JP2008089287A - センサ内蔵機器 - Google Patents

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Nobuo Hamamatsu
信夫 濱松
Hitoshi Saito
等 斎藤
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Abstract

【課題】筐体外部の外気の変化に対する応答性が高く、筐体内の内部回路による影響を受けにくいセンサ内蔵機器を実現する。
【解決手段】筐体内部にセンサを有し、筐体に設けられた通気口からこのセンサに外気を導入して物理量を測定するセンサ内蔵機器において、
前記筐体の隅のいずれかに前記センサが配置されるセンサ収納スペースを設け、このセンサ収納スペースを筐体内の他のスペースから仕切る隔壁を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度センサ等のセンサを内蔵したワイヤレス送信装置などに適用可能なセンサ内蔵機器に関するものである。
従来より、室内に設けられた空調装置等においては、運転・停止・温度設定等がワイヤレスの送信装置と受信装置によって行われている。空調装置側にワイヤレス受信装置が設けられ、ワイヤレス送信装置から送信されてくる送信情報に基づいて、空調装置の運転・停止・温度設定や風量制御等が行われる。
空調装置用のワイヤレス送信装置には、室内の温度を測定するために温度センサが設けられることが多くある。温度センサはワイヤレス送信装置の内部に設けられ、筐体に通気口を形成して温度センサに室内の空気を導く。
このような室内温度を測定するワイヤレス送信装置における温度センサの配置構造については、下記のような考案が提案されている。
実開平5−87445号公報 実開昭63−72442号公報
特許文献1に記載の考案を図5に示す。特許文献1には、仕切壁105によって筐体102内部に空調された室内における気流に沿った空間106を設け、この空間106内に温湿度検出器103を配設し、空間106の上下面をセンサ用開口部104a,104bとして室内における気流を流す空調用設定器101が記載されている。
この考案では、仕切壁105によって仕切られた空間106にセンサを配置することによって筐体内の内部回路の発熱の影響を遮断できるという効果が考えられる。
特許文献2に記載の考案を図6に示す。また、特許文献2には、本体201内部に通路207を上、下方向に形成し、この通路207の上部側にリモコン内に設けられる発熱部品206を設けると共に、通路207の下部にセンサ203を設けた空気調和機のリモコンが記載されている。
この考案では、上下方向に形成した通路207において発熱部品206とセンサ203を離したことによって、センサ203が発熱部品207からの熱の影響を受けにくくなるという効果が考えられる。
しかしながら、特許文献1のような空調用設定器では、センサが設けられる断熱空間、すなわちセンサ収納スペースは、室内における気流に沿って形成されるため、空調用設定器の上下方向に貫通する。このため、センサを通る空気は空調用設定器の上部から下部までの長い距離を流れることになる。したがって、室内の温度変化に対しセンサ収納スペース内の温度変化の応答性が悪く、室内の温度変化が早い場合には正確な温度測定をすることができない。
また、特許文献2のようなリモコンも、センサが設けられる通路、すなわちセンサ収納スペースが上下方向に形成されるため、センサを通る空気はリモコンの上下方向の長い距離を流れる。そのため、特許文献1と同様に、室内の温度変化に対しセンサ収納スペース内の温度変化の応答性が悪く、室内の温度変化が早い場合には正確な温度測定をすることができない。
また、センサ収納スペースにおける空気の流れる経路の長短だけでなく、センサ収納スペースの容積がセンサ自体の大きさに対して大きすぎるような場合、すなわちセンサ収納スペースに余分な容積が存在するような場合には、室内の温度変化に対しセンサ収納スペースの温度変化の応答性が悪く、室内の温度変化が早い場合には正確な温度測定をすることができない。
本発明は、上記のような従来装置の欠点をなくし、筐体外部の外気の変化に対する応答性が高く、筐体内の内部回路による影響を受けにくいセンサ内蔵機器を実現することを目的としたものである。
