JP7441026B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

この発明は、警報器に関する。
従来、筐体内にガスセンサを備えた警報器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ベースとカバーとから構成された本体内に、ガスセンサを備える警報器が開示されている。本体の下端コーナ部には、仕切壁によって区画されたセンサ室が形成されており、ガスセンサは、センサ室内に設置されている。そして、センサ室の形成位置における本体の前面、側面および下面のそれぞれに、ガスが通過可能なスリットが形成されている。
特許第3419545号公報
上記特許文献1に記載のように、警報器には、外部空気を筐体の内部のガスセンサへ導くためのガス流入口(スリット)が形成される。ガスの流通を促進するため、ガス流入口は、筐体の正面や側面、上面、下面など複数箇所(上記特許文献1では、筐体の正面、側面および下面)に形成されることが多い。
しかしながら、近年、警報器のガス検知の応答性向上のニーズや警報器のデザイン性の向上へのニーズが高まっており、従来のように筐体の正面や側面、上面、下面などへのガス流入孔の形成では、上記ニーズに十分対応できない可能性がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ガス検知応答性や、警報器のデザインの自由度を確保することが可能な警報器を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における警報器は、ガスセンサと、ガスセンサが内部に設置された筐体とを備え、筐体は、側面に外気を導入するガス流入口を有し、背面に、筐体の内部のガスセンサと近接する領域へ凹む凹部を有し、凹部は、側面のガス流入口と、筐体の内部のガスセンサとにそれぞれ連通しており、ガス流入口は、筐体の正面には形成されずに側面に形成されている
この発明の一の局面における警報器では、上記のように、筐体の背面の凹部を介して、筐体の側面のガス流入口と、筐体の内部のガスセンサとを連通させることができる。これにより、筐体の正面や上下面などにガス流入口を設けなくても、筐体の側面でガスセンサの設置領域以外の箇所に、ガス流入口を凹部と連通するように設けるだけで、凹部を経由したガスセンサへの外部空気の流通経路を構成できる。なお、警報器は、使用時に壁や天井などの設置面に取り付けられ、筐体の背面が設置面に覆われる設置姿勢となることが多い。この場合でも、背面の凹部は、設置面に覆われることによって、ガス流入口とガスセンサとを結ぶ流通路として機能し得る。また、凹部は設置面に覆われ外部から視認されないため警報器のデザイン性に影響することがない。これらの結果、筐体の正面や上面などにガス流入口を設けないか、筐体の正面や上面などにガス流入口を設けるとしてもデザインの妨げとならない形態でガス流入口を形成可能とし、かつ、ガス検知に必要な外部空気の流通経路を構築できる。これにより、ガス検知応答性や、警報器のデザインの自由度を確保することができる。
上記一の局面における警報器において、好ましくは、ガスセンサは、筐体の内部に形成されたセンサ室に設置され、凹部は、凹部の内面に形成された通気口を介してセンサ室に連通している。このように構成すれば、凹部の内面(凹部とセンサ室とを仕切る壁)に形成した通気口により、センサ室と凹部との間で空気を流通させることができる。また、凹部の内面により凹部とセンサ室とを区画できるので、外部空気に検知対象ガスが含まれている場合に、検知対象ガスがセンサ室から凹部側へ拡散することを抑制できる。その結果、センサ室内の検知対象ガス濃度を速やかに上昇させることができるので、ガス検知の応答性を向上させることができる。さらに、ユーザが凹部内に手指などを侵入させた場合にも、凹部の内面により、センサ室内への手指の侵入を抑制しガスセンサを保護できる。
この場合、好ましくは、凹部は、側面に沿って、センサ室の両側に設けられている。このように構成すれば、センサ室の両側に、筐体の外部とセンサ室とを連通させるガスの流通経路を形成できる。この場合、ガスの流通経路が増大することに加えて、一方側の凹部を外部空気の入口とし、他方側の凹部をセンサ室内からの内部空気の出口として機能させることができる。この結果、センサ室内の空気を効率よく外部空気に置換できるので、ガス検知の応答性を高めることができる。
上記ガスセンサがセンサ室に設置される構成において、好ましくは、ガス流入口は、センサ室に直接連通する第1流入口と、凹部に連通する第2流入口と、を含む。このように構成すれば、筐体の側面において、第2流入口から凹部を介してセンサ室に連通する流通経路だけでなく、第1流入口から直接センサ室に連通する流通経路が形成できる。また、これらの第1流入口および第2流入口を、筐体の側面に集約できる。その結果、デザインの自由度を低下させることなく、ガスセンサへの外部空気の流通を効果的に促進できる。
