JPH08124419A - 埋め込み型照明器具 - Google Patents

埋め込み型照明器具

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JPH08124419A
JPH08124419A JP28252794A JP28252794A JPH08124419A JP H08124419 A JPH08124419 A JP H08124419A JP 28252794 A JP28252794 A JP 28252794A JP 28252794 A JP28252794 A JP 28252794A JP H08124419 A JPH08124419 A JP H08124419A
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locking
ceiling
piece
hole
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Keiji Amano
恵史 天野
Katsuto Kitamura
勝人 北村
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Koizumi Sangyo Co Ltd
Showa Spring Co Ltd
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Koizumi Sangyo Co Ltd
Showa Spring Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/02Wall, ceiling, or floor bases; Fixing pendants or arms to the bases
    • F21V21/04Recessed bases

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】天井に穿設した穿設孔に本体部を入れる操作だ
けで天井に取り付けられる埋め込み型照明器具を提供す
る。 【構成】本体部1と、可撓性を有する二つの弾性片2、
2とを備えてなる。各弾性片2、2は、本体取付用片8
と、押圧用片9とから構成されている。押圧用片9は、
急傾斜部9aと、急傾斜部9aから更に本体部1の外方
向に所定角度をなして折り曲げ成形された緩傾斜部9b
とを備えている。又、緩傾斜部9bには、係止部92が
備えられ、そして、この係止部92を本体部2の側片5
に設けた係止用溝52の下片52b、52bに上方側か
ら係止することにより、急傾斜部9aに湾曲部が形成す
るものとする。又、これらの湾曲部は、天井の穿設孔に
入れる際に、穿設孔に当接して本体部1の内方向に押圧
され、これにより、係止部92が上方に押し上げられ、
係止用溝52の下片52b、52bから外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、天井に穿設した穿設
孔に取り付ける埋め込み型の照明器具の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】天井に穿設した穿設孔に取り付ける埋め
込み型の照明器具は、従来、例えば図15(A)(B)に示す
ように板状からなる一対の弾性片a、a各々の基端側を
本体部bの外側壁に取り付け、先端側を本体部bへの取
付基端部から本体部bの外方斜め上方側に延ばし、そし
て、この一対の弾性片a、aを取り付けた本体部bを天
井Tに穿設した穿設孔T1内に入れることにより、弾性
片a、a各々の側面が穿設孔T1の内周壁T2を押圧
し、この押圧力によって本体部bを天井Tに取り付ける
ようにしたものである。尚、図中のcは、ソケットを示
し、dは、電球を示している。ところが、弾性片a、a
の先端が穿設孔T1の内周径以上に広がっているため、
本体部bを天井Tに穿設した穿設孔T1内に入れる際に
は、手で弾性片a、a各々の先端側を同時に弾性片aの
弾性力に抗して本体部b側に撓ませ、その状態で入れな
ければならない。又、弾性片aの有する弾性力によって
本体部bを天井Tに取り付けるものであるため、手で弾
性片aの弾性力に抗して内側に撓ませるには、相当の力
が必要となり、大変な労力を要し、取付け作業が難しい
という課題がある。特に、弾性片aの数が三つ以上にな
ると手で各々の弾性片aを同時に内側に撓ませるのは困
難となる。
【0003】そこで、この課題を解決するものが、例え
ば実開昭62−4018号公報に提案されている。この
ものは、図16(A)(B)に示すように板状からなる一対の
弾性片a、a各々の基端側を本体部bの外側壁にピンe
により軸支するとともに、基端に本体部bの外方に折り
曲げた操作部a2を設け、一方、弾性片a、a各々の先
端に係止片a3を設けたものとし、そして、この係止片
a3を、本体部bの外側壁に穿設した係止用孔b1に嵌
挿して係止させておき、本体部bを天井Tの穿設孔T1