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1では、筐体内部にセンサを有し、筐体に設けられた通気口からこのセンサに外気を導入して物理量を測定するセンサ内蔵機器において、
前記筐体の隅のいずれかに前記センサが配置されるセンサ収納スペースを設け、このセンサ収納スペースを筐体内の他のスペースから仕切る隔壁を設けたことを特徴とする。
請求項2では、請求項1に記載のセンサ内蔵機器において、前記通気口は、前記センサ収納スペースを囲む筐体外周面のうちの隣接する少なくとも2面上に設けられたことを特徴とする。
請求項3では、請求項2に記載のセンサ内蔵機器において、前記隣接する2面は、前記筐体の上部面および側面、または下部面および側面であることを特徴とする。
このように、筐体の隅のいずれかに前記センサが配置されるセンサ収納スペースを設けたことによって、筐体外部の外気の変化に対する応答性の高いセンサ内蔵機器を実現することができる。また、このセンサ収納スペースを筐体内の他のスペースから仕切る隔壁を設けたことによって、筐体内の内部回路による発熱の影響を受けにくくすることができる。
センサ収納スペースを筐体のコーナーに設けたことによって、外気をセンサに導く経路が短くなるとともに、センサ収納スペースの容積を小さく抑えることができ、外気の変化に対する応答性が高くなる。
なお、センサ収納スペースは筐体のどのコーナーに形成してもよい。さらに、センサ収納スペースを形成するコーナーは一ヶ所のみに限らず、センサが複数存在する場合など必要に応じて複数のコーナーに形成してもよい。
請求項2では、センサ収納スペースを囲む筐体外周面のうちの隣接する少なくとも2面上に通気口が設けられるため、隣接しない2面に通気口を設けた場合に比べ、外気がセンサ収納スペース内を通る経路が短くなり、外気の変化に対する応答性をより高めることができる。
請求項3では、通気口を設ける2面が上部面と側面、または下部面と側面であるため、前面および背面のデザインの自由度を確保したまま、上述の応答性の高さなどの効果をえることができる。
以下、図面を用いて本発明のセンサ内蔵機器について説明する。
図1は本発明のセンサ内蔵機器の一実施例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は前面図、(c)は右側面図である。本実施例は空調装置のワイヤレス送信装置に本発明を適用した例である。直方体状の筐体1の前面には、空調装置のON/OFFを切り替える運転キーや設定温度を上げ下げするための室温設定キー、空調装置の設定状況や室内温度を表示可能な液晶表示部などが設けられている。筐体1の内部には、液晶表示部を制御する液晶表示装置やプリント配線板、電源、室温を測定する温度センサなどが収納される。
筐体1内部の右上コーナーに、温度センサ2を配置するセンサ収納スペース3を設ける。センサ収納スペース3は、筐体1内部において右上コーナー部分を他のスペースから仕切る隔壁4および筐体1外周面によって囲まれたスペースである。隔壁4は、筐体上面部から垂直に形成され、途中筐体右側面側に45度ずつ2回に分けて折れ曲がり、右側面部に垂直に交わるように形成されている。隔壁4を挟んでセンサ収納スペース3の反対側のスペースには電源やプリント配線板などの発熱部品が配置される。センサ収納スペース3は隔壁4によって筐体1内部の他のスペースから熱的に遮断され、温度センサ2は発熱部品による熱の影響を受けない。
なお、温度センサ2と隔壁4は筐体1内部にあるため本来前面からは見えないが、説明のため図1(b)中に示す。
センサ収納スペース3を囲む筐体1の外周面のうち、上面の壁面に通気口11aを、右側面の壁面に通気口11bを設ける。これらの通気口によって外気がセンサ収納スペース3内に流通し、温度センサ2で外気の温度が測定できる。一方の通気口から流入した外気は、隔壁4によってもう一方の通気口に導かれる。例えば、図1(b)中に矢印で示すように、右側面の通気口11bから外気がセンサ収納スペース3に流入し、温度センサ2を経由して上面の通気口11aから筐体1の外に流出していく。なお、通気口11a、11bの形状は、図1(a)、(c)ではスリット状であるが、特にこれに限定されるものではない。
