JP6622038B2 - 警報器 - Google Patents

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本発明は、警報器に関する。
従来より、ガスセンサを内蔵し、ガス漏れを検出して警報を発する警報器や、COセンサを内蔵し、一酸化炭素の発生を検出して警報を発する警報器など、雰囲気中の所定のガスを検出して警報を発する警報器が知られている。また、近年では、ガスセンサ及びCOセンサといった複数のセンサを内蔵する警報器も知られている。このような警報器では、筐体をなすケース本体内に個々のセンサが内蔵されており、ケース本体内には、個々のセンサに対応して、当該センサを収容するセンサ室がそれぞれ設けられている。また、ケース本体には、個々のセンサ室毎に、スリットなどで構成される開口部が形成されている。これにより、警報器の周囲の雰囲気は開口部を介してセンサ室に流入する。
また、この類の警報器では、警報器が正常に動作するかどうかを点検することが重要であるところ、ケース本体の開口部に検査ガスを吹き付け、センサ室内に検査ガスを強制的に注入することで、警報器が正常に動作するか否かを確認することができるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−190589号公報
ところで、複数のセンサを内蔵する警報器においては、センサ室毎に検査ガスを注入する必要があるため、点検作業が煩雑となる。また、個々のセンサ室に対応して複数の開口部が存在したり、点検作業のために各開口部に「CO点検口」といった表示を設けたりしているため、警報器の意匠性を低下させる要因となっていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、点検作業の効率化と警報器の意匠性の向上とを図ることができる警報器を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明は、それぞれが雰囲気中の所定のガスを検出する複数のセンサと、複数のセンサを内部に収容する筐体をなすケース本体と、を有する警報器を提供する。ここで、センサのそれぞれは、円筒形状のセンサ本体と、センサ本体の一方の端部に配置され、所定のガスを検知するための検知部と、を有する。また、ケース本体は、ケース本体の内部空間を区画してセンサ室を構成する隔壁と、ケース本体の周囲の雰囲気がセンサ室内に流入するための開口部と、を備える。そして、隔壁は、センサ室が複数のセンサに対して共通の空間をなすように複数のセンサの検知部を含むセンサ本体の端部側部分的に取り囲んで配置されている。
また、本発明において、複数のセンサは、検知部が互いに近接するように、ケース本体内に横置き状にそれぞれ配置されていることが好ましい。
また、本発明において、ケース本体は、開口部とセンサ室内に存在する部品との間に両者を隔てるように配置された規制壁をさらに有することが好ましい。
さらに、本発明において、ケース本体は、上下に分離可能な一対のケースで構成されることが好ましい。この場合、隔壁は、一対のケースのうち一方のケース又は双方のケースに立設された立壁により複数のセンサを挟み込んで構成されていることが望ましい。
本発明によれば、複数のセンサがセンサ室を共通にしているため、当該センサ室について検査ガスを注入すればよく、点検作業を簡単に行うことができる。また、ケース本体に形成された開口部は共通のセンサ室に通じているため、個々のガスを識別するための表示を開口部に設ける必要も無く、また、当該センサ室についてスリットを設ければよいので、開口部の数の減少を図ることができる。これにより、警報器の意匠性の向上を図ることができる。
本実施形態にかかる警報器を模式的に示す正面図 図1に示す警報器を模式的に示す右側面図 図2に示す警報器のAA断面図 図1に示す警報器を模式的に示す分解斜視図 上ケースの内面側の構造を示す図 下ケースの内面側の構造を示す図 図1に示す警報器のAA断面図 図1に示す警報器のBB断面図
図1は、本実施形態にかかる警報器1を模式的に示す正面図であり、図2は、図1に示す警報器1を模式的に示す右側面図である。図3は、図2に示す警報器1のAA断面図である。図4は、図1に示す警報器1を模式的に示す分解斜視図である。図1,2において、紙面上方は警報器1の設置時における鉛直上方に相当し、紙面下方は警報器1の設置時における鉛直下方に相当する。本実施形態にかかる警報器1は、例えばメタンや水素、あるいは一酸化炭素(CO)に対する警報を行う警報器であり、例えば室内の壁等に設置されて使用され、設置場所で発生した異常状態(ガス漏れや燃焼機器の不完全燃焼など)を検出して警報を行う。この警報器1は、電池式のものである。
