JPH0822657B2 - フートレストの配列 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、フートレスト、特に乗客用椅子と組み合わ
せられたフートレスト装置にして、前記フートレストが
椅子のシートに関して脚の後ろ側を支持するように作用
する内側支持部材、及び足を置くための外側支持部材を
備え、両方の前記支持部材は一緒に連結されこれにより
非使用時の折り畳まれた位置及び使用時の折り畳まれな
い位置を取ることができるフートレストの配列に関す
る。

従来技術 US2044992より、成人用の低いフートレスト及び小児
用の高いフートレストの２組のフートレストを備えた乗
客用椅子が知られる。フートレスト自体は一定角度で椅
子のシートに付属した強固なフレームを備え、一方、２
個のフートレストは非使用時における実質的な垂直方向
位置とそれぞれ成人の足又は小児の足を支持する水平方
向位置との間を旋回できる。

かかる従来技術のフートレストは使用者の脚と足との
支持を組み合わせる可能性を与えず、まして特に椅子の
背もたれが横臥位置に倒されたときに椅子の使用者のた
めに延ばされ横たわっている支持を構成する実質的に水
平位置に全フートレストを旋回できる可能性は無い。

US2174622より、組み合わせられた脚と足との置き台
を備えた航空機の乗客用椅子、特にリクライニング式の
椅子が知られる。脚と足との置き台は２個の部分より構
成され、即ち足部分が脚部分の下方で折り畳まれように
ヒンジ手段により相互に連結されるが、これは組み合わ
せられた脚と足との置き台の格納又は引出しに関連して
非実用的である。従来技術の脚と足との置き台の特別の
実施例においては、足の置き台は、足部分に摺動可能に
取り付けられかつ足又は踵を置きうる横断方向のバーを
構成するように足部分の下方部分に沿って延びるブラケ
ットを備える。かかる摺動可能な踵支持は、この踵バー
の調整を複雑な固定機構の手段により行わねばならない
ので、従来の脚と足との置き台を更に複雑化する。この
従来の脚と足の置き台は、開かれた使用位置において、
相互に連結された支持部材が例えば内部の脚支持部材又
は部分の角度位置に依存して相互に種々の角度位置を取
ることを許さない。

US2935123は安楽椅子用の脚支持体に関し、前記脚支
持体は蝶ナットとボルトとを有する複数の調整機構を備
える。この従来技術の脚支持体は安楽椅子の正面側に取
り付けら、従って椅子のシート部分自体の下方に格納で
きないであろう。

US4819987より航空機シート用の脚支持体が知られ、
前記脚支持体又はフートレストは、シートのフレームに
旋回可能に連結され外向きに延びている脚支持部材、並
びに脚支持体の前端に旋回可能に連結されたフートレス
トを備える。しかし、この従来技術のフートレストは、
この２個の部材について、折り畳まれない使用位置にお
いて相互に異なった角度位置を取るための何らの説明も
与えず、まして折畳み式フラップが設けられた少なくも
１個の支持部材についての説明は何も与えられない。

CH654753より、格納位置において互いに一緒に折り畳
みうる内部脚支持部材と外部足支持部材とを備えた航空
機座席用のフートレストが知られる。しかし、このフー
トレストは、開かれた使用位置において相互に異なった
角度位置を取るようにされた２個の異なった部材につい
ての何らの説明も与えず、まして折畳み式フラップの設
けられた少なくも１個の支持部材に対する説明は何も与
えない。

FR1315414より、椅子に関連して取り付けられ、かつ
前面のフートレストを支持している２個のフレーム間で
旋回して出るフートレスト手段を更に備えた引出し式の
フートレストが知られる。しかし、この従来技術は、組
み合わせられた脚と足の置き台を構成するフートレスト
を教示しない。

発明の概要 本発明の目的は、特にリクライニング式の航空機用シ
ートに関連するが一般に乗客用シートに関連し、使用者
に多様な着席及び／又は横臥の際の心地良さを与える点
で更に有利な、従来技術に関して前段で説明された形式
のフートレストについての説明を与えることである。

本発明の別の目的は、旅行中に乗客が睡眠する必要の
ある長距離旅客機に設置される航空機用シートに関して
特に適切なフートレストに対する説明を与えることであ
る。航空機用シートの相互配置により乗客に航空機用シ
ート間のより大きな空間を提供でき、これにより、各席
での睡眠に使用できるような倒された航空機用シートの
伸長を構成する位置にフートレストを置ける。

