JPH08128351A - アイドル回転数制御装置の異常診断装置 - Google Patents

アイドル回転数制御装置の異常診断装置

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JPH08128351A
JPH08128351A JP26907194A JP26907194A JPH08128351A JP H08128351 A JPH08128351 A JP H08128351A JP 26907194 A JP26907194 A JP 26907194A JP 26907194 A JP26907194 A JP 26907194A JP H08128351 A JPH08128351 A JP H08128351A
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JP
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speed
idle
diagnosis
isc
abnormality
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JP26907194A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Kamiya
直行 神谷
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常診断時におけるエンジン回転数の変動を
最小限に抑えつつ、高精度な異常診断を行う。 【構成】 エンジン1の吸気通路7には、スロットルバ
ルブ11を迂回するバイパス通路17が設けられ、その
バイパス通路17にはISC弁18が設けられている。
ECU26は、実際のエンジン回転数と目標回転数との
偏差に応じたフィードバック制御量を算出すると共に、
該制御量を用いてISC弁18を駆動する。また、異常
診断時において、ECU26は、診断用目標回転数を設
定すると共に、エンジン回転数の微小変動を与えるため
の駆動指令値を用いてISC弁18を強制的に駆動す
る。このとき、ECU26は、ISC弁18の強制駆動
に伴いフィードバック制御量が変化すればISC弁18
が正常であると判定し、変化しなければ異常であると判
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイドル回転数制御装
置の異常診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のアイドル回転数制御装置では、
ISC弁(アイドル回転数制御アクチュエータ)の駆動
によりアイドル時におけるエンジンへの補助空気量を調
整し、その時のエンジン回転数を目標回転数に制御して
いる。一方、何らかの理由によりISC弁に異常が発生
した場合、ISC弁は制御回路からの駆動指令に応答せ
ずにある開度で停止し、本来のアイドル回転数制御が実
現できなくなる。
【0003】そこで、従来より、上記のようなISC弁
の異常発生時にその異常をいち早く検出するための異常
診断装置が提案されている。例えば特開昭59−685
41号公報の異常診断装置では、ISC弁の開度を正規
の制御位置から強制的にずらし、この時のエンジン回転
数の変動からISC弁の異常診断を行うようにしてい
る。つまり、エンジン回転数がずれればISC弁が正常
であるとし、エンジン回転数がずれなければISC弁が
異常であると判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
異常診断装置では、異常診断時に過大な回転変動を伴う
ため以下に示す問題が生じる。すなわち、ISC弁が開
側に駆動されて回転数の上昇を生じさせる場合には、回
転数の吹き上がりによってドライバへ不快感を与える。
また、ISC弁が閉側に駆動されて回転数の低下を生じ
させる場合には、回転数の落ち込みにより外部負荷(A
/C負荷等)によるエンジンストールを発生させるおそ
れが生じる。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、異常診断時に
おけるエンジン回転数の変動を最小限に抑えつつ、高精
度な異常診断を行うことができるアイドル回転数制御装
置の異常診断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、図7に示すように、アイ
ドル時に補助空気をエンジンに供給するためのアイドル
回転数制御アクチュエータM1と、実際のエンジン回転
数を検出するエンジン回転数検出手段M2と、目標回転
数を設定する目標回転数設定手段M3と、前記エンジン
回転数検出手段M2による実際のエンジン回転数と、前
記目標回転数設定手段M3による目標回転数との偏差に