警報器1は、ケース本体10と、基板30,31と、ガスセンサ50と、COセンサ60とを主体に構成されている。
ケース本体10は、基板30,31、ガスセンサ50、COセンサ60、電池(図示せず)等を内部に収容する筐体である。ケース本体10は、互いに分離可能な下ケース11と上ケース12とで構成されており、下ケース11と上ケース12とを相互に嵌め合わせることで筐体が形成される。警報器1を設置する場合には、下ケース11が背面となるように壁等に固定される。
下ケース11は、正面側が開放された箱状の部材であり、合成樹脂などで形成されている。下ケース11は、矩形板状の背面部11aと、この背面部11aの周縁に立設された矩形枠状の周壁部11bとで構成されている。
上ケース12は、背面側が開放された箱状の部材であり、合成樹脂などで形成されている。上ケース12は、矩形板状の正面部12aと、この正面部12aの周縁に立設された矩形枠状の周壁部12bとで構成されている。
基板30,31は、プリント配線板であり、ガスセンサ50、COセンサ60の他、複数の電子部品が半田付け等によって実装されている。基板30,31は、実装された電子部品と電気的に接続されて電気回路を構成する配線パターンを有している。
基板30は、下ケース11の背面部11aに対して平行又は略平行な状態で配置されている。この基板30には、COセンサ60が実装されている。COセンサ60は、円筒状の外形形状を備え、その長手方向(円筒体の軸方向)が基板30に対して平行するように配置されている。換言すれば、COセンサ60は、下ケース11(本体ケース10)内において横置き状に配置されている。
また、基板30には、複数のLED35、スイッチ36、表示パネル(図示せず)、スピーカ(図示せず)、マイクロコンピュータ(図示せず)などが実装されている。なお、図3では、基板30に実装される部品の一部が省略して描かれている。
複数のLED35は、例えば赤、黄、緑に対応する3つのLEDで構成されている。これらのLED35は、マイクロコンピュータに制御され、ガスセンサ50及びCOセンサ60による警報を出力したり、警告状態を出力したりする。
スイッチ36は、マイクロコンピュータに対して点検動作の開始を指示したり、警報の停止を指示したりする。
表示パネルは、例えばLCDパネルである。表示パネルは、マイクロコンピュータに制御され、電池状態を表示する。
スピーカは、マイクロコンピュータに制御され、ガスセンサ50及びCOセンサ60による警報を出力する。
マイクロコンピュータは、警報器1の制御を司るものであり、ガスセンサ50及びCOセンサ60から出力される検出信号に基づいてLED35やスピーカを制御して警報を行う。
また、基板30は、矩形基板の一部が切り取られた略L字形状に形成されており、ケース本体10内に電池を収容するスペースを確保している。
これに対して、基板31は、下ケース11の背面部11aに対して直交又は略直交する状態で配置されている。基板31には、ガスセンサ50が実装されている。ガスセンサ50は、円筒状の外形形状を備え、その長手方向(円筒体の軸方向)が基板30に対して垂直となるように配置されている。このため、ガスセンサ50自体は、COセンサ60と同様、下ケース11(ケース本体10)内において横置き状に配置されている。
ガスセンサ50は、例えば接触燃焼式ガスセンサである。ガスセンサ50は、雰囲気中に含まれるメタンの濃度を検出し、その濃度に応じた検出信号をマクロコンピュータに出力する。なお、ガスセンサ50としては、半導体ガスセンサ等の周知のガスセンサを用いることもできる。
ガスセンサ50は、円筒形状のセンサ本体50aと、センサ本体50aの一方の端部に配置されて被検出ガスを検知するための検知部50bとで構成されている。ガスセンサ50は、検知部50bを含むセンサ本体50aの端部が、後述するセンサ室S内に部分的に含まれるように、ケース本体10内に横向きの状態(背面部11a及び正面部12aに対して平行する状態)で配置されている。
COセンサ60は、例えば電気化学式COセンサである。COセンサ60は、雰囲気中に含まれる一酸化炭素の濃度を検出し、その濃度に応じた検出信号をマイクロコンピュータに出力する。
