JPH08123264A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08123264A
JPH08123264A JP6278385A JP27838594A JPH08123264A JP H08123264 A JPH08123264 A JP H08123264A JP 6278385 A JP6278385 A JP 6278385A JP 27838594 A JP27838594 A JP 27838594A JP H08123264 A JPH08123264 A JP H08123264A
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JP
Japan
Prior art keywords
resonator
image forming
blower
forming apparatus
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP6278385A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kagawa
篤史 香川
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6278385A priority Critical patent/JPH08123264A/ja
Publication of JPH08123264A publication Critical patent/JPH08123264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置に於ける送風装置、送風経路で
発生する騒音を低減する。 【構成】 画像形成装置の内部で発生するオゾン、粉
塵、オイル蒸気等を含む空気を吸引する吸引用ダクト
1,2が中継ダクト3を介してブロワー4に接続され、
このブロワーから排出用ダクト5を介して処理される。
ブロワーから発生する騒音あるいは送風経路3,5から
発生する流体騒音を低減させるためのレゾネータ61を
排出用ダクト5に配置する。これによりファンまたはブ
ロアー等の送風装置から発生する騒音がレゾネータによ
って吸音され、騒音レベルを下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファンまたはブロア
ー等の送風装置から機外あるいは、機内にダクト等で連
結された、送風経路を有する画像形成装置に関し、特
に、送風装置の騒音あるいは、送風経路から発生する流
体騒音を低減させるのに好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カールソンプロセスによって構成
されている画像形成装置には、感光体の一次帯電のため
にコロトロンやスコロトロン等のコロナ放電器や脈流電
圧を含む電圧を印加した帯電部材を感光体に接触させ
て、帯電を行う接触式帯電装置が使用されている。その
ため、接触式帯電装置からオゾンあるいはNOXなど、
良質な画像形成を行うことをできなくする物質が発生す
る。また環境からの粉塵、現像機に用いられている現像
剤、あるいは記録シートから生ずる紙粉、煙草の煙分
子、定着器で用いられているシリコンオイルの蒸気、装
置に用いられているシリコンゴム材質から発生するシリ
コンガスのために、放電装置や帯電装置、あるいは感光
体が異物付着または析出によって汚れ、良質な画像形成
を行うことをできなくなる。さらに、定着装置や電源部
材の発熱体からの熱によって感光体の光電特性が悪くな
り、良質な画像形成を行うことをできなくなる。また上
記発熱体からの熱によって電子基盤等の温度上昇による
電子素子の熱暴走破壊などの危険にさらされている。こ
れを防ぐ排熱手段として、ファンまたはブロアー等の送
風装置と、送風機から機外あるいは、気内に連結され
た、送風経路によって効率的に機外排出または機内循環
が行われている。しかし、送風装置や送風経路から発生
する騒音によって環境を悪化させていた。この騒音対策
としては、実開昭62−70789号や実開平4−24
757号に提案されているように、送風装置をカバーで
覆う等の方法が一般的であった。また、実開平3−47
562号には騒音低減のためにサイレンサーを用いる方
法が提案されている、サイレンサーによる流体抵抗の上
昇により必要とする風量が得られず、結局大型で強力な
風量で送風する送風装置を必要とし、騒音低減のために
は実用的でない。一方、騒音低減、あるいは消費電力低
減などを目的として画像形成装置の待機時に送風装置を
半速あるいは2/3速度回転等の制御を行っている。さ
らに、特開平4−469号に開示されているように、ヘ
ルムホルツ共鳴器を用いたギア騒音の制御装置も知られ
ているが、ギアによる固体振動音の低減を図ったもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置の運転速
度が早くなるに従って、あるいは高画質になるに従っ
て、画像形成装置の最適な雰囲気(温度、湿度、オゾン
