JPH08125751A - 系切替制御方式 - Google Patents

系切替制御方式

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JPH08125751A
JPH08125751A JP6256931A JP25693194A JPH08125751A JP H08125751 A JPH08125751 A JP H08125751A JP 6256931 A JP6256931 A JP 6256931A JP 25693194 A JP25693194 A JP 25693194A JP H08125751 A JPH08125751 A JP H08125751A
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JP
Japan
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switching
switching control
common bus
signal
active
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JP6256931A
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Inventor
Hiromi Kawabata
広実 川畑
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現用系と待機系との主記憶装置内の記憶デー
タの一致性が保証され、かつ、システムとしてハードウ
ェアアラームを発生させることなく、ソフトウェアによ
る系の切替えができる系切替制御方式を提供することで
ある。 【構成】 現用系(0系)でソフトウェアの系切替えが
発生したとき、中央処理装置03が切替オーダを共通バ
ス00に発行する。切替制御手段40は、切替オーダを
受けた際、データコピー手段50でライトアクセス情報
がある場合、保留信号を受けている。データコピー手段
50は、ライトアクセス情報のデータを待機系(1系)
の主記憶装置12に転送完了した結果、データコピー手
段50のメモリが空になったことを、保留信号の解除に
より切替制御手段40に通知する。この結果、切替制御
手段40は、系情報041,141により中央処理装置
03,13に系の切替えを通知して、系の切替えを可能
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの系の一方を現用
系に、他方を待機系に規定し、現用系/待機系の切替え
を制御する系切替制御方式に関し、特に、ソフトウェア
による系の切替えに際して実行中のメモリコピーにおけ
るデータの保証を行うことができる系切替制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、系切替制御方式では、中央処理
装置、主記憶装置、および複数の入出力装置を共通バス
に接続する2つの系において、それぞれが現用系/待機
系のいずれかに指定され、所定の条件が発生した場合
に、現用系と待機系とが入れ替わる系の切替えが実施さ
れている。
【0003】この種の系切替制御方式の一般的な構成で
は、図8に示されるように、“0”系と“1”系との2
つの系それぞれが、共通バス00,10に接続されてい
る入出力装置01,11、主記憶装置02,12、およ
び、中央処理装置03,13によりハードウェア構成さ
れており、更に、2つの共通バス00,10間に切替制
御手段80とデータコピー手段90とが接続され、切替
制御手段80が現用系の中央処理手段03,13からの
ソフトウェアオーダによる切替オーダを受けて現用系と
待機系との切替えを実施している。
【0004】切替制御手段80は、共通バス00,10
それぞれに接続され、現用系の中央制御装置03,13
からのソフトウェアオーダによる切替オーダをデコード
して切替信号を送出するデコード部04,14と、この
デコード部04,14から切替信号を受けて系の現用系
か待機系かを中央処理装置03,13に系情報により通
知する系切替制御部81とを有する。
【0005】データコピー手段90は、各共通バス0
0,10に接続する共通バスインタフェース部05,1
5とこれら共通バスインタフェース部05,15に接続
する一時記憶装置91とを有し、各主記憶装置02,1
2が記憶するデータ内容の一致を図るべく機能してい
る。ここで、“0”系を現用系、“1”系を待機系と規
定する。
【0006】現用系の共通バスインタフェース部05
は、共通バス00上の、主記憶装置02に対するアクセ
ス情報を取込み、一時記憶装置91に一時保持する。待
機系の共通バスインタフェース部15は、一時記憶装置
91に一時保持されたデータを、ライトアクセスの場合
には共通バス10を介して主記憶装置12に書込み、リ
ードアクセスの場合には主記憶装置12の記憶データを
読出して一致を確認している。
【0007】従来、この種の系切替制御方式では、現用
系の中央処理装置03にソフトウェアによる切替の条件
が発生した際、中央処理装置03が切替オーダを無条件
に発行する場合がある。この場合、切替制御手段80で