COセンサ60は、円筒形状のセンサ本体60aと、センサ本体60aの一方の端部に配置されて被検出ガスを検知するための検知部60bとで構成されている。COセンサ60は、検知部60bを含むセンサ本体60aの端部が、センサ室S内に部分的に含まれるように、ケース本体10内に横向きの状態(背面部11a及び正面部12aに対して平行する状態)で配置されている。
以下、本実施形態に係るケース本体10の構成について説明する。
ケース本体10の正面側をなす上ケース12において、正面部12aの外面(正面)には、スピーカ出力部13、操作部14、表示パネルに対応した表示窓15、LED35に対応した表示部16が設けられている。
スピーカ出力部13は、例えば複数のスリットで構成されており、基板30に配置されたスピーカと対応する位置に形成されている。
操作部14は、利用者の押圧動作を通じてスイッチ36の操作を行うものである。具体的には、操作部14は、上ケース12における所要の部位が弾性変形に可能に構成されるとともに、「警報停止」といった文字表記が形成されて構成されている。操作部14は、基板30に配置されたスイッチ36と対応する位置に形成されている。
表示窓15は、上ケース12の一部を矩形状に切り抜いた開口で構成されており、基板30に配置された表示パネルと対応する位置に形成されている。表示窓15には、表示パネルを保護するための平板状のレンズ40が配設されており、レンズ40を介して表示パネルが外部に臨む構成となっている。
表示部16は、上ケース12の一部を縦長矩形状に切り抜いた開口で構成されており、基板30に配置された複数のLED35と対応する位置に形成されている。表示部16をなす開口には、当該開口を閉塞する透明又は半透明な板状のプレートが配設されている。
また、ケース本体10には、当該ケース本体10の内外を貫通する開口部であるスリット17が形成されている。スリット17は、下ケース11の周壁部11b、上ケース12の周壁部12bから正面部12aに跨がる位置にそれぞれ形成されており、周壁部11b,12bの長手方向に沿って複数形成されている。この場合において、下ケース11の方が上ケース12よりもスリット17の形成数が多く設定され、下ケース11のスリット形成範囲は上ケース12のそれよりも広範囲に及んで設定されている。これらのスリット17は、警報器1の周囲の雰囲気が、警報器1の内部(センサ室S)に流入するための開口部として機能する。複数のスリット17は、センサ室Sと対応する位置に形成されている。
つぎに、図5〜8を参照し、ケース本体10の内部構造について説明する。ここで、図5は、上ケース12の内面側の構造を示す図であり、図6は、下ケース11の内面側の構造を示す図である。また、図7は、図1に示す警報器1のAA断面図であり、図8は、図1に示す警報器1のBB断面図である。
ケース本体10の内部には、その内部空間を区画してセンサ室Sを構成する隔壁20が設けられている。本実施形態では、隔壁20は、センサ室Sがガスセンサ50及びCOセンサ60に対して共通の空間をなすように、これらのセンサ50,60を取り囲んで配置されている。
具体的には、ガスセンサ50及びCOセンサ60は、ケース本体10内に横置き状に配置され、互いの検知部50b,60bが近接するように集約して配置されている。隔壁20は、検知部50b,60bを含むセンサ本体50a,60aの端部側を部分的に取り囲むように配置されている。
隔壁20は、下ケース11の背面部11a及び上ケース12の正面部12aにそれぞれ立設された板状の立壁21,22で構成されている。下ケース11と上ケース12とを嵌め合わせることで、立壁21,22がケース本体10の内部空間をその厚み方向(縦方向)に分断し、これにより、センサ室Sを画定する隔壁20が構成される。
各立壁21,22において、ガスセンサ50及びCOセンサ60と対応する箇所では、センサ本体50a,60aの外形形状に対応した溝部21a,22aが設定されている。このため、ガスセンサ50及びCOセンサ60と対応する箇所では、各立壁21,22によりセンサ本体50a,60aが上下から挟み込まれ、その隙間がシールされている。
また、この構成によれば、ガスセンサ50及びCOセンサ60は、下ケース11側の立壁21に形成された溝部21aにより保持された状態となる。これにより、ガスセンサ50及びCOセンサ60を搭載する際の位置決めを行うことができる。
なお、下ケース11の背面部11aに立設された立壁21に対応して、基板30には開口溝30aが形成されている。立壁21は、この開口溝30aを介して基板30の正面側へと突出し、COセンサ60のセンサ本体50aと当接する。このように、立壁21は、COセンサ60をその背面側から保持する。
