JPH0812876B2 - 半導体装置の製造装置 - Google Patents
半導体装置の製造装置Info
- Publication number
- JPH0812876B2 JPH0812876B2 JP14093586A JP14093586A JPH0812876B2 JP H0812876 B2 JPH0812876 B2 JP H0812876B2 JP 14093586 A JP14093586 A JP 14093586A JP 14093586 A JP14093586 A JP 14093586A JP H0812876 B2 JPH0812876 B2 JP H0812876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dam resin
- resin
- semiconductor device
- dam
- punch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造装置、特に半導体装置用ダ
ム樹脂抜き金型(以下ダム樹脂抜き金型と称す)に関す
る。
ム樹脂抜き金型(以下ダム樹脂抜き金型と称す)に関す
る。
従来、この種のダム樹脂抜き金型は、第2図及び第3
図に示すように、ダイブロック5とダイ7の上に樹脂封
止型半導体装置用リードフレーム(以下リードフレーム
と称す)を位置させ、この半導体装置のエポキシ樹脂パ
ッケージ(以下パッケージと称す)1はダイブロック5
で受け、タイバー3と外部リード4はダイ7で受けて、
ダム樹脂6の上部にクリアランスC1を有する金属ポンチ
2を下降させてダム樹脂6の抜きを行っていた。
図に示すように、ダイブロック5とダイ7の上に樹脂封
止型半導体装置用リードフレーム(以下リードフレーム
と称す)を位置させ、この半導体装置のエポキシ樹脂パ
ッケージ(以下パッケージと称す)1はダイブロック5
で受け、タイバー3と外部リード4はダイ7で受けて、
ダム樹脂6の上部にクリアランスC1を有する金属ポンチ
2を下降させてダム樹脂6の抜きを行っていた。
しかしながら、上記第2図及び第3図に示すような方
法では、金属ポンチ2はパッケージ1とタイバー3及び
外部リード4に対してクリアランスC1を有するために、
そのクリアランスC1程度のダム樹脂残り8を起こしてし
まう。このダム樹脂残り8は後の仕上工程である外部リ
ード4の切断成形金型の機能部品の破損及び外部リード
4の変形等の原因となる。この防止を行うために、ダム
樹脂抜き作業後、全数チェックを実施しダム樹脂残り8
の除去を行うために非常に工数を要していた。
法では、金属ポンチ2はパッケージ1とタイバー3及び
外部リード4に対してクリアランスC1を有するために、
そのクリアランスC1程度のダム樹脂残り8を起こしてし
まう。このダム樹脂残り8は後の仕上工程である外部リ
ード4の切断成形金型の機能部品の破損及び外部リード
4の変形等の原因となる。この防止を行うために、ダム
樹脂抜き作業後、全数チェックを実施しダム樹脂残り8
の除去を行うために非常に工数を要していた。
本発明の目的は上述の欠点を除去し、改善された信頼
性の高いダム樹脂抜き金型を提供することにある。
性の高いダム樹脂抜き金型を提供することにある。
本発明は樹脂封止型半導体装置用リードフレームのダ
ム樹脂を抜くダム樹脂抜き金型において、ダム樹脂を金
属ポンチにてその直角方向への押圧力を作用させて抜く
手段と、ダム樹脂残りを細いワイヤーを結集したブラシ
ポンチにて直角方向への押圧力を作用させて抜く手段と
を有することを特徴とする半導体装置の製造装置であ
る。
ム樹脂を抜くダム樹脂抜き金型において、ダム樹脂を金
属ポンチにてその直角方向への押圧力を作用させて抜く
手段と、ダム樹脂残りを細いワイヤーを結集したブラシ
ポンチにて直角方向への押圧力を作用させて抜く手段と
を有することを特徴とする半導体装置の製造装置であ
る。
次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図は本発明の一実施例の断面図であり、Aス
テージはダム樹脂を抜く前を示し、Bステージはダム樹
脂残り部分を抜く前を示す。この実施例のダム樹脂抜き
金型はA及びBステージを有し、Aステージの上型には
ダム樹脂6の上部にパッケージ1とタイバー3及び外部
リード4に対してクリアランスC1を有する位置に金属ポ
ンチ2を設け、下型にはパッケージ1の下部にダイブロ
ック5を設け、タイバー3及び外部リード4の下部には
クリアランスC2を有するダイ7を設ける。Bステージの
上型にはダム樹脂残り8とタイバー3及び外部リード4
の上部に、ホルダー9に細いワイヤー9aを結集し固定し
たブラシポンチ10を設ける。下型はAステージと同構造
になっている。
する。第1図は本発明の一実施例の断面図であり、Aス
テージはダム樹脂を抜く前を示し、Bステージはダム樹
脂残り部分を抜く前を示す。この実施例のダム樹脂抜き
金型はA及びBステージを有し、Aステージの上型には
ダム樹脂6の上部にパッケージ1とタイバー3及び外部
リード4に対してクリアランスC1を有する位置に金属ポ
