JP5288497B2 - 電子機器の騒音軽減機構および騒音軽減方法 - Google Patents

電子機器の騒音軽減機構および騒音軽減方法 Download PDF

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Description

本発明はヘルムホルツ吸音器を具備する電子機器の騒音軽減機構および騒音軽減方法に関する。
FANが設けられる電子機器での雑音抑制は、FANに連通する通気ダクト内に吸音材を使用することや、特許文献1(特開2007−47560号公報)に開示されるように、ヘルムホルツ吸音器を配置することで行われていた。
ヘルムホルツ吸音器は開口を備える空洞の筐体にて吸音作用を生じるもので、その吸音周波数fは、音速、開口部の面積、空洞部の体積を含むパラメータにより決定される。
吸音材を使用した場合、吸音効果を高めようとすると吸音材を収容する通気ダクトの長さを長くする必要があり、小型の機器には適用しにくい。また吸音材の特長として低い周波数に関しては吸音効果が低いという問題もあった。
FANは一般的に被冷却部の温度変化に応じてその回転数が変動される。ヘルムホルツ吸音器は、上述したように吸音周波数が音速、開口部の面積、空洞部の体積を含むパラメータにより決定される周波数となるため、周波数帯域の広い雑音や、FANのような周波数が変動する雑音についてはあまり効果を得ることができない。いくつかの口径の異なる開口を配置することで複数の周波数の雑音を消音する構成とすることも考えられるが、すべてを同じ口径の開口とした場合と比較すると開口数が減少することとなるため、その分吸音特性が劣化するという課題もある。
さらに、ヘルムホルツ吸音器は吸音周波数が音速により決定されるが、このことは温度の変動により音速が変動し、その吸音周波数が変動することを意味する。
本発明は、電子機器のFANの回転数の変動や温度変動に関わらずに常に良好な騒音低減特性を維持することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の電子機器の騒音軽減機構は、通気ダクトを介して外気と連通するファンと、開口部を備えたヘルムホルツ吸音器と、を有する電子機器の騒音軽減機構であって、
被冷却部の温度を測定する第1の温度センサーと、
前記通気ダクト内の温度を測定する第2の温度センサーと、
前記通気ダクトと前記ヘルムホルツ吸音器の間に設けられ、前記開口部の開口量を調整する可変シャッター機構と、
前記第1の温度センサーおよび前記第2の温度センサーの測定した温度に応じて前記ファンの回転数を制御し、該回転数および前記第2の温度センサーの測定した温度に応じて前記可変シャッター機構による開口部の開口量を制御する制御部と、を含む。
本発明の電子機器の騒音軽減方法は、通気ダクトを介して外気と連通するファンと、開口部を備えたヘルムホルツ吸音器と、を有する電子機器の騒音軽減方法であって、
被冷却部の温度を測定し、
前記通気ダクト内の温度を測定し、
測定した前記被冷却部の温度および前記通気ダクト内の温度に応じて前記ファンの回転数を制御し、該回転数および前記通気ダクト内の温度に応じて前記開口部の開口量を制御する。
本発明によれば、ヘルムホルツ吸音器の周辺温度を考慮してヘルムホルツ吸音器の吸音周波数をFANの回転数に適応させているので、周辺温度やFANの回転数が変わっても常に良好な騒音低減特性を維持できる。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 (a)はヘルムホルツ吸音器200の斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図である 可変シャッター機構による吸音周波数fを調整する原理を示す図であり、(a),(c)は斜視図、(b),(d)のそれぞれは(a),(c)のA−A線断面図である。 可変シャッター機構による吸音周波数fを調整する原理を示す図であり、(a),(c)は斜視図、(b),(d)のそれぞれは(a),(c)のA−A線断面図である。 本発明の実施形態の制御動作を示すフローチャートである。 図1中のCPUブロック108の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 筐体
101 吸気部
102 通気ダクト
103 FAN
104 温度センサー
105 可変シャッター機構