本発明の更に別の目的は、椅子の大体の直立位置にお
いても良好な座り心地と旅行中の着席姿勢に関する変更
を提供するフートレストを提供することである。

これらの目的は、本発明により、少なくも１個の支持
部材が折畳み式フラップを有することを特徴とする前段
に述べられた形式のフートレストの配列において達成さ
れる。この折畳み式フラップが関係の支持部材を構成す
ることを理解すべきである。

脚支持部材の折畳み式フラップは脚支持部材の全表面
の半分より大きな内部部分により構成され、更に足支持
部材の折畳み式フラップはフートレスト部材の全表面の
半分より大きな部分を構成しかつ足支持部材の自由端の
近くの縁の部分に旋回可能に配置されることが適切であ
る。

本発明の更に別の特徴と利点とは付属図面を参照した
以下の説明より明らかとなるであろう。

図面の簡単な説明 図１は、本発明によるフートレスト、特に乗客用椅子と
組み合わせられたフートレストの実施例を斜視図で示
し、前記フートレストはここでは使用されない折り畳ま
れた位置で図示される。

図２は、連結された足支持部材が床面又は床面のすぐ上
方にある場合の第１の使用位置におけるフートレストを
示す。

図３は、図２と同じ位置であるが足支持部材のフラップ
が開かれた位置にある場合のフートレストを示す。

図４は、足支持部材のフラップは定位置に折り畳まれて
いるが脚支持部材のフラップが開かれた位置にあるとき
の図２及び３によるフートレストを示す。

図５は、垂直面に関して第２の傾けられかつ一緒に折り
畳まれた位置にある本発明によるフートレストを示す。

図６は、図５と同じ位置にあるが足支持部材が開かれた
位置にあるフートレストを示す。

図７は、図６と同じ位置にあるが足支持部材のフラップ
が開かれた位置にあるフートレストを示す。

図８は、フートレストの同じ位置であるが脚支持部材の
フラップも開かれた位置にある場合を示す。

図９は、図８と同じ位置にあり、かつ脚支持部材のフラ
ップと足支持部材のフラップとが開かれた位置にある場
合を示し、更に使用者により取られる種々の使用姿勢を
示す。

図10は、脚支持部材のフラップのみが開かれた位置にあ
る第２の位置におけるフートレストの更に別の使用者変
更を示す。

図11は、第３の適切な水平位置において開かれた位置に
あるフートレストを示す。

図12は、図11と同じ位置であるが足支持部材のフラップ
が開かれた位置にあるフートレストを示す。

図13は、図11及び12と同じ位置であるが、脚支持部材と
足支持部材の両者のフラップが開かれた位置にあるフー
トレストを示す。

図14は、図11、12及び13と同様な位置にあるが脚支持部
材のフラップのみが開かれた位置にあるフートレストを
示す。

図15は、それぞれ第１の位置、第２の中間位置及び第３
の上方位置において示された本発明によるフートレスト
の図式的な側面図である。

図16は、足支持部材の大部分の図式的な側面図であり、
組み合わせられた折畳み式フラップを特に詳細を示す。

実施例の詳細な説明 図１において、本発明によるフートレスト、特に乗客
用椅子1Aまたは1B、例えば航空機又は適宜の適切な旅行
用の船舶又は車両の乗客用椅子と組み合わせられたフー
トレストが示される。かかる乗客用椅子1Aは、首当て2A
を有する背もたれ２を備えることができ、この背もたれ
２は、旅客が背中を立てた位置で座りたいか又は適切に
倒された位置で座りたいかによって種々の角度位置を取
るように作られる。更に、椅子1A又は1Bは、アームレス
ト3A、3B及びシート４、並びにレール６上に配された椅
子の脚５を備え、この脚５は、航空機用椅子間の間隔を
変更しこれにより良好な乗客間隔を与えるように椅子1A
を移動させるために、レール６に取り外し可能に取り付
けられることが理解される。本発明により、椅子1Aには
一般に番号７で示されるフートレストが取り付けられ、
これは適切な機構7Aの手段により椅子のシートフレーム
又は静止部材に取り付けられる。この実施例のフートレ
スト７は、脚の後面を支持するように働く内側支持部材
８、並びに足を置くことのできる外側支持部材９を備
え、これら支持部材８と９とは適切なリンク又は機構7B
の手段により一緒に連結され、これにより図１に示され
た一緒に折り畳まれた位置を取ることができる。図１に
示されたこの一緒に折り畳まれた位置は、フートレスト
が使用されない位置を構成し、一方、図２に示された位
置は足支持部材７の第１の開かれた使用者位置を構成
し、このときは使用者10はその足12を前記足支持部材９
の上に置くことができる。