また、センサ室S内には、規制壁25が設けられている。規制壁25は、ケース本体10のスリット17近傍に配置されている。この規制壁25は、下ケース11の背面部11aに立設された立壁26で構成されており、立壁26は、例えば隔壁20をなす立壁21とともに下ケース11に一体形成されている。
規制壁25は、ケース本体10のスリット17から進入する静電気が、COセンサ60、配線パターン、電子部品等に作用することを抑制するものである。本実施形態では、下ケース11のスリット17の方が広範囲に設定され、COセンサ60、その近傍の配線パターンなどがスリット17の近傍に配置されている。そこで、本実施形態では、COセンサ60の近傍に位置する下ケース11のスリット17と、当該COセンサ60及びその周辺の部品との間を隔てるように、規制壁25が設定されている。
このような構成の警報器1では、所定の操作、例えば操作部14を長々押し(例えば6秒)することで、点検モードが起動する。点検モードを起動させた状態において、ケース本体10のスリット17(点検口)に対して、検査ガスを注入する。検査ガスは、スポイトなどのガス採取器により、例えば燃焼排ガス中から採取される水素と一酸化炭素の混合ガスである。スリット17から注入された検査ガスによりセンサ室Sが満たされ、ガス濃度が規定値よりも高くなると、マイクロコンピュータによりガス警報及びCO警報が行われる。これにより、警報器が正常に動作するかどうかを点検することができる。
このように本実施形態の警報器1において、ケース本体10は、ケース本体10の内部空間を区画してセンサ室Sを構成する隔壁20と、ケース本体10の周囲の雰囲気がセンサ室S内に流入するためのスリット(開口部)17を備えている。そして、隔壁20は、センサ室Sがガスセンサ50及びCOセンサ60に対して共通の空間をなすように、これらのセンサ50,60を取り囲んで配置されている。
この構成によれば、ガスセンサ50及びCOセンサ60がセンサ室Sを共通にしている。そのため、点検作業時には、このセンサ室Sに対して検査ガスを注入すれば足りるので、複数のセンサ室を備える場合のように個別のセンサ室に対してガスの注入作業を行う必要がない。これにより、点検作業を簡素化することができる。また、ケース本体10には、このセンサ室Sに対応したスリット17を設ければよく、複数のセンサ室を備える場合のように個別のセンサ室毎にスリットを設ける必要がない。このため、ケース本体10に形成されるスリットの数を減少させることでき、また、スリット17に検査ガスを識別するための表示を設ける必要もない。これにより、警報器1の意匠性の向上を図ることができる。
また、この構成によれば、センサ室Sを共通化することで、複数のセンサ室を設ける場合と比べて、ケース本体10内におけるセンサ室Sの容積を減少させることができ、かつ、各センサ室を構成するための隔壁の形成数を抑制することできる。これにより、従来ではセンサ室や隔壁として利用されていたケース本体内のスペースを減少させることができるので、警報器1の小型化及び薄型化を図ることができる。
また、センサ室S内には基板30,31等を配置することができないため、従来のように複数のセンサ室を備える場合には、基板の配置スペースが制限されていた。特に、電池式警報器の場合には、電池の収容スペースも加わるため、基板の配置スペースは非常に制限されていた。しかしながら、センサ室Sを共用化することで、従来センサ室として利用されていたスペースを基板30,31の配置スペースとして活用することができる。これにより、基板30,31の配置スペースを大きく確保できる。その結果、基板30,31に対する電子部品の実装面積が増え、例えばLED35や表示パネルの実装位置についての自由度が向上する。これにより、警報器1の美感の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、隔壁20は、検知部50b,60bを含むセンサ本体50a,60aの端部側を部分的に取り囲んで配置されている。
この構成によれば、隔壁20でセンサ50,60の全体を覆う必要がないので、センサ室Sの小型化を実現することができる。警報器1において、ガス検出の応答性を確保するためには、センサ室S内でのガスの入れ替わりが速やかになされる必要がある。そのため、センサの前部を囲むようにセンサ室を構成した場合には、センサ室が大型化する分、スリットをたくさん設け、ガスの入れ替わりがスムーズになされるように工夫する必要がある。しかしながら、本実施形態によれば、センサ室Sの小型化が可能であるため、スリット17の形成数を抑制することができる。これにより、警報器1の美感の向上を図りつつも、必要な応答性を十分に確保することができる。