は、系切替制御部81は、デコード部04を介して切替
信号を受け、現用系であった中央処理装置03には待機
系の系情報を通知し、待機系であった中央処理装置13
には現用系の系情報を通知する。
【0008】この状態では、例えば、データコピー手段
90で“0”系から“1”系へのデータコピーを中断す
るような事態が発生する。この結果、両系の主記憶装置
02,12それぞれの記憶データの内容が不一致とな
り、切替え後に、待機系側の共通バスインタフェース部
05,15により記憶データ不一致が検出されるので、
所定の不一致処理が必要となる。
【0009】また、現用系の中央処理装置03にソフト
ウェアによる切替の条件が発生した際、中央処理装置0
3が監視タイマによるハードウェア障害を発生させる場
合がある。この場合、系の切替えまで監視タイマによる
時間があるので、データのコピーは完了できる。しか
し、発生したハードウェア障害はソフトウェアによる切
替えのためであることを、系の切替え後の現用系に、ソ
フトウェアにより通知する、所定の通知処理が必要とな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の系切替
制御方式のうち、無条件による切替オーダの発行では、
2つの系で主記憶装置に記憶されているデータ内容の一
致性が保証されないという問題点がある。
【0011】また、ハードウェア障害としてアラームを
発生させ、疑似的にソフトウェア系の切替えをする場
合、真実のハードウェア障害によるアラームとソフトウ
ェアの切替えによるアラームとの識別がつかないばかり
か、ソフトウェアによる通知処理が追加発生するという
実用上の面で問題点がある。
【0012】本発明の課題は、ソフトウェアの系切替え
が発生したとき、データコピー手段で所定のデータ転送
がある場合、この転送を完了した後、系の切替えを実施
することによって、両系の主記憶装置に保持されている
記憶内容を保証でき、かつ、不必要なハードウェアアラ
ームおよびソフトウェアによる切替通知を不要にできる
系切替制御方式を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による系切替制御
方式では、切替制御手段は、系の所定の切替オーダを受
けたときデータコピー手段から系切替えの所定の保留信
号を受信中の場合には系切替えを保留し、また、データ
コピー手段は、系切替えの所定の切替信号を受けても所
定のアクセス情報を保持中ではこのアクセス情報のデー
タコピー終了まで前記切替制御手段に保留信号を継続送
出している。
【0014】また、上記の具体的手段の一つでは、切替
制御手段は、現用系の中央制御装置から共通バスを介し
て受けたソフトウェアオーダによる所定の切替オーダを
受けたとき、この切替オーダをデコードして系の切替え
を通知する切替信号を送出するデコード部と、この切替
信号と保留信号とを受け、切替信号および保留信号によ
って現用系/待機系、両系の中央処理装置に現用系か待
機系かを系情報により通知する系切替制御部とを有し、
また、データコピー手段は、受ける情報を一時保持し、
所定の保持情報を有する際には系切替制御部に保留信号
を送出する一時記憶装置と、接続する共通バスの現用系
/待機系の切替え通知を切替信号により受け、現用系の
共通バスに対しては現用系の主記憶装置へアクセスする
アクセス情報を取込み前記一時記憶装置に転送出力する
一方、待機系の共通バスに対しては待機系の主記憶装置
へ一時記憶装置の保持情報をもってメモリアクセスす
る、前記共通バス毎の共通バスインタフェース部とを有
している。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図1に示された系切替制御方式では、図8
と同一の機能ブロックの配置が示されているが、接続に
おいて、データコピー手段50の一時記憶装置51から
切替制御手段40の系切替制御部41へ送出される保留
信号550が、図8に対し追加されている。
【0017】本発明の特徴は、切替オーダ003を発行
した中央処理装置03と待機中の中央処理装置13とへ
の系情報041,141の現用系/待機系の切替え時期
を、系切替制御部41によって受信中の保留信号550
が解除されるまで待合わせている点にある。
【0018】まず、図1に示されているように、2つの
系は、一方の“0”系を現用系に、また、他方の“1”
系を待機系に規定する。両系のハードウェア構成として
は、各共通バス00,10それぞれに入出力装置01,
11、主記憶装置02,12、および、中央処理装置0
3,13が接続されており、更に、2つの共通バス0
0,10間には切替制御手段40とデータコピー手段5
0とが接続されている。切替制御手段40は現用系の中
央処理手段03からのソフトウェアオーダによる切替オ
ーダ003を受けて現用系と待機系との切替えを制御し
ている。
【0019】切替制御手段40は、共通バス00,10
それぞれに接続され、現用系の中央制御装置03から発
行されたソフトウェアオーダによる切替オーダ003を
デコードして切替信号004を送出するデコード部04
と、このデコード部04から切替信号004を受けて系
の現用系か待機系かを中央処理装置03,13に系情報
