JPH08126861A - 塗装補修方法及び塗装補修機 - Google Patents

塗装補修方法及び塗装補修機

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Publication number
JPH08126861A
JPH08126861A JP26735294A JP26735294A JPH08126861A JP H08126861 A JPH08126861 A JP H08126861A JP 26735294 A JP26735294 A JP 26735294A JP 26735294 A JP26735294 A JP 26735294A JP H08126861 A JPH08126861 A JP H08126861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
lamp
power source
pressure mercury
repaired
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26735294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Suzuki
安弘 鈴木
Haruto Miyazaki
春人 宮崎
Katsuhiro Kawai
勝弘 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
COSMO GIKEN KK
Original Assignee
COSMO GIKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by COSMO GIKEN KK filed Critical COSMO GIKEN KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲食店等のカウンター等の店内の内装物や建
物の塗装補修を、簡単に、且つ、容易に補修方法および
それに用いる塗装補修機に関するものである。 【構成】 補修したい部位1の既存の塗膜の剥離、汚れ
落としをして当該部位の調整をおこない、該調整した下
地に新たに紫外線硬化型塗料を塗布し、該紫外線硬化型
塗料の塗布部に家庭用電源にて点灯される100〜20
00Wの高圧水銀ランプあるいはメタルハイランドラン
プ等の紫外線放電灯3からなる紫外線照射装置4により
紫外線を照射し、乾燥硬化させる塗装補修方法である。
また、紫外線照射装置4として家庭用電源にて点灯され
る100〜2000Wの高圧水銀ランプあるいはメタル
ハイランドランプを内蔵し、且つ、照射方向を自在に制
御可能な取っ手5を具備した塗装補修機としたことであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲食店等のカウンター等
の店内の内装物や建物の塗装補修を、簡単におこなうこ
とのできる補修方法およびそれに用いる塗装補修機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来補修したい部位の塗装補修方法は、
補修箇所に常温あるいは熱硬化型塗料を用いて補修作業
をおこなうか、全体を新品の素材に交換する等の処置を
施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の塗装補修方法
で、例えば、飲食店のカウンターや壁の補修作業を行う
と、従来の塗料は硬化する時間が長く、少なくとも数日
間の営業停止日を設けざるを得ない。
【0004】また、従来塗料は一般的にシンナー等の溶
剤を含むため塗料が硬化した後も特有な溶剤の悪臭に悩
まされることがある。そのため、補修をしないで全体を
新品の素材に交換する等の処置を施すことはコストが掛
かり過ぎたり同一の素材の入手の困難等の不具合を生じ
る。さらに、形状が一様でないため新規の設備を要する
などの欠点を有していた。
【0005】さらに、マンションやホテル等のユニット
バスなどの大型樹脂製品は、近年の産業廃棄物の処理問
題から、従来の廃棄処分をおこなわず、キズや汚れの部
位のみを補修する簡単なメンテナンスリフォームを行う
再利用が望まれている。特にユニットバスに密着する塗
料が少なく、しかも従来の自然乾燥型塗料では、複雑な
数度の塗り重ね作業を要し、且つ、コスト高となるため
廃棄処分とするのが通例である。
【0006】この発明は、以上の欠点を取り除き、容易
に塗装の補修を行い、かつ経済的な塗装補修機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために以下の構成とする。補修したい部位の既存
の塗膜の剥離、汚れ落としをして当該部位の調整をおこ
ない、該調整した下地に新たに紫外線硬化型塗料を塗布
し、該紫外線硬化型塗料の塗布部に紫外線照射装置によ
り紫外線を照射し、乾燥硬化させる塗装補修方法とした
ことである。また、補修したい部位の既存の塗膜の剥
離、汚れ落としをして当該部位の調整をおこない、該調
整した下地に新たに紫外線硬化型塗料を塗布し、該紫外
線硬化型塗料の塗布部に家庭用電源にて点灯される10
0〜2000Wの高圧水銀ランプあるいはメタルハイラ
ンドランプ等の紫外線放電灯からなる紫外線照射装置に
より紫外線を照射し、乾燥硬化させる塗装補修方法であ
る。紫外線照射装置として家庭用電源にて点灯される1
