020-03-09 2021-01-15 永艺家具股份有限公司 一种防止形成久坐问题的座椅
WO2023156097A1 (de) * 2022-02-15 2023-08-24 Siemens Mobility GmbH Sitzeinheit und fahrzeug mit sitzeinheit

Also Published As

Publication number Publication date
JP3586300B2 (ja) 2004-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3586300B2 (ja) 立姿勢用シート
US4793655A (en) Multi-position convertible therapeutic chair
RU2438549C2 (ru) Настраиваемое кресло с возможностью принятия множества положений тела и способы его использования
JP5116039B2 (ja) 着座式パーソナルレストサポート器具
JP3162325B2 (ja) 背もたれおよび座席の調整が連動している、腰掛け用家具部材
JPH10508508A (ja) 調整可能な椅子用装置
JPH0753130B2 (ja) 人間工学的腰掛装置
JPH04501969A (ja) 椅子例えば複合椅子における配置
CN103653919A (zh) 具有整体式枢转的腰靠部分和座垫部分的座椅
US20080167587A1 (en) Multiple mode massage chair
JPH0822657B2 (ja) フートレストの配列
CN110151044A (zh) 一种坐便起身助力装置
KR102165278B1 (ko) 접이식 휠체어
KR102002423B1 (ko) 거꾸리 의자
CN213820632U (zh) 座椅
KR200314771Y1 (ko) 안락의자
JP4021162B2 (ja) ランバーサポート機能付き椅子
KR200395547Y1 (ko) 침대겸용 소파
JP5088847B2 (ja) 椅子
KR100607537B1 (ko) 운동 보조기구 겸용 사무용 무릎 의자
CN215015465U (zh) 一种具有多级调节结构的折叠式软包沙发
KR102518356B1 (ko) 접이식 목욕의자
KR200379699Y1 (ko) 운동 보조기구 겸용 사무용 무릎 의자
CN112369855B (zh) 一种坐站椅及坐站姿切换方法
CN217610204U (zh) 一种具有可折叠靠背的沙发

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees