JPH0813056B2 - 装置間通信制御装置 - Google Patents

装置間通信制御装置

Info

Publication number
JPH0813056B2
JPH0813056B2 JP1023136A JP2313689A JPH0813056B2 JP H0813056 B2 JPH0813056 B2 JP H0813056B2 JP 1023136 A JP1023136 A JP 1023136A JP 2313689 A JP2313689 A JP 2313689A JP H0813056 B2 JPH0813056 B2 JP H0813056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
reply
waiting
flag
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1023136A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02202750A (ja
Inventor
直道 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1023136A priority Critical patent/JPH0813056B2/ja
Publication of JPH02202750A publication Critical patent/JPH02202750A/ja
Publication of JPH0813056B2 publication Critical patent/JPH0813056B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理システムにおける装置間通信の制御
に利用され、特に、リプライ待ち通信を行う装置間通信
制御装置に関する。
〔概要〕
本発明は、複数の装置間でリプライ待ち通信を行う装
置間通信制御装置において、 リプライ待ちを示すリプライ待ちフラグ、ならびにリ
プライ通信がまだ発信されていないことを示す処理要求
フラグを、各装置ごとに処理に対応してセットおよびリ
セットして制御を行い、リプライ待ち期間においても通
信を可能とすることにより、 通信効率の向上を図ったものである。
〔従来の技術〕
装置間通信には次の二つの種類が考えられる。
第一は、受信先の状態によらず送信側が一方的に通信
の発信を行うだけで通信の完了とする通信(以下、送り
付け通信という。)である。この送り付け通信は、送信
のみで通信が完了するため、高速に装置間の通信が行え
る。反面、送信側は、本当に通信が受理され、処理され
たかの判断ができない。
第二は、送信側の通信に対し、受信側がその通信に対
応する処理を終えたことを示すリプライをリプライ通信
として送信側に発信し、送信側がそのリプライ通信を受
け取ることで通信の処理を完了するリプライ待ち通信で
ある。このリプライ待ち通信は、送信側が受信側の通信
に対応する処理の完了を意識する必要がある場合に使用
される。
従来の通信線を使用した装置間通信の制御方式を第9
図を参照して説明する。
第9図において、装置間通信制御装置を含む装置51
0、520、530、540、550および560はそれぞれ通信線500
に接続され、互いに装置間通信を行う。そして、それぞ
れ送信バッファ511、521、531、541、551および561と、
受信バッファ512、522、532、542、552および562と、リ
プライ待ち通信バッファ513、523、533、543、553およ
び563とを備えている。ここで、通信の送信元および受
信元は通信データ内に含まれるとする。
いま、装置510から装置550に対し送り付け通信を行う
場合、まず装置510は、受信元を通信装置550として送信
バッファ511に送信データを設定する。この送信データ
は通信線500を通り、すべての装置510、520、530、54
0、550および560に送られる。すべての装置510、520、5
30、540、550および560は、一旦それぞれの受信バッフ
ァ512、522、532、542、552および562に信号を受け取る
とともに、自装置に対する通信であるかをデータの受信
先から判断する。自装置に対する通信でないことを判断
した装置510、520、530、540および560は、そのまま何
もせずそれぞれ受信バッファ512、522、532、542および
562内のデータを捨てる。装置550は、自装置に対する送
り付け通信であることを認識するとともに、受信バッフ
ァ552の内容により処理を実行する。
次に、装置510から装置550に対し、リプライ待ち通信
を行う場合について示す。
まず、装置510は、受信先を装置550として送信バッフ
ァ511に送信データを設定する。それと同時に装置510
は、装置550からのリプライを確認するため受信バッフ
ァ512でリプライ通信が返送されてくるのを待ち始め
る。通信データは通信線500を通ってそれぞれ装置510、
520、530、540、550および560の受信バッファ512、52
2、532、542、552および562に設定される。そして受信
先の装置550以外の装置510、520、530、540および560
は、この通信データを捨てる。
装置550は、受信バッファ552の内容からリプライ待ち
通信であると判断すると、受信バッファ552の内容をリ
プライ待ち通信バッファ553に移すとともにリプライ通
信バッファ553の内容により処理を実行する。処理が完
了すると装置550は、リプライ待ち通信バッファ553にあ
る送信元の装置番号を受信先として、送信バッファ551
に対しリプライ通信を設定する。装置510は、このリプ
ライ通信を受信バッファ512に受け取ることにより、リ
プライ待ち状態から抜け出す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の装置間通信方式は、送信側では、リプ
ライ待ち通信を発信するとその通信に対するリプライ通
信を待つため、他の処理を実行することができなくなり
処理が中断する欠点があった。また、受信側のリプライ
待ち通信バッファが一つしかないため、ある装置からリ
プライ待ち通信を受けている装置に対し、別の装置がリ
プライ待ち通信を発行できず、一つの装置に対し二つ以
上の装置がリプライ待ち通信を発信した場合、発信した
装置のうち1台を除き、通信不可となるため、受信側の
通信許可待ちとなり処理が中断する欠点があった。
すなわち、従来の装置間通信制御装置には装置間通信
を効率よく行うことができない欠点があった。
本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、
効率よく装置間通信を行うことができる装置間通信制御
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、送信側装置が送信した通信に対して通信先
の受信側装置からの解答のリプライ通信を期待するリプ
ライ待ち通信を行う手段を備えた装置間通信制御装置に
おいて、リプライ待ち通信を発信しそのリプライ待ちで
あることを示す各装置ごとのリプライ待ちフラグを有す
るリプライ待ちフラグ部と、リプライ待ち通信受信時に
そのデータを一時格納する各装置ごとの受信バッファを
有するリプライ待ち受信バッファ部と、受信したリプラ
イ待ち通信に対応する処理を実行中もしくは実行待ち状
態で相手装置に対していまだリプライ通信を発信してい
ないことを示す各装置ごとの処理要求フラグを有する処
理要求フラグ部と、リプライ待ち通信発信時に前記リプ
ライ待ちフラグ部の発信元装置のリプライ待ちフラグを
セットする手段、リプライ通信発信時にその処理要求フ
ラグをリセットする手段、リプライ待ち通信受信時に前
記リプライ待ち通信受信バッファ部の発信元装置に対応
する受信バッファに書込み信号を与えるとともに発信元
装置の前記処理要求フラグをセットする手段とを含む制
御手段と、前記処理要求フラグがセットされたリプライ
待ち通信に対応する処理を実行させ処理が終了するとリ
プライ通信を発信させる処理制御手段とを備えたことを
特徴とする。
〔作用〕
送信側装置は、リプライ待ち通信発信時には、自装置
内のリプライ待ちフラグ部の通信先装置のリプライ待ち
フラグをセットし、相手装置からのリプライ通信を受信
するとリセットする。受信側装置は、リプライ待ち通信
を受信すると、受信データを自装置内のリプライ待ち通
信受信バッファ部の発信元の受信バッファに格納すると
ともに処理要求フラグ部内の発信元装置に対する処理要
求フラグをセットする。そして、処理終了後、発信元装
置に対してリプライ通信を発信するとともに前記処理要
求フラグをリセットする。
従って、装置はリプライ待ち通信を発信してもフラグ
を監視しそれに基づいて動作すればよくなり、処理の中
断あるいは受信拒否することがなくなり、通信効率の向
上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
本実施例は、送信側装置が送信した通信に対して通信
先の受信装置からの解答のリプライ通信を期待するリプ
ライ待ち通信を行う手段を備えた装置間通信制御装置を
含む装置10において、 リプライ待ち通信を発信しそのリプライ待ちであるこ
とを示す各装置ごとにリプライ待ちフラグを有するリプ
ライ待ちフラグ部14と、リプライ待ち通信受信時にその
データを一時格納する各装置ごとの受信バッファを有す
るリプライ待ち通信受信バッファ部13と、受信したリプ
ライ待ち通信に対応する処理を実行中もしくは実行待ち
状態で発信元装置に対していまだリプライ通信を発信し
ていないことを示す各装置ごとの処理要求フラグを有す
る処理要求フラグ部15と、リプライ待ち通信発信時にリ
プライ待ちフラグ部14の発信元装置のリプライ待ちフラ
グをセットする手段、リプライ通信発信時にその処理要
求フラグをリセットする手段、リプライ待ち通信受信時
にリプライ待ち通信受信バッファ部13の発信元装置に対
応する受信バッファに書込み信号を与えるとともに発信
元装置の前記処理要求フラグをセットする手段を含む制
御手段としての送信デコーダ17および受信デコーダ16と
を備え、さらに、受信バッファ11と送信バッファ12とを
備えている。
本発明の特徴は、第1図において、リプライ待ち通信
受信バッファ部13と、リプライ待ちフラグ部14と、処理
要求フラグ部15と、受信デコーダ16と、送信デコーダ17
とを設けたことにある。
次に、本実施例の動作について説明する。
受信バッファ11は、通信線上のデータを受け取るレジ
スタで構成され、送信バッファ12は、通信線上にデータ
を出力する際、通信データを設定するレジスタで構成さ
れる。
リプライ待ち通信受信バッファ部13は、受信バッファ
11に受け取られた通信データが自装置に対するリプライ
待ち通信である場合、そのリプライ待ち通信を発信した
装置に対応するリプライ待ち通信受信バッファに受信バ
ッファ11の内容を保存する。
リプライ待ちフラグ部14は、リプライ待ち通信を発信
し、そのリプライ待ち通信に対するリプライ通信を受け
取っていないことを、発行した装置ごとに保持する。
処理要求フラグ部15は、リプライ待ち通信を受け取っ
たが、その通信に対する処理が実行中または実行待ち状
態であり、まだリプライ通信を発信していないことを、
リプライ待ち通信を発信してきた装置ごとに保持する。
受信デコーダ16は、受信バッファ11に取り込んだ通信
が自装置に対するリプライ待ち通信の場合、リプライ待
ち通信を発信してきた装置に対応するリプライ待ち通信
受信バッファに対し、書込み指示信号(WE)を設定する
とともに、リプライ待ち通信の発信元に対応する処理要
求フラグをセットし、また、通信が自装置に対するリプ
ライ通信の場合、リプライ通信を発信してきた装置に対
応するリプライ待ちフラグをリセットする。
送信デコーダ17は、リプライ待ち通信を送信バッファ
12を通して行う際、送信バッファ12の内容がリプライ待
ち通信の場合には、送信先に対応するリプライ待ちフラ
グをセットし、リプライ通信の場合には、送信先に対応
する処理要求フラグをリセットする。
次に、本実施例の装置を用いた装置間通信システム例
について説明する。
第2図はそのシステム構成の要部を示すブロック構成
図で、装置間通信制御装置を含む装置が4台の場合を示
す。4台の装置(A)100、装置(B)200、装置(C)
300および装置(D)400は、それぞれ受信バッファ10
1、102、103および104と、送信バッファ102、202、203
および204を持ち、その送受信バッファを通して通信線5
00に接続されている。またそれぞれ装置(A)100、装
置(B)200、装置(C)300および装置(D)400は、
それぞれリプライ待ち通信を送ってくる相手ごとにリプ
ライ待ち通信の内容を保持するリプライ待ち通信受信バ
ッファ103、203、303および403と、リプライ待ち通信に
対するリプライ通信が未発信であることをリプライ待ち
通信を発信する装置ごとに表示するリプライ待ちフラグ
部104、204、304および404と、リプライ待ち通信を受け
取り、その通信に対する処理が実行中または実行待ちで
あることを、リプライ待ち通信を送ってくる装置ごとに
保持する処理要求フラグ部105、205、305および405と、
受信データの内容によりそれぞれリプライ待ち通信バッ
ファに対する書込み指示と、リプライ待ちフラグ部に対
するセット信号と、処理要求フラグ部に対するリセット
信号を出力する受信デコーダ106、206、306および406
と、送信データの内容により、それぞれリプライ待ちフ
ラグ部に対するリセット信号と、処理要求フラグ部に対
するリセット信号を出力する送信デコーダ107、207、30
7および407とを有する。
次に、実施例を説明するため、各装置(A)100、装
置(B)200、装置(C)300および(D)400のリプラ
イ待ち通信受信バッファ103、203、303および403と、リ
プライ待ちフラグ部104、204、304および404と、処理要
求フラグ部105、205、305および405の装置に対する割当
てを第3図に示す。
第4図に各装置の初期状態を示す。ここで、通信の送
信元、受信元は通信データの中に含まれているとする。
第5図ないし第8図はリプライ待ち通信を説明するた
めの説明図である。まず、第5図に示すように、装置
(A)100は装置(D)400に対するリプライ待ち通信を
指示するデータαなる通信データの発信を行うため、送
信バッファ102に対しデータαを書き込む。このデータ
αから送信デコーダ107は、受信先である装置(D)400
に対応するリプライ待ちフラグ部104のフラグの一つを
「1」とする。各装置(A)100、(B)200、(C)30
0および装置(D)400は、通信線500を通して受信バッ
ファ101、201、301および401にそれぞれデータαを受信
する。このうち受信先となっていない装置(A)100、
装置(B)200および装置(C)300は、自装置に対する
通信でないことを判断して、受信したデータαを捨て
る。受信先に指定された装置(D)400は、受信データ
αから自装置に対するリプライ待ち通信であることを確
認するとともに、受信デコーダ406により、送信元であ
る装置(A)100に対応した処理要求フラグ部405のフラ
グの一つを「1」とするとともに、リプライ待ち通信受
信バッファ部403の装置(A)100に対応する受信バッフ
ァに対して書込みを指示する。受信側である装置(D)
400は、処理要求フラグ部405の装置(A)100に対応す
るフラグが「1」であることを確認すると、装置(A)
100に対応するリプライ待ち通信受信バッファ403の一つ
に登録されているデータαから、装置(A)100からの
通信に対応する処理を行う。
この状態で、第6図に示すように、装置(B)200が
装置(D)400に対し、リプライ待ち通信を行うため
に、データβなる通信データを送信バッファ202へ書き
込んだとする。このデータβから送信デコーダ207は受
信先である装置(D)400に対応するリプライ待ちフラ
グ部204の一つを「1」にする。各装置(A)100、装置
(B)200、装置(C)300および(D)400は通信線500
を通して受信バッファ101、201、301および401にデータ
βを受信する。このうち、受信先となっていない装置
(A)100、装置(B)200および装置(C)300は、自
装置に対する通信でないことを判断し、受信したデータ
βを捨てる。受信先に指定された装置(D)400は、受
信データβから自装置に対するリプライ待ち通信である
ことを確認するとともに、受信デコーダ406により送信
元である装置(B)200に対応した処理要求フラグ部405
のフラグを「1」とするとともに、装置(B)200に対
応するリプライ待ち通信受信バッファ部403の一つに書
込みを指示し、受信バッファ401にデータβを書き込
む。
ここで、装置(D)400の装置(A)100のリプライ待
ち通信に対する処理が完了すると、第7図に示すよう
に、装置(D)400は装置(A)100に対し、リプライ待
ち通信のデータαに対するリプライ通信としてデータα
を返送するため、データαを送信バッファ402に書
き込む。データαから送信デコーダ407は受信先であ
る装置(A)100に対応する処理要求フラグ部405の一つ
をリセットする。各装置(A)100、(B)200、(C)
300および(D)400は通信線500を通して受信バッファ1
01、201、301および401にデータαなるデータをそれ
ぞれ受信する。このうち受信先となっていない装置
(B)200、装置(C)300および装置(D)400は、自
装置に対する通信でないことを判断し、受信したデータ
αを捨てる。受信先に指定された装置(A)100は、
受信したデータαから自装置に対するリプライ通信で
あることを判断し、受信デコーダ106により送信元であ
る装置(D)400に対応するリプライ通信待ちフラグ部1
04の一つをリセットする。装置(A)100はこれにより
自装置の出したデータαによるリプライ待ち通信が完了
したことを確認できる。この状態で、装置(B)200が
装置(D)400に対しリプライ待ち通信を発信しようと
すると、リプライ待ちフラグ部204の装置(D)400に対
するフラグが「1」であるため、既にリプライ待ち通信
を発信していることになり、この場合には先のリプライ
待ち通信の完了待ちとなる。
装置(D)400は装置(A)100からのリプライ待ち通
信に対する処理を終わり、リプライ通信を発信すると、
処理要求フラグ部405を見て、他にリプライ待ち通信の
受信をしているものがないか確認する。処理要求フラグ
部405の内容がすべて「0」であれば、他にリプライ待
ち通信を受けている装置がないことになり、リプライ待
ち通信に関する処理を終了できる。ここで、第7図の状
態では、処理要求フラグ部405のうち、装置(B)200に
対応するフラグが「1」であるため、装置(B)200か
らのリプライ待ち通信に対する処理が行われていないこ
とになる。
従って、装置(D)400は、第8図に示すように、装
置(B)200からのリプライ待ち通信の処理を、リプラ
イ待ち通信バッファ403の装置(B)200に対応する場所
に入っているデータβにより実行する。このデータβに
よるリプライ待ち通信に対する処理を完了すると、装置
(D)400はデータβによるリプライ待ち通信の送信先
である装置(B)200に対し、リプライ通信としてデー
タβなるデータを送信するため送信バッファにデータ
βを書き込む。このリプライ通信のデータβから装
置(D)400はリプライ通信の受信先である装置(B)2
00に対応する処理要求フラグ部405の一つをリセットす
る。各装置(A)100、(B)200、(C)300および
(D)400は、受信バッファ101、201、301および401に
データβを通信線500を通してそれぞれ受け取る。こ
のうち受信先となっていない装置(A)100、装置
(C)300および装置(D)400は、自装置に対する通信
でないことを判断して、受信したデータβを捨てる。
受信先に指定されている装置(B)200は、受信したデ
ータβから自装置に対するリプライ通信であることを
判断し、受信デコーダ206により送信元である装置
(D)400に対応するリプライ待ちフラグ部204の一つを
リセットする。これにより装置(B)200は、自装置の
発信したデータβによるリプライ待ち通信に対する処理
が完了したことを確認する。これで先に装置(B)200
が装置(D)400に対し発信しようとした通信が発信で
きるようになる。装置(D)400は処理要求フラグ部405
が全て「0」であることを確認することにより、いまま
でに受け取られたリプライ待ち通信の処理が完了したこ
とを認識し、リプライ待ち通信に関する処理を終了す
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、前記の手段により、
各装置は、自装置の発信したリプライ待ち通信に対する
リプライ通信が返送されてくるのを待つために処理を中
断する必要がなく、必要なときにリプライ待ちフラグを
確認すればよいことになり、また、自装置以外の装置が
リプライ待ち通信を発行している装置に対してもリプラ
イ待ち通信が発行でき、他装置のリプライ待ち通信によ
りリプライ通信の発行待ちが生じないため、通信効率を
大幅に向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第2図は本実施例によるシステムの一例の要部を示すブ
ロック構成図。 第3図はそのフラグ、バッファの装置割当て例を示す説
明図。 第4図はその初期状態を示す説明図。 第5図はそのリプライ待ち通信状態を示す説明図。 第6図はそのリプライ待ち通信状態を示す説明図。 第7図はそのリプライ待ち通信状態を示す説明図。 第8図はそのリプライ待ち通信状態を示す説明図。 第9図は従来の装置によるシステムの一例の要部を示す
ブロック構成図。 10、510、520、530、540、550、560……装置、11、10
1、201、301、401、512、522、532、542、552、562……
受信バッファ、12、102、202、302、402、511、521、53
1、541、551、561……送信バッファ、13、103、203、30
3、403……リプライ待ち通信受信バッファ部、14、10
4、204、304、404……リプライ待ちフラグ部、15、10
5、205、305、405……処理要求フラグ部、16、106、20
6、306、406……受信デコーダ、17、107、207、307、40
7……送信デコーダ、100……装置(A)、200……装置
(B)、300……装置(C)、400……装置(D)、500
……通信線、513、523、533、543、553、563……リプラ
イ待ち通信バッファ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側装置が送信した通信に対して通信先
    の受信側装置からの解答のリプライ通信を期待するリプ
    ライ待ち通信を行う手段を備えた装置間通信制御装置に
    おいて、 リプライ待ち通信を発信しそのリプライ待ちであること
    を示す各装置ごとのリプライ待ちフラグを有するリプラ
    イ待ちフラグ部と、 リプライ待ち通信受信時にそのデータを一時格納する各
    装置ごとの受信バッファを有するリプライ待ち受信バッ
    ファ部と、 受信したリプライ待ち通信に対応する処理を実行中もし
    くは実行待ち状態で相手装置に対していまだリプライ通
    信を発信していないことを示す各装置ごとの処理要求フ
    ラグを有する処理要求フラグ部と、 リプライ待ち通信発信時に前記リプライ待ちフラグ部の
    発信元装置のリプライ待ちフラグをセットする手段、リ
    プライ通信発信時にその処理要求フラグをリセットする
    手段、リプライ待ち通信受信時に前記リプライ待ち通信
    受信バッファ部の発信元装置に対応する受信バッファに
    書込み信号を与えるとともに発信元装置の前記処理要求
    フラグをセットする手段とを含む制御手段と、 前記処理要求フラグがセットされたリプライ待ち通信に
    対応する処理を実行させ処理が終了するとリプライ通信
    を発信させる処理制御手段と を備えたことを特徴とする装置間通信制御装置。
JP1023136A 1989-01-31 1989-01-31 装置間通信制御装置 Expired - Lifetime JPH0813056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1023136A JPH0813056B2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 装置間通信制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1023136A JPH0813056B2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 装置間通信制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02202750A JPH02202750A (ja) 1990-08-10
JPH0813056B2 true JPH0813056B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=12102129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1023136A Expired - Lifetime JPH0813056B2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 装置間通信制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813056B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016742A (ja) * 1983-07-08 1985-01-28 Nec Corp デ−タ通信網の通信制御方式
JPS62295538A (ja) * 1986-06-16 1987-12-22 Fujitsu Ltd 送信済マルチリンク確認変数管理方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02202750A (ja) 1990-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02151151A (ja) 交換システム
JPH114256A (ja) 複数ノードの非同期データ通信システム内で早期到達メッセージを処理する方法
JPH0821013B2 (ja) ダイレクトメモリアクセスオ−ダ競合制御方式
JPH02303242A (ja) バス中継装置
JPH069361B2 (ja) メツセージ伝送方法
JPH117434A (ja) 複数ノードの非同期データ通信システム内で早期到達メッセージを処理するシステム
JPH0813056B2 (ja) 装置間通信制御装置
JP2911931B2 (ja) プロセッサ間通信におけるデータ転送競合回避方式
JP3799741B2 (ja) バスコントローラ
Crocker Protocol notes
KR930004100B1 (ko) 비동기 방식의 전이중 통신 프로토콜 구현방법
JPH05327734A (ja) 同報通信方式
JP2652979B2 (ja) プロセス間通信制御方式
JPS61187445A (ja) パケツト再送制御方式
JPS6028348A (ja) デ−タフアイル伝送方式
JPS6249742A (ja) デ−タ送受信方式
JPS61170853A (ja) デ−タ伝送装置
JPS6373460A (ja) 放送時におけるマルチプロセツサのネツトワ−ク構成方式
JPH01151848A (ja) 優先データ転送方式
JPS63169149A (ja) 動的送信スケジユ−ル方式
JPH0245861B2 (ja) Deetadensosochinoseigyohoho
JPS60237556A (ja) デ−タ転送制御方式
JPH0484531A (ja) ローカルネットワークシステムの通信方式
JPH0734190B2 (ja) デ−タ伝送システムにおける通信制御装置
JPS63249252A (ja) メツセ−ジ引渡し機能付バスにおける制御デ−タ転送方式