本発明によるフートレストの特別な点は、足支持部材
９に図３より明らかなように折畳み式フラップ9Aが設け
られることであり、折畳み式フラップ9Aが図示の開かれ
た位置にあるときは、使用者10はその足12を足支持部材
９のフラップ9Aの上端に置くことができる。

図２及び３に見られるような本発明によるフートレス
ト７の第１の「主」位置においては、使用者10は、図４
に見られるように、脚支持部材８のフラップ8Aを開くこ
ともできるであろう。後者の図面において、使用者10
は、その足12をフラップ8Aの主面の上に置くことがで
き、一方、足支持部材９のフラップ9Aは定位置に畳まれ
ていることが適切である。

図２、３及び４から明らかなように、折畳み式フラッ
プ8A及び9Aは、それぞれ脚支持部材８及び足支持部材９
の内側部分を構成する。ある特別の実施例においては、
脚支持部材８の折畳み式フラップ8Aは脚支持部材８の全
表面の半分より大きい内側部分により構成され、足支持
部材９の折畳み式フラップ9Aは足支持部材９の全表面の
半分より大きくかつ足支持部材９の自由端の縁9Bの近く
の縁の部分に旋回可能に配置された部分を構成する。脚
支持部材８の折畳み式フラップ8Aも、使用者10が、例え
ば足の簡単な運動により、このフラップをその開かれた
位置又は定位置に折り畳まれた位置にすることができる
ように、旋回可能に配置されることに注意すべきであ
る。

図２、３及び４に示されたフートレスト７の位置にお
いては、足支持部材９及び足支持部材８は約90°の相互
角度を有するが、この角度は、例えば内側脚支持部材８
の角度位置とは無関係に２個の前記部材がフートレスト
７の開かれた使用位置において互いに種々の角度位置を
取り得ることを理解すべきである。

図２、３及び４に示された位置においては、内側支持
部材８は椅子のシート４から下方に延びて垂直面に対し
て比較的小さい角度を形成し、この位置においては、連
結された足支持部材９は床面にあり又は床面の直ぐ上方
において示されるが、前記２個の支持部材間の角度及び
床からの足支持部材９の高さは、それぞれ広い限度内で
変更され得ることを理解すべきである。

図５、６、７、８、９及び10において、本発明による
フートレスト７の第１の実施例が第２の位置、即ち内側
脚支持部材８が垂直面に関し約20-40°の角度をなし、
開かれた使用位置にある前記連結された足支持部材９が
脚支持部材８と実質的に同じ傾斜を有する延ばされた傾
斜位置を取っている位置において図示される。図５は、
フートレスト７のこの第２の「主」位置において、一緒
に折り畳まれた位置にあるフートレスト７を示す。

図６においては、フラップは開かれず、このときは使
用者10は脚11の後ろ側の下方を完全に支持する椅子シー
ト部分４の伸長された着席／横臥位置を利用できる。

足支持部材９のフラップ9Aが開かれた図７において
は、使用者10は、図６に示されたものと同様ではあるが
前記フラップ9Aの手段により両足12の足先の支持を有す
る伸長された着席／横臥位置を有するであろう。

脚支持部材８及び足支持部材９の両者がそれぞれ開か
れたフラップ8A及び9Aを有する図８及び９においては、
使用者10は、図８に図解されたように、上方の足支持用
フラップ8Aの上に両足12を置き、又は一方の足12を上方
の足支持用フラップ8A上に置き他方の足12を下方の足支
持用フラップ9A上に置いて変更した着席／横臥姿勢を取
ることができる。

図10は、図８と同じ着席位置であるが下方の足支持部
材フラップ9Aがその定位置に折り畳まれた状態にある場
合を示す。

図11、12、13及び14においては、内側脚支持部材８は
ほぼ水平な第３の「主」位置を取り、開かれた使用者位
置にある前記連結された足支持部材９は脚支持部材８と
実質的に同じ方向に延びている伸長された実質的に水平
方向位置を取る。