内に入れる際、操作部a2を天井Tの下面に当て、操作
部a2を天井Tの下面によって回動操作することによ
り、弾性片aの係止片a3を回動させて係止用孔b1の
幅狭部b2から外れるようにし、こうすることにより、
手で弾性片a、a各々の先端側を同時に弾性片aの弾性
力に抗して内側に撓ませなくても本体部bを天井Tの穿
設孔T1内に入れることができようにしたものである。
しかしながら、本体部bを天井Tの穿設孔T1内に入れ
る際、本体部bを上方側に押し上げただけでは操作部a
2を回動できないため、本体部bごと傾けるようにして
操作部a2を天井Tの下面によって回動させなければな
らない。しかも、最終的に本体部bを天井Tの穿設孔T
1内に取り付けた状態では、弾性片a、a各々の操作部
a2、a2も穿設孔T1に内設しなければならないた
め、図16(B) に示すように一対の操作部a2、a2の
間隔tを穿設孔T1内に入れられるように穿設孔T1の
内周径Lより小さくしておかなければならない。その結
果、各操作部a2、a2を天井Tの下面に押し当てる場
合は、一方の操作部a2が天井Tの下面に当てれるよう
に本体部bを穿設孔T1内で一方側に偏らせ、その後、
他方の操作部a2が天井Tの下面に当てれるように本体
部bを穿設孔T1内で他方側に偏らせ、係止用孔b1、
b1各々の係止を解除する操作を順次行わなければなら
ない。特に、弾性片aの数が三つ以上になると時間を要
し、作業が面倒なものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、天井に穿設した穿設孔に本
体部を入れる操作だけで天井に取り付けられる埋め込み
型照明器具を提供することを第1の目的とする。又、本
願発明は、本体部の外方向の斜め上方側に延ばした急傾
斜部と、急傾斜部の先端側に急傾斜部から更に本体部の
外方向に所定角度で折り曲げ成形された緩傾斜部とを弾
性片に備えたものとし、天井の厚さが厚い場合にも緩傾
斜部を天井の穿設孔の内周壁に当接させることにより、
照明器具全体が天井の穿設孔から下方に滑り落ち難い埋
め込み型照明器具を提供することを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】基端側を本体部1の側壁
5に取り付けるとともに、先端側を本体部1の外方向の
斜め上方側に延ばした可撓性を有する弾性片2…2を複
数、備え、本体部1を天井Tに穿設した穿設孔T1内に
入れることにより、弾性片2…2各々の側面が穿設孔T
1の内周壁T2を押圧し、これらの弾性片2…2の押圧
力によって本体部1を天井Tに取付けるようにした埋め
込み型照明器具において本願発明は、継ぎの特徴を有す
るものを提供することにより、上記課題を解決する。本
願第1の発明は、弾性片2…2各々の先端側に、本体部
1に係脱自在に係止し得る係止部92と、係止解除手段
とが備えられる。係止部92は、本体部1の壁面5に係
止されることにより、弾性片2における係止部92と本
体部1への取付基端部8との間に弾性片2の撓みによる
湾曲部10が形成される。又、この湾曲部10が本体部
1の外方向に突設されることにより、天井Tの穿設孔T
1への本体部1の挿入に伴い各湾曲部10、10が穿設
孔T1の内周壁T2に当接して本体部1の内方向に押圧
されるようになされる。係止解除手段は、本体部1を天
井T1の穿設孔T1内に入れる際に穿設孔T1の内周壁
T2が各湾曲部10、10を押圧することにより係止部
92と本体部1との係止を解除するものである。
【0006】本願第2の発明は、本願第1の発明に係る
弾性片2…2各々の先端側に、本体部1の外方向の斜め
上方側に延ばされた急傾斜部9aと、急傾斜部9aの先
端側に急傾斜部9aから更に本体部1の外方向に所定角
度Aで折り曲げ成形された緩傾斜部9bとが備えられ
る。又、この緩傾斜部9bには、係止部92が備えられ
る。この係止部92は本体部1の側壁5に係止されるこ
とにより、急傾斜部9aが撓まされて本体部1の外方向
に突出した湾曲部10を形成するとともに、緩傾斜部9
bが上下方向に延ばされる。そして、この湾曲部10が
押圧されることにより、係止部92が上方側に押し上げ
られるようになされたものである。
【0007】本願第3の発明は、本願第1の発明に係る
弾性片2…2各々の先端側に、本体部1の外方向の斜め
上方側に延ばされた急傾斜部9aと、急傾斜部9aの先
端側に急傾斜部9aから更に本体部1の外方向に所定角
度Aで折り曲げ成形された緩傾斜部9bとが備えられ
る。又、緩傾斜部9bには、本体部1方向に突設された
凸部93と、凸部93の先端側に係止部92とを備え
る。又、この係止部92は、本体部1の側壁5の一部5
2cに本体部1の内方向から外方向に押圧されることに
より係止し、本体部1の外方向から内方向に押圧される
ことにより係止解除されるものからなり、この係止部9
2が本体部1の側壁5に係止されることにより、凸部9
3が本体部1の側壁5に当接するとともに、急傾斜部9