応じたフィードバック制御量を算出すると共に、該制御
量を用いて前記アイドル回転数制御アクチュエータM1
を駆動するフィードバック制御手段M4とを備えたアイ
ドル回転数制御装置に用いられるものであって、異常診
断時において、前記目標回転数設定手段M3による目標
回転数を診断用目標回転数に変更する目標回転数変更手
段M5と、補助空気量の増加方向若しくは減少方向に前
記アイドル回転数制御アクチュエータM1を強制的に駆
動するためのアクチュエータ強制駆動手段M6と、前記
アクチュエータ強制駆動手段M6による前記アイドル回
転数制御アクチュエータM1の駆動時において、前記フ
ィードバック制御手段M4により算出されるフィードバ
ック制御量が変化すれば前記アイドル回転数制御アクチ
ュエータM1が正常であり、変化しなければ異常である
とする異常診断手段M7とを備えたことを要旨とするも
のである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記フィードバック制御手段M4
は、積分要素を含むアイドル回転数フィードバック制御
を行い、前記アクチュエータ強制駆動手段M6は、エン
ジン回転数の微小変動を与えるための駆動指令値にて前
記アイドル回転数制御アクチュエータM1を駆動するよ
うに構成している。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記目標回転数変更手段M5
による診断用目標回転数は、アイドル移行後の回転数安
定状態でのエンジン回転数を基に算出される。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明において、前記異常診断手段M
7による診断開始時に、それまでのフィードバック制御
量を一旦記憶保持する制御量記憶手段と、前記異常診断
手段M7による診断終了時に、前記制御量記憶手段に記
憶していたフィードバック制御量を読み出して以後のア
イドル回転数制御に用いる制御量復帰手段とを備えて構
成している。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、エンジン回転
数検出手段M2は実際のエンジン回転数を検出し、目標
回転数設定手段M3は目標回転数を設定する。フィード
バック制御手段M4は、エンジン回転数検出手段M2に
よる実際のエンジン回転数と、目標回転数設定手段M3
による目標回転数との偏差に応じたフィードバック制御
量を算出すると共に、該制御量を用いてアイドル回転数
制御アクチュエータM1を駆動する。
【0011】また、目標回転数変更手段M5は、異常診
断時において、目標回転数設定手段M3による目標回転
数を診断用目標回転数に変更する。アクチュエータ強制
駆動手段M6は、補助空気量の増加方向若しくは減少方
向に強制的にアイドル回転数制御アクチュエータM1を
駆動する。異常診断手段M7は、アクチュエータ強制駆
動手段M6によるアイドル回転数制御アクチュエータM
1の駆動時において、フィードバック制御手段M4によ
り算出されるフィードバック制御量が変化すればアイド
ル回転数制御アクチュエータM1が正常であり、変化し
なければ異常であるとする。
【0012】要するに、アイドル回転数制御アクチュエ
ータM1が正常であれば、該アクチュエータM1の強制
駆動に伴いエンジン回転数が変動し始めるが、フィード
バック制御手段M4によるフィードバック処理によりす
ぐにその回転変動が吸収される。また、異常が発生して
いれば、アクチュエータM1を強制駆動しても回転変動
は生じない。そして、フィードバック制御量を用いるこ
とで容易且つ精度良く異常診断が実施される。このと
き、アイドル回転数制御アクチュエータM1の正常・異
常に関係なく、常に過大な回転変動が抑制される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、フィード
バック制御手段M4は、積分要素を含むアイドル回転数
フィードバック制御を行う。また、アクチュエータ強制
駆動手段M6は、エンジン回転数の微小変動を与えるた
めの駆動指令値にてアイドル回転数制御アクチュエータ
M1を駆動する。この場合、1回当たりの回転変動量が
微小範囲に制限されると共に、その度にフィードバック
処理が実施されるため、診断期間中において大きな回転
変動を招くことはない。また、積分要素を含むフィード
バック制御量から異常診断を行うことで、その診断精度
がより正確なものとなる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、目標回転
数変更手段M5による診断用目標回転数は、アイドル移
行後の回転数安定状態でのエンジン回転数を基に算出さ
れる。つまり、アイドル回転数制御が開始されるとエン