106 ヘルムホルツ吸音器
107 温度センサー
108 CPUブロック
109 駆動回路
110 駆動回路
111 被冷却部
112 排気部
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態は、筐体100と、吸気部101と、通気ダクト102と、FAN103と、温度センサー104と、可変シャッター機構105と、ヘルムホルツ吸音器106と、温度センサー107と、CPUブロック108と、駆動回路109,110と、被冷却部111と、排気部112で構成される。
筐体100は電子機器の筐体であり、上記の各構成要素は筐体100に収容されるか、もしくは、筐体100に取り付けられている。
吸気部101は筐体100に設けられた開口であり、通気ダクト102は吸気部101とFAN103との間を連通する。FAN103は吸気部101より吸気を行い、被冷却部111に対して吸気した気体を吹き付ける。
温度センサー104は、通気ダクト102内の温度を測定し、測定温度を示す信号をCPUブロック108へ出力する。ヘルムホルツ吸音器106は通気ダクト102における騒音を吸音するために設けられたもので、ヘルムホルツ吸音器106と通気ダクト102の間にはヘルムホルツ吸音器106の吸音周波数を可変とする可変シャッター機構105が設けられている。
被冷却部111は電子機器内で発熱し、冷却が必要とされる部分である。電子機器がプロジェクタなどの光源を備えるものであれば光源部が被冷却部111に相当し、電子機器がプロジェクタなどであれば、メインCPUを搭載するボードが被冷却部111に相当する。温度センサー107被冷却部111の温度を測定し、測定温度を示す信号をCPUブロック108へ出力する。
CPUブロック108は入力された温度センサー104、107の測定温度に応じて駆動回路109、110をそれぞれ介して可変シャッター機構105、FAN103の動作を制御する。
排気部112は筐体100に設けられた開口であり、吸気部101により筐体100内に導入された気体を排気する。
上記の構成を備える本実施形態は、冷却用のFAN103で発生する雑音をヘルムホルツ吸音器106で吸音し、電子機器により発生する雑音を軽減するものである。
図2はヘルムホルツ吸音器による吸音周波数を説明するための図であり、図2(a)はヘルムホルツ吸音器200の斜視図、図2(b)は図2(a)のA−A線断面図である。
ヘルムホルツ吸音器200は、外面に複数の開口201が複数設けられ、内部は空洞部202とされている。開口201の形状は図示されるような円形に限定されるものではなく、四角形、楕円であってもよい。ヘルムホルツ吸音器200による概ねの吸音周波数fは、以下の式により計算される。
Figure 0005288497
ここで、fは吸音周波数、Cは音速、σは開口部201の面積、Vは空洞部202の体積である。実際には開口部201の厚みや、空洞部202の形状でも変化するため補正が必要となる。
上記のように、吸音周波数fが開口部201の面積σにより決定されることから、開口部201の面積σを制御することにより吸音周波数fを制御することが可能となる。
図3は、可変シャッター機構105による吸音周波数fを調整する原理を示す図である。図3(a),(c)は斜視図、図3(b),(d)のそれぞれは(a),(c)のA−A線断面図である。
複数の開口を備えるヘルムホルツ吸音器300に対し、同様の開口を備える可変シャッター301が、ヘルムホルツ吸音器300の開口形成面を覆う形態とされている。
図3(a),(b)と図3(c),(d)は吸音周波数fがそれぞれ異なる状態を示しており、図3(a),(b)に示す状態ではヘルムホルツ吸音器300が備える開口と可変シャッター301が備える開口とが一致した状態とされ、図3(c),(d)に示す状態では、ヘルムホルツ吸音器300が備える開口の一部を可変シャッター301の非開口面が塞ぐ形態とされている。
可変シャッター機構105は、図3に示した可変シャッターや可変シャッターを移動させるモータ(不図示)を備えている。該モータは、駆動回路109により駆動される。
CPUブロック108は、温度センサー104、107から送られてくる測定温度示す信号に応じてFAN103の回転数、および、可変シャッター機構105の開口量を決定し、決定した回転数、開口量となるように駆動回路110、109を介してFAN103の回転数、および、可変シャッター機構105の開口量を制御し、ヘルムホルツ吸音器106の吸音周波数を制御する。