上記一の局面における警報器では、ガス流入口は、筐体の正面には形成されずに側面に形成されている。これにより、ガス流入口が筐体の正面に形成されないので、外観上最も重要視される筐体の正面に対するデザインに関して、ガス流入口の形成位置によって制約を受けることがなくなる。そのため、より一層自由な外観デザインが可能となる。
上記一の局面における警報器において、好ましくは、ガス流入口は、警報器の設置姿勢における筐体の上面および下面には形成されずに側面に形成されている。ここで、筐体の上面や下面にガス流入口を形成する場合、正面以外でガス流入口の開口面積を大きくできる一方、上方から落下する埃や、下方から上昇する水蒸気や油煙が筐体内に侵入しやすくなる。埃等の筐体内への侵入は、ガス検知の応答性を低下させる可能性がある。そこで、上記のように構成すれば、ガス流入口が筐体の上面および下面には形成されないので、警報器の使用時の設置姿勢において、埃、水蒸気や油煙がガス流入口を介して筐体内に侵入することを抑制できる。このように、埃、水蒸気や油煙の侵入を抑制しつつ、側面から凹部を通る外部空気の流通経路によってガス検知応答性を確保できる。
本発明によれば、上記のように、ガス検知応答性や、警報器のデザインの自由度を確保することができる。
一実施形態による警報器の構成を示した斜視図である。 警報器の構成を示したブロック図である。 警報器を背面側から見た斜視図である。 警報器の内部構造を説明する内部正面図である。 センサ室および凹部を示した警報器の縦断面図である。 センサ室および凹部を説明するための部分拡大断面図である。 警報器の側面図である。 筐体内部の空気の流れを示した模式図である。 変形例による警報器を示した斜視図である。 図9の警報器のセンサ室および凹部を説明するための部分拡大断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~図7を参照して、一実施形態による警報器100の構成について説明する。
(警報器の全体構成)
図1および図2に示すように、警報器100は、ガスセンサ20と、ガスセンサ20が内部に設置された筐体10とを備える。本実施形態では、警報器100は、壁掛け型の警報器として構成されている。筐体10は、上下方向に延びる設置面MS(図5参照)に取り付けられる。上下方向に延びる設置面MSは、屋内の壁面、仕切板や、梁および柱などの構造材などの表面により構成される。
図1に示すように、筐体10は、中空の箱状部材である。筐体10は、たとえば樹脂材料により形成されている。筐体10は、警報器100の外表面を構成する。筐体10は、正面11、背面12、一対(左右)の側面13a、13b、上面14および下面15を有する。なお、本明細書において、筐体10の「背面」は、警報器100の使用時の設置姿勢において、警報器100の設置面MSと対向する面である。筐体10の「正面」は、警報器100の使用時の設置姿勢において、設置空間側に露出する面であり、筐体10の背面とは反対側の面である。筐体10の「側面」は、正面と背面とを結ぶ方向と交差する方向(側方)側の面である。筐体10の「上面」および「下面」は、警報器100の使用時の設置姿勢における上側の面および下側の面である。
以下、上下方向をZ方向とする。一対の側面13a、13bが向かい合う左右方向をX方向とする。正面11および背面12が向かい合う前後方向をY方向とする。
図2に示すように、警報器100は、ガスセンサ20と、報知部30と、制御部40と、記憶部41と、電源部42と、操作部43とを備える。筐体10は、内部に、ガスセンサ20、報知部30、制御部40、記憶部41、電源部42および操作部43を収容している。また、筐体10は、内部に、電子回路が形成された基板44(図4参照)を収容している。
警報器100には、複数のガスセンサ20が設けられている。具体的には、ガスセンサ20は、一酸化炭素ガスを検知対象ガスとするCOガスセンサ21と、都市ガス(メタンガス)を検知対象ガスとするメタンガスセンサ22とを含む。なお、COガスセンサ21およびメタンガスセンサ22は、特許請求の範囲の「ガスセンサ」の一例である。
警報器100は、ガスセンサ20により検知対象ガスを検知した場合に、報知部30により、検知対象ガスの検知を報知する。報知部30は、検知対象ガスの報知(警報)の他、たとえば警報器100の状態を示す報知、自己点検機能を実行した場合の点検結果の報知、などの各種の報知が可能である。報知部30は、ランプ31およびスピーカ32を含む。