aが撓まされて本体部1の外方向に突出した湾曲部10
を形成するようになされたものである。そして、この湾
曲部(10)が押圧されることにより、係止部(92)が本体部
(1) の内方向から外方向への力を受けるようになされた
ものである。
【0008】
【作用】本願第1の発明においては、弾性片2の係止部
92を本体部1の壁面5に係止することにより、弾性片
2における係止部92と本体部1への取付基端部8との
間に弾性片2の撓みによる湾曲部10を形成し、又、こ
の湾曲部10を本体部1の外方向に突設させ、天井Tの
穿設孔T1内への本体部1の挿入に伴い穿設孔T1の内
周壁T2が各湾曲部10、10に当接して各湾曲部1
0、10を本体部1の内方向に押圧できるようにする。
一方、係止解除手段を、湾曲部10を本体部10の内方
向に押圧することにより係止部92と本体部1との係止
を解除できるものとする。こうすることにより、図6に
示すように弾性片2各々の係止部92を本体部1の壁面
5に係止した状態で、本体部1を天井Tの穿設孔T1に
入れていくと、弾性片2、2各々に形成した湾曲部1
0、10と穿設孔T1の内周壁T2とが当接し、更に、
本体部1を上方側に押し入れていくと各湾曲部10、1
0を本体部1の内方向に押圧でき、これにより、本体部
1に係止した弾性片2各々の係止部92、92に弾性力
がかかり、係止部92と本体部1との係止を解除でき
る。従って、天井T1の穿設孔T1にセットする際は、
本体部1を穿設孔T1に単に下方側から上方側に入れれ
ば良く、操作容易なものにできる。
【0009】本願第2の発明においては、弾性片2…2
各々の先端側に、本体部1の外方向の斜め上方側に延ば
された急傾斜部9aと、急傾斜部9aの先端側に急傾斜
部9aから更に本体部1の外方向に所定角度Aで折り曲
げ成形された緩傾斜部9bとを備えるため、天井T1の
厚さが厚い場合には、図8に示すように天井T1の穿設
孔T1の内周壁T2に急傾斜部9aから更に本体部1の
外方向に所定角度Aで折り曲げ成形された緩傾斜部9b
を当接させることができる。これにより、弾性片2を内
周壁T2から滑り難くでき、天井T1の厚さが厚い場合
でも本体部1が穿設孔T1に対して下方側にずれるよう
なことを確実に防止できる。又、この緩傾斜部9bに、
本体部1の側壁5の一部に上方側から係止し得る係止部
92を備え、この係止部92を本体部1の側壁5に係止
することにより、急傾斜部9aが撓まされて本体部1の
外方向に突出した湾曲部10を形成するとともに、緩傾
斜部9bを上下方向に延ばすものとするため、図6に示
すようにこの湾曲部10を天井T1の穿設孔T1に入れ
る際に内周壁T2によって押圧すると、急傾斜部9aの
湾曲部10が本体部1方向の押圧力を受け、湾曲部1
0、10が直線状になろうとする結果、緩傾斜部9bが
本体部1の側壁5に押し当てられて側壁5を上方側に滑
る。これにより、係止部92が上方側に押し上げられ、
本体部1の側壁5に係止した係止部92を容易に外すこ
とができる。
【0010】本願第3の発明においては、本願第2の発
明と同様に緩傾斜部9bによって弾性片2を内周壁T2
から滑り難くでき、天井T1の厚さが厚い場合でも本体
部1が穿設孔T1に対して下方側にずれるようなことを
確実に防止できる。又、緩傾斜部9bに、本体部1方向
に突設された凸部93と、凸部93の先端側に本体部1
の側壁5に本体部1の内方向から外方向に押圧されるこ
とにより係止し本体部1の外方向から内方向に押圧され
ることにより係止解除し得る係止部92とを備え、この
係止部92を本体部1の側壁5に係止することにより、
凸部93が本体部1の外側壁5に当接するとともに、急
傾斜部9aが撓んで本体部1の外方向に突出した湾曲部
10を形成するものとするため、図12に示すようにこ
の湾曲部10を天井T1の穿設孔T1に入れる際に内周
壁T2によって押圧すると、急傾斜部9aの湾曲部10
が本体部1方向の押圧力を受け、湾曲部10、10が直
線状になろうとする力を受ける結果、凸部93を支点に
して緩傾斜部9bに急傾斜部9aに対して成形された所
定角度に戻ろうとする弾性力が働き、係止部92が本体
部1の外方向の弾性力を受け、係止部92を本体部1か
ら容易に係止解除できる。
【0011】
【実施例】以下、図を基に本願発明の一実施例を具体的
に説明する。図1は、本願発明の一実施例の埋め込み型
照明器具の分解斜視図である。本願発明の埋め込み型照
明器具は、本体部1と、可撓性を有する複数の弾性片
2、2とを備えている。
【0012】本体部1は、下部枠3と、上部枠4とを備
えている。下部枠3は、本実施例では、全体が円筒状を
なし、外周径が天井T(図5に図示)に穿設された円形
状の穿設孔T1の内周径より小さく設定され、穿設孔T
1内に入れられるようになされている。尚、この下部枠
3の形状は、天井Tの穿設孔T1の形状に適合させて形
成するれば良く、例えば穿設孔T1が四角形であれば下
部枠3の形状も四角形に合わせて形成すれば良い。又、
下部枠3の外周面には、上部枠4を固定するためのボル
