JPH081303B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JPH081303B2
JPH081303B2 JP30640190A JP30640190A JPH081303B2 JP H081303 B2 JPH081303 B2 JP H081303B2 JP 30640190 A JP30640190 A JP 30640190A JP 30640190 A JP30640190 A JP 30640190A JP H081303 B2 JPH081303 B2 JP H081303B2
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成 白垣
一夫 関
安治 大石
靖二 森田
剛 渡辺
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山武ハネウエル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は燃焼器具に対する燃料供給を制御する燃焼
制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の燃焼制御装置としては、口火安全装置
で断火を検知して燃焼器具に供給する燃焼を遮断するも
の、釜の温度を検出して該温度が一定値を越えたとき燃
焼器具に供給する燃焼を遮断するものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の燃焼制御装置は以上のように構成されているの
で、燃焼器具に対する燃料供給の遮断は断火時または釜
の水分が全て蒸発した後などの異常以上温度上昇時しか
行なわれず、安全性が十分に得られないという問題点が
あった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、燃焼器具に対する燃料遮断を適切な時間タ
イミングで自動的に行なうことができる安全性に優れた
燃焼制御装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る燃焼制御装置は、燃焼器具へ供給され
る燃料流量を検知する燃料流量センサと、前記燃焼器具
の近傍における人体の有無を検知する人体検知センサ
と、前記燃焼器具の使用時における前記人体検出センサ
からの人体無の出力信号を受けて起動するタイマと、調
理の種類を選択する選択スイッチと、前記燃焼器具へ供
給される燃焼流量と調理の種類とから予じめ定めた該燃
焼器具より人体が離れることを許容される許容時間を記
憶するメモリと、前記燃料流量センサで検出された燃焼
流量と前記選択スイッチで選択された調理の種類から決
まる許容時間が前記メモリに記憶された許容時間が前記
メモリに記憶された許容時間を越えたことを前記タイマ
の出力信号により判断して前記燃焼器具に対する燃料供
給を遮断するコントローラとを具備したものである。
〔作用〕
この発明におけるコントローラは、燃料流量(Q)と
調理の種類(N)から人体が燃焼器具から離れることが
許容される許容時間t(Q,N)を求め、この許容時間が
予めメモリに記憶された許容時間を越えた否かを燃焼器
具の使用時における人体検知センサからの人体無の出力
信号を受けて起動するタイマの出力信号により判断し
て、上記燃焼器具に対する燃料供給を遮断することによ
り、人が使用中の燃焼器具から離れたり、あるいは調理
中の人が病人、老人等であって、その人がその場に倒れ
た場合には、自動的にかつ確実に燃料供給を遮断するの
で、高い安全性が得られ燃焼制御装置としてきわめて実
用性に優れたものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面について説明する。第
1図はこの発明装置の概要図を示すもので、1はレンジ
2の上面に設けられた燃料器具、3は燃焼例えばガスを
燃焼器具1に供給する管、4は管3の途中に設けられた
遮断弁、5は管3を流れる燃料流量を検知するフローセ
ンサ等の燃料流量センサ、6,7は燃焼器1a,1bの点火弁、
8,9は点火弁6,7の動作検知スイッチ、10は調理の種類を
選択する選択スイッチ、11は燃焼器具1の上方に配設し
た換気フードにして、この換気フード11内には換気ファ
ン(図示せず)が設けられている。
12は調理中の人体13の有無を検知するように換気ファ
ン11に設けられた人体検知センサである。この人体検知
センサ12は例えば多面体ミラーによる空間フィルタ、赤
外域の波長を検知する焦電赤外センサとを組合せた焦電
型人体検知センサ等を用いる。
14はコントローラであり、このコントローラ14には点
火弁6,7からの起動信号、燃料流量センサ5で検出され
た燃料流量、選択スイッチ10で選択した調理信号、人体
検知センサ12の出力信号がそれぞれ供給されるようにな
っている。また、このコントローラ14には、燃焼器具1
へ供給される燃料流量と調理の種類とから該燃焼器具1
より人体13が離れることが許容される許容時間を予め記
憶しておくメモリ(図示せず)および燃焼器具の使用時
に人体検知センサから人体無の出力信号を受けて起動す
るタイマ(図示せず)が設けられている。
第2図は上記の許容時間t(h)と燃料流量Q(l/
h)との関係を示すもので、曲線Aは天ぷらのように油
を使い人が居ないと危険な調理の場合を示すもので、燃
焼器具1の所より人が離れてt1時点を経過すると、コン
トローラ14から遮断弁4を閉じる遮断信号が出力され
る。また、曲線Bは油いため料理等の他の料理の場合を