ランプ31は、たとえば、発光ダイオード(LED)を含む。ランプ31は、正面11の表示領域11aから発光するように構成されている。表示領域11aは、筐体10の肉厚を小さくする、透光性の窓部材を設ける、などにより、筐体10内のランプ31の光を視認可能にされた領域である。図1では、ランプ31(表示領域11a)は、複数(3つ)設けられており、たとえば、赤色、黄色、緑色などの異なる色の光を発する。報知内容に応じて3つのランプ31が個別に点灯される。
スピーカ32は、合成音声、ブザー音などの報知音を発するように構成されている。スピーカ32は、筐体10の内部から、正面11に形成された音孔11b(図1参照)を介して警報器100の外部に報知音を出力する。音孔11bは、正面11以外の面、たとえば側面13aまたは13bに形成されていてもよい。
制御部40は、ガスセンサ20の出力信号に基づいて、報知部30の報知動作を制御するように構成されている。制御部40は、ガスセンサ20の出力信号が所定の報知条件を満たした場合に、所定の報知動作を実行する。報知条件は、閾値を超える出力信号レベルの継続時間などである。報知動作は、ランプ31の点灯または点滅による報知、スピーカ32からのメッセージまたは警報音の出力、などである。報知条件および報知動作の内容は、記憶部41に予め記憶されている。制御部40は、操作部43を介してユーザの入力操作を受け付けると、音声出力の停止、点検動作の実行などの各種動作を実行する。制御部40は、たとえばCPU(中央演算処理装置)を含み、記憶部41は、たとえば不揮発性および揮発性のメモリを含む。
電源部42は、筐体10の内部に設けられ、警報器100の各部への電力供給を行う。本実施形態では、電源部42は、電池である。すなわち、警報器100は、外部電源を必要としない電池式の警報器である。電源部42は、商用電源と接続される電力変換回路であってもよい。操作部43は、筐体10の正面11に設けられ、入力操作を受け付けるように構成されている。図1では、操作部43は、押圧入力が可能な押しボタンである。
(警報器の構造)
図1に例示する筐体10は、正面11を含む第1筐体10aと、背面12を含む第2筐体10bとを有する。筐体10は、第1筐体10aおよび第2筐体10bにより前後で2分割された構造を有する。第1筐体10aおよび第2筐体10bは、それぞれ、凹状形状を有し、開口側の合わせ面同士が連結されている。これにより、筐体10は、内部に警報器100の各部を収容するための空間を有している。側面13a、13b、上面14および下面15の各々について、正面11側の部分は第1筐体10aにより構成され、背面12側の部分は第2筐体10bにより構成されている。
正面11には、上記の通り、操作部43、ランプ31の表示領域11a、スピーカ32の音孔11bが設けられている。
本実施形態では、筐体10は、側面13aに、外気を導入するガス流入口50を有する。また、図3に示すように、筐体10は、背面12に、筐体10の内部のガスセンサ20と近接する領域へ凹む凹部60を有している。凹部60は、内底面および内周面を含む内面61によって区画され、背面12側が外部に開放された空間である。
図4および図5に示すように、筐体10の内部には、ガスセンサ20以外の各部が配置される回路設置空間16と、ガスセンサ20の設置空間であるセンサ室17と、が形成されている。回路設置空間16には、ランプ31、制御部40および記憶部41が実装された基板44、スピーカ32、操作部43、および電源部42が配置されている。基板44は、回路パターンが形成された回路基板である。スピーカ32、操作部43および電源部42は、それぞれ図示しない配線部材を介して基板44に接続されている。なお、図5から分かるように、基板44は、Y方向においてセンサ室17に重なるように設けられている。図4では、便宜的に、基板44の外形を破線で示してハッチングを付すとともに、基板44の奥側にあるセンサ室17を透過させて図示している。
ガスセンサ20は、筐体10の内部に形成されたセンサ室17に設置されている。センサ室17には、COガスセンサ21およびメタンガスセンサ22の2つのガスセンサ20が配置されている。COガスセンサ21およびメタンガスセンサ22は、センサ室17内で、側面13aに沿ったZ方向に並んで配置されている。
センサ室17は、筐体10の内部で、側面13aに近接する位置に設けられている。センサ室17は、Z方向において、上面14および下面15から離れた位置に配置されている。センサ室17は、筐体10のうち、X方向の端部で、Z方向の中央部に配置されている。
そして、図5に示すように、センサ室17に対してZ方向に隣接する位置において、凹部60が、背面12から正面11側に向けて突出する(筐体10の外側から見て凹む、図3参照)ように形成されている。本実施形態では、凹部60は、センサ室17の両側に設けられている。つまり、本実施形態では、筐体10が、センサ室17に対して一方側(上面14側)に位置する第1の凹部60aと、センサ室17に対して他方側(下面15側)に位置する第2の凹部60bと、の2つの凹部を含んでいる。