041,141により通知する系切替制御部41とを有
する。
【0020】データコピー手段50は、各共通バス0
0,10に接続する共通バスインタフェース部05,1
5とこれら共通バスインタフェース部05,15に接続
する一時記憶装置51とを有し、各主記憶装置02,1
2が記憶するデータ内容の一致を図るべく機能してい
る。
【0021】次に、各装置、手段について個別に説明す
る。
【0022】“0”系(現用系)の主記憶装置02は、
入出力装置01および中央処理装置03から共通バス0
0を介してデータのリード(読取り)アクセスまたはラ
イト(書込み)アクセスを受付け、リードアクセスの場
合は、対応するメモリアドレスからメモリデータを読出
して返送し、他方、ライトアクセスの場合は、対応する
メモリアドレスにデータを書込む。
【0023】“1”系(待機系)の主記憶装置12は、
現用系と同様な動作を行うが、データコピー手段50か
らのみメモリアクセスされている。
【0024】次に、図1に図4を併せ参照して、図1に
示される“0”系(現用系)の中央処理装置03の動作
手順について説明する。
【0025】ここで、中央処理装置03は、系切替制御
部41から入力する系情報041により現用系を判断
(手順101)している。系情報041による待機系情
報の入力がなく(手順102のNO)、イベントの発生
がなく(手順103のNO)、かつ、ソフトウェアによ
る系切替事態の発生がなく(手順105のNO)、これ
らイベント待ちの状態から、手順103の“YES”
で、イベントが発生した場合、中央処理装置03は所定
のイベント処理(手順104)を行い、手順105に進
む。
【0026】手順105の“YES”で、ソフトウェア
による系の切替事態が発生した場合、中央処理装置03
は、切替オーダ003を未だ発行していない(手順10
6のNO)ので、共通バス00にソフトウェアオーダに
よる切替オーダ003を発行(手順107)して所定の
アイドル状態(手順108)に移行し、手順102にお
ける待機系情報の入力を待つ。ここでいうアイドル状態
とは、手順102の“NO”から手順106の“YE
S”までの繰返し手順で、監視タイマクリア等の処理の
みを行う状態を示す。ただし、イベント発生時には、こ
のイベントの処理は行われる。
【0027】手順102の“YES”で、系情報014
によって、待機系情報を受けた場合、中央処理装置03
は、待機系を判断して所定の待機系の動作(手順10
9)に移行して現用系の手順は終了する。
【0028】“1”系(待機系)の中央処理装置13は
待機系として動作し、系情報141を介して現用系情報
を受けるまで、アイドル状態にある。
【0029】切替制御手段40の各デコード部03,1
3は、それぞれ共通バス00,10上のソフトウェアオ
ーダを取込み、切替オーダ003のみをデコードして切
替信号004とし、この切替信号004を系切替制御部
41および共通バスインタフェース部05,15に送出
する。切替オーダ003は現用系の中央処理装置03か
らのみデコード部03に発行されるので、待機系のデコ
ード部14は休止となる。
【0030】系切替制御部41は、デコード部04から
の切替信号004を受け、各中央制御装置03,13に
系情報041,141を介して系情報を、一方では現用
系から待機系に、他方では待機系から現用系に、それぞ
れ切替える。通常、系情報の切替は、2値符号“1,
0”をそれぞれ現用系/待機系とし、符号の反転によっ
て行っている。また、系切替制御部41は、データコピ
ー手段50の一時記憶装置51から保留信号550を受
信中に、中央処理装置03,13に対する系情報04
1,141の切替えを行うことはない。
【0031】ここで、図1、図4、および図5を併せ参
照して、切替制御手段40と中央処理装置03との関連
動作について説明する。
【0032】図4における手順105の“YES”で、
現用系の中央処理装置03においてソフトウェアによる
系の切替事態が発生(図5の手順111)したとき、中
央処理装置03は、共通バス00を介してデコード部0
4に切替オーダ003を発行(手順112)する。デコ
ード部04は、共通バス00からソフトウェアオーダの
内、切替オーダ003を受入れ(手順113)、この切
替オーダ003をデコードして切替信号004として、
系切替制御部41と共通バスインタフェース部05,1
5とに送出(手順114)して通知する。
【0033】系切替制御部41は、切替信号004を受
入れた際(手順115)、一時記憶装置51からの保留
信号550を調べる(手順116)。手順116の“N
O”で、保留信号が解除された際、または、保留信号が
解除されている場合、系切替制御部41は、中央処理装
置03に対して系情報041により現用系情報を待機系
情報に切替えて送出し、他方、中央処理装置13に対し
て系情報141により待機系情報を現用系情報に切替え
て送出する(手順117)。
【0034】“0”系(現用系)の中央処理装置03
は、系情報041により待機系情報を受入れた場合(手
順118、図4の手順102のYES)、現用系から待
機系に移行して所定の待機系の動作(手順119、図4
の手順109)を行う。
【0035】切替制御手段40の系切替制御部41は、