ジン回転数が所定値に収束するが、異常診断時にはその
エンジン回転数が保持される。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、制御量記
憶手段は、異常診断手段M7による診断開始時に、それ
までのフィードバック制御量を一旦記憶保持する。制御
量復帰手段は、異常診断手段M7による診断終了時に、
制御量記憶手段に記憶していたフィードバック制御量を
読み出して以後のアイドル回転数制御に用いる。この場
合、診断終了時における通常フィードバック処理への移
行がスムーズに実施される。
【0016】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例について
図面に従って説明する。図1は多気筒エンジンのアイド
ル回転数制御装置の概略を示す構成図である。エンジン
1はシリンダ2内にピストン3を備えており、このピス
トン3の上方にはシリンダヘッド1a、シリンダブロッ
ク1bにより区画された燃焼室4が形成されている。燃
焼室4には点火プラグ16が配設されている。シリンダ
ブロック1bには冷却水の温度を検出するための水温セ
ンサ23が配設されている。また、燃焼室4は、吸気バ
ルブ5及び排気バルブ6を介して吸気通路7及び排気通
路8に連通している。
【0017】各気筒毎の燃料噴射弁9は吸気通路7に設
けられ、燃料噴射弁9の上流側の吸気通路7には、吸入
時の空気の脈動を抑えるためのサージタンク10が設け
られている。サージタンク10の上流側には、アクセル
ペダル(図示しない)の操作に連動して開閉動作するス
ロットルバルブ11が設けられており、このスロットル
バルブ11の開閉動作により吸気通路7への吸気量が調
節される。スロットルバルブ11の近傍には、スロット
ルバルブ11の開度を検出するスロットルセンサ12が
設けられている。スロットルバルブ11の上流側には、
吸気通路7に導入される吸入空気量を検出する熱式エア
フローメータ13が設けられている。熱式エアフローメ
ータ13の上流側にはエアクリーナ15が設けられてい
る。
【0018】従って、エアクリーナ15から吸入された
空気は、熱式エアフローメータ13、スロットルバルブ
11、サージタンク10を介して吸気通路7の下流側に
向かって送られ、吸気通路7の下流側において、燃料噴
射弁9から噴射される燃料と混合されて混合気となる。
その混合気は吸気バルブ5を介して燃焼室4内へ導入さ
れる。そして、エンジン1は点火プラグ16により混合
気を燃焼室4内で爆発させて駆動力を得た後、その排気
ガスを排気バルブ6を介して排気通路8へ排出する。
【0019】また、前記吸気通路7には、スロットルバ
ルブ11を迂回し、且つスロットルバルブ11の上流側
とサージタンク10とを連通するバイパス通路17が設
けられている。このバイパス通路17の途中にはアイド
ル回転数制御アクチュエータとしてのISC弁18が設
けられている。ISC弁18において、弁体18aはス
プリング(図示しない)によりシート部18bを閉鎖す
る方向(図の左方向)に常に付勢されているが、コイル
18cを通電することにより図の右方へ移動しシート部
18bを開放する。つまり、ISC弁18のコイル18
cへの通電によりバイパス通路17が開き、コイル18
cへの通電遮断によりバイパス通路17が閉じる。IS
C弁18の開度は、パルス幅変調に基づくデューティ比
制御により調節されるようになっている。
【0020】ディストリビュータ20は、イグナイタ2
1から出力される高電圧をエンジン1のクランク角に同
期して各点火プラグ16に分配するためのものであり、
各点火プラグ16の点火タイミングはイグナイタ21か
らの高電圧出力タイミングにより決定される。ディスト
リビュータ20には、ディストリビュータ20のロータ
の回転からクランク角を検出してパルス信号を出力する
回転数センサ22が設けられている。
【0021】電子制御装置(以下、ECUという)26
は、マイクロコンピュータを中心に構成されており、そ
の一部にはメモリ26aを有している。ECU26に
は、スロットルセンサ12、熱式エアフローメータ1
3、回転数センサ22及び水温センサ23が接続され、
各センサからの信号が入力される。また、ECU26に
は、上記センサの他に、スロットルバルブ11が全閉位
置にある旨を示す、アイドル信号を出力するためのアイ
ドルスイッチ24や、車体速度を検出するための車速セ
ンサ25が接続されている。そして、ECU26は、各
種入力信号を基に、各燃料噴射弁9及びイグナイタ21
への駆動信号を生成し出力する。また、ECU26は、
積分要素を含むISCフィードバック制御によりISC
弁18への駆動信号を生成し出力する。なお、本実施例
では、回転数センサ22によりエンジン回転数検出手段
が構成され、ECU26により目標回転数設定手段、フ
