JPS6026093Y2 - 建築用外装及び内装用陶板 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築用外装及び内装用陶板に関するもので、表
面の装飾効果を上げるために深さを小物な無数の凹凸を
形成した陶板を目的とするものである。

今、本考案の略、板状に焼結成形した陶板４を作成する
には、従来のクリンカータイルを成形すると同様に、小
石１を含む粘土、シャモット３を各、適当量混練腰真空
土練威形機にて、板状に形成し、乾燥焼成後、板状に焼
結成形された陶板４の表面には、カーボランダムの砥粒
または、金銅砂をサンドブラストにより、表面にある小
石の部分は、焼結硬度が小さいため、小石が掘り出され
、小石跡５が深く切削された状態となり、シャモットの
部分も同様に、シャモットが掘り出され、シャモットは
粒子が小さいため、シャモット跡６が浅く切削された状
態になる。

粘土の焼結部分２は、焼結硬度がいちばん大きいため、
わずかに切削され、他の部分よりも浅く切削された状態
となる。

このため略、板状に焼結成形された陶板４の表面は、不
均一な深さの無数の凹凸７が形成される。

本考案は、陶板成形体の坏土に含まれている小石、シャ
モットの焼結硬度が夫々異なることに着目し、サンドブ
ラスト機による０、１〜３ＴｒｒＩｎ径程度の砥粒また
は金銅砂の投射によって、焼成された陶板素地表面の小
石１、シャモット３は掘り出され小石の跡５は深く、シ
ャモットの跡６は浅く、切削された状態となり、不均一
な無数の凹凸７が形成されているから掻落し壁のような
落着きのある美しい凹凸模様を現わし、優れた装飾効果
を発揮するものである。

また、駐車場等に使用すれば、すべり止めの効果もある
。

また、板状に焼結成形された陶板４の表面に模様を切込
みしたゴム板をあて、その土から砥粒または、金銅砂の
投射をすれば、模様の部分のみ凹凸に形成され、優れた
装飾効果を発揮する。

また、焼成前の板状に成形された陶板生素地の表面に、
サンドブラスト機による砥粒または金銅妙の投射後、焼
成しても、同様の建築用外装及び内装用向板が作成でき
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので第１図は斜面図、第
２図は部分断面図である。 １：小石、２：粘土の焼結部分、３：シャモット、４：
板状に焼結成形された陶板、５：小石跡、６：シャモッ
ト跡、７：深さ不均一な無数の凹凸。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 小石１を含む粘土とシャモット３を、各適当量混練し、
   板状に焼結成形した陶板４の表面にカーポランダムの砥
   粒または金銅砂をサンドブラストにより、小石跡５の部
   分は深く、シャモット跡６の部分は、浅く切削された、
   深さ不均一な無数の凹凸７を形成してなる建築用外装及
   び内装用陶板。