図6に示すように、センサ室17および凹部60は、筐体10の側面13aに沿って並ぶように設けられている。つまり、センサ室17および凹部60は、同一の側面13aに近接している。上面14側の凹部60aは、筐体10の上面14から離れた位置に形成されている。下面15側の凹部60は、筐体10の下面15(図5参照)から離れた位置に形成されている。
凹部60は、側面13aのガス流入口50と、筐体10の内部のガスセンサ20とにそれぞれ連通している。側面13aに形成されたガス流入口50が、側面13aを貫通して、凹部60につながっている。そのため、筐体10の外部と凹部60の内部との間で、ガス流入口50を介して、空気が流通可能である。
凹部60は、凹部60の内面61に形成された通気口71を介してセンサ室17に連通している。具体的には、凹部60とセンサ室17との間には、凹部60とセンサ室17とをガスを流通可能に仕切る仕切部70が形成されている。凹部60とセンサ室17とは、仕切部70を介して隣接している。仕切部70は、凹部60とセンサ室17との間を区画する壁状に形成されている。仕切部70の表面が凹部60の内面61を構成している。この仕切部70が、センサ室17と凹部60とを連通させる通気口71を有している。
これにより、ガスセンサ20が設置されたセンサ室17は、通気口71、凹部60およびガス流入口50を介して筐体10の外部と連通している。このように、警報器100では、筐体10の外部空気が、ガス流入口50から凹部60に流入、流出し、仕切部70の通気口71を介して、凹部60からセンサ室17に流入、流出可能となっている。
〈ガス流入口〉
本実施形態では、ガス流入口50は、センサ室17に直接連通する第1流入口51と、凹部60に連通する第2流入口52と、を含む。第1流入口51および第2流入口52は、同一の側面13aに形成されている。図1および図3に示したように、ガス流入口50は、筐体10の正面11には形成されずに側面13aに形成されている。また、ガス流入口50は、警報器100の設置姿勢における筐体10の上面14および下面15には形成されずに側面13aに形成されている。つまり、ガス流入口50は、筐体10の正面11、上面14、下面15および他の側面13bには形成されていない。
図7に示すように、側面13aには、複数のガス流入口50がZ方向およびY方向に並ぶように形成されている。ガス流入口50は、側面13aに開口し、筐体10を貫通する貫通孔である。図7において、ガス流入口50と連通する凹部60a、60bおよびセンサ室17の形成範囲を、破線で示している。
側面13aに形成された複数のガス流入口50のうち、第1流入口51は、筐体10を貫通してセンサ室17につながっている。側面13aに形成された複数のガス流入口50のうち、第2流入口52は、筐体10を貫通して凹部60につながっている。センサ室17には複数の第1流入口51が接続している。凹部60には、複数の第2流入口52が接続している。
側面13aの長手方向(Z方向)におけるガス流入口50の形成範囲L1は、側面13aにおけるセンサ室17の形成範囲L2よりも大きい。複数の第1流入口51は、Z方向におけるセンサ室17の形成範囲の略全体に及ぶように形成されている。複数の第2流入口52は、Z方向における凹部60の形成範囲の略全体に形成されている。複数の第2流入口52は、Y方向における凹部60の形成範囲の略全体に形成されている。
〈凹部の詳細構造〉
図5および図6に示すように、凹部60(凹部60a、60b)は、側面13aを構成する側面隔壁81(図6、図3参照)と、背面12を構成する背面隔壁82(図5参照)と、仕切部70と、によって区画されている。凹部60は、Y方向において、筐体10の内部の中央付近まで窪んでいる。上面14側の凹部60aは、Y方向において、スピーカ32と重なるように配置されている。下面15の凹部60bは、Y方向において、基板44と並ぶように配置されている。背面12において、各凹部60は、概略で直方体状の空間として形成されている。
図5に示したように、凹部60は、背面12側が設置面MSに覆われることにより、側面13aのガス流入口50(図6参照)とガスセンサ20とを接続する管状の流通路を構成する。
〈仕切部の詳細構造〉
仕切部70は、筐体10に一体形成されている。仕切部70は、背面隔壁82の一部として形成されている。また、仕切部70は、凹部60におけるセンサ室17側の1つの内側面を構成する。仕切部70は、センサ室17の内側面を構成する一方表面70aと、凹部60の内面61を構成する他方表面70bとを有する。
