JPH0340417Y2 - - Google Patents

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JPH0340417Y2
JPH0340417Y2 JP1987070486U JP7048687U JPH0340417Y2 JP H0340417 Y2 JPH0340417 Y2 JP H0340417Y2 JP 1987070486 U JP1987070486 U JP 1987070486U JP 7048687 U JP7048687 U JP 7048687U JP H0340417 Y2 JPH0340417 Y2 JP H0340417Y2
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JP
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punch
cutting
resin
tie bar
lead frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 レジン抜きパンチとタイバー切断パンチとを結
合して一体化したパンチを備え、レジン抜き工程
とタイバー切断工程の二工程を一工程とすること
を可能にした切断整形金型。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、モールド型ICのリードフレームの
切断整形金型に係り、特にパンチの改良に関する
ものである。
モールド型ICのモールド封止加工後のリード
フレームの切断整形は、複数の工程を連続して処
理可能なプログレシブタイプの切断整形金型が用
いられており、このプログレシブタイプの切断整
形金型は各工程毎にパンチ(雄型)とダイ(雌
型)を備えてそれぞれの工程の処理を行つてい
る。
このため切断整形金型は工程数の増加に対応し
て大型化し、製作費も増加している。
以上のような状況から工程数が少なく、切断整
形金型を小型化でき、製作費を低減できる切断整
形金型が要望されている。
〔従来の技術〕
第3図aはリードフレームの全体図を示してい
る。このリードフレームのそれぞれの所定の場所
にチツプを載置し、次いで該チツプ上の端子とリ
ードフレームのリードをワイヤボンデイングによ
り接続した後にモールド封止を行う。
第3図bは第3図で示したリードフレームの一
素子分の拡大図である。モールド封止を終えたリ
ードフレーム2のリード2eはダイバー2b,2
cで互いにつながつており、そのタイバー2b,
2cとそれより内側のリード2eで囲まれる部分
にはモールド封止を行つた時にはみ出た樹脂が形
成されておりレジンと呼ばれている。
従来の切断整形金型は、レジン抜きパンチとし
て第4図のようなレジン抜きパンチ11が用いら
れていた。このパンチ11の刃面のピツチはリー
ドフレーム2のリード2eのピツチと等しくでき
ており、この刃面がリードフレームのレジン部分
を介してその下側にある雌型のダイに挿入される
ことによりレジンを打ち抜き、除去する。
また、タイバーを切断するものとしてダイバー
切断パンチ12を用いていた。このパンチ12の
刃面はリードフレームのピツチの2倍のピツチで
形成されており2度に分けてタイバー切断を行
う。これは、タイバーが金属でできており、その
切断にはレジン抜きよりも大きな力が必要となる
ので、一度に行うことにより原動力となる油圧シ
リンダが大きくなつてしまうのを防ぐためであ
り、またパンチを安価に形成するためでもある。
そして、従来の切断整形処理は、レジン抜きパ
ンチ1個と、タイバー切断パンチ2個を用い、
.始めにレジン抜きパンチによりレジン抜きを
行う工程、.その後タイバー切断パンチにより
タイバー2bを含むタイバーを一つおきに切断す
る工程、.次いで残つたタイバー2c含むタイ
バーを同じくもう1個のタイバー切断パンチによ
り一つおきに切断する工程、.ピンチ2dを切
断する工程、及び.リード2eを切断する工
程、の計5工程で行つていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上説明の従来の切断整形金型で問題となるの
は、工程が五工程のため切断整形金型が工程数の
増加に対応して大型化し、製作費も増加している
ことである。
本考案は以上のような問題点を解決するため
に、金型を小型化して安価に調達できる切断整形
金型の提供を目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、レジン抜きパンチとタイバー切
断パンチとを結合して一体化したパンチを備え、
レジン抜き工程とタイバー切断工程の二工程を一
工程とするようにした本考案による切断整形金型
によつて解決される。
〔作用〕
即ち本考案においては、レジン抜きパンチとタ
イバー切断パンチとを結合して一体化したパンチ
を用いるので、切断整形工程をレジン抜き及び
第一のタイバー切断工程、レジン抜き及び第二
のタイバー切断工程、ピンチ切断工程、リー
ド切断工程の四工程により切断整形処理を行うこ
とが可能となり、五工程のプログレシブタイプの
金型を四工程のプログレシブタイプの金型に小型
化することが可能となる。
〔実施例〕 以下第1図〜第3図について本考案の一実施例
を説明する。
第3図bに示すように、リードフレーム2のタ
イバー2b或いはタイバー2cと除去すべきレジ
ン2aとは極めて接近しているので、レジン抜き
パンチ1aとタイバー切断パンチ1bを一体化す
ることは構造上可能である。
本考案はこの点に着目し、レジン抜きパンチと
タイバー切断パンチを一体化した第1図に示すよ
うなパンチ1を用いる。さらに、従来のレジン抜
きパンチの刃面は、リードフレームのピツチと等
しいピツチで形成されていたが、本考案では、タ
イバー切断パンチ1bの刃面のピツチと同様に、
リードフレームのピツチの2倍のピツチで刃面が
形成されている。また、本実施例では、レジン抜
きパンチ1aとタイバー切断パンチ1bの刃面を