図4は、ヘルムホルツ吸音器の他の例を示す図であり、図4(a),(c)は斜視図、図4(b),(d)のそれぞれは(a),(c)のA−A線断面図である。
図4に示すヘルムホルツ吸音器700は、一平面に開口が設けられた中空円柱形状であり、ヘルムホルツ吸音器700の開口と同形状の開口を備えた円板形状の可変シャッター701と組み合わされている。
可変シャッター701は、ヘルムホルツ吸音器700と同心的に配置され、ヘルムホルツ吸音器700を貫く軸を中心としてモータ703により回転する。モーター703により可変シャッター701が回転することで開口部の開口量が変化する。
複数の開口を備えるヘルムホルツ吸音器300に対し、同様の開口を備える可変シャッター301が、ヘルムホルツ吸音器300の開口形成面を覆う形態とされている。
図4(a),(b)と図4(c),(d)は吸音周波数fがそれぞれ異なる状態を示しており、図4(a),(b)に示す状態ではヘルムホルツ吸音器700が備える開口と可変シャッター701が備える開口とが一致した状態とされ、図4(c),(d)に示す状態では、ヘルムホルツ吸音器700が備える開口の一部を可変シャッター701の非開口面が塞ぐ形態とされている。
ヘルムホルツ吸音器700および可変シャッター701に設けられる複数の開口は、同心円状に配置されており、中心から離れるほど、1個の開口部に対しての空洞部の体積が増加する。開口はこれを考慮して、体積が増加した分、その面積を増加させている。図4(c),(d)において斜線で示される領域は、仕切り703による空洞部の体積が制限される領域である。これらの構成を備えることにより、いずれの開口に対しても、吸音周波数は一定となる。
以下に、CPUブロック108による制御動作について、そのフローチャートである図5を参照して説明する。
図5に示される制御動作は、所定時間ごとに繰り返し行われるものである。CPUブロック108は、図6に示すように、CPU501の他に、図5に示される制御動作を行うためのプログラムや、温度センサー104、107から送られてくる信号などを記憶する記憶部502などが含まれている。
CPUブロック108は、まず、温度センサー107から送られてくる信号が示す被冷却部111の温度が予め定められた想定値を上回るかを確認する(ステップS401)。被冷却部111の温度が予め定められた想定値を上回る場合にはFAN103の回転数を最大値とする。
被冷却部111の温度が予め定められた想定値よりも低い場合には、温度センサー104から送られてくる信号が示す通気ダクト102内の温度(外部温度)に応じてFAN103の回転数を決定する。
外部温度が前回の測定値よりも高いものであることが確認された場合には(ステップS403)、FAN103の回転数を現在の回転数よりも予め定められた所定数高いものとする(ステップS404)。
外部温度が前回の測定値よりも低いものであることが確認された場合には(ステップS405)、FAN103の回転数を現在の回転数よりも予め定められた所定数低いものとする(ステップS406)。
外部温度が前回の測定値と等しいものであることが確認された場合には(ステップS407)、FAN103の回転数を現在の回転数に維持する(ステップS408)。
上記の、ステップS402、S404、S406、S408にてFAN103の回転数を定めた後、決定したFAN103の回転数に応じた吸音周波数となるように、駆動回路を介して可変シャッター機構105の可変シャッターを移動させてヘルツホルム吸音器106の開口量を調整する(ステップS409)。その後、ステップS401に戻って上記の動作を繰り返す。
吸音周波数を変化させるためには、空洞部の体積を変化させることや、開口部の面積を変化させることで実現できる。可変シャッター機構105ヘルムホルツ吸音器106と対で機能し、図3に示したように可変シャッターを移動させて開口量を可変することで吸音周波数を変化させる。FAN103の回転数が上がった場合には、駆動回路103により可変シャッターを開口量が大きくなる方向に移動させ、回転数が下がった場合には、可変シャッターを開口量が小さくなる方向に移動させる。