通気口71は、仕切部70に形成された貫通溝(スリット)である。通気口71は、仕切部70の一方表面70aから他方表面70bまで貫通する。図5に示すように、通気口71は、仕切部70において、凹部60の底部から開口部(背面12)までY方向に延びている。図6に示すように、通気口71は、仕切部70において、側面13aと直交するX方向に並んで複数設けられている。これらにより、仕切部70は、通気口71が仕切部70の略全体に形成された縦格子状の構造(図3参照)を有する。
図6に示すように、仕切部70のセンサ室17側に接する一方表面70aの幅W1と、仕切部70の凹部60に接する他方表面70bの幅W2とが、略等しい。言い換えると、筐体10の側面13aと直交するX方向において、センサ室17の凹部60側の内壁面の幅W1と、凹部60のセンサ室17側の内面の幅W2とが略等しい。このため、センサ室17を区画する側壁面の全幅が、凹部60と隣接して連通可能な領域になるため、センサ室17と凹部60との間の通気口71の開口面積を容易に大きくできる。
〈センサ室の詳細構造〉
センサ室17は、筐体10の外面と、仕切部70を含む隔壁と、基板44とによって、筐体10の内部空間から区画されている。
具体的には、図6に示すように、センサ室17は、筐体10の側面隔壁81と、仕切部70と、センサ室隔壁83と、背面隔壁82(図5参照)とによって周囲が区画されている。センサ室隔壁83は、筐体10の内部に設けられ、X方向において回路設置空間16とセンサ室17とを区画する。
また、図5に示すように、センサ室17は、正面11側が開放されており、この開口部分を塞ぐように、基板44が設置されている。基板44は、背面12側の一方面44aが、センサ室17の開放された端面84と当接するように設けられている。基板44は、筐体10の内部で、Y方向において回路設置空間16とセンサ室17とを区画している。これにより、センサ室17から外部空気や虫などが回路設置空間16に侵入することが抑制できる。
基板44の一方面44aのうち、センサ室17内に露出する領域A1は、回路パターンが設けられない非回路形成領域となっている。基板44の一方面44aのうちで、センサ室17内に露出していない領域A2には、回路パターンが形成されうる回路形成領域となっている。基板44のうち、正面11側の他方面44bは、回路設置空間16内に露出する面であり、回路パターンが設けられている。
2つのガスセンサ20は、基板44の一方面44aに搭載されている。各ガスセンサ20は、センサ本体部23から電極24が延びたリード部品である。
各ガスセンサ20は、電極24が基板44の一方面44a側から他方面44b側へ貫通するように設けられ、基板44の他方面44bにおいて、他方面44bに形成された回路パターンを介して制御部40に接続されている。このため、検知対象ガスと接触するセンサ室17内には、検知対象ガスを検出するセンサ本体部23が配置され、ガスセンサ20に付随する回路部分は回路設置空間16側に配置されている。
なお、各ガスセンサ20は、センサ本体部23の先端部から外部のガスをセンサ本体部23の内部の検出素子に導入して、検出素子に接触した検知対象ガスを検出する。各ガスセンサ20は、接触した検知対象ガスの量(濃度)に応じた検出信号を電極24を介して出力する。
センサ室17は、ガスセンサ20を収容しつつ、内部容積をなるべく小さくするように設けられている。具体的には、センサ室17を構成する仕切部70が、ガスセンサ20の外形形状に沿うように屈曲している。2つのガスセンサ20を比較すると、メタンガスセンサ22に比べてCOガスセンサ21の高さ(Y方向寸法)が小さい。そのため、凹部60a側の仕切部70が、COガスセンサ21の設置位置において正面11側に屈曲し、センサ室17の内部高さを減少させるように形成されている。
なお、図5の例では、凹部60a側の仕切部70において、通気口71は、仕切部70を越えて、センサ室17を区画する背面隔壁82にも形成され、COガスセンサ21とY方向に向かい合う位置まで延びている。つまり、図3に示すように、通気口71は、凹部60aの内面61に形成された第1部分71aと、凹部60の外部である背面12に形成された第2部分71bとを含む。これにより、凹部60とセンサ室17との間で外部空気を流通させるための開口面積を極力大きくして、センサ室17内のガスの置換をより速やかに行える。
このような構成により、警報器100では、筐体10の内部に設けられたセンサ室17に対して、側面13aのみに設けられた複数のガス流入口50から、筐体10の外部空気を流通させることができる。
なお、筐体10の内部において、センサ室17は、ガス流入口50を介して筐体10の外部に連通した連通空間となっている。筐体10の内部において、回路設置空間16は、連通空間から隔離されている。回路設置空間16は、音孔11bを除いて、筐体10の外部から実質的に閉じた空間として形成されている。
(警報器の作用)
次に、図5、図8を参照して、本実施形態の警報器100の作用を説明する。