互いに段差を付けて形成し、加工タイミングをず
らしている。これにより打ち抜き力を時間的に分
散することができるので、打ち抜きの際、特別に
大きな力を必要とせず、その原動力となる油圧シ
リンダが大型化するのを防ぐことができる。
また、レジン抜きとタイバー切断の加工タイミ
ングをずらすことによりダイへの衝撃が大きくな
らないのでダイの寿命が短くなるのを防ぐことが
できる。
タイバー切断はレジン抜きの後に行うことが好
ましいので、レジン抜きパンチ1aの刃面はタイ
バー切断パンチ1bの刃面よりも突出して設けて
ある。
次に、本願考案におけるリードフレームの切断
整形処理の仕方について第2図を参照しながら説
明する。
第2図は、モールド封止後のリードフレーム、
及びパンチを示す側面図である。
従来、レジン抜きは一度に行つていたが、本考
案ではタイバー切断とともに2度に分けて行う。
即ち、本実施例ではパンチ1を2つ使い、その
2つのパンチは、第2図に図示の如くリードフレ
ーム上の一パツケージの両側の上側に配置され、
同時に上下に動くものとする。一方のパンチ1を
下ろしてレジン抜きとタイバー切断をリードフレ
ームに対して一つおきに行い、同時に他方のパン
チ1を下ろして同様に他方のレジンとタイバーを
除去する。そして、2つのパンチ1を上側に戻し
た後、打ち抜きされずに残つているレジン及び切
断されずに残つているタイバーに対し、上記の動
作を繰り返す。
従つて、従来三工程で行つていた、レジン抜き
及びタイバー切断を、本考案では、レジン抜き及
びタイバー切断を二回に分けて同時に行うので二
工程で行うことができ、工程数を一つ減らして短
縮することができる。また、本考案では、前述の
通りレジン抜きパンチの刃面のピツチをリードフ
レームのピツチの2倍のピツチで形成することに
より、レジン抜きパンチ1aに篏合するダイも、
パンチ1aに対応してピツチが倍になり強度を向
上させることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば極めて簡単
な構造のレジン抜きパンチとタイバー切断パンチ
を一体化したパンチを用いてリードフレームの切
断整形を行うことが可能となるから、切断整形金
型が小型化するので切断整形金型の製作費の低減
も可能となり、レジン抜きパンチのダイの強度も
向上する等の利点があり、著しい経済的効果が期
待でき工業的には極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す斜視図、
第2図はリードフレーム、パツケージとパンチを
示す側面図、第3図はリードフレームの一例を示
す図、第4図は従来のレジン抜きパンチ及びタイ
バー切断パンチの斜視図、である。 図において、1はパンチ、1aはレジン抜きパ
ンチ、1bはタイバー切断パンチ、2はリードフ
レーム、2aはレジン、2bはタイバー、2cは
タイバー、2dはピンチ、2eはリード、3はパ
ツケージ、を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モールド封止加工後にリードフレームを切断整
    形する金型において、 該リードフレームのリードのピツチの二倍のピ
    ツチで刃面が形成されたレジン抜きパンチ1a
    と、該レジン抜きパンチ1aと等しいピツチで刃
    面が形成されたタイバー切断パンチ1bとを結合
    したことを特徴とする切断整形装置。
JP1987070486U 1987-05-12 1987-05-12 Expired JPH0340417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987070486U JPH0340417Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JP1987070486U JPH0340417Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63180119U JPS63180119U (ja) 1988-11-21
JPH0340417Y2 true JPH0340417Y2 (ja) 1991-08-26

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ID=30912166

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JP1987070486U Expired JPH0340417Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JP (1) JPH0340417Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52151989A (en) * 1976-06-14 1977-12-16 Hitachi Ltd Small punching die
JPS6153027B2 (ja) * 1983-09-30 1986-11-15 Yukio Mizoguchi

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538585Y2 (ja) * 1977-08-10 1980-09-09
JPH0110108Y2 (ja) * 1984-09-14 1989-03-22

Patent Citations (2)

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JPS6153027B2 (ja) * 1983-09-30 1986-11-15 Yukio Mizoguchi

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JPS63180119U (ja) 1988-11-21

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