JP2017067609A - センサモジュール及びそれを備えたセンサ装置 - Google Patents

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広文 望月
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Abstract

【課題】防水性を確保しながら、周囲環境を迅速に精度良く検知することができるセンサモジュール及びそれを用いたセンサ装置を提供する。【解決手段】センサモジュール(1)は、筐体(4)と、筐体に収容される回路基板(2)と、回路基板の一面(2a)に実装され、筐体の周囲環境を測定対象としたセンサ(6)とを備え、回路基板の一面側の筐体に貫通され、防水性及び透湿性を有する第1シート(14)で塞がれた第1通気孔(12)と、回路基板の一面と反対側の他面(2b)側の筐体に貫通され、防水性及び透湿性を有する第2シート(18)で塞がれた第2通気孔(16)と、回路基板に貫通された第3通気孔(20、22)とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、センサモジュール及びそれを備えたセンサ装置に関する。
特許文献1には、センシング部を有する湿度センサと、湿度センサを収容したケースとを備えた湿度センサモジュールが開示されている。この湿度センサモジュールは回路基板に実装されている。ケースのセンシング部と対向する部位には貫通穴が設けられている。また、回路基板の貫通穴と対向する部位には基板貫通穴が設けられている。そして、貫通穴及び基板貫通穴を介してセンシング部に外気が導入されることで、外気の湿度が測定可能となっている。
特開2006−10547号公報
上記従来技術では、貫通穴及び基板貫通穴からなる1つの通気孔しかケースに形成されていない。これでは、通気孔から導入される外気は量が少なく、逃げ場がないため、ケース内の湿度センサの近傍で滞留し易い。このように、ケースに1つの通気孔しか備えない場合は、ケースの内外における外気の循環が阻害され、特に夏場等は、外気とケース内との温度差や湿度差が大きくなるため、湿度センサモジュールの周囲環境を迅速に精度良く検知できないおそれがある。
また、湿度センサは、貫通穴及び基板貫通穴を介して湿度センサモジュールの外部に直接に露出されている。これでは、湿度センサモジュールの防水性が確保できず、湿度センサに水滴等が付着すると湿度センサモジュールが壊れるおそれもある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防水性を確保しながら、周囲環境を迅速に精度良く検知することができるセンサモジュール及びそれを用いたセンサ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のセンサモジュールは、筐体と、筐体に収容される回路基板と、回路基板の一面に実装され、筐体の周囲環境を測定対象としたセンサとを備え、回路基板の一面側の筐体に貫通され、防水性及び透湿性を有する第1シートで塞がれた第1通気孔と、回路基板の一面と反対側の他面側の筐体に貫通され、防水性及び透湿性を有する第2シートで塞がれた第2通気孔と、回路基板に貫通された第3通気孔とを有する。
好ましくは、第1通気孔は、筐体の厚さ方向にてセンサと対向する位置に設けられる。
好ましくは、第2通気孔は、筐体の厚さ方向にてセンサと回路基板を介して対向する位置に設けられる。
好ましくは、第3通気孔は、センサの外周縁に沿って複数設けられる。
好ましくは、複数の第3通気孔は、回路基板のスルーホールである。
好ましくは、複数の第3通気孔は、それぞれセンサの外周縁に沿ったスリット状をなす。
好ましくは、第2通気孔は、筐体にスリット状をなして複数設けられる。
好ましくは、センサは、温度若しくは湿度の何れか一方、又は温度及び湿度の両方を測定対象とする。
また、本発明のセンサ装置は、上述した何れかのセンサモジュールを備える。
本発明のセンサモジュール及びそれを備えたセンサ装置によれば、防水性を確保しながら、周囲環境を迅速に精度良く検知することができる。
