JPH08127017A - 床タイルの製造方法 - Google Patents
床タイルの製造方法Info
- Publication number
- JPH08127017A JPH08127017A JP29213794A JP29213794A JPH08127017A JP H08127017 A JPH08127017 A JP H08127017A JP 29213794 A JP29213794 A JP 29213794A JP 29213794 A JP29213794 A JP 29213794A JP H08127017 A JPH08127017 A JP H08127017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- recess
- nonslip
- base material
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 表面の一部に1または2以上の凹所2を有す
るタイル素地1をプレス成形するとともに、焼成により
溶融しない耐熱性の高い材料からなる粗粒4を含む滑り
止め素地3をプレス成形し、その滑り止め素地3をタイ
ル素地1の凹所2に嵌入して焼成する構成とした。 【効果】 床タイルの表面の所望の位置に部分的に粗面
を形成することができ、掃除がしやすく、かつ、足が滑
りにくい効果があるとともに、タイル素地1を滑り止め
素地3に嵌入してから焼成するから完全に一体化して分
離するおそれがない効果がある。
るタイル素地1をプレス成形するとともに、焼成により
溶融しない耐熱性の高い材料からなる粗粒4を含む滑り
止め素地3をプレス成形し、その滑り止め素地3をタイ
ル素地1の凹所2に嵌入して焼成する構成とした。 【効果】 床タイルの表面の所望の位置に部分的に粗面
を形成することができ、掃除がしやすく、かつ、足が滑
りにくい効果があるとともに、タイル素地1を滑り止め
素地3に嵌入してから焼成するから完全に一体化して分
離するおそれがない効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は足が滑らないように表面
に粗面を設けた床タイルの製造方法に関する。
に粗面を設けた床タイルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】床タイルは足が滑らないように表面を粗
面にする必要があるが、全面を粗面にすると掃除がしに
くい欠点がある。
面にする必要があるが、全面を粗面にすると掃除がしに
くい欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、靴底の一部が粗面を踏んでいれば足が滑ら
ないことに鑑み、表面の一部のみを粗面にした床タイル
を製造することである。
する課題は、靴底の一部が粗面を踏んでいれば足が滑ら
ないことに鑑み、表面の一部のみを粗面にした床タイル
を製造することである。
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、表面の一部に1または2以上の
凹所を有するタイル素地をプレス成形するとともに、焼
成により溶融しない耐熱性の高い材料からなる粗粒を含
む滑り止め素地をプレス成形し、その滑り止め素地をタ
イル素地の凹所に嵌入して焼成する構成とした。
するための手段として、表面の一部に1または2以上の
凹所を有するタイル素地をプレス成形するとともに、焼
成により溶融しない耐熱性の高い材料からなる粗粒を含
む滑り止め素地をプレス成形し、その滑り止め素地をタ
イル素地の凹所に嵌入して焼成する構成とした。
【0004】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になるから、
床タイルの表面の所望の位置に部分的に粗面を形成する
ことができ、掃除がしやすく、かつ、足が滑りにくい効
果があるとともに、タイル素地を滑り止め素地に嵌入し
てから焼成するから完全に一体化して分離するおそれが
ない効果がある。
床タイルの表面の所望の位置に部分的に粗面を形成する
ことができ、掃除がしやすく、かつ、足が滑りにくい効
果があるとともに、タイル素地を滑り止め素地に嵌入し
てから焼成するから完全に一体化して分離するおそれが
ない効果がある。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0006】図1〜図3に示す実施例において、1は粘
土類、長石、けい石などを粉砕混練して泥漿化したもの
をスプレードライヤーで粒状化した坏土をプレスで乾式
成形したタイル素地であって表面の中央に角形の凹所2
が形成されている。
土類、長石、けい石などを粉砕混練して泥漿化したもの
をスプレードライヤーで粒状化した坏土をプレスで乾式
成形したタイル素地であって表面の中央に角形の凹所2
が形成されている。
【0007】3は上記と同様の坏土にカーボランダムな
どの焼成により溶融しない耐熱性の高い粗粒4を混入し
て乾式プレス成形した滑り止め素地であって、上記凹所
2に緊密に嵌合する形状であり、厚さは凹所2の深さよ
り少し厚く、凹所2に嵌入したときに表面がタイル素地
1の表面より少し高くなるようになっている。
どの焼成により溶融しない耐熱性の高い粗粒4を混入し
て乾式プレス成形した滑り止め素地であって、上記凹所
2に緊密に嵌合する形状であり、厚さは凹所2の深さよ
り少し厚く、凹所2に嵌入したときに表面がタイル素地
1の表面より少し高くなるようになっている。
【0008】このように嵌合したものを炉内で焼成する
と滑り止め素地3がタイル素地1に溶着して一体化さ
れ、表面の中央部が粗粒4により粗面となった床タイル
が得られる。
と滑り止め素地3がタイル素地1に溶着して一体化さ
れ、表面の中央部が粗粒4により粗面となった床タイル
が得られる。
【0009】滑り止め素地3の大きさは、この床タイル
を敷き詰めたときに靴底の一部が必ず滑り止め素地3に
接触するようにする必要があるが、大きすぎると粗面に
ごみが溜まってきれいに掃除をすることが困難になる。
を敷き詰めたときに靴底の一部が必ず滑り止め素地3に
接触するようにする必要があるが、大きすぎると粗面に
ごみが溜まってきれいに掃除をすることが困難になる。
【0010】図4はタイル素地1に複数の面積の小さい
滑り止め素地3を埋め込んだ本発明の他の実施例を示
し、この実施例の方が滑り止め素地3の面積のタイル素
地1の面積に対する割合を小さくしても靴底の一部が必
ず滑り止め素地3に接触するようにすることができる。
滑り止め素地3を埋め込んだ本発明の他の実施例を示
し、この実施例の方が滑り止め素地3の面積のタイル素
地1の面積に対する割合を小さくしても靴底の一部が必
ず滑り止め素地3に接触するようにすることができる。
【図1】本発明の一実施例の焼成前の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の一部切欠斜視図である。
1:タイル素地 2:凹所 3:滑り止め素地 4:粗粒
Claims (1)
- 【請求項1】 表面の一部に1または2以上の凹所を有
するタイル素地をプレス成形するとともに、焼成により
溶融しない耐熱性の高い材料からなる粗粒を含む滑り止
め素地をプレス成形し、該滑り止め素地を前記タイル素
地の前記凹所に嵌入して焼成することを特徴とする床タ
イルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29213794A JPH08127017A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 床タイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29213794A JPH08127017A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 床タイルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127017A true JPH08127017A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17778024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29213794A Pending JPH08127017A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 床タイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08127017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096090A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Inax Corp | 着磁建材及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29213794A patent/JPH08127017A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096090A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Inax Corp | 着磁建材及びその製造方法 |
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