ィードバック制御手段、目標回転数変更手段、アクチュ
エータ強制駆動手段及び異常診断手段が構成されてい
る。
【0022】以下、上記の如く構成されたアイドル回転
数制御装置の作用を説明する。先ず、図2のフローチャ
ートを用いてISCフィードバック処理を説明する。な
お、図2の処理は、ECU26により所定周期(例え
ば、32msec毎)で実行される。
【0023】さて、図2において、ECU26は、ステ
ップ100でISC実行条件が成立しているか否かを判
別する。ここで、ISC実行条件としては、アイドルス
イッチ24がオンであることや、車両速度が所定の低速
域(例えば、5km/h以下)にあること等が含まれ
る。ISC実行条件が成立した場合、ECU26は、ス
テップ110に進み、水温データに基づいて基本制御量
GBASEを算出する。また、ECU26は、続くステップ
120で目標回転数Noを読み出す。ここで、通常のI
SCフィードバック制御時には、目標回転数Noが冷却
水温や外部負荷(A/C,電気負荷等)信号に応じて設
定され、例えば完全暖機後の無負荷アイドル状態では、
目標回転数Noが700rpm程度に設定される。な
お、後述するISC診断時には、この目標回転数Noが
診断用の別の目標回転数に変更されるようになってい
る。
【0024】その後、ECU26は、ステップ130で
その時のエンジン回転数Neが目標回転数Noを超えて
いるか否かを判別し、Ne>Noであればステップ14
0でフィードバック補正量GFBから所定のフィードバッ
クゲインKを減算し、Ne≦Noであればステップ15
0でフィードバック補正量GFBにフィードバックゲイン
Kを加算する。
【0025】そして、ECU26は、ステップ160で
次の(1)式を用い基本制御量GBASE,フィードバック
補正量GFB,学習制御量GLRN からISC弁18の総制
御量GTOTAL を算出する。
【0026】 GTOTAL =GBASE+GFB+GLRN ・・・(1) ここで、学習制御量GLRN は、所定周期毎(例えば、1
0秒毎)のフィードバック補正量GFB、或いはアイドル
→非アイドル切り換え時におけるフィードバック補正量
GFBであり、その値はECU26のメモリ26aに記憶
保持されている。
【0027】その後、ECU26は、ステップ170で
前記総制御量GTOTAL に応じてISC弁18を駆動さ
せ、本処理を終了する。次に、ISC弁18の正常・異
常を診断するためのISC診断処理について説明する。
つまり、上述した如くISC弁18は、通電時には制御
デューティ比に応じた所定の開度に制御されるが、何ら
かの理由により異常が発生すると、その動作がある位置
でロックされECU26からの駆動指令に応答しなくな
る。例えば、信号線の断線時にはISC弁18が全閉位
置でロックされ、ショートの際にはISC弁18が全開
位置でロックされる。さらに、弁内への異物混入時や氷
結時には中間開度でロックされる。以下には、上記のよ
うな異常を診断するためのISC診断処理を記す。
【0028】図3は、ISC弁18のISC診断許可の
判定処理を示すフローチャートであり、本処理はECU
26により所定周期(例えば、100msec毎)に実
行される。
【0029】図3において、ECU26は、先ずステッ
プ200〜240でISC弁18の診断条件が成立して
いるか否かを判別する。すなわち、ステップ200で
は、アイドルスイッチ24の出力がオンになってから
(アイドル状態になってから)所定時間(本実施例で
は、5秒)が経過したか否かを判別し、続くステップ2
10では、車両が停止状態(車体速度≒0km/h)で
あるか否かを判別し、さらに、ステップ220では、I
SC弁18の制御状態が安定しているか否かを判別す
る。なお、ステップ220では、トランスミッションの
変速動作時や外部負荷(A/C,P/S)の入力時等の
過渡時期でないこと、暖機運転中でないことが確認され
る。そして、上記ステップ200〜220が全て肯定判
別された場合、ECU26はステップ230に進む。
【0030】その後、ECU26は、ステップ230で
エンジン回転数NeがISC異常の可能性が大きい領域
にあるか否かを判別し、これが肯定判別されれば診断要
として後続のステップ250に進む。また、ステップ2
30が否定判別されれば、ECU26はステップ240
に進み、非アイドルからアイドルへの切り換えが10回
目であるか否かを判別する。そして、アイドルへの切り
換えが10回目であれば、ECU26は、診断要として
後続のステップ250に進む。一方、ステップ230,
240が共に否定判別された場合には、ECU26はそ
のまま本処理を終了する。
【0031】ステップ230,240の判別処理をより
具体的に説明する。つまり、ステップ230では、エン
ジン回転数Neが目標回転数Noに対して明らかに大き
いか否か(Ne≧No+αか否か)、又は、エンジン回