ンチ2を設け、下型にはパッケージ1の下部にダイブロ
ック5を設け、タイバー3及び外部リード4の下部には
クリアランスC2を有するダイ7を設ける。Bステージの
上型にはダム樹脂残り8とタイバー3及び外部リード4
の上部に、ホルダー9に細いワイヤー9aを結集し固定し
たブラシポンチ10を設ける。下型はAステージと同構造
になっている。
このようなダム樹脂抜き金型では先ずAステージにて
金属ポンチ2が下降しダム樹脂6の抜きが行われるが、
ダム樹脂残り8が生じる。
金属ポンチ2が下降しダム樹脂6の抜きが行われるが、
ダム樹脂残り8が生じる。
このダム樹脂残り8はBステージに強制送りされブラシ
ポンチ10にて抜き落される。この際にタイバー3と外部
リード4上にブラシポンチ10が当たるが、ブラシの弾性
によりたわみブラシポンチ10が上昇すると元に戻る。
ポンチ10にて抜き落される。この際にタイバー3と外部
リード4上にブラシポンチ10が当たるが、ブラシの弾性
によりたわみブラシポンチ10が上昇すると元に戻る。
このように弾性のあるブラシポンチ10を用いることに
より金属ポンチ2で抜く際のクリアランスC1を設ける必
要はなくなる。
より金属ポンチ2で抜く際のクリアランスC1を設ける必
要はなくなる。
以上説明したように本発明は弾性のあるブラシポンチ
をダム樹脂上部とタイバー及び外部リード上部まで配置
し、ダム樹脂残りに押圧力を加えつつ、ダム樹脂残りを
抜くようにしたので、従来のものに比較してダム樹脂抜
き作業後、全数チェックを実施してダム樹脂残りの除去
を行うことを廃止することができ、生産量を向上させる
ことができる効果を有するものである。
をダム樹脂上部とタイバー及び外部リード上部まで配置
し、ダム樹脂残りに押圧力を加えつつ、ダム樹脂残りを
抜くようにしたので、従来のものに比較してダム樹脂抜
き作業後、全数チェックを実施してダム樹脂残りの除去
を行うことを廃止することができ、生産量を向上させる
ことができる効果を有するものである。
第1図は本発明の一実施例を示すダムの樹脂抜き金型を
示す断面図、第2図及び第3図は従来技術によるダム樹
脂抜き方法を示す断面図である。 1……パッケージ、2……金属ポンチ、3……タイバ
ー、4……外部リード、5……ダイブロック、6……ダ
ム樹脂、7……ダイ、8……ダム樹脂残り、9……ホル
ダー、10……ブラシポンチ
示す断面図、第2図及び第3図は従来技術によるダム樹
脂抜き方法を示す断面図である。 1……パッケージ、2……金属ポンチ、3……タイバ
ー、4……外部リード、5……ダイブロック、6……ダ
ム樹脂、7……ダイ、8……ダム樹脂残り、9……ホル
ダー、10……ブラシポンチ
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂封止型半導体装置用リードフレームの
ダム樹脂を抜くダム樹脂抜き金型において、ダム樹脂を
金属ポンチにてその直角方向への押圧力を作用させて抜
く手段と、ダム樹脂残りを細いワイヤーを結集したブラ
シポンチにて直角方向への押圧力を作用させて抜く手段
とを有することを特徴とする半導体装置の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14093586A JPH0812876B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 半導体装置の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14093586A JPH0812876B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 半導体装置の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62296526A JPS62296526A (ja) | 1987-12-23 |
JPH0812876B2 true JPH0812876B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=15280239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14093586A Expired - Lifetime JPH0812876B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 半導体装置の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812876B2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP14093586A patent/JPH0812876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62296526A (ja) | 1987-12-23 |
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