ステップS409で決定される、FAN103の回転数に応じた吸音周波数とは、具体的にはFAN103の回転数のN倍の周波数である。CPUブロック108は、ステップS402、S404、S406、S408にて駆動回路110への駆動信号によるFAN103の回転数を変更した後に、そのN倍の吸音周波数となるヘルツホルム吸音器106の開口量を決定する。手法としては、FAN103の回転数に応じたヘルツホルム吸音器106の開口量を格納するテーブルを記憶部502に記憶させ、該テーブルを参照して開口量を確認する手法や、(1)式から開口量を求める手法が挙げられ、これらのいずれの手法を用いることとしてもよい。
CPUブロック108は、上記のいずれかの手法により求められた開口量となるように可変シャッターの移動量を求める。この移動量は、前回移動を行わせた後の現在位置を記憶部502に記憶させておき、現在位置から上記の開口量となる位置までの相対的な移動量分だけ移動させる、また、絶対的なイニシャル位置まで可変シャッターを移動させた後に上記の開口量となる位置までの移動させるなど、従来行われている手法により行う。
上記のように構成される本実施形態においては、雑音元であるFANの周波数とヘルムホルツ吸音器の吸音周波数を決定する音速に着目し、この2つのパラメータよりヘルムホルツ吸音器の開口量を可変することでヘルムホルツ吸音器の吸音周波数を可変している。吸音周波数はFAN103の周波数が固定の場合、温度センサー104により測定する通気ダクト102内の温度をヘルムホルツ吸音器の周辺の外気温度とし、外気温度が上がった場合、ヘルムホルツ吸音器の開口部の面積を狭め、外気温度が下がった場合、ヘルムホルツ吸音器の開口部の面積を広げることでヘルムホルツ吸音器106の吸音周波数を一定にする。
他の例として温度センサー107の測定温度を電子機器の内部温度とし、内部温度が前回の測定値より大きければFAN103の回転数を増加させ、内部温度が前回の測定値より小さければFAN103の回転数を減少させ、FAN103の回転数に応じて可変シャッターを制御して騒音を低減することとしてもよい。この場合、温度センサー104の測定温度はFAN103の回転数制御には使用せず、通気ダクト102の温度の検出にのみ使用し、測定温度は温度に依存する(1)式における音速を導出するために用いることとなる。
図7は、本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。
図1に示した実施形態が吸気系に対してヘルムホルツ吸音器を設けた構成であるのに対し、本実施形態では排気系に対してもヘルムホルツ吸音器を設けている。図7では、図1に示した実施形態と同様に作用するものに対しては同じ符号を付している。
本実施形態は、図1に示した各構成要素に加え、排気部601と、通気ダクト602と、FAN603と、温度センサー604と、可変シャッター機構605と、ヘルムホルツ吸音器606と、駆動回路609,610とが設けられている。また、CPUブロック108は図1に示した実施形態における制御動作に加えて温度センサー107、604の測定温度に応じて駆動回路109、110をそれぞれ介して可変シャッター機構605、FAN603の動作を制御するCPUブロック608とされている。
排気部601は筐体100に設けられた開口であり、通気ダクト602は排気部601とFAN603との間を連通する。FAN603は筐体100内の空気を通気ダクト602および排気部601を介して筐体100の外部に排気する。
温度センサー604は、通気ダクト602内の温度を測定し、測定温度を示す信号をCPUブロック108へ出力する。ヘルムホルツ吸音器606は通気ダクト602における騒音を吸音するために設けられたもので、ヘルムホルツ吸音器606と通気ダクト602の間にはヘルムホルツ吸音器606の吸音周波数を可変とする可変シャッター機構605が設けられている。
本実施形態におけるCPUブロック108の制御動作は、排気部601と、通気ダクト602と、FAN603と、温度センサー604と、可変シャッター機構605と、ヘルムホルツ吸音器606と、駆動回路609,610のそれぞれを排気部101と、通気ダクト102と、FAN103と、温度センサー104と、可変シャッター機構105と、ヘルムホルツ吸音器106と、駆動回路109,110に置き換えると第1の実施形態と同様のものとなり、図5に示したフローチャートと同じである。
本実施形態では吸気部と排気部のそれぞれにFAN103、603を設けることにより、各FANの回転数を低く抑えることができ、さらなる低雑音化が可能となる。

Claims (9)