転数Neが目標回転数Noに対して明らかに小さいか否
か(Ne<No−βか否か)が判別され、該いずれかの
条件が満たされれば、ISC異常の可能性が大きいとし
てステップ230が肯定判別される。
【0032】この場合、吸入空気量の変化を基に条件判
別を行うのであれば、その時々の車両の運転条件に応じ
て上記α,β値を変更するのが望ましい。例えばA/T
車の場合、単位空気量当たりのエンジン回転数が比較的
大きいNレンジ(ニュートラルレンジ)では、α,βを
大きな値とし(例:α=1000rpm,β=150r
pm)、単位空気量当たりのエンジン回転数が比較的小
さいDレンジ(ドライブレンジ)ではα,βを小さな値
とする(例:α=800rpm,β=130rpm)。
なお、外部負荷(A/C,P/S等)の入力時に上記
α,βを変更したり、水温条件に応じて同α,βを変更
したりすることもできる。この場合、外部負荷の入力時
には上記α,βが小さくなるよう変更する。また、水温
が大きくなるほど上記α,βが大きくなるよう変更す
る。
【0033】また、上記ステップ240では、アイドル
カウンタCIDL を用いて診断条件を判定する。このアイ
ドルカウンタCIDL は、非アイドル状態からアイドル状
態への切り換え動作に伴い「1」ずつカウントアップさ
れる。
【0034】そして、上記診断条件が成立してステップ
250に進むと、ECU26は当該ステップ250でI
SC弁18の異常診断を許可する。つまり、この診断許
可に伴い、ECU26は後述するISC診断処理を実行
する。その後、ECU26は、ステップ260でアイド
ルカウンタCIDL を「0」にリセットして、本処理を終
了する。
【0035】この図3の処理によれば、目標回転数No
に対するエンジン回転数Neのズレが比較的小さい場合
(ステップ230がNOの場合)、アイドル10回に付
き1回の割合で診断条件が成立し(ステップ240がY
ES)、ISC診断が許可される。このとき、ISC弁
18の中間開度でのロック異常の診断が可能となる。ま
た、目標回転数Noに対するエンジン回転数Neのズレ
が比較的大きい場合(ステップ230がYESの場
合)、ISC弁18の全閉異常又は全開異常の診断が可
能となる。
【0036】次いで、ISC弁18の異常診断動作を図
4,図5を用いて説明する。なお、図4は、ISC診断
処理を示すフローチャートであり、同診断処理は、EC
U26により32msec毎に実行される。図5は、実
際の診断動作を示すタイミングチャートである。
【0037】さて、図4のISC診断処理が開始される
と、ECU26は、先ずステップ300でISC診断用
の目標回転数(通常ISCでの目標回転数Noと区別し
て、診断用目標回転数Nosとする)が既に設定されて
いるか否かを判別する。ISC診断処理の開始当初、E
CU26はステップ300を否定判別し、続くステップ
310で診断用目標回転数Nosを算出する。ここで、
診断用目標回転数Nosは、ISC開始後に収束するエ
ンジン回転数Neに相当し、ISC弁18が正常に機能
する場合には目標回転数Noとなり、ISC弁18がい
ずれかの位置にロックしている場合には、そのロック位
置でのエンジン回転数Neとなる。具体的には、ECU
26は、アイドル=オンから診断条件成立までの間にお
いて、安定状態のエンジン回転数Neの平均値を算出
し、その算出値を診断用目標回転数Nosとして設定す
る。
【0038】その後、ECU26はステップ320で、
エンジン1への吸入空気量(補助空気量)を増量するた
めの増量指令値Gupを「0」にクリアして続くステップ
330に進む。増量指令値Gupは、ISC弁18を強制
的に開弁方向に制御する駆動指令値に相当する。ステッ
プ330では、ECU26は増量指定値Gupに0.00
5kg/hを加算し、新たな増量指令値Gupとする。こ
のとき、増量指令値Gupは、回転変動が微小範囲(例え
ば、15〜30rpm)に制限されるよう、又は、フィ
ードバック制御が追従できるよう、徐々に増量される。
【0039】この場合、図2(ISCフィードバック処
理)のステップ120では、目標回転数Noが上記ステ
ップ310の診断用目標回転数Nosに変更され、同図
2のステップ160では、上記ステップ330の増量指
令値Gupを加えて総制御量GTOTAL が算出される。つま
り、ISC弁18の異常診断時には、図2のステップ1
60における総制御量GTOTAL が次の(2)式で算出さ
れる。
【0040】 GTOTAL =GBASE+GFB+GLRN +Gup ・・・(2) このとき、ISC弁18の強制駆動によりエンジン回転
数Neが目標回転数No(=診断用目標回転数Nos)
に対して変動すると、エンジン回転数Neと目標回転数
Noとの偏差に応じたISCフィードバック制御が実施
される。具体的には、図2のステップ130〜150に
