JPS62186970A - 塗膜補修方法 - Google Patents

塗膜補修方法

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JPS62186970A
JPS62186970A JP2798986A JP2798986A JPS62186970A JP S62186970 A JPS62186970 A JP S62186970A JP 2798986 A JP2798986 A JP 2798986A JP 2798986 A JP2798986 A JP 2798986A JP S62186970 A JPS62186970 A JP S62186970A
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JP
Japan
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paint
coated film
stage
heating
repair
Prior art date
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Pending
Application number
JP2798986A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kunimi
國見 均
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばゴミの付着などによる外観不良の発生
した自動車車体などの鋼板に塗装された塗膜の補修方法
に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)従来
、代表的な塗膜の補修方法としては、例えば第3図に具
体的に示すように鋼板1に塗装された塗膜2内に一部埋
設したゴミ12などの突起物の塗膜表面より突出する部
分をけずり用工具14でけずり取り、かかるゴミ12の
突出部分をけずり取った表面を平坦になるまで研磨する
第1工程、残留するゴミ12の表面を被覆するように研
磨平面上に補修用塗料をスプレー15により塗布する第
2工程、スプレー塗布された塗料16を赤外線ランプ1
3などにより加熱・硬化する第3工程、およびかように
硬化した塗料表面をポリッシュ(ここにポリッシュとは
こすることを云う)により平滑にする第4工程からなる
方法がある。しかしながら、このような従来方法では表
面を平坦にするために広い範囲にわたって研磨しなけれ
ばならず、従って下地まで研磨してしまう確率が高いた
めに耐食性への影響が懸念されるなどの問題がある。
これらの問題点を解決するために考案された方法として
微小補修方法があり、この方法の概要を第4図に示す。
第4図に示す方法は、鋼板1に塗装された塗I!!2の
表面より突出するゴミ12など塗膜2の中塗りまで達し
ないようにゴミ12およびその周囲部分の塗膜をけずり
取り、補修用塗料3を盛り付ける凹部11を形成する第
1工程、かかる凹部およびその周縁部分の塗膜の表面に
わたって補修用塗料3を盛り付ける第2工程、盛り付け
られた塗料3を赤外線ランプ13で焼付け・硬化する第
3工程、塗膜2の表面より盛り上っている余分の塗料3
を適当な手段でけずり取る第4工程、およびけずり取ら
れた四部17内に埋置された補修用塗料3の表面を平滑
にするようにポリッシュする工程からなる。
しかしながら、このような塗膜の補修方法では、補修用
塗料の加熱硬化時に比較的低温で長時間にわたり予熱し
なければならなず、作業性が悪いという問題点があった
。この事は上記の塗膜補修方法においては、赤外線ラン
プ13を用いて鋼板の塗膜表面側から熱をかけるために
、短時間で補修用塗料を硬化させようとすると、厚く盛
られた塗膜の表面の溶剤のみが先に連敗してしまい表面
が乾いた状態となり、内部からの溶剤が出にくくなって
内部に気泡を形成してしまうためである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述する問題点に着目し、自動車車体などの鋼
板に塗装された塗膜の補修時に、塗膜中に気泡の発生す
るのを防止しつつ、効率よく塗膜補修できる塗膜補修方
法を確立することを目的とする。かかる目的を達成する
ために本発明は、欠陥部をけずり取る第1工程、塗料を
盛る第2工程、塗料を硬化する第3工程、余分の塗料を
除去する第4工程からなり、塗料を硬化する第3工程に
おいて少なくとも溶剤を揮散させる段階で欠陥部に盛ら
れた塗料の鋼板側から加熱することを特徴とする塗膜補
修方法としたものである。
次に、本発明の実施例を第1図に従って説明する。本実
施例において第1.2.4工程は第4図に示す従来の補
修方法において相当する各工程と操作において同様であ
る。
第1工程においては、鋼板1に塗装された塗膜2の表面
より突出するゴミ12の部分、すなわち、欠陥部を塗膜
2の中塗まで達しないようにしてゴミ部分およびその周
囲の塗膜部分をけずり取り、補修用塗料3を盛り付ける
凹部11を形成する。ゴミ12を除去するために、欠陥
部の塗膜2をけする手段として、は、例えばハンドドリ
ルを用いること°     − ができる。極く微細なゴミの場合には、歯科用のドリル
にダイヤモンド刃を取付けたような工具を用いることが
できる。この場合、塗膜2をけずり取る範囲は塗M!2
の下地の塗色が見えない程度にとどめるのが好ましい。
第2工程においては、上記第1工程で形成した凹部17
およびその周縁部分の塗膜表面にわたって補修用塗料3
を盛り付番ブる。塗布する塗料としては、一般に車体に
スプレー塗布する塗料の希釈前のものを用いるのが好ま
しい。この稀釈前の塗料を筆または先のとがった冶具を
用いて盛るようにして塗布する。稀釈模の塗料では硬化
後、肉やせ現象を防止するのが困難であると共に、タレ
の心配があるので好ましくない。また、侵の作業性を考
えると、塗膜面すれすれに盛るのが好ましいが、肉ヤせ
ど断面における断差を防止ツる必要から盛り付けをあま
り少なくしないようにするのが好ましい。当然、侵でけ
ずり取ることを考慮すれば、高く盛り付りる方が作業し
やすい。