図11においては、脚支持部材フラップ8A又は足支持部
材フラップ9Aはいずれも開かれず、このときは椅子は使
用者の脚の後ろ側の下を完全にかつ持ち上げて支持する
シート部分４に関して伸長された着席／横臥位置を提供
するであろう。

図12に示されるように足支持部材フラップ9Aが開かれ
たときは、椅子は図11に示されるような伸長された着席
／横臥位置にされるが、使用者は明らかに完全なその足
の支持を有するであろう。

図13は開かれた位置にある脚支持部材８のフラップ8A
と足支持部材９のフラップ9Aとを示し、これは、両足を
上方の脚支持用フラップ8A上に、あるいは一方の足を上
方の脚支持用フラップ8A上にそして他方の足を下方の足
支持部材フラップ9A上にするように変える変化する着席
／横臥姿勢を使用者に提供する。図14は脚支持部材のフ
ラップ8Aのみが開かれた変更を示す。

本発明によるフートレストの開示された３種の「主」
位置は例として説明されただけであることを理解すべき
である。フートレストが適切な適宜の角度位置を取り得
ることは言うまでもなく、更に種々の使用者位置におけ
る足支持部材８と脚支持部材９との間の相互角度は広範
囲に変更可能である。

更に、フートレストを明らかにされた種々の角度位置
にするために種々の機構、例えばフートレスト７と椅子
のフレーム又はシート４とを連結する機構7Aと共同作用
する適切な気体ばねを使用できることを理解すべきであ
る。更に、短距離用航空機と長距離用航空機、又はその
他の適切な輸送手段との間の再配列に有利な簡単に再取
付けできるように製造することができる。

図15には、本発明によるフートレスト７の適切な実施
例の側面図が明らかにされ、先の３例の「主」位置に対
応する３種の異なった位置が同じ図面に描かれる。

これにはテレスコピックアーム15も示され、これは、
その内側端部において、椅子のベースに固定されたブラ
ケット16に取り付けられる。テレスコピックアーム15は
気体ばねにより先に説明された機構7Aと共同作用して、
例えば使用者シートからの制御により、適切な使用者位
置に動かし、その後で使用者は広い限度内でこれらの位
置を調整することができる。

図16においては、足支持部材９のフラップ9Aの詳細が
大尺度で示され、その一方の面9AAにおいてフラップ9A
は上張りされ、一方その第２の面9BBには使用者の靴を
置きうる耐摩耗層が設けられる。

脚支持用フラップ8Aの構造に同じ要件を付けることが
できる。両方のフラップは、これらが定位置に折り畳ま
れた状態から手又は足で引き出し又はこの状態に折り畳
めるように適切に支持され、更にこのフートレストを比
較的簡単かつ頑丈な部品で製造できることを含む。

図16においては、フラップ9A及び9Bの各は、内部板
材、例えば金属板又はその他の強固な材料9A及び9Bのそ
れぞれの回りに構成され、前記金属板は足支持部材９及
び脚支持部材８の側方部材間に挿入され、側方部材の内
側でそこの適切な凹所に取り付けられる。これら凹所16
は向かい合った扇形16A、16Bの形状にされ、、金属板の
内部部分9PPは前記側方部材の扇形の受け台17Aと17Bと
の間で旋回運動でき、これにより２種の異なった位置に
いけるフラップ9A及び9Bの対称的な２重支持を与える。
フラップがその折畳み位置からその開いた位置に旋回で
きる角度は、例えばほぼ100°とすることができるが、
この角度はもちろん広範囲に変更できる。