図5に示したように、警報器100の使用時には、筐体10の背面12が設置面MSに当接するか、設置面MSに近接した設置姿勢で警報器100が取り付けられる。この場合でも、背面12側が設置面MSに塞がれた凹部60が、第2流入口52とセンサ室17とを接続する流通路として機能する。
図8に示すように、筐体10の外部空気EGは、側面13aに形成されたガス流入口50を介して、筐体10の内部に流入する。すなわち、外部空気EGは、ガス流入口50のうちの第2流入口52を介して、凹部60に流入可能である。凹部60に流入した外部空気EGは、仕切部70の通気口71を介して、センサ室17に内に流入する。また、外部空気EGは、ガス流入口50のうちの第1流入口51を介して、センサ室17内に直接流入可能である。
このように、センサ室17では、凹部60a側の仕切部70、凹部60b側の仕切部70、および側面13aの3つの面において、ガスが流通可能となる。このため、ガスが流通可能な面のいずれかが、外部空気EGの流入経路となり、ガスが流通可能な面の他のいずれかが、センサ室17内の内部空気IGの流出経路となる。たとえば凹部60aおよび60bの一方からセンサ室17に外部空気EGが流入し、これに伴ってセンサ室17内の内部空気IGが凹部60aおよび60bの他方へ流出する。さらに第1流入口51からもセンサ室17に外部空気EGが流入する。この結果、センサ室17の内部空気IGが、外部空気EGによって速やかに置換される。
センサ室17内に流入した外部空気EG中に、検知対象ガスTGが存在する場合、検知対象ガスTGはセンサ室17内の濃度を均一化するようにセンサ室17内で拡散する。このとき、凹部60とセンサ室17との間が仕切部70によって区画されているため、仕切部70によって凹部60側への検知対象ガスTGの拡散が抑制される。また、センサ室17の容積が小さいため、センサ室17内における検知対象ガスTGの濃度は、拡散により速やかに上昇する。これらの結果、検知対象ガスTGがセンサ室17内に流入した場合、センサ室17内の検知対象ガスTGの濃度は速やかに筐体10の外部と同等のレベルになり、ガスセンサ20によって検出される。
なお、警報器100が吊り下げられる場合や、警報器100が幅の狭い柱などに取り付けられる場合などで、凹部60が設置面MSによって覆われない場合には、凹部60の背面12側からも外部空気EGが流通可能となる。
[実施形態の効果]
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、筐体10の背面12の凹部60を介して、筐体10の側面13aのガス流入口50と、筐体10の内部のガスセンサ20とを連通させることができる。これにより、筐体10の正面11や上下面などにガス流入口50を設けなくても、筐体10の側面13aでガスセンサ20の設置領域以外の箇所に、ガス流入口50を凹部60と連通するように設けるだけで、凹部60を経由したガスセンサ20への外部空気EGの流通経路を構成できる。また、警報器100は、使用時に筐体10の背面12が設置面MSに覆われる設置姿勢となる。この場合でも、凹部60は、設置面MSに覆われることによって、ガス流入口50とガスセンサ20とを結ぶ流通路として機能し得る。このとき、凹部60は、設置面MSに覆われ外部から視認されないため警報器100のデザイン性に影響することがない。これらの結果、筐体10の正面11にガス流入口50を設けることなく、必要な外部空気EGの流通経路を構築できる。これにより、ガス検知応答性や、警報器100のデザインの自由度を確保することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ガスセンサ20が、筐体10の内部に形成されたセンサ室17に設置され、凹部60が、凹部60の内面61に形成された通気口71を介してセンサ室17に連通している。これにより、凹部60の内面61に形成した通気口71により、センサ室17と凹部60との間で空気を流通させることができる。また、凹部60の内面61により凹部60とセンサ室17とを区画できるので、外部空気EGに検知対象ガスTGが含まれている場合に、検知対象ガスTGがセンサ室17から凹部60側へ拡散することを抑制できる。その結果、センサ室17内の検知対象ガス濃度を速やかに上昇させることができるので、ガス検知の応答性を向上させることができる。さらに、ユーザが凹部60内に手指などを侵入させた場合に、凹部60の内面61により、センサ室17内への手指の侵入を抑制しガスセンサ20を保護できる。