ト挿通孔31aを有する固定部31、31が二つ、対向
するようにして備えられている。この固定部31は、上
部枠4の厚さを考慮して外周面より内方に窪まされて形
成されている。一方、下端には、所定幅で全周に渡って
形成された円板状の鍔部32が備えられ、図5に示すよ
うに天井Tの穿設孔T1の周部に当接できるようになさ
れている。
【0013】上部枠4は、左右の両側片5、5と、上片
6とを有し、全体がコの字状を呈している。左右の各側
片5、5は、下端に下部枠3の固定部31に固定される
ボルト挿通孔51aを有する固定片51が備えられてお
り、後述のボルト7a及びナット7bとにより、上部枠
4が下部枠3に固定できるようになされている。この固
定片51は、図3に示すように側片5から内方側に折り
曲げられることにより、固定片51の外面と側片5の外
側壁とに段部51bが形成され、この段部51bによっ
てボルト挿通孔51aに通されたボルト7の頭部7aが
側片5の外側壁より外方に突出しないようになされてい
る。
【0014】又、左右の各側片5、5における固定片5
1の上方には、図2に示すように係止用溝52が穿設さ
れている。この実施例における係止用溝52は、所定幅
L1で側片5の長手方向に沿って上下に穿設されるとと
もに、その上端に係止用溝52の幅L1より幅2の広い
幅広部52aを備えたものとされている。
【0015】上片6には、図1に示すようにソケットを
嵌挿する円形状のソケット嵌挿用孔61が備えられてい
る。
【0016】弾性片2、2は、本体部1を天井Tの穿設
孔T1に取付けるためのもので、本実施例では、二つか
ら構成され、各々は、板状の鋼から構成され、可撓性を
有するものからなる。この弾性片2は、図4(A)(B)(C)
に示すように一枚の板状体の下端部を略V字状に折り曲
げ成形することにより形成され、下部左方側の本体取付
用片8と、右方側の押圧用片9とから構成されている。
【0017】本体取付用片8は、本体部1に取り付けら
れる取付部をなし、上部に上部枠4の係止用溝52に引
っ掛けられる引っ掛け部81と、上部枠4の固定片51
に取付けられる本体取付部82とを備えている。引っ掛
け部81は、この図4(A) に示すように本体取付用片8
の前部及び後部各々を前後対称にコの字状にカットされ
ることにより所定幅L2に形成された溝嵌挿部81b及
び引っ掛け片81c、81cとを備えている。溝嵌挿部
81bの幅L2は、係止用溝52の溝幅よりやや細幅に
形成されることにより、係止用溝52に嵌挿できるよう
になされ、一方、引っ掛け片81c、81cは、溝嵌挿
部81bの前後両側に係止用溝52の溝幅L1より幅広
に突設されることにより、上部枠4の側片5における係
止用溝52の前後両側部に当接できるようになされてい
る。又、この引っ掛け片81c、81cの幅は、係止用
溝52の幅広部52aの幅より狭く形成されており、幅
広部52aから引っ掛け片81c、81cを入れること
により、溝嵌挿部21bを係止用溝52に嵌挿できるよ
うにしている。尚、この引っ掛け片81c、81cは、
係止用溝52から入れることも可能である。
【0018】又、本体取付用片8における本体取付部8
2は、図4(A) に示すように引っ掛け部81から段部8
3を介して内方側(図示の左側)に折り曲げ成形される
ことにより、上記の固定片51の外側壁と側片5の外側
壁との段部51bに合致するようになされている。又、
本体取付部82には、ボルト挿通孔82aが穿設されて
いる。
【0019】そして、この本体取付用片8は、次のよう
にして本体部1に取付けられる。まず、図6に示すよう
に引っ掛け片81c、81cが係止用溝52から内側に
通され、その状態でボルト7aが本体取付部81のボル
ト挿通孔81aから上部枠4のボルト挿通孔51a、更
に下部枠3のボルト挿通孔31aに通され後、ナット7
bに係止されることにより、下部枠3と上部枠4とが固
定されると同時に、弾性片2も上部枠4及び下部枠3に
固定される。この固定状態においては、ボルト7aの締
め付けに伴い引っ掛け部81の溝嵌挿部81bが撓みつ
つ本体取付部81が固定片51の外側壁に沿わされるた
め、弾性片2が上部枠4に付勢状態で取り付けられるこ
とになり、弾性片2と上部枠4とを確実に固定させるこ
とができる。しかも、溝嵌挿部81bが係止用溝52に
嵌挿していることによって、弾性片2が上部枠4に対し
て前後移動するようなことがなく、ずれを防止できる。
一方、弾性片2の本体取付用片8が上記のようにして本
体部1に取り付けられることにより、弾性片2の押圧用
片9は、その下端が本体部1の下部枠3の鍔部32近傍
に配設され、上端の先端側が下端から本体部1の外方向
の斜め上方を向いた状態に配設されている。
【0020】この押圧用片9は、図4(A) に示すように
急傾斜部9aと、急傾斜部9aの先端側に形成された緩
傾斜部9bとを備えている。急傾斜部9aは、本体部1
に取り付けられた図5に示す状態で本体部1の外方向の
斜め上方側に延ばされるように形成されている。一方、