第3工程については、後で説明することにする。
第4工程においては、第2工程で盛り付けられ、第3工
程で硬化された塗料を塗膜面より盛り上がっている部分
を第1図に示すように除去する。除去するのに用いる工
具としては、例えば微小な「のみ」や「彫刻刃」などを
用いてけずり取ることができる。この工程では、補修部
とその周囲とが同一面になるようにけすることが大切で
ある。
この棲、凹部11の部分およびその周囲から盛り上がっ
ている塗料部分が第4工程でけずり取られた面を第1図
に示すように研磨により周囲と同じ面状態に平滑にする
。この場合。補修部よりやや広い面積にわたって研磨す
る。、必要に応じて、研磨は荒いものから細いものへ砥
粒を変えて行うのが好ましい。
次に、本発明における工程中、特に重要な第3工程につ
いて説明する。この第3工程では、第2工程において補
修部に相当する四部17およびその周縁の塗膜部分に盛
り付けられた塗料を鋼板に近い部分から加熱することに
より焼付け、硬化する。
塗料を鋼板側から加熱する手段として本実施例では誘導
加熱を用いる。誘導加熱はコイルに電気を流ずことによ
って発生する磁場により被加熱体に渦電流が生成し、熱
に変換されることで加熱する手段であり、本実施例にお
いては被加熱体である塗装鋼板のうちの鋼板のみが加熱
されることになる。この結果、塗膜下地がより加熱され
ることになり、従来の方法において気泡発生の原因とさ
れる塗膜表面からの溶剤の揮散を阻害されなくなり、す
なわち、塗膜の加熱硬化過程において気泡が発生しなく
なる。
上述する誘導加熱は第1図に示すように誘導加熱ヒータ
ー4を用いて実施でき、その1例構造は第2図に示すよ
うに加熱コイル5.温度コントロール用のセンサ6、加
熱コイル5を支持し、かつ熱をM蔽するガラス繊維など
から形成された遮熱板7、電源8、温度調節器9、ヒー
ターケース10(このヒーターケースは透磁性材料、例
えばアルミ、ホーロー、プラスチックなどから作成する
)、およびこのケース10で囲まれて画成されている加
熱室11から構成されている。
本実施例において誘導加熱を行うには、第1図に示すよ
うに盛り付けられた塗料3を誘導加熱ヒーター4の加熱
室11で包囲するようにセットする。
この場合、先づ加熱ヒーター4を苗温でセツティング(
約10分程度)し、しかる後ヒーター4をその加熱室1
1で塗料3を包囲するように塗1!! 2上にセットす
る。加熱温度は約50〜120℃の範囲でコントロール
し、断続的に熱を加えるようにするのが好ましい。所要
時間は約10分程度で十分である。
しかる後、そのまま所定温度で焼き付けるか、または別
の熱源(例えば赤外線ランプなど)に切り換えて焼き付
けすることができる。
(発明の効果) 上述するように、本発明は塗膜の加熱・硬化過程のうち
少なくとも予熱時において、欠陥部に盛られた塗料の鋼
板側から加熱するようにしたことにより塗膜中に気泡の
発生するのを防止しつつ塗膜補修を効率よく達成するこ
とができる。
(本発明実験例1〜6)および(比較実験例1〜通常の
自動車用塗装鋼板を用い、この鋼板を適当な手段でけず
り直径2nおよび深さ40μmの四部を第1図に示すよ
うに形成した。この凹部上に直径3 uの円周範囲にオ
イルフリーアルキド樹脂−メラミン樹脂(7:3)の樹
脂成分25重量%、稀釈剤(塗料用シンナー)50重量
%および顔料(TiOz)25重量%からなる補修用塗
料を盛り付けて気泡発生の有無を調べるテストピースを
作製した。
テストピースを加熱前にそれぞれ10分間、空温でセツ
ティングした。次いで、本発明実験例1〜6においては
表1に示す予熱条件で第2図に示す誘導加熱ヒーターを
用いて誘導加熱した。また、比較の目的のために比較実
験例1〜2において表1に示す予熱条件でオーブン加熱
した。上述するように予熱処理接、各テストピースをパ
ーフェクトオーブン中で140℃、20分間焼付けを行
い、気泡の有無を調べた。これらの結果を表1に示す。
表1から明らかなように、本発明実験例において誘導加
熱により予熱した場合、塗膜中に気泡が全く存在せず、
優れていることがわかる。
表  1
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す説明用線図、第2図は第
1図に示す第3工程の加熱硬化に用いる誘導加熱ヒータ
ーの縦断面とした斜視図、および第3図および第4図は
従来の方法を実施する各工程を示す説明用線図である。 1・・・鋼板       2・・・塗膜3・・・補修
用塗料    4・・・誘導加熱ヒーター5・・・誘導
コイル    6・・・温度レンサ7・・・遮熱板  
    8・・・電源9・・・温度調節器    10
・・・ヒーターケース11・・・加熱至12・・・ゴミ 13・・・赤外線ランプ   14・・・けずり用工具
15・・・スプレーノズル  16・・・スプレー塗布
塗料17・・・凹部 第1図 第2図 第3図 !□

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鋼板に塗装した塗膜の微小欠陥を補修する方法にお
    いて、欠陥部をけずり取る第1工程、塗料を盛る第2工
    程、塗料を硬化する第3工程、余分の塗料を除去する第
    4工程からなり、前記第3工程の少なくとも溶剤を揮発
    させる段階において欠陥部に盛られた塗料の鋼板側から
    加熱することを特徴とする塗膜補修方法。
JP2798986A 1986-02-13 1986-02-13 塗膜補修方法 Pending JPS62186970A (ja)

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JP2798986A JPS62186970A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 塗膜補修方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2022114922A (ja) * 2021-01-27 2022-08-08 本田技研工業株式会社 塗装方法

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