また、本実施形態では、上記のように、凹部60が、側面13aに沿って、センサ室17の両側に設けられている。これにより、センサ室17の両側に、筐体10の外部とセンサ室17とを連通させるガスの流通経路を形成できる。この場合、ガスの流通経路が増大することに加えて、一方側の凹部60を外部空気EGの入口とし、他方側の凹部60をセンサ室17内からの内部空気IGの出口として機能させることができる。この結果、センサ室17内の空気を効率よく外部空気EGに置換できるので、ガス検知の応答性を高めることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ガス流入口50が、センサ室17に直接連通する第1流入口51と、凹部60に連通する第2流入口52と、を含む。これにより、筐体10の側面13aにおいて、第2流入口52から凹部60を介してセンサ室17に連通する流通経路だけでなく、第1流入口51から直接センサ室17に連通する流通経路が形成できる。また、これらの第1流入口51および第2流入口52を、筐体10の側面13aに集約できる。その結果、デザインの自由度を低下させることなく、ガスセンサ20への外部空気EGの流通を効果的に促進できる。
また、本実施形態では、上記のように、ガス流入口50が、筐体10の正面11には形成されずに側面13aに形成されている。これにより、ガス流入口50が筐体10の正面11に形成されないので、外観上最も重要視される筐体10の正面11に対するデザインに関して、ガス流入口50の形成位置によって制約を受けることがなくなる。そのため、より一層自由な外観デザインが可能となる。
また、本実施形態では、上記のように、ガス流入口50は、警報器100の設置姿勢における筐体10の上面14および下面15には形成されずに側面13aに形成されている。ここで、筐体10の上面14や下面15にガス流入口を形成する場合、上方から落下する埃や、下方から上昇する水蒸気や油煙が筐体10内に侵入しやすくなる。上記構成によれば、ガス流入口50が筐体10の上面14および下面15には形成されないので、警報器100の使用時の設置姿勢において、埃、水蒸気や油煙がガス流入口50を介して筐体10内に侵入することを抑制できる。このように、埃、水蒸気や油煙の侵入を抑制しつつ、側面13aから凹部60を通る外部空気の流通経路によってガス検知応答性を確保できる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、壁面などの上下方向に延びる設置面MSに取り付けられる壁掛け型の警報器100の例を示したが、本発明はこれに限られない。
たとえば、図9に示す警報器200は、天井設置型の警報器として構成されている。図9の例では、警報器200の筐体110は、Z方向から見て、略円形状(略円盤形状)を有する。
筐体110は、正面111、背面112および側面113を有する。筐体110は、天井である設置面MSに取り付けられる。つまり、筐体110は、水平方向に延びる設置面MSに対して下向きに取り付けられる。警報器200の使用時の設置姿勢において、筐体110の上側表面が背面112であり、筐体110の下側表面が正面111である。側面113は、円形の外周面である。
筐体110は、側面113に、外気を導入するガス流入口50を有する。また、筐体110は、背面112に、筐体110の内部のガスセンサ20と近接する領域へ凹む凹部60(図10参照)を有している。図10に示すように、センサ室17および凹部60は、筐体110の側面113に沿って周方向に並んでいる。また、凹部60は、側面113に沿って、センサ室17の両側に設けられている。
ガス流入口50は、センサ室17に直接連通する第1流入口51と、凹部60に連通する第2流入口52と、を含む。ガス流入口50は、筐体110の正面111には形成されずに側面113に形成されている。また、ガス流入口50は、警報器200の設置姿勢における筐体110の上面(すなわち、背面112)および下面(すなわち、正面111)には形成されずに側面113に形成されている。
凹部60とセンサ室17との間には、仕切部70が形成されている。仕切部70が、壁状に形成され、センサ室17と凹部60とを連通させる通気口71を有している。これにより、凹部60は、側面113のガス流入口50と、筐体110の内部のガスセンサ20とにそれぞれ連通している。このように、本発明の警報器は、天井設置型の警報器200であってもよい。
また、上記実施形態では、ガスセンサ20として、COガスセンサ21およびメタンガスセンサ22を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。まず、ガスセンサの数は1つでも3つ以上でもよい。次に、ガスセンサの検知対象ガスは、一酸化炭素ガスおよびメタンガス以外であってよい。検知対象ガスは、たとえばプロパン・ブタンガス(LPガス)でもよいし、これら以外の他のガスでもよい。また、ガスセンサの構造およびガスの検出原理は、特に限定されず、どのような種類のガスセンサであってもよい。