  1. 通気ダクトを介して外気と連通するファンと、開口部を備えたヘルムホルツ吸音器と、を有する電子機器の騒音軽減機構であって、
    被冷却部の温度を測定する第1の温度センサーと、
    前記通気ダクト内の温度を測定する第2の温度センサーと、
    前記通気ダクトと前記ヘルムホルツ吸音器の間に設けられ、前記開口部の開口量を調整する可変シャッター機構と、
    前記第1の温度センサーおよび前記第2の温度センサーの測定した温度に応じて前記ファンの回転数を制御し、該回転数および前記第2の温度センサーの測定した温度に応じて前記可変シャッター機構による開口部の開口量を制御する制御部と、を含む電子機器の騒音軽減機構。
  2. 請求項1記載の電子機器の騒音軽減機構において、
    前記通気ダクト、ファン、ヘルムホルツ吸音器、第2の温度センサーおよび可変シャッター機構のそれぞれは、吸気用と排気用に2組設けられる電子機器の騒音軽減機構。
  3. 請求項1または請求項2記載の電子機器の騒音軽減機構において、
    前記制御部は、前記ヘルムホルツ吸音器の吸音周波数がファンの回転数のN倍(Nは自然数)となるように前記可変シャッター機構による開口部の開口量を制御する電子機器の騒音軽減機構。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子機器の騒音軽減機構において、
    制御部は、前記第1の温度センサーおよび第2の温度センサーの測定した温度の検出を定期的に行い、前記第1の温度センサーによる測定温度が予め定められた温度を超える場合には前記ファンの回転数を最大値とし、前記第1の温度センサーによる測定温度が予め定められた温度を超えず、前記第2の温度センサーによる測定温度が前回の測定値を超える場合には前記ファンの回転数を所定回転数高くし、前記第1の温度センサーによる測定温度が予め定められた温度を超えず、前記第2の温度センサーによる測定温度が前回の測定値を超えない場合には前記ファンの回転数を所定回転数低くし、前記第1の温度センサーによる測定温度が予め定められた温度を超えず、前記第2の温度センサーによる測定温度が前回の測定値と等しい場合には前記ファンの回転数を維持させる電子機器の騒音軽減機構。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子機器の騒音軽減機構において、
    前記ヘルムホルツ吸音器は一側面に開口が設けられた箱形状であり、前記可変シャッター機構は、前記開口と同形状の開口を備えたシャッターと、該シャッターを移動させるモータから構成される電子機器の騒音軽減機構。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電子機器の騒音軽減機構を備えるプロジェクタ
  7. 通気ダクトを介して外気と連通するファンと、開口部を備えたヘルムホルツ吸音器と、を有する電子機器の騒音軽減方法であって、
    被冷却部の温度を測定し、
    前記通気ダクト内の温度を測定し、
    測定した前記被冷却部の温度および前記通気ダクト内の温度に応じて前記ファンの回転数を制御し、該回転数および前記通気ダクト内の温度に応じて前記開口部の開口量を制御する電子機器の騒音軽減方法。
  8. 請求項7記載の電子機器の騒音軽減方法において、
    前記ヘルムホルツ吸音器の吸音周波数がファンの回転数のN倍(Nは自然数)となるように前記開口部の開口量を制御する電子機器の騒音軽減方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の電子機器の騒音軽減方法において、
    前記被冷却部の温度および前記通気ダクト内の温度の検出を定期的に行い、前記被冷却部の温度が予め定められた温度を超える場合には前記ファンの回転数を最大値とし、前記被冷却部の温度が予め定められた温度を超えず、前記通気ダクト内の温度が前回の測定値を超える場合には前記ファンの回転数を所定回転数高くし、前記被冷却部の温度が予め定められた温度を超えず、前記通気ダクト内の温度が前回の測定値を超えない場合には前記ファンの回転数を所定回転数低くし、前記被冷却部の温度が予め定められた温度を超えず、前記通気ダクト内の温度が前回の測定値と等しい場合には前記ファンの回転数を維持させる電子機器の騒音軽減方法。
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