図2に示されるように、切替指示部42とタイマ回路4
3とを備えている。切替指示部42は、保留信号550
を受信中に切替信号004,114を受けても保留信号
550の解除まで系情報041,141の現用系/待機
系を切替えない。また、タイマ回路43から時限オーバ
ーの通知を受けた際には、系情報041,141の切替
えが強制的に行われる。タイマ回路43は、受信する保
留信号550が解除されるまでの時間を監視し、一定時
間経過しても保留が解除されない際には、切替指示部4
2に時限オーバーにより異常を通知する。
【0036】データコピー手段50の一時記憶装置51
は、図3に示されるように、FIFO(先入れ先出し)
メモリ52、U/D(アップ・ダウン)カウンタ53、
および保留部54を有している。FIFOメモリ52で
は、書込まれたデータが書込まれた順に読出され、空き
の状態が保留部54に通知される。U/Dカウンタ53
は、FIFOメモリ52に対する書込みと読み出しとの
差を検出し、保留部54に通知している。保留部54
は、U/Dカウンタ53での差が“0”であることを検
出するnAND回路と、このnAND回路の出力、およ
び、FIFOメモリ52の空き通知出力を入力する2A
ND回路とを有し、系の切替えを保留している保留信号
550の解除を出力している。
【0037】データコピー手段50における“0”系
(現用系)の共通バスインタフェース部05は、図6に
示されるように、共通バス00上のメモリアクセス情報
を傍受し(手順131)、アクセス情報を取込んで(手
順132)、取込んだアクセス情報を一時記憶装置51
に送出する。
【0038】“1”系(待機系)の共通バスインタフェ
ース部15は、常に一時記憶装置51を監視し、図7に
示されるように、一時記憶装置51にアクセス情報の記
憶が発生(手順141)した際、このアクセス情報を調
査(手順142)する。
【0039】手順143で、アクセス情報がライトアク
セスの場合、共通バスインタフェース部15は、共通バ
ス10を介して主記憶装置12にアクセスし(手順14
4)、一時記憶装置51から記憶データを取出して主記
憶装置12に送出(手順145)して手順を終了する。
【0040】他方、手順143で、アクセス情報がリー
ドアクセスの場合、共通バスインタフェース部15は、
共通バス10を介して主記憶装置12にアクセスし(手
順151)、主記憶装置12の所定アドレスから記憶デ
ータを読み出し(手順152)、一時記憶装置51から
読み出されたデータと比較(手順153)する。
【0041】比較した結果、一致(手順154のYE
S)した場合、手順は終了する。一方、手順154の
“NO”で不一致の場合、所定の不一致処理(手順15
5)が行われる。
【0042】上述したように、現用系の中央処理装置か
らソフトウェアオーダによる系の切替オーダが発行され
ても、データコピー手段の一時記憶装置の記憶データが
空になり、保留信号が解除されなければ、切替制御手段
は、系情報の切替えを中央処理装置に通知していない。
即ち、各系の系情報の切替は、現用系から待機系にデー
タの転送が終了した後、中央処理装置に通知されてい
る。
【0043】また、現用系と待機系との主記憶装置のメ
モリの不一致は、現用系でのライトメモリアクセスの場
合、データを、データコピー手段を介して待機系に転送
し、主記憶装置のメモリに書込む際に発生する。このた
め、データコピー手段で記憶データの転送終了およびメ
モリの空を検出するのは、アクセス情報によるコピーモ
ードがライトオンリーモードであればよい。更に、デー
タコピー手段に、アクセス情報としてライトアクセス情
報が含まれていない場合、保留信号は解除されてよい。
【0044】上記説明で、機能ブロックおよび動作手順
を図示したが、機能の分割・併合による配備変更、ま
た、並列動作による処理時間の短縮、手順の前後の入れ
替え等、上記機能を損なわない限り自由であり、上記説
明が本発明を限定するものではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータコピー手段で現用系から待機系への所定のデータ転
送が全て終り、データコピー手段内の転送データのため
のメモリが空になったのちに系情報により中央処理装置
に系の切替えが通知され、この結果、中央処理装置によ
って系の切替えが行われている。この構成によって、両
系の主記憶装置内の記憶データの一致性が保証され、か
つ、システムとしてハードウェアアラームを発生させる
ことなく、また、系の切替え後、ソフトウェアによる系
の切替え通知を改めて行うことなく、系の切替えができ
る系切替制御方式を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】図1の系切替制御部の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】図1の一時記憶装置の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。
【図4】図1の中央処理装置の動作手順の一例を示す流
れ図である。
【図5】図1における切替動作手順の一例を示す流れ図
である。
【図6】図1の現用系の共通バスインタフェース部の動
作手順の一例を示す流れ図である。