00〜2000Wの高圧水銀ランプあるいはメタルハイ
ランドランプを内蔵し、且つ、照射方向を自在に制御可
能な取っ手を具備した塗装補修機としたことである。
【0008】
【作用】上記のように構成したので、建築関係の現場施
工において、補修したい部位の塗装およびクラックのコ
ーキングと接着作業において、キズや汚れのある補修部
位にある既存塗料膜をサンドペーパーなどで削り落とし
て下地を調整し、その調整部位に新たに紫外線硬化型塗
料を塗布し、紫外線照射装置より紫外線を所定の調整部
位に照射することにより、塗装箇所の乾燥硬化を数秒〜
数分でおこなうことができるので、補修作業時間が短縮
できる。
【0009】塗装補修機は照射方向を自在に制御できる
取っ手を具備しているので、調整箇所への照射が容易で
ある。
【0010】
【実施例】以下この発明の一実施例を図1により説明す
る。図において、家具Fについたキズや汚れのある補修
部位1に塗布されている古い塗料をサンドペーパー等で
削り落としてあるいは汚れ落とし作業をおこなって素地
を調整し、その調整部位に新たに紫外線硬化型塗料を塗
布し、100Vコンセント2を電源としランプに電力を
供給する電源装置6を介して1000Wの高圧水銀ラン
プの紫外線放電灯3を内蔵しかつ、照射方向を自在にコ
ントロールするための把手5を有する照射装置4により
前記調整部位1の紫外線硬化型塗料に照射し、該紫外線
硬化型塗料を乾燥硬化することにより簡単に補修調整作
業ができる。
【0011】また、上記塗装補修方法に用いる塗装補修
機は紫外線照射装置を100Vコンセント2を電源と
し、100〜2000Wの高圧水銀ランプまたはメタル
ハライドランプの紫外線放電灯3を用いる。電源は通常
200V及び100Vがあるが、一般的な家庭や工事現
場の仮設電源では、100Vの家庭用電源が通例である
ため、特に家庭用電源を用いないと不具合が生じるの
で、100Vコンセント2を電源とする。
【0012】実施例では紫外線放電灯3は、1000W
の高圧水銀ランプとしたが、100〜2000Wの高圧
水銀ランプまたはメタルハイライドランプ等の紫外線放
電灯であればよい。紫外線放電灯3が100W以下では
紫外線の量が不足し、2000Wを超えると、放電灯か
らの発熱量が大きくなり過ぎるため、補修したい部位の
損傷をまねくことがあったり、装置そのものが大きくな
り軽量化を図れないため、100〜2000Wの範囲に
設定する。
【0013】
【発明の効果】この発明は上述のとおりであるから、補
修箇所に常温あるいは熱硬化型塗料をを用いておこなう
補修作業と異なって、塗料の硬化時間が短いので、少な
くとも数日間の使用停止等おこなう必要がない。また、
従来塗料は一般的にシンナー等の溶剤を含むため塗料が
硬化した後も特有な溶剤の悪臭に悩まされるが、紫外線
硬化型塗料は無溶剤タイプが通例であり溶剤の悪臭に悩
まされない。
【0014】本発明を実施することで建築関係現場施工
において、補修したい部位の塗装及びクラックのコーキ
ングと接着を簡単な作業工程にて、極めて短時間に且つ
安価な塗装の補修ができる。
【0015】この発明は塗装補修機として述べたが、木
工工場や工芸品などのライン化できない少量生産や、光
の当たりにくい箇所の補助的な紫外線照射手段として簡
単に応用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いる塗装補修機をもちいた補修作
業を示す図である。
【符号の説明】
1.補修部位 2.100Vコンセント 3.紫外線放電灯 4.照射装置 5.取っ手 6.電源装置 F.家具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 301 T 7415−4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補修したい部位の古い塗膜の剥離、汚れ
    落としをして、当該部位の調整をおこない、該調整した
    下地に新たに紫外線硬化型塗料を塗布し、該紫外線硬化
    型塗料の塗布部に紫外線照射装置により紫外線を照射
    し、乾燥硬化させることを特徴とする塗装補修方法。
  2. 【請求項2】 補修したい部位の古い塗膜の剥離、汚れ
    落としをして、当該部位の調整をおこない、該調整した
    下地に新たに紫外線硬化型塗料を塗布し、該紫外線硬化
    型塗料の塗布部に家庭用電源にて点灯される100〜2
    000Wの高圧水銀ランプあるいはメタルハイランドラ
    ンプ等の紫外線放電灯からなる紫外線照射装置により紫
    外線を照射し、乾燥硬化させることを特徴とする塗装補
    修方法。
  3. 【請求項3】 紫外線照射装置として家庭用電源にて点
    灯される100〜2000Wの高圧水銀ランプあるいは
    メタルハイランドランプを内蔵し、且つ、照射方向を自
    在に制御可能な取っ手を具備したことを特徴とする塗装
    補修機。
JP26735294A 1994-10-31 1994-10-31 塗装補修方法及び塗装補修機 Pending JPH08126861A (ja)

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Cited By (4)

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