おいて、エンジン回転数Neの変動分に応じてフィード
バック補正量GFBが修正される。
【0041】図4のISC診断処理に戻ると、前記ステ
ップ330での増量指令値Gupの設定後、ECU26
は、続くステップ340でその時の増量指令値Gupが予
め設定された所定の増量値(本実施例では、2kg/
h)に達したか否かを判別する。そして、ステップ34
0が否定判別されれば、ECU26はそのまま本処理を
終了し、次回の処理時に増量指令値Gupを再度加算す
る。
【0042】増量指令値Gupが2kg/hになりステッ
プ340が肯定判別されると、ECU26は、ステップ
350でその時の診断用フィードバック補正量GFBS の
絶対値が所定量A(例えば、1kg/h)よりも大きい
か否かを判別し、その判別結果に応じて異常フラグFer
r をセットする。ここで、診断用フィードバック補正量
GFBS は、通常ISCでのフィードバック補正量GFBと
は別に設定されるものであって、ISC診断の開始以前
には「0」に保持されている。また、異常フラグFerr
は、ISC弁18の異常発生の有無を示すフラグであ
り、Ferr =0は正常を、Ferr =1は異常発生を表
す。
【0043】そして、|GFBS |>Aであれば、ECU
26はステップ360に進み、ISC弁18が正常に機
能しているとして異常フラグFerr を「0」にリセット
する。また、|GFBS |≦Aであれば、ECU26はス
テップ370に進み、ISC弁18に異常が発生したと
して異常フラグFerr に「1」にセットする。異常フラ
グFerr の処理後、ECU26は本処理を終了する。な
お、異常判定時には(Ferr =1)、ECU26は、当
該異常情報をバックアップメモリに記憶して以後のダイ
アグチェックに備えたり、警報灯を点灯させてドライバ
に異常を報知したりする。
【0044】上記ISC診断処理を図5のタイミングチ
ャートを用いて説明する。なお、図5(a)はISC弁
18の正常時の動作を、図5(b)はISC弁18の異
常発生時の動作を示している。
【0045】図5(a)では、時間t1でアイドルスイ
ッチ24がオンとなり(図示しない)、エンジン回転数
Neが降下し始める。この場合、ISC弁18が正常に
機能しているため、エンジン回転数Neは通常ISCで
の目標回転数No(図では、700rpm)に収束し、
アイドル10回目で診断条件が成立する(図3のステッ
プ240がYES)。そして、診断条件が成立する時間
t2では、図4のステップ310で診断用目標回転数N
osが設定される。このとき、エンジン回転数Neが目
標回転数No(700rpm)に収束しており、Nos
=700rpmとなる。
【0046】また、時間t2ではISC診断が許可さ
れ、図4のステップ330で増量指令値Gupが設定され
ると共に、図2のステップ160で増量指令に応じてI
SC弁18が開弁方向に駆動される。この場合、増量指
令値Gupに応じてエンジン回転数Neが僅かに(例え
ば、15〜30rpm)上昇し、その時のエンジン回転
数Neと診断用目標回転数Nosとの偏差に応じて診断
用フィードバック補正量GFBS が減量側(図5のマイナ
ス側)に移行する。
【0047】その後、時間t3では、増量指令値Gupが
所定量(2kg/h)に達し(図4のステップ340が
YES)、その時、診断用フィードバック補正量GFBS
が所定量A(1kg/h)よりも大きく減量側に移行し
ているため、異常フラグFerr は「0」のまま保持され
る。つまり、ISC弁18は、正常判定される。
【0048】図5(b)では、時間t11でアイドルに
なった後、時間t12で診断条件が成立している。この
場合、ISC弁18に全開異常が発生しているため、エ
ンジン回転数Neは目標回転数No(700rpm)に
収束できずに所定の高回転域(図では、2000rp
m)に収束し、このエンジン回転数Neのズレにより診
断条件が成立する(図3のステップ230がYES)。
そして、時間t12では、図4のステップ310で診断
用目標回転数Nosが設定される。このとき、エンジン
回転数Neが2000rpmで収束しており、Nos=
2000rpmとなる。
【0049】また、時間t12ではISC診断が許可さ
れ、図4のステップ330で増量指令値Gupが設定され
ると共に、図2のステップ160で増量指令に応じてI
SC弁18が開弁方向に駆動される。この場合、ISC
弁18が全開位置でロックされているため、増量指令値
Gupに関係なくエンジン回転数Neは一定値(2000
rpm)に保持され、エンジン回転数Neと診断用目標
回転数Nosとの偏差は生じない。従って、診断用フィ
ードバック補正量GFBS が「0」に保持され、時間t1
3で異常フラグFerr が「1」にセットされる。つま
り、ISC弁18は異常判定される。