【図7】図1の待機系の共通バスインタフェース部の動
作手順の一例を示す流れ図である。
【図8】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
00,10 共通バス 01,11 入出力装置 02,12 主記憶装置 03,13 中央処理装置 04,14 デコード部 05,15 共通バスインタフェース部 40 切替制御手段 41 系切替制御部 42 切替指示部 43 タイマ回路 50 データコピー手段 51 一時記憶装置 52 FIFOメモリ 53 U/D(アップ・ダウン)カウンタ 54 保留部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置、主記憶装置、および複数
    の入出力装置を共通バスに接続する2つの系の一方を現
    用系に、他方を待機系に規定し、両系の共通バスに接続
    されて両系の前記主記憶装置に対するアクセスをコピー
    するデータコピー手段と、両系の共通バスに接続されて
    現用系/待機系の切替えを制御する切替制御手段とを備
    える系切替制御方式において、前記切替制御手段は、系
    の所定の切替オーダを受けたとき前記データコピー手段
    から系切替えの所定の保留信号を受信中の場合には系切
    替えを保留し、また、前記データコピー手段は、系切替
    えの所定の切替信号を受けても所定のアクセス情報を保
    持中では該アクセス情報のデータコピー終了まで前記切
    替制御手段に前記保留信号を継続送出することを特徴と
    する系切替制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記切替制御手段
    は、現用系の前記中央制御装置から共通バスを介して受
    けたソフトウェアオーダによる所定の切替オーダを受け
    たとき、該切替オーダをデコードして系の切替えを通知
    する切替信号を送出するデコード部と、該切替信号と前
    記保留信号とを受け、該切替信号および該保留信号によ
    って前記両系の中央処理装置に現用系か待機系かを系情
    報により通知する系切替制御部とを有し、また、前記デ
    ータコピー手段は、受ける情報を一時保持し、所定の保
    持情報を有する際には前記系切替制御部に保留信号を送
    出する一時記憶装置と、接続する共通バスの現用系/待
    機系の切替え通知を前記切替信号により受け、現用系の
    共通バスに対しては現用系の主記憶装置へアクセスする
    アクセス情報を取込み前記一時記憶装置に転送出力する
    一方、待機系の共通バスに対しては待機系の主記憶装置
    へ前記一時記憶装置の保持情報をもってメモリアクセス
    する、前記共通バス毎の共通バスインタフェース部とを
    有することを特徴とする系切替制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記切替制御手段
    は、前記切替オーダを受けてから所定時間を経過したと
    きまで前記保留信号を継続受信していることを検出する
    タイマ回路と、該タイマ回路の検出を受けて系の切替え
    を強制的に実施する手段とを有することを特徴とする系
    切替制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記データコピー手
    段は、前記切替信号を受けた際、データコピーのモード
    をライト&ベリファイモードからライトオンリーモード
    に強制的に切替える手段を有することを特徴とする系切
    替制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記データコピー手
    段は、前記切替信号を受けた際、受けて一時保持するア
    クセス情報にライトアクセス情報を含まない場合には、
    前記保留信号を解除する手段を有することを特徴とする
    系切替制御方式。
JP6256931A 1994-10-21 1994-10-21 系切替制御方式 Withdrawn JPH08125751A (ja)

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JP (1) JPH08125751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011188031A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Oki Electric Industry Co Ltd 冗長化VoIPシステム

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JP2011188031A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Oki Electric Industry Co Ltd 冗長化VoIPシステム

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