濃度、粉塵量)を作り出すために、より大型で強力な風
量の出るファンまたはブロアー等の送風装置を必要とし
ている。一方で、現在のオフィスでは快適な職場環境と
して常に低騒音の要求が高まっており、また執務者はO
A機器の音をうるさいと感じている人が多く、OA機器
のなお一層の低騒音化が叫ばれている。本発明の目的は
送風装置や送風経路から発生する騒音を低減した画像形
成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は入力画像情報に対して画像処理を
施し、記憶媒体に記録を行う際に、装置内に発生するオ
ゾン、粉塵、熱、オイル蒸気等の処理のために設けられ
た、ファンまたはブロアー等の送風装置と、該送風装置
から機外あるいは機内に連結された、送風経路とを有す
る画像形成装置において、前記送風装置から発生する騒
音あるいは送風経路から発生する流体騒音を低減させる
レゾネータを前記送風経路に備えた構成にある。また請
求項2の発明は送風装置の運転を画像形成装置の稼働時
と待機時で制御する手段を持つ画像形成装置において、
前記稼働時の騒音低減に適した形状の第1のレゾネータ
及び待機時の騒音低減に適した形状の第2のレゾネータ
を送風経路に備えた構成にある。また請求項3の発明は
送風装置の運転を画像形成装置の稼働時と待機時で制御
する手段を持つ画像形成装置において、前記稼働時及び
待機時を検知する検出手段と、前記稼働時及び待機時に
発生する騒音低減に適した形状に変更可能なレゾネータ
と、前記検出手段の検出情報に基づいて前記レゾネータ
の形状を変化させる手段とを備えた構成にある。
【0005】
【作用】ファンまたはブロアー等の送風装置から発生す
る騒音は、モーターの回転数と翼の枚数で決まる卓越し
た翼通過周波数騒音を含みこの周波数がレゾネータによ
って吸音される。このピークの周波数によって全体の騒
音レベルは大きく影響される事から、上記請求項1の構
成を取ることにより騒音レベルを下げることができる。
また請求項2または3の構成によると、送風装置の回転
数が変化するときも、変化する周波数に容易に対応し、
吸音することができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。図1に本発明の第1の実施例である複写機の送風
装置の構成を示す。吸引用ダクト1,吸引用ダクト2
は、共に画像形成装置の周りのオゾン、粉塵、熱、オイ
ル蒸気等の処理のため周りの空気を吸引している。吸引
用ダクト1と2は中継用ダクト3を介してブロアー4の
吸入口に接続されている。ブロアー4は排出用ダクト5
を介して排気口に接続される。送風経路をなす排出用ダ
クト5には送風経路から発生する流体騒音を低減させる
のに適した形状のレゾネータ61が配備されている。レ
ゾネータ61は、樹脂材料等で中空状に密閉された形状
で、排出用ダクト5と接合するレゾネータの口62を一
か所設けている。所定の周波数の音が口62の部分に当
たると口62の部分の空気が激しく振動し、口62の付
近の熱等のエネルギーに変わり、ブロアー4と排出用ダ
クト5から発生した騒音を、レゾネータ61によって吸
音する。
【0007】図2はレゾネータの詳細図であるが、中空
形のレゾネータ61はヘルムホルツの共鳴器の原理を応
用したもので、所定の周波数の音に対して吸音するもの
である。ところで、ファンまたはブロアー等の送風装置
から発生する騒音はモーターの回転数と翼の枚数で決ま
る卓越した翼通過周波数騒音を含み、このピークの周波
数によって全体の騒音レベルは大きく影響される事が知
られている。この周波数Fを測定し、この周波数Fに対
して以下の式を満たすようにレゾネータの形状を計算、
設計する。 F=C/2π×(G/V)0.5 (但し、Gは口のコンダクティブ(conductivity)を意
味し、円形の場合G=S/(L+0.8D)である。ま
た、Vはレゾネータの容積、Cは音速、Sは口の直径で
ある。) レゾネータの容積Vを小さくすることによって、周波数
Fは大きくなり、あるいは逆に容積Vを大きくすること
によって、周波数Fは小さくなるので各周波数の騒音に
対応したレゾネータを設定することができる。もちろ
ん、Vだけでなく、S,L,Dを変更して各周波数の騒
音に対応したレゾネータを設定することも容易である
が、本実施例では容積Vを変更した例を説明する。
【0008】図3に第2の実施例である2個のレゾネー
タ71,72をもつ画像形成装置の送風装置の構成を示
す。本実施例は送風機の回転数の変化によって変化し
た、翼通過周波数騒音に対応できるように2個の異なる
容積をもつレゾネータ71,72を送風装置に付加した
ものである。このレゾネータを適用する画像形成装置
は、騒音低減、あるいは消費電力低減などを目的とし
て、待機時に送風装置を半速あるいは2/3速度回転等
の制御を行うための送風機制御手段を備えている。この
ように送風装置の運転状態の変化に適した形状のレゾネ
ータを送風経路に備えることによって、発生される流体
騒音の中で特に特徴的かつ支配的な周波数を低減させる
ためのその周波数を取り除くことができる。
【0009】図4に第3の実施例であるレゾネータの構