本発明の一実施形態に係るセンサモジュールの斜視図である。 図1のセンサモジュールの分解斜視図である。 図1のセンサモジュールのA−A断面図である。 図1の変形例となる第3通気孔を有するセンサモジュールの斜視図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態に係るセンサモジュール1について説明する。 図1に示すように、センサモジュール1は、薄型電池(例えばリチウム2次電池)を圧着して電気的に接続した回路基板2を薄型の筐体4に収容して形成されている。筐体4は例えば樹脂製であって防水構造を有して形成されている。回路基板2は、積層プリント基板であって、その一面2aには半導体チップや複数のセンサ等の電子部品が実装されている。
具体的には、一面2aには、センサモジュール1の周囲環境である外気の温度及び湿度を測定対象とした温湿センサ6が実装されている。
図2に示すように、筐体4は、回路基板2の一面2a側に設けられたカバー8と、回路基板2の一面2aと反対側の他面2b側に設けられたケース10とから形成されている。カバー8の外周端8aとケース10の外周端10aとを突き合わせ、各外周端8a、10a間に防水性を有する図示しない両面テープ等を挟着することで、カバー8とケース10とが接着され、防水構造の筐体4が形成される。
ここで、図3にも示すように、カバー8には円形開口をなす第1通気孔12が1つ貫通されている。第1通気孔12は、カバー8の内面8bに接着された防水性及び透湿性を有する第1シート14で塞がれている。第1通気孔12は、筐体4の厚さ方向Yにて温湿センサ6と対向する位置に設けられている。また、ケース10には長孔開口をなす第2通気孔16がスリット状をなして6つ貫通されている。
各第2通気孔16は、ケース10の内面10bに接着された防水性及び透湿性を有する第2シート18で塞がれている。第2通気孔16は、筐体4の厚さ方向Yにて温湿センサ6と回路基板2を介して対向する位置に設けられている。
さらには、図2にも示すように、回路基板2には円形開口をなす第3通気孔20が4つ貫通されている。各第3通気孔20は、温湿センサ6の平面矩形状の各辺の近傍にそれぞれ設けられ、すなわち、温湿センサ6の外周縁に沿って設けられている。
以上のように本実施形態のセンサモジュール1によれば、第1から第3通気孔12、16、20を有することにより、第1及び第2シート14、18により防水性を確保しながら、センサモジュール1の周囲の温度及び湿度を迅速に精度良く検知することができる。詳しくは、従来のように、センサモジュール1が温湿センサ6と対向する位置に第1通気孔12のみを有する場合、筐体4内に導入される外気は量が少なく、逃げ場がないため、筐体4内の温湿センサ6の近傍で滞留し易い。
このように、筐体4に1つの第1通気孔12しか存在しない場合は、筐体4の外から内、内から外に向けた外気の循環気流の形成が阻害され、特に夏場等は、外気と筐体4内との温度差や湿度差が大きくなるため、センサモジュール1の周囲の温度及び湿度を迅速に精度良く検知できないおそれがある。
これに対し、本実施形態の場合、第1から第3通気孔12、16、20を設けたことにより、図3に破線矢印で示したように、筐体4の外から内、内から外に向けた外気の循環気流が形成される。これにより、温湿センサ6の近傍には常時リアルタイムの外気を導入することができる。従って、温湿センサ6で検知される外気の温度及び湿度は、実際の外気の温度及び湿度に迅速且つ高精度に追従し、筐体4内と実際の外気との温湿度差を大幅に低減することが可能となる。
以上で本発明の実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、第1から第3通気孔12、16、20の位置は上記実施形態に限定されない。但し、第1及び第2通気孔12、16を筐体4の厚さ方向Yにてそれぞれ温湿センサ6と対向して設け、また、第3通気孔20を温湿センサ6の外周縁に沿って複数設けることにより、円滑な循環気流を形成することができるため、センサモジュール1の周囲の温度及び湿度をより一層迅速に精度良く検知することができる。