足支持部材９の端部部分9Bは、外側が発泡剤又は類似
物により被覆されたパイプ状の本体9Rの手段、及び適切
な成型品によりこれを内部的に補強することができる。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】椅子のフレームに連結されたシートと、該
   椅子のフレームに連結されたフートレストとを具備し、 該フートレストが、使用者の脚部の後部を支持する、該
   椅子のフレームに旋回可能に連結された、延ばすことが
   できる内側支持部材と、使用者の足が置かれる外側支持
   部材とを有し、 これらの支持部材が、使用されていないときのしまい込
   まれた位置と、使用の際の折り畳まれていない位置とに
   移動できるように、相互に旋回可能に連結されており、 ２つの支持部材が、これらの支持部材の間に配置された
   リンク機構によって、相互に旋回可能に連結されてお
   り、 該リンク機構は、これらの支持部材が、それぞれしまい
   込まれた位置と十分に開いた位置とに対応する０°から
   180°にそれらの間の角度を規定することを可能にし、 上記しまい込まれた位置において、該内側支持部材の支
   持表面が、該外側支持部材の支持表面に面し、 該支持部材の少なくとも一方が、折り畳み可能なフラッ
   プに旋回可能に連結されており、該支持部材と該折り畳
   み可能なフラップとの相互角度位置の組み合わせによっ
   て、使用者に複数の座る位置を提供する ことを特徴とする椅子のフートレストの配列。
2. 【請求項２】相互に連結された支持部材の一方の折畳み
   可能なフラップが、それぞれの支持部材の一部分よって
   構成されている請求項１の配列。
3. 【請求項３】該内側脚支持部材の折畳み可能なフラップ
   が、該内側脚支持部材の全表面の半分より大きい内側部
   分を有し、 該外側支持部材の折畳み可能なフラップが、該外側支持
   部材の全表面の半分より大きく、かつ該外側支持部材の
   自由端に近い縁の部分に旋回可能に連結されている部分
   を有する請求項１又は２の配列。
4. 【請求項４】該内側支持部材が該フレームに、第２の機
   構によって旋回可能に連結されていて、該内側支持部材
   が、該フレームに対して種々の角度位置に調整すること
   ができる請求項１の配列。
5. 【請求項５】該内側脚支持部材は、鉛直面に対して比較
   的小さい角度で椅子のシート部分から下方に延びている
   第１の位置に角度調整可能であり、 この第１の位置において、該外側支持用部材が床面上又
   は床面のすぐ上方にある開かれた使用者位置に、該外側
   支持部材が角度調整可能である請求項４の配列。
6. 【請求項６】該外側支持用部材が、折り畳み可能なフラ
   ップの開かれた縁部において、使用者の足の支持を提供
   する折り畳み可能なフラップを含む請求項５の配列。
7. 【請求項７】開かれた使用者位置の該外側支持用部材が
   床上又は床のすぐ上にあり、 該内側支持部材が、床から所定間隔において使用者の足
   を支持する折り畳み可能なフラップを有する請求項５の
   配列。
8. 【請求項８】第２の傾けられた位置において、該内側脚
   支持部材が、鉛直面に対して約20〜40°の角度を有し、 該外側支持部材が、上記開かれた使用位置に配置され、
   該内側支持部材と実質的に同じ傾斜を有する請求項４の
   配列。
9. 【請求項９】該内側支持部材と該外側支持部材とが、使
   用者の脚に対して次の着席位置、 ａ） 該折り畳み可能なフラップが、該内側支持部材と
   同じ傾斜を有し、該支持部材の伸長された着席位置が、
   脚の後ろ側の下方の支持を提供する位置、 ｂ） 該外側支持部材が、開かれた位置に配置された折
   り畳み可能なフラップを含み、支持部材の伸長された着
   席位置が、足の旋回可能な支持出を提供する、該折り畳
   み可能なフラップで終わる足の後ろ側部の下の支持を提
   供する位置 ｃ） 該支持部材の双方が、開かれた位置に配置された
   折り畳み可能なフラップを有し、着座位置が、両方の足
   が該上方支持部材上に支持され、あるいは一方の足が内
   側支持部材に支持され、他方の足が外側支持部材のフラ
   ップに支持される位置 を提供する 請求項８の配列。
10. 【請求項１０】第３の位置において該内側支持部材が、
    ほぼ水平方向の位置を取り、 開かれた使用位置にある前記外側支持部材が、該内側支
    持部材と同じ実質的にほぼ水平方向の傾斜を有する請求
    項４の配列。
11. 【請求項１１】フートレストが、該シートに脱着自在に
    連結されており、 該フートレストの角度位置が、気体ばねを備えた手段に
    より制御される請求項１の配列。
12. 【請求項１２】該内側支持部材が、折畳み可能なフラッ
    プを含み、該外側支持部材が、折り畳み可能なフラップ
    を含み、これらのフラップが、閉じられた位置において
    実質的に前方に向いている詰め物された面を有し、該支
    持部材の主要面と同じ面にあり、開かれた位置において
    椅子のシートの方に向いている第２の対向する面は耐摩
    耗性の層で被覆されている請求項１の配列。