成を示す。本実施例はレゾネータに回転式シャッター8
とそれを動作させるためのソレノイド9を付加したもの
である。このレゾネータを適用する画像形成装置には稼
働時および待機時に送風装置の運転を制御する送風機制
御装置を備え、例えばファンの回転数の変化によって稼
働時及び待機時を検知し、この装置の稼働・待機情報に
基づいてレゾネータの形状を変化させるものである。レ
ゾネータ61は、図4に示すようにシャッター8をソレ
ノイドのON−OFF動作により切替えることによって
一つのレゾネータを二つの容積の効果をもつように対応
させる。図5に送風機の回転数を検知してシャッターを
切り替えるためのフローチャートを示す。まず送風装置
(ブロワー)の回転モードを検出し、稼働時の全速モー
ドの場合はソレノイドをONし、シャッターを開き、レ
ゾネータの容積を大きくし、稼働時の周波数に適した形
状にする。一方待機時の半速モードのときはソレノイド
をOFFし、シャッターを閉じ、レゾネータの容積を小
さくし、待機時の周波数に適した形状にする。このよう
に送風装置の運転状態の変化をセンサーによって検知
し、その状態に適した形状に変化するレゾネータを送風
経路に備えることによって、発生される流体騒音の中で
特に特徴的かつ支配的な周波数を低減されるためのその
周波数を取り除くことができる。
【0010】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、レゾネ
ータの口とダクトを結合することにより、ブロアーで発
生する翼通過周波数騒音をレゾネータで吸音できる。送
風装置において発生する騒音は翼通過周波数騒音が大半
であるため、この周波数を低減することによる騒音低減
効果は大きい。また、サイレンサー等の消音器を用いた
ときに比べ、流体抵抗の増加が僅かであり、ファン、ブ
ロアーの大型化を防ぐこともできる。また請求項2の構
成によれば、送風機の回転数制御による変化に変化に追
随でき、さらに請求項3の構成によれば省スペース化も
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施例である複写機の送
風装置の構成図である。
【図2】 第1の実施例のレゾネータの詳細図である。
【図3】 第2の実施例である2個のレゾネータをもつ
画像形成装置の送風装置の構成図である。
【図4】 第3の実施例であるレゾネータの構成図であ
る。
【図5】 第3の実施例のシャッターを切替えるための
フローチャートを示す。
【符号の説明】
1…吸引用ダクト1、2…吸引用ダクト2、3…中継用
ダクト、4…ブロアー、5…排出用ダクト、6…レゾネ
ータ、62…レゾネータの口、71…レゾネータ1、7
2…レゾネータ2、8…回転式シャッタ、9…シャッタ
開閉用ソレノイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像情報に対して画像処理を施し、
    記憶媒体に記録を行う際に、装置内に発生するオゾン、
    粉塵、熱、オイル蒸気等の処理のために設けられた、フ
    ァンまたはブロアー等の送風装置と、該送風装置から機
    外あるいは機内に連結された、送風経路とを有する画像
    形成装置において、 前記送風装置から発生する騒音あ
    るいは送風経路から発生する流体騒音を低減させるレゾ
    ネータを前記送風経路に備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 送風装置の運転を画像形成装置の稼働時
    と待機時で制御する手段を持つ画像形成装置において、
    前記稼働時の騒音低減に適した形状の第1のレゾネータ
    及び待機時の騒音低減に適した形状の第2のレゾネータ
    を送風経路に備えたことを特徴とする画像経路装置。
  3. 【請求項3】 送風装置の運転を画像形成装置の稼働時
    と待機時で制御する手段を持つ画像形成装置において、
    前記稼働時及び待機時を検知する検出手段と、前記稼働
    時及び待機時に発生する騒音低減に適した形状に変更可
    能なレゾネータと、前記検出手段の検出情報に基づいて
    前記レゾネータの形状を変化させる手段とを備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP6278385A 1994-10-18 1994-10-18 画像形成装置 Pending JPH08123264A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098767A1 (ja) * 2008-02-07 2009-08-13 Nec Display Solutions, Ltd. 電子機器の騒音軽減機構および騒音軽減方法
JP2010201677A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Seiko Epson Corp プリンター

Cited By (3)

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