示すもので、上記の場合より危険度が低いため、燃焼器
具1の所より人が離れてから遮断信号が出力されるまで
の許容時間が長く、t2時点を経過すると、コントローラ
14から遮断信号が出力されるようになっている。
次に上記実施例の動作を第3図に示すフローチャート
図について説明する。まず、燃焼器1aの点火時において
は点火弁6を全開として、人体検知スイッチ12の出力信
号、選択スイッチ10で選択した調理信号、点火弁6の動
作検知スイッチ8の検知信号を入力し、このとき流れる
燃料流量を燃料流量センサ5で測定し、それぞれの燃焼
器1a,1bの記憶されている定格値と比較して流量スパン
の確認補正を行なう(ステップST3−1〜ST3−5)。
そして、燃焼器1aまたは1bを使用している状態で、人
体13が燃焼器具1の所から離れると、人体検知スイッチ
12から人体無の出力信号がコントローラ14に入力され
る。
コントローラ14は燃焼流量センサ5で検出された燃料
流量と選択スイッチ10で選択された調理の種類とによ
り、人体13が燃焼器具1の所から離れることを許容され
る許容時間を求めると同時に人体13の有無を判断し(ス
テップST3−6)、有の場合はこの判断を繰返し、無の
場合はタイマをスタートさせる(ステップST3−7)。
そして、タイムのスタート後、上記の許容時間を経過し
たか否かを判断し(ステップST3−8)、YESの場合は遮
断弁4を閉じて燃焼器1aまたは1bに対する燃料供給を止
めて消火する(ステップST3−9)。
一方、ステップST3−8の判断がNOの場合は、火炎サ
イズセンサ15からの出力信号Xを入力し(ステップST3
−10)、予めメモリ(図示せず)に記憶してある基準値
X0と比較してX>X0かを判断し(ステップST3−11)、N
Oの場合はステップST3−6に戻って上記の動作を行う。
YESの場合は燃料供給を遮断し(ステップST3−12)、換
気ファンを最大回転にし(ステップST3−13)、警告表
示する(ステップST3−14)。
上記ステップST3−4において、燃料流量センサ5か
ら燃料流量信号が入力されているときに燃焼器1aまたは
1bを使用しているか否かに基づいて燃料漏れ有りかを判
断し(ステップST3−15)、NOの場合はステップST3−4
に戻って上記の動作を繰り返す。YESの場合は燃料供給
を遮断し(ステップST3−16)、換気ファンを最大回転
とし(ステップST3−17)、燃料漏れ警告表示を行う
(ステップST3−18)。
また、上記ステップST3−4において、燃料流量セン
サ5から入力された燃料流量に基づいて、換気ファンの
必要風量を演算し(ステップST3−19)、この演算結果
によって換気ファンの回転数を変更する(ステップST3
−20)。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、燃焼器具の使用時
に該燃焼器具の所より人が離れることを許容される時間
を、調理の種類および燃焼器具に供給される燃料流量に
より予じめ決定記憶し、この許容時間以上、使用中の燃
焼器具の所から人が離れると自動的に燃料供給を遮断す
るように構成したので、火炎の発生を未然に防止するこ
とができて安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の実施例を示す概略図、第2図は
調理の種類に応じた許容時間対燃料流量の特性図、第3
図は動作を説明するフローチャート図である。 1は燃焼器具、4は遮断弁、5は燃料流量センサ、10は
選択スイッチ、12は人体検知センサ、14はコントロー
ラ。
フロントページの続き (72)発明者 森田 靖二 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内 (72)発明者 渡辺 剛 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼器具へ供給される燃料流量を検知する
    燃料流量センサと、前記燃焼器具の近傍における人体の
    有無を検知する人体検知センサと、前記燃焼器具の使用
    時における前記人体検出センサからの人体無の出力信号
    を受けて起動するタイマと、調理の種類を選択する選択
    スイッチと、前記燃焼器具へ供給される燃焼流量と調理
    の種類とから予じめ定めた該燃焼器具より人体が離れる
    ことを許容される許容時間を記憶するメモリと、前記燃
    料流量センサで検出された燃焼流量と前記選択スイッチ
    で選択された調理の種類から決まる許容時間が前記メモ
    リに記憶された許容時間を越えたことを前記タイマの出
    力信号により判断して前記燃焼器具に対する燃料供給を
    遮断するコントローラとを備えた燃焼制御装置。
JP30640190A 1990-11-13 1990-11-13 燃焼制御装置 Expired - Fee Related JPH081303B2 (ja)

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JP4952091B2 (ja) * 2005-06-03 2012-06-13 株式会社ラブアース・テクノロジー ガス誤使用防止および遮断装置
JP2011021845A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Panasonic Corp 加熱調理器
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