【0050】以上詳述したように本実施例の異常診断装
置によれば、ISC診断時におけるISC弁18の強制
駆動に伴う回転変動量が微小範囲に制限される。そのた
め、従来の装置のように過大な回転変動を招くことはな
く、ISC異常診断時における回転変動を最小限に抑え
ることができる。また、診断用フィードバック補正量G
FBS から異常診断を行うことで、容易に且つ精度良く異
常診断を実施することができる。
【0051】また、本実施例では、ISC弁18の診断
条件として、予め診断開始当初の回転数偏差から異常の
可能性を判断し、異常の可能性が高い場合(図3のステ
ップ230がYESの場合)には直ちにISC異常診断
を行い、異常の可能性が低い場合(図3のステップ23
0がNOの場合)にはISC異常診断の実施頻度を小さ
くした(アイドル10回に付き1回)。その結果、IS
C診断に要するECU26の演算負荷を軽減することが
できる。
【0052】一方、上記の実施例記載に加えて、上記ア
イドル回転数制御装置では、ECU26により制御量記
憶手段及び制御量復帰手段が構成されており、ISC診
断の開始及び終了時の動作が以下の如く規定されてい
る。図6は、ISC診断の開始及び終了時の動作を示す
タイミングチャートである。
【0053】つまり、図6の時間t21以前では、通常
のISCフィードバック処理によりフィードバック補正
量GFB及び学習制御量GLRN が変動している。そして、
時間t21でISC診断処理が開始されると、それまで
のフィードバック補正量GFB及び学習制御量GLRN がメ
モリ26aに一時的に記憶保持される。以後、時間t2
1〜t22では、上述の如く、増量指令値Gup及び診断
用フィードバック補正量GFBS を用いてフィードバック
処理が行われる。このとき、学習処理は中断される。
【0054】そして、時間t22で診断条件が不成立と
なりISC診断処理が終了されると、増量指令値Gup及
び診断用フィードバック補正量GFBS がクリアされる。
また、メモリ26aに記憶していたフィードバック補正
量GFB及び学習制御量GLRNが読み出され、該読み出さ
れた値を用いて以後のISCフィードバック処理が実行
される。ISC診断時において、例えば電気負荷やA/
Cが入力された時、N→Dレンジ,D→Nレンジの切り
換えにより負荷変化した時、アクセル操作によりスロッ
トルバルブ11が開かれた時等には、ISC診断を直ち
に中止して上記の如く通常のISC処理へ移行する。
【0055】この場合、ISC診断終了時には、通常の
ISC処理への移行がスムーズに実施され、運転条件の
変化によりISC診断が中断される場合にも、その運転
条件の変化に応じて即時に要求空気量を供給することが
できる。
【0056】なお、本発明は、上記実施例の他に次の様
態にて具体化することもできる。 (1)上記実施例では、エンジン回転数Neと目標回転
数Noとの偏差に応じてISC診断条件を判定している
が(図3のステップ230)、これを変更してもよい。
この診断条件として、Ne≧所定値(例:1700rp
m)、又はNe≦所定値(例:550rpm)であるこ
とを判別してもよい。
【0057】(2)上記実施例では、エンジン1への補
助空気量を強制増量するための増量指令値Gupを用いた
が、強制減量する減量指令値を用いて診断処理を行うこ
ともできる。この場合、ISC弁18が正常であれば診
断用フィードバック補正量GFBS は増量側に変化し、そ
の増量値からISC診断を行う。
【0058】(3)上記実施例では、エンジン1への補
助空気量に相当する増量指令値(又は減量指令値)を用
いてISC弁18を強制駆動したが、制御電流や制御デ
ューティ値を設定してISC弁18を強制駆動すること
もできる。
【0059】(4)上記実施例では、図3の診断条件と
してステップ230,240の判別処理を実施したが、
これを変更しても本発明の目的を達成することができ
る。例えば、ステップ230の処理を削除し、単に、ア
イドル10回に1回の割合でISC診断を許可するよう
にしてもよい。また、ステップ230,240を共に削
除すると共に図3の処理の実行周期を長くし、ステップ
200〜220の成立時には毎回、ISC診断を許可す
るようにしてもよい。
【0060】(5)上記実施例では、非通電時に全閉と
なるISC弁18を用いたが、これを変更することもで
きる。例えば、中間開度での中立位置(ISC開度=5
0%)を有するリニアソレノイド型やロータリーソレノ
イド型のISC弁にて具体化することもできる。また、
ハーフオープン式のISC弁や、スロットル直動式のI
SC弁にて具体化することもできる。この場合、ISC
弁のタイプに応じて、ISC診断時における駆動指令値
を変更して用いる。
【0061】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、異