緩傾斜部9bは、急傾斜部9aから更に本体部1の外方
向に所定角度Aをなして折り曲げ成形されている。
【0021】又、この緩傾斜部9bの上端をなす先端に
は、抜け止め片91が備えられ、その下方に係止部92
が備えられている。
【0022】抜け止め片91は、天井Tの穿設孔T1に
セットされた本体部1が天井Tから下方側にずれた場合
でも、外れて落下しなように係止させるためのもので、
押圧用片9の先端を下方側に折り曲げることにより形成
されている。
【0023】係止部92は、上部枠4の側片5の係止用
溝52に係脱自在に係止するためのもので、図4(B)(C)
に示すように前後両側に設けられた二つの係止片92
a、92aから構成されている。これらは、押圧用片9
の前後両側部を先端から上方側に切り起こすとともに、
折り曲げ成形することにより係止用溝52の幅広部52
aにおける下片52b、52bを上方側から引っ掛けて
係止できるようになされている。
【0024】以上のように構成された本願発明の埋め込
み型照明器具の使用方法について説明する。弾性片2が
取り付けられた状態の本体部1は、図5に示すように弾
性片2の押圧用片9の先端側が外側に開き、この状態で
は上部枠4側から天井Tの下方側から穿設孔T1に入れ
ることができない。そこで、図6に示すように各弾性片
2、2の係止片92a、92aを上部枠4の側片5にお
ける係止用溝52に係止させておく。係止片92a、9
2aを係止用溝52に係止させるには、押圧用片9の先
端側を、押圧用片9の弾性に抗して下方側から押し上げ
るようにして本体部1側に撓ませ、係止片92a、92
aを係止用溝52の幅広部52aにおける下片52b、
52bに係止させる。その際、この急傾斜部9aには、
湾曲部10が形成され、その湾曲部10は、図7に示す
ように左右の両弾性片2に形成されたもの同士の間隔L
4が穿設孔T1の径Lより大きく形成される。尚、係止
片92a、92aを係止用溝52の下片52b、52b
に係合させる際は、係止片92a、92aが係止用溝5
2の下片52b、52bの近くまでくると、急傾斜部9
aに形成された湾曲部10を内方向に押圧するようにす
れば係止片92a、92aを上方に押し上げられ、そし
て、係止片92a、92aが係止用溝52の下片52
b、52bの上方位置まで持っていき、その時点で湾曲
部10の押圧を止める。これにより、係止片92a、9
2aが下方位置に戻り、係止片92a、92aを係止用
溝52の下片52b、52bに容易に係止せることがで
きる。
【0025】そして、この係止状態で、本体部1を、上
部枠4側から天井Tの穿設孔T1に挿入していく。挿入
していくと、上述のように湾曲部10、10同士の間隔
L4が穿設孔T1の径より大きく形成されているため、
図7に示すように穿設孔T1の内周壁T2と湾曲部1
0、10とが当接するが、その当接状態から本体部1を
押圧する。これにより、急傾斜部9aが本体部1方向の
押圧力を受け、湾曲部10、10が直線状になろうとす
る力がかかる。急傾斜部9aにこのような力がかかる
と、緩傾斜部9bが本体部1の側壁5に押し当てられて
上方に押し上げられ、側壁5を上方側に滑る。その結
果、係止片92a、92aも上方に押し上げられ、係止
片92a、92aが係止用溝52から容易に外れる。
又、その際、本体部1を穿設孔T1に挿入する際、穿設
孔T1に対し本体部1を傾けてた状態で挿入した場合で
も湾曲部10、10が内周壁T2に押圧され、係止片9
2a、92aが係止用溝52から容易に外れる。係止片
92a、92aが係止解除された後は、図6に示すよう
に湾曲部10を形成していた急傾斜部9aが元の直線状
に戻り穿設孔T1の内周壁T2を押圧する。
【0026】又、天井Tの厚さが厚い場合には、図8に
示すように天井Tの穿設孔T1の内周壁T2に緩傾斜部
9bを当接させることができる。天井Tの厚さが厚くな
ると、それに従って天井Tの内周壁T2によって弾性片
2が本体部1側に押圧されることになり、例えば弾性片
2の押圧用片9を、緩傾斜部9bを設けずに急傾斜部の
みから構成した場合には、急傾斜部が垂直状に近い状態
になり(図示の一点鎖線で示す)、内周壁T2を下方向
に滑り易くなる。その結果、照明器具が自身の重量によ
って下方側にずれる恐れが大きくなる。しかし、本願発
明のように急傾斜部9aから更に本体部1の外方向に所
定角度Aで折り曲げ成形した緩傾斜部9bを内周壁T2
に当接させることで、天井Tの厚さが厚くなった場合で
も緩傾斜部9bを本体部1の外方向に傾いた状態に維持
でき、下方向に滑り難くできる。従って、照明器具が自
身の重量によって穿設孔T1に対する下方側への擦れを
確実に防止できる。
【0027】以上のようにして、本体部1を天井Tに取
り付けることにより、天井Tの穿設孔T1に入れる際、
弾性片2、2を手で撓ませなくても良く、しかも、単に
本体部1を天井Tの穿設孔T1に下方側から上方側に入
れれば良く、取付け作業を容易なものにできる。特に、
弾性片2を、三つ以上設けたような場合にも、同様に単