また、上記実施形態では、貫通孔からなるガス流入口50を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。ガス流入口50は、貫通孔ではなく、切り欠きでもよい。ガス流入口50の形状は、特に限定されず、円形、多角形の孔、線状のスリット、などであってよい。
また、上記実施形態では、複数のガス流入口50を設けた例を示したが、ガス流入口の数は任意である。1つの大型のガス流入口を形成してもよい。
なお、仕切部70(凹部60の内面61)に形成した通気口71についてもガス流入口50と同様である。通気口71は、スリット形状の貫通溝とする代わりに、たとえば円形または多角形の貫通孔でもよい。通気口71の数は、1つでも複数でもよい。
また、上記実施形態(図1)では、矩形の箱状の筐体10を示し、図9では、円盤形状の筐体10を示したが、本発明はこれに限られない。筐体の外形形状は任意であり、矩形箱状、円盤形状以外の形状であってよい。
また、上記実施形態では、ガス流入口50がセンサ室17に直接連通する第1流入口51と、凹部60に連通する第2流入口52と、を含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、少なくとも凹部60に連通するガス流入口50(第2流入口52)が設けられていればよく、第1流入口51は設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、2つの凹部60を形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、凹部60の数は、1つ、または3つ以上でもよい。
また、上記実施形態では、センサ室17および凹部60を筐体10の側面13aに近接した位置で側面に沿って並ぶように配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、センサ室17および凹部60が側面13aに近接していなくてもよいし、側面13aに沿って並んでいなくてもよい。ただし、センサ室17および凹部60を筐体10の側面に近接した位置で側面に沿って並ぶことにより、ガス流入口50を介した外部空気の流通経路の長さを極力小さくできるので好ましい。
また、上記実施形態では、凹部60の内面61(仕切部70)に形成された通気口71を介してセンサ室17と凹部60とを連通させた例を示したが、本発明はこれに限られない。凹部60の内面61を構成する仕切部70を設けなくてもよい。つまり、凹部60のうち、ガスセンサ20が配置されている側に凹部60の内面を形成せずに、開放された開口部としてもよい。このように凹部60とガスセンサ20との間が区画されずに開放されている構成では、センサ室として区画された空間が設けられなくてもよい。つまり、ガスセンサ20を設置するセンサ室17が筐体10に設けられなくてもよい。
また、上記実施形態では、ガス流入口50が筐体10の正面11には形成されない例を示したが、ガス流入口50を正面11に形成してもよい。また、上記実施形態では、ガス流入口50が筐体10の上面14および下面15には形成されない例を示したが、ガス流入口50を上面14および下面15のいずれか一方または両方に形成してもよい。
10、110 筐体
11、111 正面
12、112 背面
13a、13b、113 側面
14 上面
15 下面
17 センサ室
20 ガスセンサ
21 COガスセンサ
22 メタンガスセンサ
50 ガス流入口
51 第1流入口
52 第2流入口
60、60a、60b 凹部
61 内面
71 通気口
100、200 警報器
MS 設置面

Claims (5)

  1. ガスセンサと、前記ガスセンサが内部に設置された筐体とを備え、
    前記筐体は、側面に外気を導入するガス流入口を有し、背面に、前記筐体の内部の前記ガスセンサと近接する領域へ凹む凹部を有し、
    前記凹部は、前記側面の前記ガス流入口と、前記筐体の内部の前記ガスセンサとにそれぞれ連通しており、
    前記ガス流入口は、前記筐体の正面には形成されずに前記側面に形成されている、警報器。
  2. 前記ガスセンサは、前記筐体の内部に形成されたセンサ室に設置され、
    前記凹部は、前記凹部の内面に形成された通気口を介して前記センサ室に連通している、請求項1に記載の警報器。
  3. 前記凹部は、前記側面に沿って、前記センサ室の両側に設けられている、請求項2に記載の警報器。
  4. 前記ガス流入口は、前記センサ室に直接連通する第1流入口と、前記凹部に連通する第2流入口と、を含む、請求項2または3に記載の警報器。
  5. 前記ガス流入口は、警報器の設置姿勢における前記筐体の上面および下面には形成されずに前記側面に形成されている、請求項1~のいずれか1項に記載の警報器。
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