常診断時におけるエンジン回転数の変動を最小限に抑え
つつ、高精度な異常診断を行うことができるという優れ
た効果を発揮する。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、診断終了
時における通常フィードバック処理への移行をスムーズ
に実施し、診断終了直後において適切なアイドル回転数
制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるアイドル回転数制御装置の概略
を示す構成図。
【図2】ISCフィードバック処理を示すフローチャー
ト。
【図3】ISC診断許可の判定処理を示すフローチャー
ト。
【図4】ISC診断処理を示すフローチャート。
【図5】ISC診断処理を説明するためのタイミングチ
ャート。
【図6】ISC診断の開始及び終了時の動作を示すタイ
ミングチャート。
【図7】クレームに対応するブロック図。
【符号の説明】
18…アイドル回転数制御アクチュエータとしてのIS
C弁、22…エンジン回転数検出手段としての回転数セ
ンサ、26…目標回転数設定手段,フィードバック制御
手段,目標回転数変更手段,アクチュエータ強制駆動手
段,異常診断手段,制御量記憶手段,制御量復帰手段と
してのECU(電子制御装置)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドル時に補助空気をエンジンに供給
    するためのアイドル回転数制御アクチュエータと、 実際のエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手
    段と、 目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、 前記エンジン回転数検出手段による実際のエンジン回転
    数と、前記目標回転数設定手段による目標回転数との偏
    差に応じたフィードバック制御量を算出すると共に、該
    制御量を用いて前記アイドル回転数制御アクチュエータ
    を駆動するフィードバック制御手段とを備えたアイドル
    回転数制御装置に用いられるものであって、 異常診断時において、前記目標回転数設定手段による目
    標回転数を診断用目標回転数に変更する目標回転数変更
    手段と、 補助空気量の増加方向若しくは減少方向に前記アイドル
    回転数制御アクチュエータを強制的に駆動するためのア
    クチュエータ強制駆動手段と、 前記アクチュエータ強制駆動手段による前記アイドル回
    転数制御アクチュエータの駆動時において、前記フィー
    ドバック制御手段により算出されるフィードバック制御
    量が変化すれば前記アイドル回転数制御アクチュエータ
    が正常であり、変化しなければ異常であるとする異常診
    断手段とを備えたことを特徴とするアイドル回転数制御
    装置の異常診断装置。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック制御手段は、積分要
    素を含むアイドル回転数フィードバック制御を行い、 前記アクチュエータ強制駆動手段は、エンジン回転数の
    微小変動を与えるための駆動指令値にて前記アイドル回
    転数制御アクチュエータを駆動する請求項1に記載のア
    イドル回転数制御装置の異常診断装置。
  3. 【請求項3】 前記目標回転数変更手段による診断用目
    標回転数は、アイドル移行後の回転数安定状態でのエン
    ジン回転数を基に算出される請求項1又は2に記載のア
    イドル回転数制御装置の異常診断装置。
  4. 【請求項4】 前記異常診断手段による診断開始時に、
    それまでのフィードバック制御量を一旦記憶保持する制
    御量記憶手段と、 前記異常診断手段による診断終了時に、前記制御量記憶
    手段に記憶していたフィードバック制御量を読み出して
    以後のアイドル回転数制御に用いる制御量復帰手段とを
    備えた請求項1〜3のいずれかに記載のアイドル回転数
    制御装置の異常診断装置。
JP26907194A 1994-11-01 1994-11-01 アイドル回転数制御装置の異常診断装置 Pending JPH08128351A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100867092B1 (ko) * 2007-04-06 2008-11-04 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 Isa의 유량 제어 밸브 고장 감지 방법

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