に本体部1を天井Tの穿設孔T1に下方側から上方側に
いれれば良く、より効率良く作業を行うことができる。
【0028】次に、弾性片2の他の実施例について説明
する。この弾性片2は、図9(A)(B)(C) に示すように先
の実施例の弾性片2と同様に一枚の板状体の下端部を略
V字状に折り曲げ成形することにより形成され、下部左
方側の本体取付用片8と、右方側の押圧用片9とから構
成されている。
【0029】本体取付用片8は、先の実施例の弾性片2
と同構成を採り、同方法により本体部1に取付けられ
る。一方、押圧用片9も、図4(A) に示すように先の実
施例の弾性片2と同様に急傾斜部9aと、急傾斜部9a
の先端側に形成された緩傾斜部9bとを備えているが、
緩傾斜部9bには、上端をなす先端に抜け止め片91が
備えられ、その下方に係止部92が備えられ、更に、こ
の係止部92の下方側に凹部93が備えられている。
【0030】抜け止め片91は、先の実施例の弾性片2
と同様に押圧用片9の先端を下方側に折り曲げることに
より形成されているが、係止部92は、図10に示すよ
うに前後両側に設けられた二つの係止片92a、92a
から構成されている。これらは、押圧用片9の前後両側
部を上方側に切り起こすことにより押圧用片9の先端が
本体部1の方向を向くようになされるとともに、可撓性
を有するものとされ、又、両係止片92a、92aの間
隔L3が、係止用溝52の溝幅L1よりやや幅広に形成
されており、係止用溝52の側片52c、52cに係止
できるようになされている。
【0031】凸部93は、上部枠4の側片5の外側壁に
当接させるためのもので、押圧用片9の一部をしぼり加
工により本体部1側となる上方側に略半球状に押し出す
ことにより形成されている。尚、この凸部93は、略半
球状に形成するものに限らず、側片5の外側壁に点接乃
至略点接できるような形状のものであれば良い。
【0032】次に、この弾性片2、2を使用した場合の
取付け方法について説明する。この弾性片2、2を使用
した場合においても、図11に示すように弾性片2の押
圧用片9の先端側が外側に開き、この状態では上部枠4
側から天井Tの下方側から穿設孔T1に入れることがで
きないため、図12に示すように各弾性片2、2の係止
片92a、92aを上部枠4の側片5における係止用溝
52に係止させておく。係止片92a、92aを係止用
溝52に係止させるには、押圧用片9の先端側を、押圧
用片9の弾性に抗して下方側から押し上げるようにして
本体部1側に撓ませる。その際、まず、押圧用片9の下
部の急傾斜部9aが湾曲状に撓み、急傾斜部9aに湾曲
部10が形成されつつ凸部93が側片5の外側壁に当接
し、更に、凸部93から係止片92a、92aまで間の
部分が湾曲状に撓みつつ係止片92a、92aが係止用
溝52まで引き寄せられる。又、この急傾斜部9aに形
成された湾曲部10は、図8に示すように左右の両弾性
片2に形成されたもの同士の間隔L4が穿設孔T1の径
より大きく形成される。そして、係止片92a、92a
を係止用溝52に押圧する。この押圧により、係止片9
2a、92aが撓んで両者の間隔L3が狭まり、係止用
溝52に入り込む。入り込んだ後は、係止片92a、9
2aの有する弾性力により元の状態に復元して係止片9
2a、92aの間隔L3が係止用溝52の溝幅L1より
広くなる結果、係止片92a、92aと係止用溝52と
を係止できる。
【0033】そして、この係止状態で、本体部1を、上
部枠4側から天井Tの穿設孔T1に挿入していく。挿入
していくと、湾曲部10、10同士の間隔L4が穿設孔
T1の径より大きく形成されているため、図12に示す
ように穿設孔T1の内周壁T2と湾曲部10、10とが
当接するが、その当接状態から本体部1を押圧する。こ
れにより、急傾斜部9aが本体部1方向の押圧力を受
け、湾曲部10、10が直線状になろうとする力がかか
る。急傾斜部9aにこのような力がかかると、緩傾斜部
9bに急傾斜部9aに対して成形された所定角度Aに戻
ろうとする弾性力がかかり、その結果、凸部93を支点
にして係止片92a、92aが本体部1の外方向の力を
受け、係止片92a、92aが係止用溝52から容易に
外れる。又、本体部1を穿設孔T1に挿入する際、穿設
孔T1に対し本体部1を傾けてた状態で挿入した場合で
も湾曲部10、10が内周壁T2に押圧され、係止片9
2a、92aが係止用溝52から容易に外れる。係止片
92a、92aが係止解除された後は、図11に示すよ
うに湾曲部10を形成していた急傾斜部9aが元の直線
状に戻り穿設孔T1の内周壁T2を押圧する。
【0034】又、その際、天井Tの厚さが厚い場合に
は、図14に示すように先の弾性片2と同様に天井Tの
穿設孔T1の内周壁T2に緩傾斜部9bを当接させるこ
とができる。天井Tの厚さが厚くなると、それに従って
天井Tの内周壁T2によって弾性片2が本体部1側に押
圧されることになり、例えば弾性片2の押圧用片9を、
緩傾斜部9bを設けずに急傾斜部のみから構成した場合