また、本実施形態において、ガスセンサ50及びCOセンサ60は、検知部50b、60bが互いに近接するように、ケース本体10内に横置き配置されている。
この構成によれば、ガスセンサ50及びCOセンサ60は、互いの検知部50b,60bが近接するように、センサ同士を集約して配置することできる。これにより、限定された範囲を覆うようにセンサ室Sを構成すればいいので、当該センサ室Sの小型化、ひいては、警報器1の小型化を実現することができる。また、ガスセンサ50及びCOセンサ60を横置きすることで、警報器1の薄型化を実現することができる。
また、本実施形態において、ケース本体10は、ケース本体10のスリット17とセンサ室S内に存在する部品(COセンサ60や基板30の配線パターンといった金属部品)との間に両者を隔てるように配置された規制壁25をさらに有している。
この構成によれば、スリット17から進入し、COセンサ60や基板30の配線パターンへ作用する静電気を抑制することができる。一般に、静電気対策として、スリット17から一定の距離を隔てて部品を配置することが考えられるが、このような対策方法ではセンサ室Sの大型化を招来してしまう。その点、本実施形態では、規制壁25を設けて静電気を遮蔽することで、センサ室Sの小型化を図りつつも、有効な静電気対策を施すことができる。
また、本実施形態において、隔壁20は、上下のケース11,12に形成された立壁21,22で、ガスセンサ50及びCOセンサ60を挟み込んで構成されている。
この構成によれば、センサ本体50a,60aを跨ぐようにすることで、センサ本体50a,60aの端部を部分的に囲む格好で隔壁20を配置することができる。これにより、より効果的にセンサ室Sの小型化を実現することができる。
以上、本実施形態にかかる警報器について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、ガスセンサやCOセンサを備える警報器を示したが、被検出ガスはこれに限定されず、警報器は、それぞれが雰囲気中の所定のガスを検出する複数のセンサを備えていればよい。
1 警報器
10 ケース本体
11 下ケース
11a 背面部
11b 周壁部
12 上ケース
12a 正面部
12b 周壁部
17 スリット(開口部)
20 隔壁
21 立壁
21a 溝部
22 立壁
22a 溝部
25 規制壁
26 立壁
30 基板
30a 開口溝
31 基板
50 ガスセンサ
50a センサ本体
50b 検知部
60 COセンサ
60a センサ本体
60b 検知部
S センサ室

Claims (4)

  1. それぞれが雰囲気中の所定のガスを検出する複数のセンサと、
    前記複数のセンサを内部に収容する筐体をなすケース本体と、を有し、
    前記センサのそれぞれは、
    円筒形状のセンサ本体と、
    前記センサ本体の一方の端部に配置され、前記所定のガスを検知するための検知部と、を有し、
    前記ケース本体は、
    前記ケース本体の内部空間を区画してセンサ室を構成する隔壁と、
    前記ケース本体の周囲の雰囲気が前記センサ室内に流入するための開口部と、を備え、
    前記隔壁は、前記センサ室が前記複数のセンサに対して共通の空間をなすように前記複数のセンサの前記検知部を含む前記センサ本体の端部側部分的に取り囲んで配置されていることを特徴とする警報器。
  2. 前記複数のセンサは、前記検知部が互いに近接するように、前記ケース本体内に横置き状にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項に記載された警報器。
  3. 前記ケース本体は、前記開口部と前記センサ室内に存在する部品との間に両者を隔てるように配置された規制壁をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された警報器。
  4. 前記ケース本体は、上下に分離可能な一対のケースで構成され、
    前記隔壁は、前記一対のケースのうち一方のケース又は双方のケースに立設された立壁により前記複数のセンサを挟み込んで構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載された警報器。
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