また、第3通気孔20は、回路基板2に設けられ、一面2aと他面2bとを電気的に接続するためのスルーホールを利用して形成しても良い。これにより、第3通気孔20をより一層容易に形成可能である。
また、第1から第3通気孔12、16、20の開口形状や数も上記実施形態に限定されない。
例えば、図4に示すように、温湿センサ6の外周縁に沿ったスリット状の第3通気孔22を形成しても良い。この場合には、各第3通気孔22は長孔開口となるため、開口面積が円形開口の場合に比して大きくなる。これにより、さらなる円滑な循環気流を形成することができるため、センサモジュール1の周囲の温度及び湿度をより一層迅速に精度良く検知することができる。但し、回路基板2の強度を損なわないように、第1から第3通気孔12、16、20(或いは22)の開口面積は大きくし過ぎず、第1から第3通気孔12、16、20(或いは22)の数は多くし過ぎないようにするのが好ましい。
また、上記実施形態では、センサモジュール1の周囲の温度及び湿度を測定対象とした温湿センサ6が回路基板2に実装される場合について説明した。しかし、これに限らず、一面2aに実装するセンサは、センサモジュール1の周囲環境を測定対象とし、筐体4内に導入される外気の循環気流の形成により応答性及び精度が向上するセンサであれば良い。例えば、当該センサは、外気の温度のみを測定する温度センサ、外気の湿度のみを測定する湿度センサ、或いは、外気の気圧を測定する気圧センサ等であっても良い。
また、このようなセンサモジュール1は、種々の用途のセンサ装置に適用可能であることは勿論である。具体的には、センサモジュール1の周囲環境以外に、センサモジュール1の動態(移動、停止等)等を測定対象とした図示しない加速度センサや地磁気センサ等を一面2a又は他面2bに実装しても良い。さらには無線通信機能やデータ記録機能を実現可能な図示しない電子部品も一面2a又は他面2bに実装可能である。このように構成されるセンサモジュール1によって、薄型、小型、及び軽量であって携帯性に優れ、さらには無線通信やデータ記録を可能とする、例えば迷子検知や荷物検知を用途とした高機能のセンサ装置を実現することができる。
1 センサモジュール
2 回路基板
2a 一面
2b 他面
4 筐体
6 温湿センサ(センサ)
12 第1通気孔
14 第1シート
16 第2通気孔
18 第2シート
20、22 第3通気孔(スルーホール)

Claims (9)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容される回路基板と、
    前記回路基板の一面に実装され、前記筐体の周囲環境を測定対象としたセンサと
    を備え、
    前記回路基板の前記一面側の前記筐体に貫通され、防水性及び透湿性を有する第1シートで塞がれた第1通気孔と、
    前記回路基板の前記一面と反対側の他面側の前記筐体に貫通され、防水性及び透湿性を有する第2シートで塞がれた第2通気孔と、
    前記回路基板に貫通された第3通気孔と
    を有する、センサモジュール。
  2. 前記第1通気孔は、前記筐体の厚さ方向にて前記センサと対向する位置に設けられる、請求項1に記載のセンサモジュール。
  3. 前記第2通気孔は、前記筐体の厚さ方向にて前記センサと前記回路基板を介して対向する位置に設けられる、請求項1又は2に記載のセンサモジュール。
  4. 前記第3通気孔は、前記センサの外周縁に沿って複数設けられる、請求項1から3の何れか一項に記載のセンサモジュール。
  5. 前記複数の第3通気孔は、前記回路基板のスルーホールである、請求項4に記載のセンサモジュール。
  6. 前記複数の第3通気孔は、それぞれ前記センサの外周縁に沿ったスリット状をなす、請求項4に記載のセンサモジュール。
  7. 前記第2通気孔は、前記筐体にスリット状をなして複数設けられる、請求項1から6の何れか一項に記載のセンサモジュール。
  8. 前記センサは、温度若しくは湿度の何れか一方、又は温度及び湿度の両方を測定対象とする、請求項1から7の何れか一項に記載のセンサモジュール。
  9. 請求項1から8の何れか一項のセンサモジュールを備えたセンサ装置。
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