には、急傾斜部が垂直状に近い状態になり(図示の一点
鎖線で示す)、内周壁T2を下方向に滑り易くなる。そ
の結果、照明器具が自身の重量によって下方側にずれる
恐れが大きくなる。しかし、本願発明のように急傾斜部
9aから更に本体部1の外方向に所定角度Aで折り曲げ
成形した緩傾斜部9bを内周壁T2に当接させること
で、天井Tの厚さが厚くなった場合でも緩傾斜部9bを
本体部1の外方向に傾いた状態に維持でき、下方向に滑
り難くできる。従って、照明器具が自身の重量によって
穿設孔T1に対する下方側への擦れを確実に防止でき
る。以上が、他の実施例の弾性片2の説明である。
【0035】尚、本実施例では、本体部1を、下部枠3
と、上部枠4とから構成しているが、一体のものから構
成しても良く、又、本体部1の形状についても、本実施
例のように左右の両側片5、5と上片6とからなるコの
字状のものからなるものに限らず、例えば図15(A)(B)
に示したような円筒状のものから構成しても良く、適宜
変更できる。
【0036】又、本実施例では、二つの弾性片2、2を
設けたものとしているが、三つ以上設けて良く、その場
合は、弾性片2の数の合わせて数だけ、上部枠4の側片
5及び下部枠3の固定部31を設けるようにすれば良
い。更に、本実施例では本体部1の側壁5に係止用溝5
2を形成し、これに弾性片2の係止部92を係止させて
いるが、この態様のものに限らず、例えば本体部1の上
壁5に突片を形成し、その突片に係止部92を係止させ
るようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上、実施例で述べたように本願第1の
発明は、弾性片各々の係止部を本体部の側壁に係止した
状態で、本体部を天井の穿設孔に入れていけば、穿設孔
の内周壁によって各湾曲部を本体部の内方向に押圧で
き、これにより、本体部に係止した弾性片各々の係止部
に本体部の外方向の弾性力をかけられ、係止部と本体部
との係止を解除できる。従って、天井の穿設孔にセット
する際は、本体部を穿設孔に単に下方側から上方側に入
れれば良く、操作の容易なものにできる。
【0038】本願第2の発明は、本願第1の発明の効果
に加え、天井の厚さが厚い場合には、天井の穿設孔の内
周壁に急傾斜部から更に本体部の外方向に所定角度で折
り曲げ成形された緩傾斜部を当接させることができ、弾
性片を内周壁から滑り難くできる。従って、天井の厚さ
が厚い場合でも本体部を穿設孔からのずれを確実に防止
できる。又、湾曲部10を天井T1の穿設孔T1に入れ
る際に内周壁T2によって押圧することにより、係止部
92を上方側に押し上げられ、これにより、本体部1の
側壁5に係止した係止部92を容易に外すことができ
る。従って、天井の穿設孔に入れる際、容易に確実に係
止部と本体部とを係止解除できる。
【0039】本願第3の発明は、本願第1の発明の効果
に加え、天井の厚さが厚い場合には、天井の穿設孔の内
周壁に急傾斜部から更に本体部の外方向に所定角度で折
り曲げ成形された緩傾斜部を当接させることができ、弾
性片を内周壁から滑り難くできる。従って、天井の厚さ
が厚い場合でも本体部を穿設孔からのずれを確実に防止
できる。又、天井の穿設孔に入れる際、弾性片の係止部
に、急傾斜部と緩傾斜部とによってより強い弾性力をか
けることができ、容易に確実に係止部と本体部とを係止
解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の埋め込み型照明器具の分
解斜視図である。
【図2】上部枠の側片の要部拡大側面図である。
【図3】図3のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】(A) は、弾性片の正面図であり、(B) は、その
左側面図である。又、(C) は、(A) の平面図である。
【図5】弾性片を本体部に取り付けた状態の説面図であ
る。
【図6】弾性片の係止部を本体部に係止した状態の説明
図である。
【図7】本体部を天井の穿設孔に入れる際の断面説明図
である。
【図8】厚さの厚い天井に入れた際の断面説明図であ
る。
【図9】(A) は、他の弾性片の正面図であり、(B) は、
その左側面図である。又、(C)は、(A) の平面図であ
る。
【図10】図9(C) におけるX −X 線断面図である。
【図11】他の弾性片を本体部に取り付けた状態の説面
図である。
【図12】他の弾性片の係止部を本体部に係止した状態
の説明図である。
【図13】他の弾性片を取り付けた本体部を天井の穿設
孔に入れる際の断面説明図である。
【図14】他の弾性片を取り付けた本体部を厚さの厚い
天井に入れた際の断面説明図である。
【図15】(A) は、従来例の斜視図、(B) は、(A) の側
面図である。
【図16】(A) は、他の従来例の斜視図、(B) は、他の