センサ収納スペース3を筐体1のコーナーに設けたことによって、外気をセンサに導く経路が短くなり、また、温度センサ2が配置されるスペースの容積を小さく抑えることができるため、外気温度が変化した場合にセンサ収納スペース3内の温度が外気温度と一致するまでの期間が短くなる。そのため、外気の温度変化に対する温度センサ2の出力の応答が速くなる。
また、センサ収納スペース3を囲む壁面のうち上面部と側面部のように隣接する2面に通気口を設けたことによって、隣接しない2面(たとえば前面部と背面部)に通気口を設けた場合に比べ、外気が通気口から流入して他の通気口から流出するまでの経路が短くなる。そのため、センサ収納スペース3内を外気が循環するスピードが速くなり、外気の温度変化に対する温度センサ2の出力の応答が速くなる。
図2〜図4に本発明によるセンサ内蔵機器のバリエーションを示す。図2から図4に示したバリエーションを適宜組み合わせてセンサ内蔵機器を構成することができる。
図2はセンサ収納スペース3を囲む壁面のうち、通気口をどの隣接する2面に設けるかについて他の例を示す図である。
(a)はセンサ収納スペース3を囲む壁面のうち前面部と側面部の壁面に通気口11c,11bを設けた例である。
(b)はセンサ収納スペース3を囲む壁面のうち前面部と上面部の壁面に通気口11c,11aを設けた例である。
(c)はセンサ収納スペース3を囲む壁面のうち側面部と背面部の壁面に通気口11b,11dを設けた例である。
(d)はセンサ収納スペース3を囲む壁面のうち上面部と背面部の壁面に通気口11a,11dを設けた例である。
なお、図1に示すように、隣接する2面として側面部と上面部に通気口を設けた場合は、前面部および背面部のデザインに影響を与えることがないため、前面および背面のデザインの自由度を確保することができる。
図3は隔壁4およびセンサ収納スペース3の形状について他の例を示す図である。
(a)はセンサ収納スペース3が直方体状になるように隔壁(4a)を形成した例である。
(b)はセンサ収納スペース3が三角柱状になるように隔壁(4b)を形成した例である。
(c)はセンサ収納スペース3が1/4円柱状になるように隔壁(4c)を形成した例である。
(d)はセンサ収納スペース3が三角錐状になるように隔壁(4d)を形成した例である。
(e)はセンサ収納スペース3がスプーンですくったような形状、あるいは1/8球体状になるように隔壁(4e)を形成した例である。
図4はセンサ収納スペース3を設ける位置の他の例を示す図である。
(a)はセンサ収納スペースを筐体1の右下コーナーに形成した例である。
(b)はセンサ収納スペースを筐体1の左下コーナーに形成した例である。
(a)(b)のように、上面部と右側面部のコーナーに限らず、センサの種類やセンサ内蔵機器内部の部品配置などの関係で、センサ収納スペースを筐体1の下部に設けてもよい。
(c)はセンサ収納スペースを複数のコーナーに形成した例である。センサ収納スペースは1ヶ所に限らず、センサの種類が多いような場合など必要に応じて複数のコーナーに設けてもよい。
図1は本発明のセンサ内蔵機器の一実施例を示す図。 図2センサ収納スペース3を囲む壁面のうち、通気口をどの隣接する2面に設けるかについて他の例を示す図。 図3隔壁4およびセンサ収納スペース3の形状について他の例を示す図。 図4はセンサ収納スペース3を設ける位置の他の例を示す図。 図5は従来のセンサ内蔵機器の一例を示す図。 図6は従来のセンサ内蔵機器の他の一例を示す図。
符号の説明
1 筐体
2 温度センサ
3 センサ収納スペース
4,4a〜4e 隔壁
11a〜11d 通気口

Claims (3)

  1. 筐体内部にセンサを有し、筐体に設けられた通気口からこのセンサに外気を導入して物理量を測定するセンサ内蔵機器において、
    前記筐体の隅のいずれかに前記センサが配置されるセンサ収納スペースを設け、このセンサ収納スペースを筐体内の他のスペースから仕切る隔壁を設けたことを特徴とするセンサ内蔵機器。
  2. 前記通気口は、前記センサ収納スペースを囲む筐体外周面のうちの隣接する少なくとも2面上に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のセンサ内蔵機器。
  3. 前記隣接する2面は、前記筐体の上部面および側面、または下部面および側面であることを特徴とする請求項2に記載のセンサ内蔵機器。
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