従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 弾性片 3 下部枠 4 上部枠 5 側片 8 本体取付用片 9 押圧用片 9a 急傾斜部 9b 緩傾斜部 52 係止用溝 92 係止部 93 凸部 T 天井 T1 穿設孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端側を本体部(1) の側壁(5) に取り付け
    るとともに、先端側を本体部(1) の外方向の斜め上方側
    に延ばした可撓性を有する弾性片(2) …(2)を複数、備
    え、本体部(1) を天井(T) に穿設した穿設孔(T1)内に入
    れることにより、弾性片(2) …(2) 各々の側面が穿設孔
    (T1)の内周壁(T2)を押圧し、これらの弾性片(2) …(2)
    の押圧力によって本体部(1) を天井(T) に取付けるよう
    にした埋め込み型照明器具において、 上記弾性片(2) …(2) 各々の先端側に、本体部(1) に係
    脱自在に係止し得る係止部(92)と、係止解除手段とが備
    えられ、 係止部(92)が、本体部(1) の壁面(5) に係止されること
    により、弾性片(2) における係止部(92)と本体部(1) へ
    の取付基端部(8) との間に弾性片(2) の撓みによる湾曲
    部(10)が形成され、この湾曲部(10)が本体部(1) の外方
    向に突設されることにより、天井(T) の穿設孔(T1)への
    本体部(1) の挿入に伴い各湾曲部(10)(10)が穿設孔(T1)
    の内周壁(T2)に当接して本体部(1) の内方向に押圧され
    るようになされ、 係止解除手段は、本体部(1) を天井(T) の穿設孔(T1)内
    に入れる際に穿設孔(T1)の内周壁(T2)が各湾曲部(10)(1
    0)を押圧することにより係止部(92)と本体部(1) との係
    止を解除するものであることを特徴とする埋め込み型照
    明器具。
  2. 【請求項2】上記弾性片(2) …(2) 各々の先端側に、本
    体部(1) の外方向の斜め上方側に延ばされた急傾斜部(9
    a)と、急傾斜部(9a)の先端側に急傾斜部(9a)から更に本
    体部(1) の外方向に所定角度(A) で折り曲げ成形された
    緩傾斜部(9b)とが備えられ、 この緩傾斜部(9b)には、本体部(1) の側壁(5) の一部(5
    2b) に上方側から係止し得る係止部(92)が備えられ、こ
    の係止部(92)が本体部(1) の側壁(5) に係止されること
    により、急傾斜部(9a)が撓まされて本体部(1) の外方向
    に突出した湾曲部(10)を形成するとともに、緩傾斜部(9
    b)が上下方向に延ばされ、この湾曲部(10)が押圧される
    ことにより、係止部(92)が上方側に押し上げられるよう
    になされたものであることを特徴とする請求項1記載の
    埋め込み型照明器具。
  3. 【請求項3】上記弾性片(2) …(2) 各々の先端側に、本
    体部(1) の外方向の斜め上方側に延ばされた急傾斜部(9
    a)と、急傾斜部(9a)の先端側に急傾斜部(9a)から更に本
    体部(1) の外方向に所定角度(A) で折り曲げ成形された
    緩傾斜部(9b)とが備えられ、 緩傾斜部(9b)には、本体部(1) 方向に突設された凸部(9
    3)と、凸部(93)の先端側に形成された係止部(92)とが備
    えられ、係止部(92)が本体部(1) の側壁(5) の一部(52
    c) に本体部(1) の内方向から外方向に押圧されること
    により係止し、本体部(1) の外方向から内方向に押圧さ
    れることにより係止解除されるものからなり、この係止
    部(92)が本体部(1) の側壁(5) に係止されることによ
    り、凸部(93)が本体部(1) の側壁(5) に当接するととも
    に、急傾斜部(9a)が撓まされて本体部(1) の外方向に突
    出した湾曲部(10)を形成するようになされ、 この湾曲部(10)が押圧されることにより、係止部(92)が
    本体部(1) の内方向から外方向への力を受けるようにな
    されたものであることを特徴とする請求項1記載の埋め
    込み型照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100735128B1 (ko) * 2006-02-09 2007-07-06 박삼진 매입형 등기구
EP2253881A4 (en) * 2008-03-07 2016-05-04 Sharp Kk MOUNTING PART, SHEET SPRING AND LIGHTING DEVICE
GB2614109A (en) * 2022-07-08 2023-06-28 John Cullen Lighting Ltd Base for a luminaire

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